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ティラノゲームフェス2019参加作品

3295 のレビュー
  • ほぼみっかプラス
    ほぼみっかプラス
    (現在坊主のカレのみ通過しております) これがフリーゲームでいいんでしょうか。 私男性ではございますが、同じく男性にも自信をもっておススメしたいです。 @ネタバレ開始 まずタイトル通りほぼみっかでEDに進んだので その事実だけ見ると相当なスピード感があるはず ですが 導入から みっっっちり シナリオが詰まっていたおかげで フルコースの食後感を味わっております。 配信内でプレイさせて頂きましたが、 意外なモブ氏達への溢れる愛にほっこりしつつ 主人公達をみんなでニヨニヨと見守ってしまいました。 大人を経験しちまった私たちの汚いヤジが ゲームの中に届くことが無く、高校生らしい恋を 見届けられたことをほっとしております。 あ、おまけ機能のお着換え最高です @ネタバレ終了 楽しくプレイさせて頂きました、ありがとうございます。
  • たまゆらの夜
    たまゆらの夜
    あとがきまで含めて読了しました。 BGMもあいまって基本的にはゆったり進みますが、 先が気になる描写や物語的な起伏はしっかり存在しています。 一時間ほどですが、最後まで途切れることなく読ませる作品でした。 作品の雰囲気と裏腹に主人公の響は言動にかなり険のある人物です。 これはあとがきで作者さん自身もおっしゃっている通りですが、 まだ響の心情が表面的にしか語られない最序盤では殊更顕著に感じられました。 しかしそんな響がより踏み込んだ自身の内面を語ってからは、 彼に対する印象が大きく変わっていくことになります。 @ネタバレ開始 過剰なまでに他者を拒絶し、人間のことが嫌いだと言い切る理由。 それは他者を見下しているのではなくむしろ劣等感に苛まれるから。 ただ社会に存在しようとするだけで責められているような気さえする。 とても身につまされる思いがする独白で、ここで一気に心が動かされました。 @ネタバレ終了 辛辣どころでなかったタマへの態度もこの前後辺りから軟化するので、 主人公が苦手で離脱しそうになっても、とにかくそこまでは読んで欲しいですね。 対するタマはとにかく人当たりの良い好人物として描かれます。 作中で響が評したように、どんな無礼で理不尽な態度を取られても許容する。 しかし何もかもを肯定してくれるような存在ではなく、 導くことを第一としているというのが本質であり肝心だと感じました。 人間以上に人間的な表情を見せつつも、 超越者然とした能力や精神性をところどころで覗かせてくる。 親しみやすくも人間ならざる存在として、非常に巧みな描かれ方でした。 @ネタバレ開始 切なさを残しつつ前向きな結末は個人的にもとても好みな着地です。 人間時代のタマと現在のタマの容姿の変化――特に目と耳――を踏まえると、 大いに想像の余地と余韻を残すラストとエピローグも印象的でした。 @ネタバレ終了 素敵な時間をありがとうございました!
  • LAST.
    LAST.
    「よく みて えらんで」 この言葉が意味するところを理解した瞬間心がぐにゃぁっとなりました。 よく見て選んだはずだったんだよな… re.から続けてのプレイでしたが、こちらも段々と自分の立場や何をしてしまったかがわかっていくので終始何とも言えない気持ちに襲われてました。 警察官の方が結構癒しだったなって思っています! 素敵な作品ありがとうございました!!
  • re.
    re.
    ***を入力するだけの簡単なお仕事なのに、 段々と自分が何の仕事をしているか理解してしまって… 二週目はとにかく指が入力を拒否ってました… @ネタバレ開始 ロボットだけど人間のように記憶があって、忘れたくないという思いがあまりにも心苦しかったです。 特に二週目で忘れたくないという悲痛な思いやどんな気持ちを忘れたくなかったかを聴かされさらにぐぎぎってなりました… 最後は自身もリサイクルされてしまう… 処理音が危うくトラウマになるところでしたw @ネタバレ終了 短くシンプルなんですがかなり考えさせられる深いお話でした! 素敵な作品あるがとうございました!!
  • 輝け!不毛プリンス
    輝け!不毛プリンス
    先ほどコンプリートいたしました。 とにかくストーリー構成が見事で、キャラクターも魅力的です……! ハゲを題材にしたコメディなのかと思いました(実際に、そうですけど) @ネタバレ開始 が、壮大な展開や熱さが印象的でした。 @ネタバレ終了 とても好きです。 この作品に出会えて本当に良かったです。ありがとうございました。
  • Hello Goodbye
    Hello Goodbye
    なかなか難しいです。 HelloとGoodbyeは達成したのですが、呪詛バッチが本当に難しく…><
  • 電波男はお呼びじゃない!
    電波男はお呼びじゃない!
    コメディが大好きなので、楽しみプレイさせていただきました! 電波男くん、可愛すぎる…!! @ネタバレ開始 ずっと昔に出会った子を思い続けられる一途さに、ほっこりしました♪ 玲くんは取香ちゃんとの出会いのおかげで色々変わりだしたということなので、出会いの力ってすごい。 また、ちょっと不器用な取香ちゃんも可愛らしかったです。 彼女もまた、玲さんとの出会いのおかげで最後は変わり始めていたので、やっぱり良い出会いってすごいですね。 最初はツンケンしていた取香ちゃんが、最後は対比していい方向に変わっていく姿を見て、とても爽やかに気持ちになれました。愛は偉大だ…! また、取香ちゃんのお父さんが、器とか色々とかっこよすぎる…! それにしても、灰色さんはコメディも得意なのですね! とっても面白くて、もっと遊んでみたいと密かに思いました~! @ネタバレ終了 いい意味での電波男くんな言動に、とっても愛を感じられました。 悲しい思いをしている子に、無条件の愛情は超絶特効薬ですね…!とってもステキな読後感でした! このたびは、素敵なゲームを作ってくださりありがとうございます♪
  • 世界で一番の嫌われ者
    世界で一番の嫌われ者
    ゴキくん(略称、G)視点でみる絵本風の冒険譚でした。 ほのぼのしたイラストや、逃げる時の困った表情など愛らしいです。 Gは案外天敵が多く、しぶとい生命力はありつつも個体での死亡率は高め。 人間にとって何故か嫌悪感をもよおす存在で、私もそうですが見つけたら抹殺しちゃいますね。 @ネタバレ開始 最後の人間は、かなり奇特? いや、変わり者? かと思いますが、 このGは可愛いので保護されて良かったなぁーなどと思いました。 @ネタバレ終了 可愛い作品、ありがとうございます!
  • 反動のクラウドレイジ-ACT1
    反動のクラウドレイジ-ACT1
    Xのタイムラインで色んな方が楽しそうにプレイされていたので、気になって自分でも遊ばせて頂きました…! 練られた世界観や、キャラ同士の関係性…話の展開の仕方に、システムに至るまで、全てがワクワクする要素満載で、クリア直後の今は近未来アニメを1クール見終わった後の様な気分です。 @ネタバレ開始 プレイ開始から早い段階で、座学が始まったので「私の記憶力でこの世界観を理解出来るのか…?」と不安で仕方なかったんですが、杞憂でしたね!! 正直、今も細かい設定に関しては自信はないですが…100%暗記出来てなくても大丈夫だろう!!(おい)という感じで、楽しさにかまけて一気に駆け抜けちゃいました…! 初期は古賀ちゃんと桧さん推しで、どちらかと言えば桧さんの方が死亡フラグをバシバシ建設しまくっててひやひやしていたのですが…まさか古賀ちゃんがあんな事になろうとは…!(泣) 隊員の中で数少ない女子+臨界被害者で、途中から絶対何かあるだろうと踏んでましたが、まさか袂を分かつ事になるとは思わず衝撃でした…。 けど、被害者にも関わらず「いつ誰に狙われるかわからない恐怖」と背中合わせの生活を強いられていたと考えたら、こうなったのも必然だったのかもしませんね…。 ただ、伊戸村さんとは何だかんだ言いつつ仲良しだっただけに、彼が退場したのは結構ショックでした…。 亡くなる前の「逃げようと考えたりした」って台詞もなぁ…お互い辛かっただろうなぁ…。 そして師匠!? あれだけ言及されていたので、絶対生きていると思ってましたが親玉ポジションかい!!と驚きました。 佐富君が知っている師匠はとても正義感に燃える優しい人物に映りましたが、一体どんな心境の変化があったのか…? それとも、元々何かしらの信念が佐富君から見えない所に存在したのか…とっても気になります。 新人君2人も、まだプレイヤーからは見えない秘密を抱えていそうですしACT2でどういう展開になるのか、今から楽しみです!! 双馬さん達みたいに、過去に何か抱えてるのかなぁ…。 上記のように、人間模様も興味深くて楽しませていただきましたが、戦闘システムも頭を使ってクリアしていく感じで楽しかったです! 猪突猛進で攻撃ばかりしているとじり貧で負けちゃいますし、かといって温存ばかりしていてもダメージが与えられないし…! ラストバトルももちろん難しかったですが、個人的に列車の時間制限ありの戦闘もなかなか苦労させられました…(あの戦闘のおかげで戦闘システムの理解度が各段に上昇したので、結果的には良かったのかもしれません) ノーリスクで防御に徹することが出来る双馬さん&桧さんには何度助けられたかしれません…A+のフリーバトルでもかなり活躍して頂きました! 元々好みのタイプではありましたが、バトルで活躍してくれたおかげで更に好きになりました…w あと眼鏡!正統派眼鏡の仙原さんも良いですね…! 元々オペレータだったこともあって、同期のみんなに劣等感を抱いている所も含めて大好きです! それでも、佐富君の言葉をまっすぐ受け止めて前向きに頑張ろうとしている所も格好良くて、応援したくなりますね!! ただ、劣等感を抱いているシーンもかわいそ可愛かったので、FAではそんな仙原さんを描かせて頂きました。 絶対こんなに悩んでる風ではないと思いますが…あくまで二次創作なので…!! ACT1ではめざましい活躍は見られませんでしたが、努力の末に彼がどれだけACT2で成長しているのか楽しみです! @ネタバレ終了 濃厚で素敵な作品をありがとうございます! 続編も楽しみにしてます…!
  • 反動のクラウドレイジ-ACT1
    反動のクラウドレイジ-ACT1
    すみません。あまりのクオリティの高さに終わるのが悲しくて、一日少しずつ大事にプレイしておりましたら(大体ですが、月刊コミックを読むペースでプレイしてましたかと思います…)かなりの時間が過ぎておりました…!泣 遅くなり大変申し訳ございません…! 作り込まれた世界観、バトルシステムの楽しさ、所々にプレイヤーさんに優しい設計…完成度が高すぎてもう、凄かったです…! ゲームシステムに関しまして、恥ずかしながら私は今までこのようなRPGに触れる機会があまりなく、バトルがちゃんとできるか不安で、実際何度もゲームオーバーになってしまったのですが、 その後にヒントを出してくださったり、お好みで補助装備を選ばせてくれたりと、ちゃんと戦略を練って頑張ったらクリアできるようにしていただいており…! 要所要所で、プレイヤーさんへの優しさを感じました…泣 ストーリーに関しても、キャラ1人1人の書き分けも、アクションシーンやイベントでの演出も息を呑むほど素晴らしく、これはファンが多くいらっしゃるのも頷けました…もう見惚れてしまいました。素敵です…泣 @ネタバレ開始 そしてそして…後半になるにつれてだんだん不穏になって行くストーリー!特に古賀さんが心配すぎて…一体誰を信じればいいんだ!?怖いっ!だけど…気になるッ!!泣 双馬さんが素手でぶん殴るシーンも激アツでした泣 いつも静かにしているけれど、ここぞというところで大胆に行動する熱いお方だった…!これは惚れてしまう…! @ネタバレ終了 私はクールに見えて意外な一面もある双馬さんが好きです!ささやかですがFA添えさせていただきます…! 素敵なゲームをありがとうございました…! 続編の制作、応援しております!
  • 5分で脳トレ! リフレッシュ・アハ体験
    5分で脳トレ! リフレッシュ・アハ体験
    脳トレに関心があり遊ばせていただきました! 気合いを入れて臨みましたが、1回でクリアできたのはSTAGE1だけでした……w どこかでなにかが動いたような気配はしてるんですが、なかなか目で捉えられませんね……w 見つけた時の気持ちよさ、最高です! そしてイラストのチョイスも素敵! 本日YouTubeにて実況動画を投稿させていただいたのでご報告させていただきますm(*_ _)m プレイ中は難易度しっかり高めだと思っていたのですが、改めて見返すと…… なんでこれがわからなかったの??と不思議になってくる…… 本当におもしろいゲームでした! 改めまして、とっても楽しくてかわいいゲームをありがとうございましたm(*_ _)m
  • 反動のクラウドレイジ-ACT1
    反動のクラウドレイジ-ACT1
    SFな世界観、かっこいいキャラクターたちの雰囲気、しかもバトルあり。 これは絶対好みの作品だとわくわくしながらプレイしました。 びっくりするほど面白かったです!!!!! まず世界観や物語の作りこみがすごいです。 これ、全部1人で考えたの~!?とびっくりしながらプレイしていました。 「レインダスト」などの用語まで全部かっこいいです。センスにあふれている… 用語は多くとも作中では説明パートが多いわけでもなく、でも置いてけぼりになるわけでもなく。 ○○って何だろう?と思ったタイミングで解説が入るので、とても理解しやすかったです。 お話もテンポがよく、途中で少しも飽きることがありませんでした。 そして作品の目玉である戦闘システム、めっっっちゃ楽しかったです!!! キャラクターごとの技の種類や効果、チャージ技…これ全部1人で考えたの~~!?(2回目) 単純になりすぎず、複雑すぎず、簡単すぎず、難しすぎず。本当に絶妙な難易度です! 最後に敵を倒しても攻撃を受け切らないと負けてしまうのもまた面白いです。最後まで油断できない笑 何回も負けてしまう時もありましたが、1回ごとの戦闘がスピーディーなのでやり直す事にストレスがないんですよね。 反省点を生かして、次の立ち回りを考える…というゲーム性が本当に楽しいです!! さらに物語ではいろんなキャラクターの組み合わせで戦うので、「この隊員はこんな技を持つのね」と毎回新鮮でした。 戦闘のシチュエーションもいろいろで飽きずにずっと楽しめました。 @ネタバレ開始 フリーバトルA+等級も考えなしに隊長だけで組むと意外にうまく勝てなくて、試行錯誤して桧くんを加えたら勝てたのが嬉しかったです!! ただただ物理で殴るだけじゃない!!達成感すごい!! @ネタバレ終了 キャラクターたちもみんな個性的でカッコイイんですよね… まずびっくりしたのが、キャラデザがリアル寄り(黒髪短髪男子がほとんど)なのにしっかり描き分けされている!! これだけの人数なのに…白黒なのに…ちゃんと顔のパーツや体格で分けられててすごい… 絵がうますぎます!! @ネタバレ開始 その中でも推し隊員は、上記のフリーバトルでも大活躍してくれた桧くんです!! 優しくてちょっと無理しちゃう。童顔でかわいい。お空も飛べる。めっちゃサポートしてくれる。好き!! カットインのポーズがかわいくてファンサありがとうって思っちゃいます。 HPが女子隊員より低いところも…儚いね…えっ単独任務して大丈夫…?護衛してあげたい。 同期の相川くんとは性格的にも能力的にも相性がよくていいですね。どうか助け合って生き残って…! 長くなっちゃうので隊ごと感想です ・伊戸村隊 古賀ちゃんが臨界化した時に技使いたくなさすぎて…「他に道はないのか!?」と関係ない場所ポチポチ押してました笑 ラストで隊長と古賀ちゃんのやり取りが明かされたとき、「なんでだよ…好きだったんだろおおおおお!!!!!」と嘆かずにはいられなかった… 絶対ふたりとも好きやん…なんでだよお… でもさ、確かに死を待つ身ですなんてやだよね…つら… 古賀ちゃんの散策で地区管理選んだときに「私はここから出られない」っていうのがね、すごく悲しかった。 佐富くんも都倉さんもたくさん一緒に戦ったからすごく愛着あるし、幸せになってほしいです…!! あと友瀬くん、ヤバい状態になってたけど…大丈夫!? ・双馬隊 よく相川くんが双馬さんの行方を捜しててほほえましい隊。 双馬さん、最終戦で絶対に完防使いどころだったのになんか上手く使えなくて…ごめんなさい…(チップで乗り切った) 辰木くんは一体何者…!? ・土間隊 柴山の兄貴がかっこいい!!!こう見えて攻守万能なのがいいですね。 土間さん攻撃力たかくて復活能力もあって強すぎる…フリーバトルではお世話になりました!! バリバリに戦闘要員な隊員の中でひとり戦闘が苦手そうな摂津くん、がんばれ…! ・吉良隊 吉良りん、頼りになりすぎる!!個人的に最強では…?と思ってます。 私の上司になってください… 健気な仙原くんは癒し枠です。彼は化けそうな気が…いや、そうじゃなくてもいい。少しずつ自信つけていってほしい。 岩切くんも初めに一緒に戦ったからか、愛着わいてかわいいです。ねむねむ。 ・鳥居隊 推しがいる隊!!! 隊長、チャージの博打技が面白いですよね!!カットインもかっこいい!! 戦闘でギリギリだった時に「999」が出て助けられました。ありがとうございます笑 井鈴ちゃん、女子が少ない職場でもこれだけズバズバ言えるたくましい子&生存率高そうで安心できる存在です。 ほんと、みんな魅力的で好きです…みんな生きて…幸せになって…!! 新人に対しての先輩の数の少なさを見るとね…もう心配で仕方ないです。 どうか平和に暮らしてほしい。鍋パとかしてわいわい楽しく過ごしてほしい。 @ネタバレ終了 プレイ中ずーっと楽しくて、プレイ後も作品のことが気になって、いっぱい攻略ページを眺めておりました笑 こんなにも好みに突き刺さる作品があるなんてと感動したほどです。 そんなとっても素敵な作品を公開してくださり、本当にありがとうございます!! 続編も心から楽しみにお待ちしています!!
  • 夢もすがら花嵐
    夢もすがら花嵐
    花札の中のような、美しい世界。 夢の中を探索するという幻想的な世界観が最高でした。 謎解きも難しすぎず、なんとかクリアできました…!攻略ありがたかったです。 @ネタバレ開始 トゥルーエンドがまさかの獏ちゃんが病室で目覚めるもので、書生さんはもう…と明確にされない描写がよかったです。 一週目、なんで心臓?と思っていたんですがそういう意味だったのですね。 私に教養があればもっと深く楽しめたのかなと思う演出もちらほらあって歯がゆかったです。 ともかくこだわりが素晴らしくて素敵な旅の時間でした。 @ネタバレ終了 素敵な時間をありがとうございました!!
  • 反動のクラウドレイジ-ACT1
    反動のクラウドレイジ-ACT1
    存在を知った時から「ものすごいゲームである」との予感しかなかった「反動のクラウドレイジ」、ついにプレイさせていただきました!! 全ての要素があまりにハイクオリティで、プレイすればするほど((?私は今、コンシューマーゲームをプレイしている……??))と錯覚し、最初から最後まで個人制作ゲームであると言うことをほぼ忘れて夢中で快適にプレイいたしました!!(時々個人制作であることを思い出しては、凄すぎて当惑の笑みが出るレベル) そもそも、このコマンドバトルがティラノビルダーで作られているという事実が凄すぎて、プレイ前から半信半疑だったのですが(コラ)、実際にプレイしてもっと信じられなくなりました笑 一体何をどうしたらこんな凄まじいことに……天才だ……!!! 日常パートとバトルパートが交互に進むストーリー進行はテンポが良く、和みと緊張感のバランスが絶妙でした。その他にサブストーリーや用語集、フリーバトルなどオマケ要素もたっぷりで、クリア後もたくさん楽しませていただきました♪ キャラクターは大勢登場するのに、皆それぞれ性格にもバトルスタイルにも違った個性があり、全員分を考え出すだけで、一体どれほどの月日を…??と思わず作者様に問いかけたくなりました笑 しかも皆魅力的!!主人公の佐富君は真っ直ぐでちょっとやそっとではへこたれないタフさがあり、安心して見守り、応援する事が出来ました。 遊撃伊戸村隊は当然好きだし、討伐土間隊は作者様制作の入隊診断メーカーの関係でコロっと推し隊になりました(チョロい) キャラを語り明かしたらとんでもない量になるので泣く泣く割愛しますが、本当にどのキャラも素敵です。 そしてそして、凄すぎるバトルパート!!! とりあえず殴ってれば勝てる…なんてことはなく、ちゃんと攻守のバランスやキャラごとの役割分担を考え、戦略的に戦わなくては勝てません!そしてそれがすごく面白い!! 残りHPとSP、互いの攻撃力やスキルから頑張って戦略を立て、それが通じるかどうかドキドキしながら戦い……見事勝てた時の達成感!!敵も弱すぎず強すぎず、強敵の部類でも数回試行錯誤すれば勝ち筋が見えてくるゲームバランスがお見事でした!! 繰り返しになりますが、バトルしながら常に頭の隅で((ティラノビルダーでどうやってこれを…??))との疑問が浮かんでおりました笑 ノベルゲーム用ツールにこんな可能性を見出した作者様、何者……? @ネタバレ開始 舞台設定もとても凝っていて、物語の世界への没入感を高めてくれました。思わず支部の外の世界や登場キャラ含む人々の暮らしなどについて想いを馳せてしまいます…。 ストーリーはまだ序盤でしょうに、裏切りあり驚愕の事実ありどんでん返しあり…で、情緒が乱されっぱなしでした!!特に自分が古賀ちゃん推しでもあるので、古賀ちゃんが臨界化したりあんなことやこんな事になってしまって、何度「古賀ちゃーーーん!!!」とかき乱された心で叫んだか分かりません! えーーー皆幸せになってよーーーー!!!と思いつつ、存分にドラマを楽しませて頂きました!この後の展開がすごく気になり、楽しみです!! 最後に余談なんですが、公式HPに載っていた鳥居隊長の作者様イラスト(現在過去のイラストを舐め回すように見て反クラ養分摂取中です…)を見て、自分の中で何かのタガが外れる気がしました。 え………鳥居隊長、本編ではあんな堅物ムーブしておいて、乳児のパパなん………??赤ちゃんにミルクあげたりおむつ替えたり、抱っこして寝かしつけたりしてるん……??いないないばあとかしてあげてるんか……!!?? ……一気に鳥居隊長推しになりそうです。尻が軽すぎる。推しがどんどん増える…!! FAは、初めての反クラFAがこれでいいのか?というレベルの変化球で描かせていただきました。上手く言葉には出来ないのですが、自分の中の古賀ちゃんへの想いを集約するとこうなりました……。 束の間でもいいから、過酷な運命とは無縁でただゆっくり安らかに眠ってくれ、古賀ちゃん……(滝涙) @ネタバレ終了 素晴しいゲームをありがとうございました!!お陰様で反クラ沼にどっぷり浸かっております! 続編も制作頑張ってくださいませ!!!プレイできる時を楽しみにしております〜!!
  • そうだね、その夏の日の話をそっと君にしようじゃないか
    そうだね、その夏の日の話をそっと君にしようじゃないか
    ホラーゲームの実況をしており、中でもホラーノベルが大好きで、 こちらのゲームは今の時期にピッタリだと思い、プレイさせていただきました。 すべてのお話にエンディング分岐があり、短編でありながらボリュームがあって、とてもおもしろかったです! 実況動画を投稿させていただいたので、こちらに報告させてもらいますね。
  • せめて、笑ってくれたなら。
    せめて、笑ってくれたなら。
    ピアノを基調にしたBGMと詩的な表現と鋭い心情描写が魅力的な作品でした。 特に心情描写に関しては、硬派な本も含めた関連テーマの下調べと読み込みが血肉化されているような印象があり、非常に興味深かったです(例えばコミュニティ論であったりグリーフケア論の片鱗が見えたり)。 関連して、物語の幕観に厚生労働省調査などの資料が補完の物語の一部として提示されるのですが、この試みが内容としてもノベルゲームという媒体の使い方としても非常に面白いです。 現実世界の普段見えにくい一面を垣間見せ、考えるきっかけをくれるような物語は大好きで、特にSection 3の最終版の仕掛けには大興奮でした。 ここからは作品を通して考えたことを書きます(作品の意図からずれる解釈も多いと思います)。 かなり大きくネタバレを含むので、作品を通読してから読んでください。 @ネタバレ開始 この作品で読者が何度も反芻することの一つが、主人公達の行動は正しかったのか、救える道はあったのか、ということだと思います。 登場人物たちの様々な行動は様々な形で裏目に出ていきます。 「笑顔は自然に出てくる」や「笑顔が明るくする」という一般的な励ましは、この世界の「ふつう」から拒絶させていることを美笑に再確認させ。 癒しのつもりのピアノは、今は亡き詩織への想いと約束を強く誘起させ。 「時間も解決の助けになるだろう」という期待は、今そこにある危機への感覚をにぶらせ。 翔と美笑の出会いを企図したと思われる詩織の約束は、二人の別れの舞台を提供することになった。 良く知られているように、うつ病患者は続いた抑うつ状態が寛解するタイミングは特に注視が必要で、一般に活動性の増加に伴い自殺リスクが高くなります。皮肉にも一瞬の希望を見せたことが引き金を引くことになってしまった、という見方もできます。 登場人物たちの行動は、問題の解決に意識を向けすぎた点や、行動を意識しすぎ傾聴が抜けていた点は勇み足だったかもしれませんが、それでも基本的には模範的だったと思います。 そして、それぞれ手を伸ばせるタイミングがあったものの、その選択をとれませんでした。その選択肢を奪ったのは何だったのでしょうか。 1つ思えるのは美笑のおかれた環境が非典型的だった故に、辛い(理解できない)環境/ましな(理解できる)環境 という壁を作ってしまったのではないかということです。手を伸ばせば、本当はそこに本当の壁はないことを知るにも関わらず。 とはいえ、それは個別的事情を平坦化し差異を見ないことにすることではないことが実践面では難しい点だなと思います。水樹の場合で祐を追い詰め高い壁を作らせてしまったように。 優也の考えるように人はコミュニティという相対化と均一化という力学の中で生きているので。 もう1つあるとすれば連携の話で、支援者間の情報共有等がもっとあれば、違和感に気づける可能性や目を離さないことで差し当たっての危機は回避できたかもしれない、ということを考えていました。 ただ劇が始まる前に何とかしなければどうしようもなかった感もあり、やっぱり難しいテーマですね...。 この作品のもう一つの軸として突然の死をどう受け止めるかという話があります。 グリーフ・ケアについてはウォーデンの提唱する4つのタスクがよく知られています。これは「喪失の現実の受容」、「悲嘆の経験・克服」、「死者なき環境への適応」、「死者に向けた感情の向け直しと新たな生活の踏み出し」のようなものから構成され、主に4つ目のタスクで遺族の中での故人の位置づけが変わっていきます。 また、事故死や自殺などの突発的な死に対しては、その理不尽さから故人の死の意味や生きた意味を強く希求するケースが多いともいわれています。 劇中では罪から道標へ、嘆きから決意へ、登場人物が一人一人のペースでエネルギーを外向きに変えていくことが描かれます。 美笑のケースは主にエピローグで語られるのですが、ここで美笑の生きた証を残すといった時に、その「美笑」は何を指しているのか?という点が引っ掛かりとしてありました。 私たちは、劇中で一度でも真正面から美笑と向き合いましたか? たった数日の邂逅で彼女をどれだけ理解できたのですか? 「せめて笑ってくれたなら」、劇中では二重の意味を持つ言葉ですが、その題名が部分的に含むように、そこに描かれるのは遺されたものの後悔と罪悪感であり道標となる十字架に他なりません。 ...でも、それでいいのかもしれませんね。壊れたもの元には戻らず、冷酷にも故人はどんどん個人的なものになっていく。物語は遺された自分たちのために紡がれる。 また、グリーフケアの観点でも、制作を通じて遺されたものの語りの場を形成し、過去を昇華する外へのエネルギーを持つことの意味は大きいです。 実際、翔には、表向きは前向きなものの、詩織の際に現実の受容に時間をかけたことや直接の遺族である点で、かなり危うさを感じていました(とりあえず守護霊の話は抜きにして)。 過去の喪失を決意に転嫁していた奏恵やみどりもその位置づけの再解釈をすることは避けられません。 その悲しみを個人のものとして不可視にしてしまわない、ということは悲しみを考えるうえでやはり大切だと思います。 @ネタバレ終了 プレイヤーが作品を、そして作品を通じて現実を考えることに主軸に置くという面白い体験の作品でした。 制作ありがとうございます。
  • 取調室
    取調室
    サクッと終わるので気軽に遊べるだけでなく、推理しがいもあって楽しめた。 最後に刑事の言った「善人か悪人か」に関するセリフも哲学的で心に残る。 BGMもよい。
  • かくしてボクら兄妹は
    かくしてボクら兄妹は
    ビジュアルの統一感が世界観のまとまりにも繋がり、気づいたら物語に惹き込まれていました。 (キャラデザに背景画を合わせるのではなく、キャラクターを背景画の雰囲気に寄せてデザインされたとのことで、個人的に勉強になりました) 楽しくプレイできました。
  • 無人島
    無人島
    恐らく全キーワード回収させていただきました。 @ネタバレ開始 個人的にはゲーム内に全く出てこない公衆電話やドラ◯もんなどを探していくのが謎解きようで面白かったですね。そして、言わせてもらいたいことがあります。 じくうにだいきぼなゆがみがはっせいしているらしい じかんのながれがメチャクチャにとんで…とまって…またうごいて… そしてとつぜんすべてがおわりをむかえるんだ へへへ…それっておまえのしわざなんだろ? おまえにはわからないんだろうな あるひとつぜん なんのまえぶれもなく なにもかもがリセットされる それをしりながらいきていくきもちなんて オレはとっくにあきらめた もうちじょうにもどりたいということもなくなった だってもどれたって…すぐにまたここへもどされるんだろ? きおくをけされてさ そんなだから…しょうじきなにをやってもやるきがでない ま、それもなまけるためのこうじつなのかもしれないけどな じぶんでもよくわからないよ ただひとつわかるのは… このあとなにがおきるかしっているいじょう… もうなにもしないでみているわけにはいかないってことさ さて…オイラのいってるイミがわかるなら べつのじかんじくのなほろあにつたえてくれ 「そのセリフ知ってる」 ってな。
  • 隣人と和解せよ
    隣人と和解せよ
    ニアちゃんがいたいけで可愛いというのに尽きるのですが、優れたゲームデザインがその魅力を一層高めている作品でした。 主人公が話しかけるとえもふりを使ってニアちゃんが動いてくれるのですが、次の工夫からプレイヤーが意識せずとも細かなアニメーションを注視できるようになっています。 ・あえてキャラにかぶせる形で選択肢を配置しており、選択後に視点を動かす必要がない ・ニアちゃんが喋れない設定がうまくはまっており、選択後画面で見るべき対象がニアちゃんだけになる そもそも、ノベルだけどキャラを喋らせないというのがゲーム媒体を活かした発想で面白いです。 エンドの中では2が個人的にはかなり好きでした。 後、エンド分岐後セーブするとED毎(一部はタイミングによって2種類)のセーブタイトルがあるので、それも見てほしい。