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ティラノゲームフェス2023参加作品

11275 のレビュー
  • COVERUP
    COVERUP
    COVERUPプレイさせていただきました! サクッと読める文章の中にゾッとする違和感があり、とても面白かったです。 音楽や鹿の案内人の不気味さが、『ホラーゲームは苦手だけど興味がある、けどプレイはできない』というレアケースな自分には丁度良かったです。 めちゃくちゃ楽しめました! いつか続きが出ることを心待ちにしております!
  • ふたりだけのPARADISO
    ふたりだけのPARADISO
    素敵なリゾートで癒されたくなったのでプレイさせていただきました。 序盤から始まる波の音などのSEや明るいBGMが綺麗な海や町の写真と相まって、まるで海外旅行に来たようなワクワクした気分になれました。 @ネタバレ開始 キャラクターに関しては主人公である葵さんも航さんも二人のやり取りや馴れ初めから穏やかで思いやりのある人柄が伝わって来て、いい恋人同士だな~!と感じました。 また以前に同作者の別作品もプレイしたことがあるのですが、この作品も同じく作中に出て来る人たちが皆、本当に優しい人ばかりでプレイしてほっとした気持ちになれました。 ストーリーに関しては舞台は海外のリゾートという現実から少し離れた場所にも関わらず、そこへ寄り添う葵さんたちの気持ちが等身大に感じられてスッとお話の中へ入っていくことが出来ました。 またタイトルに関しましてもゲーム本編でのサンノヴァ島はもちろん葵さんと航さんにとっての楽園ですが、イタリア語版のタイトルがper dueとなっているのが主人公二人にとってだけでなく、これまで島を訪れた、そしてこれから訪れる沢山の「ふたり」にとっての楽園でもあるのだろうなと想像できて素敵だなと思いました。 そしてとてもとても個人的なことですがバッジのデザインが好みで大好きです!可愛らしい~!ハッピーエンドの文字からも物語の先でも幸せになった二人を確信できて、見るたびに幸せな気持ちになっています。 @ネタバレ終了 綺麗な海と切なくも美しい人魚の物語。そして恋人たちのあたたかなハッピーエンドにとても優しい気持ちになれました。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 記憶を消す旅
    記憶を消す旅
    全エンド回収しました! 多くのエンドや隠しエンド、ミニゲームなど、沢山の要素がありワクワクしながら遊んでいました! @ネタバレ開始 ミラさんルートの恋愛描写にキュンキュンが止まりませんでした!付き合うエンドは本当に拍手喝采でした! あと個人的にジークさんが高所恐怖症な所がギャップがあって好きです(笑) @ネタバレ終了 つい夢中で遊んでしまいました! 素敵なゲームをありがとうございました!
  • せんせはアタシのxxx
    せんせはアタシのxxx
    まだまだ幼い少女とせんせの…もしやイケナイ関係? それともここから不穏な展開に?と開始当初は思っていた本作、蓋を開けてみたらと~~ってもハートフルでした! @ネタバレ開始 卯月さんのかわいさときたら、本音モードの破壊力が凄まじかったです! 初周は「ふむふむ」…という感じで序盤から中盤までは真面目に話を追いかけていましたが、2周目は事情を把握していた&本音モードでニヨニヨが止まりませんでした。 初周の警察に通報~~!のときは「ですよねー」な構図になってしまっていましたが、その後の卯月さんの本音がドドドッと溢れ流れて自爆してしまうところ、本音モードの内心ドキドキしまくりながら頑張る姿はいじらしくて可愛すぎました。 セクシーにできてるよね?とその御歳でセクシーさを全力で頑張るところが、画面の前で見ていて微笑ましすぎてニヨニヨしてしまいます…! とてもかわいいアナログ調のグラフィックに極上のかわいいシナリオが合わさって、2周目をプレイ中はずっとかわいい連呼でした…どうしたって応援したくなってしまう~! これからプレイする方も、ぜひ2周目をプレイして私と同じように悶えてほしいです…! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 虹色の夢
    虹色の夢
    本当に無料で良いんですか!?というレベルの大ボリュームのゲームでした。攻略対象ややり込み要素も膨大で、世界観にどっぷり浸ることが出来て大満足です! 初手は返済が間に合わずゲームオーバーになってしまったので、今度は攻略を見て進めていきたいと思ってます! 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 鏡子の面接
    鏡子の面接
    全エンド回収しました! 短編の中でも、奥深い内容で大満足でした! @ネタバレ開始 まさか幼い頃鏡子さんに助けてもらったのが初めての出会いだったとは………とても驚きでした! @ネタバレ終了 とても楽しかったです! 素敵な作品をありがとうございました!
  • ex.
    ex.
    以前ご感想は投稿させて頂いたのでFAメインで贈らせて頂きます…♡ @ネタバレ開始 ハッピーエンドに歓喜♡お祝いに花束も贈りたいくらい素敵でした! @ネタバレ終了
  • 「君も助けてくれないんだね。」
    「君も助けてくれないんだね。」
    @ネタバレ開始 きっとイブキさんは救われて、同居人は成敗されて、悪趣味なドキュメンタリー撮影班もアサヒくんがしばいてくれて…と思っていたけど…。 ビール瓶を無理やり…という描写が痛々しくて苦しかった。 悪い人もいたけどだいたいみんなが被害者で誰かひとりを責めることもできないやるせなさが残った @ネタバレ終了
  • 黒紅色の夕焼け
    黒紅色の夕焼け
    親の心子知らずとはよく言ったものだと思いますが、人の心の中までは分からないからこそ、話し合いだったり思っていることを言葉にすることがいかに大切なのか、教訓のようなお話でした。 @ネタバレ開始 最後の最後、死の間際に神の采配かご家族と再会できてよかったです。 無理ができない体でお百度参りをしたかいがあったと言いますか…ろくでもない駄目な人生だったと総括することなく、実はその時々で自分と関わろうとしてくれていた人がいたのだと、愛してくれていた人がいたのだと、終わりのときでも気づけたのは救いでした。 そして、物語中ちょっとやきもきしてしまった「ああ、そこでそう思い込んでしまうの…!」「ああ、そこで相手を遮っちゃうの!?」などと感じたすれ違い発生シーンは、きっと現実でも多くの人が日々すれ違いを起こしてしまうポイントだと思い、自分も気をつけようと思いました。 特に葵さんと三人で~の人生最大の猪突猛進アウトコースの出来事は「それたぶん誕プレ買いに行ったとかだよ! あー、出ていくなー!」と画面の前で「二人が帰ってくるまで待っててー!」と主人公の脚にしがみついて引き留めたい衝動にかられました…。 それだけに、人生の最後で清算できたのは本当によかったです。 幸せを結ぶという名の通り、愛といのちのバトンが茜さんに託された終わりに心がジーンとしました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • その恋、終焉につき。
    その恋、終焉につき。
    シリーズを初めてプレイしたときから大好きだった大野城会長が主軸となる物語…すごく楽しみなのと終わってほしくないのとで心揺れながらのプレイとなりました。 やっぱり会長大好き!!!です! @ネタバレ開始 推しキャラに浸って浸って浸れる幸せな時間、ありがとうございました。 暫定につき、で一人ずつその魅力をたっぷり味わったみんなと会長のわちゃわちゃした(今回はもふもふも♡)やり取りも今回で終わってしまうのが寂しすぎて…。 誰と過ごしても会長の魅力が全開で、個人的には最高の一時を過ごさせていただきました。 どの一枚絵も最高でした。会長が麗しすぎてずっと眺めていたくなります。 個人的にホテルのシーンは一番ドキドキしました…あれはどんな男の子もドキドキで心臓が破れかけてしまいますね…。 エンディングクレジットが始まったときは「あああああ……終わってしまったぁ…!」と早くもその恋ロスに陥りかけましたが、私が触れさせていただいたすべての彼ら彼女たちの物語は、本当にとても楽しい時間でした。 最後の終わり方も、個人的に「お帰りなさい!」と思わず画面の前で言ってしまいたくなる希望のある終わり方でとてもよかったです。会長はいつも「美しい」でしたが、あの子はとてもかわいかったです。素晴らしい生徒会長になるんだろうなと、ふふっと笑いながらあたたかな気持ちでプレイを終えることができました。 今作も夢中になってノンストップでプレイさせていただきました。 グラフィックの類稀なる美しさ、魅力的すぎて離れがたいキャラクターたち、素晴らしいシナリオ、ユーザーフレンドリーで快適なUI、すべてが素晴らしい作品・シリーズでした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • なぜ少女は我が子の恋人を殺すのか?
    なぜ少女は我が子の恋人を殺すのか?
    先日遊ばせていただいた「なぜ少女は村人を殺すのか?」が面白かったので、続編である本作も遊ばせていただきました! どちらもウミガメのスープテイストのお話ですが、質問の種類も細分化され複雑化しているので、前作以上に楽しかったです…! @ネタバレ開始 最初4つの質問ぐらいまではのらりくらりとした返答しか貰えず、本当にこれで正解に導けるのは心配でしたが、「わが子と呼ぶ理由がある」事や、子供に好かれているのかどうか…ある程度聞きたい情報を絞り、後半5問は意味のある問いかけをする事が出来たので何とか少女の意図を理解することが出来ました…! 村人の時は割と自分本位な理由での○人でしたが、今回はある意味人類にとって意味のある○人理由でしたね…ただ、Bだけが浮かばれない結果ではありますが…。 やたら登場人物達に対して「20代?」と聞く質問があったので、何か意味があるのかと思ったのですが、ここが結構罠ですね…! 私はあえてこの質問はしませんでしたが、誰か1人に対してこの質問をした場合、他の2人のどちらかにも質問して整合性を見出さないといけない(=他の質問をする機会が減る)ので、ある程度動機を認識した後に、良く考えられた質問内容だなと感心しました。 そして虚言さんと真実ちゃんの関係性…そういう事でしたか…! 真実ちゃんにとって、虚言さんは本当の意味での最後の砦でストッパーなんですね。 真実ちゃんからすれば邪魔者以外の何物でもないんでしょうが、是非とも今後も真実ちゃんの為に頑張ってほしいと思います。 @ネタバレ終了 素敵なお話をありがとうございました!
  • 魔物とLOVE ~3分で人外と恋に堕ちる~
    魔物とLOVE ~3分で人外と恋に堕ちる~
    以前ご感想は投稿させて頂いたのでFAメインで贈らせて頂きます…♡ @ネタバレ開始 擬人化ウルフさん髪にもふもふ感残ってたり見た目と中身のギャップがむしろたまらんかったです!しかも筋肉美…!ごほうび♥をありがとうございました…! @ネタバレ終了
  • 虹色の夢
    虹色の夢
    経営SLGはあまりプレイしたことがなかったので新鮮! スクリプトのボリューム量やキャラの多さがとんでもない…!この量は本当に情熱がないとできないと思います。UIの遷移は深くなっていますが、ほしい時にほしい情報を見ることができるので困ることはなく遊べます。また、レシピが増えたり従業員が増えたりできることが沢山!ミニゲームも豊富で飽きさせない工夫を感じました。 時間があっという間に溶けます…! ※ キュリ男を過労させたらめっちゃお金使われて笑いました
  • 巫女として召喚された俺のままならぬ日々
    巫女として召喚された俺のままならぬ日々
    タイトルが気になり、プレイさせていただきました! 成人男性が「巫女」として異世界に召喚され、そのまま事実を隠した状態で巫女の務めを果たす日々…だったのですが、付き人の女の子からある悩みを相談されて…? @ネタバレ開始 密かに良いなと思っていた鈴菜ちゃんの恋愛相談にも、親身になって相談に乗ってあげる和樹さんは根っからの善人なんでしょうね…。 作中では手違いみたいな扱いになってますが、案外性別が違うというだけで和樹さん自身はしっかり巫女としての素質があって呼ばれたんじゃないか?と個人的には思ってます。 他の方と同様に、参→弐→壱の順でエンディングを見させていただいたので、攻略順で感想を語らせて下さい。 「参」 結構真面目に良いエンディング狙いで進めていたのですが、辿りついた先は事実上のBAD END…! 桐葉さんから言われた「貴方には覚悟が足りない」の言葉にグサッときました。 良かれと思ってやった秘密厳守も、鈴菜ちゃんに声をかける事も見事に裏目に出ちゃってたんですね…。 その場その場で軽率な行動をした結果、実蔓さんも鈴菜ちゃんも誰も幸せにならない未来に到達してしまいました…。 「弐」 最初の選択肢で鈴菜ちゃんからの頼みに難色を示しつつ、模範的な巫女の立ち振る舞いでこちらのエンディングに到達しました! よっしゃ、ハッピーエンド!みんな幸せ!! 実蔓さんも和樹さんも、気を許せる相手が居ない状態で精神が摩耗していたみたいですが、似たような思考&環境に置かれた者同士、すぐに打ち解けた様子を見てにっこりしちゃいました。 ここまで幸せそうなら、きっとエンド「壱」に違いない!!と、ウキウキしながらエンド名を見ると…弐?え、これより更に良いエンディングが!? 驚きのあまり、ウキウキ気分が吹っ飛びました…w 「壱」 何周しても全然到達できなくて、他の方への返信で掲載されていた攻略ページを参照させていただきました…そうか、ダメだったのは初回と最後の選択肢だったのか…。 エンド「参」の参は悲惨の参という表記で、ふふっと笑ってしまいました。 「壱」のエンディングでしか見られない後日談、すっごく良いですね!! 職務中(基本休みなしの24時間体制)は飲酒しないと発言してた桐葉さんと晩酌…! 2人の心の距離が近づいたんだなーと、ニヤニヤしちゃいました。 和風テイストな世界観に、耳心地の良いBGMや美麗なイラストでシナリオ以外にも様々な面で楽しませていただきました! 和樹さんは普段着の時は普通の青年なのに、巫女姿の時は本当に女性らしい姿をされていて凄いですね…! これはみんなが騙されているのも納得です。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • ファントムゾーン ナイトフォレスト
    ファントムゾーン ナイトフォレスト
    X(旧ツイッター)で宣伝をお見かけして、雰囲気が好きそうな予感!?と思いプレイさせていただきました! 鳥類学者がSNSで怪奇現象を報告した事を切っ掛けに、海外のオカルト好き達がこぞってとある森へと足を運びます。 ですが、その森は人を喰う禁足地で…? @ネタバレ開始 シリーズ初プレイなので勝手が分らず、最初の観測者達のやり取りから「人為的に作られた実験場的な場所での話」なのかと思いつつ読み進め始めました。 けど、初回は秋人君と遭遇し素直に指示に従って無事に生還出来たのでおかしいな?と思い、再度Aのシナリオで別の選択肢を選択するとあっさり食べられちゃったので、たまたま運が良かっただけみたいです…。 続いてBのシナリオでも怪しさ全開の少年が引率してくれたので「今回こそはBADな方を先に引かなきゃ!!」と、意気揚揚と逃げ出す選択肢を選ぶと、これまた先ほどと同じような助かる結末になりました。 もしや、今回はどっちも助かるパターンなのか!と思い、改めて少年に付いて行くと…ああああ!?今度の彼は敵なパターンね!なるほどなるほど…。 CのシナリオこそはBADを先に引いてやるぞ…!と、逆に○ぬ事に執着する謎の人物状態でストーリーをスタートしました。 すると初回からあの怪しさ全開の山神君が案内を名乗り出てきたので、「これ絶対生き残れないパターンじゃない…」とドンヨリしていると、意外とフランクに話してくれる山神君…凄く冥途の土産って言葉がぴったりなシチュエーションだと思ったら案の定でした。 けど、食べられる寸での所で今まで助けてくれた少年が今回も助けに入ってくれて、何とか事なきを得ました…! この時、初めて少年達が双子なのを知り、よくよく観察したら制服に「秋」と「冬」の文字が刺繍?されてるのが目に入り、もう1回AとBのシナリオを見てきました! ちゃんとそれぞれのシナリオで秋人君と冬人君が別の人物を助けてるんですね…演出が細かい!! …あれ、CのシナリオはBAD ENDないんですね!? 毎回何だかんだ初回は生き残るので、もしかしたら私はこの森と相性がいいのかも知れま…いや、そんな訳ないですね。 解説と観測者達の話も読ませていただき、この森のがどういう存在で観測者達はどういった意図で人々を誘い込んでいたのかも把握出来ました。 最初は実験場的な意味合いの場所なのかと思っていたのですが、事実はもっと深刻な状況だったんですね…。 双子君達+αと、観測者…そしてやり方は最悪ですが、山神君も大多数の他人の為に頑張る人達だったんですね…(観測者側は個人としては微妙な立ち位置でしたが) 山神君曰く、正当な神様にお願いするより何も知らない外国人を人柱にした方がコスパがいいと言ってましたが、神自身も何か生贄を要求するタイプの存在なんでしょうか…? そして双子達や事の発端となった鳥類学者が森に食べられなかった理由など色々設定が面白く、最後までダレる事なく楽しませていただきました! まだまだ自分の中で謎が残されているので、また折を見て別のファントムゾーンシリーズをプレイしてみたいと思います! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 与保比良莅と辻末杳哉(ヨモツヒラリとツジマツヨウヤ)
    与保比良莅と辻末杳哉(ヨモツヒラリとツジマツヨウヤ)
    @ネタバレ開始 FAに修正箇所があり再掲致しました。落ち着いている年上男子のようやくんと無邪気な年下女子のひらりちゃんの組み合わせがとっても可愛かったです〜。最後に背伸びしてキスするシーンは最高にキュンときました!こういう日常的なやりとりから二人の仲睦まじい様子を見る事ができて私も幸せな気持ちです!苦いコーヒーも甘く変えちゃうような二人の関係がずっと続きますようにと願いを込めてFAを送らせて頂きます♡ @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • サイコ系即死脳トレクイズ
    サイコ系即死脳トレクイズ
    即死回避系脳トレクイズ…?タイトルが非常に興味深く、とても気になったのでプレイさせて頂きました! タイトルを忘れてしまえば、突然目の前に現れた可愛らしい少女と二人きりな状況に「ひゃっほい!!」小躍りする事間違いなしなのですが、状況はタイトル通りいたって最悪、崖っぷちです。少女激マブ命激アブ(現実逃避のラップ) 生還するべく、覚悟を決めて質問に答えました! @ネタバレ開始 一問目からぬっころされENDでした(ぇ) いやだって、自己紹介してきてくれてますし?!主人公からしてみれば今名前を口に出されて初めて耳にしたので、それ以外の名前を知らない、って事になるなと…。あくまで知っているのはプレイヤーだから、と…。そう考えて選択したら見事にやられちゃいましたね!でも、大当たり?謎が謎を呼んでいる…(また、私があの場にいたならその選択肢を目に出来ないので、絶対に生還出来ないなと確信しました…流石サイコ…最高なサイコ…!) その後の質問にもしっかり考えて挑みましたが、大半は血の海に沈んでいました…(ぇ)。 結局、最後の最後まで理解しきれず、大人しく解説を見に行きました… 物凄く納得しました!! 言われてみれば、いつもは「大当たり」と答えてくれるエリンカさんとは違い、途中間違えるとブランコさんが「ハズレ」と言ってくれてたんですよね…。どうしてそこで気付かなかったのか…!あまりに察しの悪い自分に、スノードッロップをプレゼントされてもおかしくないですね…(ぇ) 家庭環境により大変な生活を送られた二人の状況に、ただ話を聞いてあげる事・質問に答える事しか出来ないのがとても悔しかったです。この子達の質問に答える以外の事をするとぬっころされそうで実際は尻込みするとは思いますが、それでも根っこの部分はまだいい子の所があるので、頭を撫でてあげたりとか…少しでも、この子たちの記憶に残っているお父様みたいな優しさをプレゼント出来たら良かったのにと思わずにはいられません。 全てはお母様の所為なのかもしれませんが、どうか罪を償う意識があるなら償って、少しでも社会復帰が出来る事を祈ってます…! 質問の意図をどう読み理解し答えを導き出すかが丁寧に作り込まれていて、わからないなりにも色々考えて挑めてとても楽しかったです!解説ページも有難う御座いました、スッキリしました! スノードロップの花言葉の解釈は…難しいですね…。「あなたの死を望みます」は嫌っている相手に渡すって事でしょうか…?そのままの意味で使うのであれば、私は苦手な害虫に渡します(ぇ)。花は悪くないのに、花言葉の所為でスノードロップが悪く思われちゃうのは切ないですね…。う~~~ん……私であれば、亡くなった人が切ない亡くなり方をした際に、安らかにお眠りください…という意味で渡す感じに留めるかもしれません…難しいな… @ネタバレ終了 簡単な質問かと思いきや…?な質問ばかりですが、わかった時の脳のすっきり具合はまさに脳トレでした!色々考えさせられるクイズゲームを有難うございました!
  • 何を呪って生きればいい?
    何を呪って生きればいい?
    タイトルから凄いホラーだったら……と少しばかり身構えたのですが……。 @ネタバレ開始 良い意味で違いましたね……。 同じ現象だとしても受け取り方によっては意味も百八十度変わるかも知れない……。 祝福か、呪いか、そのどちらかだけとも限らなかったのかも……。 具体的な描写はないので、感覚的な受け取り方になりますが。 世界が変わってしまったのは、主人公たちと世界のどちらにとっても哀しいことだったのかな、と。 「タヒぬよりも悲しいこと」についても色々と考えさせられました。 「何があってもタヒねずに生き続けること」なのか「そもそもタヒぬ以前に、生きることすら出来なかったこと」なのか。 上手く理解出来ているかは解りませんが……。 @ネタバレ終了 考察しがいのある深い話でした。
  • ままごとのショーティカ
    ままごとのショーティカ
    会話を重ねていくにつれ何の思い入れもなかった人形のことを守ってあげたいと強く思うようになります。くるくると表情が変わるショーティカ可愛かったです。 真っ先に「攻撃する」を選んでその展開に制作者さんがマーセネリアの方だと気づきました。 @ネタバレ開始 気を引こうする姿が幼い子どもそのもので、追い詰められて情緒不安定な彼女を見るたび胸が締め付けられました。 dead end3だけ攻略情報を確認しましたが条件が、条件がえぐい…!でも全エンド見たいので実行しました。かわいそつらい! @ネタバレ終了 救いと絶望のバランスが絶妙です。かわいそうなエンディングもあるけど救われる描写もしっかりあるので安心して絶望できます。 ずっと一緒にいてあげたくなる可愛い可愛いショーティカ。どうしようもない寂しさをあたたかく包み込むような素敵な作品でした。
  • 月下怪談
    月下怪談
    続きから失礼いたします。 下記は4話目終了後から残りの感想となります。 @ネタバレ開始 ◆帰るルート これは最後の話まで聞いてこそトゥルーエンドと思ったので、先にこちらから回収しました。 山の中であり、森であっても麓なら町に出られるかもしれないと決断。 ここまでかなりしつこくアプローチをしてきた割には、イルシィ君があっさり返してくれる反応なのは意外でした。 玄関の扉を開けて、外に出ようとすれば背後から抱きしめられ。 何やら二つ聞いて欲しい事がある様子。 どうやら、道案内役として黒猫がいるらしくこの仔についていけば町に戻れるらしいとの事。 まるでおとぎ話のようですが、帰れる分には問題もないでしょう。 もう一つは、これから言うお願いは絶対に聞いて欲しいという内容。 …これは個人的な感情としてですが 感想をまとめるに辺り、バックログと最新の台詞が出ているゲーム画面を両方確認する作業が入るのですがこのルートに関してだとバックログの際に表示される文面が何とも切ないです。 「僕とあなたの思い出です。何度でも振り返りましょう」 これをまとめている時点で、今回の結末では二度と会えない事を知っているからでしょう。 後でずっと一緒エンドに行くのはわかっていますが、しばしのお別れを。 「二度とこの山には近寄らないで。さようなら、天凱彼岸花さん」 ここがどこなのかわからないのだから、そもそも近寄る以前に戻ってしまえば場所もわからないのでは…? 初見の際にはそう思いつつ、謎を残しながらも黒猫の案内で無事に町へ到着。 ようやく見知った場所に到着した安心感。 そういえばこの場面まで、自分は黒猫の後ろ姿しか見ていないなと正面顔を見て見れば…そこには真っ黒な瞳をした顔が。 全てを知った後から考えると、この猫も殻の一つなのでしょうね。 そして日常に戻った主人公があの屋敷について調べてみれば、近所では有名な事故物件であり。 どのような用途で売りに出されていたのか、何故買い手がつかなくなったのか。 もっと調べれば、現在誰が住んでいるかも全てわかると知りながらも調べるのはここまで。 これ以上深入りをすれば、きっともう二度と日常には戻れないでしょう。 しかし、不可抗力として時々見る夢の中。 そこにはデジカメの画面を眺めるイルシィ君の姿、私が知る限り彼があのカメラで撮影したもの…いや、者は一つだけのはず。 何度も何度も、空気に融かすように私の名前を紡がれて。 私は何度も同じ夢を見続けている。 写真は便利な物でも、二度とあの山に近寄らないようにお願いをしても。 イルシィ君は、本当は主人公を呼んでいるし傍にいたいと思っている。 だから絶対に近寄らない。 知らない方が幸せな事もある、そんなエンドなのでしょうね。 こちらのエンドだと、最後の1話が不明という不完全燃焼はあれど蝋燭の火も聞き終われば消える流れが予想できた事。 そうなれば取り返しがつかない、引き返せない何かが起きるというのは初見でも想像できました。 ただ、トゥルーにおける怒涛の展開を知っているとこちらは随分平和的というか…人としての理性があったのだなと。 設定の本筋としては、トゥルーエンドで明かされる情報と同じ状況でありどういう結末を選んだかの違いでしかないと解釈しております。 でなければ、主人公がどうして気が付いたら知らない森の中にいたのか説明もつきませんし。 明確な分岐も、この選択肢のみで他の部分は共通の設定として話されているだろう事。 「今の僕は」という発言からそうじゃない僕とは会った事があるというのを仄めかしていましたし。 話の構成として見た時も、4話目は実質撒き餌の役割もしていると思いました。 Bという大学生、廃村になった因習村とそれまでの話に繋がるピースが存在している事。 3話目までの段階では気づきませんでしたが、イルシィ君の話はオムニバスに見せかけて実は何か軸になっている物が存在している。 その真相を暴きたいという衝動に任せるか、それともあえて知らないままでいるべきか。 …実はもう、自分が死んでいるという事も含めて知らない方が幸せな事もあるのだなと。 ◆帰らないルート(暗所恐怖症) さぁ、ここからが本番だ!と5話目を聞きましょう。 一晩だけ。たった一晩だけだ。一晩だけ留まったところで私の何が変わると言うのだろう? …全てを知っていると、この発言があまりに状況を軽視していたなと思えますが案外運命の分岐点なんてそんなものかもしれませんね。 という事で、最後は特別仕様という事でイルシィ君の実体験という意外な展開へ。 どうやらこちらも事故物件に関する話という事で、事故物件編パート二のはじまりはじまり。 この話にもこの話における主役であるイルシィ君以外にも登場人物がいるようで、家事代行サービス…家政婦さんを雇っていたとの事。 確かにイルシィ君は見た感じいいところの出身に見えますし、家の事をやってくれる人を雇うのも不思議はないかなと思いました。 お坊ちゃまなら壊滅的に家事に向いてないというのも当然でしょう。 まぁ、この話も実体験である事は事実でも重要な部分は絶妙に隠していたというべきか。 嘘はついてないけど本当の事も言っていない。 後々になれば、そこしか居場所がなかった。 あんな場所でしか生きられなかった。 この言葉の意味がどれ程重たいのか、ショックを受ける事となりました。 そしてやっと出てきた家政婦の女、今回は私の名前は使いたくないという事でAという事に。 ここも、何故今まで意図的にAという仮名を使わずにいたのか?意味はありそうに思いますが読み解けませんでした。 こんな仕事を引き受けるのはある意味似た者同士というべきか、Aはろくでもない人間のよう。 金の亡者であり、ホストに貢ぐ為にどうしてもお金が欲しかった。 彼女の言い分をわかりやすく翻訳したというか、ぶっちゃけよくわかりませんでしたと言いつつ本質をついている感想はさておき。 遠回りで金銭に頼る方法を取る必要がないと言った際の発想は、完全に人間の物ではありませんでした。 確かにイルシィ君はどこかズレている部分はありますが、この話に関しては恐らくほぼあちらの方が語り手を担当していたのだろうなと思います。 そして、主人公に現在恋愛的な意味での好きな相手がいないとわかれば喜び。 この、いた場合にどうしてやろうかと思った。手間が省けてよかったというのも殻の感情はありながら完全にそっちの発想に寄っているなと。 話は本筋に戻り、金の亡者なのはともかく仕事もちゃんとしてくれない上に雇い主の私物を盗んで売り飛ばすという早く警察に通報すべきと言える人だったというのはなかなか救えない。 家が事故物件なので怯えて早く帰りたがるまでは理解できますが、それは人として駄目でしょうと。 そう考えればある意味天罰というべきか、事故物件の怪奇現象が先に狙いを定めたのはAのようでした。 イルシィ君の周りでは何も起きてないにも関わらず、どんどん様子がおかしくなっていくA。 やがて、イルシィ君にも不可思議な存在を感じる事はできるようになってもそれ以上の事は彼自身にはなく。 それと対照的に、Aは見た目にも変化がわかる位にやつれていき見た目から余裕がないのがわかる程に。 見た目だけではなく正気も失っていき会話も成立しなくなり、彼女は何かに怯えている旨を一方的に話すだけ。 要約すると、彼女にだけ見える何かがイルシィ君の体のあちこちについているとの事。 もっと正確に言えば、イルシィ君だけでなく彼女以外のみんながそれに憑かれているのに何てことない顔をして生きている。 いつも暗いところに潜んでいる何か、影になっている場所から音もなく笑ってこちらを見ている何か。 彼女が瞼を閉じられないのも、目を閉じたらそれが凄く近くにいて瞼の裏から自分を見つめているからである事。 とはいえ、そんな影にいる何かを恐れるとなるとイルシィ君の言う通り物理法則として光源が存在する限り絶対どこかに影はできてしまう。 そうなっては仕事どころか日常生活なんてとても送れないでしょう。 そしてまたやってきたあなたの中で用意してくださいのコーナー。 今回はとびきり怖いものを想像して欲しいと言われましたが、ホラー慣れしていると見た目として怖い物には耐性もそこそこあるし…と悩みつつ。 結局自力で決めるとギャグの流れになってしまったので、無難に血濡れの武器を持ってホッケーマスク(返り血付)を被った殺人鬼を採用しました。 重要なのは、自分にとって一番怖いと思う存在が自分の身の回りで影になっている場所からいつまでもこちらを見つめてくるという恐怖を想像する事。 Aに見えてるそれの姿の正解はわかりませんが、Aが常にそういう状態にあるという事がここでは重要な部分な以上。 しかし恐怖の対象が影にいる以上、影はずっと自分の足元に付きまとうしどうしようもない。 だからといって、光源のなくなる夜の方がもっと酷い状態になるらしく夜になる前に早く帰りたいと言ったかと思えば帰りたくないともはや発言は支離滅裂に。 結果的に、家が大きく使っていない部屋もあったという事で住み込みをさせる事に。 果たして彼女が自室でどんな状態なのかを確認してみれば、部屋の中にあった家具は撤去され四方八方に設置された簡易照明のせいで眩しい事に。 さらに自分の体にもしっかり光源が当たるように生身の状態で照らされているという異様な光景が…。 ここまでしてもまだ文句があるらしく、正確にはまだそれでも影になる場所が存在すると気づいてしまったと述べるA。 大体の生き物は光を遮断するための皮膚を持って生まれてくる。 だから皮膚の裏側である血管の中はどうなっているのか?永遠に夜であり、だから影を好むあれは生きているものが好きなのだと。 これはなかなか面白い表現という感心の方が先にきましたね。 確かに皮膚で防がれている以上血管もですが内臓だって光が当たる事はない。 だから人間は文字通り誰しも闇を抱えて生きている。 いや、確かに考え方としては面白いけどそうなるともう対処法はないのではないか…? あまり考えたくないけど、体内に光を当てる方法があるなら…と思えばやはりというかAは包丁で自分を切り裂き始めてしまった。 確かにそれで体内も部分的に照らせるかもしれないけど、先に出血多量で死ぬからね!? というか、完全に開きにでもならないと無理じゃないかな…と思いましたがそれを実行されても困るのが率直な感想。 これにはイルシィ君も、誰が後で掃除すると思ってるんですかね?と呆れた調子。 もう仕事をしないどころかただ家の一部を占領するだけとなったAを早めに追い出したいと思うも関わりたくないという切実なところ。 それ以前に、さすがに自分を包丁で切り裂いたら先に死んでないか?と思えば生きてるようでメールのやり取りはしているらしく。 やり取りと言っても、ほぼ向こうから意味の分からない内容が一方通行で届くと言った方が正しいようですが生存確認はできているもよう。 そして、彼女から送られてきた最後のメールには「あっ」と思わず意味がわかると事件しかない話の気配が…。 「私を光源にすればいいんです」 人間は自力で発光できる生物ではない。 そうなると実行できる手段なんて限られていて、何処からともなく焦げ臭い匂いが運ばれてきたというのでそれしかなかったのだなと項垂れ。 Aの部屋に行ってみれば、やはり光源になる=火だるまになるという意味で正解だったらしく。 雇い主の家が全焼するといけないからせめて外でやってくれないかな!?という常識も通じない状態なのでしょうね。 (そもそも、火だるまになっても内臓まで光は届かない気はやはりあり) そんな事故現場を見ながら、地獄ってあんな感じなのかな等と考えるイルシィ君はある意味達観していると表現すべきなのか。 何はともあれ救急と消防に連絡を入れ火事騒動は解決へ。 幸い被害はAの部屋周辺だけで済んだのがまだ良かったというべきか。 Aはどうなったと思う?と聞かれれば、さすがにこれは死んだような気もしますがワンチャン重症で奇跡的に生きてる可能性があるかどうか? 答えは…何故か時刻が翌日へ変わり。 インターホンの音から玄関へ向かえば、レンズ越しに見えたのは包帯だらけなAの姿。 全身の皮膚が包帯で隠れているので、顔もわからない以上Aっぽい人という表現をされていますが…前日火だるまになった人がワンチャン生きていたとして歩けるのか? 同じ疑問をイルシィ君も持っていたらしく、すぐに退院できるなんてありえない。それ以前に退院が許されるような状態でないのは今見えている姿から判断できる。 中に入れて欲しいと言われても、普通なら絶対に扉を開けてはいけないとわかる状況でしょう。 しかし、イルシィ君は何故か家に招き入れてしまった…。 ここで、左側でその事に対し「馬鹿なイルシィ……」と述べているのは完全にあちら側の人格でしょう。 あちら、あれ、名前を言うのはあえて避けてきましたが…恐らく、れいでら様と呼ばれた影のようで黒い靄のような存在が。 玄関に入ってきたAは、傘立てにあった傘を使いイルシィ君を何度も刺して逃げようとしても上手く逃げ切れずに右目を抉られてしまった。 そこでイルシィ君の意識は途絶えたところでお話はおしまい。 だけど、その後に色々あったので現在は生きていると自称する。 ◇そして全ての蝋燭は消える さすがにバトル漫画の登場人物でも体に穴を開けられたら死ぬのに、イルシィ君のそれは絶対生きてるのがおかしい状況です。 そう考えるなら、実体験に嘘を入れた創作と言われた方がまだ納得はいくのですが…。 しかし、言われてみれば彼の右目はずっと前髪に隠れているのでどうなっているかを私は知らない。 5話目を聞くまでは、そういうファッションだとしか考えていなかっただけに。 そして全ての話を聞いた今なら、主人公も今まであったおかしさの部分を話せるようになる段階に到達したようで。 問題はそれを話すべきなのか、黙っているべきなのか。 自問自答する間もなく、選んだ選択は真実を知る事でした。 今までの話は全てが繋がっており、特定の時系列で起きた出来事だった事。 物語の舞台は村と家の二つに分類され、家は全て事故物件があったという家であり村はかつての因習村だった事。 今までの話で説明不足な部分があったのは、意図的にそうする事で同じ舞台である事を悟られないようにする為。 頭の中でこうだったのではないか?という仮説が主人公の語りによって一本の線へ繋がっていく。 そして出された、今目の前にいるイルシィ君は姿こそイルシィ君でもその中身は全ての話を見てきた当人のれいでら様であるという結論。 とはいえ、あくまでこれはイルシィ君の話した事が全て真実であればというのが大前提であり彼の話が創作ならば成立しない妄想にすぎず。 彼の反応を待てば、最初は困ったような反応を見せるも普通に正解と言われ…。 「――だけど、もう時間切れ」 最後の話が終わった以上、蝋燭が消えるのはわかっていたことながら光源を失い口元と手元しか確認できない目の前にいるはずのイルシィ君。 暗闇の中で、段々とこちらに近づきながら悪趣味な仕掛けと思った事が実は忠告だったと告げられて。 今までの怖い話に私の名前が使われたのは、間接的に助かる方法を教える為だった…? 「今までのは怖い話ではありません。全部僕の楽しい思い出話です」 「確かに前のイルシィは死にました、というか僕が殺しましたけど」 やはり目の前にいるのは見た目はそうでも、イルシィ君の姿をした中身がれいでら様な存在で確定か…。 こうなればもう、やはりというべきか逃げの一手しかない…! しかし、主人公が向かったのは階段の方向で。 本来なら玄関から外へ出たいけれど、追跡者がいる以上その場しのぎでも前に進むことしかできないのがもどかしい。 こちらは全力で走っているのに、あちらはあえて追いつかないギリギリの速さでついてくるという明らかに楽しんでいる状況。 だから身を翻してすぐ傍まで追っていた彼に勢いよくぶつかれば階段から転げ落ちていく音が。 結果、そこに転がったのは首が直角に折れ曲がった…人間ならばまず生きていない状態の姿をした彼で。 人を殺してしまったという客観的事実に、これは正当防衛だったのか過剰防衛だったのか自問自答をしていれば 「あーあ……ひっとーい」 どうみても人間なら生きていない状態のはずなのに起き上がった…!? しかも首が曲がったせいで今まで隠れていた右目の位置も見えており、話にあった通りそこには本来あるべき物がない。 再び逃げるしかない状況。 思わず逃げ込んだ部屋の中を見ればそこには鳥居が……。 話の中では誰が用意したのか不明だったそれは、肝試しから生還したBが神頼みしかないと自作した物であると判明し。 なのに皮肉なのが、この山にいる神こそがBの命を狙っているれいでら様だったという事。 救いを求めたいのに、その神こそが自分の命を狙っているとは本当になんて美しい皮肉なのか。 そして神を自称するそれは、せっかく鳥居の前にいるのだから叶えたい願いはないのかを聞いてきて。 限りなく気まぐれからに近いだろう思い付きで、たまにはお願いを叶えてみるのも楽しそうと思っているのが今の状況に不釣り合いで。 扉を思いっきり開けば向こうも予想外だったのか、ドアにぶつかり隙が生まれた。 この間に今度こそ玄関から外へ、今度こそ外に出なければ…と思ったのに。 ノーマルエンドでは知らないままで終われた真実。 実はすでに主人公も死んでおり、れいでら様の配下になっていた事。 意識が消されていないものの、体は本来ならば自由に動けないという事。 その言葉の通り、体は勝手にイルシィの後に続いてどこかへ歩き出し自分の意思では動かす事はできなかった。 もうすでに体が支配下にある以上、意識という自我は残っていても逆らう事なんてできない。 たどり着いたのはイルシィの部屋で、ベッドで彼の隣に腰を掛ける形に。 彼の機嫌を損ねれば何をされるかわかったものではない。 かといって、ご機嫌を取りに行くのも嫌となれば何が正解なのか? 結局今後自分はどうなるのか?質問を質問で返す形になればこちらの体を両の腕で拘束し、頬に口付けを。 その事を認識するよりも先に、頬に当たる感触は柔らかい物から硬い何かへ…何が起きているのは認識すれば最後。 あぁ、今私は食べられてるのか? 痛みは、自分に起きている事を認識した途端に襲い掛かるとは言いますが例にもれず頬に開いた穴からの痛みに苦しむ事に。 どれだけ抵抗しようにも自分を拘束する男からは逃げられない、彼が今の行為に満足するまでただこの状況に耐え続けるしかない。 普通の人間ならば気が狂いそうな、だけどどこか色情を感じずにはいられない。 食べてしまいたい程可愛い、好きな人を自分の中に取り込む、そんな理屈でなく目の前にいる彼は人外だからこそ人間である主人公と愛情表現の認識が噛み合わない。 彼にとっては、これは恋人同士でしかしない行為だと思っていて。 どこか偏った…人間から見れば間違った知識で愛をぶつけられている。 もうすでに、彼の配下となった体は齧られた頬だって元に戻ってしまう。 心は人間のままでもすでに自分の体も限りなく人間ではない何かになっている。 だから彼にとって、いくら乱暴をしても治る事がわかっているのだから軽い気持ちで首に指を入れられて通常人間が生きていれば触れられる事のない頸椎に爪を立てられる。 やはり人の姿をしていても目の前にいるのは神と呼ばれた人外だと思う瞬間。 蟻を潰して何回耐えられるかをやってみたと言っていたけど、恐らくそれも本当は人間ではなかったのか? その際に感じた可愛いという感情と同様に、苦しむ様に愛おしさを感じられている。 少しでも楽になりたいなら、もう私に残されたのは目の前の怖い人が言えと指示する言葉を発するのみ。 そして彼が満足したところで、これから永遠に彼にとって様々な存在を兼用しつつ一緒に暮らすという実質の死刑宣告。 …死ねない分、ある意味死ぬよりも辛い事なんでしょうね。 主人公からすれば、何故気に入られたのかもわからずひたすらに理不尽でしかない。 だけど、人外から向けられる愛情が人間と同じ表現とは限らないんだから仕方ないですよね。 ◇回想 回想が始まったのは想定外だったというのが正直なところでしたね。 その手前で終わっても種族が違うからこそ、理不尽さがあってもこんな終わりもあると美しさは感じましたが全てを知るには足りなかったというのも事実。 まだ生きていた、イルシィ君の過去。 彼が病的に白かったのは元からであり、この頃は美しい瞳の色をしていたのだなと。 現代のように医療が発達するという事は、病弱な体であっても延命がされるという側面もある。 資金的な問題さえ解決できるのなら最新の治療を受ける事だってできる。 それが彼にとっては、何もできないのに生き続ける事が苦しみの原因となってしまった皮肉。 親戚の葬式に出た際に次は病弱な自分の番だと信じていた。 死が救いとなり、大事な人に見送られながら終われるのだと信じていた頃が幸せだったというのが何ともやるせなさを感じます。 けれど、確かに本来は親の方が順番が先とはいえあまりにも早すぎるタイミングで両親を亡くしてしまった上に事実上弟にも見捨てられる事となり。 そこしか居場所がなかった。 あんな場所でしか生きられなかった。 彼が実体験を語った際、詳細はぼかしながらも語った中に見え隠れしていた真相。 都心よりも自然が豊かな場所で療養をした方がいいと提供された家は有名な事故物件であり、それは弟に自分の死を望まれているとしか受け取れなかった。 だけどその時のイルシィ君には他に行ける場所もなく、自分でも己の死を待ち望んでいたからこそ受け入れるしかなかった。 人ではないもの、自分の意思とは関係なく殺してくれるもの。 本来であればそれに命を奪われるのはあまりに理不尽だと叫ぶべきものなのに、そういった感情すら起こせない状況まで追い込まれていたというのが何とも痛ましいです。 5話目の際に出てきたAは家事代行サービスではなく介護員で。 家事が壊滅的にできないというのも、世間知らずの坊っちゃんだからでなく病弱だったからというのが真相で。 Aは金の亡者であり手癖の悪さは実話であったけれど、死を待つ自分はもう者に執着する意味がないとそこに怒りすらなかった。 理由も目的も見当たらなくとも、どうせ長くない命なら好きな事をしてみたい。 そう思っても、車椅子での移動ではろくに舗装もされていない山から町に行くだけでかなり疲労をしてしまい。 きっと、健康な体であればできたであろう勢いからの行動すらままならないという現状。 イルシィ君は確かに年齢だけでいえば成人はしていても、その大半を病院で動けないまま過ごしたのだから本来ならこれまでの過程で欲しかったはずの物を求める権利だってあったはずなのに。 もっと正確に言えば、欲しいものを求める事に年齢は関係ないはずなのに。 普通の日常を過ごす誰かにとって当たり前の物が、場所が、経験が、その大半が彼にとって得られないまま過ぎてしまった事で。 そんな外から逃げようと、家に戻ろうとしたのに突如調子が悪くなる体。 思わず溢れた笑いと共に喉の奥から這い上がってくる血液。 今日が人生の終わりなのかと思っても、流れるような走馬灯も存在しない。 流す思い出もないと感じてしまう自分の人生。 それならば、眼鏡を落として視界が悪くともぼやけながらも今そこに映るオブジェクトを眺めていようと。 すると、目の前に見える黒いモヤ。 正しくは、彼の今の視界からでは色しか識別できない人間がいて。 その人は、吐血する彼を見て救急車を呼ぼうとするもどうせ呼んでも意味はないと拒否をされ。 それでも救急車を呼ぶために電話をしていた。 どうせ時間の無駄なのだから、自分の事なんて忘れて何処かに行って欲しいと言ったのに。 なんでと疑問をぶつければ 「だって、助けてほしいって顔してるじゃないですか」 そして手指に触れる誰かの温もり。 自分以外の熱に安らぎを得ていれば、気付いた時には病院に運ばれていた。 退院後、あの時の事を考えながら自分の気持ちの正体を考えてみればそれは彼女を好きになったのだとAに指摘され。 そんなつもりで話した訳でもないのに、恋に落ちたのだと認めてしまうのもどこか癪で。 もし、これが恋だと認めてしまえば自分はあの時彼女が言っていたように誰かに助けを求めているという事になってしまう。 それに、元より後のない自分と付き合えたところでそれは相手の時間を無駄にする行為なのではないか? 告白なんて、月が綺麗ですねすら自分に言う資格はないのだから。 そうやって自分の感情に言い訳をしながらも突然終わりはやってくる。 5話目で、自ら光源となり入院したはずのAが何故か家にやってきたあの日。 不気味に感じながらも見捨てられずに扉を開ければ、傘で体を貫かれていた。 理由はどうあれ、本来は待ち望んでいたはずの死がようやくやってきたのにまともに動かない体は廊下を逃げるように這っていて。 本当にもう自分は助からないのだと知った時、それまで我慢していたはずの事が…後悔が本当は存在した事を理解して。 もう叶えられないのに、自分にもやりたい事があったという事が喜ばしかった。 やっぱりまだ生きていたかったんだとようやく思えた。 何もできない自分が嫌で、やりたいと感じた事の殆どに手は届かなくて、希望を見上げる事ができなくなり下ばかりを向いているのが楽になってしまっていた。 なのに本当は死ぬのが怖くて、生きているうちにやりたいことばかり膨らんで、未練がましく呼吸を繰り返す。 本当は誰かに、生きていてもいいと肯定して欲しかっただけだった。 自分はただ資材を食い潰すしかないから生きていてはいけないと自分ですら否定をしていた自分の事を。 弟に、事実上死を求めるかのように見捨てられた自分の事を。 だからあの日、自分を助けてくれた彼女に恋をしていた。 彼女にとっては大した事じゃない出来事だっていうのも理解をした上で、それでも嬉しくて。 また生きていて欲しいと思われたくて。 眼鏡を落としたせいで、名前どころかその顔もわからない彼女。 憶えているのは声と手の温度だけ。 大まかな色と形しかわからない。 せめて、ありがとうの一言位は伝えられたら良かった。 そして現実に引き戻され、すでに死んでいてもおかしくない状態にも関わらず何故か生きている事が不思議で。 目の前にいる女はAの姿をしたAではない、悪魔という表現が相応しい存在だった。 さらに恐れるべきなのは、願い事がないかを聞かれた際にほんの一瞬考えてしまった事を向こうは読み取ってしまったという事実。 あの人の顔と名前が知れたのなら、どんなに素晴らしいだろうなって。 イルシィ君のあまりに無欲で、清らかで、純粋な願いは最悪の形で叶えられる事になってしまう。 悪魔は少ない情報から、本当に彼女を見つけてしまい再びイルシィ君と再会をさせた。 殻の感情に引っ張られるように、悪魔もまた彼女の事を気に入ってしまった。 だから彼女は、結果として世界で一番不幸な人となる。 泣き疲れて反応をしない彼女を膝に乗せ、頭を撫で。 かつてイルシィ君が自分には伝える資格がないと言った言葉を、悪魔はそっと囁く。 「月が綺麗ですね」 ◆感想総括 まず、怖い話を聞いていくゲームとしてそれぞれの話が面白かったです。 途中何度も触れた通り、イルシィ君の語り方や単体では唐突な終わりと思わせながらも最終的に一本の線で繋がっていく構成の巧さ。 怖い話を聞くというテーマにおいて、語り手の与える印象がどれ程重要なのか? 作品の色を出すという点でどれ程大事な事なのかを再確認できました。 4話目でようやく繋がりがある事には気付きましたが、実は舞台となっているのは実質二ヶ所であり時系列も存在していた事。 あえて同一の対象でも表現を変える事で先入観等から印象を操作し、悟らせないようにしながら5話目を聞いた後に主人公の推理で説明されていく爽快感。 それが怖い話としての繋がりとしても綺麗で、同時に話の中や幕間に挟まれるイルシィ君の発言から物語全体における伏線も持たせていく。 5話目の後、回想前の時点でも理不尽ながら美しい終わりとは思いましたがここから回想を入れる事で今までのホラー要素の真相が見えてくる事。 何故、主人公が名前を教えた際に壊れたように連呼していたのか? 何故、ずっとこちらを見続けていたのか? 生前の彼にとっては主人公の名前を知る事はできず、眼鏡がなかったせいで顔もわからないままだったから。 だからこそ、ようやく再会できたのだから今度こそ刻み付けるように覚えようとしていた。 だってそれが本来の死に際に願った事だったのだから。 後半は恋愛9割というのも納得です。 ノーマルエンドは知らない方が幸せな事もあるという終わりでしたが、トゥルーエンドを踏まえるとまだイルシィ君の支配が勝っている状況だから抵抗ができた終わりとも言えますね。 本来の彼は、ただ顔と名前が知れたらそれだけでよかったのだから。 夢を通して呼んでいるのは殻に影響された悪魔の好意を含んでいても、それでも逃がす事を選べたのなら純愛なのかなと。 しかし、せっかく最大で5話ある怖い話が聞けるという事や4話目の時点で見えている疑惑を確信にするにはトゥルーエンドを選ぶしかない。 全ての真相がわかるという意味でも解決編であり、始まりを含め全てが回収されていく。 生前のイルシィ君が考えていた通り、主人公にとってあの時助けた事は本当に大した出来事ではなかったのでしょう。 それでも、初めて自分の生を肯定してくれた事への嬉しさ。 事実を理解しながらも恋をしてしまう感情。 それは否定されるべきものではないし、以前のように病弱な体ではなくなったから沢山の時間を共有できるようにもなった事。 結果的に、手に入らないものが多すぎた彼の人生でようやく手に入れたのが主人公だったと思えば…まぁ仕方ないよねと。 主人公視点恐怖の追いかけっこも、本来は彼がやってみたかった事の一つだった訳で形はどうあれ望みは叶っているんだなぁと。 人外と人間における価値観のズレ、それ単体でもなかなかおいしい要素ながら殻の影響を受けているという実質これって主人公を巡る悪魔とイルシィ君の三角関係なのではないか?という状態な事。 おまけを見るに、殻となったイルシィ君の意思が残っている訳ではないとありましたが彼本来の影響が強く出ているかどうかでどちらに転ぶのか?は変わるのではないかなと感じました。 個人的には、イルシィ君と悪魔両者の主人公へ向ける感情を合わせヤンデレというよりは純愛の方が表現としてはしっくりきました。 問題は、人外には人間をどう扱うのが正解なのか?価値観の違いも含め難しい部分はあるので主人公の受難は続くのだろうなという点がありますが。 そして、回想場面から画面のサイズを調整した際にそれまであった目がなくなっていた事。 これは視点が見られている側の主人公でなくなったからで、何故メニューのアイコンが月だったのかも全てはあの言葉に繋がっていたというのが好きです。 @ネタバレ終了 個人的な感想ながら繰り返しとなりますが、私の判定ではヤンデレでなく純愛でした。 怖い話を楽しむもよし、ただし…何事も用法容量にはご注意を。 システム面も含め、細かいところまで作りこまれているのも世界観の構成として素晴らしく小ネタを探しに色々確認してしまいました。 とても感想が長くなりましたが、素敵な作品をありがとうございました。 最後はこの言葉で締めくくらせてください。 「ずっと月を見ていましょう」