ティラノゲームフェス2020参加作品
10034 のレビュー-
ヤドカリ前々から気になっていたタイトルだったので、プレイさせて頂きました。 コミカルな学園パートと「ヤドカリ」に迫るシリアス、オカルトパートがあり、程よい長さで最後まで一気に読む事ができました。 本作のメインヒロインかな?と思いながら読み進めておりました、羽鳥美優さん。 才色兼備だけど人を寄せ付けないような変わった口調に大食い。…大食い!そしてそれも半端じゃない! ラインナップを見るとお腹がすいてきますが、徐々に胸やけが…!読むだけでお腹いっぱいな気分になる程の大食いさんです。 そういった様子は各お店の店主の反応から伺い知れますが、面白いやり取りでした。 そして主人公綾斗くんのことは終始「わたしのもの」、「親友」と言い張り常に一緒にいるという。 ラブコメだ、やったー!と思ったのも束の間。平穏な日常の中に奇怪な事件が… と思ったら、昔からの幼馴染・真咲えみちゃん登場。 これはもしや…と思いながら学校での3人のあれやこれを楽しませて頂きました。 そんな(?)綾斗君の男友達・伊澤侑一君。本棚にびっしりとオカルト関連の書籍が埋まるほどのオカルト好きで、彼が書いたブログにて本作タイトルにある「ヤドカリ」について詳細な事が書かれていました。 @ネタバレ開始 その中の「ヤドカリ」の名前の由来や一般に知られるヤドカリとは違う、「ヤドカリ」の生態について自分自身、大いに惹かれました。ネーミングセンスとその設定に釘付けです…! @ネタバレ終了 学園色の強いパートとオカルティックな部分がどう繋がるのか、目が離せなくなり一気に読み進めました。 終盤の展開は意表をつかれることの連続で、伏線も見事に回収されていて読後感もとても良かったです。 @ネタバレ開始 ヤドカリの正体、ブログの話が出てから羽鳥さんを何となく疑いながら読んでいました。 結果的にヤドカリ(宿借り/宿狩り?)ではありましたが、彼女は本物の伊澤君や綾斗君を襲ったヤドカリの考え方には同調せず、彼らに敵対し人との共存を望む変わり者で友人想いの心優しいヤドカリでした。 そして綾斗君をずっと「親友」と思い、守っていた彼女にすっかり惚れこんでしまいました…!イケメン女子…!素敵!! 悪い(と言い切って良いものか…)ヤドカリじゃなくて良かったー!とホッとしました。 @ネタバレ終了 ラブコメとオカルトが良い塩梅で組み合わさった、お話でした! 素敵な作品をありがとうございました! 本作の番外編にあたる『ヤドカリ 1.5』も期待です!
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因果律 The First Contact VoiceVerプレイさせていただきました! 謎解きが難しかった…けど面白かったです。解けた時の爽快感と言ったらない!笑 live2dで動くキャラたちに感動…!本当に生きてるみたいですごいと思いました。クオリティが高い…!! 声優さんがみんないい声&演技がお上手で本当にびっくりでした…!キャスティングが最強です。 やっぱり翔月さんが好きですね〜!!ちょっとチャラくてでもイケメンなところが最高でした。 @ネタバレ開始 澪さん綺麗な声だし綺麗な容姿と思っていたのですが、階段であった辺りから疑ってました!笑綺麗なお姉さんが悪いことしてるの最高ですね!!美人悪女は美味しい…。 @ネタバレ終了 短編ながらにとてもまとまったストーリーで、やりごたえもしっかりあり、いい声も聞ける、良作でした!続編も楽しみにしております♡
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生真面目な後輩ちゃんのゲーム後輩ちゃんが可愛くて、お話もグッとくる内容でとてもステキだったので、アフレコ動画を作って公開させて頂きました☆ そろばん。様、その節はありがとうございました! 会話を進めないでいると後輩ちゃんが瞬きしてくれる所が何ヶ所かあって、瞬き見たさにずっと待ってました(∩´∀`∩)♡みんなにオススメしたくなっちゃうゲームです!!!!
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泣けない兎2数え間違いでなければBADEND10種回収したと思います!! もう心が辛くてトゥルーを見直さないとやりきれないです 白夜くんのために頑張った笛さんの好感度がうなぎのぼりになりました ありがとう、1で頑張ってくれてありがとう!! タイトルや主人公兄弟に反して泣きまくってしまいましたが、 素晴らしいゲームをありがとうございました!
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和泉くんと三姉妹。個人的にくるみちゃんエンドを迎えるのが難しかったですが、なんとか全ルートクリアしておまけ含めたCG回収しました! 和泉くんも三姉妹も魅力的で、4人での日々は見ていてとても楽しかったです! 素敵な作品をありがとうございました!
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タイトル無しとにかくサクサク動いて、プレイしていても凄く楽でした。この部分って大事なんだって思わされました。。。 色々な事(背景、音等)をひいても、存在感はあるって感じで勉強になりました。。。 ありがとございました。。。
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今宵、忘却列車にて。タイトル画面がキラキラ綺麗で、なんとなく希望に満ち溢れた話なのかな、と思っていました。 @ネタバレ開始 列車を降りずに橘くんと話を続けて、それから列車と橘くんとプレイヤーの関係性の真実を知ったときは衝撃を受けました。 それから橘くんとずっと一緒にいられるエンドを探しましたが、どうあがいても二人は離別する運命・・・。切ないけれど、美しいお話でした・・・! プレイさせていただき、ありがとうございました!
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和泉くんと三姉妹。面白かったです!! 起承転結がしっかりとしたお話で、作りがとても丁寧な印象でした。登場人物みんな個性豊かでそれぞれに役割があるのが、キャラクターとして生き生きしていて、プレイが楽しかったです! @ネタバレ開始 自分は健気で応援したくなるキャラにハマりやすいので、しずくちゃんに惚れました。 しずくちゃんルート狙いで始めて、ED1(ノーマルエンド)を観たあとにED3(しずくちゃんエンド)に到達できました…! ED3の和泉くんとしずくちゃんの買い物帰りの休憩中のスチル、キッチンであーんして食べさせてあげるスチル、最後のしずくちゃんの笑顔最高でした… しずくちゃん狙いではありましたが、最初にノーマルエンドを見れて良かったなあと思います!どちらの展開もすごく良かった…!終盤でくるみちゃんを追いかけたときのシーンで、三姉妹に親がいないことを話すくるみちゃんに目頭が熱くなりました。 一方で和泉くんには親がいる対比、そんな彼らがひとつ屋根の下で暮らしているのがすごく胸にグッときます。 そしてアイキャッチのイラストがどれも可愛い!! お話を進めていくうちにくるみちゃんとあまねさんの魅力にも惹かれ、やっぱりやまさきさんの創作キャラ好きだなあと改めて思いました(*^^*) 選択肢で「この選択肢はしずくちゃん?これはあまねさん、これがくるみちゃんかな?」と考えながら進むのが楽しかったです♪ @ネタバレ終了 非常に楽しめました~!!ありがとうございました(*^^*)♪
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怒ると死にます。主人公とみきちゃんの関係性が好きです!幸せになってほしいです ドイツ帰りの医者の人が面白すぎて喋るたびに爆笑してました。腹筋返してください…
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手紙の先にはサックリとプレイ出来て、楽しかったです。カボチャのメモも可愛いです。
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あわせやさん短くいけれども深い味わいのある良い作品でした!音楽がマッチしているのも好きです。主人公ちゃん(?)が可愛いなあと思いました。
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リベリオン・ヒーローズコンプしました!アホなので乙女ゲーと分かってない状態でバタバタ始めてしまったのですが、ストーリー・設定・展開・スチル・演出どれをとっても良い作品でした!!2人に幸あれ……!
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キョウナリmini将棋はふんわりとしか知らなかったのですが、カードバトル形式なので面白かったです! キャラクターも個性たっぷりで(特に神くんがお気に入りです)、会話見ているだけでも楽しかったです。
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レディ・ブルーバレンタインデーにとってもかわいい彼女とデートするお話です。 個性的なヒロインに驚きながらも「いいな……」と骨抜きにされてしまいました。 ピアスがばちばちに開いていてばちくそ好きです。 幸せな日常の1ページ、と少しの違和感。 短いお話でサクッとプレイできる作品だと思います。 実況させて頂きました、もう、俺は、なんて無力な男なんや……。 かわいいのんちゃんとデートできるゲームをありがとうございます!
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タマキハル~序章 艮為山編~『タマキハル』シリーズ最新作~石章 山沢損編~の前に、~零章 プロト~と本作をプレイしましたので、ここで一旦感想を。 大まかな話の流れはプロト版と変わらず、全体的に演出やグラフィック面が強化されてるな、という印象でした。特に登場人物達の立ち絵が動く、動く…!見ていて楽しかったです。 丁寧に描かれた日常の些細な所が「もしやここは…伏線?」と思いながら読み進めていました。 平穏な日常が織りなされる中、後半に近づくにつれ不穏な空気が流れハラハラしながら読み進めました。 プロト版をプレイしてからのプレイなので、日付が進むごとにプロト版で体感したラストシーンが脳裏にちらつきます…… そんな不安感を緩和させてくれたのは主人公・陽介くんを取り巻く多彩な登場人物達とのやり取りと、なんと言っても清楚で可憐な美少女・香月さん! 見た目が可愛いという所だけでなく、周囲に気配りが出来て優しくて……だけど、ちょっと天然っぽいところや、ゲテモノ好きというギャップが魅力的でした! プロト版にはなかった(脳内で補完してました)イベントCGや香月さんのアルバイト先の服装(約束なのでどんな服装かは秘密です!)を見ることが出来て、思わず画面の前でガッツポーズしてました笑 プレイ後はギャラリーでも堪能させて頂きました……! 本当に、ここぞ!という所に見たかったイラストを見ることが出来て良かったです。 そして、プロト版のラストでも驚かされましたが、序章は…… @ネタバレ開始 え!? 香月さん(本作では安否不明ですが…)だけじゃなくて陽介くんも!?と驚きました。 背後から刺されてしまうシーンはホラー要素が強く、ドキッとしました。 そして最後のお父さんの意味深な台詞……これは物語の核心的な何かを知っていますね……この事件はただの通り魔殺人/傷害事件ではなく、深い何かがある……そんな風に思えました。 陽介君のお父さんについて、プロト版では完全にノーマークだったのでこちらにも驚かされました。 冒頭の和歌の意味やタイトル『タマキハル』という言葉が気になったので、調べてみて「あぁ…なるほど」と納得しました。 ラストの背後からの「ソンナニ好キダッタンダネ」と冒頭の和歌は、犯人から陽介くんへの恋焦がれたが故の歪んでしまった想いだったのかな、と。(違ったらごめんなさい!) 犯人は明かされていないので、この人かな?という疑いをもった人物はいるのですが… その人物も詳細な描写がまだなので、違うのかも?と考えが巡ります。 @ネタバレ終了 シリーズもので考察が出来て…というのは次章の公開を待つ間の楽しみになり良いですね! そしてこのまま7時間ボリュームの~石章 山沢損編~へ……! 香月さんも可愛くて本当に天使のようなステキな女性ですが、 椿姫ちゃんが個人的に刺さっているので、次章での掘り下げがとても楽しみです! シリーズ完結まで追っていきたいと思ってますので、 制作応援しています! 最後に『タマキハル~序章 艮為山編~』、面白かったです! ステキな作品を制作・公開して下さりありがとうございました!!
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点鬼簿行路引きこまれるグラフィックと不気味さに惹かれてプレイさせていただきました。 一つ一つの演出も素晴らしく、一瞬で引きこまれてしまいました。 人形の首を集める主人公と、演劇部の小夏先輩の繋がりが見えてくるたびゾクッとさせられます。 @ネタバレ開始 何よりも「点鬼簿行路」という壮絶な演目、同調していく二人の変化がしっかりと伝わってきて鳥肌が立ちました。 猟奇的でありながら、しっかりとした愛情が伝わってくる素晴らしい作品です。@ネタバレ終了 無表情な淵上くんの心理状態が、持っているブラックボードで表現されている遊び心が大好きです。 素晴らしい作品をありがとうございました
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僕らのノベルゲーム作品プレイさせていただきました。前半から青臭さのある青春創作ものとして楽しくプレイ出来たのですが、後半の内容が圧倒的に好みでとても好きな作品になりました。思わず共感してしまうシーンが多かったことが、自分の中で良かった点です。 @ネタバレ開始 後半がとても好きなので、後半中心の感想になることをお許しください。 初めての合作、初めてのリーダー、高校生というまだまだ若い年齢、それぞれの作品にかける微妙なモチベーションの違い、そんな環境で物事がすんなりうまくいくわけもなく……。絶対来るだろうと思われ、そして実際に起きてしまった制作が岩礁へと乗り上げてしまう場面。自分が考えていたよりもずっと丁寧に、正面から描かれていました。制作中止に至ってしまったことは合作ということもあり誰にでも責任はあり、登場人物が口にする言葉はどれも一面の正しさをもったものでした。主人公の言い方が悪いのはもちろんなのですが、高校生であり、一人モチベーションが違うこと(何年も頭にある物語を形にする)をプレイしている私は知っているので責める気にはなれないというバランスもお見事でした。 創作に限らず、なにかをするということは失敗や挫折を含んでいるものです。頑張ったから結果がついてくるわけではないというのも当然のことです。それで傷つきやめてしまいたい気持ち、続けたい気持ちの中で板挟みになって苦しんでしまうというのも、やはりよくあることなのだと思います。 創作を投げ出してしまった主人公の気持ちを救った(火をつけた)のが、鬼瓦君が描いたエレナという自らが生み出したキャラクター、今に至るまで創作をし続けていた自分だったという点が最高でした。主人公がエレナの絵を見て、鳥肌が立ち涙が出たように、プレイしていた私も鳥肌が立ち、泣きかけました。私のこの作品での最大瞬間風速はこの場面でした。この後の創作ノートを夜通し修復する流れも含めてめちゃくちゃ良かったです。主人公と似た気持ちになれたというのが圧倒的に強かったです。 終盤の木下と屋上で対峙する場面、そこでも助けてくれるきっかけとなったものが自らが作り出した創作だったしエレナだった。自分を潰すのも創作だったし、助けてくれるのも創作だったというのが、これが創作の物語なんだと一貫して良かったです。 エピローグでさらりと描かれる数年後の話というのも良かったです。タツとの関係は途切れてしまったけれど、高校時代の関係って案外そんなものなところあります。制作云々がなくてもそうなっていた可能性も十分あります。でも、これからまた5人が顔を合わせたらまた何かあるのかもしれない、そんなちょっとした希望をもたせるようないい締め方でした。この言葉を感想で使うのは二度目ですが、やはりこういう部分も「バランスがお見事」でした。 作品を通して少ない絵をどう上手く使うかという部分が考えられているように感じました。上記のエレナの看板イラストや木下に立ち向かう場面はここぞという盛り上がりとして必要でしたし、主人公の頭の中にあったエレナ像が最後にはちゃんと全身が描かれ見えるようになる演出、5人でノベルゲームを作る絵と星空をバックにした絵は今流れている青春の時間と過ぎ去ってしまった時間という2つの意味を持っていること、絵の使い方に思わず唸ってしまいました。それぞれの絵が作品の大切な一部分を構成していました。 細々したところになりますが、作中で指摘された「ノベルゲーム制作中に出てくる絵と文章で同じことを書くとくどい」というような点。この作品ではノートを破るシーンでは言葉でなく音で先に表現されていたり、ビニール袋に入ったノートを見つけたときに文章では出てこないのに表示される美央の立ち絵だったり、作中で言っていることを実践しているからこそ、このノベルゲームを作るというお話に説得力が生まれていたんだと思います。文章があって、絵があって、音があって、それをまとめる演出があってのノベルゲームなんだと! @ネタバレ終了 とても丁寧に作られた、作品のバランスがちょうどいい素敵な作品。ありがとうございました!
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La Vie en Fleur私は男でわけありなんですが、なんだかイラストをみて雰囲気を感じ、すぐに引き付けられました。 読むときには柔らかなBGMがあってリラックスできました。それに、皆はきらきらほど綺麗だと感じられました。 「力」というと無性に物騒な武器とか魔法とかと思われ、これを読み始めた時には花そのものが出たのはとても意外だったんです。 一番感心されたのはストーリーです。展開はヒット作品に比べれるほど完璧だと思います。 ときどき「このシーンにCGがあったらとても感動を覚えれるかな」って思いました。 とくにダミアンとジェレミのルートには泣くところだったんだけど耐えれました。なんだか「自分の心がこんなに強くなれるな」って思いました。 素敵な作品を鑑賞できました。ありがとうございました。
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昏き三伏の秤《ED追加ver》妻夫木編読み終わりました。 プロローグを読んだのは去年でした。一年待ってよかった。 妻夫木編を完成させてくれた作者さんに感謝しかありません。 本編(妻夫木編)はプロローグより何十倍も面白いです。(プロローグがつまらなというわけでは決してないです) プロローグだけでもかなりのボリュームと内容だったのですが、本編を読むと、プロローグがプロローグであったことがよくわかります。プロローグの衝撃のラストから、本編に入ると一気に物語が動き出します。 @ネタバレ開始 子供たちはつらい環境に置かれているのですが、ただ「つらい」というのではなく、 自分が置かれた状態を、どのように受け止め、飲み込み、どういう思想へ発展していくかの描写が丁寧で、彼らの言動には納得感があります。 プロローグを読んだ時点では、やや違和感がぬぐい切れなかった彼らの大人びた言動や難しい言葉でけむに巻くようなやり方が、 そういう環境で培われた彼らの鎧であっったのだと、本編では気づかされました。 そして本編後半でそれがはがれていき、彼らは本当に子供なんだと、本当に弱い子供なのだと気づかされた時は、みんながどうしようもなく愛しくて苦しくなりました。 終盤の展開は胸が苦しくてどうしようもなく、ラストは茫然としてしまいました。 「それ」以外の方法はなかったのか?「彼」が幸せになれることはないのか? @ネタバレ終了 残りのルート、何年でもお待ちします。
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風待ち人 夢追い人(iPhone・iPad対応版)エンディングに泣いてしまいました。 会社は利害だけの人間関係でドライになってしまいますが 友人は大切だと思い知らされました。 私も夢のために仕事を止めてしまったので,いろいろ思い出してしまいました。 夢は逃げない!逃げるのは自分だ。 今は仕事から逃げたのかどうか分からないので、結果で証明するしかないと考えています。 私は死んで悲しまれるより生きて笑われる方が良いと思って生きています。 今は少し辛いですが…ものすごい励まされました。 感動をありがとう!