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ティラノゲームフェス2019参加作品

3279 のレビュー
  • 取調室
    取調室
    サクッと終わるので気軽に遊べるだけでなく、推理しがいもあって楽しめた。 最後に刑事の言った「善人か悪人か」に関するセリフも哲学的で心に残る。 BGMもよい。
  • かくしてボクら兄妹は
    かくしてボクら兄妹は
    ビジュアルの統一感が世界観のまとまりにも繋がり、気づいたら物語に惹き込まれていました。 (キャラデザに背景画を合わせるのではなく、キャラクターを背景画の雰囲気に寄せてデザインされたとのことで、個人的に勉強になりました) 楽しくプレイできました。
  • 無人島
    無人島
    恐らく全キーワード回収させていただきました。 @ネタバレ開始 個人的にはゲーム内に全く出てこない公衆電話やドラ◯もんなどを探していくのが謎解きようで面白かったですね。そして、言わせてもらいたいことがあります。 じくうにだいきぼなゆがみがはっせいしているらしい じかんのながれがメチャクチャにとんで…とまって…またうごいて… そしてとつぜんすべてがおわりをむかえるんだ へへへ…それっておまえのしわざなんだろ? おまえにはわからないんだろうな あるひとつぜん なんのまえぶれもなく なにもかもがリセットされる それをしりながらいきていくきもちなんて オレはとっくにあきらめた もうちじょうにもどりたいということもなくなった だってもどれたって…すぐにまたここへもどされるんだろ? きおくをけされてさ そんなだから…しょうじきなにをやってもやるきがでない ま、それもなまけるためのこうじつなのかもしれないけどな じぶんでもよくわからないよ ただひとつわかるのは… このあとなにがおきるかしっているいじょう… もうなにもしないでみているわけにはいかないってことさ さて…オイラのいってるイミがわかるなら べつのじかんじくのなほろあにつたえてくれ 「そのセリフ知ってる」 ってな。
  • 隣人と和解せよ
    隣人と和解せよ
    ニアちゃんがいたいけで可愛いというのに尽きるのですが、優れたゲームデザインがその魅力を一層高めている作品でした。 主人公が話しかけるとえもふりを使ってニアちゃんが動いてくれるのですが、次の工夫からプレイヤーが意識せずとも細かなアニメーションを注視できるようになっています。 ・あえてキャラにかぶせる形で選択肢を配置しており、選択後に視点を動かす必要がない ・ニアちゃんが喋れない設定がうまくはまっており、選択後画面で見るべき対象がニアちゃんだけになる そもそも、ノベルだけどキャラを喋らせないというのがゲーム媒体を活かした発想で面白いです。 エンドの中では2が個人的にはかなり好きでした。 後、エンド分岐後セーブするとED毎(一部はタイミングによって2種類)のセーブタイトルがあるので、それも見てほしい。
  • 肉まん葉集~例えばこんな桃太郎のお話~
    肉まん葉集~例えばこんな桃太郎のお話~
    「ハートフルお下品乙女触手桃太郎パロディ」!?気になりすぎるので遊びました!! @ネタバレ開始 めっちゃ笑いました~~~~!!!!! もうほとんど、R指定作品じゃないか!!!(CEROモードにしたら□□□□ばかりで、逆にエロイ・笑) よくここまで、全年齢版までに落とし込めたなぁ~と、別の意味で感動してましたよ…! いたるところにお下品が盛り込まれていたので、こちらもある意味感動していましたよ…! お父さんとかもう、存在自体が完全アウトだし(爆笑) お下品コメディかと思ったら、まさかの恋愛で終わるとは!! 先生は人間と前情報があったのですが、デフォルメ2頭身ぐらいと思ってたのに…! まさか、等身が高いとは思わなかった!しかもイケメンときた!!さらにさらに魔王ときた!!! 最初から最後まで、落ち着くヒマがない~~~~!!!(つまり、ずっと笑顔になってた) スクリプト系の演出は、「どうなってんの?」レベルが相変わらずで、もう神です。 画面にずっと動きがあるって、何事…!!!??? @ネタバレ終了 めっちゃお下品でした。あ、いえ、ハートフルでした。 話の濃さもすごいですが、「動画見てんのかな?」と思うほどの画面演出で、満足感がすごいです…! 最高のお笑いを、ありがとうございました!!!
  • 夢もすがら花嵐
    夢もすがら花嵐
    美しい世界をゆったり散歩する気分が味わえる、心地よい作品でした! サムネイルにもなっている桜舞い散る部屋や、しとしと小雨の降る書斎など・・・ずっと浸っていたくなる夢にうつつを抜かして気が付いたら数時間・・・ @ネタバレ開始 謎解きの難易度もほどよく、また世界観にピッタリの美しさでとても楽しかったです。 登場人物たちとの会話も軽妙で面白く、特に獏さんとは離れがたく何回もお茶しちゃったな。カフェーで子ども扱いしないで! と頬を膨らませる姿が愛おしかったです~ 反応が見たくて、ヒントが必要のない局面でもついつい色んなアイテムを食べてもらったり。 @ネタバレ終了 心温まる、でもどこか懐かしく切ない、素敵な夢をありがとうございました!
  • 改元
    改元
    気になったのでプレイさせていただきました。 改元って実際どうやってるんでしょうかね?豆知識も載ってて助かりました。 @ネタバレ開始 そんなに適当に改元ってやるものなんですかねジッキーくん… 令和になるパターンが何種類かあるのも秀逸でした。 ねーわになった時は笑いました。 @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございました!
  • 私の兄貴はワンと鳴く
    私の兄貴はワンと鳴く
    ずっと気になっていた作品で、このたび最後までプレイしました。 素敵な兄妹愛を感じられて良かったです。 @ネタバレ開始 思春期特有の難しい感情の前に離れてしまった二人の関係ですが、 良い結末を迎えられて感動しました。 脇役も出番こそ少ないですが、いい味を出していたように思います。 @ネタバレ終了
  • マンホールぴょんぴょん
    マンホールぴょんぴょん
    タイトルを見て面白そうだなーと思って遊ばせていただきました! トライ&エラー系の謎解きコメディホラーという印象です。 クリアするために何度もマンホールの上でぴょんぴょんしましたw @ネタバレ開始 エンディングはかなり情報が少ないものとなっていましたが、 だからこそ自分なりに色々考察できたりして楽しかったです! 子供がマンホールの上で跳ねていた理由や、主人公が穴に落とされた理由 子どもは生きているのか死んでいるのか、女の人は一体何なのか 私は最終的に「大人の悪意によって殺された子供とその母親」という考えに行きつきました。 @ネタバレ終了 短いながらも遊んでいるときのワクワク感や、その余韻がとても楽しかったです。 ありがとうございました!
  • 暴走族夜怪
    暴走族夜怪
    暴走族の絵とゲームの雰囲気がマッチングしていて、とても楽しかったです! 時計回り→反時計回りの順でプレイさせていただきましたが、どんどん話が怖くなっていくのでワクワクして飽きずにプレイできました。 どちらのルートでも最後の場面は意外なオチで、クライマックスの盛り上がりと静かな曲が流れるエンディンで余韻に浸れることができました。 たっぷりとボリュームあるノベルゲームを最後まで御馳走いただきありがとうございます! 今後も漫画の連載の方も応援しております、斉藤先生の作品を今後も拝見できるととても嬉しいです。
  • 10月32日のハロウィン
    10月32日のハロウィン
    気になったのでプレイさせていただきました…! ハロウィンというテーマが好きなので選びました。 キュルビスちゃんかわいいですね! しかし、そのかわいさに裏がないはずがなく… @ネタバレ開始 なんとなく、彼自身もさまよえる霊なのかなと予想していましたが まさか母の代わりだったとは…! 生きるためにしてきた、ぎこちない行動のひとつひとつが 最終的に母の罪の意識を思い出させることになろうとは。 とはいえ父も母も相手を何一つ見ていなかったので こうなって仕方のないことなのだろうな、と思います。 愛なんて言葉だけで全部嘘っぱちというのが見てて辛い… 来世では幸せに生きられますように。 それはそれとして服装の趣味はいいんですよねえ ハロウィンだから、というのはありそうですが。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • その子は、孤独でした
    その子は、孤独でした
    この作品に出会えてよかったです。猫好きにはたまらないゲームでした。 @ネタバレ開始 主人公の猫は最初は同じ猫なのかと思いきや、ルートによって白猫、茶白猫、黒猫、サバトラに別れてることに気づきました。しかも、色だけでなく、猫の境遇にも違いがあって、なぜ『孤独』になったのかのエピソードに触れる場面は興味深かったです。特に飼い猫ルートでの茶白猫の飼い主と白猫の元飼い主は別物だなぁと思わされました。ののちゃんルートの元飼い主の家族は主人公の白猫をまるでモノのように扱ってて怒りを感じました。だからこそ、ののちゃんの優しさが胸に染みました。通常エンドではののちゃんとの少しずつ関係性を気づいていく様をみれてほっこりしました。バッドエンドでは優しさを信じきれない猫の悲哀がでていて、ののちゃんに申し訳ない気持ちになりました。 寧子さんルートはののルートよりもシリアスだと感じました。通常エンドとバッドエンドがののルートと比べて、切ない感じがでていて印象的でした。他の三人の通常エンドと比べて悲しい気持ちになったのは寧子ルートでした。寧子が通常ルートで「僕と猫さんは全然似てない」と言われたときは胸にグサリときました。寧子さんルートは通常エンドで飼い猫として生きる、トゥルーエンドで野良猫として生きる猫の生き方も興味深いです。トゥルーエンドで茶白猫が土管の場所を縄張りとするために頑張ったところは生きる力強さを感じました。 うららルートやなずなルートも心がぽかぽかしました。最初に選んだルートでもあって印象深いうららルート。通常エンドでもトゥルーエンドともに猫に酷いことをする高校生から守ってくれてかっこよかったです。歌も素敵でした。このルートでは子猫と猫の関係性もほほえましかったです。雨の日にずぶ濡れの子猫を威嚇せず、ベンチの下へといれてあげる。その際に、かつて黒猫も同じようなことをしてもらった過去があったのだと思われる部分があってキュンとなりました。猫まっしぐらを食べる子猫かわいい、黒猫に対して愛嬌のある仕草をする…尊いです。 タイトル画面でうららの部屋で歌とBGMが聞けるのは粋な計らいだなと思いました。 なずなルートのなずなの一生懸命さには微笑ましさを感じました。猫が最初は打算で付き合っていたが、彼女の純粋さから本心で付き合うようになった心の成長がみえたのはこのルートで印象的でした。 @ネタバレ終了 猫と人のエピソード、また遊んでみたくなりました。
  • 無人島
    無人島
    とても面白かったです!! テンポの良い文章と、無人島に持っていくアイテム等を周回ごとに色々試すのが楽しくて、夢中でプレイしました。 周回ごとに新しく出現するキーワードがたくさんあり、まだまだプレイできるのが嬉しいです。 とても楽しいゲームをありがとうございました。
  • 私の【怪】験談
    私の【怪】験談
    @ネタバレ開始 私もあんまり幽霊は信じていない質なのですが、実害あるのは怖いなあと思いながら進めていたら…… まさかの幽霊視点!? とっても予想外でおもしろかったです! ビビっちゃう大学生達や、閉めた戸を開けに来るご夫婦、ニコニコ覗きに来る少女と、みんなのリアクションもそれぞれ好きでした! 特に勝手に被害を出してる大学生達があまりにも情けない……w まあでも押し入れがいきなり勝手に閉まったら私も失禁する自信があるし、ある意味1番現実的な反応なのですかね…… @ネタバレ終了 とっても素敵なお話でした! ありがとうございましたm(* _ _)m
  • 憧れの先輩と推理クイズで以心伝心しちゃうかもしれない。
    憧れの先輩と推理クイズで以心伝心しちゃうかもしれない。
    前作に引き続き遊ばせていただきました!プレイしている最中も、思い返している今もときめきがとまりません…! 毎回ランダムなクイズも、難しすぎずとても楽しかったです。 @ネタバレ開始 どのエンドも素敵だったのですが、やはりいちばん強く、記憶に焼き付けられているのはエンド2でしょうか。まさかあんなにも、本格的な3回回ってワンをしてくれるなんて。ほかのエンドではときめいたり、時には胸が苦しくなったりもしたのですが、このエンドだけは過呼吸になるかと思うくらい笑わせていただきました。いやしかし、二言はないと言い切って実行する先輩がかっこよすぎる…! また、エンド5も印象に残っています。鈍感トウヤちゃん…。 ショウくんはこんなにもずっと、トウヤちゃんのことを想っているんだなぁとしみじみしています。中々素直になれないショウ君ですが、ひとたびトウヤちゃんが危ないかもと思った時は行動に移していて。言葉が素直ではない分、伝わりにくいかもしれませんが、ショウ君がトウヤちゃんを大切に思っていること、彼女にちゃんと伝わったらいいのにと思わずにいられません。 エンドももちろん素敵なのですが、トウヤちゃんがシキ先輩を意識するようになったシーンも大好きです!! 素敵なスチルも相まって、これはシキ先輩を好きなるなと心が納得しました。 おまけのSSも素敵でした。いやでも苦しい…。ぴったりな言葉が思い浮かばないのが歯がゆいのですが、トウヤちゃんは陽だまり、あるいは太陽のような存在なのかもしれないなと思いました。 みんな幸せになって欲しい… @ネタバレ終了 ときめいたり、時には笑ったりできる、素敵なゲームでした! 次の片恋を遊ぶのも、とっても楽しみです。
  • 臨界天のアズラーイール
    臨界天のアズラーイール
    前から気になっていた作品でしたが、プレイしてみると自分の期待通りの素晴らしい作品でした。 シナリオ・音楽共にハイクオリティで時間を忘れて世界観にのめり込んでしまいました。 伏線の回収も衝撃的で、あらゆる面でとても完成度の高い作品です。 @ネタバレ開始 前半の内容だけでもひとつの恋愛物語として成り立つ濃密さでしたが、まさかこれが全て後半への伏線だったとは……驚きました。 アズラーイールから真実を知らされた後では、現実世界の理人の境遇が辛すぎて涙なくして進められませんでした。 たとえ寿命を全うできなくても、理人にとっては理想の世界を見ながら最後を迎えた方がハッピーエンドなのではないか、と思えるほどに……。 それだけに現実世界を選択した方では、エピローグで沙百合に想いを告げられて本当に良かったです。 あのシーンは自分の心に深く刻み込まれました。 今でも思い起こすとグッと込み上げてくるものがあります。 そしてアズ。 最初はただ自分の任務を全うするための業務的な態度だったのが、理人と一緒に行動するに連れてだんだんと心を通わせていく過程がとても尊かったです。 きっかけはアズラーイールの任務のためとはいえ、理人にとってはもはや救いの女神ですね。 麗美、沙百合、二人とも理人にとってのかけがえのない存在ですが、アズはこの二人とはまた違った意味で特別な存在だと思います。 理人がアズと出会えて本当に良かったと思いました。 @ネタバレ終了
  • 無人島
    無人島
    基本的にサバイバルアイテムの基本として… 緊急時はストロー(緊急時の水確保時)orシャベル(穴掘りや防衛用)の選択肢がないのは残念であるかな。
  • BRADLEY(ブラッドリー)
    BRADLEY(ブラッドリー)
    精神科医、模範囚、最後のテスト…とっても好みの要素しかなくて、ワクワクしながら遊ばせていただきました!たっぷり時間をかけて2周し、一生懸命噛み砕こうと、頭をフル回転させました。 @ネタバレ開始 1周目は、謎に謎が積み重なって何も分からなかったです。回想シーンの中、僕から私に変わる一人称。それだけではなく、色んなところにあった違和感。印象的な夕焼けとオレンジ。 たくさんのヒントがある中で、真相を推測していくのは本当に楽しかったです。 2周目は、推測したことが合ってるのかを確かめながら、もう1つのエンディングを目指してプレイしました。 1周目は真相の影すら見えませんでしたが、2週目は真相が掴めそうな気がしては、すり抜けていく感じがして翻弄されっぱなしでした。 あれからもずっと考えているのですが、TRUE ENDはあのあとどうなったのか、■■■はブラッドリーが作り出したもう1人の人格なのかなどなど、謎はまだ尽きないので、これからも考え続けようと思います。 @ネタバレ終了 プレイ時間以上に遊べる、素敵なゲームをありがとうございます!
  • いつまでもフリンタイム
    いつまでもフリンタイム
    プレイさせていただきました! 残念ながら二股ルートとお金持ちの奥様から無料券もらってから会えなくなってしまい、しかも結局ホテルに泊まれずじまいでした…… 家になかなか帰らない不貞夫です……笑 @ネタバレ開始 シノンちゃん、話を聞いていくと家族事情分かっていくの面白かったです! そういうことか~~~!と厨二言語理解ができていく……! 細かいところまで作りこまれていて、ゲームの難易度もいい感じで、 すごく楽しかったです! くぅぅ、全エンド回収したかった~~!!! @ネタバレ終了
  • 取調室
    取調室
    感想が遅くなりましたが、配信にてプレイさせていただきました。 短編推理アドベンチャーという事で、謎解きで迷走する事に定評のある私でもできるかな?とワクワクしながら挑ませていただきました。 あらすじにもある通り、動機が一向にわからない犯人の行動。 お金を盗むって事は一般的には文字通り紙幣として使いたいからではないのか?と全く意図が読めず…。 この真相を知るべくプレイしたいと思わせるには充分な内容でした。 @ネタバレ開始 ゲーム開始から雷鳴も響く嵐の夜。 山奥に一台のバンとまさに意味ありげな雰囲気ですね。 そこで行われる明らかに何かしら犯罪を行ったであろう者の会話。 直接姿が出たのは男が一人だけでしたが車に乗っているもう一人にバールで撲殺されたところで場面は取調室に切り替わり。 どうやら今回の事件に関係する一家の人間とやらがもうすぐ警察署に到着すると部下の仁藤刑事から報告を受け。 彼の計らいで事件についての概要を確認できる流れに。 死亡推定時刻や死体の発見時刻。 他にも関連する情報が綺麗にまとめられており、口頭の説明でも何があったのは丁寧に説明をされます。 そして、備考として書かれたどう考えてもおかしな内容。 現場には冒頭のやり取りから恐らく現金が入っていたであろうアタッシュケースがあったものの、その中はガソリンで燃やされ灰になっていた。 会話の内容的にはこのお金で高飛びをするというか、かなりの額を盗んでから潜伏していたように思えるのに燃やした…!? 燃やしたのは状況的に今回の被害者を撲殺した相手でよさそうでしょう。 元々人気のない場所なのも合わせ、他の第三者がやるにもおかしいですし…。 仁藤刑事も主人公も悩む通り、どうしてそんなことをする必要があるのか?ここが問題です。 元々犯人と被害者が共犯で強盗なりをした後に独り占めを考え相手を殺害する。ここまでならよくある展開です。 だけど、わざわざ殺人を犯してまで手に入れた大金を燃やすなんて正気とは思えない行動。 燃やされたお金自体は、被害者である園田が元仕事先として働いていた富豪のところにあった遺産…それも2億円との事。 それを誰かと盗んでからひと悶着あったという事でしょうね。 事件から一週間前、その富豪である宮地家で盗難事件があり金庫に保管されていた2億円は盗まれていた。 屋敷にあった防犯カメラには件のアタッシュケースを持って出ていく園田の姿もあったという点から恐らく彼は実行犯だったのでしょう。 さらに、状況から共犯者の存在は確定なのと顔見知りであり警戒をされない関係だった。 それが今からやってくる一家の誰かである可能性が高い…という事まで把握しました。 園田は本来、その2億円の存在は知らないはずであり知っているのは限られたごく一部の人物のみ。 となればますます状況的にこれから取り調べをする対象に犯人がいる流れとなりますね…。 容疑者は五人。 富豪の子供である長男・次男・三男。 それに執事と使用人という本当に限られたメンバーですね。 とりあえず、順番に話を聞いていく事に。 部屋に相手を呼ぶ前に軽い人物情報についてファイルからの情報を読む流れがあり、ざっくりどんな人なのも把握できました。 長男→詐欺の被害者に渡す2億円の示談金がすぐに欲しい 園田の事は元から解雇したい程度には信用してない。 次男→無職であり財産を食い潰しているし借金もあり 今回一緒に呼び出されている使用人とは恋人関係。 三男→唯一の常識人っぽい 故人である父親からも信頼されていそう。 執事→今後の為に株取引に手を出して失敗経験あり、だが借金はなし 2億円が入った金庫の鍵を管理している。 使用人→物欲が強いので動機がないとは言えない 園田が23日の昼に儲け話があると言っていたのを聞いている。 本来なら、2月24日の昼に金庫を開けて問題の2億円も遺産として分けるはずだったが金庫を開ける前日に盗まれてしまった。 2億円を金庫にしまった際には、兄弟3人+執事の4人で父親監視の中で金庫に詰め込んだ。 喫煙者は被害者と長男・使用人の3人。 故人であるが、生前は父親も喫煙者であり道具にもかなりこだわりがあった 本来は故人が死ぬまで金庫を開けない事になっていた。 重要な情報としてはざっとこんなところ?と把握。 意外性を求めるなら一番真面目であろう三男が犯人…とかが盛り上がるよなぁというメタは置いといて。 少なくとも、長男と次男は動機だけなら充分でしょう。 使用人の礼子の話が本当なら、誰かに持ちかけられたのは本当でありそれは礼子以外の誰かになる。 しかし金が目的であればある程、どうしてせっかく手に入れた2億円を燃やしたのか? 特に長男に関しては、示談金に必要な額であるとすれば減らす事へのメリットが何もない。 誰であれ、盗みそのものが金目当てなら燃やす事へのメリットはないですが動機として考えると長男は違いそうか…? そしてここで鑑識から電話が入り追加情報が。 アタッシュケースの近くにマッチ箱が落ちていたのに、アタッシュケースの中の灰を調べても着火に使ったマッチ棒の残骸がない。 さらにもっとわからないのが、そのアタッシュケースは実は1億5000万円の札束しか入らない容量だった!? 5000万円分の札束がどれ位の量なのか私には全く想像もつかない大金でしたが、仁藤刑事の発言からレンガ五個分というサイズとの事。 確かにポケットに入れるには無理がありますね…。 2つのケースを持っていたならまだしも、カメラの映像から持ち出しにつかったアタッシュケースは1つで確定。 という事で選択肢としては上の「誰かが持ちだしていた」を選択。 もう一方の庭に埋める選択肢はやはりメリットもないですし、どうせ盗むなら全額持って行きたいはず。 こうなると、金庫の鍵を持っていた執事が怪しい!という事で呼び出しへ。 金庫の中身を確認されたら真っ先に疑われるという発言はごもっともですが、状況として鍵がなければ金庫は開かない。 5000万円をあらかじめ盗んだ理由は、株取引に関連するのでしょう。 最初は少額を借りて返すつもりが取引に失敗するたびどんどん金庫から抜き取った金額が膨れ上がり5000万円にまで到達した…。 ありえない話ではない事と、本来故人が亡くなるまでは金庫の鍵は絶対に開けない方針だったと思えば多少時間稼ぎもできる予定だったとは想定できます。 しかし、もし執事が株取引に使用した金額と消えた5000万円…これが一致しても現金を自分の証券口座に入金した以上出どころの証拠にはならない。 確かにあらかじめ消えたお金についての出どころで立証するのは無理でしょう。 ですが、ここからの切り返しがなかなかに巧い!! 「この殺人事件の犯人は大金なんて手に入れてない」 本来なら、金に困っている長男と次男なら大金目的の犯行として真っ先に浮上するでしょう。 だけど実際、その盗まれた大金は燃やされており犯人は殺人まで行ったのに何も得ていない。 そうなれば、執事が犯人とした場合だけ成立する…金を燃やした理由が1つだけある! 「金額をわからなくするため」 実際、鑑識からの報告がなければみんな盗まれたのは2億円だと思い込んでいたはず。 そして、そうなれば金庫から事前に金が抜き取られていたなんて誰も考えるはずがない。 窃盗の実行犯である園田には元から1億5000万円が入っていると嘘を教え、それが入るサイズのアタッシュケースを用意した。 その後に園田がこの世を去ればその事実を知るのは犯人ただ一人…。 実に美しい!! さらに鑑識から知らされたもう1つの謎。 それは札束に火をつけたはずのマッチがなかった事。 となると、選択肢から火をつける道具は1つ。 今思えば事件当日が大雨というのもちゃんとしたヒントだったのか…と感心するばかりです。 そんな状況では湿ったら使い物にならなくなるマッチでは引火できない。 道具は自然にライターへ限定され、執事はいつも主人が喫煙に使用していたこだわりのライターを持っていた。 さすがに現場に残せば一発でばれる証拠になる以上、引火に使用しても使い捨てる訳にはいかない。 ここで執事特有の服装である、手袋を着用している事が繋がってくるのはいいですね! 身に着けていても自然であり点火した際にした火傷の痕跡も隠す事ができるときた。 こうして無事に犯人が自供するところまでいき解決。 …しかし、あの2億円は本来三男の為に残していた物だったと知りながら罪を犯した事を悔いる執事を見てると何ともやるせないものはありますね。 @ネタバレ終了 短編という事で気づけばあっという間に楽しい時間は過ぎていました。 推理としても丁寧に証拠が提示されるのでテンポよく進める事ができ、何故犯人は2億円を燃やしたのか? この真相が分かった時とてもスッキリとしました。 素敵なゲームをありがとうございました。