ドラマ
8398 のレビュー-
東雲に霞むある目的で集まった四人の少年少女たち。彼らはそれぞれ過去を語り始める… えぐい描写やドキッとする展開もあり(ストーカーのところでびっくりしました)、最終的にどうなるのか?この中に怪しい人物がいたりするのか…?と気になりながら読みました。 エンドロール後の真相にも驚く、面白い作品でした。
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ユキとアカリ異常気象で雪が降り続ける8月に、主人公が人に見えない少女と出会うお話です。切なくも心温まる物語で、とても感動しました。主人公の境遇はとてもつらいものでしたが、不思議な少女との出会いを機に、これからは前向きな人生を歩んでいけそうだなあと思いました。素敵な作品をありがとうございました!
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今宵、忘却列車にて。美しい星空を駆けるノスタルジックな作品。 「忘却列車」に秘められた残酷な真実は、優しく切ないです。 タイトル画面に惹かれたら、速攻でプレイする事をオススメします!
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お前のスパチャで世界を救え何が起こるか分からない面白さ。 流行りのアプリの画面が忠実に再現されていて、演出がとてもリアルです。 ストーリーに煩雑な点がなく、プレイするとスムーズに作品の世界に入っていける作品だと思います。 まずは攻略情報等を一切見ずに一度プレイしてみる事をオススメします!
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Sea glass(シーグラス)冒頭がおしゃれな洋画のようで、一気に世界観に入り込みました。 @ネタバレ開始 1周目は単純におしゃれで素敵なバカンス気分を楽しめましたが、2周目の彼女の心情、背景に胸が締め付けられました。特に、本当は違うものを食べたいけど、人から見られた自分を意識して我慢するところが印象的でした。 幸せに見えても、本当に幸せじゃないと意味がないのではないかと思う一方で、彼女の気持ちも分からなくもないです。色々と考えさせられました。 「幸せな自分」を演じられなかったら意味がないとする彼女のゼロか100かの思考は、とても危ういけれど、だからこそ惹かれるところがありました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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とある温泉宿にて温泉宿にやってきた主人公。近くには不思議な神社があり…? ちょっとした選択肢で分岐していくのでセーブしながら進めました。最初にトゥルーに行きそうになりましたが注意書きが出てきたので(親切!)他のルートを目指すことに。 @ネタバレ開始 バッドやハッピーなどいろいろ見ました。けっこう展開が変わるのがすごい…! トゥルーの喋る豚貯金箱にびっくりしました。めちゃかわいい!終わり方も爽やかで良かったです。 @ネタバレ終了
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MYJOLLYROGER -マイジョリーロジャー-胸躍る冒険!楽しいファンタジーでした。 とにかくお話のテンポがよくどんどん進んでいくので、あっという間に読み終わりました!盛りだくさんなイラストが綺麗でかっこいい。キャラクターデザインもスチルもマップも素晴らしい… 意外なところでゲームオーバーになったりするのでこまめなセーブが推奨です!
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人間らしくゾンビもののゲームをプレしたときに、ふと自分だったらどうするかと考えることがあるのですが、何の特技も力もない自分はただ震えて死ぬのを待つだけなんだろうと思うことがあります。このお話も死ぬまでに何ができるのかを深く考えさせられました。 @ネタバレ開始 タイトル画面の変化がとても良かったです。主人公はゲームを最後まで作れたのでしょうか。後ろ姿からは達成感を感じられるようでした。 @ネタバレ終了
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お前のスパチャで世界を救え俺が世界最遅救世主だ…!! やっっっっっっとにあちゃん救うことが出来ました!!攻略を見てもトゥルーまでいくことが出来ず、何故…と思っていましたがただ単に選択肢見逃してました。おばかさん! 推しVが次々引退宣言していく身として、主人公に痛いほど共感できました…。Vに限らず好きなものがサ終するのはつらい…。だから課金はやめられないんだ…。 言ってしまえば一人の配信者に活動を続けてもらうだけの事なのに、タイトルで「世界を救え」とあるのがオタクのクソデカ感情を表しているようで好きです。 にあちゃんが大変可愛らしい作品ですが、同時に少しのミステリー要素もありドキドキしました。 初回プレイは動くにあちゃんに感動…!これは本物のVだ!!!! 主人公がにあちゃん以外にはあまり興味ない設定なので、Vに詳しくない方でも入り込みやすく楽しめる作品だと思います。
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深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray toとても知性あふれる怒涛のようなテキストで、妹の個性の強さが際立っていました。 本当に沢山のトリビア・トピックがあふれていました。 @ネタバレ開始 最後の重要な内容・発言を避けているような会話の応酬は、 不器用な2人の兄妹の関係性を感じました。 そして、沢山の話題を提供してくれる賑やかな妹がいなくなった後の男の日常の、淡白を通り越して虚無に近いほどの静寂さ、そのコントラスト……。 兄にとっての妹の存在の大きさを感じさせ、寂しくなりました。 しかし、妹がお相手を連れてくることにより、兄にとって楽しみが出来たことがうかがえて良かったと思います。 今後は妹、そのお相手と新しい関係性を築いていってほしいと思います。 @ネタバレ終了 とてもお洒落な作品でした。 ありがとうございました。
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タマキハル~序章 艮為山編~春から始まる楽しい学園生活!香月さんかわいい。何やら不穏な気配を感じますが、平和に過ぎていく日々… と思ったらすごいところで終わってしまいました。続編の制作、応援しています!
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さよならチョコミント僕は5分ほどで読了できました。文章が大変美しい作品で、読んでいるだけで青草の匂いやチョコミントの味が感じられるようでした。ノスタルジックなBGMも魅力的で、物語の雰囲気によく合っていたと思います(「露草」という曲なのですね。素晴らしい……!)。 ストーリーについては様々な考察ができるものになっています。僕も自分なりに色々と想像してみました。 @ネタバレ開始 途中で発生するイベントへの反応が主人公とチコで大きく異なるところをみると、現在2人が置かれている境遇も全然違うのでは、と思いました(チコの方がより厳しい世界に身を置いているように感じます)。また、チコに触れる時の2人の様子を見ていると、「昔のチコには、『装甲の接ぎ目やリベットのわずかな凸凹』なんかなかったのでは?」という気もしました。 「過去の2人はもっと距離が近くて、よく遊ぶ仲だったんじゃないか」 「最期が迫る中、『また昔みたいに遊んでみたい』とどちらかが提案したのではないか」 なんてことを想像しました。 最後のチコの様子を見ても、この2人はもう2度と生きて会えないのだろうという気がします。だとすると、とても切ないお話ですね……。 @ネタバレ終了 ノスタルジックな雰囲気を味わえる素敵な作品でした。ありがとうございました。
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高層マンションプレイさせていただきました。 書斎という小さな場所をメインに、様々な話が繰り広げられるのがとても面白いです! 短いながらもその中で幸せとは何か、家族とは何か、等様々なことが語られ、とても楽しめました!
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僕らの一歩面白い作品でした。 主人公の過去の話もそうだし、全体的にも現実味があって読んでいて少し共感してしまう部分があったりしました。 仲良くなったチャットの相手には驚きました。
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僕らの一歩知っているという人を入り口にすると、なかなか趣味で作っているものの共感は得られないのですが、 作品を入り口にすると、そうじゃないんですよ、 趣味の合う作品出入り口が絞られているから。 一歩。制作はすべての一歩。生きる一歩。創るという手段はとてもすごい手段です。 願わくば、作品の表出と、彼が人とのかかわりとのバランスを磨いていけますように。 短い中に、一歩が込められた素敵なお話でした。
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お前のスパチャで世界を救えLive2Dで動くにあちゃんが本当に実在するVTuberみたいでとてもリアルでした!私はVtuberの世界はあまり詳しくない…というよりスパチャを一度もやったことがないのですが、疑似体験できて楽しかったです。 @ネタバレ開始 最初にたどり着いたのはC-ENDでした。初見は地下帝国が急に出てきて「何事!?」と驚きましたが、すぐに察しました。何事にもほどほどにですね! A-ENDとV-ENDはどちらも幸せなエンドで、どちらが良いか!とは一概に決め難いですが個人的にはV-ENDが好きです。最近知った言葉ですがまさに"バ美肉"エンドでした! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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幽明少女はユメを見る学校の「ある噂」のお話。 ウィンドウやイラストなどものすごく丁寧に作られているのがすぐに分かりました。画面オシャレ!綺麗!お話はもちろん、キャラクターたちの掛け合いが楽しかったです。 幽霊も普通に出てくるし、ちょっと不思議なテンションでした。こんなにかわいい幽霊なら大歓迎ですね(?)。オカルト的だけど怖くない…!穏やかでやさしい物語でした。終わり方も良かったです!
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Crescendo Moonタイトルやタイトル画面から想像した通りに、落ち着いた雰囲気の素敵な作品でした! そして少女が良い。凄く良い! @ネタバレ開始 特に「細かいことウジウジ考えるな」的な言動が刺さりました。彼女と一緒に渋いお菓子を食べながら語れるなら、今から海に入りたいくらいです。冬だし北国だけど! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
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箱の中のユメ@ネタバレ開始 夢を追うことの辛さ、苦しさ、焦り等の感情を、非常にリアル、かつ濃縮するかのようにしっかりと描いているように感じます。 作中の主人公の男は、ある程度愚かな者としても描かれているように感じますが、一方で置かれた立場を想像すると、あのように行動しても何ら不思議ではないな、と思いました。 自分自身がゲームを作る時の気持ちには、何分の1かでも主人公に通じるものを見た気がします。 物語の結末がどういうものになるのか気になっていましたが、 最終的に色々飲みこんで いわゆる「大人」的な行動(嫌だった依頼の絵を描くことに宗旨変え)をしたのは、 彼の人となりを考えれば多少「意外」でもありましたが、現実的にはアリ、というか、自分だとそれ以外の解は見つけられない気がしたのでほっとしました。 しかし一方でそうなってしまうことが何故か少し寂しいと思ってしまう気持ちもあり、複雑でした。 彼にはまたいつか、自分の一番望む形で夢に挑戦できる機会に恵まれると良いですね。 @ネタバレ終了 人の感情の闇にスポットを当てて丹念に描写された作品だと思いました。 ありがとうございました。
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エンドロールの最後までシンプルなやりとりからなるストーリーです。 @ネタバレ開始 途中で終わらずに最後までプレイし続けることで、少しずつ登場人物たちの時間の変化を感じることが出来ます。 途中から終わらせることにしても、登場してきたキャストはしっかり出てきます。 どこでも終わらせることが出来る選択肢を置くことで、最後まで見られた時の喜びが大きくなるところが良いなと感じました。 @ネタバレ終了 また、ストーリーには自由に解釈できる箇所があり、プレイした方にその見解を聞いてみたいと思いました。 制作ありがとうございました。