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ティラノゲームフェス2016参加作品

204 のレビュー
  • 虹のくじら-TyranoEdition-
    虹のくじら-TyranoEdition-
    逃げ場のない学生の心情を上手く描いたノベル。 二人の少女が出会い、心を通わせていく描写はドラマチックで心が洗われます。 最後の結末は人によって解釈が変わるので多くの人の感想が聞きたいゲームです。 @ネタバレ開始 やっと自分の居場所を見つけられた、心を許せる相手を見つけられた小杉さんにとってあの結末は衝撃的なものだったと思います 佐々木さんにとっては幸せだったと言えるのかもしれません。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
  • 水の星、世界を手に入れる男
    水の星、世界を手に入れる男
    再読しました。初回プレイと同様に静かに興奮させられる作品です。 各登場人物の思惑や行動原理が交差し歴史が形作られていき、先の展開が分かっていても夢中で読み進めることができました。 特に、2章の海戦のシーンは何度読んでも臨場感が凄まじく手に汗握ってしまいました。 登場人物の会話や独白が重厚・精緻なのがとにかく魅力的です。状況分析や見通しの詳しい記述が、臨場感を大きく引き上げており、同時に、登場人物の才能の非凡さを際立たせています。「彼/彼女は歴史を動かす器の人物だ」、という確信が文章を読み進めていくにつれ固まっていく体験は本当に新鮮で、彼らが次に何をしでかしてくれるか楽しみで仕方がないと終始思って読んでいました。 基本一歩引いた視点で淡々と描く作品ですが、舞台設定に関する情報の出し方が巧みで、カーライル国や周辺国のについてまとまった説明があった記憶はないのに、舞台設定がすんなりと把握できています。各所の状況分析描写に加え、自然に挿入されている、物語にあまり関与しない人物たちの説明や独白の断片が世界観を形作っている点が印象的でした。 戦記物の読書歴はほとんどないのですが、戦記物が好きなら間違いなく楽しめる作品だと思います。 制作ありがとうございました。
  • Last Halloween Night
    Last Halloween Night
    村で行われるハロウィンイベントが舞台で、主人公は子どもとして最後のハロウィンを迎え、その友達との交流とそれぞれの結末を描いた短編です。 分岐によってはゾクッとしたり、切なかったり、ビターな気分を味わえるお話でした。 ゾクッとする部分はホラー的でした。ハロウィンナイトにピッタリです。 @ネタバレ開始 実は最初に選んだ選択肢から、彼らの正体は「もしや仮装ではなく、本物のお化けなのでは?」とアタリをつけたのですが、タグにある通り彼らは人外でした。この世の者ではなく、湖を介して主人公のいる世界に来ていました。ハロウィンの事を考えると納得の世界観です。 そして三人のそれぞれの正体が主人公に判明してからが、この物語の始まりなのではないかな、と思いました。 @ネタバレ終了 可愛くポップな見た目の三人と、三者三葉の様々なエンディングが見られて楽しかったです。 個人的には無邪気で子どもっぽい、けど素直で明るいパンプキン君が特に好きです。 ステキな作品をありがとうございました!
  • cosmic surprise
    cosmic surprise
    宇宙の端にあるステーションで繰り広げられる、ほんわかあり、事件アリの綺麗にまとめられた短編ストーリーです。 狐耳のフォウちゃんとアンドロイドのユプシロン君とのやり取りが微笑ましく、きっといつもの日常もこんな感じなんだろうなぁ~と二人の関係性を垣間見ることが出来ました。二人のデザインや性格、とても可愛らしいです! そんな穏やかな空間の中で巻き起こる事件! 二人の和やかなやり取りにすっかり油断していまして、驚きました。 が、読み進めると「そういうことか!」となり、最後は一件落着。 テンポが良く、とても楽しめました。 そして、「別のお話」もとても気になります! 続きが気になる、ふんわりSFを短時間で楽しめるステキなお話でした。 ありがとうございました!
  • 変わらない、変わることのない君に――
    変わらない、変わることのない君に――
    プレイさせて頂きました♪ 2人の可愛らしい女の子と主人公の関係がオムニバス形式で描かれていて、ちょっとびっくりしてしまう、悲しい出来事なんかもあったりして(>_<) 私は最初にプレイした、はなびちゃんに感情移入してしまいました。 しかし、ひよりちゃんルートは、はなびちゃんの気持ちもわかっていたので、何とも言えなく、切ない気持ちになりました。 @ネタバレ開始 はなびちゃんルートで、途中から『もしかして、ひよりちゃんの諸事情はこういう事なのかな?』なんて思っていました。 だからこそ、真相が知りたくて、ひよりちゃんルートが見たくて仕方なくなりました! 最終的には、ハッピーエンドだったから、良かったです♪ @ネタバレ終了 オムニバス形式で、とても楽しませて頂きました。 ありがとうございました。
  • どとこい
    どとこい
    以前より、ノベコレニュースで取り上げられているのを拝見し設定の斬新さに惹かれてプレイしました! どの登場人物達とのやり取りも楽しく、時間を忘れてプレイしていました(笑) 悪魔に呪いをかけられた主人公が、美少女のみ解像度の低い状態のグラフィックが画面に映し出されます。選択肢で好感度を上げると、徐々に解像度が上がっていく…なんて、発想の勝利としか言えません。そして、どの解像度でも細かに差分があったりと、細部まで拘りを感じました。 各登場人物、会話だけでもとても魅力的で一人目を攻略し終わった時に「これは全員のご尊顔を見なければ…!!」となり、夢中になってやり込みました。 一人、ルートに入るのが難しい子がいましたので、攻略サイトの方を参考にさせて頂き、無事に全てのルートをクリアすることが出来ました! 楽しかったのであっと言う間でした。 斬新なアイディアと随所にあるこだわりが光る、素晴らしい作品をプレイすることが出来て良かったです。ステキな作品と時間をありがとうございました!!
  • まっしろの部屋
    まっしろの部屋
    「あなたも一度通ってきたかもしれないしれない」というお話に惹かれプレイ。 @ネタバレ開始 エンディングで「なるほど…!!!」と感嘆のため息が出てしまいました。演出が素晴らしく美しかったです。 私たちはこうやって、母のお腹のなかで夢を見ていたのでしょうか。いや、夢ではなく、本当に素敵だと感じたものを選んで誕生したのかもしれません。 自我は途中で芽生えたのではなく、生まれる前にあったのかな…?ちょっと忘れてしまっただけで、必然的に今の自分に行きついたと思うと壮大なロマンを感じます。 @ネタバレ終了 モノトーンですが、画面が常ににぎやかだから寂しさがありません。不思議な世界観を堪能させていただきました! 素敵な作品をありがとうございました^^*
  • 虹のくじら-TyranoEdition-
    虹のくじら-TyranoEdition-
    窮屈だと感じる環境や時間の中で、そこから逃げ出せたら…と、一見して対比的な二人の少女が「虹のくじら」という絵本をきっかけに展開されていくお話です。 淡く優しいタッチの絵と、それに対比するような学校という環境での重苦しさが見ていて胸がギュッとする思いでした。 スチルや立ち絵、背景が切り替わる演出が個人的にとても好きです。 ラストシーンは特にそれが効果的で思わず魅入ってしまいました。 読んでいるこちらまで窮屈さを感じる程リアリティのある描写と、「虹のくじら」という幻想的でどこか救いや希望を感じる世界観、対比的だけどどこか似ている二人の儚い少女たちが美しく、ステキな作品でした。 ステキな時間をありがとうございました!
  • アムリタ、地獄に
    アムリタ、地獄に
    水彩画のような淡いタッチと、しきりに「アムリタ」と繰り返すボイスが特徴的な作品でした。 物語の冒頭のような、何か核になるお話を断片的に切り取ったかのような……不思議な世界観でした。 アムリタとは誰/何なのか、色々と考えてしまいますね。 全容がわかるストーリーがあったらぜひ読んでみたいです。 不思議で新鮮な感覚を味わえる作品をありがとうございました!
  • あなたと3人とどうとでもなる死体
    あなたと3人とどうとでもなる死体
    概要欄にあるように、ショートミステリーです。プレイヤー自身が探偵として、容疑者と思われる人物達の話を聞いたり、屋敷内を事件の手がかりのために探索をしたりします。 短いながらも丁寧に作り込まれていて、情報整理をきちんとすれば自ずと犯人が判明します。 短いやり取りの中で、この事件が起きた屋敷内での人間関係が垣間見れ、BESTENDでは、(やったことは勿論犯罪ですが)犯人側にも辛い事情があったのだと同情せざるを得ませんでした。 短時間でミルクティーを片手に、本格ミステリが楽しめるステキな作品でした! ありがとうございました。
  • 妹のろい
    妹のろい
    タイトル(※タイトルではない)の女の子、可愛い~~!!と、ホイホイされてプレイしました! なんて不純。 ビジュアルだけでなく、「妹のろい」という意味も気になって、プレイを始める前から色々と考えながら読み進めました。 @ネタバレ開始 「妹」とタイトルにあることから、メインビジュアルの困り気味の切ないほほ笑みが可愛い、この女の子が妹だな!やったー! そして、のろい…パッと思い浮かんだのは“呪い”。 ……まさか~!「妹の、ろい」かなぁ~!なんて頭お花畑でした。 まさか本当に呪い…そして鈍(のろ)い、といじめられていた過去があり、そしてそれが巡り巡って…とは思ってもみませんでした。 @ネタバレ終了 前半部分のキャッチーでコメディなやり取りと、ある真相が判明してからのシリアスな展開が非常にテンポが良く、パズルがカチ、カチッとはまっていくような展開は素晴らしかったです。 2つのエンディングがありますが、どちらもその選択をしたらそうなるだろうなと思えるラストでした。どちらも好きです。 @ネタバレ開始 さゆちゃんとの卒業式(デートかな?)では、あれほど溺愛していたアキヒト君が最後の最後に「行かないでくれ」ではなく、「行けー!」とさゆちゃんの背中を押しているかのような、「お兄ちゃん」をしているシーンが特に好きです。また、最愛の妹・さゆちゃんとの本当に最後の別れであり、さゆちゃんに執着する自分との卒業のようにも見えました。二人の卒業式だったのかなぁ、なんて思ったり。 タイトル画面だと錯覚していた、さゆちゃんの困ったような切ないほほ笑みもこのシーンまでくると意味がわかる構成でとても良かったです。立ち絵もスチルもさゆちゃん、かわいい!!!!! 終始目が幸せでした! @ネタバレ終了 短い時間の中でコメディとシリアスの両側面が楽しめる、ステキな作品でした!プレイ出来て良かったです。ありがとうございました!
  • 明くる日の夢
    明くる日の夢
    タイトルが気になり、プレイしました。和風伝奇もので非常に好みのお話でした! 絵本を語るような形でお話が展開していき、シーン毎にイラストが用意されています。クリックする度に絵が変わり、10分程の中で何枚描かれたのだろう!?と感嘆する程豪華でした。最初から最後までギュッと詰まっており魅せられました。 終盤あたりの展開から少女のこれからは悪夢を見る事もなく、家族であるお兄さんと幸せに暮らしていくのだろうなぁ…なんて思っていたら、まさかのラストでした…。 ホラーなの!?と思ってしまう程、ゾゾゾ…!!と鳥肌がたちました。良い意味で不意を突かれ、タイトルの意味が判明する演出も相成ってラストの引きは衝撃的…!! 短い時間で濃厚なお話を堪能させて頂きました。 ありがとうございました!
  • 老と白
    老と白
    和風な雰囲気とタイトルが気になりプレイしました。 何やら訳ありそうな老爺、廃れた村、そこに住む“不老不死”となったと言われる小さな少女。村の状況が芳しくないのは描写の端々にされている通りで、だからこそ、老爺と少女の存在が光って見えました。 スチルが2枚あるのですが、どちらも好きです。 特に2枚目は見た瞬間、「おお!」となりました。物語のその後に思いを馳せる事の出来る、ステキなスチルと演出でした。 また、立ち絵があるシーンでは背景も含めてモノトーン調で落ち着いた雰囲気で、村の物寂しさが伝わってくるようでした。それに対比するかのように色が入るシーンはグッときました。 @ネタバレ開始 口は悪いけれど優しく渋かっこいい淵野さんと、 健気なましろちゃんに幸あれ!  @ネタバレ終了 短いながらも緩急があり、お話のテンポもよく、「そういうことだったのか」と不老不死にまつわるお話も綺麗にまとめられており、ラストシーンを見ると続きの気になるお話でした。 ステキな作品と時間をありがとうございました!
  • 名馬との邂逅
    名馬との邂逅
    サムネイル画面の絵に味があり、気になりましたのでプレイさせていただきました。 一本道のストーリーノベルですが、一つ一つの絵の加工が重厚感を醸し出し、一篇の絵本を読んでいるような感覚でした。 文章から察するに中国戦国時代北方のお話だと思われますが、語尾や絵がその時代感や土地感に説得性を持たせていて、物語全体の「スコシフシギ」を補強しているように感じました。 素敵な作品をありがとうございました。
  • いきなり魔王
    いきなり魔王
    勇者と組んで魔王を倒す王道な展開ですが、肝心の勇者がレベル1でクセの強いキャラクター。何も起こらないはずがない! アイテムが謎解きのヒントになっていて、親切なつくりになっていたと思います。無事にまおうを倒せてよかった! 素敵な作品をありがとうございました!
  • ガラス姫
    ガラス姫
    お話も登場人物たちも絵も、全てが優しくて読了後はとてもほっこりした気持ちになりました! イラストがとても豊富で30分もかからない短い時間の中で、沢山の温かさや美しさ、コミカルで可愛いシーン等…バリエーション豊富なイラストを堪能出来、「ガラス姫達はどうなるんだろう…?」と時間を忘れて楽しめました。 @ネタバレ開始 絵本の方の「ガラス姫」と、その絵本を読んでいた司書さんの上司、館長の髪飾り(シュシュかな?)と「ガラス姫」に登場するある人物が似てる…?となりました。でも双方、言葉遣いは違うし果たして…?と本作の本編にあたる「ガラス姫」のお話以外の世界観も気になりました。一つの作品を二つの視点で読めるのって、楽しいですね! @ネタバレ終了 ステキな時間と作品をありがとうございました!!プレイできて良かったです!!
  • 不変の空、囚われの令嬢
    不変の空、囚われの令嬢
    政略結婚の為、船で移動中の少女コーデリア・ノースちゃん。 船内での出来事から物語は始まります。 文字と背景のみですがリアルな描写が続き、 眼の前で繰り広げられているかの様でした。 コーデリアちゃんの性格も少しずつ柔らかく 変わっていくところも見所です。 @ネタバレ開始 物語は下へ下へ落ちていき・・・ とても重たい物語の中、青い空を見上げたときは 少しだけ胸が軽くなりました。 どうか、追手の手から逃れられますように。 @ネタバレ終了 素敵な作品を有難うございました!
  • 幼馴染は献身的!
    幼馴染は献身的!
    よくある三角関係・・・?と思い読み進めましたが この幼馴染只者じゃない・・・!! 2END回収しましたが、どちらを見ても 幼馴染はとっても献身的です! @ネタバレ開始 END1の花音ちゃん誘拐ENDも好きですが END2の影の黒幕夜々ちゃんがめちゃ好きでした。 @ネタバレ終了 素敵な作品を有難うございました!
  • アムリタ、地獄に
    アムリタ、地獄に
    短いながらも、絵本の様なイラストと 音読の声が魅力的な作品でした。 アムリタとは一体何者なのか・・・ 色々と考察の余地があって面白かったです。 素敵な作品を有難うございました!
  • 【EP3追加!】Buddy Collection(バディコレクション)
    【EP3追加!】Buddy Collection(バディコレクション)
    「BUDDY COLLECTION」 Switch版も出ている2016年の優秀作品賞受賞作 フリーゲームとしても 最高レベルといっていいクオリティではないでしょうか もはやプロが作ったのかと思うくらいです 名探偵を養成する学園に通う主人公たちが 次々と起こる難事件に挑むという内容 依頼をこなすときはバディを組むというルールがあり 乙女な主人公がイケメンとコンビを組めるというのも 特徴のひとつでしょうか ただ、事件の内容はなかなかに骨太! 自ら謎を解き明かしていく感覚は とても楽しく、非常にワクワクさせられました しかも、小説でもドラマでもなく ちゃんとゲームだからこそのミステリに落とし込まれていて 本当によく練り込まれた作品だと感じます ミステリゆえネタバレは避けますが これはぜひ色んな方に遊んでほしいですね ちなみに…… @ネタバレ開始 制作サイドからは、なんとなく瀧くんへの歪んだ愛情を感じる気もしますが 私は犬井くん派でした! @ネタバレ終了 EP4以降も楽しみにしております