サスペンス
1953 のレビュー-
エルシェの少年タグやゲーム説明をあまり見ずにイラストやタイトルに惹かれてプレイ開始。 結果、あらすじも含めてほとんど何も見ないでプレイしてよかったと思いました。 ところどころに不気味さを出しつつ、驚きと納得のラスト。 完全にガチガチのファンタジーと思っていたので、不穏な演出で完全に気持ち惹かれました。 飽きさせない展開で常に次の展開を楽しみにしながらプレイ出来る作品です。
-
隠さなきゃスタートを押したとき一瞬「おや?」となりましたが最後にはなるほどこういう流れかと納得しました。 @ネタバレ開始 隠せなかった、隠さなかったエンドの主人公の生き方がそれからは前向きなものが多い分、隠し続けた人生を歩んでいった主人公の最後が悲しく感じられました。 隠さないといけないという気持ちの裏に「誰から」「なんのために」に最後の最後に気付けたのだろうかなどいろいろ考えさせられました。 @ネタバレ終了
-
悪癖可愛らしい絵柄で綴られる、新入社員のハートフルストーリーです。 無口な先輩、優しい先輩など、キャラの立った同僚たちとの職場でのやりとりが描かれます。 職場で紡がれる主人公の成長譚です! なんてのは見せかけで、精神的ホラーのタグがある通り、 かなり毒のあるパンチの効いた作品でした。 上手く言えませんが、攻撃力の絶対値が高い! ちゃんと前フリをしているので唐突ではないのですが、 ラストシーンの衝撃は大きかったです。 読後感はこのジャンルであればまさに完璧だと思いました。 じわじわ、じとーっとした感情に蝕まれます。 続きが気になる!!! と思っていたら、続編がまさかのフェス応募作としてアップされている! これは絶対にやらねば! 個性的でオンリーワンを感じる作品をありがとうございます。
-
ユーステティア【2/3シナリオ追加】設定やキャラクターがとても魅力的です。また立ち絵の表情が豊かで見ているだけでも楽しめます。特に男性キャラクターに惹かれる要素が多く、続きがとても楽しみです!伯爵さんが好きだけどユーリスさんもマシュー君も好きです。エポニーヌちゃんもかわいい。正義ぶってるユーリスさんが崩れていくところを楽しみに更新をお待ちしております。
-
ブラッド・ルール面白かったです! 個人的に影になってしまった元婚約者さんが健気で好きです。 彼女の背景なども気になります。
-
横行する饅頭、独白する人鳥。プレイしました。これが大分県民の実力……! 個人の嗜好をどこまでも突き詰められるのがフリゲの魅力だと誰かが言っていましたが、その意味を初めて理解できた気がします。今作はその極致ですね。殺した少女のスカートの中から赤ん坊の泣き声が聞こえるの、最っ高に気持ち悪いですね! 日記にときおり現れる演出も素晴らしいです。憧れが生まれてしまうくらいに面白い作品でした。
-
エモヂオ非常に面白い作品でした! 「ちょっとだけ始めよう」と思ったらのめり込んで一気に最後までプレイしていました。 設定(世界観)とストーリーがよく練られた「怪作」だったかと思います。 こういったほぼ現代がベースの近未来的SFは大好物なのでとても楽しめました。 エモヂオの機能である「喜怒哀楽程度の感情の増幅・制御」というのは 近未来の早いタイミングで技術的には成立しそうなリアルさがありましたし、 @ネタバレ開始 マシンであるが故の不具合(ハガキ)というストーリー展開の肝の部分も 非常に自然かつ納得感のあるものでした。 @ネタバレ終了 特に素晴らしいと思ったのはエモヂオで感情を増幅させたキャラ同士の掛け合いです。 アキラを筆頭にぶっ飛んだ言動が繰り広げられ続けるので、 エモヂオはやっぱりなんだか「良くないモノ」だと自然に印象に刻まれます。 @ネタバレ開始 とはいえ、個人的に一番恐ろしいと感じたがエモヂオを装着していないアイだ、 という部分も皮肉めいて感じる部分がありました。 @ネタバレ終了 核心を突くセリフに打撃音が乗っているところや 時折入る砂嵐的な演出なども没入感を高めていたかと思います! とても素晴らしい作品をありがとうございます。
-
ろくでなしエキセントリックな登場人物が織りなすホラーノベルです。 不穏で陰鬱な雰囲気が画面から滲み出ています。 冒頭でこれは良いな、と思ったのがモブのグラフィック。 まさに主人公の見える世界を的確に捉えていて素晴らしいと思いました。 先にプレイした今宵、忘却列車にてとの振り幅の大きさに驚きました。 作者様の芸風の幅に驚きを禁じ得ませんでした。もしかして多重人格なの!? エンディングは2種類とのことですが、何度やってもBADになってしまいました。 「エンド数2」はコンプラギリギリのひっかけで、「実はHAPPYなんて用意されて」ねぇぞ! という鬼畜な作りの作品なのではないかと思ってしまいました。 HAPPYの到達の仕方を明にでも暗にでもご教示いただけると嬉しいです! 陰鬱な世界観が滲み出る作品をありがとうございます。
-
隠さなきゃ一周軽そうだし、と気軽に手に取りましたが……すごかった……。 最初に「4」から始めた時は「?」と思いましたが、間違ってなくて安心しました(笑) シンプルなテキストにシンプルな構造ですが、何て言うかーー過不足なく伝わってきますし、話が展開していきます。 気まずくて隠してしまうこと、ありますよね。あの胸につかえる心地を感じながら、ほぼ一気にプレイしてしまいました。 トゥルーについてはネタバレ回避としまして…… @ネタバレ開始 赤ワードを集めきったときは、てっきり犯罪の方を隠して生き延びるんじゃないかと思ったのですが、自分を隠し(逃走し)きり……最後に隠すのをやめたこと。そこから繋がっての表紙絵に鳥肌が立ちました。 親子とも、お互いに最大の理解者だったけれども、辿り着いてしまった正に「果て」のトゥルーエンドだと感じました。 @ネタバレ終了 すごく心に残る作品でした。ありがとうございました!
-
落下心中富井サカナさん、コメントありがとうございます! 実は……此れを思い付いた時「私、天才じゃない……?」って思ってました。 嘘です。元ネタが素晴らしいからです。 芥川龍之介の「藪の中」は、名作ですよ!(皆知ってると思うよ) えへへ!(照れ) 一応どのルートでも矛盾が出ない様に頑張ったので、褒めて貰えて嬉しいです! 最近は体力が無くなって来て、息抜きゲームが中々作れていないんですが、 其れでもやっぱりゲームを作るのは楽しいので、 自分のペースで作れて行けたら良いなぁ。と思ってます! 此方こそ、コメント本当にありがとうございましたー!
-
落下心中「犯人当てではなく犯人決めのゲーム」という意味でとても斬新でした。 選択肢次第で真相がコロコロと変わります。 1つの設定からいろんなストーリーが作れる作者様の想像力! それぞれの衝撃的なストーリーを楽しめました。 あとがきフェチなので今作もあとがきも堪能させて頂きました。 ゲーム作りの息抜きが別のゲーム作り。 作者様はゲーム制作者の鑑のような方だと思いました。 これからもおこぼれをお待ちしてますのでよろしくお願いします! オリジナリティの溢れる作品をありがとうございます。
-
エルシェの少年リオが監禁されている理由が気になり、 またおねえちゃんとリオの会話がとても読みやすく一気にプレイしました! リオがとても可愛かったです。 探索パートやアニメーションも取り入れられており、 作品世界に没入することが出来ました。 ラストの展開には大変驚かされました……エルシェの想いにゾクゾクです。 余韻を残す終わり方でリオにとっての幸せについて考えさせられました。 ありがとうございました!
-
Adieu某有名作品から着想した物語だと思います。 その作品はプレイしたことはないのですが有名なので、すぐに状況は飲み込めました。 (もし間違っていましたら申し訳ないです) 冒頭から主人公の地の文が特徴的で、独特な文章に引き込まれます。 音楽も雰囲気に合ったものを使用しており、不穏な雰囲気を高めていました。 話の展開も非常に気になり、先へ先へと読み進めたくなります。 グイグイと先を読ませる作品だな、と思いました。 初制作とのことで、次回作も期待しております。
-
エルシェの少年物心ついた頃から外の世界も『おねえちゃん』以外も知らず暮らす少年という設定に不穏な雰囲気を感じつつプレイさせていただきました。 途中探索モードもあり「もしかしてそうなのでは」と薄々感じていたものの斜め上のラストに圧巻です。 映画のような童話のような世界観も好きです。
-
エルシェの少年とある王国の少年リオは、物心ついた時から『おねえちゃん』のエルシェに監禁されていた。そんな日々の生活に退屈を感じていたリオが、外に出てみようと考えたことから始まる物語です。ストーリーの一部に探索パートが入っており、全2エンド20分弱で完走しました。 以前の作品もいくつかプレイしていますが、今作はさらに探索パートやイラストに動きが入ってる部分があり、「おおっ!」と感じる瞬間がたくさんありました。2人のイラスト全般も、すごく綺麗で惹き込まれました・・・!探索パートは、不穏な演出と物語の謎を散りばめたことで、絶妙なスリル感を味わいながら進めることができました。 @ネタバレ開始 明かされた真実にはとても驚きました⋯⋯。全く予想できず、すっかりファンタジー的な世界観を考えていました。確かにこれは『王国』と呼ぶにふさわしい舞台だったと思います。作中でエルシェは過激な行動に出ることはありませんが、探索パートのおかげで多大な時間と準備を積み重ねていることが分かりましたので、間接的に凄まじい狂気を感じることができました。短い時間ながら満足感の高い、とても面白い作品でした!ありがとうございました!
-
In Focus: シネルヴァigazán epikus
-
エモヂオえっ、あの不毛プリンスの作者さんがサスペンスを!?!? これは全然予想ができない……と思いつつプレイを始めました。 近未来SFを舞台に『エモヂオ』という感情を操作するアイテムをめぐり 真面目に倫理観を問いつつ、前作同様にクレイジーなギャグをぶち上げつつ、その中でも一際キラリと輝く知性! 脳の感情に関する機能が分かりやすく解説され、普通に勉強になります。 不穏感のある乱れた画像の演出や、色での感情表現等も良い味を出しており 笑いと狂気は紙一重といったブラックユーモアやサイコ的なジャンル好きな自分はとても楽しめました。 メグミちゃんは癒しです!
-
落下心中蒼猫さん、コメントありがとうございます! 地獄で造られた万華鏡と言う言葉に詩のセンスを感じました……私には思い付かない表現だ……! 蒼猫さん、本当にありがとうございます!
-
落下心中地獄で造られた万華鏡のような作品。うまく言えませんがとても好きです。
-
独裁者打倒計画 by 帝都東京独裁国家と暗殺計画のゆくえは?登場人物の名前がおもしろかった…BARAさん、いいキャラしてて好きです。