サスペンス
1967 のレビュー-
不明のメメとりあえず先生には服を着てほしい~~!! 真夜中の学校にパン一の中年教師が現れたら、学生にとってはもうそれだけでこの世のなににも勝るホラーだと思う(笑) エンディングによって物語の結末がガラリと変わる、エンディング回収が楽しいゲームでした。 @ネタバレ開始 エンディングによって実は友人たちが全員亡くなっていたり、メメさんがナナさんに乗り移って皆に質問をしたりとゲーム紹介のとおり「分岐が止まらない」状態で進みました。 深夜にパン一で歩き回る先生に恐怖しかありませんでした(苦笑) 遺体の処理作業をしたり、プールで泳いでいたり……体育倉庫にメメさんの遺体を隠していた時にお会いしたのが一番初めなので、とんでもない変態が現れた!!と思いました。 立ち絵から完全に全裸だと思いました(笑) その後の選択肢でも、主人公たちが相思相愛関係だと五千円札握らせてくれてエールを送ってくれたりと変態や!!と思っていたら、別のエンドではパン一でアドバイスしてくれる人になっていたりと、深夜の学校を徘徊する先生のインパクトが強すぎました……(合掌) みんなの仲間だったメメさんがどうなるのか、どういう形で関わってくるのかなど、行方不明のメメさんのことが知りたくなって夜の学校を徘徊しまくりました。 ザザザとノイズ交じりにメメさんが見えたりする演出が、不気味さを煽って素敵でした。 @ネタバレ終了 多くの分岐がありますが、色々なエンドを見るのが楽しい作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!
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ごーすとあいどる!アイドルとしての自分が本物なのか、本名としての自分が本物なのか……精神を摩耗させてしまい不安定になった主人公は再起するのか、それとも引き返せないところまで壊れていくのか……可愛い絵からは想像できないヘビーな物語が待っていました。 @ネタバレ開始 選択肢で「受け入れない」を選んだ時のバッドエンド感がすごく、本当に鬱々としていてもうこのまま廃人になってしまうのかな……と思いました。最後に表示されたスチルが、正気の末期感が出ていてよかったです。 対する「受け入れる」を選んだ場合は、主人公が見事に自分自身と和解し、また前を向いて歩いていこうとする姿に胸があたたかくなりました。 授業中に不審な言動を取ったりする危ない人認定もこれでようやくなくなるのかな……と思いつつ。 @ネタバレ終了 アイドルはメンタルのタフと体力が大事!というのは本当なんだなぁ……と思いつつ、完璧な理想を演じ続ける苦しさもひしひしと感じられました。 素敵な作品をありがとうございました!
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ご飯を食べようタイトルからは想像つかない結末でした。 色々なルートで真相がわかってきました。 最初のほのぼのさからのギャップが怖かったです。 とても素敵な作品ありがとうございました。
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わたしの素敵なおうじさま最初は、ゆめかわな雰囲気の絵柄でユメイちゃんの幸せほのぼの新婚生活を見られるゲームかしら?と思っていました。 @ネタバレ開始 ですが、読み進めていくうちに「あれれ?」となってだんだんと恐ろしい雰囲気に… これって一体どういうこと!?と思いながらどんどん真相に迫っていく所がとても面白かったです。 最後の最後に(仮)クエストで思い切りはっちゃけてスッキリしましたw @ネタバレ終了 とても面白かったです!
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ホテル・夢浮橋肝試しで「幽霊屋敷」と呼ばれる絶対に行かないほうがいいスポットへ向かうことになった2人……途中3人にメンツが増えて、いざ突入。 いやもう、乗り越えられないように有刺鉄線が巻いてある入口とか、本当にやめたほうがいいよ!と思いながら、幽霊とか怖いものが出ませんようにと祈りつつプレイしました。 @ネタバレ開始 光さんがしっかりしていてとても頼りになるので、光さんとならいざという時も大丈夫だろうとプチ探索などもしました……が、ちょっと待って皆、忘れてる!忘れてるから!と思わずツッコミしたりする展開に! 背景が独特のサイケ仕様&肝試しスポットということで、ホラーというタグがなかったのでどうかなと思っていましたが、幽霊など怖い存在が次々出てくることがなかったため、光さんたちの会話などに集中できて、楽しめました。 いや、でも本当に忘れないでほしかったです……なんで好きな人をサクッと忘れるの~~! @ネタバレ終了 サイケな背景が印象的な、音楽と相まって雰囲気が微ホラーな作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!
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オレの推しの命が危ない!?脅迫状が届いた推しアイドルを護るため、スナイパーとなり不審者を排除していくお話でした。 護るために銃を取り出す…という極端な発想の主人公に、えっ?!となりつつ、 そのシュールさに笑ってしまいました。 全体的にブラックコメディ感が漂い、 倫理観から外れた行為をしているのに面白いという、とても癖になるお話でした。 @ネタバレ開始 そして主人公もピムちゃんもとにかくキャラが濃い…! ふたりとも個性的でインパクト強かったです。 特にピムちゃんは強烈キャラですね。写真会での露骨な態度には笑いました。 いや…わからんでもないけどね、アイドルも色々大変だろうし…とは思ったものの、 あそこまで差をつけてしまうのはさすがにダメでしょ~! 主人公をはじめ差別された人たちが気の毒でした。 そしてサイン会での顔の豹変!からの結末。 なんて腹黒い子なんだピムちゃん!あのしたり顔…!! と思っていたら、もうひとつのEDでは更なる衝撃があり、開いた口がふさがりませんでした。 一枚も二枚も上手の最恐ピムちゃんに主人公が勝てるわけがなかった…。 サスペンスのタグに納得の結末でした。 @ネタバレ終了 途中のミニゲームは噂通り難易度高く、私も何度もやり直しました。 タイミング合わせ難しい…! 軽いシューティングとのことですが、結構なスキルが求められるように思います。 そこだけが少し大変でした。 コメディの中にゾッとするような怖さも含んだ展開でとても面白かったです。 笑いのセンスが最高な、素敵な作品でした。ありがとうございました!
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ゾンビィロックダウン! 感染封鎖の幻燈奇譚ボリュームたっぷりのゾンビホラーサスペンスでした! よくある、脱出できるのか!? 感染の真実とは!? だけに止まらないすごい展開にびっくりしました。 とても面白かったです! @ネタバレ開始 最初にクリアしたのが隆宗くんエンドで、意外なエンディングに「およ?」と思っていたのですが、そのあと楓くんエンド、BADエンドを迎え、その後に隠しエンドを見た時「そうきたか!!」と、思わずうなってしまいました。 最後にクリアした貴那子ちゃんエンドでは思わずうるっときました。 @ネタバレ終了 みんないい子で、こんなゾンビだらけの世界だけどちょっと希望がもてました。
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昏き三伏の秤《ED追加ver》妻夫木編読み終わりました。 プロローグを読んだのは去年でした。一年待ってよかった。 妻夫木編を完成させてくれた作者さんに感謝しかありません。 本編(妻夫木編)はプロローグより何十倍も面白いです。(プロローグがつまらなというわけでは決してないです) プロローグだけでもかなりのボリュームと内容だったのですが、本編を読むと、プロローグがプロローグであったことがよくわかります。プロローグの衝撃のラストから、本編に入ると一気に物語が動き出します。 @ネタバレ開始 子供たちはつらい環境に置かれているのですが、ただ「つらい」というのではなく、 自分が置かれた状態を、どのように受け止め、飲み込み、どういう思想へ発展していくかの描写が丁寧で、彼らの言動には納得感があります。 プロローグを読んだ時点では、やや違和感がぬぐい切れなかった彼らの大人びた言動や難しい言葉でけむに巻くようなやり方が、 そういう環境で培われた彼らの鎧であっったのだと、本編では気づかされました。 そして本編後半でそれがはがれていき、彼らは本当に子供なんだと、本当に弱い子供なのだと気づかされた時は、みんながどうしようもなく愛しくて苦しくなりました。 終盤の展開は胸が苦しくてどうしようもなく、ラストは茫然としてしまいました。 「それ」以外の方法はなかったのか?「彼」が幸せになれることはないのか? @ネタバレ終了 残りのルート、何年でもお待ちします。
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ジョーカーの花嫁 フルボイス物凄くクオリティが高く、終始ワクワクするゲームでした!! 本作はフェス作のPVやOPなどを調べている際に動画を拝見した時から非常に期待をしていたのですが、動画では分からないシナリオの完成度も素晴らしく、とても楽しめました。シナリオ(設定・キャラ・展開・掛け合い)、グラフィック、ボイス、ボーカル曲、動画のいずれもとにかくレベルが高かったです! 以下、ネタバレを含みつつの感想です。 @ネタバレ開始 まずプレイして目を奪われたのはグラフィックの美しさです。大きめに描写されるキャラクターの立ち絵CGが本当に素晴らしいな、と。美女だらけの女性陣ももちろんですが、男性陣もキャラ立ちが凄くてプレイ序盤でもう勝利を確信しました。だってメインじゃなさそうな男キャラがどんどん高品質グラフィックで現れるんですから!イベントCGも当然のように素晴らしいデキです。世にも珍しいであろう即BADならぬ即結婚EDのCG群が特に好きで、水着のマリィの魅力なんて本当に凄い。私の知ってる商業の中でも美麗なヤツです。さすがにフリゲのクオリティじゃない。 ボイスも凄いです。本作はストーリーのベースラインはかなりシリアスですが、基本的にはテンション高めのコミカル系で話が進みます。掛け合いを見ていて声優さんたちの熱演には本当に感動しました。ボイスは基本飛ばす派ですが、多くのセリフをきっちり最後まで聴きました。 音楽も凄いです。OPとEDと挿入歌で3曲もあります。いずれもクオリティが凄く、ゲームへの没入感が高まりました。OPの動画も凄いし挿入歌はシーンと相まっての盛り上がりが凄かったです。ゲーム中のBGMもオリジナルというのはプレイ後に知りました。全てシーンにピッタリでした。 最後にシナリオですが圧巻のデキと言って良いと思います。冒頭からラストまで非常に展開が早く一切の無駄がないばかりか、真相がとにかく深い。終盤の種明かしモードになってからの手数の多さには特に驚かされました。練りに練られた設定と構成の破壊力を存分に味わうことができました。私は好きですがほぼ全編ギャグ成分多めなので、そこだけ人を選ぶような気はしないでもなかったです。おまけも素晴らしかったですね。個人的には大好きです。 @ネタバレ終了 というわけでつらつらと見えない形で記載しましたが、 ノベゲファンがプレイ必須な作品のひとつであることは間違いないと思いました!
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ゾンビィロックダウン! 感染封鎖の幻燈奇譚読んでいてとても緊迫感が感じられる日常のゾンビ溢れる探索シーン。 戦う主人公の描写も良かったです。 そして奥深いシナリオ。分岐による最後にあかされる展開の違いはお見事です。 @ネタバレ開始 それぞれのルートは勿論ですが、隠しが個人的には一番好みかも。 ちょっと貴那子さん寄り? バッドっぽいエンドに意外で重大な真実が隠されていました……! うーん、単純なバッドではない辺り、見習いたいです。 @ネタバレ終了 面白かったです。ありがとうございました。
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わたしの素敵なおうじさまサスペンス・ミステリー好きの方は必見です! 登場人物の視点が変わるたび、少しずつ真実が明かされていくストーリーは、プレイ中の離席を許さないほどの引力がありました。先の読めない展開を推理しながら進めていくことも楽しかったです。素敵なゲームをありがとうございました!
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Nuishika-ヌイシカ-なかなか3日目Aエンドが超えられず、苦労しながらも無事にFエンドを迎えることができました! 1ミスで各種エンド直行してしまうので、なかなか手応えのあるゲームですが、3日目さえ越えてしまえば後はすんなりいけます! 各キャラクターが個性的&魅力的でした。 自分はコトハちゃんのキャラデザが好きでしたので、最初は彼女とばかりお話していました♪(からのAエンド笑) 男性陣は断然ジャックが好みですね。彼には割とお世話になりましたし、かっこいいです……! Fエンドの展開には驚かされました。 @ネタバレ開始 まさかユーリまでペットだったとは……! てっきり飼い主側の娘さんと思っていました。 ここに辿りつく前にユーリを殺してしまったのですが、ほんとごめん……!となりました。 @ネタバレ終了 最後になりますがラストで流れる曲が、とても良かったです! 素敵な作品をありがとうございました。
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オレの推しの命が危ない!?最初は「脅迫文???地下アイドルといえどアイドルだから変なファンが多いかな」と思いました。その勘はある意味当たっていました。 @ネタバレ開始 写真撮影会でピムちゃんの本性に気付きました。地下アイドルの裏の顔こっわ!! イケメンとの距離は近くブサメンとの距離は遠いのに違和感を覚えたので…。 そしてお前は見切れたんのかーいと笑いましたww でもその時はまだ裏表が激しいキャラなんだろうな…ぐらいにしか思ってなかったのですが、目の前で人が殺されてもニヤリと笑えるその根性が羨ましいです…。お前が脅迫文書いてたんかーい!!! @ネタバレ終了 何度もピムちゃんを殺し、お客様に違う商品を提供しましたが、やり直す度に違う問題や違う襲撃犯が出てきて楽しかったです。 殺害方法を色々見えました。 ただアクション中はセーブできないのでこまめなセーブをおすすめします。
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ゾンビィロックダウン! 感染封鎖の幻燈奇譚温かい雰囲気の童話系作品が印象的な作者さんがゾンビもの!? という意外性でずっと気になっていましたが無事にフルコンプ致しました! ゾンビパニックモノは詳しいわけではないですが、 まずは恐らく定石というかお作法に則っているであろう展開が楽しめます。 即ち、残された人間たちが集まって共同生活を行い、 バリケードでゾンビの襲来を防ぎつつ食糧や物資を必死で調達をします。 このあたりの描写はモブたちの言動も含めてとてもリアルだと感じました。 ストーリーは主要キャラ別のルート+αという感じの分岐をします。 主要キャラの個別ルートはいずれも驚きの展開が待っていました。 ここはかなり意表を突かれたので是非プレイして味わってほしいと感じました! 隠しルートはちょっとIFルートっぽい感じでしたが、このルートが一番好きです。 だって!やっぱり!プレイした方にはお分かりいただけるかと思います。 本作は市長の存在が全編通じてかなり良いスパイスになっていたと思いました。 市長がいなかったら意外とストーリーが展開しなかった気もしないでもないです。 キャラクターの立ち絵はサムネ通りとてもお上手ですし、 どのルートも意外性のある展開が楽しめました!
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オレの推しの命が危ない!?推しの命を守るため推しの尊い命を狙うすべての不届き者を撃ち殺さんと、ゴ●ゴ13ばりの主人公の狙撃スキルが今こそ咆哮を上げる……!!というと聞こえがいいですが、なかなかにサ●コパスな面を持つ凄腕主人公でした。 @ネタバレ開始 握手会がすごく難しかったので、推しが何度召されてしまわれたことかっ……!! 撃つより早く不審者が推しに攻撃してしまう……! 私の場合は何回かやり直して髪の毛ピンクの人がちょうど悪い顔をした瞬間に撃てたので、なんとか殺害判定が出て次へ進めました。 ミニゲームの難易度は結構高いと感じました。 @ネタバレ終了 とても大変な推し活でしたが、何度もトライすることで無事に一つずつ突破できてよかったです! 素敵な作品をありがとうございました!
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モモタロウさん、モモタロウさん再び現れた鬼を退治するためイヌ・サル・キジに会いに来たモモタロウは… という、おとぎ話「桃太郎」のその後を描いた作品でした。 @ネタバレ開始 お供の3人が擬人化されていることにまず驚き(しかもイケメン!)、 モモタロウの非道さには更に驚きました。(こちらもイケメンなのに!!) いや、笑顔の裏の悪い顔に薄々気付いてはいたんですが、まさかあそこまでとは…。 ひとつくらいモモタロウが普通?のエンディングがあるのではと思い、 キビダンゴをあげないルートに期待していたんですが、うん、ダメでした笑。 モモタロウだけはどのエンドでもむしろ清々しいほど真っ黒で、ある意味最高の悪役だったと思います。 それが顕著にみられるED3のオチは特に見事でした! @ネタバレ終了 こんなモモタロウは見たことがない!と自信を持っておすすめできる面白いお話でした。 素敵な作品をありがとうございました!
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わたしの素敵なおうじさまふんわりかわいい画面で進む、幸せな二人のお話…なわけはなく、どんどん明らかになっていく真相にハラハラする物語でした。先が読めなくて面白かったです!バッジもオシャレ…!物語を読むためのチケットになっているのが良いですね。 ストーリーはもちろん、一つ一つの演出がとにかく丁寧で惹き込まれます。作者様のセンスがすごい。エトセトラのおまけもプレイしました。こちらはかなりカオス! 制作期間も納得の、こだわりを感じる作品でした。
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アレジエ王宮が舞台のサスペンスノベル。 とにかく画面デザインやイラストが豪華でおしゃれで綺麗!!なので見入りました。ストーリーは最初に女子主人公にしたらアルヴィナちゃんなんか怖い…と思い、男子主人公にしたらアルヴィナちゃんめちゃくちゃかわいい~と手のひらを返しました。視点が違うことで全然キャラへの印象が変わる面白いシステムです。
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ホテル・夢浮橋少年たちの肝試し! 光君頼りになる! 須磨も竹河もかわいい!! 少しのホラーと謎を残しつつもほのぼので終わると思いきや・・・ @ネタバレ開始 帚木ルートは、ええちょっと、まって・・・おいていかないで、二人とも!!!となりました。 須磨、竹河、君たち、好きな人のことをそんな簡単に忘れるのか! 悲しいぞ!! @ネタバレ終了 背景や音楽も雰囲気があってよかったです。 素敵な作品をありがとうございました。
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モモタロウさん、モモタロウさん全END楽しみました♪ イヌ・サル・キジの表情や、モモタロウのキャラ。選曲もカッコいいです! あまり書くとネタバレになっちゃいますのでこの辺で失礼します。 次回作待ってまーす!