ティラノゲームフェス2019参加作品
3300 のレビュー-
西の奇蹟ボーイミーツガールと称すには歳を食った主人公が、それでも少女と出会い世界を渦巻く騒動に巻き込まれていく。 エンディングには依りますが、主人公にとっては今からだって遅くはない成長物語というふうな展開になったことが良かったです。トゥルエンがハピエン! 大阪、殆ど行ったことがないので詳しくは分からないのですが、色々と説明描写があって面白かったです。タイトルのたこ焼きもキュート。 とにかくマイちゃんカワイイでした。それとメッセージウインドウや選択肢のデザインも良いなあ。 トゥルーエンドのスチル、特に最後の最後のがすっごく好きです。よき。
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どちらの世も平和でしょう令和ちゃん幼女可愛い…。 クイズは中々に興味深く、何度も挑戦してしまいました。 小ネタも豊富で、プレイするたびに気付けなかった部分を見つけようと必死になってしまいました。 雑学、クイズ等が好きな人にはもってこいの素敵なゲームです!
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ペンションおしぼり銀河中の人類に一度はやってみて頂きたいと風の噂で聞いたのでプレイさせていただきました。 独特を超えた領域の雰囲気に魅了され、少しずつ進めようかなと考えていたのに一気にプレイしてしまいました…。 ワードセンス、絵柄、曲選び、展開、全てにおいて洗礼されており、とても楽しかったです! ここまで洗礼された作品を作るのは中々大変そうなので、もはや才能とかそんな話ではない気がしてきます。
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四十九日後の屋上紹介文と絵柄に惹かれてプレイしました。 ノスタルジックな雰囲気とBGMがとても合っていて良かったです。 分岐によっていろいろ想像できるのがいいと思いました。 事後報告になりますが、実況動画を作成しました。 以下、一応ネタバレ注意 ED3ルートになった時はびっくりしました。 自分は、ED5のルートが正史だと思いました。
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歪 - hizumi-名前と擬人的表現で、ゆるっとした気持ちで読み始めた最初は混乱してしまいましたが、様々な概念と重なり合いながら紡がれていく物語は美しく、情緒的。 シルエットのイラストで彩られる世界は後に色褪せど、それでも優しくて綺麗な世界でした。 上手く言い表せないけれど、とても素敵な物語をありがとうございました。
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BRADLEY(ブラッドリー)先にANOTHERENDを見て、エッ? となって二周目でもテキストを確認しながらTRUEENDに。 そのあとANOTHERENDを再び見てきました。 最初に想像していた状況と事実は恐らく違う、と思うのですが、その中でも解釈のしようが幾つかあるように思えて面白かったです。 英文の読み上げから始まり、フォントなど独特の雰囲気が素敵で、オレンジ色のノスタルジイが印象的でした。
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5分で脳トレ! リフレッシュ・アハ体験間違い11カンニング0でクリアできました。 なぜか最初の方からどんどん間違いが減っていくという謎な結果でしたが…… 全体的に作者さんのコンセプトの「可愛い」が全面的に押し出されていてほっこりしました。
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【非公開】コンキスタドールあまり詳しく描写される訳ではないけど、空気から伝わる状況や感情の鬱屈感と閉塞感よ。 どのエンディングの先でもお兄さんのタイトルの在り様は変わらないんだろうなあ……。あとがきで改めてしみじみ。 全体的に色合いの統一された背景で、作品全体を通して確立される雰囲気があるように感じました。 セーブ画面やバックログでのボーダー背景とシンプルなデザインも、その雰囲気に合っていて良かったです。
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エクストリーム・スパイ!ソラとピヨちゃんソラちゃんとマフィアの人達のゆるゆる尋問が面白かったです。 増えていく嘘! 突然の土佐犬! 設定との矛盾! 細けえこたいいんだよ! またシンプルかつ洗練されたUIデザインで、いつでも見られる、しかも見やすい、そして更新されていくヒントメモもすごく嬉しいですね! おかげでクイズとしては非常にストレスフリーに楽しめました。テキスト回収マンなので不正解選択肢から見ていくこともしやすかった……。
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横行する饅頭、独白する人鳥。どうしようもなく行き場もないインモラルでロクデナシな人々に囲まれて生きる地獄でそれでも絶対的な愛に縋っていたい君にオススメ! プレイするまでタイトルの饅頭のこと人間の頭部の暗喩だと思ってました(告白)なんなら中盤までペンギンは幻覚で中に入ってるのは人間の頭部だと思ってました(疑心) めちゃくちゃ不安になるBGMとキメてそうなオープニングがすごい! 中央に配置された縦書きメッセージウインドウなど、独特の雰囲気ある画面レイアウトが素敵でした。 少しずつ感情を見せるようになっていく曼殊沙華が可愛くて、しんどくて、たすけてあげてほしい、と曼殊沙華に寄り添いたくなる気持ちがどんどん強くなっていってからのエンディング。 つらみ。 写真背景が用いられていることで大分前作までとは雰囲気が変わっていて、設定上の世界観的には未来の話ですが、そこはかとなく郷愁の空気が存在するようであったのが退廃的にも美しくて良かったです。そのぶんトゥルーエンドでの変化も大きくて。 ところで先生とロアちゃん、すごく見覚えがあるのだが~? と思っていましたけど、やっぱり、あの。 などと前作との繋がりを匂わせる感想を書きましたが前作未プレイヤーでも問題なく充分に楽しめるので、これからプレイする方は心配しないでね。 それにしても毎回キャラの立ち絵を描き直されているようなのがハ~ッスゴです。 クリア後に手帳を見るとアルビフロラ視点での行動とか感情とか……感情……それと感情も分かって。なんとなく、そこそこ長い付き合いのように錯覚していたのですが一ヶ月も経ってなかったんだなあ。 ところで一瞬だけ見えた殴り書きのようなページを再び見る方法が分からないのですが、と書いてた所で、さてはランダムだな? 思い至りスクショして何とか大部分は解読してきましたが、これを読んだ後に改めてアルビフロラの手記を読むと、なんか、なんというか一種のアンサーそのものじゃないですか……? 例え強すぎる感情で多少なり歪んでいたとしても。かなしい。 黒画面の方の独白はタイトル的にぺんぺんですかね……。はじめは正気だった頃の母親かなと考えたりしたのですが。かなしい。 個性的なキャラクターと世界に満ちる素敵な作品でした。ありがとうございました。
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横行する饅頭、独白する人鳥。レトロな風味と、それを纏いながらナイフの様に鋭い描写と…。 何をもって言い表せば的確なのかわからないほど簡単に感想をまとめられないです。 この香木の様に匂いたつ重たい空気は素晴らしいものでした!
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ペンションおしぼりわあ゙あ゙あ゙!!このゲーム凄いよおお!!狂おしいほど好きです!!説明文があらすじのみで、どれくらいのボリュームなのか不明なままプレイしましたが、私はそれに関しては全然不安を感じませんでした…スクリーンショットから既に絶対面白いというのが判っていたので、何万日掛かろうが絶対やりたいと思いましたがほれ見たことか…スタート押して数秒後には憑りつかれてましたなんですかこれは…面白いじゃないですか!やっぱり面白いじゃないですか!!!! ワードセンスもさることながら、音楽も絵も展開も選択肢の幅広さもすべての虜です…鬼乱東茶館の雰囲気とかもう住みたいレベル…というかもうすべてのエリアに好きポイントを朱書きで書き込みたい。そして見てないイベントが判るというのもかなり親切で、しかもヒントもあって、プレイヤーにとても優しい… この作品の素晴らしいセンスに語彙がまったく追い付いてないですが、銀河中の人類に一度はやってみて頂きたいと思ってます…。
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NETHER WORLDサムネイルを一見してローグライク的なゲームかとおもいましたが、むしろ絵本的な選択ゲームだったのですね。 ストーリー面ですが、なぜ男は煉獄を歩くことになったのか、不明瞭でほのめかしにとどまり、妹の結婚式との因果関係がよくわからないので、クリア後もいまいち腑に落ちませんでした。 対訳的なテキストは絵本調ならではに感じられ、新鮮でした。絵本的でもあり、ゲーム記号的でもあるビジュアルが絶妙で、凝ったデザイン性が強く感じられました。
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可惜夜奇譚可愛い雨音ちゃんのサムネイルに引き寄せられてプレイさせて頂きました。彼女は色んな笑顔や表情を見せてくれて、本当に可愛らしい子ですね…!立ち絵の笑顔も可愛いですが、スチルのあらゆる感情を纏った笑顔もなかなか…。 作中に出て来るモチーフに添うような、透明感があるのに怪しく綺麗な文章が印象的でした。特にBAD ENDの、いつまでも心のざわざわが尾を引く雰囲気が好きです。自分で押したにも関わらず「本当になんでこっちにしちゃったんだ…」とお兄様になった気分でめちゃくちゃ落ち込んでしまいました… 「やった~兄妹だ~!性癖~!」と思って軽い気持ちでプレイしましたが、想像以上のクオリティや話の作り込みで、非常に心に残る作品でした。二人に幸あれ…
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愛と救いの塔破滅の宗教信仰フィクション! 破滅の宗教信仰フィクションだ! そこに救済がある、そこにしか救済はないと決めきったなら、もうそれは他人にはどうすることもできないよな~! という感じのあれそれで永久生贄志望ハルカくんが愚か可愛かったです。 あと衣装がすごい。すごい。そんな衣装をマジで? 最後の回想でエッてなって思わず二周目をキメてきたのですが、いや……いや……? いや……でも……うーん! となりました。 英雄の生まれる前から明確に遠くはない終わりの日が決まっていて、その存在の誕生を全面的に歓迎する様子を見せていたということは、信徒から金を集めることを目的とするようなカルト宗教ではなく、なんらかの教本を読み解いた際の解釈の1パターンであるような、それを教祖様も本気で信じている、そういう類の宗教だったのかな……、と考えたりなど。でも次の滅亡の日もそう遠くない未来にありそうな気がするんだよなあ。
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今夜デッドライン8月31日…ティラノゲームフェス2019に滑り込みで参加した方は身に覚えがあるのではないでしょうか…製作をすべきか、気分転換をするか…締め切りギリギリデッドラインの主人公はまるで自分を見ているようでした…(ゲームだと簡単に「大人しく原稿をする」が選べる)キャラクターデザインがしっかりしていて、遊びやすく面白い短編ゲームです。
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最後に見たものは、エンディング分岐ないんですか(焦燥)エンディング分岐ないんですか?(確認)エンディング分岐は……ない(現実) 決して悪い意味ではなく、しかし別の可能性での未来も……見たかった……! と思える作品でした。 短く区切られた、そこはかとなく軽めのテキストが読みやすくて、ぐいぐい先に進むようにプレイできました。 最終日の日数カウントの、まるで空に溶けていくような演出も素敵ですね。 別の可能性も見たかったと私はクリア直後猛烈に思ってしまいましたが、主人公にとっては悪い結末ではなかったんだろうなあ。面白かったです。
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植物モチーフ詰め合わせ4品すこしふしぎな植物をテーマにした作品集で、kijiさんの透明感のあるサラッとした、でもどこか切なく美しい文章が堪能できます! 短めでとっても読みやすく、どの作品も良い味わいがあって読後は爽やかな気持ちにさせてくれます!(でも草だよ。はとってもエッ…でした笑) 明日はいい日になりそう、と思わせてくれる素敵なゲームです!!
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兄貴懐妊!一周回って感動すら覚えている自分が居ます。 まさかのフルボイスだったので電車とか人が居る場所でやったら確実にいけないものですねこれは……。 プレイ後には謎の爽快感すら生まれました、とても楽しかったです!
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再会はエレベーターの中でちょっと切ないですが、前向きになれるストーリー。 10分程度の短編ですが、ヒロインが魅力的で作品に没頭できました。 音楽も作品にあっており、文章もとても読みやすかったです。