heart

search

ミステリー・謎解き

3138 のレビュー
  • 星追いリフレイン
    星追いリフレイン
    以前よりイラストが大変かわいらしく気になっていたゲームでした。 立ち絵も動きが豊富で途中に入るミニキャラの絵も楽しませてもらいました。 記憶をなくしている少女を人間付き合いの不器用な主人公や同じく不器用な転校生と協力しながら正体を見つけるお話…なんて最初は思っていました。 途中からどういうこと?どういうこと?真相は!!!という逸る思いでストーリーを読み進めていました。 @ネタバレ開始 1周目では心に残るしこりのようなものが…2周目のトゥルーエンドでは大団円で拍手でした!最後のイラストがとても良い! 伊那ちゃんがまさか実在の人物ですでに主人公と出会ったことがあったとは驚きでした。主人公が生み出した想像の人物だとばかり思っていましたが、それにしては設定が凝っていたなと今更思い出します。 最後のイラストを見たときは胸がいっぱいでした。 @ネタバレ終了 とても素敵なお話をありがとうございました!
  • 雨夜の山荘で君は惑う
    雨夜の山荘で君は惑う
    古の某有名サウンドノベルゲームを彷彿とさせるお話でどんどん引き込まれました。主人公以外は姿が見えてるので、物語に没頭しやすかったです。演出もよかったですね!衝撃的なシーンでは、私はグロいのは好きなのでもっとよく見たいと思いましたが、苦手な方のために画面が暗くなるので大丈夫だと思います。それでもとあるシーンでは恐ろしかったです。 ストーリーもキャラクターが生きていてトリックなども大満足でした。ミステリー好きなので何となく犯人はわかったのですが、それでも迷いました。 @ネタバレ開始 エンド数も多く、どれも楽しませていただきました。定番の夜中に一人で行動しちゃダメー!なやつ、音のトリックなど見所満載でした。 特に犯人がわかり、クライマックスの格闘シーンは描写も熱く盛り上がりました!いいですね~みんなで協力する感じが大好きです。 @ネタバレ終了 本格ミステリーでとても楽しかったです!面白いゲームをありがとうございました。
  • 七文字しりとり学園物語
    七文字しりとり学園物語
    私立 七文字しりとり学園」を舞台に、「七文字しりとり」で戦いながらスクールカーストの底辺からのし上がっていく「七文字しりとりRPG」でした。 こちらのゲームは、「2010年に京都大学のサークルとして設立され、現在では日本全国で活動」している実在の「全日本七文字しりとりの会」が制作されたゲームだそうで、いやはや七文字しりとりの会なるものがあるとは露知らず驚きました。そもそもしりとり自体ずいぶん久々だな、でも昔は縛りプレイ(食べ物の名前のみ、芸能人の名前のみ等)とかもしてたし案外いけるのでは?なんて呑気な気持ち始めたのですが、七文字しりとり半端ねぇ…!!絶妙に難しかったです。 @ネタバレ開始 「る」攻めがきくのは知っていましたが、「ず」と「ぬ」は盲点でした。「ず」は難しいながらも何個か見つかりましたが、本当に「ぬ」で始まる七文字って全然ないんですね。ぬんちゃくは5文字だし、ぬらりひょんは6文字だし、ぬすっとたけだけしいは10文字(そもそも単語じゃないか?)だし…精一杯考えてみましたが七文字は見つからず、購買おじさんの偉大さを思い知ることとなりました。 と思っていたのもつかの間、最後の会長とのバトルでは「ぬ」攻めされ、ええ~一個しか持ってないよ!と本当にどうなることかと思いました…汗。が、そこでルックアラウンドが炸裂。いやほんとにルックアラウンド法、神!満身創痍ながらも、無事会長に就任できた時は\(^o^)/でした!笑。 @ネタバレ終了 七文字しりとり自体は難しいですが、ゲームとしては初心者でも楽しめるよう手ほどきもありますし、何より単語を自分で入力する必要がないのがありがたかったです。ただこの七文字単語を集める探索も何気に難しく、結構なクリックゲーでもありました。更に、探索の最中には謎解きもあったりするので、全体を通してなかなかに頭を使うゲームだとも思います。これはいい脳トレになるのではないでしょうか。 また、しりとり戦の面白さだけでなくストーリーにも友情を感じる展開や勧善懲悪の教訓があったりと、コメディに走りすぎず一本筋の通ったお話だったのが良いなと思いました。 頭脳で戦うという新しいタイプのRPG、とても面白かったです。今まで何気なくやっていた「しりとり」ですが、こんなに楽しいとは…。しりとりの真の面白味に気付けた気がします。それにこの戦いを経てしりとりのスキルがレベルアップした気がするので、学んだルックアラウンド法や芋づる法を駆使したしりとり戦法をぜひ実践でもお見舞いしたいと思いました。イーヒッヒッヒ! 楽しい作品をありがとうございました!
  • 春生の花
    春生の花
    サクラルートはちょっぴり不穏で怖い、スズランルートはサイコラブ、カーネーションはまったりした掛け合いが楽しめる、一つのゲームで複数のジャンルを遊べる面白いゲームでした。 サクラルートの不気味な空気が漂う展開も好きですが、何と言ってもイケメンな蒼さんとお話しできる上に浮気者を×××しちゃったりするジェットコースターな展開のスズランルートが大好きです! スズランのルートの蒼さんがドストライクでした……お声もビジュアルも! @ネタバレ開始 スズランからプレイして、初回は綺麗なまでにブツ切りエンドであるノコギリザクザクへと進みました。 個人的には浮気する者許されざるべしなので、私の心をまんま行動に移してくれたわ主人公ちゃん……という気分でした(ここに危険生物がいる件) 自分の足がブツ切りにされるエンドは「これは何かの間違いよー!!」と涙がちょちょぎれそうになりましたが、一転して(ここに彼氏ブツ切りENDへ何回か行く工程を挟み)去勢エンドは彼氏は生存こそしているものの「私のためなら逸物落とすことくらいなんでもないわよね♪」とサラリとのたまう主人公の顔が神々しいまでに美しく見え、彼氏さん的にはブツ切りと大して変わらない結果ですが、これはこれで味があってよし!でした。 蒼さんのスチルが美しすぎて、いくらでも眺めていられます…うっとりです。 @ネタバレ終了 プレイする前はこんなに闇が深めな展開のあるゲームだと思いませんでしたが、蒼さんがとても素敵でもっとお話していたい、エンドもどれも見てよかったと思える展開でした。 何も見ないと攻略が難しめですが、作品紹介に攻略が載っているので親切でした。 素敵な作品をありがとうございました! と、ここまで感想を書いてからカーネーションルートが後日追加されたので、ここから追加でカーネーションルートの感想です。 @ネタバレ開始 前2つの花と少し異なった雰囲気でかわいいJKさんの身に起きた出来事を解き明かすことが話の軸ながら、年齢も立場も違う二人のデコボコなやり取りが面白い、ついでにお母さまの迫力がすごい話でした。 まさかのお母さまにスチル! 好き!! @ネタバレ終了 ありがとうございました!
  • 稲荷様の子
    稲荷様の子
    かわいい絵本のようなタッチと画面をクリックして移動したりアイテムを見つけたりする仕組み、背景音楽もとても美しく、すべてが一つの芸術作品のようにまとまった作品でした。 @ネタバレ開始 七くんにどんぐりを投擲されてどこに隠れているかを当てるマップで、一度盛大な勘違いで進めなくなったのがいい思い出です。 画面のどこかをクリックすればアタリになるものだと思って「残念はずれー!」を100回くらい見た気がします(せっかちすぎ) 実際は時間経過で子どもが現れる仕様になっていたのに、気づくまでは「どこにもいないけど…」なんて画面をクリックし続けていました(苦笑) 「陰」ルート攻略は自力では難しかったので、攻略情報を参考にさせていただきました。 「陰」ルートの最後のスチルは決して明るく朗らかなものではないけれど、寄りそう皆の姿に「ああ、ようやく終われたんだね」という安堵感にも似た気持ちと何故か心があたたまる思いがしました。 まだ赤ちゃんだった頃のウイちゃんたちを眺めながら涙が止まりませんでした。 貸本屋で他の方の作品を紹介していたりと、ちょっとした細やかな工夫が素敵でした。 絵本のような美しい画面をポチポチ押して進み、アイテムをポチポチして集め、コッコッコッのニワトリちゃんを見かけるたびにポチポチして、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • ノアの審判
    ノアの審判
    凝りに凝った演出やゲームシステムが楽しめるミステリーゲームです。 コンシューマで大人気の裁判モチーフのゲームのような白熱の話し合いが楽しめます。 全ての要素が大容量かつ高品質で驚きました!作り込みが凄いです。 そして何より、ほんとに!おもしろかったです!ほんとにほんとです! まず初めに大事なことをお伝えしますが、 現時点では全4章構成のうち1章のみプレイ可能の状態です。 ですが、プロローグ+1章事件編+1章解決編だけでも5時間くらい遊べるボリューム! 章ごとに綺麗に区切って遊べる親切設計なので今後の公開を待つ必要は全くありません! 本作は閉ざされた洋館で殺人事件が発生するゴリゴリのミステリーとなります。一方で推理パートはゲーム性が高いシステムとなっており、愛好者から初心者まで楽しめます。事件の概要やトリックは凝りに凝っており、事件編の何から何までが解決編に繋がっている印象です。事件そのものの真実および解決までの推理の道筋の完成度はピカイチでした! 舞台やキャラクターの設定も活かしに活かしたストーリーでため息が出るほど。特に解決編に入ってからの面白さは相当なものでした!! グラフィックは立ち絵の差分も背景も非常に豊富かつとても綺麗です。イベントCGや挿入ムービーも多数用意されておりこちらも臨場感たっぷり。効果音や会話時のリアクションなどの演出も細かくてとても素晴らしい! 大変な労力なのはプレイすれば一目瞭然なのですが、凄く面白かったですしゲーム全体に関する大きな謎はまだまだ未解明ですので、2章以降もぜひぜひ頑張って頂き、完結まで走り切って欲しいです!ぜひ!
  • 転生したら記憶喪失でカレー屋だった件
    転生したら記憶喪失でカレー屋だった件
    これからカレー作りでもするのかな?とゆる~く捉えていたら謎が謎を呼ぶ展開で、カレー屋さんでまったりするどころではありませんでした…! タイトルの「記憶喪失でも大丈夫、私たちとカレー屋でまったりしましょう!」と言わんばかりの笑顔とは裏腹に、本筋は結構ガッツリとしたミステリー系の物語でした。 主人公がカレー屋に転生したのは何故なのか、そして「外には出ない」のは何故なのか……すべてが最後に綺麗にまとまって収束して、お腹いっぱいになりました! @ネタバレ開始 いつもどちらか一人だけが主人公と話してて3人同時の会話がないな~、外に出ることのない店舗の中で人物が3人だけならば3人で話す機会なんて多そうだけれど……とは思っていたのですが、そういう理由だったとは思いませんでした。 健康被害が出て損害賠償が個人に、というのはなかなかのレアケースではないかと思うのですが、実際にそんなことになったら確かに自殺者が出てもおかしくないですし、主人公が自殺したくなる気持ちも分からなくはない…と、もどかしい気持ちになり、カレー屋に転生したとき(実際は転生はしていませんが)にはこんな気持ちを抱くことになるとは思わなかったです。 主人公が自殺しようとした理由が何かあるはずだと思っていたら、終盤の選択肢で「ハーレムが作りたかった」が混じっていたのには思わず笑いました。 合間合間に挟まれるクイズのおかげで、カレーなどについてかなり詳しくなれました。 選択肢でもし間違えてもすぐに思考して選択肢に再び戻れる仕様が、かなり親切だと思いました。 このタイプの選択肢へ戻る方法はあまり見たことがなく、バッドエンドへ行きロードして再度選択肢へ…のタイプのゲームと異なり、物語が中断しないので素晴らしいと思いました。 @ネタバレ終了 カレー屋さんに転生したらスパイスがしっかりときいたカレー(物語)が出てきて、大変美味しゅうございました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 雨夜の山荘で君は惑う
    雨夜の山荘で君は惑う
    サウンドノベルとミステリーを愛する者として、必ずこの謎を解き明かしてみせる。 そう、ばっちゃんの名にかけて。 雨の山荘に集まった人間と、そこで起きる惨劇、この王道ミステリーを前に、御馳走を前にした犬状態で始めました。 ゲームをクリックし、始まるムービーにこれからの展開を思い、キャラクターを見て第一印象から犯人を予想したり、もうこの時点からガッツリ引き込まれました。   ここからは探偵としてのコメントになるため、伏せます。ものすごい量書いてしまいました…。 @ネタバレ開始 電波が届かない圏外、というワードにそれで助けを呼べないのね、と何度も頷く。さらに洪水警報、洋館、一本橋ときたら、ミステリーの舞台の出来上がりです。 友人の二人も、犯人候補なので情報は見逃さぬように目を皿のようにしてシナリオを読みました。 主人公は名前を選べるのもいいですね、せっかくなので自作の推理が得意なキャラの名前にさせていただきました。探偵気分を楽しみます! 細かい館の指定はじっくり読みます。なるべく1発でかっこよく推理を決めたい…! そしてユヅキのハートは俺のもの! ジンはおバカそうですが、なんというか憎めないタイプですね。 ユヅキさん、なかなかセクシーな服着ちゃって! 何かあっても一人でシャワー浴びたらダメだよ! 殺人鬼来ちゃうからね! さて、楽しいひとときも終わり、ユヅキと電話もして、明日からも楽しむぞー! …まぁ、そうはいかないけどね。 早朝に電話で起こされると、なんと支配人が死んでいると。客が殺されるかと思っていましたが、なるほどそうきたか。 って、ジン! なんで私を指名するんだ!  うわああ、お約束の橋がダメになったー!! 絶望していると、なんとジンが真面目に話し始めたました。おちゃらけてるけど、やる時はやれる男子らしい。 遺体が発見された現場で検証スタート、ここから一気に本格ミステリーです。推理する場面があるとやはり楽しいですね。 確かにあれは殺人…みんなの背筋が凍ります。正直、全員が固まっているのが一番安全だと思うのだけど、というかこの中の誰かが犯人の可能性があるから、バラバラなのは危ない気がする。 探索を開始して、まずアサノさんはなぜバーにいたかが気になりました。寝室でも部屋でもなく、バー。呼び出された、が一番ありえるかな。 電話線が切れてることからも、内部犯な気がする。アサノさんを殺すだけなら、さっさと逃げたほうがいいし。なるほど、選択肢によっては前の晩に死んでるケースもあるのか…ゾッとします。 確かになんでメグミさんは衣装がないのに気付かなかったんだろう。 でも、壺を盗んだから衣装だってそのまま持ち去ればいいのに。証拠品になってしまう。 起きとったんかワレ(笑) 見回りの時に殺された、でも窓の割れ方から外からではない、うーん謎が深まります。 なんと、主人公でない視点も見せてくれるのですね。それはニクイ!  カザマーーーー!!! 割と疑ってたけど、犯人じゃなかったね、ごめん!!  ミオリーーーー!!! それは死亡フラグだ! ああそうか、さっきの人物がアサノさん殺しはしてない可能性もあるね。 シノザキさんの言うことも分からないでもない、ユヅキかジンが犯人の可能性も十分あります。 アリバイをお互いに確認しますが、あまり進展なく、ただカザマさんが残した写真により内部犯であることは確定しました。 おっさんは確かに言い方は悪いけど、メグミさんは疑われても仕方ないかと…。 うーん、早くも手詰まりに。浴室がバーと近いのは若干気になりますね。 しかし見取り図を見てひらめいてしまった探偵! 『出た。私の推理が終わってないけど、探偵は謎が全て解けちゃったやつ!!』 怪しいのは、コウモトさんなんだけど…。 えへへ、間違っちゃったー! ゲームオーバーと思ったけど、一応進みましたね。 ここで戻って、犯人指名の手前からスタート、ここ分からないって言うべきかな。でも、あの地図で何か閃いてはいるんですよね。ただ、単独犯かは絞れないんだよな…なのに名指しは一人だけ。 一応、外を調べた人が怪しいとは思っていたので、セトガワさんも指名してみました(ポンコツ探偵め!!) あら、話進んだ…? ん…? これ当ててしまった感じ!?  そうか、カザマさんの言ってた違和感はここか! ショーケースが割れていた、確かに言ってない。 ひいいい…セトガワ、あんた薬中かい…。 みんなの連携プレーでなんとかなったと思ったのに、無駄にタフなドランクジャンキーセトガワ、まだ抵抗するよう。しかしジンが食い止めてくれました。しかし、犯罪者とはいえ、人を撃たせてしまったのは…ジン、ごめんね。 悲しい犠牲を出してしまったけど、残された人たちを助けることはできました! エンディングで主人公の初期案が出たり、小ネタを出してくれるのも良かったです…!(クジャク?に笑いました) これがおそらく最短の攻略とは思いますが、犯人を指名できなくても話が進んでいたので、分岐に戻ってみることに。 ジンが疑ってる中にジャンキーセトガワがいませんね。シノザキさん疑われてる…。 こっちだと先程の推理とは別方向で、メグミさんの疑いが晴れてますね。これはすごい! さらに新たな被害者も出て、全く別のシナリオへと変貌を遂げています。 じゃ、ジャンキーセトガワ…お前、死んだんか。いや、首がないからセトガワじゃないとは言い切れないけど。 そこでユヅキから、本当にシノザキさんが怪しいのか? と言われます。やはりジャンキーセトガワか!? やっぱりか!? こちらでは動機は分かりませんし、犠牲者が増えてしまう、でもなんとか守りたかった二人だけは守れましたね。ユヅキ…ジン、ありがとう。 @ネタバレ終了 1発で犯人は当てられませんでしたが、とても楽しい本格ミステリーでした! サウンドノベルはキャラクターの外見がシルエットなどで曖昧に表現されることもありますが、今作は3D的なイラストが使われており、そこも目を惹きます。なにより、視覚的にキャラクターが分かると名前とキャラクターが混じらなくて済むのでとてもよかったです。 シナリオもとても読みやすく、サウンドノベル初心者の方もきっと楽しめると思います! またきちんとヒントがあるタイプのゲームかつ、選択肢によって違う展開を迎えてくれるので、ミステリーサウンドノベル好きもたまらない。 ぜひたくさんの人に遊んでいただきたい作品です!
  • 七文字しりとり学園物語
    七文字しりとり学園物語
    「全日本七文字しりとりの会Presents」や「サブタイトルの奪われたスライスチーズ」を見て、なんだかふざけたゲームだと思ってしまいましたが、会は実在するし確かにスライスチーズは序盤で奪われるマジなやつでした!! 本作、とても面白かったのですごくおススメです! まず全日本七文字しりとりの会が実在するのが熱いですね。こういったほかのジャンルの本職?の方のゲームは全然違うアプローチから一風変わった仕上がりになることが多いので凄く好きです。 本作においては熟練ゲーム制作者のようなシステムの組み込みも素晴らしかったです。打ち込みだと七文字しりとり初心者プレーヤーにも分岐多すぎて作者的にも厳しいところ、単語ストック&選択肢という形で七文字しりとりを見事に表現していますし、それにより単語のストックや生徒会の横暴といったストーリーもゲ―ムそのものとリンクする形になって凄く良かったです。 ルックアラウンドや連想などは実在する七文字しりとりプレイヤーが実際に使っている手法と推測しますが、これを上手に組み込んだおかげでゲームとしての楽しみがメチャクチャ上乗せされていたと感じました! 序盤で詰まったと思ったらそこもルックアラウンドするの!?という展開には痺れましたし、ラストバトルのルックアラウンドも感動モノです!ビバルックアラウンド!(ルックアラウンドと言われて思わず家の中を見渡したのは秘密です) 冒頭のチュートリアルや幼馴染との会話も凄く面白いし、探索ゲーとしても楽しめるし、道中では腑に落ちる謎解きも出てきますし、しりとりバトルは手に汗握るゲーム性ですし、2人組の敵やかなりずるい生徒会長をやっつける爽快感は抜群でした。 一気にのめりこんでプレイすることウケアイの面白ゲ―でした! もう少し育ったら子どもとも七文字しりとりで遊んでみます!!
  • 星追いリフレイン
    星追いリフレイン
    目が死んでるとまで言う主人公が目を覚ますと、そこには可憐な女の子が…! 友だちがほしいという願いを叶えてくれると言うのだが、果たして?と冒頭から掴みよし、転校生の女の子がまた眼鏡の奥が気になる感じでなおよし、と読み進めていたら…最後はどうなるのか気になり、クリックする手が止まりませんでした。 @ネタバレ開始 まさかのループ…!! 主人公が「瑞樹さんとはだれか?」と聞き出した時「はへ?」と画面の前で変な声が出ました(笑) いやいや、ついさっき会っていたじゃん!と。 物語を進めるうちに願いを叶えてくれるというネガイボシが無限ループ状態の転校を叶えていたり、主人公の友達がほしいという願いを叶えていたり…と物語の根幹に関わってきていると知ったときは衝撃でした。 主人公に友人ができた時に消えてしまった伊那さんにショックを受けて、Normal Endから慌ててロードして復帰、選択肢が増えてる!と喜び勇んで、今度こそトゥルーエンドへ辿り着けました。 Normal Endでは解明されきっていなかったネガイボシの仕組みが理解できたとともに、伊那さんの最高の笑顔も見られて眼福でした。 最後に伊那さんが転校してくるスチルが最高でした。 @ネタバレ終了 どっしりと軸を据えた物語で、とある地点で「え?」となってからはノンストップで読み進めたくなる力のある物語でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 転生したら記憶喪失でカレー屋だった件
    転生したら記憶喪失でカレー屋だった件
     冒頭から周到な伏線が貼ってあり、意外な展開に驚きました。カレーに関する蘊蓄クイズも楽しめ、キャラも可愛く、かなり満足度の高い作品でした。幸智ちゃん可愛い。異世界転生や記憶喪失といった題材の調理の仕方が上手く、魅せ方がユニークで、とても印象に残る作品でした。素敵な作品をありがとうございました。
  • ハッピードリームシンドローム
    ハッピードリームシンドローム
    絵が好きだったのでやってみましたがシナリオも凄く良かったです。 始まりからどんな謎があるんだろうと興味を持って読むことができ、中だるみもなく最後まで楽しむことができました。 キャラクターも変わったところはありつつ、ただ変わってるだけではない感じが凄く良かったです。だからこそテンポを犠牲にするので難しいかもですがそれぞれのキャラの日常を読みたかったです。 全部の内容が分かった後にもう一度やってみるとあそこはああいうシーンだったんだなーと分かると同時に初見ではいいシーンだと思ったのに……という怖さもありました。 いろいろなところが凄く作り込まれているノベルゲーム。凄くおすすめです。
  • 誰彼の町に眠る∞-メビウス-
    誰彼の町に眠る∞-メビウス-
    華美というよりはあっさりめの、それでいて美しく整った(個人的に)好みの絵柄と、懐かしみを感じる和風の世界観。 横たわる、変えられない掟とそれぞれのしがらみ。 その中で、どこか切なく、温かい物語が紡がれます。 読みやすい文体で、最初の導入、日常部分からして引き込まれる力を感じました。テンポも良く、状況が流れるように、それでいて必要な説明はきちんとされており、魅力的な文章だと思います。 【第一章】ということなので、多少の謎は残りますが、事件としては完結していると思います。 謎解きはさほど難しくない(総当たりでも行ける)ので、ファンタジーミステリを読み進める感覚でしょうか。 @ネタバレ開始 ケガレという設定が面白いです。 黒葉と黄珀のことも、黒幕の正体も、もっと深く知りたくなります。 それにしても、ヒトの記憶をもてあそぶとは、許すまじ……! @ネタバレ終了 この先どうなって行くのか楽しみです。ありがとうございました。
  • 彼女のためにあいつを消したい
    彼女のためにあいつを消したい
    面白そうなシナリオだと思ってはいたのですが期待以上に面白かったです! シナリオは非常に分かりやすく、分岐後の展開も豊富で楽しめました。 シナリオだけでなくグラフィックもとても綺麗で、特にメインヒロインの可愛さは抜群でした! EDはおそらく5つで、私がプレイした際のクリア順はDCBA⇒TRUEでした。 本作をプレイする場合は是非TRUEまでは一気に見てほしいですね! 私はプレイ経験豊富なので初回エンド到達時にTRUEの分岐は分かりましたが、 誘導ヒントが絶妙かつ超自然なので少し注意すればきちんとクリアできます。 個人的には最初に拝見したDエンドが凄く好きで、銃の破壊力が一気に実感できました。
  • 転生したら記憶喪失でカレー屋だった件
    転生したら記憶喪失でカレー屋だった件
    目が覚めると、そこはカレーショップだった!? カレーの匂いとインドな雰囲気が漂っている作品です。 カレーに関するクイズや豆知識が満載で、プレイするとカレーに詳しくなれます。 記憶喪失の主人公、何かを隠しているお店のスタッフたち……。 少しずつ謎が明らかになっていくシナリオはテンポがよく、 特に終盤は驚きの展開の連続でした。 「カレー」と「謎解き」がどう繋がるのか、 気になる方は実際にプレイして確かめてみてください。
  • 転生したら記憶喪失でカレー屋だった件
    転生したら記憶喪失でカレー屋だった件
    思いもよらない展開と着地点で、非常に楽しめました!! アクロバティックな進行なのに置いてけぼりになる気配すらなく、 きちんとプレーヤーを結末まで誘ってくれるテキストのお上手さを感じました。 章で細かく区切りつつもかなりテンポ良く話が進んでいくのもとても良かったです。 自身はかなりのカレー好きを自負していますが、カレークイズが結構ムズい! (いや、カレーじゃなくて一部コーヒークイズでしたし) プレイ時間は30分弱くらいでしたので、是非、事前情報を得ないで即遊んでほしいです。
  • 密室から財布を取り出す方法
    密室から財布を取り出す方法
    教室に忘れてしまった財布がなくなっていた……目撃した人の証言や現場の状況から真実を探し出す、ゆるっと読める小話的な物語です。 選択肢はありますが基本的にはとても簡単なので、物語に集中できました。 推理好きな彼女のために、お話をミステリー風に話す主人公のやさしさが「いいね!」とニコニコするお話でした。 軽快な音楽とともに進む学校で起きたちょっとしたミステリー、最後まで楽しく読ませていただきました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 八月は星の調べの館から【Ver.2.0】
    八月は星の調べの館から【Ver.2.0】
    シャーロック・ホームズがいたら、この館の事件は晩餐会の余興として美しい旋律のように鮮やかに解かれていたのかな?と思う人が死なない日常ミステリー、堪能させていただきました。 人が死なないので怖くないという安心感から、物語にしっかりと入って最後まで読み終えられました。 舞台となる別荘の持ち主である星条家の皆さんが音楽一家でもあることから、音楽に関わるミステリーに仕上げられていて新鮮でした。 犯人は確信はなかったのですが、たぶんこの人かなと違和感を感じた人がいたので「きっとあなただ!」と選択したら当たってビックリしました(ポンコツ探偵) が、私が感じた違和感とは違う真相が明かされたので、私の違和感はただのミス推理(笑) 音楽が軸の一つとなっているので、それぞれのシーンでの音楽もとても耳に残る心地良い選曲でした。 キャラクターも一人一人しっかりと作り込まれていて、本作だけで終わってしまうのはもったいないと感じる魅力がありました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 彼女のためにあいつを消したい
    彼女のためにあいつを消したい
    偶然「誰かを消すことのできる銃」を手に入れた主人公が、いよいよそれを使いたいと思うことがあり……消す人によって「なぜこんな世界になったんだ」と思わず笑えてしまう展開あり、「まあこうなるだろうなー」と納得の展開あり、個人的に何度も色々な方を消して思ったのは……「力に頼ってはいけない」でした。 タイムリープにも近い感覚で、消せども消せどもやっぱり一筋縄では思い通りの展開にならないのが面白かったです。 一番初めに「自分」「俺」などで入れてみましたが、さすがに自分は消せませんでした(消すな) 個人的にはゾンビハザードになる展開が好きです。 「恋路の邪魔になる存在を消す銃を撃っただけなのに、気がついたらゾンビであふれかえっていたんです…!」という、どういうカオスなのそれは?と笑ってしまう展開がツボでした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • RiddleRoom
    RiddleRoom
    無機質だがどこか愛着の沸くアンドロイドガールとウミガメのスープで遊ぼう! 一つの物語としても綺麗にまとまっていて、なんとなく眺めてたら思わず最後まで遊んでしまった!おもしれ~~!