ドラマ
8397 のレビュー-
消灯コーヒーお洒落な雰囲気に誘われて入店しました٩( 'ω' )و シナリオ、背景絵や可愛いキャラ絵を活かす声の力ってすんごいですね。 コーヒー飲みながら続きが見たくなる2人な物語、ありがとうございました。
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今宵、忘却列車にて。無人在涙腺爆破…………… 途中まではへ~え何それ超良い駅やん降りよ~、え、きみ次降りるの?じゃあ次で降りよ~と能天気にプレイしていたのですが、やはり匂うぜ銀河鉄道の香り。 @ネタバレ開始 真実はやはり銀河鉄道のような悲しい死の物語…と思ったのですが、分かっているのに泣いてしまいました。トゥルーエンド後にあとがきを拝見して「地の文を削る試み」であったと知りました。つまりもう死んでいるという真実が分かっていても、ずっと橘がこちらに語りかけてくることで対話が成立したというか、感情が伝わってきたというか……。大成功だと思います、地の文削り。 だからこそ時間をかけて問答をした上で橘の気持ちを対話で引き出した上でお別れする……の………が……………(滝涙) ハッピーエンド削った理由ゥゥゥ!!!! 車掌さんの小噺が無かったらきっと涙で琵琶湖つくってました。 @ネタバレ終了 丁寧な対話が重なって感動になっていました!そしてメニュー画面が凄く綺麗でセーブするのが気持ちよかったです。ありがとうございました!
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夢幻の秋ゲーム紹介にある「あなたは知らないうちに、誰かを傷つけていませんか?」が印象的で多くを語らずやってみよう!と誘い込まれました。静かなBGMと実写の背景がこのお話にマッチしており文章に集中できました。 @ネタバレ開始 大切な友人だからこそ、幸せを願いたい気持ちと嫉妬で苦しんでしまったのでしょうか。切ないです。 小さい頃の小夜の心情が少しだけ出てきますが、高校生になったときの小夜は親友の美樹からしか描かれておらず、本当の気持ちは誰にもわからないのがまた読み手が勝手に想像してしまいストーリーをより深く心に残しました。 小夜が言った「私じゃなく彼をとった」って言うのは実は本心じゃないか、と想像してしまいます。 @ネタバレ終了 素敵なお話をありがとうございます。
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消灯コーヒー素敵な喫茶店でまったりコーヒーブレイクと洒落込むつもりがまさかの……? な短編フルボイスノベル。タイトル画面から分かるようにオシャレで可愛いです。僕っ子な無糖ちゃん良き……! @ネタバレ開始 二人の恋のお話かと思ったら殺人事件発生した!! と思ったら……無糖ちゃんの演技力にカンパイ。ほろ苦くほろ甘い作品でした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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さらば劇薬劇団のオーディションを受けに来た女子高生、マチネとソワレの物語。全編がハイクオリティ……! パンフレットの様なタイトル画面からはじまり、開幕前の注意事項アナウンス、スポットライト、幕間、ナレーション等、舞台演出が上手く実際に一つの劇を観たような満足度の高い作品でした。 @ネタバレ開始 まさか全編が劇とは……! 確かに開幕のベルは鳴っていましたが、すっかり騙されました。と思ったら別エンドでは現実……!? 展開がまさに劇薬でした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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too late butじんわりと心にしみるお話でした。 縦書きのお話を久しぶりに読んだのですが、横に慣れていた分、最初は違和感があったのですがすぐにスッと馴染みました。このお話には縦書きが似合うなーと。上にゲームの進捗が表示されるの良いですね。 ゲーム制作や執筆活動をしているわけではないのですが、人から感想を貰う活動をしているので初心にかえった気がします。 素敵なお話をありがとうございます。
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Crescendo Moon白セーラー、とてもかわいい。 夜の海の冷たさなど感じさせないくらい、あたたかな物語でした。 少女がとても明るい子で、くるくる変わる表情や動きが愛らしくて、月よりもずっとずっとまぶしく見えました。 この先の未来、二人はどうなっているのかな……想像が無限にふくらみます。 素敵な作品をありがとうございました!
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とある温泉宿にて全END見ました! 昨今の世情では難しくなった旅気分を味わいつつ、若干のホラー要素もあって楽しめました。 @ネタバレ開始 トゥルーENDと直前のもうひとつの分岐のENDを見て、そういうことか!と。 あの温泉宿自体が不思議な魔女や眷属(?)達の集まる場所だったのですね。 主人公と猫のミキも晴れてその仲間入り……ということで今後さらに不思議な事件に遭遇する予感がしますね。 @ネタバレ終了 個人的には、同僚女性が嫌~なキャラでありつつも憎めなくてお気に入りです。 素敵な作品ありがとうございました。
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深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray toとある深夜の二人の会話。ただそれだけなのに雰囲気抜群でとても面白かったです。 ビデオテープ、岡本喜八、レモンスカッシュ、チキンティッカ…話題や単語のチョイスがどれもハイセンスでした。レトロな画面もBGMもめちゃくちゃ良い! 兄妹ではあるけどお互いのことをそこまで知らない、干渉しない感じの距離感や空気感がなんだか良かったです。「なんかあったらLINEするわ」とか「りょ」とか良いですね。作者様のコメントにもありますが夜にプレイするのがオススメです。
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僕らのノベルゲーム文芸部で展開される侃侃諤諤に自分も口を挟みたくなるような、そんな等身大の、青春の一幕を覗かせてもらっているような物語でした。 後22日、というところまでは頬杖を突きながら「ふんふん」と読んでいたのですが、少しずつ展開に緩急が生まれ、こりゃ最後まで目が離せないぞとだんだん前のめりになる自分がいた…。 何かを作った経験のあるひとにより染み入るだろうなあ、と思う作品です。 以下はネタバレを含むので畳みます。 @ネタバレ開始 身内がヒートアップしたときに転換をくれるのは、「目に見える形」なんだなあという気付き…内部から何かが起こって変わってくれると思うのはやっぱり甘い考えで、何を言ってもやっぱりこうなってしまうのかもしれないですね…。個人的に鬼瓦くんめちゃくちゃ好きだったので、そういう転換に彼の存在が刺さったのが嬉しかったです。かっこいいぜ…(一言くれるラストもめっちょ好きです) 遥先輩が物語について分析している場面があったので、もしかしてエレナちゃんの発想の出自とか、ウィルやアンとの関係が描かれたバックボーンが説明されるかな? と思っていたのですけど、そこはやっぱり美央ちゃんが関係しているのかな…? 個人的にはタツ君のアイデアがハチャメチャに良かったので、特に怪談のゲームやってみたいなぁと思いました。タツ君、過程はどうあれ何にしても企画力がものすごい。今ポケGOとかリアル脱出ゲームとかあるし、リアル体験みたいなのは中高生も好きそうですもんね… 改めて振り返ってみると、やっぱりこれって新平くんだけでは実現しなかったイベントなんですよね。他の部員みたいに外部の人脈があるわけでもないし、美央ちゃんみたいに観客を呼べることもないし(面白い宣伝チラシの効果もある?笑)、アイデアの立案もタツ君だし、みんなが作ってくれた土壌があるからこそなのに、どうしても原案の自分が人一倍頑張ってる気がしてワーッと熱くなっちゃうんですよね…ほんと創作あるあるでぐさぐさ刺さりますね… でも頑張りどころで頑張れる新平くん、とても素敵ですね。彼は物作りの姿勢がものすごいなぁと思いました。もし自分だったら大切な物語を他人にゆだねるなんて出来っこないのですが、それをみんなでやりたい、輪を広げたいという夢で一歩踏み出せる勇気…! 彼は創作物を否定された過去があるから、部誌のような形式ではなく、仲間で一作品を作りたかったのでしょうか。それとも創作にひたむきな文芸部のメンツが好きだったのかも。 個人的にすごいなと思ったのは、多分文芸部の話となるとそれぞれの執筆スタイルがキャラクターのモチーフになるはずなんですけど、今回はそれが画一のフォーマットによる合作で行われているというのが、登場人物の描き方や際立たせ方にも工夫がいったんじゃないかなと感じました…! 人間関係のドンパチにリアリティあるお話でした。本当に青春を覗かせてもらっているような感じ。やっぱり統一された一視点だからこそ見えない部分や葛藤が多く現実味があって、そこを想像するのも非常に楽しかったです。 @ネタバレ終了
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願い星は少年の形をしている死んでしまった友達・イオリのことが忘れられずにいるフーコのお話。 イオリが現れる「ある状況」と、そのために行動をおこすフーコが見ていてつらかったです…会話や回想がとても温かく、二人ともお互いのことを大切に想っているんだなと分かりました。 @ネタバレ開始 エンディング三つとも見ました。二人で過ごすエンディング、悲しいけどこれはこれで幸せかもしれないなと思いました。戻るエンディングは前向きで良かったです。どっちも好き… @ネタバレ終了 シナリオも星が輝くウィンドウも、イラストもエンディングも全部素敵でした!!
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嘘の手紙センスが独特で、不思議な作品でした。 この絶妙な塩梅で作品世界が作られているのは、他で見たことがなく、なんという独創性だろうと思いました。 ルールもわからないままに夢の世界に放り出され、探索するわけですが、やっている内に少しずつこういうことかな? ということがわかってきました。 @ネタバレ開始 多くを語らない、真エンドの終わり方も良いですね。 死ぬかもしれない不安の中で、心残りになっている昔の友達に手紙を送ろうとする気持ちには、何とも切なくなります。 @ネタバレ終了 制作ありがとうございました。
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ロストフレンドダークネス・ボーイフレンドの後にプレイしたらあるキャラが登場して驚きました。パラレル的な感じなのですね。 作者様の魅力は重いテーマに対して話が(いい意味で)重すぎないところ、楽しいシーンもたくさんあるところかなと勝手に思っています。 どちらのエンディングも良いのですがやっぱりトゥルーのほうが読後感が良かったです! 翠ちゃん、いい子だ…
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嘘の手紙完全にやり方を間違えていて同じエンディングを永遠に見ていました。(ゲームがへた…超親切なシステムなのに…)無事にクリアできてよかった…… 白色を大胆に使った画面デザインがめちゃくちゃオシャレでした!嘘を探すという発想も面白いのに、さらに人やアイテムをクリックしてエンディングが分岐するという発想もすごい。淡々としていて切ない感じの雰囲気も良かったです。 開発後記、興味深く読みました。こういう制作話大好きです!ぼかしテクニック、そんな技術が…そして制作期間短い!? 制作お疲れ様でした!素敵なゲームでした。
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ネームレスな彼女公園で出会った女子高生と出かけることになった主人公。彼女は一体?という始まり方で、ごはんを食べたりゲーセンに行って遊んだりする明るいシーンが多くて楽しかったです。もちろんそれだけでなくビターな展開にもなったり…トゥルーエンディングがとても良かったです。どうなるかドキドキしました… 演出も細かく、ポップなデザインの画面がかわいい!ボタンのオンマウスの音が好きで無駄に聞いていました。 全体的に丁寧な作品で面白かったです!
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初恋の後悔高校生活から始まり、過去編があり、そして大学に入学し…。 席を交換してまわりの人と話しましょうみたいなの、懐かしいな〜!と思いました。学校生活や会話が非常に丁寧に描かれていてすごい。友人やクラスメイト、先生、家族との距離感がリアルだ…。 でもきちんと考えて悩み、ときにはぶつかってみている玉木くんは偉い…! 自分はどうだったかな、となんとなく考えてしまいます。 エンターテイメント的なお話ではなく、わかりやすい大きな事件があるわけではないけれど、ひとりの人生の数年間をしっかり描き切った読み応えのある物語です。 良い読後感でした。素敵な作品、ありがとうございました。
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初恋の後悔色鮮やかな風景の写真と、耳に残る美しいピアノBGMの数々。その中でたくさんのキャラクターたちが紡いでいく、ほんの短い間の青春。文章のテンポも良くあっという間のひとときでした。 相手とどんな距離感で関わったらいいのか。ちょっとずつ探って、失敗して。後悔して、それでもまた歩み寄っていく。なんだか他人事とは思えなくて、どぎまぎしながら読んでいました。 @ネタバレ開始 "その記憶は、昔過ぎてもう思い出せないけれど、今日は新しい記憶ができた" 「新しい記憶ができた」という言葉が印象に残っています。玉木くんが前に進もうとしていく過程で、ここで印象が変わったなと感じたからかもしれないです。すごく素敵な響き! 行動しなかったことを悔いるより、恐れずに行動したことへの後悔だからこそ、玉木くんの中で納得のいく思い出になったのかなあ。そんな姿がかっこよくてこちらも勇気をもらえました。 @ネタバレ終了 あとがきも読ませていただきましたが、キャラクターへの愛がひしひしと伝わってきました……! 素敵な作品をありがとうございました!
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蚕の箱庭一周目?が終わってタイトルに戻ったときの演出にかなりドキッとしました。ちょっと不思議なファンタジー世界のお話なのかな?と思いきや……なるほど。 @ネタバレ開始 そこからさらに読み進めるうち分かっていく内面を見て、なんだか人間味を感じ…。残酷な面もありますが、共感できる部分もあって社会の生きづらさを感じました。 @ネタバレ終了 とても面白いダークなお話でした。おまけの反省会もまたいいですね!ありがとうございました!
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消灯コーヒー見事です。彼女は演劇部所属なのでしょうか? そのお茶目(といっては重いですが)に対して出禁は待って(笑)。ものの見事にひっくり返されました。
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エンドロールの最後まで面白い作品でした。 人との付き合いってのは、一見悪そうに見えても意外とそうではないかもしれない。そういったことを感じ取れました。 タイトルの意味も最後までプレイしたことで、なるほど~ってなりました。