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ティラノゲームフェス2022参加作品

8885 のレビュー
  • UTAって! コル音イム!
    UTAって! コル音イム!
    ヤンデレを求めてプレイしましたー! 選択肢で選ぶとその歌詞をコル音イムくんが歌ってくれるので本当に作詞をしているようで楽しかったです! とととさんが実際に作られた曲がBGMで使われているのですが、これがまたどれも良くてクセになります! 選択肢によってあの不穏なBGMに切り替わるのがすごく良かったです! エンディングは3と5が個人的に好きです。 あと意外な展開の4もよかったです! 短い時間でこれだけのヤンデレエンディング大変満足しました! 今後またコル音イムくんのゲームがでることを期待してます!
  • クリムゾンレッドの死神
    クリムゾンレッドの死神
    すみません。 先程コメントしたのですがネタバレ部分が全て消えていたので再投稿します。 ハードボイルド恋愛キュンキュンしましたー! 約1時間ほどで全エンド回収できました。 1時間という短い時間でここまでストーリーがまとまっているのが凄いです。 またどのキャラクターも魅力があるので プレイしていて愛着が湧きます。 レオもキャロルもハーヴィーさんもみんな幸せになってね…
  • 泣きべそ*花散る空
    泣きべそ*花散る空
    架空の「音声型SNS」が登場する人間ドラマです。主人公の千恵は、内気で口下手ながら、内心では友達が欲しいと思っており、音声型SNS「Signaloop」で知り合った5人と仲良くなります。 序盤の舞台は千恵の部屋の中だけで、Signaloopのやり取りだけで話が進みます。ここでのやり取りで、登場人物の性格がとても上手く描写されていました。表に出る性格だけでなく、ちゃんと「本当のその人」が、キャラによって程度の差こそあれ、少しずつ散りばめられており、後半の展開を説得力高いものにしていました。 また中盤で知り合った5人と初めて会う場面の緊張感が、とても上手く表現されていましたね。起承転結が明確で、特に中盤からは一気に読めるでしょう。前半と後半で、SNSと同じ部分とそうでない部分が巧みに描かれており、人間ドラマとして非常に読み応えがありました。 ラストは、その気になれば全てが丸く収まった大団円にすることもできたでしょう。しかし今作のテーマはあくまで千恵の成長でしょうから、大団円ではそのテーマが弱められてしまいます。少し寂しい気持ちもありますが、だからこそ心を強く動かされましたし、千恵の成長と希望をしっかり示したラストは、立派なハッピーエンドだと思いました。 もう少しカラスのことについて掘り下げた描写が欲しかった気はしますが、とてもよくできた作品です。後日声がつくようなのですが、この作品は音声SNSがテーマだけに、声が付けば一層演出として効果的でしょうね。その時もう一度読んでみたいなと思っています。
  • キミのニセモノに恋をする
    キミのニセモノに恋をする
    すごく、面白かったです!! 短いストーリーの中でも、主人公に感情移入させるテクニックに驚きました。 @ネタバレ開始 ですが、BADEND3だけ、個人的にはあまり感情移入することが難しかったです。 @ネタバレ終了 ぜひ、見習わせていただきます! 長文失礼しました。
  • 猫の館
    猫の館
    実況させていただきました。 登場する猫達が皆個性的で楽しかったです。 初めて知ることも多く、勉強になりました! @ネタバレ開始 クイズを解いて館から脱出するだけかと思いきや 昨今の猫を取巻く状況に関しても言及している構成になっていて すごく猫の事を考えていらっしゃるんだなと感心いたしました。 最後は皆が良い道に進んでいけそうでほっこりしました。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございます。
  • Losers' Heaven
    Losers' Heaven
    ポストアポカリプスのような退廃的で暴力的でクレイジーな世界観が非常に魅力的です。 そんな世界で個性豊かなキャラクター達が繰り広げるドラマはとても読みごたえがありました。 また10曲あるミュージックビデオが本当にカッコイイです。特にLosers' Heaven2のオープニングはすごくカッコイイです。2をスタートしてすぐに見られるのでとりあえず見てみてください。 ストーリー・ミュージックビデオ・ゲーム要素がうまく組み合わさった、とても面白い作品です。 この作品では、『Losers' Heaven1』、『Losers' Heaven2』の両方がプレイできます。 Losers' Heaven1は、主人公ウバイドとレインがLosers' Heavenの住人になるお話です。 Losers' Heaven2のプロローグのような感じです。 30分程度の短編で、ミュージックビデオがとても凝っています。 Losers' Heaven2はウバイドが、1で仲間になったレインとキョンと共に白砂漠の向こうの故郷へ旅をする話です。 ストーリーが大ボリュームになり、登場人物も大幅に増え、内容もかなり重厚です。 1からさらにパワーアップしたミュージックビデオがたくさん見られます。 またゲーム要素もあり大変満足度の高い作品でした。 1,2ともにコンプ要素の難易度が高く、エンド回収と追加シナリオの解放とMV回収のため、かなりやりこみました。 @ネタバレ開始 ストーリーはとても好きです。 複数の視点で物語が進むので中盤までは少し戸惑いましたが、中盤以降で物語がきれいに収束していくのがすごいと思いました。 最初はBeeとトロイ、ダチュラ達がこの人たち何者??という状態でしたが、最後はもうみんな好き!ってなりました。特ににBee、トロイ、ダチュラ! ダチュラ、幸せになってくれ! 終盤で作者様が書きたかったであろうテーマが提示されたときは、かなりズドンと来ました。 ゲーム要素はとても面白かったです。 砂漠は簡単にクリアできたと思っていたのですが、あとでkyeを見落としていたと気づきました。 迷路はすごくてこずりました。救済措置があるのでクリアだけなら可能なのですが、シナリオコンプのためには自力攻略が必要になります。何度か失敗した後、ちゃんとマッピングして攻略できました。 攻略できた時の達成感がすごく、自力マッピングはダンジョンの醍醐味だなと感じました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • この番組は嘘つきの提供でお送りします
    この番組は嘘つきの提供でお送りします
    ドタバタコメディでありながら、無謀なことに挑戦するストーリーが熱い! 悪役がほんと嫌な奴過ぎて、途中「ムキー!」となってしまいますが、後味は最高に気持ち良かったです! 可愛いイラストのキャラが性格も合わせて素敵。真っ直ぐなところがたまりません! 特に主人公の朝日君はバカ真っ直ぐ! そしてメリーちゃんがめちゃくちゃ可愛いです! @ネタバレ開始 あれだけムカつかされたバグちゃん。最終的には憎めない不思議。 @ネタバレ終了 歌も最高で、何度もリピートさせていただきました。聞きながらコメント書こうとしたら、聞き入っちゃって全く書けないという(笑) 何度も笑って、腹立って、感動して。感情グルグルな素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
  • 消失現象R/アール
    消失現象R/アール
    前作「シリアルキラーの名前」が大好きなので、作者様の独特な世界に期待してプレイさせていただきましたが……ナニコレ超凄い!! めちゃくちゃ多いオリジナルイラスト。背景も真面目に凄いのに、細かい部分にユーモアがあって笑っちゃう! さらにボイスや歌など、この作品でしか味わえないものが詰まりまくってる! ストーリーは複数の人物の視点、二つの世界、時系列順でないという複雑さですが、これが凄く良いです! ストーリーが進むにつれ「これってもしかして……」が出て来て、その予想が当たる快感も予想外の驚きも味わえました。この作りならではの感覚だと思います! 私は人の名前を覚えるのが苦手ですし、難しい内容だと理解できないかも……と心配していましたが、問題なかったです。ここまで理解しやすく作られているのも、めちゃ凄い! それぞれの人物が抱えているもの。悲しみであったり劣等感であったり、心にグッと来て、怒涛の終盤に大興奮!! 5~6時間目安の長編なので途中までプレイするつもりが、全エピソード解放まで一気に見ちゃいました。しかも興奮が冷めずギャラリーやあとがきまで全部堪能! 物凄い作品をありがとうございました(*´ω`*)
  • 孤島の灯台
    孤島の灯台
    元軍人の灯台守エイデンが、1か月後には閉鎖される予定の、孤島のペタル灯台に赴任してくるところから始まる物語。その灯台で、自称「灯台の守り神」ライトと会い、彼との何気ない日常が心地良いタッチで描写されます。 前半は少し緩く感じられますし、灯台で働く他のメンバーの影が若干薄いのですが、その分エイデンとライトの交流の様子はとてもいいですね。 実は途中でフリーズしたとしか思えずにしばらく放置しました(笑)。右上の人物のイラストをクリックすれば進むのですが、それに気づかなかったのです。そのシーンは、文章か絵の説明で一言欲しかった……。 エイデンの過去のエピソードが折々に語られつつ、クライマックス手前まで穏やかに物語が進むのですが、最後のシーンを感動的に見せるためのエピソードの積み上げが、非常に効果的でした。エイデンの過去、そしてライトの思いがラストで一気に結びついて、大変印象的なラストシーンを作っていた構成は見事です。 1枚絵も大変豊富で、ビジュアル面でも楽しめましたし、イギリス民謡「灯台守」の哀愁のあるメロディも、雰囲気にとても合っていました。穏やかですが最後に感動を味わえるドラマです。
  • 星霊調香師
    星霊調香師
    少女漫画のような絵柄が魅力的な、女性向けファンタジー恋愛物語です。「星霊調香師」という設定がまず独創的で面白い。設定がちょっと複雑なところもありますが、読み進めているうちに自然に理解できるでしょう。 またこの設定が、しっかり物語に生かされているところがいいですね。凝った設定は、物語で上手く使わないと、どうにも取ってつけたような印象を与えることも少なくないですが、今作はそこが巧みで、星霊という独自の存在にも、しっかりリアリティを感じました。 星霊の設定だけでなく、後半では舞台となるオルクレシア王国の問題も絡んできます。加えて主人公セシリアの恋愛模様まで入った「全部入り」のような物語ですが、それらがきちんと消化され、綺麗にまとまったオチがついています。実に構成に優れた物語です。 欲を言えば、ロサやシエルとの物語も読んでみたかった気がしますが、そこまで求めるのは欲張りというものでしょう。設定とキャラクターと物語が、お互いを上手く引き立て合った恋愛ファンタジーの傑作です。お薦めします。
  • この月明かりの下に影はない
    この月明かりの下に影はない
    夜の学校を探索するホラーで、画面写真を見ればお分かりのように、文字だけの地味な作品です。しかしこの作品にしかない魅力がそこかしこから感じられ、文字だけだからと見落とすには勿体無い一作です。 夜の学校の肝試しで、光弘はいきなり仲間とはぐれてしまい、幼馴染の透子と再会。そして何故か学校からは脱出できなくなってしまっており、2人は一緒に学校からの脱出を目指します。 ただの脱出ホラーではなく、透子に隠された事実が物語に深みを与えており、最後には少し心が温かくなります。透子の過去と現在をもう少し示唆する描写があれば、もっと良かったかも知れませんが、2人の関係の描き方がとても良いです。お互いがお互いを少しだけ意識する様子が絶妙。 終盤まで「物語がどこに向かっているか」が少し見えにくいところがあるのですが、全体を通じて「緊張感」が上手く描かれており、「少年少女の冒険もの」としてよくできています。 純粋なハッピーエンドではありませんが、と言って決して希望のない終わり方ではありません。1時間半くらいで読めます。心温まる青春ホラーの良作です。読んで初めて意味が分かるタイトルが粋ですね。
  • 森の中の檻
    森の中の檻
    洋館で目を覚ました主人公は記憶喪失。こう書くと典型的な閉鎖空間ホラーのようですが、この作品は一味違います。 洋館に集まったメンバーは6人で、毎晩交代で怪談を披露します。もちろんそれだけで終わるはずはなく、ラストにはちょっとびっくりするような事実が明らかになります。これは予想しておらず驚かされました。 真実の意外さに対して、きちんと説明されているとは言えず、ちょっとすっきりしないところはあるのですが、意外性は十分で、どんでん返しの面白さを堪能できます。語られる怪談の使われ方(というのだろうか?)もにくいですね。 また、後半のとある展開も全く予想しておらず、「ここまで来てそういう展開をするか!」と唸らされました。凝った仕掛けの物語がお好きな方ならば、きっと楽しめるでしょう。3時間くらいで読めます。お試しを。
  • ラストブルー - A adolescence summer -
    ラストブルー - A adolescence summer -
    高校生の理玖と、双子の幼馴染碧海、蒼空の夏の青春物語です。理玖の言動がどうにも後ろ向き、卑屈で、ちょっと感情移入しにくいところがありました。彼の苦しみの原因には共感するのですが、どうも「他人が見えていない」ところがあるんですよね。 そんな理玖ですが、クライマックスで不器用ながら自分の思いを素直にぶつけたシーンには、感銘を受けました。3人のわだかまりが溶けていくラストシーンには心を打たれます。 物語としては派手な起伏があるという訳ではないのですが、3人の関係描写が優れており、それだけで人間ドラマとして非常に読み応えがありました。ラストからクライマックスへの流れは、一見の価値があります。 プレイ時間が4〜5時間とあるので腰が引ける人もあるかも知れませんが、私は2時間半くらいで読み終えました。人間模様が紡ぎ出す、重厚な青春ドラマを味わってみてください。
  • よりにもよって軽音楽部の顧問になってしまいました
    よりにもよって軽音楽部の顧問になってしまいました
    主人公は部員3人の軽音楽部の顧問をする羽目になった若き教師、裏独。バンド活動がテーマの青春物語です。 3人のヒロインがいるのですが、変に恋愛方面に物語を広げず、3人のチームワークと彼女たちを見守って導く裏独という構成に絞った結果、ストレートながら気持ちのいい物語に仕上がっていました。 また、3人の部員の役割分担がはっきりしている上、それぞれにきちんと見せ場が用意されています。その見せ場が来るタイミングが良いため、物語に自然な起伏がついています。 展開そのものは比較的王道ではあるものの、このためクライマックスへ向けて知らず知らずのうちに物語が盛り上がるようになっていました。お約束と言えばお約束ですが、オチの付け方もいいですし、更に「その先」をも感じさせる幕引きで、読後感もとても爽やかでした。 若干日本語が怪しい箇所もあるのですが、台詞回しも粋で、短編青春ものとしてレベルの高い作品だったと思います。
  • ウブな二人の恋愛事情
    ウブな二人の恋愛事情
    1か月前から付き合い始めたばかりの、初々しい高校生カップルを描いた恋愛物語です。二人とも高3ですので受験が迫っているのですが、二人とも思ったように成績が上がらず、思い悩みます。 なんとなく、いい意味で昭和の雰囲気を感じさせる純愛を味わえます。また、サブキャラのジェシカが非常にいいですね。声優さんの演技がまたいい。ジェシカのファンになりました(笑)。 そのジェシカが後半消えているのがちょっと惜しいのですが、驚くような捻りが有る訳ではないものの、将人と美椎名の心情を丁寧に描写し、「普通の恋愛もの」として読み応えのある内容でした(ただし、バッドエンドの美椎名には百年の恋も冷めるかも知れませんが(笑))。 ヤンデレも悲惨な過去もない、等身大の恋愛物語は最近珍しいですから、貴重だと思います。普通で、でも適度に心を揺らしてくれる恋愛物語の良作です。
  • 今日のご飯は何だろな
    今日のご飯は何だろな
    アップデートで「おまけシナリオ」を追加させて頂きました まだプレイしていない方はこの機会に是非遊んで頂けると嬉しいです! こちらのイラストはゲームを遊んで下さった方だと分かるイラストです
  • 君の生に、祝福を。
    君の生に、祝福を。
    演出力が高いのか、独特のエモい雰囲気がありますね。面白かったです。 @ネタバレ開始 ラストがハッピーエンドなこともあり、読後感が爽やかでした。 @ネタバレ終了 「世界の限界を超えて」をプレイしたときにも思ったのですが、作者さんの書かれるテキストの作風が個人的にはなかなか好みだと思いました! 次回作も楽しみにしています。
  • 藹々鬼譚
    藹々鬼譚
    美麗なイラストや和風テイストのBGM、ゲームの根幹である丁寧に作り込まれた世界観を実感させる緻密な文書――本当にどこかであったかもしれない因習の伝奇物語。 進む事に深い森の奥へ。 人知の超えた自然の一端に落ちていく。 それぞれ愛おしさがあるのに、突き刺すような哀しさがありました。人が気軽に触れられない、冷たくて繊細な硝子細工が砕けて散らばっているような雰囲気があります。読み進める際の不穏は、日本独特の歴史と因果に包まれている重厚な話譚でした。 できるだけネタバレ伏せた書き方をしてるので詳細は、プレイしてみてください。 さて、ここからはiPhoneで読んで私が気付いたこと。章でいうところの1.2を配信して視聴者さんからのご意見を含みます。 @ネタバレ開始 iPhoneのためか、雰囲気を壊さない文字のフォントですが、イラストと重なる部分があり、読みにくさがありました。また、選択肢が並んだ際のテキストが近すぎるため、押し間違えてやり直しました。改行が欲しいです。タップするのが難しいように思えます。 プレイされる予定の方には、PCをおすすめいたします。iPhoneでも読めないということはありませんが、文字が視聴者さんに指摘されたように小さいため、人によっては読みにくさを感じます。1度読み進めてみて、携帯で最後までプレイするか。PCでプレイするか自分にあった方法をご利用ください。
  • キミのニセモノに恋をする
    キミのニセモノに恋をする
    トゥルー、ノーマル回収です。 現実にありそうなお話です。 真実を知ってこみ上げるものがありました… @ネタバレ開始 1年しかいなかった「偽られた刹那」の記憶がかけがえのない真実で これからも生きていく「本当の永遠」の存在も今ここにある真実で…という意味合いに胸が締め付けられる思いです。 そう考えると二人にとって全ては「すれ違っただけのホンモノ」で、トゥルーもノーマルも「ニセモノ」なんて無かったんじゃないか…そう思います。 @ネタバレ終了 日常の奇跡を重ねた話をたくさん書いてみたい身としては、こんな素敵な奇跡を思い浮かんだ作者を尊敬します。
  • こうちゃん愛してるって言わないで
    こうちゃん愛してるって言わないで
    王道なストーリーに泣けてしまう…