サスペンス
1954 のレビュー-
隠さなきゃ非常に面白い作品でした。粗削りながら物凄く光る作品でした!! 正直なところプレイ前はそれほど期待していなかったのですが(すみません)、 主人公の性格や言動、周囲との関係性の描き方が見事すぎました! 「告白」で湊かなえさんの小説に初めて触れた時のような衝撃を受けました。ホントです。 ただただリアルだな、と思いました。圧巻です。 また、深く触れませんがゲームとしてのデザインが素晴らしかったです。 個人的には初めてのパターンだったので感動しました。 しかもそれがストーリーの本質と深く結びついているという。。。 それと、演出も凄く良かったです。 4章開始とか「訪問するところ」とかがとても印象的でした。 褒めちぎりすぎてもアレなんで改善を望む点を挙げますと、 文章や演出を繰り返し見ることが多かったので、 既読文章(できれば演出も)スキップできるようにしてほしかったです。 (選択肢の少し前から再開できるようになっているので、それほどタイムロスはないです) あと、せっかちなので表示速度は変えたかったです。 どちらもゲームの雰囲気を壊すことにはならないと思いましたので、 今からでもアプデをご検討いただけますと幸いです。 あと、他の方も仰っておりますが、バッチの入手の方法が分からなかったです。 もっとプレイされるべき良作であることは疑いようがありません。 ノベルゲームが好きな方なら楽しめることウケアイです。 非常に面白い作品をありがとうございます。
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隠さなきゃかなり心が痛む部分もあるのですが、ほのぼのだったり家族愛だったり、いろんなお味のエンディングを堪能させていただきました! 私は20歳の章が特にハートきつかったんですけど、帰らないルートがすごい好き。色変化の0章には色々と考えさせられましたし、タイトル画面も。 ハマる要素がゴロゴロ。具だくさんな豚汁作品、ごちそうさまでした! 質問なのですが、赤選択肢のエンドではバッヂ取れませんか? 作者様がゲットされているので、どこかで取れると思うのですが、隠すの上手すぎて見つけられません~。ヒント欲しいなぁなんて……(´;ω;`)
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隠さなきゃ学校のテストを隠す、という説明文で、明るいコミカルな作品だと思ったら、予想以上に重かったです。 厳しすぎる母親、優しいけれど母に任せてネグレクト気味の父親… それらから様々なものを隠していきます。 最後の選択は恐ろしかったなあ… 面白いゲームでした。 選択肢をミスしたときでも、選択肢に戻るボタンがついているので、気楽に遊べるのもいいです。
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エルシェの少年とても面白かったです エルシェの過去について考察するのが楽しかったです。 他のゲームもプレイしてみたいと思いました!
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昏き三伏の秤《ED追加ver》とにかく言いたいことは、郡ちゃん大好きです。スキャラッタ大天狗笑いました。全然掠ってない…! 初っ端から個性的な登場人物がどんどん現れて、翔くんのひとりひとりへの評価の違いにも面白味を感じながら読みました。特に渉羽ちゃんへの感情は青臭くて良きもの。そして翔くんのもとに集まったのはめちゃくちゃいいメンツ。はらはらしながら見守っていたけれど、彼らが一堂に会したとき不思議な安心感が出て来ました。 (読んでいくにつれてそれもまた儚く脆いものなのかと思ったりもしました…翔くんが無意識にもこの子らをまとめているんだ…) 独特な文体と、島の閉鎖的な倫理観の中で展開される物語でした。ここからまたエピソードが加わるようで、楽しみにしています。 以下は内容を含むので畳みます。 @ネタバレ開始 加害者なのか被害者なのか、この感情はもしかしたら控えめな人間はよく考えていることなのかもしれないですね。特に小学生時分であれば…向こうも楽しくいたいだけなのだろうと思うし…恐らく…(非常に自信のないコメント) 浅生さんが登場してから、パッと場の雰囲気が変わったような感じがありました。翔くんが腹に一発入れるところが非常に好きです。笑 なんというか、彼の登場を待っている自分が居ましたね…。 ゆるゆると読んでいるうちに突然ゾッとする部分も多々あり、これがプロローグというのにも驚きました。ここからまた展開があるんですね…。逸見ちゃんの家庭のことも気になるし、途中で出て来た女性もきっと一連のことに関係あるんだろうなと想いを馳せつつ、物語の行く末を楽しみにしています。 @ネタバレ終了
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劇場型ムービーズB一本道の作品となっておりますが、時折挿入されるMissionシーンによりゲーム性があります。 舞台設定もストーリーの設定も真新しいものでしたし、 ページをめくる演出やカチンコの挿入など、演出も凝っていました。 全体的にとてもオリジナリティに溢れた作品でした! 力のこもった作品をありがとうございます。 旧verで以前クリアしたため、バッチは入手できず。ぐぬぬー!!
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エモヂオ間違えて普通のコメント欄に感想送ってしまったようです。 というわけでダイア玉ください!(率直)
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エルシェの少年美麗なサムネに惹かれてページに飛んだのはいいものの、作者様自らが指定したゲームジャンルと設定されたタグから漂う狂気に面食らいました。それに負けじとプレイしたのですが、序盤で作り出された作品の雰囲気に呑まれ探索パートでは一つクリックする度に、あまりの恐怖から雄たけびを上げながらもなんとか完走出来ました。ストーリーも意外性があり、とても面白かったです。
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BLOOD NIGHT QUEENダークファンタジーな世界観に惹かれてプレイさせていただきました。ノベルゲームですが、途中で何度か戦闘が入ります。戦闘方法はシンプルで、表示されるマークを素早くタップしていくものなのですが、簡単そうに見えて意外と難しく何度もゲームオーバーになってしまいました。戦闘の直前で説明される通り、セーブは欠かせません!「ああ…やばい!やばい!」とハラハラドキドキしながら楽しくプレイさせていただきました。面白い作品をありがとうございました!
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エルシェの少年ファンタジーの監禁ってなにか不思議なことが起こるのかなあと読み進めていったら衝撃の事実が発覚して、探索中の疑問も回収されました。 冒頭の何気ないモノローグがあまりに当たり前が故に気づかない伏線が貼られていたんだなあとクリアした今なら実感できますね……。 ところどころで動くリオくんが可愛らしかったです。
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ユーステティア【2/3シナリオ追加】つ、続きが気になる…!!!!! ミステリーものが好きで、物語が興味深いところへどんどん進んでいくのでアップデートを楽しみにしたいと思います!! キャラクターはやはり魅力的ですね…!この作者様に変態を描かせたらピカイチというのは私にとっては賛辞のつもりなのですが賛辞に当たるのか。…失礼じゃないか!? 主役お2人にはオシリスキーとシモネッタで完全に落ちました。面白すぎる……… でも抱える生々しい悩み(事務所で寝ようのところ)でいきなり人間らしさが胸に迫るという、スイッチの切替が素敵です。 ホーム画面ではおしゃべりができる!!すごい、動きがかわいい、マジのソシャゲみたい……と思ったらクリックする場所によって……!?
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エモヂオ「ひとの感情の在り方」を不思議なデバイスをモチーフにして描写した作品というのにまず惹かれ、ずっと前から気になっていたのでプレイさせていただきました。 感情をコントロールしようとする時、わたしたちはそこにどの程度自身の感情を介在させ、どの程度それを自覚しているか? 感情をコントロールしようとする意志の中には、多分に他者からの印象、他者の感情にある程度介入しようとしている自身の感情があるのではないだろうか? いろいろなことを考えさせられました。 また、ひとをみるということ、感情を慮ったり、疑ったり、揺さぶったり、機微を量ろうとすること、そうしようとすることに付随しがちな弱さなどについて、かなり考えられてシナリオを作られていたように思います。 同時期に、似たようなテーマについて(ゲーム制作とは全くの別件ですが)で考えていた私は、かなり驚きました。 この内容を掘り下げ、考え、言語化し、さらに作品としてつくりあげられているという事実自体に感動しましたし、BGMやギャグパートなどのコミカルな描写の中にも静かな重さ、悲しみが流れているのを感じ取った時、「なるほど!!!!」となりました。 この作品に出会えてよかったです。ありがとうございました!
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昏き三伏の秤《ED追加ver》台詞回しのセンスが圧倒的。「鬱陶しい坂道が。斜面性コンクリートが!」という最初の叫びの時点でしびれました。 坂道を「斜面性コンクリート」と表現する小学生。どう考えても小学生の語彙力ではない。だが。自分が小学生だった頃は、語彙や人生経験が乏しい為にうまいこと言えなかったが、もしかしたらこんなことを考えていたのではないか。そう思うほどの説得力でした。 今作が素晴らしいのは、子供が大人の真似をしているのではなく、子供が子供の世界の中できちんと生活している点。にも関わらず意図的に子供らしい言い回しをせず(しているキャラもいる)、人として描いているところです。そしてこの小学生らしからぬ豊富な語彙力、会話センスが彼ら彼女らの生きにくさや置かれている状況を端的に表している。 「肉体のみならず人格や人生そのものを親の遺伝子に左右される子供の苦労を分かち合えるのは、子供だけだ。」という劇中の表現があり、これが今作の肝ではないかと感じました。本土から離れた島の閉塞感、大きい力の影響下にある無力感を表現する為には小学生である必要があったのではないかと思います。そしてそんな彼らの考えや心情を的確に表現するにはこの圧倒的台詞回しが必要だったのではないかと思うのです。 キャラクターデザインも魅力的。特に、目。大人の心を見透かしているような、諦念があるような、内心色々抱えているような目が良いです。日本の漫画アニメはよくも悪くも子供の目を丸く大きく描きがちなので、この表現は新鮮でした。 @ネタバレ開始 特にお気に入りの台詞 「うまい飯がたちまち鉛に早変わりじゃねえか。その勢いで大工に転職しろ、大工に」→食事中に言いたい 「凛々しいね~。言うことだけは武士みたいだ。無抵抗で殴られっぱなしだった百姓とは思えないね~!」→煽りで使いたい 「言われてみれば、肩書は親でも実際は他人なので信頼しないという選択肢があるにはあるのか。」→この表現は日本社会の中ではなかなか出てきにくいと思いますが、でも確かにあるにはあると思わされました。 「小学生のうちは頭を色んなところに打ち付けるもんなんだ。要は叩いた分だけ強くなんだよ。人間の子供は全員“鉄“なんだ」→子供は鉄の子だったんですね 「時間帯を横に並べて串刺しにすんなよ。しかもそれ、俺のだろ。まだ未知数の晩まで見透かした気になってんじゃねえよ」→予定を伝える際に使いたい 「スーパーは古臭えジジババが忍者顔負けの暗躍しまくったせいで休憩スペースに小学生がたむろ出来なくなったしな」→忍者顔負けの暗躍で現実の公園も子供が遊びにくくなっているのだなと 「弱肉強食の世で生きた祖先の遺伝子が全て原因なので、俺のせいではない。子供には責任能力がないから。」→暴力行為の言い訳に使いたい 現段階でできたのはプロローグまででした。ここまでで十分面白かったです。今後、更新される予定があるようなので、登場人物達が海を眺めていたように気長に待ちます。お疲れ様でした。
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AgainLove創世神話のような、人の業のような、神秘的な物語でした。色々と想像がかき立てられます。面白かったです!
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狂信者は憐れな羊を愛さない神父様がまた会いに来てくれた時、嬉しくなってしまいました。あれ……私反応間違えちゃったのかな。とても楽しくプレイさせていただきました。不思議と感情移入しやすかったです。感想沢山描きたいのですが私が一番サイコパスみたいな感想になってしまうので、端的に申し上げます。 心地よい鬱をありがとうござました!
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ろくでなしすがすがしいクズ達(ほめ言葉)のお話。 白黒調の絵は真白の見ている世界だと感じ、こんなにも色褪せているのか……と心情を察しました。 @ネタバレ開始 だからこそ、ハッピーエンドの一枚絵で色がついたときはゾッとしました! 心底楽しそうで良かったですw @ネタバレ終了
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狂信者は憐れな羊を愛さない良い意味で非常に胸糞が悪い作品でした。 胸糞の悪さを感じられるということはそれだけ表現が秀逸ということだと思います。 各EDともに大きく毛色の違う、でも救いのないEDが見られます。 まさに三者三様のEDでした。 背景やUIが雰囲気にとてもマッチしていると感じたのと、 文体がとても作品の雰囲気に合っていて魅力的でした。 心がザワザワする不穏な作品をありがとうございます。
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エルシェの少年約20分でふたつのエンディングを見ることができました。 プレイ時間は短めでしたが、インパクト大!のお話です。 探索パートであれこれ考察できるようになっていますが、ただならぬ様子が徐々に増していきます。そしてその後の展開にびっくり。なるほど……と唸ってしまいました。 グラフィックもとてもキレイで色使いも好きです。 とくにリオくんがかわいくてかわいくて。長髪美少年、どストライクです。 楽しい時間をありがとうございました。 次回作も楽しみにしています。
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独裁者打倒計画 by 帝都東京まさかの展開に驚きの連続でした。テンポが良く、続きが気になりながら楽しめました!本当にこんな世の中になったら嫌ですね…。BARAさんが面白くて好きです(笑)ありがとうございました!
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Similar is BACK drop個性的な文章が特徴の作品です。プレイした後、真っ先に思った感想は「なんか色々ゲスい!(褒め言葉)」でした。タグにある「不可思議」「不可解」を理解しました。これは確かに不可思議で不可解です。 面白い作品でした。ありがとうございました!