ティラノゲームフェス2022参加作品
8885 のレビュー-
ルドルフのおくりもの「ルドルフのおくりもの」 作者さんの別作品でボロ泣きしたので(良い意味です)別作品もプレイしたくなり始めました。 @ネタバレ開始 私も職場の人に日々パワハラを受け、何度も倒れた経験があります。救急車も一回…。 まぁ…病院に運ばれた時、母親の第一声は「はぁ…」とため息でしたが。 蘭さんの家族は優しいですね。羨ましい…! 途中、お母さんが何かを隠している描写のところで、脳に酸素が……との事だったのでもしかして倒れてから目覚めるまで数年が経っているのでは…と勘ぐってしまいました^^; 上司にきちんと処分が下されたようでホッとしました。 守ってくれたルドルフちゃんもうさぎのぬいぐるみも家族も…全部があたたかい。 そして一枚絵の多さが凄いです。イラストもあたたかい。 なんというか…文章の表現のしかた?も素敵です。ダンスのところとか、光になっていくところとか…言葉で伝えるのが下手ですみません。 作者さんの名前の由来がとても可愛いです^^ @ネタバレ終了 今回も泣かせていただきました…!きっと忘れない…!! 素敵な物語、ありがとうございました。
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VIVIAN最初のスーパーウルトラハード一択で「!?間に合わないwww」となりましたがそれは罠でしたw ここから感想に入ります。 @ネタバレ開始 すっごい良かったです、、、 脱出ゲームかなと思いきや、お父さんの考えとヴィヴィさんの真相。 あと個人的に蝶が好きなので萌えました。同時に燃えました。 ストーリーの良さと脱出ゲームのクォリティに脱帽です。 全てのエンドをクリアしました。 ああ、ルーシー、、、 しかし、死は残酷に見えて優しいものかもしれません、、、 @ネタバレ終了 素敵な作品ありがとうございました。
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たたいてかぶってじゃんけんポン楽しかったです!ドット絵画面も懐かしさを感じます。 防御したときに、たまにカウンターが入るのが熱いですね! なんとかストレート勝ちできました! 反射神経が求められるゲームなので、直接タップできるスマホかタブレットの方だと少し楽だと思います。
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私の声が聞こえますかいろいろと考えさせられるお話でした。 声の小ささに悩む少年と、微かな呟きすら聞き取る先輩とのボーイミーツガール。一見するとよくある感じなのですが、いざ読み終えてみると最初の印象からは大きく異なり、あまりない題材に思えました。改めて思い返すと、その要素が物語を阻害しないよう丁寧に組み込んであることに驚きます。 @ネタバレ開始 事前知識なしで読み始めたので、最初は屋上という場所、そしてタイトルの「私」から、先輩が幽霊なのだと思っていました。でも中盤で普通に廊下にいたことで間違いに気付き、最後に教えてもらった時に「そういうことなのか」と。幽霊とかいう、ありもしない非現実要素で思考停止していたのが少し恥ずかしくなります。 分かってから思い返すと、ウグイスの鳴き声を「気のせいだった」と否定する場面がとても印象深く感じました。自分の知覚したものを否定して普通の振りをしていることもそうですが、箔斗くんにも自分と同じように聞こえていると油断している辺り、だいぶ気を許していたのでしょうね。 そして選択肢ですよ。「ああ、2周目で解禁されるパターンね」なんて深く考えずに選んでしまったわけですが、これ時間ですよね? 勢いで告白するのではなく、相手の気持ちを察するゆとりが要る、というのはテーマと合致した素敵なアイデアだと思います。 高峰先輩の「自分は普通と違うから」と好いた上で身を引く気持ち、よく分かるんですよね。それは相手のことを考慮しない選択だけれど、自分のことに精一杯で相手のことまで気が回らなくて、傍からは面倒くさい人に見られてしまうんだろうな、とか思ったり(実際、告白を断る姿を見て少し思いました……) 卓也くんも、本当にいい奴ですね。彼がなぜ箔斗くんと仲良く? という疑問はあったのですが、欠点を上回る美点があるからだと明かされて、良い関係だなと思いました。電車に乗る場面で彼が背の高さに不便する姿を見て、箔斗くんが自分以外の世界に少し気付く瞬間は好きなシーンです。 読み終えて、背が高すぎるとか左利きとか、それで困るのは自分だけど、声が小さいとか耳が良すぎるとかで困るのは相手なんだよな、とか、聾とか盲だと「かわいそう」になるのに、少しできないorできすぎる場合には途端に冷ややかになるのは何でだろう? とか、そんなことを考えておりました。 それから、おまけの棚からそっと記録を覗き見る様子は、温かさを感じてすごく好きです。 @ネタバレ終了 感じたことを書いていたら長くなってしまいました。 箔斗くんの台詞は文字が小さくなっていたり、卓也くんは少し頭が見切れていたり、細かなこだわりがとても印象良く感じられました。 優しく温かなお話、読ませて頂き、ありがとうございました。
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花時モーメント幼馴染か部の先輩か…… 贅沢な悩みを抱えることができる青春なる乙女ゲームです。 ゆっくりと交流を深め、好きになっていく過程をニヤニヤしながらプレイいたしました。 @ネタバレ開始 朝陽くんから始めよう!(砂暉先輩は見た目がゾッコンloveだったので)と思っていたら、普通に友達と食べにいちゃってwいきなり約束すっぽかしてごめんね、朝陽くん!!記憶なかったんだもの!!というわけで、一週目から砂暉先輩一直線に走りました。ツンツンクールデレな先輩をありがとうございました!朝陽くんルートの時はやたら生徒会長出てきてくれて、はよルート実装された方がいいね!って思いました。この段階から漂う腹黒or神の子的感ご馳走様です。 @ネタバレ終了 弟君は普通に思春期男子として眺めるだけで幸せになります。 ありがとうございました! 先輩とシャワー浴びたシーンはキュン死に……え?そんなシーンはない?おっとうっかりうっかり!妄想が行きすぎましたね!(てへ)
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彷徨う空腹 –サマヨウ クウフク–実写の画像や想像できてしまう描写(甘い匂いなど)などで、終始ビクビクしながらプレイしていました! サムネの画像の時点でもうダメなやつですね…! @ネタバレ開始 噛まれたところが虫が這ってるみたいになっていくのも、気持ち悪さでゾワッときました! まさかのラーメンが特効薬で驚きました! その後あのラーメンが効く理由を知った時はまたゾッとしたのですが、続く展開が意外な方向に…? 個人的にはとても好きなエンディングでした!エンドロールの演出も素敵です。 バッドエンドでは別れエンドが好きです。 感染したことと、元妻子と会えなくなる絶望がああさせてしまったのかな…と思ってしまいました。 @ネタバレ終了 あと、主人公のスマホのアプリ、すごく見覚えがありますね…!
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晩夏の神様白昼夢を見るような、不思議なゲームでした。なんだかノスタルジーで、愛おしい時間でした。また来年を繋いでいけたらいいなと願いたくなります。素敵なお話をありがとうございました。
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晩夏の神様文章を読みたい…できればほどよく短めでできれば上質な文章を…とうろうろしていたら出会ったのがこのゲーム。 今現在書いている季節は冬なのですがゲームの中には夏が広がっていまして、彼ら2人だけの空間をじっくり味わわせて頂きました。 月並みな言葉で申し訳ないのですが文章がとても綺麗で、短い分「ああ終わっちゃう!ヤダヤダもっと読みたい!」と思わせてくれる、後味がちゃんとあるものだと感じました。 @ネタバレ開始 二人は特別恋愛関係にあるわけではないのですがそれでもずっと過ごしてきた気安さや安心感がにじみ出ていて、夏特有の爽やか、でも少し湿っぽい空気と合わさった彼らをずっと見守っていたくなります。でも駄目なんですよね…。 後半にほんの少しだけ宿題について触れているのですが、ギリギリまで時間のかかるものは後回しにして8月下旬にひいひい言っていた私は一瞬「全部終わらせてるのか…えらい…」と遠い目になりました。 でもそれだけ主人公もきちんと準備して呼ばれる日を待ちわびて夏を過ごしているのかな、その描写かな、と思うとぐっとくるものがあります。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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今日のご飯は何だろなまさか、食器のお話に涙するとは思っていませんでした。 そして、作者様の説明にあるように 今日はいつもと違うお食器を使おうと思います♪ @ネタバレ開始 白い皿さんは、本当にご主人思いで、優しいですね♪ 一時は嫉妬のあまり罪を犯すところでしたが、やはり優しいので事件には至らなくて良かったです! プリントされていたお皿さんの過去も切ないものでした。 けど、白い皿さんが言う通りご主人は、捨てたりしない! コップさんもお茶碗さんも良い人?いや良い食器たちで良かったです(*'▽') 所々ジ~ンとく時がありましたが、おまけシナリオのご主人が、泣いて食器たちに語り掛けてるシーンで、もう涙が出てしまいました(T_T) @ネタバレ終了 食器に限らず、もっともっとモノを大切にしようと思いました。 素敵な作品をありがとうございました♪
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ラストブルー - A adolescence summer -見るからに完成度が高そうな作品でプレイ前から非常に気になっておりましたが、とても良い作品でした。 可愛い双子女子と仲良し幼馴染として育ったという羨ましすぎてもはやけしからん主人公ですが、冒頭から何やら2人に対する重要な隠し事があることがほのめかされます。序盤はうしろめたさからウジウジとも感じられる言動があってやや主人公との心理的な距離を感じてしまいましたが、中盤以降にストーリーが転がり始めてからは一気に惹きつけられました。 過去の出来事とその後についての設定や描写は非常にリアルでしたし、終盤手前の碧海、蒼空の言動はご都合主義的ヒロインのそれではなく非常に良かったと思います。ラストシーンは感動的でしたし、エピローグのエピソードも本作のスタンスが一貫していると感じられてとても印象的でした。 振り返ってみると登場人物の心情や関係性が非常によく描かれていると感じました。プレイ時間は私でたぶん3時間弱くらいでした。プレイ時間に見合うか満足感が得られますのでおススメです!
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水槽海月少女綺麗な画面に惹かれてプレイしました! 丸めのフォントと透明感のあるボタン、綺麗なビジュアルとBGMで、 まるで水族館に来たような感覚になりました…! あとクリック待ちアイコンがクラゲで可愛らしかったですっ 画面作りにこだわりを感じました。 物語に関して、女の子と会話を何回も重ねていくうちに、言葉が少しずつ話せるようになっていくのがとても愛おしかったです。 @ネタバレ開始 右上のカウントの数字の変化、最初気づかなかったんですが、最後の方になって「そういうことか…泣」となりました。この演出すごいです。 ENDの出現の仕方が斬新で、切ない気持ちで終わった後に出てくるその後の物語に感動しました。 @ネタバレ終了 切なく、だけどあったかい気持ちになれました。 素敵なゲームをありがとうございました!
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そしてxxxの夢をみるタイトル画面の顔を隠した女の子が印象的でずっと気になっていましたがやっとプレイできました。ファンタジー要素が強めの設定・展開、言い換えればすこし不思議な世界観で繰り広げられるクラスメイトとのやりとりがとても面白かったです。夢と現実を行き来しながら少しずつ関係性が深まっていく様や、最後はどう決着を付けるかがプレイヤーの選択に委ねられているのも良かったです。 @ネタバレ開始 終盤に見たい夢が見られずにうっかり見てしまう「ハズレ」の夢が解像度高めかつ急展開で面白かったです。 @ネタバレ終了 立ち絵がとても綺麗で、終盤のイベントではずっと隠れていたご尊顔とも相まって思わず感動しました。初々しい二人のやりとりも微笑ましかったです。
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【 魔女 】ver2.00Chapter3までプレイしました。とても面白かったです!演出が非常に巧みかつ効果的だったのでその点に一番感動しました。 タイトル画面の超ホラーっぷりに警戒していましたが、まず楽しめるのは美少女系容姿の主人公と年下男子たちとの乙女ゲー展開でした。主人公が大学で講義を持っているだなんてとても珍しめな設定なので、キャンパスラブにも幼馴染男子にもワクワクしました。 Chapter2からはオカルト・ホラー要素が強まっていきますが、その前に幸せな日常を見せられているので徐々に日常を失っていく、足元から崩れていくような感覚がまさに恐怖でした。Chapter3までプレイしても先の展開が全く予想できないので、完結が非常に楽しみです。
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ERY ステーションERYステーションってそういうことだったのね!とクリア直前で感激しました。言われてみればゲームの序盤からヒントはたくさん散りばめられていましたね。ショタ系男子たちに癒されながら過ごすほのぼのファンタジーだと思って気を抜いていたところに衝撃を受けました。思わずラスト付近ではアッパレ!と言いながら拍手してしまいました(心の中で) 可愛らしいグラフィックの数々が花を添えるほのぼのファンタジーでありつつ、そうだったのか!という新鮮な驚きが楽しめる一作でした。温かくも優しい世界観に癒されます。まさに「ほのぼの」のタグがピッタリだと思いました。
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ウソと宝と姪、探偵!?とても素敵なお話でした。 謎解きは、どうしてもわからなければ姪探偵が助けてくれます! 謎解きの難易度は、ちょうどいいくらいでした♪ @ネタバレ開始 所々、言葉に出さなければ伝わらない事ってあるなぁって思いながら、読んでいました。 誤解されたままだと悲しいですね。 新品のピンクの寝袋・お宝が2つ。 もう『ありがとう』の言葉を伝えられないのが悲しいけど、静葉さんと美月ちゃんが、この件をきっかけに少しずつ距離を縮めてくれたら、おじいちゃんへの『ありがとう』になりそうですね♪ @ネタバレ終了 叔父と姪っ子の凸凹ではなく、優秀コンビだったと思います! 素敵な作品をありがとうございました♪
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魔法少女☆大失敗とても可愛らしい立ち絵に惹かれてプレイしました。魔法少女モノらしくイメージカラーが当てられているのが良いですよね。特にメインヒロインは安定のピンク! こういった作品に必須な立ち位置となるろくべえもキャラが立っていて良かったですし、各キャラ2ルート用意されている短くもしっかりオチているストーリーと綺麗なイベントCGが楽しめました。
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アクジキ=エコロジーきつねのてぶくろ図書館さんのゲームは何作もプレイしているのですが、いつもとテイストが違いすぎていて「中の人…変わった…?」と思うほどでした。 でも、ストーリーを読む進めていくうち、物語の転換とかストーリー運びとかはなんとなくいつもの雰囲気かなぁと思いました。 それにしても、ここまで違うのすごい! @ネタバレ開始 「世界を救った後に幸せになれない勇者(本作は魔法使いですが)」というモチーフはかなり好きで、本作もとても楽しませてもらいました。 特に、世界を救って、しかもその後浄化している魔法使いを人々は忌避するというなんともやるせないけれど、そこが好きです。 最後に魔法使いが魔王に成り代わるところも、ダークファンタジーとしては王道な気がしています。 ただ、最初と最後、両方とも「自分が思う美しさ」で世界を満たそうと思う一貫したその気概はとても主人公らしくてよかったです。 @ネタバレ終了 あと、いつも見つけられない隠れジッキーくんを、今作は見つけられたので嬉しいですw 素敵な作品をありがとうございました!
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福音の巫女物語の重さや暗さがじわじわとのしかかってくる作品でした。 @ネタバレ開始 巫女の内容を聞いただけで嫌な予感しかしなかったのですが、読み進めていくうちに確信に変わっていって辛いです… 最終的にはモニカも福音の巫女になって二人で不幸を分かち合うことになりましたが、やってることは変わらないし、かといって彼女たちが他にできることがあったかと言われたら…とやりきれない気持ちになりました。 @ネタバレ終了
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Bar Florお酒はあまり飲みませんが花言葉は好きなので、わくわくしながら遊ばせていただきました。お花は好きだけど、結構毒のある花多いので大丈夫かしらと思いましたが“造花”!これなら安心して飲めるし再利用もできて経済的!素敵! @ネタバレ開始 花言葉には相反する意味があるものも多く、私も作中で花を出した時ミスリードを誘うことはありますが、こういう作り方もあるんだなと勉強になりました。最初にマリーゴールドが出てきたあたりから「これは。。。?」とは思っていましたが、謎解きのようで楽しかったです。けれど、私がやられて嫌なこととマスターがやられて嫌なことはちょっと違かったみたいで、攻略のお世話になりました(笑)最後のツバキ、絶対何かあるだろうと思って検索しましたら「椿」の花言葉には、「罪を犯す女」というものがあると。やっぱりなんかあった! @ネタバレ開始 花言葉に沢山触れられて楽しい作品でした。ありがとうございました!
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柘榴の中身は綿だらけビジュアルから伝わるダークな世界観と、タイトルにご縁を感じてプレイしました。 全エンド拝見しましたがGoodEndを見てこそ二人の関係性とたまきくんの魅力が伝わりますので、ぜひ見て頂きたいなと思います。 ドット風のグラフィックやフォントだったり、行動選択後のテキスト、マスコットキャラのクマさん等、作者様ならではの世界観が伝わってきて良かったです。 @ネタバレ開始 GoodEndを見てお別れを言うたまきくんに愛しさを感じ、雑談していたドリンクの新作を持ってお供えに行くシーンがすごく素敵…!と思ったのですが、エピローグの会話とあとがきで零れたドリンクを見て、それもたまきくんの呪いであったのかな…と、どこまでも救いがないのだな…と思いました。 ただ執着も悪ではないのでは…純粋に主人公を想うが故こんな結末になってしまったとも言えるのかな…と考えてしまいます。 タイトルの通り、たまきくんの中身は10年前から「主人公との想い出」だけが詰まっている、という所が切なくて愛しかったです。 ヒントコーナーに質問が追加されてると気付いたのですが、何者か語ってくれるクマさんにも素敵なキャラ性があって良かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。