ティラノゲームフェス2020参加作品
10034 のレビュー-
しようよ七海君!しょっぱなから勢いMAXです! 時折入るSEのタイミングが絶妙で笑いましたwww あれやこれやと色んな罠を仕掛ける野太子ちゃんとそれに抵抗する七海くんのやりとりがコミカルでとても面白かったです! @ネタバレ開始 後半になるとなぜ野太子ちゃんがそんな行動をとったのかが分かり、少ししんみりとしました。 たしかにあんなことを言われてしまうと焦ってしまうよね…!ああ…分かるよ…分かるよ…と野太子ちゃんに共感しました。 ラストはほっこりします。 末永くお幸せに! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
-
兄よ!1分でハッピーにしてくれ!(誤字で再投稿失礼いたします…!) ゲームそのものも勿論笑わせてくれますが、 兄弟合作という制作背景が面白過ぎました(笑) @ネタバレ開始 かんたろうくんのツッコミも笑いどころでしたね! 没シナリオでお兄さんが登場するのも笑っちゃいます(笑) @ネタバレ終了 たった1分程で明るい気持ちになりました!(笑)
-
愛しのフランケンシュタイン見た瞬間、「あ、約束されし面白さ来た」と思って、なんとなく『こわいへや』を思い出すなと思ったら同じ制作者さんで、期待ばりばりだったのですが、期待以上でした。 ビジュアル、システム、演出、ゲーム性、シナリオ、選曲、作り込みと完成度、もう総合力がすごい……配色とキャラデザが好みの塊で、端々に童話ネタ絡んでくるのもよい。 「いいなぁいいなぁ」と思いつつ、「でもこれ作るとしたらあの作業とこの作業が必要で……」というのが見えてびびってました。あと制作者さんの頭の良さが垣間見えて羨望。終わり方に独特の作風を感じました。 アチーブメントコンプしました。 EDのコンプは問題ありませんでしたが、アイテムコンプを目指すなら先に公式のヒントを見ておくことをオススメ(約2名のサブクエミスしたため、私は最初からスタートしました)します。
-
ケッカイさん二つのエンドを見ました!夏の情景描写がリアルで素敵でした。 そして納得のエンディングで面白かったです!
-
エレベーター ~性格不安定な僕とみよちゃんの物語~一昔前のレトロなゲームを思い出すグラフィックとBGMが魅力的です。懐かしいゲームを実際に遊んでいるような感覚でプレイできました。 一部、攻略に時間がかかったエンドはありますが、無事全エンドを回収することができました!完成度が高いので、どうやって作られたのかとても気になります。 @ネタバレ開始 エレベーターの中でとる行動によって主人公の性格と結末が変わる仕組みがとても面白かったです。 へんたいエンドでとても笑わせていただきました(笑) 途中でみよちゃんと課長の仲に怪しさを感じ始め、「ん…?これはまさか…」と思っていたのですが、本当にラストでそうなるとはww 除け者にされる主人公にもツボです。 けっこんエンドはとても素敵でした! みよちゃんと結ばれないエンドを先に見たので、エンドロールにたどり着けたときの感動も大きかったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
-
Sea glass(シーグラス)柘榴雨さんの過去作『BRADLEY(ブラッドリー)』をプレイしたときにも感じたのですが、ノベルゲームという媒体でこれほど洋画っぽい雰囲気を作れるセンスに憧れます。 今回も映画を見ているような感覚で楽しむことができました! グラフィックやBGMが作風にとてもマッチしていて、心地よかったです。 @ネタバレ開始 一週目は彼女のファン目線、二週目は彼女目線で語られるのですが、同じ映像なのに語られる心情が大きく違っている点に驚きました。 一週目ではキラキラとしていた美しい世界が、二週目ではどこか不穏な雰囲気に。 有名人の目に映る世界はなにもかもが美しい、と思われがちですが、実際は…と、色々なことを考えさせられるストーリーでした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!
-
ティアマトの星影想定18時間のプレイ時間に嘘はなく、とても息の長いゲームです。 とは言え、1シーン1シーンが非常に丁寧に描かれているため、 長い作品、とは感じませんでした。 もっともっと、この世界のお話を読んでいたい……そんな気分になります。 キャラクタも非常に魅力的で、どのキャラクタがどんな風に出てきても、 または主人公・慧斗が1人語りをしていても、飽きることがありません。 音楽や背景、立ち絵もハイレベルかつ、 『ティアマトの星影』の世界を彩るのにぴったりの雰囲気でした。 しかし……それよりもすごいのは、作品の持つスケールの大きさです。 これだけのストーリー構成は、 作り上げるだけでもものすごい労力と技術が必要だと思います。 その上、『ティアマトの星影』はストーリーを描き切り、 完璧な完成された作品となっています。 とても……すごいのです。それ以上言葉にできません。 長時間作品に抵抗がある方でも、絶対にハマります。 ぜひこの美しく、壮大な世界に足を踏み込んでみてください。 ちなみに私は遠枝ちゃんが一番お気に入りです……!
-
君と二人で歩くことが主人公の青年・優介と、彼に引き取られた中学生の少女・凛の物語です。選択肢はなく、前後編30分程度で読了しました。 @ネタバレ開始 とても温かい物語でした。2人が一緒に生活をするまでの間には様々な事情があり、なかなか重たい部分もあります。しかし、2人の根底には間違いなく相手に対する優しさが入っており、最後は穏やかな気持ちで読み終えることができました。途中で登場した高島さんの言葉には、個人的にハッとするものがありました。自分も「相手の一面的な部分しか見てないのでは?」と思ってしまう時があり、高島さんのような考えを少しでも意識していきたいですね。 @ネタバレ終了 あと、すごいと感じたのはイラスト・立ち絵の変化がとても多かったことです。不穏な部分・コミカルな部分など、様々なところで多くの一枚絵が使われており、視覚的にも非常に楽しかったです。素敵な作品をありがとうございました!
-
君と二人で歩くことがすごくいい話でした……! 温かい気持ちになれる優しいお話でした。 @ネタバレ開始 けれど、虐待や事故など、仄暗い部分もあり、ただ優しいだけのお話ではなくて、いろいろな感情に心を揺さぶられました。 想いをうまく伝えられないもどかしさや、罪悪感、様々な想いの葛藤……それらを乗り越えて、二人の心が少しずつ近づいていくのが上手く描写されていて、お話に引き込まれました。 @ネタバレ終了 また、完全シリアスだと思っていたのですが、クスッと笑えるカットがちょいちょい入ったのも可愛かったです。
-
graduation各短編を読み進めることで、徐々に明らかになっていく先生の過去……。先が気になって次々読み進めました。 @ネタバレ開始 『卒業』というテーマですが、それぞれ『卒業』という言葉の捉え方が違っていて面白いです。単純に『学校を卒業する』だけが卒業ではないのだと思いました。 また、全てのお話で形態が全然違って(メッセージウィンドウやフォント、テキストの表示や演出)、それもとても興味深かったです。私もシナリオで参加させていただきましたが、他の方々のお話は初めて読んだので、楽しむとともに、一制作者として、勉強もさせていただきました。それぞれの作者さんの個性と独創性が光る演出でしたね。 それぞれの話は1000文字縛りのため、やはり少し物足りなさがありますが、日常の何気ない一コマや、映画のワンシーンを切り取ったようなお話で、とても楽しませていただきました。 一つ気になったのは、『昔の作品』という設定なのに、SNSが出てくる点でしょうか……(外でもない私の書いたやつですが……)。 (私を含め、製作陣はシナリオが別個に提出されたものだと知っているので気になりませんが、初見さんは戸惑うかもしれません) 先生の言葉に何度も共感したし、最後、感動しました。 無事に本にできたし、止まっていた先生の時間も動き出し、編集くんも前に進めるようになって本当に良かった……! @ネタバレ終了 あと、OPがとてもかっこよくて好きです。何回も聴いちゃいます。 制作お疲れ様でした!
-
ヤドカリプレイしました! お話に緩急があって、短いながら読み応えのある作品でした。 多くを語るとネタバレになってしまうので割愛させて頂きますが、題名の意味を回収した時に「あ、この回収の仕方、好き」と思いました。 一つ、もの惜しいと言いますか… 最後から一つ前の選択肢が別の側面をもう少し見て見たかったなぁと思いました。 文章も読み易く区切っていらっしゃるので、読み易かったです! 楽しい時間をありがとうございました。
-
ハイ ソーシャルディスタンス サークル ゲートオーマイガー…… 踊りだしたくなるようなダンサブルなナンバーでゴキゲンなタイトル画面から始まり、洋画のような小気味好い会話。 開始1分で『あ……これ絶対自分が好きなヤツじゃん』と確信しプレイさせていただきました。 怒涛の如く押し寄せるカオス具合も『まぁ、高次元だから!』でオールオッケーなのです。Don't think! Feel! 選択肢を間違えてオーマイガーになっても、小話を挟んでひとつ前の選択肢に戻れる仕様もCOOL!でした。
-
軍議でござる切羽詰まって後がない! 垂れ流されるグダグダ感! プレイヤーはそんなしょっぱい軍議の真っ只中に放り込まれます。 プレイヤーは、トンチとユーモアで戦局を切り拓く…… ……ということは一切なく、主人公はひたすらお偉いさん方をアグレッシブに煽りまくります。 別の意味で緊張感が走ります(笑) 諦めの境地か、一か八かのウケ狙いか、はたまた単なるKYか…… 御家老と姫は、会社でいうなら取締役レベルでしょう。 普通だったらつまみ出されるどころか、クビになるヤツですね。 この時代だと斬り捨て御免もありえます。 いつまで経っても何も決まらず。 「で、今日の会議って結局なんだったん?」って、会社の会議あるあるですね!(笑) もう解散でよいかと。 シュールな笑いが最高な一作でした!!
-
篠目村タイトル画面だけでめっちゃ怖そうですが、ホラーが苦手な方にもおすすめしたい作品。無理は駄目だけど頑張ってほしい! とても読みやすい文章と綺麗な実写画像、ストーリーに集中できる短時間&楽々エンディング回収、そしてガッツリ残る余韻……と、良いとこだらけの素晴らしい作品でした。ありがとうございました! あの人が頭から離れないので、もう1回行ってきます~。
-
ラヴ・シルエットシンドローム冒頭から始まるどこか挑戦的な……試すようなBGMがとにかくプレイヤーをあおってきてめちゃくちゃ好きでした…… ぶっとんでるのに分かりやすい世界観設定で初っ端から物語に引き込まれていきました。 アイキャッチの演出がテンポの良さを引き出していて、スタイリッシュ! それに合わさってUIも世界観にピッタリで統一感がありました。 メタ的な表示も「コントか……?」と思わず笑ってしまいました…… そして見えない時に限って外見の質問wwwとほんと終始笑ってしまいました。 この作品、めちゃくちゃ面白いです
-
ラヴ・シルエットシンドローム良い!!!!!!!!!良きラブコメ!!!!!!!! まだ注目されていないのが勿体ない!!!!!!!!! 私がラヴシルのパイオニアになりましたね…!!(?) センスの良いタイトルに良作の予感がした所、やはり! 感想コメント一番乗り失礼しまーっす!!!!!!!! 恋した女の子がシルエットに見えてしまうという発想が斬新! 濃いピンク色で統一したUIに、画面遷移のSEとフレームイン演出! おまけに選曲もいいんですよね~~~~~!!!!!! 全エンド回収、おまけシナリオも後書きも堪能しました!! @ネタバレ開始 アナザーエンドで全部持ってかれたと言っても過言じゃないですね。 アナザーエンドで分かった素のアイチャンと、それでも アイチャンを「好きな気持ちに変わりはない」主人公君! 素のアイチャンを「今までの中で一番可愛かったな」って…! 話しかけるなと言われて口パクで話しかける主人公君~! 仏像の封筒やラーメン屋を探してくれる主人公君~! お似合いのカップルでしたね!お幸せに!! @ネタバレ終了 アナザーエンドとおまけを含めて完結する作品ですので、 ぜひ開放してみて下さい! 自分はそれで本作への評価がぐっと上がりました!! ラヴシル~~~~~!制作お疲れさまでした☆彡
-
クロは今日もおるすばん!とても暖かい雰囲気のお話でした。 イラストも可愛らしく、背景やUI周りもポップで可愛らしくデザインも好きです。 クロは飼い犬のようでもあり、子供のようでもあり、生活は新婚生活のようでもあり、不思議な存在&関係でした。 @ネタバレ開始 このままふんわりと曖昧なままにしていてもお話として成り立ったのだとは思いましたが、最後の選択肢を選んだ時にクロの存在が一気に現実感をもちました。 そういった理由があったなんて……。 最後は2人とも幸せそうに過ごせていて、心がほっこりしました。 また、アフターストーリーも良かったです。 @ネタバレ終了 全体的には、やはり暖かいお話で良かったです。 2重、3重に楽しませていただきありがとうございました。
-
スミレちぇんじ時折画面から目をそらしたくなりながら、 しかし目が離せなくて結局続きが気になり一気に読んでしまいました。 @ネタバレ開始 しかも最後のオチ?の部分も突き抜けていて凄かったです。 漫然と読んでいると気づけないなと思いました。 @ネタバレ終了 短いながら、ここまで強い印象の作品は久しぶりでした。 制作お疲れさまでした。&ありがとうございました。
-
あいちゃんピキング!ま、まさか、こういう話だとは……! 驚きが仕掛けられた作品でした。 @ネタバレ開始 『ぼく』にとってエンド1の夕暮れのシーンがあいちゃんとの最後の時間になり、その思い出を頼りに『おじさん』になるまで生きてしまったぼくが、 あいちゃんとの幸せな記憶を頼りに、よく似た女の子の家に遊びに行き……ということだと思いました。 そこまであいちゃんに固執する理由は、率直に死別したからか、 『ぼく』があいちゃんのことを大好きだったにもかかわらず別の男性と一緒になってしまったからか、 その2つかな、と私には思えました。 エンド2は単純に誘拐。 エンド3は、”負けて悔しい”と書いているので、友達にあいちゃんを取られた悔しさがあるということですかね。(そうか?) ひょっとしたらあいちゃんによく似た最後の女の子は、あいちゃんの娘?である可能性もあるのかな、と思いました。 最後家から出てきた女の子はミクちゃんかとも思いましたが『お泊りに行っている』ので違いますね。 だけど、エンディングでは人探しの張り紙……。 ただただ 後味の悪い印象を与える意味があるのかと思いましたが、 あるいは、連綿と続いていく誘拐の連鎖のようなものを意味しているのかもしれません。つまり、後日その子も……。 考えるほど不安な想像をせずにはいられなくなってしまいました。 この衝撃とモヤモヤを誰かと共有したい……。 @ネタバレ終了 迷いに迷ってしまってツイッターの攻略情報を見るまでは、全エンドコンプリートは出来なかったと思います。 もっと色々な人にこのゲームをやってもらって、感想を聞きたいです。
-
クローネとはぐるまのしま