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35837 のレビュー
  • 瓶詰地獄
    瓶詰地獄
    くっそぅ(笑)まさか著作権切れの短編小説をノベルゲーム風にする手があるとは! 夢野久作の小説では一番好きな話なので、楽しませていただきました。文中にある「なつかしい」という言葉の意味が現代とは違うところに、作者の死後七十年以上経っている著作権切れの小説であるということを実感しました。音楽を流す流さない、あるいは流してもしっかりと雰囲気にあったBGMで、作品の不気味さ、不可解さをうまく後押し出来ていたように思います!
  • 四十九日後の屋上
    四十九日後の屋上
    紹介文と絵柄に惹かれてプレイしました。 ノスタルジックな雰囲気とBGMがとても合っていて良かったです。 分岐によっていろいろ想像できるのがいいと思いました。 事後報告になりますが、実況動画を作成しました。 以下、一応ネタバレ注意 ED3ルートになった時はびっくりしました。 自分は、ED5のルートが正史だと思いました。
  • 歪 - hizumi-
    歪 - hizumi-
    名前と擬人的表現で、ゆるっとした気持ちで読み始めた最初は混乱してしまいましたが、様々な概念と重なり合いながら紡がれていく物語は美しく、情緒的。 シルエットのイラストで彩られる世界は後に色褪せど、それでも優しくて綺麗な世界でした。 上手く言い表せないけれど、とても素敵な物語をありがとうございました。
  • エクストリーム・スパイ!ソラとピヨちゃん
    エクストリーム・スパイ!ソラとピヨちゃん
    ソラちゃんとマフィアの人達のゆるゆる尋問が面白かったです。 増えていく嘘! 突然の土佐犬! 設定との矛盾! 細けえこたいいんだよ! またシンプルかつ洗練されたUIデザインで、いつでも見られる、しかも見やすい、そして更新されていくヒントメモもすごく嬉しいですね! おかげでクイズとしては非常にストレスフリーに楽しめました。テキスト回収マンなので不正解選択肢から見ていくこともしやすかった……。
  • 【Valentine's・Overdose】
    【Valentine's・Overdose】
    饅頭のおまけで見たことのないキャラが出てきたので恐らく本作だろうと当たりを付けて見に来ました。 これが今回の被害者、じゃなくてヒロインね! と途中の紹介のくだりで察するものはあったのですが、何とも見事な急転直下。 それにしても先生どこにでもいますね……? こわいひとだ……。 背景でぐだってる皆が可愛いでした。
  • 横行する饅頭、独白する人鳥。
    横行する饅頭、独白する人鳥。
    どうしようもなく行き場もないインモラルでロクデナシな人々に囲まれて生きる地獄でそれでも絶対的な愛に縋っていたい君にオススメ! プレイするまでタイトルの饅頭のこと人間の頭部の暗喩だと思ってました(告白)なんなら中盤までペンギンは幻覚で中に入ってるのは人間の頭部だと思ってました(疑心) めちゃくちゃ不安になるBGMとキメてそうなオープニングがすごい! 中央に配置された縦書きメッセージウインドウなど、独特の雰囲気ある画面レイアウトが素敵でした。 少しずつ感情を見せるようになっていく曼殊沙華が可愛くて、しんどくて、たすけてあげてほしい、と曼殊沙華に寄り添いたくなる気持ちがどんどん強くなっていってからのエンディング。 つらみ。 写真背景が用いられていることで大分前作までとは雰囲気が変わっていて、設定上の世界観的には未来の話ですが、そこはかとなく郷愁の空気が存在するようであったのが退廃的にも美しくて良かったです。そのぶんトゥルーエンドでの変化も大きくて。 ところで先生とロアちゃん、すごく見覚えがあるのだが~? と思っていましたけど、やっぱり、あの。 などと前作との繋がりを匂わせる感想を書きましたが前作未プレイヤーでも問題なく充分に楽しめるので、これからプレイする方は心配しないでね。 それにしても毎回キャラの立ち絵を描き直されているようなのがハ~ッスゴです。 クリア後に手帳を見るとアルビフロラ視点での行動とか感情とか……感情……それと感情も分かって。なんとなく、そこそこ長い付き合いのように錯覚していたのですが一ヶ月も経ってなかったんだなあ。 ところで一瞬だけ見えた殴り書きのようなページを再び見る方法が分からないのですが、と書いてた所で、さてはランダムだな? 思い至りスクショして何とか大部分は解読してきましたが、これを読んだ後に改めてアルビフロラの手記を読むと、なんか、なんというか一種のアンサーそのものじゃないですか……? 例え強すぎる感情で多少なり歪んでいたとしても。かなしい。 黒画面の方の独白はタイトル的にぺんぺんですかね……。はじめは正気だった頃の母親かなと考えたりしたのですが。かなしい。 個性的なキャラクターと世界に満ちる素敵な作品でした。ありがとうございました。
  • 横行する饅頭、独白する人鳥。
    横行する饅頭、独白する人鳥。
    レトロな風味と、それを纏いながらナイフの様に鋭い描写と…。 何をもって言い表せば的確なのかわからないほど簡単に感想をまとめられないです。 この香木の様に匂いたつ重たい空気は素晴らしいものでした!
  • NETHER WORLD
    NETHER WORLD
    サムネイルを一見してローグライク的なゲームかとおもいましたが、むしろ絵本的な選択ゲームだったのですね。 ストーリー面ですが、なぜ男は煉獄を歩くことになったのか、不明瞭でほのめかしにとどまり、妹の結婚式との因果関係がよくわからないので、クリア後もいまいち腑に落ちませんでした。 対訳的なテキストは絵本調ならではに感じられ、新鮮でした。絵本的でもあり、ゲーム記号的でもあるビジュアルが絶妙で、凝ったデザイン性が強く感じられました。
  • 愛と救いの塔
    愛と救いの塔
    破滅の宗教信仰フィクション! 破滅の宗教信仰フィクションだ! そこに救済がある、そこにしか救済はないと決めきったなら、もうそれは他人にはどうすることもできないよな~! という感じのあれそれで永久生贄志望ハルカくんが愚か可愛かったです。 あと衣装がすごい。すごい。そんな衣装をマジで? 最後の回想でエッてなって思わず二周目をキメてきたのですが、いや……いや……? いや……でも……うーん! となりました。 英雄の生まれる前から明確に遠くはない終わりの日が決まっていて、その存在の誕生を全面的に歓迎する様子を見せていたということは、信徒から金を集めることを目的とするようなカルト宗教ではなく、なんらかの教本を読み解いた際の解釈の1パターンであるような、それを教祖様も本気で信じている、そういう類の宗教だったのかな……、と考えたりなど。でも次の滅亡の日もそう遠くない未来にありそうな気がするんだよなあ。
  • 今夜デッドライン
    今夜デッドライン
    8月31日…ティラノゲームフェス2019に滑り込みで参加した方は身に覚えがあるのではないでしょうか…製作をすべきか、気分転換をするか…締め切りギリギリデッドラインの主人公はまるで自分を見ているようでした…(ゲームだと簡単に「大人しく原稿をする」が選べる)キャラクターデザインがしっかりしていて、遊びやすく面白い短編ゲームです。
  • 最後に見たものは、
    最後に見たものは、
    エンディング分岐ないんですか(焦燥)エンディング分岐ないんですか?(確認)エンディング分岐は……ない(現実) 決して悪い意味ではなく、しかし別の可能性での未来も……見たかった……! と思える作品でした。 短く区切られた、そこはかとなく軽めのテキストが読みやすくて、ぐいぐい先に進むようにプレイできました。 最終日の日数カウントの、まるで空に溶けていくような演出も素敵ですね。 別の可能性も見たかったと私はクリア直後猛烈に思ってしまいましたが、主人公にとっては悪い結末ではなかったんだろうなあ。面白かったです。
  • 兄貴懐妊!
    兄貴懐妊!
    一周回って感動すら覚えている自分が居ます。 まさかのフルボイスだったので電車とか人が居る場所でやったら確実にいけないものですねこれは……。 プレイ後には謎の爽快感すら生まれました、とても楽しかったです!
  • 色のない世界
    色のない世界
    色覚に異常を起こし、あらゆる風景がモノクロにしか見えなくなった主人公の僕と、突如として僕のところにやってきた不思議な少女の物語。 舞台は現代ですが、ファンタジー要素はやや強め。選択肢はなく、約1時間程度で読了。 序盤の段階で、モノクロの世界で暗澹とした生活を送っている主人公と、美しい場所に主人公を連れて行った少女の対比がうまく描かれており、一気に作品の世界にのめり込むことができました。 そこから日常描写が続きますが、その中でも伏線がしっかりと散りばめられており、終盤のタイミングでしっかりと回収され、主人公はかなり重たい選択を課されることになります。 終わりの演出も素晴らしく、暗い部分はありつつも美しい世界を最後まで堪能することができました。困難は大きいけど、きっと2人なら乗り越えられるだろうと強く思いました。 あと猫がすごく可愛い。ナデナデしたい⋯⋯! イラストの少女もとても可愛らしく描かれているので、イラストを見て気になった方も、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
  • 私が理緒ちゃんを暖めますね。
    私が理緒ちゃんを暖めますね。
    ほんわか見ていたら、「そ、そういうことかー!」と驚きがありました。二人が抱えている気持ちは複雑ですが、可愛らしいイラストで仲良くしゃべっているのを見るとやはりほんわかしました。
  • Hello
    Hello
    とにかく隅々まで調べまくってエンドにたどりつけました。ここからどうなっていくのか気になります。ドット絵の雰囲気がとても素敵でした。
  • Eat me
    Eat me
    絵柄からは想像ができない程にSFらしい作品でした。 想像以上に重い話で、全体的に短めながらも楽しめました。 NFP達が皆可愛いのに、可愛いのに……。
  • Your Pencil
    Your Pencil
    なんと言っていたのか文字を解読できなかったので気になります。予想外の展開に驚きました。
  • もんすちゃっと ~人魚姫の場合~
    もんすちゃっと ~人魚姫の場合~
    ゲームタイトルと原作者名文付け忘れていたので通常コメントで再投下します!申し訳ない…
  • むいむい。
    むいむい。
    短い中でしっかりとまとまっている素敵な作品でした。魔女さんとむいむいの間にある愛情が伝わってきてとてもあたたかい気持ちになれました。
  • 夜光物語
    夜光物語
    お調子者な落語家(修行中)の幸次郎さんをはじめとする様々な人が関わる連続不審死事件を追っていくお話です。 登場人物、場面転換が多いですが、どのキャラも特徴的ですしお話のテンポも良かったのですんなりとキャラや状況について理解することができました。 1時間もかからないプレイ時間の中でそれぞれの要素がきちんと描かれていたと思います。 事件の真相についてはラストを見るまでわかりませんでしたが、「幸次郎さんらしいなあ」と笑ってしまいました。 また、クリア後にゲームを再度起動してみたら「あ、そういうことか…!」と理解できました。 幸次郎さんには今後真面目に…と言いたいところですが、軽くて明るいところが彼の良さだと思うので、日頃の行いを反省しつつもそのままでいてほしいですね。 素敵なゲームをありがとうございました!