ティラノゲームフェス2023参加作品
11269 のレビュー-
DTHERO~ドS悪女に変身してヒーローを魅了せよ~最ッッッッッ高でした……………………!!!!!!!!!!!! 女攻めというワードに一本釣りされプレイさせて頂きましたが、本っ当に最高過ぎて最後まで一気にコンプリートしてしまいました。 @ネタバレ開始 ノベコレでここまで清々しい&直接的なエロ描写がある作品があると思っていなかったので、ありがた過ぎて毎ルート「ありがとう……ありがとう……」とブツブツ呟きながらプレイしてました。 エンディング分岐には直接関係ないのに毎回3種類ずつある多種多様な攻撃方法という名のセクハラ選択肢に、制作者様の“ガチ”を感じましたね(褒め言葉) というかまず、起動した時のタイトルが天才過ぎる。爆笑しました。 最初にやった遠真くんがもう既に可愛すぎてこれ以上推せる子はいないのでは!!??!?!??と思っていたのですが、その後も順調に更新され続け最終的に先生を含めて全員大好きになっておりました!!!!!!!!! 個人的な推しは聖くん(及び双子)です!! 双子は二人共甘えんぼでカワイイし、実質3Pエンドになるのが最高過ぎるんですよね……。 初期メン3ルートを一通りクリアして誰か一人なんて選べないよ~~;;と思っていたところに突如現れた最終ルート!!!!!!! まだこのゲームを終えたくなかった私には、死ぬほど嬉しいサプライズでした!!! 最終ルートが始まって早々、当然のように全員落として一大ハーレムを築いている主人公のポテンシャルの高さに笑ってしまいました。 皆を可愛がっているあのシーンほんとエッチでよかった……。 ここまで来ると自分の加虐性に誇りさえ感じていて、先生に対しても迷いなくセクハラをしてくれる無敵っぷりが最高でした。 前作主人公(先生)×今作主人公×かつての仲間が敵×キャラ全員集合!!!みたいな少年漫画にありがちな激熱展開が大~~~好きなので、エッチなあれそれを除いても最終ルートの話は終始好みで大喜びでした!! 劇場版のホビアニや特撮を観ているような気分でしたね(それは絶対に違うと思う) 最終的に皆を魅了していたドS悪女の力を失ってしまっても、ペット達が「あなただから好きなんだ!」と言ってくれて彼らとの主従関係が継続していくことになったのは本当に嬉しくて感動してしまいました。 内容が性癖であることはおいておいて、迷いながらも主人公が自分と向き合い仲間と共に前に進むという物語の構成がとても好きです。 クリア後にキャラをお部屋に呼べるおまけがもう……天才過ぎて……本っっっ当に最後の最後までエロたっぷりで、堪能させて頂きました。 あなた天才だよ、作者さん……。 ファンブック欲しいから有料版買っちゃおうかな…… というかいっそ、18禁版作ってくれないかな……!!!!!!!(チラ見) @ネタバレ終了 ドドドエッチで素敵な作品をありがとうございました~~!!!!!
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「君も助けてくれないんだね。」アクティビィティにて連投表示されていたらすみません…!FAに変更点があり再投稿させて頂きました。 @ネタバレ開始 あぁぁぁ…主人公がお隣さんを好きな理由ってそういう事だったんですね…!タイトル回収がすごい…そしてラストの絶望感が半端ない…私も助けられないうちの一人でした…。お話は重いのですが、イラストがとっても可愛く表情豊かなお隣さんが魅力的です…♡FAはツイッターを拝見した時にうさぎのぬいぐるみを抱きしめているお隣さんが可愛すぎたので描かせて頂きました! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
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夢にまで見たアイドルプレイさせていただきました! タイトルで髪がふわふわで揺れてる女の子出てきて、えっ可愛いΣ(・ω・ノ)ノ! となってました。 @ネタバレ開始 一応エンドすべてみさせていただいたのですが、いやこれは最後の見ないとだめなやつですね(笑) 自分がアイドルになっちゃったのも面白かったですけどw しかもみっちーみたいな路線だったし(≧▽≦) 一番最後の選択肢、どちらの選択肢を選んでも「夢にまで見たアイドル」がしっかり意味を持っていて、「あー!そういうこと!」と思いました。 時代の違う二人が夢でつながってお互い前向きに進んでいけるようになるって素敵ですね。 ユカリエンドを見てから、メグミエンドを見たんですけど、この流れでいって自分としては正解でした。メグミがファーストコンタクトの時にこんな風なことがあってこんなこと思ってたんだなっていうのが胸にぐっとくる感じでした。 しかしながら…本人同士が結局で合えずじまいで終わってしまうのはちょっと切なかったですねえ。 年を取ってからでも会えたらよかったなぁってちょっと思ってしまいました。ユカリへの本人だけにわかるようなメッセージとか残ってたらなぁって… @ネタバレ終了 楽しませていただきました! ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
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CONTINUE ME可愛くてファンタジーなイラストに惹かれてプレイさせていただきました! 将来への夢もなく、漠然とした不安に押しつぶされそうな日々を送っていた主人公…そんな彼女がある日突然、子供の頃に大好きだったゲームの世界に迷い込んでしまい…? @ネタバレ開始 好きだったゲームの中に入れて、キャラ達とも対話できるなんて最高過ぎない!?と最初はウキウキしながらプレイしてたのですが、そうなんですよね…いくら最高でも、ゲームの世界に没入するのって結局は現実逃避なんですよね…。 一時の休息としてならむしろ必要な時間だとは思うんですが、現実との境界があやふやになるレベルはよくないですよね。 そしてゲームの世界に綻びが生じたり、大好きなファミィちゃんとウォッチャーさん、そしてリンちゃんの事を心から案じてくれてるドライ君が消滅するぐらいならと、自分を全肯定してくれる心地良いゲームの世界と決別する道を選択出来たリンちゃんは、とても強い子だと思います…。 現実のリンちゃんの焦燥感や、自己肯定感の低さから出る「だから私は誰の瞳にも映らないんだろう」という言葉は、自分にも身に覚えがある感覚だったので凄く心に刺さりました。 けど、ゲーム内のキャラ達から力を貰い、現実での将来の夢へと昇華させることが出来て本当に良かった…! カセットをお守り代わりに持っていくシーンはうるっとしました。 個人的に、主要な3キャラとのやり取りももちろん好きですが、宿屋の店主さんがリンちゃんを見た瞬間、本当に嬉しそうに感謝の言葉と料理で歓迎してくれるシーンが本当に大好きです…! ゲームに夢中になっていたあの頃のリンちゃんは、この世界の住人全員にとって確かに「救世主で大切な人」なんだなって実感出来るのが素晴らしいですね…。 それもあって、一緒に行動していた時間が長い分、ファミィちゃんがリンちゃんを想い過ぎて壊れてしまうのも理解出来る気がします…。 ハッピーエンドなエンド2が至高だと思いつつも、エンド1のリンちゃんがファミィちゃんと(みんなと)溶けてひとつになるエンドも個人的に凄く好きなんですよね…相手を想うあまり壊れちゃうヤンデレは最高ですね! 闇堕ちファミィちゃんのフォルムチェンジも可愛かったです! @ネタバレ終了 キャラデザインや昔のゲーム画面を基調にした荒い背景ドット、軽快なBGMに至るまで全てがツボでプレイ中はあっという間に時間が過ぎ去っていました。 2重の意味で、素敵なゲームをありがとうございました!
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魔法のカクテル@ネタバレ開始 プレイさせていただきました! BLってどこで出てくるのかなーと思いきや… @ネタバレ開始 最後の店長だったとは(笑) エンドは自身を記憶から消す→店長の夢をゆがめる→独立する→店長を自分のものにするの順番で行きましたが、個人的には独立して店の名前もらうエンドが好きでした! 自分のことを好きになってほしい、その人のそばに居たい気持ちはわかりますが、やっぱり好きならその人の気持ちをないがしろにしちゃいけない気がしてしまって… 二人で海外行くエンド見てからだったので、ひとりぼっちのスチルは少し寂しい気持ちにはなりましたが… このゲームとしてはやっぱり4番目のエンドが一番いいエンドってことになるんですかね。 出てくる登場人物は2番目の人はいい人っぽい感じだったんですけど、1番目と3番目が来た瞬間からちょっとやばそうな気配がしてました(笑) 2番目の人の女装に走ったのは衝撃的でしたけど、2番目の人はどっちに走っても娘とはちゃんと折り合いがつくようになってよかったなーって思います。 バーってほんといろんな悩みを持った人が来そうですね(´-ω-`) @ネタバレ終了 楽しませていただきました! ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
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菊花と雨美しい文章と心地よい雨音に癒された30分間でした! @ネタバレ開始 普段ビジュアルノベルはあまり読まないのですが、先日いただいた感想があまりにも綺麗な文章で、一体どんな物語を書かれるのかと…気になって覗いてしまいました。 結果、本当に読んで良かったです! とても読みやすいお話で、私が見ているのは可愛らしい浅葱くんと京都の街並みだけなのに、茶道体験の様子や傘を選ぶ姿が目に浮かんできました。 思い出にと浅葱くん色の傘を選ぶのころ、すごく好きです。 気持ちを確かめ合うシーンも、すごくドキドキしました! 穏やかそうで意外に情熱的な浅葱くん、かわいくて大好きです。 けれど少し手探りしているような焦れったさに先が気になり、読み進める手が止まりませんでした笑 @ネタバレ終了 ふたりの間に流れる空気感にとても癒されました。 お陰さまでよく眠れそうです。 素敵な作品をありがとうございました!
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とつげきスパッツァー以前コメントさせていただいたのですが、ファンアートも贈らせてください。 スパッツに凄まじいこだわりがある鳥ピウイさんの為に気合を入れました。私なりに味付けした作風になりましたがどうぞww あらためてユニークな作品をありがとうございます!
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TALKING◎mea授業を先輩と一緒にさぼるゲーム。 と言いながら初回は真面目に授業に出ました(笑) とりとめもない雑談ができて楽しかったです。
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吊り餌あばばばばシンプルに怖かったですぅ…… あまりにも不気味すぎる…… @ネタバレ開始 吊るす➝タイトル画面➝女の子➝あとがきに代えて、の順番で遊ばせていただきましたが…… 最初は何もわからない恐怖があって、タイトル画面の写真とかは意味もわからないままほんとに背筋がぞぞぞっとしました……実写はずるい…… そして二周目、少し調べてみたら急に女の子が出てきて…… 押してもないのにどんどん進んでいっちゃうしでほんとに怖くて涙目でした…… その後の女子高生達の会話で、突如浮上する佐藤さん(ご健在)一家 先生お隣さんなの? そんな普通のお家になんでこんな怖すぎる噂が出てくるの? 色々と不可解で困惑している所、あとがきに代えてが出てきましたが…… 言葉は全く聞き取れない……最初と最後はなんかめっちゃブレてて、何か撮影してる……? 何度も見返しましたがいまいちピンとこず…… あの子たちが肝試しに行ったのかなあ…… 戻ってくるとかごめかごめの歌…… なんかもう全然わからないけど、私もばっちり餌に釣られた気がします…… 吊るした餌で人を集めて遊んでるんですよねきっと…… それとも私も吊られたのだろうか……吊られてそうだなあ…… @ネタバレ終了 いやあ怖い! 後に引く怖さがあります…… 夜やっちゃいけなかった(´இωஇ`) おもしろい作品をありがとうございましたm(* _ _)m
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くびつりまじょとくびしめてんしとってもかわいらしい見た目をしておりますが、破壊力のあるタイトル…… 天使ちゃんの設定もなかなか癖がありそうで面白そう!と思い気になっていた作品でした!! 常にオシャレだしキャラはかわいいしスチルも多くてとっても満足度が高かったです!! @ネタバレ開始 内容はかなりダーク…… 初っ端からくびつり魔女様の本領が発揮されております…… そんな中でも鳩のポトさんは語感がよくてニコニコしちゃいましたw 内容の重さをかわいさがマイルドにしてくれており、どんよりしすぎないで読み進められた気がします! そして2人で完結するお話かと思いきや、何やら重厚そうな世界観を察知 天界って思ってるより善い所ではないのかも…… 魔法の原動力が願いというのは素敵ですね! バレットさんが如何にいい人だったのがわかってしまう…… ククリちゃんは淡々と人を殺すものの、ビビアンちゃんへの対応は普通に親切なんですよね…… 使い魔達を失っても怒ってないし冷静だなあと思っていたけれど…… ある種お互いに利用し合ってただけで、大切な存在にはなり得なかっただけなんでしょうね…… そこに現れたビビアンちゃん、ちょっと生意気ですが聞き分けのいいところもあったりで憎めない…… すっごく子供らしくてかわいかったです!! おっと52歳びっくり〜〜〜〜 お互いに絆されつつの3日間は大変微笑ましかったです! エンドではビビアンちゃんがほんとに愛情深い子であることがわかってとっても切なかったです…… 行動理念は友情か…… ククリちゃん側も優しさや罪悪感で悩みつつ、自分の終わらせ方を悩んでいて…… ほんとに境遇が残酷すぎる…… だからこそ、死ねない理由を見つけたTRUEENDがあってくれて良かった…… 生きる理由が贖罪なのか希望なのかはわかりませんし、過去は変えられませんが…… この先はただのククリとビビアンとして、ひっそり平和に生きていて欲しいと願います! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございましたm(* _ _)m
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あのひ あのとき夜、一人街を歩くときのあのなんともいえない寂しさと楽しさ。 それを味合わせてくれます。 ちょっとしたカメラの動きとか、BGMのおしゃれで優しい感じとか、全てがあの夜の雰囲気を再現していて、夜の散歩に出たくなるような作品です。 @ネタバレ開始 どちらを選んでもそれはそれでいい夜になるというのが非常に優しさを感じる作品でした! @ネタバレ終了
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カップラーメンは待ってくれないカップラーメン伸びちゃったけど ゲーム制作してゲームできたからヨシ!
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Gabriel長髪のお兄さん+聖職者が大好きで釣られてしまいました。 静かで、とても惹きつけられる空気感のある作品です。 @ネタバレ開始 ガブリエルさんは騙す気なんてなく、ただ真面目に信仰していただけ…というのがいいですね。 お話しする口調も内容も優しくて素敵です。 END1で助け出すことができて本当に良かった。 @ネタバレ終了 ホラーながら癒される作品をありがとうございました!
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北限のアルバ~夏の章~秋から季節を遡りプレイしに来ました。 日向くん、なんていい男なんだ…! @ネタバレ開始 見た目とは裏腹に優しくて面倒見がよく、そして真面目。 過酷な家業を支え続けて、真剣に命と向き合う姿がとてもかっこいいです。 あと豪快な食いっぷりが気持ちいいですね! 作って食べさせるのが好きな真ちゃんとお似合いです笑 どちらのエンドも夢があって好きですが、特に酪農家を継いだエンドが良かったな~と思いました。 彼は何だかんだ家業を愛しているように見えたので…真ちゃんも側にいますしね! そして相変わらずどの料理もすごくおいしそうです。 全部食べたいけれど、ガスパチョとウニのレモンクリームパスタが特に気になります! プレイしていて小腹がすいてしまいました笑 @ネタバレ終了 今回も綺麗なイラストがたくさんで癒されました。 素敵な作品をありがとうございます!
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やがて君も虎になる。『私に芸術は殺せない。』きっかけでプレイしました。 バッチ全クリ……するつもりでしたが、シークレットバッチだけ、途中で心が折れました。 シークレットバッチのお話は、ゲーム実況を見ることで補完しましたが、バッチを手に入れることは諦めません。 再チャレンジを絶対にいつかします。 ごめんよぉ……でも、『フォーチュン・チャーリー!』でバッチを全クリした翌日なんだよ……悪魔に会うの大変だったんだよ……ちょっとでもいいから休まして……… @ネタバレ開始 いやあ、「シークレットで仲直りするのかな」とか考えてましたが、最後までふたりは友達に戻れませんでしたね…… リンコちゃんとエンリちゃん、わかり合うことができなかったのかなあ…… にしても、リンコちゃんが無意識のうちに他人を傷つけるような人間になっちゃったのは、リンコちゃんママのせいが大半ですよね。 もう少しリンコちゃんママがちゃんと娘を見てくれる人間だったら、リンコちゃんは「(真虹ちゃんレベルとまではいかずとも)親切なエリート」になって、真虹ちゃんと一緒にエンリちゃんと勉強会をしてたのかな………と思ったりします。 @ネタバレ終了 こんな素晴らしいゲームをプレイさせてくれてありがとうございます!!!
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みちゃダメ! パンチラは絶対阻止せよ一見、美少女ゲームかと勘違いしたほど美少女なユキちゃん。 えっ実は男の子!?それは美味しすぎる…!! ラブコメのテンションが楽しくて終始笑いながら(ニヤつきながら)プレイしていました。 @ネタバレ開始 ロマンスにサスペンスに忙しいのに、選択肢がほぼパンツ関連しかないの面白すぎます笑 若王子くん、顔がいいな…とても…! そしてユキちゃん、すっぴん可愛すぎません!? 思わず「えっ…!?」ってなりました。 あの瞬間、きっと若王子くんと通じ合っていたと思います。 パンツは迷わず覗きました笑 @ネタバレ終了 エンド回収後に選択肢まで戻れるので、サクサクと遊びやすかったです。 プレイしていて元気が出る、素敵な作品をありがとうございました!
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猫に恋した男性かわいい猫ちゃんにガチ恋の男性! とっても微笑ましくかわいいお話でした!! @ネタバレ開始 知的で丁寧な語調のまま、熱烈に愛を語るギャップが好きです(*´ω`*) そしてラストはとっても泣けました…… 微塵も後悔せず、ただただ満足そうに最期を迎える椎茸さん…… 自分がどうなってもお猫さんが無事であれば、椎茸さんは幸せでいれるんだなあ…… お猫さんへの愛は本物でしたね…… 愛の比重に偏りはありそうですが、気まぐれなお猫さんが逃げずにそばにいることを許してくれてるんだもの…… お猫さんにだって椎茸さんへの愛情があるはず…… そうでなくても椎茸さんの愛あってこそ救われた命なのでね…… 悼ましいですが、報われる最期でしたよね @ネタバレ終了 衝撃のラストでした…… 素敵な恋物語、堪能させていただきました!! ありがとうございましたm(* _ _)m
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天使のエゴ夢を司る天使レヴェリーちゃんは、無為な日々を過ごしていた。 あるとき個性的な三人の天使と出会うことで、ヒントを見つけ、どんどん行動に移していく。 ほのぼのなお話かと思いきや、急展開が来たときには驚愕しました。 また通常の立ち絵がかわいらしく、デフォルメになったときはさらに愛らしさ爆発でした。 @ネタバレ開始 途中からチラホラ不穏な空気は漂っていたものの、本性を現したリリィちゃんの言葉には、プレイしていて青ざめました。 ただパーチェくんの「自分がいなくても」と言い切った姿はかっこよかったです。 シエロさんの想いが聞けたことが、せめてもの救いでした。 ブランさんの輪を抱いて、泣きながら下界に落ちていったレヴェリーちゃんですが、その先で立ち直れることを祈るばかりです。 もちろんこのことによって、ブランさんも自由になりますように。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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アヤコのお見合い配信にてプレイさせていただきました。 大正ロマンに妖怪という個人的に好きな物の組み合わせというだけでプレイ前からとても胸が躍る世界観です! 実際、タイトル画面の時点で白百合さん側に届いているアヤコちゃんのお見合い写真でしょうか。 そちらやBGMにタイトルの装飾や色選びと掴みからすでに魅了されました。 @ネタバレ開始 いざ「はじめから」を選択すれば、実際に自分が生きて見た訳でもなくイメージとして漠然とあるにすぎないはずなのに『これぞ大正』と思わせる画面。 ふんわりとしたやわらかな色彩で描かれる背景やキャラクターも素敵なのですが、メッセージ窓やシステムのボタンに上部の装飾ラインと世界観に統一性があり。 後にセーブの為に記録を選んだ際も、システム画面のデザインが視認性の良さを持ちながらさりげない世界観の構築を維持する役割を担っていると感じました。 こう、お座敷遊びでお客さんがお手洗いに向かい戻るまでの時間に夢のような時間や空間から現実に戻る事がないよう舞妓さんがお手洗いの手前までついていき待機する事でそれを防ぐような。 本来システム関連の画面はメタという部分に関する要素なので、ここへこだわるのはその点からもさりげなく素敵と思える要素でした。 なにやら楽しそうな会話が行われている?と思いきや名前有の台詞が表示され。 猫が喋っている?とよくよく見れば尻尾が2本、これは猫又か!と早速概要にあったアヤコちゃんが妖怪と暮らすと記された部分を理解。 そして会話が進めば、妖怪に囲まれながらおめかしをしているアヤコちゃんの姿が。 こう、妖怪好きな者としては…当たり前に妖怪がいるのが日常として馴染んでいる光景というのがなかなか胸に良い意味でくる物があります。 みんなでアヤコちゃんのおめかしを手伝おうとしている優しい光景。 この一枚絵だけで彼女が愛されているという優しさを感じます。 フタクチと聞いて最初は「?」となってましたが、二口女か!だったら後ろの口の邪魔にならないよう髪を自分の意思で動かせそうだし簪を髪が持っている描写もなるほど。 本音を喋るのは後ろにある口というのも、その妖怪の特色を個性として活かしていると思えて見ていてにっこりできる部分です。 そして、トラマサはアヤコちゃんがお見合いをするのが気に入らないといった様子ですがどことなく言動からツンデレというか素直じゃないんだろうなぁという気配を感じます。 さらにどう考えても何かしら妨害をするぞ!という宣言をしているような…。 とてもこの作者様…できる!わかってらっしゃる!と、絶妙だと思ったのが大正時代×妖怪というのが近代のように科学信仰等で妖怪の存在が信じられなくなった頃でなく。 まだ、妖怪と人間の距離が比較的近かったであろう時代である事。 その点でアヤコちゃんが妖怪と暮らしているという設定もこの時代ならありえると自然に納得がいきましたし、洋装が取り入れられてもまだまだ和装が現役な大正時代特有の空気が日本妖怪が溶け込むにも良い頃合いに思えます。 まだ本題も始まっていない序盤の時点にも関わらず、どんなに強くこの世界に行ってみたいと思ったものか…という程魅力的に思えました。 お見合いとなれば当然緊張もするでしょうし、アヤコちゃんがフタクチさんについてきて欲しいと言うのも自然な考えと思いましたが、妖怪であるフタクチさんが出て行けば相手を驚かせてしまうかもしれない。 ここに、妖怪の存在はある世界でもやはり一般的にはそういった考えなのだろう事。 それでもアヤコちゃんにとっては家族同然であるのだから、自然とその前提が抜けているという彼女にとっての日常や価値感が見える場面ですね。 いざ、お見合いの場所である応接室へ向かうも誰もいない? と思いきや、突然現れた人懐っこそうな顔の軍人さんが! しかし、この自称白百合さん…明らかに怪しいというか「トラマサに頼まれた」と言ってる時点で偽物では…? という事で建て前としてはお見合い相手である白百合さんをよく知りたいだけという名目での質問タイムへ。 質問回数は3つまで、それで怪しい部分を見抜けなかったら結婚相手にこの自称白百合さんを選ぶという条件付きはなかなか難題かもしれない。 選択できる質問項目自体は3つなので、全部を1回ずつ聞いていく手もあるでしょうがある程度狙いを決めてから何を聞くべきか考えるのが恐らく正道でしょう。 という事で「今日はどちらから?」を選択。 ずいぶん遠くから来たという事で汽車を利用したのかを問えば自称白百合さんは「キシャ」という表記での返答を。 字を知らない…というか音しか情報がない時特有の反応だな?と思ったのでアヤコちゃんがもっと質問を掘り下げられると言っているのもあり再度質問。 乗り心地を聞いているのに感想が的外れという辺り、やはり汽車を知らないというのは正しそう。 後の1回は名前は先程こちらが教えてしまったような物なので「好きなものは?」を選択。 顔の時点でなんとな~く正体の目星はついていましたがここで核心しましたね。 さらに情報を引き出す会話タイムへ。 汽車に乗ってどこへ行きたいというべきか?選択肢とこれまでの会話から「海の向こうの国へ」かな?と思えば正解。 油揚げの話題で尻尾が出ちゃうのも、素直というか可愛いなぁと和みつつ。 最後の選択肢は、名前について覚えて無さそうだったのでわざと間違えるのが正解だろうと全問正解。 やはり正体は化け狐でしたか! そしてお見合いの邪魔をしてこいと言ったのもやはりトラマサという最初に自白していた通り。 次は一緒に油揚げを食べる約束をして帰宅してもらうほのぼの展開へ。 エンド回収の為に別選択肢を試した際も、ちゃんと各選択肢で得られる情報があるのであの時見てない内容を知る事も兼ねて遊べるのはいいですね。 そして自分から探しに行かないと駄目だと理解し部屋を出た所で2人目の自称白百合さんが登場。 正直、ここの一枚絵だけでドキッとしてしまったというか…この人でいいんじゃ…と内心思いつつ必死にそれではゲームにならないと心の中で首を横に振り。 白百合さんを名乗っているのは共通でも、少しずつ姿やポーズが違うのでそこの個性を見るのもなかなか楽しめるポイントですね。 (私の事‟も”お疑いのようですね という言い方の時点で「ブルータス、お前もか…」とツッコミは入れつつ) とりあえず質問項目は共通なので、安牌なのは「今日はどちらから?」or「好きなものは?」でまず何と返答するかでの様子見でしょう。 今回は好きなものについてから質問をする方向で。 「私は人間の、特に糸織姫のように可愛い娘さんの生き血が好きなのです」 っていきなり人外COしてきたーーー!? さすがにこれは冗談だったようで、本当に好きなのは困った顔を見る事という意地悪な物でした。 初対面の時もわざと驚かせようとしてきたのだからこれ自体は本音なんでしょうねぇ。 人を困らせる事以外に何かないかを聞けば、編み物が得意というなかなか素敵な趣味が判明。 ・糸の扱いには自信がある ・何やらおすすめの素材がありそれで着物を仕立ててみたい ・アヤコが良いというなら是非試してみたい ここで一旦話をストップしたのでそれが何かはわかりませんでしたが、糸や着物に対して特に饒舌になるという重要情報はゲット。 恐らくですが、この試してみたい素材は特徴から察するに『女性の髪の毛』ではないでしょうか? アヤコちゃんの髪に対する表現、髪の毛は丈夫なので縄を編む際にも使われる事があると聞いた事があったので『糸状の物』で素材というなら文句は無さそうですし。 警戒されてしまったという事で別の質問をする事になり次は「今日はどちらから?」を選択。 今度の自称白百合さんは「町にある小さな駅から汽車に乗ってきた」というしっかりとした受け答えですね。 言葉遣いもどことなく知的というか気品のある印象です。 気になったのは、妖怪たちの事を話しても…と「父以外の身内です」と濁したアヤコちゃんに対し笑った事でしょうか。 こう、まるでこちらの事情を知っているような…? 再び上手く話をして情報を引き出すターンへ。 こちらの年齢なんて、多分本物白百合さんなら知っているような気がしますが…意味がありそうなのは、うそをつく方? 「今年で200歳になりました」 いやいや、それは誰がどう聞いてもうそって丸わかりでしょ~?と思いきや、自称白百合さんの反応はまだまだ幼いという意外な物。 しかも、嘘撤回後も含め反応は本気の物っぽそうでありそうなれば明らかに人間ではない。 次の選択肢は身内と仲良くして欲しいという事で誰の名前を出すべきか? トラマサが邪魔するように頼んでいるならこちらを選んだ方がボロが出ると予想した結果、やはり『ひと』としか言ってないのに『猫』だと知っている! ラストは饒舌になる着物が正解だろうと選べば… 「ふふふ、今から腕がなります(後ろに見えている蜘蛛の足…というか、腕?)」 腕!腕がなってるのは良いけど見えてるよーーー!? というか、糸に関するという点から推理すれば確かに蜘蛛の妖怪か…とここまで何の妖怪かがわからなかったのですっきりもしました。 証拠も充分!質問も正解!そしていざ、正体が明かされる場面に…! 結構人の姿だったーーーーーー!? そして、蜘蛛の妖怪と言っても色々…と思いましたが絡新婦ときましたか! 洋装がなかなかお似合いですし、ポケットに入っているハンカチも蜘蛛の巣模様なのが細かい。 後、さらっと足がアヤコちゃんをホールドしてるけどおさわりは駄目ですよ!? 今度は何に釣られてきたのかと思えば、人間との結婚に興味があるという意外な返答。 きっとこの絡新婦さんは彼の言う通り、アヤコちゃんが望むのなら理想的な伴侶として振る舞ってくれるのでしょう。 それだけの知性はあると思いますし人間との結婚に興味がある以上、少なくとも危険な妖怪でもないはず。 彼なりに、言葉を選んだプロポーズではありましたがそれに対するアヤコちゃんのお断りの言葉も実に芯が通っているというべきか。 確かに種族の違いから過ごす時の価値は違うのでしょうし、人間にとっての100年は実質の一生。 だから『私』が良いと言ってくださる方がいいと思うのは当然の返しでしょう。 この辺り、妖怪と人間という種族の違いから出る価値観の相違をさりげなく入れてくるのが好きです。 互いに好意があれば共に歩めるかもしれないけど、そこには決定的な違いもまたあるというのか…。 絡新婦さんにとっては今まで生きた中のたった四分の一でしかない、しかも彼の口ぶりから100年の先も…もっとさらに長生きできるのだろう事も含め。 お断りもしたし次に…と思えば糸? いつの間にか、アヤコちゃんの右腕に蜘蛛の糸が絡まっているようで…。 しかも人間の力では絶対に切れないという、なかなか厄介な事をしてくれたな!? 誰か妖怪髪切り呼んできてーー!多分この家にならいるよねーーーー!? と、リアルに助けを求めていればフタクチさんの登場。 どうやらこの二人、以前から面識があるようですね。 絡新婦さんが実は都会の方で舞台役者をしているというのもなかなか意外ではありましたが、それなら理想的な伴侶として振る舞う…演技ができるのも納得です。 個人的にはその舞台、とても観に行きたいです…。 そして、本物白百合さんはどうやら駅には到着したものの地図を奪われ道に迷っているようで…なかなか厄介な事をしてくれたな?(本日2回目) もうこれはますますアヤコちゃんから探しに行かないとどうしようもない状況ですね。 玄関まできたものの、1人で外へ出ては叱られてしまうと考えているアヤコちゃん。 やはり年頃の娘が1人で出歩くのは危険もあるでしょうし、アヤコちゃんの場合はお嬢様と呼ばれている事から本来なら護衛なりが必要な立場なのでしょうか。 (なにか、後ろに気配が……) っていつの間にか後ろにまた白百合(?)さんがいるーーー!? どうやら今度の自称白百合さんは無口な様子。 でも、寡黙はボロも出しにくいというのは情報戦においての定石でもあり…これが性格なのか作品なのかも着目すべきでしょうか。 そしてこれから質問をしてもいいかを聞いてみれば3つまでという条件で答えてくれる事に。 お前ら!裏でこうなる事を予想してあらかじめ質問されそうになったら3つ縛りをするって口裏を合わせてるだろう!? という作戦会議の図が何となく見え隠れしてきたような。 とりあえず、定石には定石で返しましょう。 絡新婦さんの発言から、本物白百合さんは駅にいたので汽車を利用しているのは確定情報と見ていいでしょう。 なので確認を含め「今日はどちらから?」と聞けば「町の兵営で暮らしていますのでそこから汽車で参りました」とかなりしっかりした返答が。 確かに軍人なのだからそれは自然ですし、今までで一番それらしいですね。 気になったのは、町は新しい物が多く少し苦手という発言。 新しい物が苦手な妖怪?まだこれだけでは絞れないけど重要そうではありますね…。 そして休日の事を聞けば、日の当たる縁側でのんびりするのが好きというほのぼのした返しが。 これも何の妖怪か絞るには決め手にはなりませんが、和む部分ではありますね。 さらに、他に何をしているかと聞けば「磨いています」? 軍人なので有事に備えて腕をではなく、刀の手入れでもなく、かが……? 鏡か!鏡の妖怪…となると雲外鏡?鏡爺?ぱっと出てくるのはこの辺りか。 新しい物が好きではない、となれば古い鏡の妖怪…となると前者っぽいかな?と予想をしつつ。 「好きなものは?」と聞けば「人間です」と首を傾げる返しが。 意味を問えば、人間という存在が好きというこれまた意外な内容です。 でも、いつの世も人間という生き物は愛らしいと思っているというのは古い鏡の妖怪ならば確かに思いそうな事ではありますね。 という事で問題の情報を引き出すターンですが、初見は全ての選択肢を外しました。 でも、部屋を用意しますと何パターンか提案してもアヤコさんのそばが良いですなんて言われたら正直『あっ、好き…』みたいにこちらが思ってしまったり。 買い物に行くなら髪飾りを、といえばかんざしも似合うと思いますよと返され。 さらに、それではあなたを退屈させてしまうと気にしても見る楽しみがあると懐の広い言葉を言ってくれる。 …もう、これ好きになってもいいよね。 そして、最後の選択肢も間違えはしましたが…選択肢を選んでからよく見たらこの人ほくろの位置が逆だ!間違えた!! 違和感はあったのに、何で選ぶ前に気づかなかったと悔しがる結果に…。 3連不正解という事で、絶対この人って鏡の妖怪なんだよなぁ…とは思えど結婚する流れへ。 とはいえ、本物の白百合さんでないという事を除けば常に誠実でとても真面目な良い旦那様だったという展開に? アヤコちゃんも何だかんだ幸せそうで、良き夫婦として過ごせたのならこれはハッピーエンドでは…?と結末3を回収。 とはいえ、本物の白百合さんが待ってるんだからまだやるぞ!とやり直しへ。 今度は先程もっと掘り下げる余地のあった人間に関する選択肢から情報収集へ。 好きな人間と嫌いな人間についての話をした上で、アヤコちゃんが物を大切に扱うとわかれば自分の事も大切にしていただけそうという反応をされ。 自分が物みたいな言い方である辺り、やはり本体は鏡…鏡の妖怪…。 再び情報を引き出すターンへ入り、今度は正解がわかっているので問題なく正解。 しかし、夫婦の寝室という概念はありますが部屋の希望を聞いていきなり同じ部屋で構いませんと言われるのはちょっとドキッとしますね…。 その後の、場所は取りません。部屋の隅にでもという部分でやっぱ鏡じゃん!多分鏡台タイプの!! と思わずツッコミは入れましたが。 そして、部屋を用意しないので当人の希望通り部屋の隅にでも居ていただきますと言えば机の上か椅子の上が良いと希望され。 床の上は嫌という辺り大きな鏡台でなく、卓上で使う鏡か?と首を傾げ。 (もし、壁掛けタイプの鏡なら場所は問わないし部屋を用意しないから廊下に…とか言うのかなと思った私はきっと外道ですね) 髪飾りが駄目だったのでブーツが欲しいと言えば、今まさに自分が履いているのに名前を知らない? 現代では当たり前な為気づきませんでしたが、確かに和装における履物は下駄や草履。 ブーツは洋物と考えれば、新しい物なので知らなくても不思議はないと選択肢の意味に納得をしました。 そして、今度はわかってるんだぞ…とばかりに口もとをよく見た上でほくろの位置が逆なのを指摘成功。 鏡だから左右が反転しているんだ!と、鏡の妖怪という点とも結びつくのに…とやはり正解はしても悔しい物は悔しかったです。 全問正解したという事で、肝心の正体は…まさかの付喪神!? 鏡という部分しか合ってなかった…とは思いましたが、確かに古い鏡の妖怪なら古道具が付喪神になるなんて日本においては常識のはずだったのに…これが、先入観か。 と、また謎の敗北感はありましたが全てに筋は通りました。 やはりというか、彼もまたトラマサに邪魔をするよう頼まれたようですね。 今思えば、なかなか顔が広いですね…トラマサって。 ここに来た妖怪はみんな、違った理由でやってきましたが付喪神さんの理由やその背景が一番好きですね。 元々は小さな神社に祀られていた鏡が付喪神になるまでの年月を大切にされてきて。 それでも、やがて時代の流れとして村の人々は町へと出て行き神社は荒れていった上に山の開発に伴い取り壊されてしまった。 確かに住みやすさが重要としても人間の都合、身勝手さという点で付喪神さんにはそこへ怒りを感じる権利があると思いました。 それでも、自分を付喪神として生み出してくれたのもまた人間であると大切にされた事も理解している。 ただ、それにあるのは自分の居場所と誰かに大切にされたいという純粋な思いだけ。 …これは、あまりに清い。 アヤコちゃんが提案する前からもう、この家なら妖怪が当たり前に住んでいるし一人位増えても大丈夫だよね?ここに住もうよ!? と、勝手に提案する程度には感情移入していました。 そして、私が言わずとも…夫という形でなくともそういう事なら家に迎えるつもりだったアヤコちゃんが本当に優しい子だなと思うばかりです。 本物白百合さんはやはり道に迷っていたようで、遠回りの道を教えられはしたようですが時間はかかれど到着はできそうなだけまだ妨害の中でもマシなのかな…? どのみち、アヤコちゃんが迎えに行った方が早いというのに変わりはないようですが。 後々考えてみると、ここで1つ気になる点が浮上したのですが…それは後程に。 玄関を出たところで突然アヤコちゃんを呼ぶ声が。 1人で外へ出たら危ないだろうと止める白百合さんの姿をした恐らく偽物の登場。 それにしても、呼び捨てというのは今までで一番距離感が近いというのは気になりますね。 どうも、お見合いには乗り気ではないようで早々に終わらせたい様子。 アヤコちゃんとしてはお見合いを用意してくれた父を困らせたくないと言えば、仕方なくという態度ながら質問はさせてくれる流れへ。 もはや定番となった「今日はどちらから?」と聞けば町の方からとだけ言われ。 具体的にどこの町か聞こうにも、名前を言ってもそこがどこかわかるのか?と言われる始末。 確かに知らない土地の場合はわからない事もありますけど…。 そしてアヤコちゃんが世間知らずに見えるのかを問えば、ほとんど家にいるという事を何故か知っているようで。 良いところのお嬢さんなんてそんなもんだろうと言われれば、確かに箱入り娘という言葉もあるし一般論として否定はできない…。 でも、その後の言葉も含め正直怪しい部分ではあります。 逆に、世間について何を知っているか質問をすれば「都会かぶれの蜘蛛ならまだしも」という発言が…。 何で君、絡新婦さんの事知ってるの?あの人の事だよね? そして犬が苦手というのが重要らしく…犬猿の仲、猿の妖怪? こちらもレビュラー化した質問「好きなものは?」で好きな食べ物が魚と判明。 だったらお魚料理を練習しないと、とアヤコちゃんが言えばなかなか辛辣な返しが… 「好きでもない奴のために作る必要なんてないだろ?」 「だいたい、好きでもない奴と 一生添い遂げるなんて 下らないんだよ」 お見合いはまず、好き嫌いの前に互いを知る為の場ではないのかな? 強いて言えば、お見合い写真を見た時に顔が好みかどうか程度はあったとしても。 何にしても、これもまた情報という事で質問は使い切りました。 犬が苦手から猿の妖怪?と先程は予想をしましたがこれは違いますね。 魚が好きなのは猫。そして、アヤコちゃんがお見合いをする事に対しやけに否定的であり外に出た際にはすぐに止めに行った。 (絶対にしっぽを掴んでやるんだから) 2本あるしっぽをな!! という事で、これは間違いなくトラマサでしょう。 言い返すか肯定するか、ここはそれまでの選択肢によってはヒントがあったようですが勘で反論しました。 すると不細工と言われてもこの格好は借り物だから平気という旨の返しが…。 やっぱ、化けてるじゃん! そして真面目に話しを聞いてないモードになるのなら仕返しとして犬の真似をしてやりましょう。 驚かすのに成功すれば、しっぽが出た!しかもちゃんと2本ある!! 最後に家の中に戻らないと口論になれば冒頭と同じく最終的には、アヤコのばぁーか!と完全にトラマサの反応そのもの。 全問正解すれば、トラマサもようやく自白モードへ。 しかし、ちょっと意外だったというべきか…。 「親父さんがいくら止めても俺たちと仲良くしてきたくらいだもんな」 当たり前のように家に妖怪が住んでいたので、てっきり仲良くある事が当然として育てられたのかと思えば父親としては否定的だった? でも、それならそれで何故家に妖怪が住んでいるのかは…謎となりますが。 しかも結構大所帯だったような…? ついに判明する、いつもは助けてくれるトラマサが何故今回は意地悪だったか。 情報引き出しのターンでも、言い方がきついのは認めても意地悪は言ってないと当人も言ってはいました。 家に戻って欲しいのも、お見合いの邪魔をしたいのはあれど一番はアヤコちゃんが外で危険な目に遭うのを回避したいからでしょうし。 だから、心配だったと聞けば全ては腑に落ちました。 彼女の人とは少し違っているという部分。 それは妖怪と当たり前に接しているような部分の事かもしれませんし、他の事かもしれない。 ただ、この作品でプレイヤーが見てきた以上の時間を…それこそアヤコちゃんの幼少期からを知るトラマサならそういった部分も知っていて当然でしょう。 大切だからこそ、今まで助けてきたように余計な事で悲しんで欲しくなかった。 意地悪に見える行為も、全てはトラマサなりに彼女を守ろうとした結果だと。 少しだけ怒ってはいるけれどと言うアヤコちゃんに、そこは怒ってないって言えよと返すトラマサのやり取り。 そこでアヤコちゃんの言う 「あなたに嘘はつかないの」 これは、最大級の信頼だなという点で二人の仲や絆がうかがえる部分と思います。 嘘が要らない関係が成立するのはそういう事でしょうからね。 トラマサの心配する通り、傷つく可能性も承知でそれでも互いを知ろうとする事で何かを得ようとする冒険がしたい。 これが言えるアヤコちゃんなら、きっと相手もその人の良さを理解してくれると自然と信じられました。 そして今度の、本物白百合さんは今頃どうなっている?のお時間。 どうやら野良猫たちに進路を妨害するようにトラマサが頼んだようでまたトラブルに巻き込まれているようですね。 厄日というか、多分これ何も知らない白百合さんからすればどうしてこうなった!?の連続すぎるんだろうなぁ…。 そこにアヤコちゃんを呼ぶ第三者の声が。 フタクチさんの時もそうでしたが、この家に住む妖怪達は自分がアヤコちゃんと仲良くしているのが人間に知れるのはまずいと考えているのだなと。 妖怪そのものは存在している世界でも、やはり完全な共存には至れない問題はあるのか…と気を遣う場面を見る度に少し寂しい気持ちもあります。 どうやら声を発していたのはお手伝いさんのようで、そこの通りで若い軍人さんを見たという情報が。 地図を盗まれたり遠回りの道を教えられたり野良猫に妨害されたり結構色々あったけど、案外近くまで来ていたのか!? お手伝いさんに連れてきてもらうように頼むも、アヤコちゃんも一緒に探しに行く事へ。 とはいえ、あまり家から離れる訳にもいかず一度途中で戻ろうとすれば…こいつ、お手伝いじゃない? 頭を覆っていた布を取れば二本の角。 鬼か!それもどんな味がとか言ってるって事は食べるつもりか!? しかし、私を食べる気なの?と質問すればいいえと答え。 逆に食べないのね?と質問すればやはりいいえと答える。 他の質問にも全て本来とは逆の答えを返す…って事はこいつただの鬼じゃない、天邪鬼だ!! そこまでわかったのは良かったのですが、この後の選択肢を間違えゲームオーバーを踏み抜きました。 アヤコちゃんごめんよ…失踪させてごめんよ…と悔いながらリトライ。 とにかく、逆の事を言えばいいとわかれば対処はできる(※1回死んでる) 何とかここから逃げる為に選択しなければと残りの正解を引き当てる事には成功。 しかし、それでも抜け道を見つけてくる天邪鬼相手にもう駄目か…と思えば ほ、本物の白百合さん…!? 間に合ったの?助けてくれた…!? アヤコちゃんはそれをトラマサが化けている姿と勘違いしているようで、彼の心配通り危険な目に遭った事を謝り始めてしまいましたが…。 それにツッコミを入れず、まずは涙する事で目が腫れる事を心配する白百合さん。 引き続きアヤコちゃんはトラマサと勘違いをしているところで猫の鳴き声と共にトラマサ(猫の姿)の登場。 ここでようやく、目の前にいるのが本物の白百合さんとアヤコちゃん視点でも判明…と思いきや 「……本当に?」 小声でトラマサにツッコミを入れられるも、まぁあれだけ偽物を送り込まれた後なら仕方ない。 というかトラマサ、お前が始めた偽物語なんだぞ。 これまでと同じように、質問をする事で正体を見抜こうとするアヤコちゃんに対し気の済むまでどうぞと返す白百合さん。 そして、自分にもアヤコちゃんの事を教えてくださいとようやく本来あるべきお見合いの流れへ…。 「それは構いませんが、きっと 退屈してしまいますよ?」 「ええ、それでも構いません」 「退屈してしまうほど たくさん たくさん、お話をしましょう」 これを言える白百合さんなら、相手を理解するという事の重要性をわかっている白百合さんならアヤコちゃんを任せられる…。 ふたりがこれからどうなるか、それはまだ誰にもわからない未来のお話。 エンド名も、結末6「アヤコのお見合い」という事でようやく本来の目的でありスタート地点に到達できたのだなと一安心しました。 スタッフロールを見るに、家にいる妖怪のみんなと白百合さんは顔合わせをしたようで。 その後、タイトル画面に戻った際にみんなが仲良くしている場面へとイラストが変化している様子から上手くいったのだろうなというのがうかがえました。 アヤコちゃんにとっては大事な友達なのだから、そこに理解のある人で本当に良かったです。 ◇未回収のエンド回収へ 付喪神さんの際に、駄目な場合は結婚するのが確定とはわかりましたが埋まってないスチルはその際の物かな?と回収へ。 ・化け狐 汽車に乗って…の選択肢をミスした場合、故郷に来て欲しいという流れへ。 山の仲間たちという言葉で(うん、そうだよね。正体はわかってるんだけど…)という気持ちはありましたが、僕の可愛いお嫁さんですからね!という言葉でその辺はどうでもよくなりました。 元々は油揚げに釣られて邪魔をしに来たとはいえ、純粋な好意というか…この気持ちそのものに嘘はないと思ったからでしょう。 結婚をすれば新婚旅行の話題にあった通り、汽車に乗ってアイスクリームを食べる姿が! やはり誰が化けているか?によるのでしょうがこの組み合わせだと幼い夫婦って感じがしますね。 「僕もアヤコさんとのおしゃべりは楽しいです」 「アヤコさんが良ければもっとおしゃべりしましょう!」 これも本音だったのだなぁというのか、彼自身おしゃべり上手でどんな時もアヤコちゃんを退屈させず優しい人であった。 その結果、アヤコちゃんも心を開いて幸せに暮らせたのならこれはハッピーエンドでいいよね!と結末1を回収。 ・絡新婦 そういえば家族についてという選択肢を掘り下げてないと気づいて、この感想をまとめつつ回収へ。 蜘蛛は確かに子沢山な方と思えば、生まれた時には100人以上はいたというのも間違いではないのかもしれませんね。 確か絡新婦さんは400歳だったはずでしたが、今はもう自分しか残っていないとなると案外長生きするとなればハードルは高いのか…。 時代的には戦国時代真っ只中とすると、今より妖怪としては生きやすそうな気もしますが平安の時点で土蜘蛛退治をする武将がいたのだから逆にその時代までそういう事をする人がいても不思議じゃない…なら生存率も下がるのかな?とも。 結果的に長生きはできても(種族として寿命が長いとしても)たくさんいたはずの兄弟を失って唯一の生き残りである絡新婦としてその過去はどう考えているのか。 人間との間では子を持つ事はできないでしょうし、せめて同じ蜘蛛系の妖怪相手であれば子孫は増やせるかもしれないのに自分の好奇心を優先して100年を欲しがる辺りは酔狂な趣味なのか。 現在は都会で舞台役者をしており、格好も洋装(スーツ)という辺り新しい物が好きなのかな?とその人物や背景に思考を巡らせてみると実に興味深いと思えました。 こうして言語化してみると、結婚する流れになった際も 「病める時も健やかなる時も」という誓いの言葉はキリスト教式における誓いの言葉であり、明治時代にようやく日本でキリスト教が解禁されたと考えれば当時では比較的新しい風習だったのでしょう。 やっぱり絡新婦さん、新しい物が好きかそもそもあまり抵抗はないのでしょうね。 いざ結婚後も、絡新婦さんは当初戸惑ってばかりのアヤコちゃんに辛抱強く歩調を合わせゆっくり距離を縮めていき。 喧嘩をする事があってもその度に話し合い、仲直りをして約束通りに寄り添い幸せに暮らしていった。 その気になれば正体を明かした時のように、理想的な伴侶として振る舞う事ができたであろう彼が距離を縮めた結果喧嘩をする事もあった。 これが、演技でなく本当の夫婦としてあろうとした故の出来事だったと思うと何とも微笑ましい物があります。 100年の先に残された彼が何を思うのか、それだけが少々気になるところではありますが。結末2は回収。 ・トラマサ ある意味これが妖怪と結ばれる中で一番のハッピーエンドでは?と思わなくもない内容ですね。 3つの重要な質問に失敗した際の反応も、何だかんだアヤコちゃんが好きだというのが透けて見えているからか。 肯定すれば、お前は可愛いぞと言い。 表現というか、例えとして出される物は独特の感性とされていますがどれも彼にとっては好きな物なのでしょう。 大福、毛布、てまり、たんぽぽの綿毛。猫がじゃれつきたくなる丸い物や温かみのあるふわふわした物。 人間の感覚で言う可愛い、とは少し違うのかもしれないけれど愛おしいと思う物と言えば該当するのかなと。 やり取りとして好きなのは何の真似をするか?で猫を選んだ時もですね。 本物の猫相手に、猫の真似は通じないどころか沸騰したやかんの真似扱い。 これは相手がトラマサなら当然だなぁという部分で。 そして、中に戻る事を選べば本音が零れたというのか。 家の中ならどうにかなるけど、外には何がいるかわからない。 家ならば、アヤコちゃんを守ってくれる仲間がいますし実際外に出た結果最悪失踪エンドを迎える事を思えばその心配は尤もです。 結果として見抜けなかった場合は、何だかんだ言いつつも結婚してくれるというのがニヤニヤするというか。 昔からアヤコちゃんの泣き顔が苦手だから、悲しませたくないから妨害の為に化けた手前とはいえ自分が結婚をする。 何だかんだ大事なんだなぁと。 結婚後も、不器用ながらどんな時もアヤコちゃんの味方であり、そばで見守ってくれる。 家族として穏やかで幸せな一生を過ごせたならもう文句はありません。 ただの幼馴染エンドだ!と、最後に結末4を回収。 ◇感想まとめ 元から予想はしていたのですが、絡新婦さんへの質問で新情報が入った事で核心を持てました。 アヤコちゃんは自分について語る際 物心ついた時から(妖怪の)友達が沢山いて、世話を焼いてくれる人もいた。 人間は1人もいないけれど。 という旨の事を述べていたように、やはり彼女が生まれる前からこの家には妖怪が住んでいたのでしょう。 だったら何故、父親は同じ家にいるにも関わらず妖怪と仲良くする事に反対したのか。 これは親とて娘の幸せを思うなら、できるだけ普通の家庭の子供と同じようになって欲しかったのかなと。 アヤコちゃんの発言から、妖怪が存在する世界であっても存在を信じてくれる人は珍しく、一般的に妖怪の存在が人を怖がらせてしまう事は読み取れます。 だから他の人間のように妖怪とは一定の距離を置いて育って欲しかった。 後は妖怪の友達でなく人間の友達ができれば…等もあったかもしれません。 人間が他とは違う、異端を嫌いのはどうしても起こりうる事ですから。 それでも家に住む妖怪を大事な友達であると自身の考えを通したアヤコちゃんは、間違いなくしっかりとした芯を持った素敵な女性だと思います。 そして、何故そんな彼女に突然お見合いの話が入ったのか? それもまた、父親としてそんな彼女を受け入れてくれるであろう人を探したのではないかなと思います。 付喪神さんの時に一旦触れるのを後回しにしましたが、彼の姿がまだ比較的人間寄りとはいえ誰かの姿を借りなければ本来はあの姿のままでしょう。 という事は、遠回りの道を教えた際には妖怪のまま白百合さんの前に姿を見せた可能性もあり…それに対し彼は道を素直に聞く程度には耐性はあったはず。 それに、天邪鬼からアヤコちゃんを助けた際もいくら女性の危機で腕におぼえがあるとしても角のある人外を相手に怯む事なく立ち向かっていった事。 普通の人なら、まずは恐怖が先行して助けられない事も充分想定できます。 もしかしなくても、白百合さんは妖怪という存在に理解がある人だったのではないか? それならば、アヤコちゃんにとっての友達を否定される事もなく彼女も傷つく心配はない。 その上で作中にあったように理解する事の重要性をわかっている人であれば安心してお見合いの相手に選ばれるでしょう。 つまり、父親としては最初から娘を確実に幸せにしてくれると思えたからこそだったのだなぁと。 表現として好きなのは、ノーマルエンドである偽物との結婚が全て「アヤコの結婚」というエンド名で統一されているのに対しトゥルーエンドはゲームタイトルでもあり本来の目的である「アヤコのお見合い」である事。 結果だけで見れば結婚もお見合いもどちらも幸せである事は共通と思いますが、ゲームタイトルも絡めて本来の目的でない結婚が統一ノーマルエンド名というのにこだわりを感じました。 元々は妨害目的に送り込んだ偽物も、お見合いという性質上本物の白百合さんとの結婚は阻止できても代わりに偽物が結婚をする可能性はありました。 となれば、あれだけアヤコちゃんを大事に思うトラマサが邪魔をする為とはいえ悪い妖怪を向かわせるはずもなく。 結婚エンドがどの結末でも幸せな物になったのは、ちゃんとそういった相手を選んだのだろうなと思える部分ですね。 特に、絡新婦さんは明確に人間との結婚が目的であり付喪神さんには結婚すれば大事にしてもらえると言ってる辺りから完全にわかった上でしょう。 だから失踪さえしなければ、そこにあるのは相手を思う優しい世界でしかなかった。 父親の気持ちも、トラマサの気持ちも、全てはアヤコちゃんを思う結果だったのだと思えばそれは当然の結末だったのだなと。 @ネタバレ終了 ゲームオーバーを除けば、実質マルチハッピーエンドゲームでは? というのがここまで書き終えての感想となりました。 世界観の素晴らしさもですが、相手の正体を質問で確かめていくというゲーム性の面白さ。 とても正直な事を言わせていただけば、この短編だけで終わるのが惜しすぎる程に素敵な作品です。 次回作…もしくは、同じ世界の別視点での物語とか。 またアヤコちゃんや他のみんなの後日談なり過去話なりを知れる機会があれば、と祈らせていただきます。 素敵な作品をありがとうございました。
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道徳ビデオ衝撃的なゲーム紹介と絵柄の可愛さが気になってプレイさせて頂きました。 @ネタバレ開始 いじめを無くすためのビデオ制作だったはずが…。例え演技だとしても他人を傷つける言動自体が人の心を蝕んでしまう事、他人から見れば「たった二ヵ月の」「過去のこと」と思われてしまうことでも一生消えない傷になってしまう事、本作を通していじめの恐ろしさを痛感しました。記憶喪失になるまでじゃないとトラウマから救われなかったミナミくんに切なくなりながらもGOODENDでは登場人物たちみんながそれぞれ前を向くことができて良かったです…! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!