ティラノゲームフェス2023参加作品
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月下怪談配信にてプレイさせていただきました。 フェス期間滑り込みでプレイ&感想投下が間に合うか心配だったのはありましたが、絶対にこれは面白そうという直感から手を付け楽しませていただきました。 時間云々と言いながらも癖に刺さった為、長文感想になると思われますがご了承ください。 気が付けば知らない森の中、止まない雨と雨宿りにおあつらえ向きな洋館。 森の中で偶然出会った雰囲気だけなら神秘的で美しいのに、喋ると一気に残念な美人になってしまうイルシィ君に雨宿りの間怖い話をしてもらう。 雰囲気だけでも充分怖い話に向いている状況ですが、他にも恐怖を演出する要素もありそれぞれ語られる話も良いのですが…是非ともこれは後半の恋愛9割まで味わってこその作品と思います。 @ネタバレ開始 メタ的ながら、イルシィ君に雰囲気のある場所に来たので怖い話をしようと提案された際。 何故ホラー系の作品では登場人物に都合良く怪談のストックがあるのだろうか。 私はホラー作品の登場人物ではないので人に語れるような怖い体験も物語も手持ちにない。 の部分に、自分は物語の外にいる傍観者であるという意識でいる点に薄く笑みが零れました。 聞き手に回るだけであるにも関わらず、ホラー作品の登場人物…具体的には危険と隣り合わせの状況には成りえるのに、と。 (怪談をする/聞く行為そのものが霊を引き寄せる行為であるという事と、メタ的に主人公の立ち位置がわかっている事の両面から) 名前を教えるシーンでは、性別が女性という事で素直に自分の名前を入れました。 その結果、話が進むにつれて4回程残機を失う事とはなりましたが。 そんな事を知らないまま、入力が完了すれば壊れたように私の名前を連呼するイルシィ君。 物語を最後まで知っていると見方の変わる典型ではありながら、初見ではホラー演出としての面が強く感じました。 ホラー演出という部分に関して言えば。 配信の性質上、全5話が存在する事を知っていた為途中でパートを分割する為にシステム画面を開いたのですがここも月と目で彩られた演出がとても光ります。 各メニューを選んだ際のテキストもイルシィ君から語り掛けられているような一文が添えられ。 システム→白い枠に対する黒い印(どこを選択しているか)が目玉で、テストとして出る内容は「早く逃げてください」という警告。 自動→「手を離すのは許してあげます。ずっと見ていてくれるなら」 早送り→「早いですね。僕はゆっくりあなたとお話したかったのに」 セーブやロードも言うまでもなく…。 ノーデータなのに、こちらを見る目が縦に並んでいる図は背筋に冷や汗をかかせるには良い演出ですね。 そして今回、感想を書くにあたり画面サイズを調節した際に気づきましたが本来真っ黒な空白になるはずの部分にもびっしりとこちらを見る目が…。 こちらが視認せずとも、影に隠れた目にはずっと見られていたと知った時の感覚はなかなかのものです。 ◆灯りの消えない家 近所迷惑な人、という出だしやその具体例から隣の家が何かしらトラブルの原因で恐らく人怖系かな?程度に軽く予想。 本題に入る前に、この話の主人公の名前をどうするか…から、まさかの自分の名前が採用される流れは予想外でした。 せいぜいこちらの名前を呼ぶ場面で使用される程度と思いきや怪談に参加型となってしまうとは…と、この時点で自分の名前にしたのを軽く後悔しつつ。 イルシィ君としては悪気もなく、純粋にこちらの名前を気に入ったから使いたい程度の気持ちに見えますが主人公の言う通り十中八九ろくな目に遭わない怖い話の主人公の名前にされるのは正直気分がいいとは言い難い。 まぁでも変えるつもりがないなら言っても無駄だろうと、話に出てくる彼岸花さんが犠牲になるのを想定しつつ聞く姿勢に戻りました。 対して、隣人というこれから迷惑行為を行うだろう人の名前に関しては適当で良いとBと命名。 Bがどんな人物なのかの説明についても『髪を金髪に染めたチャラい男』で済みそうな所をやけに掘り下げに行く印象でしたね。 結論は上記の通りで概ね間違いはなさそうなのに、いかに軽薄そうであり底の浅い人物なのかを強調していく。 名前に関する扱いは適当な割にそこには若干の温度差がありました。 当初は、イルシィ君がそういった人物を嫌っているからこのような表現をしているのかと思いましたが…これも後になると印象が変わる部分ですね。 さらに初見ではあまり気にしなかったのですが、Bがよくいる怖い話で心霊スポットに行き酷い目に遭う大学生グループの概念を擬人化したような存在と言った事。 やはり当然のようにBも友人と心霊スポットへ肝試しに行ったという事。 その後に、オチがわかったところで仮定の話をしましょうか。という部分が果たして何に対してかかっていたのか? 当初は、タイトルである『灯りの消えない家』の原因(心霊スポットで酷い目に遭った故のオチまで)にのみかかっていると思ったのですが、それだけではなかったというか…。 後にもう一度、この過程と言える話が出てきた事を思うと。 隣人であるBは肝試しから帰宅後、常に家の電気を全てつけるという生活をしていた。 偶然で済ませるには不自然な、こちらが偶然いつBの家の方を見ても常に灯りはついている。 肝試しに行った関係から、自分が通る場所の電気は怖いので消せないとか寝室はつけっぱなしにしてしまう程度なら理解はできるのですがどうにもその範囲を逸脱しているのは異常でしょう。 さらに部屋に閉じ籠るという明らかに何かに怯えているとしか思えない挙動もしている。 大学生グループという表現がされていた通り、本来なら通学の為に家を出なければならないのにそういった事もなくなった。 さすがに、ずっと全ての電気をつけて引き籠っている=もう死んでいる とまでは思いませんでしたが、本来なら自分の足で買い出しに行くのを宅配便により物資の補給を解決しているのもやけに徹底している印象。 常に明るい場所にいたがるのはともかく、霊的な物を恐れるのなら人のいる場所の方がある意味安心できそうな気もしますが…。 そして、宅配便以外にBの家を訪れる訪問者。 年齢はBと同じ位の大学生でありイルシィ君としては彼らの様子を事細かく教える必要性はあまり感じられないとやはりあまり興味がない印象。 だからといって、突然頭の中で大学に行ってそこで二人の年若い男を捕まえてみてくださいと言われるのはまたもや予想外すぎました。 頭の中で行ってみようにも私…大学行った事ないからわからないんだけど…と困惑しつつ。 最初は大学という言葉から思いつく特定のキャラクターで想定しようと思いましたが、各方面から怒られそうと思いBの色違い(2Pカラーと3Pカラー)でいいや。と決めました。 「あなたが獲ってきた人間を彼らとしましょう」 「……捕獲できましたか?」 「できたのなら、彼らをちょっとボロボロにして…」からの状態を悲惨な感じにしておいてくださいというトッピングの指示。 まさかホラーゲームというか、怖い話を聞くというシチュでこのようなやり取りをする事になると思わなかったというべきか、それなりにホラーはやり込んでいると思っていましたがさすがに初めての体験でした。 それ以前からイルシィ君が語り手として彼の個性を交えつつ進行しているとは思いましたが、ここで完全に腹筋を持って行かれたというべきか。 怖い話を聞くというゲームは確かに数あれど、語り手の個性を絶妙に混ぜながらちゃんと話の本筋はホラーとして進行していく。 この観点においては明らかに他とは違う飛びぬけた個性を感じずにはいられませんでした。 とにかく、重要なのはその酷い様子の大学生であろう二人が毎日時間を問わずBの家に来訪していた事。 Bは彼らに対しては応対する事がなかった事。 隣の家で玄関の扉を毎日叩く音が続けばそれは確かに騒音問題として困った物だろうと思いきや、それだけでは済まない異常性が。 …自らの爪で来客を知らせてきたことも多々あった? 音で来客の存在を伝えるのなら、爪で扉を引っ掻くよりも叩いた方がより効率的でしょう。 実際、何度も限界を超えた力でガリガリと引っ掻き続けた結果彼らの爪は剥がれ落ちてしまい。 それでも気にせずに引っ掻けば、血のせいで扉は汚れていく。 わざと血で汚す嫌がらせにしても、その為にわざわざ自分の爪がはがれるまで執着する必要性とは? ただ玄関の扉を汚してやりたいだけならそれこそ例えとして出てきた赤いクレヨンや口紅で充分でしょう。 落ちにくさもあり入手もしやすいというならペンキでもよく。 初見の際には状況の異常性に思考が割かれさほど疑問に思いませんでしたが、彼らは来訪の度に爪が剥がれ落ち次の時までにはまた爪が元通り生えそろっていた。 通常指爪の場合短く整えてから次の爪切りを行う目安までが大体一週間と思うと、人間にしては生えそろっているまで回復するには早すぎる。 そして、訪問の度に剝がれ落ちた爪はBの家付近に溜まっていくというのも気味の悪さが強い。 遠目から見れば季節外れの桜吹雪であり、その実態は大量の人間の爪というおぞましさ。 庭先の景色でしょうか、様々な花の咲く背景をバックに語られる主人公が血の付いた剥がれた爪を踏んでしまう不快感を煽る描写。 一度経験しただけでも悲鳴が出そうなのに、これが日常生活では珍しくない出来事というのがすでに狂っている。 とうとう耐えかねた主人公がBの家に行った際も、靴の下の不快な感触と音という描写からBの家に近づく程爪を踏みつける不快感を味わうという事を意味しており。 それでも直接話を聞きに行かなければ何も状況は改善されない。 あっさりBが玄関の扉を開いたのは少々意外でしたが、精神的に参ってしまっているのか話は通じない様子。 「電気を点けていないとあいつらが入ってくる」 辛うじてまだ意味のある言葉として聞き取れた台詞。 あいつらは恐らく心霊スポットで怒らせてしまった霊的な物であり、そういった物が光を恐れるので電気をつけているのはわかれどそれだけでは全ての解答にはならない。 姿こそ悲惨であれど、恐らく来訪者である大学生二人はBと肝試しに行ったグループのメンバーでしょうし何かしらそこで揉め事があって連日来訪しているとは思っていたのですが…。 どのみち、このままここに住み続けるより引っ越しを選んだ主人公。 荷造りをしていれば、突如住んでいる地域で停電が。 昼ならばまだしも夜に停電となると何かと不便だなぁと建て前を述べながら…これは絶対Bに何かが起きるだろうと期待しかありませんでした。 案の定と言うべきか、Bの絶叫が聞こえ…その後は再び静寂へ戻っていった。 電気の明かりがなくなった以上、彼の言っていたあいつらがきたのでしょう。 そして、いくら絶叫を聞いたとはいえこの状況で隣家に駆けつけるというのも危険でしかない。 生命として感じたのであろう嫌な予感。 闇の中で感じる、微かな足音に人の気配。嫌な予感を裏付ける判断材料はすでに足りていたのだから。 それに一般論を足すのなら、夜の光源のない時に隣家までとはいえ外に出るのは危険ですからね。 翌日、太陽の出ている時間になりあれからBがどうなったのかを確認する為訪問する主人公。 確実に何かがあったとはわかっても、それを確かめたいと思うのは親切心なのか恐怖を否定したい心か好奇心なのか。 さすがに昨日の絶叫を断末魔と表現していた事もあり生きてはいないだろうと思いきや、Bは出てきた? しかも、それまでとは違いやけに饒舌な様子でここ最近でやつれてしまった結果から出る身体の様子に変化はなくとも意外と元気そうと言うべきか。 いくらなんでも昨夜の様子から何もなかったという事はありえない以上ここから想定できるのは…と思えば、奥の方からB以外の人間の声が聞こえてくる。 Bの家はなかなか大きかったはずですし、目視できない奥の部屋に客人がいるのはまだわかります。 けれど、それまであんなに家中の電気をつけている事に固執していたはずのBがあの停電後から家の電気をつけていない。 明るい時間なら窓から入る太陽光で足りるのでつけない家もあるでしょうが、Bはいつだってつけていたはずなのに。 そしてこちらが、奥にいる誰かを気にしているのに気づいたBは客人であろう人物に声をかけ。 素足でフローリングを歩く音がこちらに近づいてくる…。 近づいてくる、誰かの足元が見えた時点で自宅へと逃げ帰る主人公。 先程見えた誰かの素足。 爪の中にまで入り込んだ泥、細いカサブタが何本も走った肌。 …果たして、人の家に上がり込むのに素足はまだしもそんな汚れた状態で入るのだろうか? 先程見た何かの正体を考えていると鳴り響くインターホン。 リビングにあるモニターから外を確認すれば、そこにいたのはBと今まで何度も来訪をしていた大学生であろう二人。 昨日まで拒絶していたはずなのに、何故仲良しになっているのか? もし、先程奥からこようとしていたのがあの二人だったとしたら? Bはすでに本物ではなく、何かに憑かれてしまったか別物になったのか? 等と考えていれば、覚えていたけれど思い出したくもない情報がイルシィ君から反芻されます。 「Bが教えてくれた言葉をあなたは覚えているでしょうか?」 「電気を点けていないとあいつらが入ってくる」 だからBはずっと電気をつけていた。 なのに、それをしなくなったという事は…。 そして、人間の習慣というそれ以上に日常感があるからこその恐怖でしかない通告。 主人公はBの家に行った際、家の電気をつけっぱなしにする人だったのか? 家に逃げ込んだ際に、鍵をかける事は思いついても電気のスイッチを押す事にまで気が回る人だったのか? 答えはどちらもNOであり。 もし、主人公がBの言葉を覚えていてもきっと彼女は自分が命の危機に直面する物語の登場人物になるとは思っていなかったでしょう。 ただ前日、絶叫をしたお隣の様子を…被害者になったであろう人の様子を見に行っただけの観客でしかない。 何より無意識に染みついた習慣というのはコントロールができない以上、家を出た時点で電気がついているはずなんてなかった。 Bの様子が明らかにおかしかった事や奥からきていた誰かの足。 恐怖する要素はあっても、Bは被害に遭っても自分が被害に遭う理由なんてないと思っていたでしょう。 いつ、自分の身に何が起きるのか。 ただの傍観者や観客なんてどこにも存在しない。 一般的には事故であり天災の方がありえるでしょうが、心霊現象もまた例外とは言えないですね。 ただの近所迷惑な人怖系かと思えば、がっつり霊現象も絡め笑える要素もありながらしっかり怖く締めくくる。 一話目にしてなかなかいいお話でした。 ◇1→2話の幕間 よくある事ながら、関係者不在になるのにどうしてこの話を知っているのか? 怖い話ではよくある事ながらそれ位しか文句が言えなかった主人公。 スプーン一匙に収まる程度の、ほんのちょっとの苛立ちからくる意趣返しのはずが余計な気味の悪さを体験する事になる事へ。 後から考えるとここで笑顔を向けてきたのはイルシィ君ではなく、あちらの方でしょうね。 そして、良い質問です!と元の調子に戻ってからの自我はちゃんと彼に切り替わったのだなと。 矛盾の答えは三つ程存在し、完全な創作だから。創作の混じった実話だから。実話であり本人から聞いたから。 現実的に考えれば3はありえず、大体は1か2…話を0から作るより簡単でもある分2の方が濃厚でしょう。 「僕の知り合いか、僕自身が実は優秀なネクロマンサーで、実は死んでいたBからあらましを聞き出した……なんて可能性もなくはないかも」 普段ならこれも、冗談で受け流せる部分なのになぁ…と。 ◆れいでらさま お次は最近流行りの(?)因習村。 それも現在は何かしらの理由により滅んでしまった村という怪談にはうってつけと言えるお題でしょう。 村で祀られていた奇妙な神様、れいでらのうちえ。 どこかで見た事ありそうな漢字の割に最後の「壊」以外1文字も読み取れない事から恐らく、古い漢字で表記されている?のでしょうか。 正式名称が長い為、村人も略して呼んでいる上に様々な呼び方があった様子。 マクドナルドをマックとかマクドとかドナルドと呼ぶような物か?と思うも神様相手にそれは不敬なような…。 れいでら様がどういった神様かは不明。 元々日本には八百万の神々という概念があるので、ローカルな神様が存在する事そのものに違和感はありませんでしたが祀る事でどんなご利益があるのかすらわからない。 何の為に祀られているかはっきりせずとも、村の守り神だったのではないか?と考えればまぁあるのかな、程度ですね。 特別何かのご利益に特化しているというより、村に災害が起こらず存続するように守ってくれているというなら。 しかし、村人のれいでら様に対するイメージは恐怖という点で一致していた。 確かに神様は扱いを間違えれば災いをもたらす存在ではあれど、大人が子供の躾として使う脅し文句として使われている辺りはどちらかというと妖怪とか化物…祟り神っぽい。 祟り神が信仰次第では大きな恩恵を与えてくれる守り神にもなるとすれば、元々祟り神だったのを今は村の守り神になるように祀っている?と一旦推理をし。 聡い子供がれいでら様が来たらどうなるかを聞けば、死ぬより怖い目に遭って死ぬと大人は口を揃えて返答をする。 結局死ぬんかい!?と初見では思いましたが、確かにこれはイルシィ君の言う通り脅し文句にしては欲張りすぎでしょう。 適当なエピソードを添えて怖い目に遭うから駄目だ。死んでしまうから駄目だ。 子供への脅し文句ならこれ位で充分でしょうし。 何より、死ぬより怖い目に遭って…というのが何となく直感的に不吉さを感じたというのか。 確かに一思いに死ぬより、生きたまま死ねずに苦痛なり恐怖体験をし続ける方が上と思いますが…何となく、子供向けというには実感として難しい気がして。 本当に単なる子供向けならばもっとあるだろうわかりやすさの観点への違和感からでしょうか。 れいでら様が来る、現れる。そうしたら上記のような事になって結果的には死ぬ。 だからどんな姿をしているのか、大人達も知らない。 実際に見てしまった子供は、大人になる前に死んでいるとするのなら。 これは上記の情報とも矛盾はしていないので謎は残りますが納得はできました。 そして、れいでら様もやはり神様という事で儀式として生贄を捧げる必要としていた。 やはり生贄か…と思えば厳密には死贄が必要?との事。 週に一度、村の中で決まっている順番に従い何かしらの食べ物を捧げるだけ。 その上、捧げものに対する条件は割と自由というのか夕飯の余りでも問題がないという雑さを感じる内容です。 頻度を考えれば、その年に村で育てた作物を秋に奉納する…には周期が短すぎて無理だとしても、家の中で捕まえたネズミでもいいというのはもはや何でもありの領域ではないのか? 恐怖の対象である割に、不釣り合いといえる捧げものの条件。 それでも一応、守らなければならない条件はあるようで。 一つ。生きているものは絶対に捧げてはならない。 二つ。もし動物を捧げるなら、その形は必ず崩して捧げる。 守るべきルールはこれだけであり、やはり生贄ではなく対象が死んでいる事が前提であるのに首を傾げました。 …まぁ、年に1度人間の子供を喰わせろとかいう神様も珍しくはないのでそれよりは良いのか?と思えば良心的なのか。 気になるのは二つ目の方でしょうか。 動物を捧げる場合は、具体的には四肢と頭を切断した状態である事。 先程例にあったネズミの場合なら、捕まえた後に殺した上で四肢と頭を切り分けてからという事になる。 頭+四肢切断は物騒ではありますが、夕飯の余りでもいいならわざわざネズミを解体する必要もない分楽ではあるでしょう。 そしてそんなこちらの心を読んだかのように、イルシィ君も物騒な神様にしては儀式の内容がしょぼいと思っているでしょう?と指摘をしてくる。 仰る通り、人間の一人や二人を捧げる方が一般的だろうと思いました。 でも、人間も捧げる対象ではあったようで。 「彼岸花さんがご存知かは知りませんが、人間ってしばらく見ない間に死ぬんですよね~」 ここに最初は「ん?」と首を傾げましたが、後程意味を理解した時に内心青ざめる事になりました。 人間も動物という事で、葬儀の代わりに儀式の捧げものとして故人の肉体も対象にする事はできる。 神様に捧げる事であの世でも幸せになってもらおうという意味も込めるのなら、その為の手順はあれながらわからなくはありません。 頭と四肢を切り離しておく事は残酷ですが、少なくとも生きてるうちにでなく…死んた後の分にはまだ、ですが。 ここまでならまだ、多少おかしな条件ではあれど多少不穏要素は少ない方…と思っていましたが社へ捧げものを持って行く際にも別の掟は存在していました。 一つ、必ず火を灯した蝋燭を持って中に入る事。 二つ、社の中で見かけた動物は確実に焼き殺す事。 最初はまだわかりますが、次でいきなりバイオレンスというか…殺意が高まったな!?と。 時代が今よりずっと昔という事で、現代以上に建物の中に虫や小動物が中に入り込んでいる事はあるでしょう。 しかし、見つけ次第持ってきた蝋燭で炙って殺す必要性があるのは何故? 社を荒らさないように害虫/害獣駆除にしても、ただ殺すのでなく何故炙る必要性とは…。 そして、恐ろしいのがこの動物には人間も含まれているという事。 自分以外の人間を社の内部で見かけたら即座に火炙りに処すという掟があるというのはなかなかに過激でしょう。 しかも、迅速に刑を執行できるように入室前に油が支給されているというできれば使いたくない心配りまで。 儀式参加者以外の社への立ち入りが禁止という事が重要らしいので、さすがに掟を知ってる以上自分の家が当番じゃない時は他の村人は近寄らないでしょうが…。 ないと思いたいけど、うっかり子供がかくれんぼで中に入ったりしていたら最悪すぎるなぁ…等嫌な想定をしてしまいます。 そして三つ、絶対に奥には踏み入らない事。 社の内部には注連縄があり、そこを境界として人間が入っていい所といけない所に分けられている。 何故、社の外でなく内部に注連縄があるのかというので何とも言い難い嫌な予感はありましたが言葉通りに捉えるならその先が神の領域なのでしょう。 ついでに掟を破ったら、やはりというか処刑行きというのが容赦ない。 内容としても全身に油を染み込ませてから炭になるまで焼かれるというやる方も絶対吐き気が止まらないだろう事待ったなしの内容ですし。 途中まで、比較的れいでら様が恐れられている割に儀式の内容が温いと思った私が馬鹿でした。 ここまでが前置きだったようで、この先が何故この村が滅んだのか? その本題になるようです。 父親を亡くし、喪主となった少女が儀式を行う事になった際のお話。 どうやらイルシィ君はまたこの彼女にも名前をつけたいらしいですが、これも私の名前でいっか。とフリー素材のように扱われます。 主人公もすでにツッコミを入れるつもりもないようで、ここでも私の残機がまた1つ減るのだなぁ…と乾いた笑いが。 元より母親のいなかった彼女は、唯一の家族であった父親を儀式の為とはいえ切り分ける事に躊躇いがあったようです。 というか、人間をバラバラにするのって脂肪のせいで刃物の切れ味がすぐに落ちるとか結構力がいるとか。 後、骨に当たったらかたい分大変とか聞くので成人でも解体作業をするのは大変でしょうに、幼い少女にさせるのはあらゆる意味で酷だなぁと。 それでも四肢の切断は完了させたようで、さすがに首を切り離すのは精神的な問題からできず繋がったままの状態で儀式に使用するようです。 社の中、人間が入ってもいい領域には沢山の灯篭が設置され蝋燭以外にも光源がある分明るいようでしたが、注連縄の奥には灯りがなくただ闇が広がるばかり。 その奥には入らないよう、簡易的な道具を使い死体を一つずつ送り込んでいく少女。 最後に首の繋がった胴体を入れ終わったところで、暗闇から亡くなったはずの父の声が聞こえてきた…? 父の声は自分に助けを求めている。 本来ならありえない現象でありながらも、もう一度家族と話せるという希望から少女はその声に反応してしまったようで。 ここで意外な事実の発覚というのか、実はイルシィ君は怖い話に出てくる登場人物によってちゃんと声真似をしてくれていたようでした。 結構そういうところは真面目なんだな?そして声真似が面倒だから突然会話の内容を要約するんだな?と。 こういった部分でも、リアルに語り手が今目の前で主人公に語り掛けている故のやり取りというのか。 ボイスがないからこそ効いてくるネタを上手く活用しているというのか。 突然怖い話に出てくる登場人物の大学生を二人脳内大学で捕まえてこいと言いだしたり。 一応聞いておきますね。あは……ごめんなさい。と無意味な質問をしたり。 あっ、でも、生きてないなら生贄じゃなくて死贄でしたね!と謎の明るさがあったり。 もはやフリー素材となった主人公の名前だったり。 第一話の感想の際にも触れましたがこの先も一貫して、イルシィ君という語り手の色がほんっとうに良く出ています。 語られる話につけられる緩急だったりスパイスになるけど、決してそれが雑味にならない絶妙な塩梅。 話に戻り。 どうやら村人は頭が可笑しくて実質化け物な存在を崇拝している。 捧げものが死体なのは、れいでら様に死体を喰わせる事で死者の魂を捕らえ永遠に彷徨い続けさせることが目的である。 注連縄の奥である神の領域は死者の世界であり、そこでは死体も生者のように動き回る事ができる。 その為、逃げられないように動物を捧げる時は四肢と頭を切り分けて逃走できないようにしていた。 父は今、死者の世界に体が置かれた事と首が繋がっていたので一時的に蘇った上で喋る事ができている。 その上で重要なのは、彼女が今父を助けないと父も化け物の魔の手にかかってしまう。 確かに、動物の死体が対象の時のみどうして切断する必要があったのか? 食べやすいサイズに切っておいた方が親切だから?(特に、人間サイズの物になれば余計に) と疑問でしたが、もし父親の言う通りなら切断する事にも意味が通ります。 今回は少女が首を切り離さなかったので会話ができていますが、本来ならこれが事実としても全てを知った死者は伝える手段がないですし。 そして少女も、父親を助ける事に了承したもののなかなか奥に踏み込むには勇気が出ない。 元より暗闇が続く空間というだけでも薄気味悪いのに、実は化け物の住処であり死者の世界に通じているなんて言われたらなかなか入るなんてできないでしょう。 そんな少女を父は説得します。 化け物は火を嫌うから、持ってきた蠟燭さえあれば大丈夫と。 確かに、社の中に光源があるにも関わらず蝋燭の必要性がある事や人間の領域に沢山の灯篭があるのも火を嫌うから魔除けの意味で置いているとすれば理屈は通るでしょう。 それでも少女はやはり不安がってしまう。 もしも奥に入っているところを誰かに見られたら掟に従い自分は燃やされてしまうと。 それに対し父は、目撃者を先に燃やすように言います。 本来なら自分以外の人間を社の中で見かけたら燃やすように教わっているのだから、本日当番である少女以外が入るはずがないという事も添えて。 そうしてようやく決心のついた少女は暗闇へ足を伸ばし父親を助けに向かう。 …だけどこれって、大前提として何故因習村が滅びたのか?という話なんですよね。 イルシィ君が注釈を入れるように語る、掟という概念に関するお話。 掟、ルール、規則とされる物は何かしらの理由があって決められている。 ルールとして、赤信号を渡ってはいけないのは車に轢かれてしまう事を防止する為。 それと同様にどうして掟が作られたのか、何故それを破ってはいけないのか。 その意味を、父親を助ける為にと境界を越えた少女は本当にちゃんと理解していたのだろうか? いざ、神の領域に来てみれば少女は思い出す。 自分はれいでら様について何も知らない、その正式な名前が何を意味する文字列なのかも。 そもそも何者なのかすらも全く知らない。 第三者から見れば、知らないという事はある意味一番恐ろしい事なんだなと思う場面です。 人間は昔から自分達には理解のできない事象を神や妖怪の仕業だとしてきた。 後の時代になれば、それは科学的に説明のできる物だったとしてもこの時代ではそれを知る事はできない。 知らない、理解できないからこそ恐怖は生まれそこに何かしらの理由で説明ができれば一時の安堵は得られるのかもしれない。 だけど、その情報が正しいのか…本当の事を知らない人に判断する方法はあったのだろうか? 正解を導くために情報を集め考える事。 それが人間に与えられた最大の武器と思いますが、幼い少女にこれを求めるのは酷だったでしょう。 感情的に、一時の安堵から導いた結論は必ずしも正解と限らない。 結果として、少女は父親の体を抱き起した際に蝋燭の火を吹き消されてしまった。 口が裂けそうな程に笑っている、父親が消した場面を。 ◇2→3話の幕間 こうして少女は行方不明になり村は滅んだとイルシィ君は話を終えましたが、まだ肝心な部分が語られていません。 彼は最初に、因習村が滅んだ話と言っていたにも関わらず具体的にどうやって滅んだのかを言わないままです。 少女の間違いが何かしらの切欠であるのに違いはないとしても、この先何があったのか?続きは存在するはずなのに。 「途中で飽きちゃいまして~」 しかし、イルシィ君の左に置かれた燭台を見れば蠟燭の火はまた一つ減っていて。 それがこの話はこれで終わりという事を意味しているのでしょう。 それは仕方ないとして主人公は他にも気になっている事があったようで。 どうやらイルシィ君がずっとこちらの顔を見ているのが気になっていたようです。 対話相手の方を見る事自体は普通の事であっても、その視線の向け方はどこか粘着質に感じるようで…。 「人の顔、覚えるの苦手なんです」 名前の時もそうでしたが、彼は相手の事を覚えるのが余程苦手なのか? 名前は絶対忘れないよう何度も繰り返して声に出し、顔は念入りに観察する事で覚えようとしている。 「流石にあなたの顔位は覚えないと駄目かなって……」 普段は覚えなくてもいいと言いながら、何故か主人公に対してだけは絶対に覚えておく必要性があると感じている様子。 とはいえ、彼とは偶然雨宿りの間だけ一緒にいる関係なので連絡先の交換でもしないなら二度と会う事もない以上忘れて問題ないような気もするのに…。 名前はさすがに一緒にいる間に忘れるのは失礼ですからまだわかるものの。 疑問はありますが、私が家に帰って目の前にいなくても、そっくりな絵が描けるまで覚えたいとかなり熱心な様子。 そこで写真でも撮れば覚える必要がないのではないかと提案をすると、イルシィ君はどこかへ走っていき。 戻ってきた彼はどこから探してきたのかカメラを手にしておりこちらを撮影してくるという展開へ。 ゲームが進行する毎に、次に語る話のタイトル画面に描かれる蠟燭の火が一つずつ減っていましたが、3話目の時には写真が撮影できてご機嫌だったのかその横にいるイルシィ君の表情が笑顔になっているのが印象的です。 ◆鳥居のある家 今度は事故物件に関するお話という事で、その末路から何かしらの教訓を得てくださいねと最初に言われる事に。 ここまで話のバリエーションとしても豊富な辺り、彼が即興で話を作っているにしろ持ちネタが豊富にしろなかなか凄いなぁと感心してくる頃合いです。 そしてまたしてもこの話の主人公の名前を決める流れへ。 すでに連続で名前を使われているのでどうせまた…と思いきや、もう主人公を彼岸花さんとは呼ばないとの宣言が。 「天凱さん。うん、天凱さんがいいです」 そうきたか、というべきか…今度は苗字かーーーー!? イルシィ君としてはせっかく苗字も聞いたのだからと前向きな理由っぽく考えているようですが、どのみちまたその話に出てくる私が悲惨な目に遭うのは確定事項。 さよなら3つ目の残機…。しかも、その末路からって最初に言われてるのでどうせろくでもない予感しかない。 途中で気づきましたが、その話における主人公の性別で切り替えてるだけのようですね。 この話の主人公は男性だったから苗字にしたんだなと。 とにかく、この話に出てくる主人公は事故物件である事を知りながらも豪邸に住めるという事を優先して一軒家を購入したようです。 あの家では特に事件らしい事件も起きていないと事故要素を舐めきった判断をした結果に。 それだけでも充分やらかしていると思えたのに、面倒臭いという理由から購入前に内見もせず写真だけで充分綺麗に見えたからと購入を決めているのが完全に駄目な方へフラグが建っているなと。 立地として少々不便とあったのでそこで怠け心が出てしまったのか。 せめて、事前に内見をしてから決めればあんな事にはならなかったのにと思えば自業自得なのかもしれない。 と先に感想は置いておきます。 タイトルの通り、二階の一室には鳥居のような物が置かれた部屋が。 本物ではなく、あくまで誰かが材料を購入して工作をしたのであろうお粗末な出来栄えの鳥居もどきが。 そして近くには百均で売っていそうな安っぽい賽銭箱まで設置済み。 振ってみれば中にはそこそこの量の小銭が貯まっており、ちゃんと賽銭箱としての役割は果たしていたのでしょう。 他の部屋にも、元々前の住人が使っていたと思わしき家具が置かれていましたが家具?として鳥居付の物件なんてさすがに聞いたことがない…。 さすがに主人公も不気味に思ったようでこの部屋の中にある物を見なかった事にしたいようです。 鳥居の先、突き当りの壁部分についた棒人間のような形をした染みを見て気分を悪くしながら。 この時点で、事故物件+明らかに怪しい部屋があるという要素だけで早期の引っ越しを考えてもいいと思えますが、主人公としてはその一室を除けば美味しい物件と思ったようで住み続ける決断をしてしまうのがドツボとしか思えませんでした。 気味が悪いという事以外、まだ何も被害が出ていないのもあるのでしょうが。 やがて段々家の方も事故物件らしさを出してきたというべきか、ラップ音や一人暮らしのはずなのに感じる人の気配。 他にも気のせいで済ませるには少しずつ苦しくなっていく現象が起きていく。 これを一つ一つは些細な変化と自己暗示をするか、結果として起きている回数等を考慮して引っ越すのか。 そもそも、ここに住んだ時点で駄目だったのかもしれませんが意地を張らずに早めに逃げれば助かったかもしれないのにと観察をする目線で読み進めていきました。 ここでようやく判明するこの物件の曰くとされる要素。 前の住人の頭が可笑しくなって行方不明になっただけ。誰も死んでない。 いや、それは怪奇現象のせいで頭がおかしくなったから耐え切れず失踪したのでは…? それに今も見つかっていないなら確認されていないだけですでに死んでいる可能性だって大いにありえる。 という何一つ大丈夫な要素がないのに大丈夫だと自分へ言い聞かせている主人公。 よくある話として、それまで大金を持った事がない人が突然大金を手に入れると金銭感覚が壊れてしまうと言われますが、安く豪邸に住む事ができると知ってしまうとそれと同じような現象が起きてしまうのか…。 そしてここからがホラー展開としての本番というべきか。 そこからさらに追記される起こった怪奇現象だけでも気のせいで済ませてはいけない…と思っていれば就寝しようとした際に二階から聞こえてくる歌声が。 その歌がかごめかごめというだけでもホラーではありますが、これまでが自分が動かしたのを忘れただけ・ネズミのせい等でギリギリ済ませられる内容だったのに歌声となるとさすがに無視はできない。 このままでは一睡もできそうにない、けれど現場に向かう勇気はないと悩んでいるうちにこの歌声は録音された音声ではないか?という可能性を疑う主人公。 どちらにしろ怪奇現象であるのに変わりはないと思いますが、霊的な物よりは何故か録音されたデータが再生され続けていると思った方が恐怖が薄れるというのも面白い考え方です。 声を頼りに音源であろう部屋を確認すれば、そこはあの鳥居のある部屋という偶然で済ませるにはまたもや不吉な状況。 しかし、歌声の正体がラジカセから流れていたテープの物と判明し謎は残る物の心の平和を取り戻した主人公。 ここまでくると、案外こいつメンタル強いのでは…?とも思えてくる部分もありますね。 そして視界を横切った何か、以前は棒人間の形をしていた黒い染みはかなり大きな範囲まで広がっており着実に異変は起きている事を示唆している…。 ここから始まる毎晩聞こえてくるかごめの歌。 歌が聞こえてはテープを止める事の繰り返し。 元凶であるテープを捨てれば解決すると思ったのに、束の間の安寧の後に待っていたのはさらに内容が悪化したかごめの歌。 元々の音源、原形を知っているからわかるだけでもはや歌にもなっていない何か。 仕方なく止めに行こうと二階の部屋の前に行けば、音源に近づいた事で聞こえてくる歌以外の異音。 まるで縄がギシギシと音を立てているような…? 一度頭の中に浮かんだ物を取り消すのは難しいというべきか、その音からあのかごめを歌っている女が首を吊っているという構図を閃いてしまった主人公。 こうなると、次にテープを捨てればどんな内容になって帰ってくるのかが恐ろしくて捨てられない。 ある意味、ただ戻ってくるだけな呪いの人形の方がマシ説まであります。 何度も何度もテープを止める為に部屋へ立ち寄るうちに気づいてしまった染みの状態。 あれからさらに面積を広げた染みは、長い黒髪の女の姿へと変化していた。 さすがに主人公もこれ以上住み続けるのは無理と思ったのでしょう。 ようやく引っ越しをして何でもない日常が一番幸せという当たり前の事がわかったようで。 しかし、この話がこのまま平和に終わるかどうかはイルシィ君次第なのです。 前の話みたいに飽きて終えてしまえばこの話の主人公は平和なまま終われたのでしょう。 最後まで話す、続きがあるという事はこれで終わりじゃないという事。 引っ越しをしたにも関わらず、彼は夢の中であの家の中にいる。 寝具に横たわる彼の上に浮かぶつま先、誰かが頭上に浮いている? 動かせる視線だけで動かせばそれは白いワンピースを着た女性が首を吊っている光景で…。 何かを口にしようとしている女を見るや聞きたくないと抵抗をするも女の声が聞こえてくるだろうその時、運良く目が覚めほっと一息。 …なんてできなかった。 現実世界に戻ったはずなのに、今現在自分がいるのは以前住んでいたあの事故物件。 それも、あの鳥居の部屋に面した廊下で寝ているという状況。 距離として、新居とこの事故物件がそう遠くない距離だったとしても果たして夢遊病でここまでくる事は可能なのだろうか? どちらにしてもここから帰宅の一択なのに、階段の下部から誰かが近づいてくる足音が聞こえる。 コツ…コツ…と硬い足音。 恐らくですが、これはヒールの音なのかなと予想します。 そして身を隠そうと入った部屋がよりによって鳥居のある部屋。 できれば別の部屋に隠れたいけど、今移動をすればあの足音の主に見つかってしまう。 仕方なく息を殺し隠れていれば靴音以外にも聞こえてくる何かの音。 それは今まで何度も聞いたテープの歌、それをもっと酷くした内容というべきか…。 首を絞められながら発せられた声なのでしょう、それを再現する為に自身の首を絞めながら語るイルシィ君を主人公が止めに入ったようで何でこの子は怖い話を語る際の再現度にここまでこだわるんだと。 そして話に戻れば、いつものように音源であるラジカセを探そうにも部屋のどこにも見つからない。 こんなのはもうパニックになるには充分すぎる状況です。 もしかしたらラジカセは隣の部屋にあるかもしれない、そう考えても部屋を移動する事もできず。 極限まで追い詰められた彼は、部屋にあった賽銭箱に小銭を入れひたすら助けてくださいと繰り返す。 その時点で、自分の声で気づかなかっただけで他の音が一切消えていたとも知らずに。 今音として流れている物は彼の懇願と小銭を賽銭箱に入れる音だけ。 「助けてあげません」 しかし、それも背後から聞こえた声を皮切りに消えてしまった。 そして誰もいなくなった…。 死体が確認されてないだけで、今度も住人が失踪する事になる結末にすぎなかったという末路。 最初に言われた通り、もし今後引っ越しをする際には教訓として念入りにその物件が大丈夫か確認したいと思います。 ある意味極悪なのは、事故物件に憑いている地縛霊の仕業なら引越しをすれば助かると思いきや引っ越しが全く解決策にならないという点でしょうか。 ◇3→4話の幕間 ここで気になるのは、カセットテープがすでに昔の物という事をイルシィ君が知らない事。 少なくとも、この作中における時代が2020年以降なら存在を知っていても懐かしい物という認識なのが普通でしょう。 2000年頃から音楽の再生媒体も世代交代をしていたそうなので、今の若い子は下手すれば知らない可能性すらあるという産物です…。 引っかかりは残りますが、イルシィ君としては今回の話が面白かったと褒められた事が嬉しかったらしく。 そして、写真を撮影した事でなくなるかと思った彼からの視線は相変わらずという状況。 「好きですよ」 ここから言葉を重ねられるイルシィ君からのラブコール。 これが状況なり相手によっては思わず顔を赤らめてしまうような場面なのでしょうが、こちらとしては恐怖が先行する状態。 主人公がどんなに頭を回して、少しでも想定している可能性を否定してもらおうと頑張ってもそれは目の前の男の一言で簡単に折られる物なのに。 この、逃げられずされど抵抗をしてしまう焦りとそれに対しただただこちらへ好意を向けてくるイルシィ君の対比がとても好きです。 今日初めて会った事が好きかどうかに関係あるのか? ここも理屈としてはイルシィ君の言い分がわかるのですが、わかるけどそうであったら困るのが主人公の立場。 正論で固められ感情面でも好意を伝えられたら余計に逃げ場はなくなっていくしかない。 何より、一番聞き逃してはいけないのは 「今の僕は」 という部分ですよね…。 窓の外はいまだに雨天。 時間はわからずとも、果たして雨は止むのだろうか…。 ◆廃村にて 怖い話もいよいよ4話目、今度は王道という事で肝試しに関する内容のようですね。 しかし、この話に入った事で色々と気になる要素が出てきます。 何やら夏休みの遊びとして心霊スポットへ行くという話をしている様子。 別荘近くにある私有地の山、その中に曰く付きの廃村がありそこへ行かないかと言うお誘いです。 こんなにヤバいのに今まで発見されてなかったと言われていますが、それはもしかしなくても行った人が無事で済んでないから実質見つかっていない扱いなだけではないか…? 男性三人グループらしく、名前はBとCと天凱さんという事に。 もう男性主人公なら苗字だろうなぁ~とは思っていたけどさらっと私を混ぜないで?! どうせこの天凱さんもろくでもない事になるというか、前置きとして『肝試しに行ってみたら酷い目に遭った』という事が伝えられているのでさよなら残機4番目…と別れを済ませ。 それ以上に気になったのは、ここでこの大学生三人組の名前の中にBというのを採用してきた事ですね。 第一話に出てきた隣人の名前もBであり、肝試しの結果何かがあったという辺りに共通点を感じます。 さらに、その際に出てきたBの家を訪問していたのが大学生であろう二人。 名前は出ていませんでしたがどうにもシルエットが似ているのも気のせいで済ませるにはできすぎているような…。 と、ここでオチは予想できました。 この次に第一話の出来事に続くのなら、生還できたのはBだけのはず。 つまり…Cと天凱は確実に犠牲になる!! 問題は、第一話では語られなかった何故そうなったのかの部分ですね…。 (再度、犠牲が確定した自分の残機に合掌をして) 別荘に到着し、心霊スポットである廃村へ行く道中も途中までは夏の子供の頃に戻ったような冒険気分だったのにいつしか生物の気配はなくなり。 それまで聞こえていた鳥や蝉の声がしなくなったというのは明らかに生きているものが近寄ってはいけない領域を意味しますよね…。 このまま先に進んでいいのか? 誰もが悩みながらも、様々な…果たして命をかけるに相応しい価値もないだろう見栄の為に進むべきなのか悩んでいた時。 背後から怒鳴る老人の声に驚き、結果として廃村の方角へ向かって走り出す結果に。 やっと到着した廃村はすでに自然に溶け込んでおり、事前情報がなければ村があった事もわからない状態で。 村に入ってしばらく歩けば、苔むした小屋と鳥居があり。 他に村の中に存在した建物は木製だったせいもあるのでしょうがすでに跡形もなく、いくらこの鳥居や小屋が材質からまだそれより残りやすいとしてもどこか不自然さがあります。 それに対する答えを考える中、BとCが小屋の中へ入ってしまい追いかける形へ。 もうここで確定演出というべきか、小屋の中には沢山の灯篭が設置されており。 しかも、灯がついているという事は確実に誰かが手入れや灯の管理をする為に来ているという証拠に他なりません。 もしかしなくてもこの廃村って、あの因習村じゃ……。 って事は、イルシィ君が語らなかった結末は…村が滅んだ理由はあの後少女が村人を惨殺してしまったから? ここがあのかつての因習村であり、あの祠である事を裏付ける注連縄の存在。 その奥からこちらを見ている何者かの気配。 ギリギリでBとCが奥に行くのを止める事に成功し、帰る事にしたもののこれで終わりじゃないのはわかっています。 帰ろうとしたその時、彼らの目線の先には廃村へ立ち入る事を止めようとした老人の姿が。 行きの際は必死に止めようとしていたにも関わらず、今度は責めるような言葉を言いながらもにこやかに微笑んでいる…? 間違いなく、取り返しのつかない何かはしてしまった。 老人は何かを知っているのか?疑問はありますが、老人がこちらに背を向けて進んだ先は崖が近く危ない場所で。 当然というべきか、老人は崖下に落ちてしまい追いついて下方を確認するも明らかに死んでいるであろう状態。 しかし、老人は瀕死の状態ながらも生きておりこちらに向かって何かを伝えようとした。 声は届かずとも、口の動きからその内容が何かを考えてみれば… 「ひ、と、り、め……」 一人目、そしてこの単語の意味するものは老人は何かの一番最初だった事。 一人目という表現を使う時、それは二人目以降が存在するという事も意味をすると。 「皆死ぬからね」 飛び降りる前に老人が言ったその意味と合わせれば、これから死体がどんどん増えていく。 今この場にいるのはこの大学生三人組なのだから…逃げなければ全滅しかない。 急いで逃げるように声をかけると、Cが何かを指さしているようでその先には黒い靄のようなものが。 人間の影をそのまま引き剝がして三次元上に移したような、謎の存在がすぅーっと滑るようにこちらへ迫ってくる。 正体はわからずとも、捕まってしまえば良くない結果が起きるのは想像に易い。 ここからは逃走開始と思えば、逃げ出す際にCは足を挫いてしまい逃げられない状態に。 Bは逃げ切ってからそのまま帰ろうと言いますが、主人公はCの事を諦めきれずに山に残る事を決断。 分かれた後も探索をする主人公は結局何の成果も得られず、今度は自分があの靄のようなものに追われる事に。 咄嗟に逃げ込んだ先はあの社の中で、もう一度走れるまで回復した頃合いに戸を叩く音が。 そして、自称Cが開けて欲しいと助けを求める声。 こういう時に身内の声を使っておびき出す策は王道中の王道ですが、主人公もこの状況がおかしい事には気づけたようで。 ここから、本物のCしか知り得ない事を質問して正体を確かめるターンへ。 そのどれもに正解する自称C、何かがCの声を使っているにしてもさすがに当人しか知り得ない情報まで知っているのは少し考えにくい。 と思ったのに… 「俺達もうクタクタなんだよ早く入れてくれよ……」 俺、達?複数形!? 先程から自称Cと問答をする間、もし第三者の声が聞こえているならそれが誰であれ主人公もその存在は認識していたでしょう。 そしてイルシィ君からも答え合わせと言わんばかりの一言が。 だってBがどうなったかはもう知ってますもんねぇ。 って事はやっぱりこの話のBは一話目のBで、Cと天凱2号がBの家に何度も言っていた大学生らしき人物で確定…。 となると、やっぱりこの自称Cはもうこの世の物ではない何かと考えるのが妥当でしょうね。 外にいる何者かと会話をするC、だけど相手の話し声は全く聞こえてこない。 要求されているのは、夜が来る前に今いる場所から出るという事。 この後の展開を知っている事を除いても、すでに状況は詰みと言えたでしょうが彼はここで言うべき言葉を間違えてしまい…。 自分が無意識に、三人目という言葉を発したのだけ理解し終わりを迎えた。 ◇4話終了の幕間 残る蝋燭も1本、百物語のように1話が終わると1本が消える。 だから残るお話もラスト1話のみ。 窓の外を確認すれば、時間こそ夜ではあっても雨宿りという当初の目的はもう必要ないと言える状況。 問題は、ここで帰らなければこの洋館でイルシィ君と一泊する事。 しかし、ここがどこかわからない以上もし外に出られたとしてもちゃんと家まで帰れるのかはわからない。 果たして、夜の森を歩く事と今目の前にいる男と洋館に泊まる事。 どちらがより危険なのか?取れる選択は二つに一つ…。 システム面の細かさについてはすでに触れましたが、ここにくるとシステムにおける 「テキストの速さを弄る必要はないと思います」という一文が本当に取るべき行動を隠蔽したいのだなというのが見えていて…。 テキスト速度を弄った時だけ出ますよね、逃げる事を推奨する文面は。 @ネタバレ終了 上記ネタバレ部分は4話目を読み終わった段階まで。 文字数の関係上、ここで分割させていただきます。 -
いぬのはいたつやさんすごく可愛くて笑顔になれる素敵な作品です! @ネタバレ開始 とっても可愛いはいたつやさんのイラストに惹かれてプレイしました! 本編を開始してすぐに名前を聞かれ、え!?もしかして、はいたつやさんのお名前を決めることができる……!?と動揺しました。最高です。 その後の【まだこどもの~】という文も可愛すぎです。 優しくて頼りになるチャーリーが好きです! 住所も可愛い! 特に【ドライヤーどおり】が好きです。 と思っていたら、はいたつやさんの「ニッコリ」が可愛すぎて不意打ちで死にました……。 オオイシさん、ハンディそうじきを3つも頼んでどうするんだろう……と思っていたら、配達先を間違えるルートでは、もっとたくさん買っているっぽいことが発覚して、笑って良いのか分からない複雑な気持ちになりました……。 でも、オオイシさんの「ハンディそうじきだって なかまがいたほうが うれしいわよ」があたたかくて好きです。 最初、コニシさんの配達先を間違えてしまったら、コニシさんがなんかすごくてビビりました……。 のですが、正しく配達したルートのコニシさんはめちゃめちゃキラキラしていて別人(別犬?)で、更にビビりました! 本当にあれがないと駄目だったんですね……。 間違えてしまって申し訳なさすぎです……。 どんなCDなのか、めちゃくちゃ気になります。笑 ヤシロさんの表情の切り替わり方が好きです。笑 あの顔からキラキラのお顔になって、可愛い~!商品が届いたことに感動しているのも可愛い~!あれ?最初に見たような気がするあの表情は私の幻覚だったのかな?と思っていたら、すっと最初のあの顔になって笑いました。 「けしてあげる」のところでBGMが消えるのが怖すぎて震えました……。 そして、この雰囲気で配達先を間違えるルート見るの怖……と思ったのですが、勇気を出して配達先をミスりました。 はいたつやさんが消されるのかと思ってビビっていたのですが、そんなことはなくて、なんだか申し訳ない気持ちになりました……。 はいたつやさんの初めてのお給料の使い道も良すぎです……。 エンドロールのイラストも最高に可愛かったです! 全部の配達先を間違えた場合でも、お給料に色を付けてくれるてんちょうが優しすぎです……。好き……。 めちゃくちゃニッコリできる素敵な作品でした! 可愛いイラストがたくさんで、幸せでした~! 時々不穏な空気になるのも好きです!笑 犬好きなので、犬がメインの作品なのもすごく嬉しかったです~! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました! -
ふたりだけのPARADISO南の島に来た気持ちになれる、心があたたかくなる素敵なお話です! @ネタバレ開始 タイトル画面のお写真と波の音がめちゃくちゃ合っていて、一気に南の島にいる気分になりました! 名前変更画面の背景がパスポートなのも、これから旅が始まるんだ!と思えて、すごく好きです~! メニュー画面やセーブ画面等からも、南の島の香りがして、とても素敵です! タイトルのタブのところに、シーンのタイトルが書いてあるのも好きです! 初日はシャワーを浴びて寝るだけになってしまうところがリアルな感じで好きです。笑 可愛い、幸せ、と言葉にしてくれる航くんにニコニコしました。 そんな航くんに照れてどうしたら良いか分からなくなってしまう葵ちゃんも可愛すぎです! すごくお似合いで可愛いカップルで、幸せな気持ちになりました。 教会の鐘の音と共に場面が変わる演出がめっちゃ綺麗で好きです! その後、波の音と共に景色が変わっていくのも素敵すぎます! 人魚の伝説のところで、歌が流れるのもめっちゃ良いです……! 鳥肌でした……! 人魚と青年の物語が切なすぎて、胸が痛かったです……。 サンノヴァ島から帰る時に、サンノヴァ島での思い出が順番に映っていくのも良すぎです……。 この旅の思い出を忘れたくない、ずっとここにいたいと思えて、本当の旅行の帰りのような切なさでした……。 終わり方もめちゃくちゃ綺麗でした! 泡になって消えてしまって終わりではなく、その続きがある人魚姫と同じように、サンノヴァ島の人魚の伝説にも続きがあって……。 人魚の入り江で出会った彼らの事情を察した葵ちゃんが、みんなが幸せになれるハッピーエンドを描いて、自分の子どもに話すのも素敵でした。 今度は家族でサンノヴァ島を訪れるラストも好きです! ラストのシーンタイトルの「Felice」はどういう意味なのかなと思って調べたら、更に笑顔になれました! バッチの文章も、またサンノヴァ島に行きたいなと思えるもので、めっちゃ素敵でした! サンノヴァ島のカラフルな町並みがすごく好きです! 景色も綺麗で、ご飯も美味しそうで、見ているだけで楽しくて……本当にサンノヴァ島を観光している気分になり、実際にある場所なのかと思ってしまいそうになるほどでした。 noteも拝見したのですが、どのシーンでどのBGMを使用しているか記載してくれていて嬉しかったです! noteからBGMを再生することもできるので、音楽を聴きながら、こういうシーンがあったなあと記憶を辿ることができてハッピーでした。 とても幸せな気持ちになれる素敵な旅でした! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました! -
ごーすとらいふぁーきやく表示、せってい等UIデザインまでが全てゲームシナリオに組み込まれた見事な演出が魅力的。 @ネタバレ開始 最初のきやく画面の後、「ん? どういう状況?」と言う場面ではじまり、さいごは「うさぎーーっ!!」ってなりました。 アイコンも細かい。 「お幸せに!」は多分そのままの意味だったのではないかなと。 それはそうと、てるてる坊主で雨が降るなら自分も運動会や体育前につるしたかったですね。先輩は体育が面倒なだけだったみたいですが。 ……切ないお話でした。 @ネタバレ終了 背景画面や細部まで作り込まれており、しっとりしたシナリオと共に引込まれる素敵な作品でした。 -
ふしぎな森のレストラン トラットリア食材集めて料理を作るゲーム…?!絶対好きなゲームじゃないですか!!やらなきゃ!!と思い、プレイさせて頂きました! 世界観がファンタジーなので、料理名を見てもピンと来ず、当然食材名を見ても疑問符ばかり頭上に浮かびますが、食材や量理の可愛らしいイラストや丁寧な説明のお陰で、こんな味なんだろうなとかあの料理・食材に似ているのかな?とか想像するのがとっても楽しかったです! あと、とっても動くんですよ超可愛い!!こんなにも動いて表情豊かな主人公ちゃん…!色んな姿を見たくなっちゃって、食材を集め終わった後でもあちこち調べてました!(笑) @ネタバレ開始 主人公ちゃんの反応で一番好きなのは驚いた時の反応ですね!怒ったり笑ったり落ち込んだりと色んな顔を見せてくれますが、この驚いて目を見開いた時の表情だ最高に可愛くて好きです!(なのでエンディングNo.3のスチルとNo.4の「あっ!!!!」ってなった時が大好きです!) お鍋の妖精さんの動きも大好きなんですよね!目パチは勿論、湯気のサァッてなる所とかお口ぱくぱくも超可愛くて…!事あるごとに話しかけていました(笑) ヒントが聴けるのは勿論のこと、お話出来る点もとっても好きです!夢が主人公ちゃんとほぼ似たりよったりで、二人の目標が達成するといいなぁと温かい気持ちになりました…優しい世界… レストランを経営するおうちが整備しきれていないのか、あちこち食材を探す度に蜘蛛の巣だったり見なかったことにしよう…!と主人公が発言したりする程、想像以上にボロ―――古民家なレストランなのですが、少し放ったらかしにしていた自然豊かな場所にある家、みたいな雰囲気も大好きです! 食材…一番最初にククリを見つけたので、ファンタジーな説明に驚きました。…コイツ…歩くのか…?!どっからどう見てもカブみたいにしか見えない、顔のないコイツが…?!と…!(ぇ) なので個人的に急ぎ気味で他の食材も探しましたね!ククリ以外にも勝手に歩く系のが居たら嫌すぎる!夜じゃなくても普通に嫌だ!慣れていない私はホラーにしか見えない!!という強い信念が私をそうさせていた気がします(笑) 他にもモイモイやピュリアがどういった種類のものを指すのかを考えたり(恐らく野菜・果物の事かな?と思ったり)、チューリッシュの説明にビビったり(?)、原材料不明食材に想いを馳せたり(?)等々しておりました。世界観を想像出来る要素が、家探索と食材なのが本当に楽しかったですね! 個人的に一番掌の上でころころと転がされた食材はチューリッシュとラ・キュリアですね! 当時アカン食材…お魚さんであるチューリッシュを初めて目にした際は説明文にビビり、毒…毒、ないよね…?!と、まじまじと見、模様を確認し、なんだ…びっくりさせやがって……となってました(笑) Day2でどうせ毒のある魚見つかるんでしょう?!と、まだびくびくしながら探していたので、最終的に魚が出て来なくてなぁんだビビらせおって!と得意げになっておりました(?) お鍋の妖精さんが脅かしてきた発言に、でもお魚さんなんて無いし!とお鍋の妖精さんもたまにはおちょくるんだなぁなんて思ってました。 が、いざ料理を作ろう!食材どうする?となった際に、夜空みたいで綺麗な食材の説明文を改めて見て、おや?と…。ここで漸く気付きました(遅い) でもどうせお魚みたいにおちょくってきているだけでしょう?!だから今回もきっと大丈夫!ほら!模様なんて無いし(視力悪い民)……ん?(目をこらす)…ウボアアー?!?!ある?!?!?!罠!!!!とめっちゃビビってました!!(ぇ) 素手で触って大丈夫なやつなのか?!と!!!! ここで、漸くお鍋の妖精さんが嘘を吐いていない事を思い出し心の中で謝罪しました(笑) そして結局、好奇心には敵わなかったですね…(ぇ) エンディングがDay2の服の色で変わるのが斬新で大好きです!ヒントもノベコレ内とリードミーで記載して下さっている優しさも大好きです! エンディングで一番衝撃的だったのは、やはりNO.1ですね…!何故か普通の食材を使っているにも関わらず、やたら(お客様の)お腹を壊すENDばかり到達していたので、まさかな…と…。そのまさかで選んだ食材で到達した時の衝撃たるや…!あんなにあったかかったお話がまさかの急展開に、不穏極まりないながらもとっても面白かったです!スチルの血の感じとか…!大好きです! No.3もまた違った魅力が詰まっていて好きです!綺麗な背景が2種みられるだけでなく、最初の方にも書きましたが驚いた時の表情が特に大好きなのでスチルまでしっかり堪能させて頂きました! ミニゲームもとっても楽しかったです! 新たに作れる料理・飲み物が増えて、色んな組み合わせをして何度も遊んでました! 個人的に一番好きな料理はケーキのようなアーティフォスと、ハムエッグトーストのようなパムスメアですね!飲み物はおしゃれなルーセロアで、この三種類を朝食として頂きたいなぁと思いました。あ、でもオムライスのようなムオ・デ・エヌモも捨てがたいですね! 見た目のインパクトで言えば魚料理のグラッシュポムは勿論、青いフリルダケが食欲減退を促す焼き鳥のようなゴズツァリグは外せないですね!あ、ブッシュッシュは毒の印である斑点が控えめな物で頂いてみたいですね!(もし毒が多いと、END No.1の主人公ちゃんの感想を思い出して身震いします…!ああはなりたくないっ……!!) 食材といえば、エヌモの卵!料理の食材として選択した際がDay1、Da2で違うだけでなく、調理実習でも違うのが声出して笑っちゃうくらい楽しくて大好きです!Day1のたらこの大群が迫ってきそうな歌も、調理実習3の合唱が始まりそうな歌も、調理実習4でとうとう歌わなくなった所も何もかも好きですね!(ただ、Day2が何が元ネタか考えても、実際に口に出しても分からなかったのが悔やまれます…!) END No.3で幻の食材と言われていたパプリピョッツァや、貴重な食材のヌーヴェリコがどんな見た目なのかはずっと気になってます(綺麗な所だったので、ラ・キュリアのような幻想的な色合いの食材なのかな?と勝手に想像しています…楽しい…!) あと、エンディングによって曲だけでなく、スタッフロールの文字の出現の仕方・消え方も変わるのが地味に好きです!END No.1の不穏な出方・消え方もそうですが、END No.3のどんどん下から上に上っていく…食材探しに奥深くまでいくイメージで好きですし、END No.4のお腹壊して落ち込んでいる感じが下にゆっくり消える文字であらわされているようで…細部にまでこだわりを感じて大好きです!! @ネタバレ終了 ファンタジーならではの生活風景を想像出来る食材集めからの料理作り、最後までとっても楽しかったです!素敵な作品を有難う御座いました! -
キミまで700kmとても楽しくプレイできました! 遠距離恋愛で会いに行った一日、彼女と一緒に広島弁の彼と広島観光を満喫できた気分になれましたし、実際にも観光してみたくなりました。 遠距離で会えない時間の切なさとか、会いに行った後の別れの惜しさとか、読んでいてすごく伝わってきました。広島弁や用語集から伝わる郷土愛、良いものですね! @ネタバレ開始 「実は昔に会っていた」のパターン、みんなが好きなやつ! でも気味悪がられそうで言い出せない気持ちもよく分かります。 そして最後の「700kmは、0kmになった。」で嬉しくて変な声が出ました。そこまで描いてくれると思わなかったので! 自分は地元が香川なのですが、「ようけ」「たいぎ」「こんまい」とか割と普通に使うので、仲間を見つけた気分です笑 牡蠣の串焼き、あんな焼き鳥みたいになって出てくるんですね。自分も牡蠣好きなので食べてみたいです。 @ネタバレ終了 声が付いてからプレイできて、何だか少し得した気分です。 楽しい時間が過ごせました。ありがとうございました! -
古傷を抉る乙女ゲームえ、抉れるもんなら抉ってみな!とドキドキしながらプレイしました。 @ネタバレ開始 あれ、意外と抉られない…?と思っていたら、名前変換で致命傷を負いました。後書きの作者さんとキャラクター達の会話も、こんなのあった〜!!ときゃっきゃしてしまいました。 傷を抉られているはずなのに、楽しかったです。楽しいからってかさぶたを剥がしてしまうあれですね!! @ネタバレ終了 プレイ後は、負ったダメージでぜーはー言ってしまいましたが、どこか懐かしい気持ちにもなれて楽しかったです! 面白いゲームをありがとうございました!! -
My dear devil,XXX(デビキス)ひたむきな肉食系(?)ヒロインと、どうしても悪になりきれないマオウ様の関係がすごく微笑ましかったです! @ネタバレ開始 優しい性格で魔族の素質がない系のキャラ大好きなので、マオウ様は推しです!でもドSショタ・ダヤンくんもとても魅力的なので、ダヤンくんを攻略したいプレイヤーによる署名(?)に、私もぜひ名を連ねたいと思います。 キズナさんの正体には驚かされましたが、表向き従順(でもなかったかな?笑)だった従者が実はラスボス的な設定も好きなので燃えました!! ダヤンくんのCVが如月燎椰さんだったことは何気に衝撃でした……笑(占い師レイ様の助言や虹色の夢をプレイしています!) フリートークを始め、おまけも充実していて楽しかったです!! 如月燎椰さんのファンサービスがすごいと思いました笑 @ネタバレ終了 とても楽しくプレイしました。ありがとうございました!! -
【新番組】あかちゃんとあそぼ!【放送開始】実況プレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 イラストの雰囲気では予想出来ない怖さでした… ほのぼのとしたイラストと実写風が入り交じり雰囲気を変えながらじわじわと恐怖に浸食されていくのが鳥肌ものでした…!!!!! @ネタバレ終了 ありがとうございました! -
ただ淡々と、故に徒然と。 ~あたしは、きみと、はじめまして地球~すごく不思議で、だけど先を読み終わった今、本当にぎゅっとしたくなるような可愛いお話でした! @ネタバレ開始 すばるちゃんとまちるちゃんの関係も可愛くて好きでしたが、とうせ様が最後に「二人三脚しましょう」で強引に連れて行かれるの可愛いかったー!! 物語が始まった当初、すばるちゃんをロボットだと思ってしまってお兄さんが科学者とか?!と思っていたのですがSFの方でしたね!一生懸命まちるちゃんの訂正を受けて、ちゃんと受け答えできるように成長していくすばるちゃんはやはり可愛かったです。 コンフィグからおまけまで、すべて手書きなのも面白くて、説明書の困った時は〜のおかげですべて解放できました!全部堪能できたと思います! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!! 2人の素敵な関係に幸あれ!
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命短し口説けよ黒幕タイトル画面の時点で萌えでワクワクしながらスタートしました! @ネタバレ開始 シロタさん本当にやんちゃすぎていっそ清々しいところがプレイしててクセになった部分でした。顔がいいので許してしまうんですが……そして案外チョロい黒幕さん!可愛いですね!!? @ネタバレ終了 「早く付き合っちゃいなよ!」といういちプレイヤーとしての願望もありサクサク読み進めたくなる面白さで最高でした。素敵なゲームをありがとうございます! -
Shiritori gameしりとりで撃退!?面白そう!!!とワクワクしながらプレイしました。 @ネタバレ開始 最初のおばあちゃんのお話、「えーっと、しりとりすればいいんだね!分かったよ!!」とニコニコ笑顔で聞いていました。 が、大切なことを忘れていて、何度も食べられてしまいました……。怒られた時は「ごめん!!!」しか出てこなかっけど、切なそうな顔をされた時にはなんだか申し訳ない気持ちになりました。彼は撃退しなければならないのに! なんとか撃退し、その後に全てのエンドも回収させていただきました。たくさん気になることはありますが、おばあちゃんと彼の間でどんな会話があったんだろうの気持ちです。あとは、彼をちゃんと救えるのかな、とか。 どこか寂しそうな彼に心を惹かれつつも、選択肢の勢いがどれも良くて、ニコニコしながらプレイさせていただきました! @ネタバレ終了 楽しいなゲームをありがとうございました! -
酒は飲まねど呑まれているひたすら酒を飲ませて会話して、先輩が隠していることを聞き出すお話。 会話を重ねるうちになんとなく零れてくる不穏なワード。 先輩が何を隠しているのかプレイヤー側もだんだん気になっていき、もっともっと先輩と会話がしたくなるというか、物語世界にどんどん引き込まれてしまいました。 この作品は、話を聞くだけといえばそれだけで、酒もあくまでその手段に過ぎないのですが、先輩と"私"の関係性や雰囲気がどんなものなのかがものすごく伝わってきて、いつまでも会話を続けていたいと思うような、心地よい空間がそこにはありました。 イラストも音楽もその雰囲気作りに非常に効果的で、どれを取っても個人的な感性に深く刺さった、大好きな作品となりました。ありがとうございました! -
あのひ あのとき優しく心に響く、すごく素敵な作品です。 @ネタバレ開始 タイトル画面から流れるように本編が始まるのが、めちゃくちゃ好きです! 選択肢があのマークなのも、めっちゃ素敵です! 最初は音楽を聞かない選択肢を選びました。 音楽を止めたら、周りの音が聞こえてくる演出が良すぎです! 色んな偶然と選択が重なった結果、あのこに出会えるのが良すぎでした……。 私たちの日常も、色んな偶然や些細な選択の違いで、違う未来を描いているんだなあということを、改めて考えさせられました。 音楽を聞いて帰るエンディングでは、日常の小さな幸せを大切にしようという気持ちになれて、こちらも素敵でした! が、先にEND:2を見たため、ごみ捨て場を通り過ぎたところで胸がぎゅっとなりました……。 各エンドで、最後に見れるイラストも可愛すぎです! 文字の出し方や映画のような画面等、演出も素敵すぎでした……! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました! -
可哀くて倔くて最凶の彼女短いながらも良質のホラーでした。 血だらけの部屋はいびつに歪んでいて不気味で、そこに一際映える青い髪に赤い目の少女。ビジュアルのインパクトが抜群ですよね。初めは詳細が語られないまま進んでいくのですが、最後に背景が分かってくると何とも言えない感傷的な気持ちになります。 @ネタバレ開始 これは背景もキャラもAIなのでしょうか? 再現性がすごいですね。 それと、背景が同じでキャラだけが出る時に、背景も一緒にフェードするのが少し気になりました。 @ネタバレ終了 世界観重視の作品で面白かったです。ありがとうございました! -
ばいばい。私の初めての恋しんみりとした気持ちになれるゲームでした! @ネタバレ開始 星歌ちゃんを見た時、思わず「かわいい!!」と声を上げてしまいました。ため口と丁寧語が混じった喋り方も、そういうキャラなのかな、かわいいな、という気持ちでした。 星歌ちゃんに何言うか予想出来てるよね、と言われた時は、こんな可愛い子に告白されるんだ!とワクワクしていました。冷静になると、タイトルに「ばいばい」とあるし、明るいはずはないんですけど………… だからこそ、星歌ちゃんが想いを伝えたい相手が先生と知った時、タイトルから、少し引っかかっていた喋り方までが繋がって、苦しくなりました。 待ち合わせ相手が分かりにくいところにいたのも、このためだったんですね。 真っ直ぐに想いを伝えてくれる星歌ちゃんが眩しく、先生は悪くないと言われると胸が痛みました。 ほんとに?先生である私は距離感を間違えなかった……? 表現に悩むのですが、星歌ちゃんが聞き分けの良い子だったからこそ、余計胸が痛んだ気がします。 抱えている想いと決別しようとしている星歌ちゃんが、幸せになれますように。 星歌ちゃんがこの先の生活で、先生よりもずっと素敵な人に出会えるよう祈ってます。 切なくもどこか前向きな、この3月の時期にとてもぴったりなお話でした! @ネタバレ終了 素敵なゲームを、ありがとうございます。 -
僕が死んだ夏遊ばせていただきました…! こちらがつんとけっこう重くくる作品でした! @ネタバレ開始 始まりは不穏な雰囲気を出しつつも、それでもひかるくんのおかげで穏やかに過ぎていきます。 本当に太陽のような存在。ひかる=光って感じでとてもよきです。 そしてあかりちゃんも名前の通り一筋を照らすような明るく可愛い子で、すずねちゃんも凛とした鈴の音のような性格の子でとてもよかったです。 私は母親なので特にこの話がずっしり重く、悲しかった。ほたるくん(と私も呼びたい)にもっとひかるくんたちの側で生きて欲しかったと感じてしまいますね。私ははるを許せそうにないですね…この子も被害者だけど。でもだめだー!あの廃校のベランダで普通の少年のように笑っていたほたるくんとひかるくんが可愛すぎて…! おまけのひかるくんの夢も切なくて…。 @ネタバレ終了 心に残る作品をありがとうございました。
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怪奇!開けてはいけない扉卍ホラー系はそこまで得意ではないんですが、探索パートが楽しそうなのと、タイトル画面の女の子がとってもキュートだったのでプレイしました。 確かに要所要所でしっかりホラーな出来事は起きるのですが… 怪奇現象なんぼのもんじゃい!と勢いで切り抜けるメンタル激強コンビに勇気づけられながら(?)最後まで楽しく愉快にプレイできました。 千羽とめぐちは年が離れたデコボココンビでもあるのですが、お互いがお互いのラインをなんとなく分かっていて、1人の人間として尊重しあうような関係性で描かれていたのがとても好きでした。 事件の真相に迫る推理パートも非常に丁寧で、そこに至る過程の段階で、ああでもないこうでもないと予想するのも楽しかったです。 プレイヤーを置いていかない、細部までこだわった作品をありがとうございました! -
月光の約束―異世界の旅路外伝2―作者様のある程度長尺のストーリーを拝読させて頂くのはこれが初めてだったのですが、とっても重厚な文章と壮大な物語で正直大~~~好物でした!!!!!!!!!!!!!! @ネタバレ開始 霧の街に蔓延る連続殺人事件、その陰に蠢く怪異……一度は離れたつらい記憶の残る場所へ主人公が戻って来たのは、かつて親友とした約束を果たす為……! ――この願いを力に変えて、今夜この街に巣食う霧を払う!!!!!!!!!!!!!って!!!!!そんなんもう……大好き過ぎる!!!!何から何までッッ!!!!!!!!!!! 約束の内容が「塔の上で一緒に月を見る」というものなのが本当にささやかで切なく、けれどその願いとは裏腹に彼ら(彼女ら)がこの街からはらった怪異はとても強大で……その塩梅が古き良き王道RPG感を感じさせてくれてとても良かったです。 まさに「夜明け」というエンド名が相応しい顛末でした! 作者様がアトラスゲー好きというのが納得しかなかったですね!(※初代女神異聞録が好きならアトラスゲー全般好きだろという思い込みで話してます) アニメーションやBGMのチョイスががとにかく物語とマッチしていて、「このシーンでこの演出すんの分かってんなァ!!!!天才かァ~~!!?!?」と一人で大盛り上がりでした。 特に終盤の戦闘シーンはね……どのルートも最高だったよね……!!!!!!!!! バチャフェスでお見かけした「異界の闇」さんの正体を、まさかここで知ることになるとは思わなかったけども。普通にその辺うろうろしてていい人じゃなくて草 彼?彼女?もこれまでの生き方やあそこに至るまでの経緯が地味に気になる良キャラでした。 登場キャラの名前や性別、役割が入れ替わっても成立するお話を作れるのがマッッッジですごい技術ですね!!!?!??!?どんな発想!?!?!? きっちり全ての組み合わせでプレイさせて頂きましたが、男主人公×女の子ヒロインがやっぱ王道で一番アチィわな!!!と思い、最後の最後に回収したSecretエンドは『彼女』の方を選択させて頂きました。 ハッピーエンドの為に何度も繰り返すというゲームシステムそのものが大好きなため、Secretエンドは本当に文句無しの大団円でよかったです。楽しかったあ~~~!!!!! 地の文やキャラクターの台詞回し、特殊ルビなどなど……上手く言語化出来ないのですが、とにかく文体がわたくし好みで読むのが楽しかったです!!!!(今までの作品で大体バレてそうな気はする) 協力者さん達の容姿が明らかになった時になんかこの人達既視感があるな!?と思ったらワンテンポ遅れて「これ過去作の人達だあ~!」と気付き大興奮しました。「外伝2」なんだからそれはそう。 前作はDLさせて頂いていたので、姿だけは知っている状態だったんですよね。 こちらもそのうち遡ってプレイさせて頂きたくなりました。その方が、彼らの助太刀シーンや「例の会話」がより味わい深くなると思うので……!!!!!!! すげー細かいことなんですが、細部のシステムが丁寧で分かりやすく、プレイ中とても助かりました。バッジの取得条件の案内とか。 あとセーブスロット数が沢山あるのは色々検証しまくるタイプのゲーマーの自分としてはマジでありがたかったです。 (※FAが描き終わらなかったのでお先に感想だけ投稿させて頂きました。 そちらは後日改めてお送りしますので少々お待ちを……!) @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました~~~!!!!!! -
白い世界でキミが願うモノ真っ白で、願いが叶う場所に落ちてきた。眼の前には喋るぼろぼろのぬいぐるみ。 @ネタバレ開始 重く、切ない真相。それでも……。 リコちゃん、その歳で凄くて強い。 攻略順はEND2→1→→3→4→6までは見られたのですが、END5が自力では見つけられず。無念。 同じドアを選んだり、最初からプレイしてみたりしたのですが……ううむ。 @ネタバレ終了 奥深く、それでもどこか爽やかな温かみを感じられる読後感でした。

天凱彼岸花(テンガイ ヒガンバナ)
うみのはっぱ
龍海人@『異世界の大樹〜最初で最後の王〜』公開!
通りすがり
白玉ユキト
せりこ
ナナ
しゃべる
如月燎椰
糊
アクエリ
07(朱華なな)