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8348 のレビュー
  • 椿電鉄
    椿電鉄
    ずっと遊びたくてやっと遊べました!! めちゃくちゃ面白かったです。 短編ながらも、世界観作りが相変わらずうますぎます。BGM、フォント、動く背景など、その場にいるかのような臨場感と、あまりにも魅力的なつばきくん...面白すぎてあっという間に駆け抜けました。 @ネタバレ開始 死んだキャラと対話する展開が好きすぎなので、つばきくんが死んでいると知った瞬間にうううっ...ってなりました。好きすぎる展開なのですがうううっ...。つばきくん大好きです。 飄々としていて、ミステリアスで、話していても知性が滲み出ています。頭が良いロン毛美人は、健康にいい。色々頑張りすぎて追い詰められてしまったんだろうなと思いますが、ラストの彼の爽やかな笑顔でほろりとしました。頼むから地獄行きなんて言わないで... クリア後のタイトル画面のつばきくん大好きです。ずっと見ていたい... @ネタバレ終了 最後までとても楽しめました。 素晴らしいゲームをありがとうございました。
  • ゆめの深く~割れた心の向こう側~
    ゆめの深く~割れた心の向こう側~
    作品をプレイさせていただきました。 やさしいタッチのイラストと裏腹に、考えさせられるゲームでした。 @ネタバレ開始 いじめをした側、された側という両者だけの問題ではなく、 家族であるお姉さんにも辛いものが残ることになりましたね。 誰にでも恐らくある「悪いことをしてしまった」という気持ち、 そしてそれに蓋をしていることに気付かされるような気持ちになりました。 @ネタバレ終了 「ゲーム」という枠の中で、この様に表現できるのだなと感心しております。 素晴らしい作品をありがとうございました。
  • サブレキャットヘヴン
    サブレキャットヘヴン
    僕は1時間半ほどで読了することができました。 @ネタバレ開始 前作「アリスニャットシング!」の前日譚にあたるお話です。僕は「アリスニャットシング!」の登場人物たちが好きで、「彼らの背景をもっと知りたいな」と思っていましたので、そうした意味でも大変楽しむことができました。特に、前作では回想でしか出てこなかったキッコの姿を見ることができたのは嬉しかったです。彼女がジゴクに対して「ここにとどまっても良いと思っていた」と語るシーンが特に良かったです。当たり前ではありますが、彼女も本当は大丈夫でない中で大丈夫なように振舞っているんだよな、と。そうした苦悩も含め、改めて僕は彼女が好きだなと思いました。 本作品は「アリスニャットシング!」に比べるとファンタジー色が強めで、特に後半は楽しさも感じながら読むことができました。猫好きの人は特にびびっとくるんじゃないかなと思います。 また、これは本当に個人的な感想になってしまうのですが……。作品をプレイする中で見えてくる死生観が深く印象に残りました。生き物は必ず死ぬ。そして、我々人間はそのことでどうしようもなく心を乱されてしまう。しかし、それでもいいのだと。そのことも全部含めて、我々はありのままを受け入れて生きていくしかないのだと。そんな風に言ってもらえた気がしました。 @ネタバレ終了 ありがとうございました。
  • 重ならない、ただ独り
    重ならない、ただ独り
    重ならない、ただ独りを遊ばせていただきました。 @ネタバレ開始 一番初めに、村とジェフさんの関係を知るエンドになりました。他の2つも辿りましたが、動物の血の理由やジェフさんのことを知れたので、これが真相かなと思いました。 その道を知っているから、他2つを別の視点で眺めながら進められました。 @ネタバレ終了 主人公がおおらかな人で、けっこう竹を割ったような性格なのがめちゃくちゃ気持ちよかったです。 @ネタバレ開始 あとがきも拝見しましたが、作者様の可愛いラストがたくさん見れて眼福でした! あと考え方も、この作品を作るきっかけも知れて楽しかったです。 @ネタバレ終了 セーブの箇所もわかりやすく、選択肢の時に出してくださりありがとうございました。
  • 驟雨交々
    驟雨交々
    @ネタバレ開始 雨と聞くとなんとなく暗い話なのかなと思っていたのですが、さくっとプレイできました。 ふたりのやり取りを見るうちに仲の良さが伝わってきて、その正体が明らかになった時にすごく納得しました! 素敵なご兄妹! EDの演出もとても良かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 驟雨交々
    驟雨交々
    雨の中のちょっと不穏なやり取り。 これがどう発展していくのかと思ったら…… @ネタバレ開始 ネコチャン! カワイイ! 兄妹のお話でしたか。遠慮のないやり取りが可愛らしくて好きです。 猫は家につくというので、人についたこの猫はちょっぴり変わり者なのかもしれません。 雨で始まり晴れて終わるのが爽やかで良かったです。 @ネタバレ終了 素敵なお話でした! ありがとうございました!
  • 戯曲『十五夜』
    戯曲『十五夜』
    さくっとした作品ということでプレイいたしました! @ネタバレ開始 スポットライトの演出も、吸血するシーンの演出もとても素敵でした! あと、言葉の言い回しが、舞台の上という感じで、リズム的と言うか楽しかったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 人の気持ちが分からない!
    人の気持ちが分からない!
    前作からシャルルさんのことは好きでしたが、今回、彼の内面がしっかり深掘りされてますます好きになりました。超優秀な男性も、悪い男性も大好きな私には、シャルルさんがめちゃくちゃツボで、深々と刺さりました……。 @ネタバレ開始 *心の叫びをそのまま書いたので、ところにより文章が乱れています。 プレイを開始してまず思ったのは、みんな顔がいい上にスーツが似合う……!でした。スーツ好きにはたまらないです。 「恋」を選ぶとバッドエンドなのが、味わい深くて良かったです。「恋」とラベリングすることで、違和感を無視して自分の気持ちと向き合うことを放棄するので、これまで通りの方法で目的を達成しようとしたのかなと思いました。 そのバッドエンドが、もう、たまりませんでした~!!!シャルルさん怖い!!ヤバい!!!でもそこがたまらなく好き~~~!!! 「恋ではない」を選択した後の話もめっちゃ好きです!!それまで完璧に振舞っていた人が、その仮面を見破られてしまった瞬間!!暴かれてしまった恐怖!!最高です……!!! シャルルさんの、痛みを胸に抱きつつ、別れを告げようとするところがすごくツボでした~~!!! そして、自分の意思を貫きとおし、自分で幸せになろうとする強いマリアンヌさんがまたすごく良かったです!!! 偽物の笑顔の話がここでまた出てきたのも最高でした……! ハッピーエンド、すごく良かったです!感情を不要なものと思っていたシャルルさんが、自分の感情を受け入れて、マリアンヌさんとまた関係をやり直そうとするところがとても良かったです~!!!スチルも希望を感じさせる感じですごく好きです。 そして、物腰柔らかだけど、どこか人を寄せ付けない雰囲気が魅力的なベネディクトさんの、裏の姿を見て、彼のことがますます気になりました。 トゥルーエンドでは、「ベネディクトさんの本性来た!そうだよね、あなたは優しい人と言うよりは、そういう闇を抱えた人だよね!好き!!」となりました。嫌いだ宣言をした後のシャルルさんの反応が斜め上過ぎて声をあげて爆笑しました。シャルルさん、本当に最高です!!! そして、「俺に乗り換えないか?」と言った後、マリアンヌさんにすげなくされて、ゆっくりフェードアウトするところにも爆笑しました。ベネディクトさ~ん、落ち込まないで!!笑 ラストもすごく良かったです!分からないからこそ、分かろうと努力し続ける、その姿勢がすごく良いなと思いました……!マリアンヌさんとの明るい未来が期待できる終わり方で、良かったです。 SS2で、ベネディクトさんの、母親との関係を垣間見れて良かったです。彼の中の温かい気持ちも知ることができて嬉しかったです。 SS3はあまりの尊さに涙が出そうになりました……!!自分の命さえ道具の一つのような扱いで、冷徹に目的を達成することばかりを考えていたシャルルさんが!マリアンヌさんを悲しませないために、自らに枷をつけることを選ぶなんて!!!めちゃくちゃ深い愛がないとできないことじゃないですか!!!!!本当にマリアンヌさんのことが大切なのが伝わってきて、うわ~~~~~!!!!と感情が爆発しました。最高です、最高ですっ……!!!本当にプレイさせていただき、ありがとうございました!! シャルルさん、普段は自信家で優秀で冷徹な判断も平気でできる人なのに、マリアンヌさんのことになるとその優秀さが上手く生きないの、最高すぎませんか!!???いや、その優秀さを存分に生かして篭絡するバッドエンドも非常においしくて最高ですけどね!!! 人の気持ちに疎いシャルルさんが、マリアンヌさんのことになると『もう夢中!』という感じになるのがめちゃくちゃツボでした。どこが好き?と聞かれて、能力的なところばかり答えるのも、なんだかシャルルさんらしいなと思いました。 シャルルさんの、目的を達成するためには冷徹になれる性格と、マリアンヌさんを大切に想う気持ちの両方が存在していて、かつ、どんどんバランスが変わっていく繊細な描写が本当に見事で、プレイしていてのめり込みました。 言うまでもないことですが、スチルがどれも美麗で美しかったです……!!特に、バッドエンドのこっちを見下ろすスチルがめちゃくちゃ好みです。怖い!だけどそこがたまらない!!! 観察するシステムも面白かったです!最初、制限時間があるのでドキドキしましたが、何とかクリアできて良かったです。ベネディクトさんの情報の少なさには笑いました。さすがです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • SLATE!(スレート!)
    SLATE!(スレート!)
    SLATE!を遊ばせていただきました!! 縦画面におっと、スマホでやればよかったかもしれない?!とおもいつつ! @ネタバレ開始 なるほど、これは七変化!! すごく楽しかったです!! 最初は選択肢で場面がこんなに変わるし、違う感じになる作りなんだな~と思っていたのですが、ハルカくんという関西弁の役者さんの演技だったとは! もちろん、会場にも足を運び、なんか大サービスしてもらいました! さらに最後のボイスにびっくりです!! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!!
  • 夏のまなうら
    夏のまなうら
    実写の背景と綺麗ですっきりとしたイラストが重なって映し出される、モノクロの世界がとても印象的でした。 @ネタバレ開始 おねぇちゃんの語りから始まるお話に耳を傾けながら、もしかしたら…を考えていました。 おねえちゃんが死んでいるか、僕が死んでいるか…と 正解は前者でしたが、とてもきゅっとなる切なさがありました。 @ネタバレ終了 蝉の鳴き声。 モノクロから鮮やかな色になった瞬間。 現実に戻ってきた感覚を味わいました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 青は危険な色
    青は危険な色
    青は危険な色を遊ばせていただきました。 短い作品ですが、創作という題材が結構きますね… @ネタバレ開始 創作者のはしくれとして、この物語は心にくるというか。 嫉妬の暗い感情、だけどそれが悔しさになって原動力になったり… 人によっては折れてしまったり… @ネタバレ終了 作品を通して、私自身の心に重く乗りました。 素敵な作品をありがとうございました。
  • ジャックポットラット
    ジャックポットラット
    クビ=DEATH!!!な会社でクビになった二人の最期の会話を聞く作品です。 くたびれた先輩と明るく愉快な後輩のやり取りがめちゃ可愛い そして今作もフードっ子だ!帽子の上からフードかぶるのって良いよね……。 @ネタバレ開始 本当に…先輩が…良い……。 このリアルな空気感と言うか、仕事の内容や会社のブラック具合含めそらこうなるわな…みたいなのが…良い……。 だからこそ後輩の明るさと素直さが染みる~~~!この手もう離さねぇからよ……。 @ネタバレ終了 コミカルながらもブラックな要素あり!な楽しい作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • ミレニアムニューホーム
    ミレニアムニューホーム
    人外フードっ子可愛い…人外フードっ子可愛い…。 探索(と言うかクリック)要素ありのお家拝見ゲーム そんなお家を案内してくれるのが人外フードっ子のニアさんです。 このニアさんがまた可愛いのなんの… レトロで温かみのある家具や線も相まって優しい気持ちになれました。 @ネタバレ開始 とか思ってたら真相が辛い 辛すぎる……。 タイトルの時点で何かあるんだろうなとは思っていましたが、こ、こんなのってないよぉ……。 ですが救いはある!何よりニアさんの愛がある!!!それだけで希望を見出せます……。 @ネタバレ終了 短編ながらも楽しい要素が詰まった面白い作品でした 人外フードっ子可愛い!!!! 素敵な作品をありがとうございました!
  • 青は危険な色
    青は危険な色
    「創作する人の考えや悩み」 この紹介文に、耳が痛そうだなとゾクリとしましたが、足を踏み入れずにはいられない雰囲気でした。 結果、やっぱり心は抉られたのに、どこか忘れられない大事な一作となりました。 @ネタバレ開始 最初と最後に同じ文章を読むと全く印象が変わるのが、怖いくらい素敵な演出でした。 @ネタバレ終了 創作する方には是非一度プレイしてみて頂きたい作品でした!
  • ヘデラの花が枯れるまで
    ヘデラの花が枯れるまで
    幸せな一家の日常だけどなんだか様子がおかしい。一体どうしてこんなことになってしまったのか。 @ネタバレ開始 一番救いたかった家族を救えなかったやるせなさや虚無感、難病の治療薬を作る主人公を応援していた家族の想い、悲しいけれどふたりの想いを背負って世界を変えることができた主人公。 何度も胸を締め付けられつつ、号泣しました。 優しいタッチの絵柄と不穏なシーンの描写の対比もよかったです。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 椿電鉄
    椿電鉄
    先に感想を送らせていただきましたが、改めてFAを追加しますっ! ノスタルジックで静かで、ちょっとダークな雰囲気の中での特別な時間… あぁぁ!!ツバキさん…!! 深く心に残るような作品をありがとうございました…!!
  • ゆめの深く~割れた心の向こう側~
    ゆめの深く~割れた心の向こう側~
    作品をプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 何度かゲームオーバーになりながら夢の中を進みます。 妹さんのいじめの状況がわかり、友達として妹を助けたいと選択しました。 主人公が苦痛を抱いてしまいますが、でも妹さんは元気になったことだし、ちゃんと言葉もくれた。 そこまで落ち込まないでほしいとプレイヤーとして願います。 @ネタバレ終了 イラストがたくさんあって、本当にすごかったです! めちゃくちゃこだわってる…!ありがとうございました!
  • 夜半に道連れ
    夜半に道連れ
    可愛いイラストと、不穏めいたあらすじが気になっており、この度プレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 女性二人がとある男性を埋める。それだけで、大体の理由と流れが想像出来るので、お話を追うのが中々に辛く苦しいものがありました。 不倫相手のお宅に包丁を持って乗り込む!というドロドロ展開からの、ボコボコに殴られて瀕死になっていたらまさかの奥様が××してしまうという衝撃的な流れですが、男性のだらしなさや横暴さが、この結果を招いたわけで、正直私は二人の行動を責めることは出来なくて。ただただやるせないな……と思うばかりでした。これはもう情状酌量の余地しかないよ~……。 佐枝子さんとあさひちゃん。初対面ながら、同じ男性を好きになって、同じように傷付いて苦しんで…と、誰よりも理解し合える関係なのがまた切ないですね。二人共優しくて、いい子達なのがもう……! エンド1ではあさひちゃん…(泣)となり、エンド2は二人にとってのモラトリアムが物悲しくて、エンド3は罪を背負って生きていくことの苦しさや辛さと向き合っていこうとする二人を応援したくなりました。佐枝子さんの最後の笑顔にぐっと来ました…! 罪と罰。それに向き合う人の心。そういったものが、セリフから滲み出ていて、とても味わい深かったです。また、チル系の音楽が、静かに二人を照らしてくれているようで、より物語に浸ることが出来ました。 UIもシンプルで見やすく、作品にピッタリとハマっていて素敵でした。 @ネタバレ終了 ずっしりと重たく、しかしながら切なさと温かさをゆったりおだやかに感じることの出来る素敵なお話でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • オバケの沙汰もヒト次第
    オバケの沙汰もヒト次第
    はじめまして、SOALのスカと申します! オバケが出る怖くなさそうなゲームとお見受けしまして オカルト好きなのでプレイさせていただきました! @ネタバレ開始 す、好~~~~~~~~!!!! 依頼人が「口裂け女」さんだとわかったところで完全に掴まれました! す~~~~~~!!!! キャラクターがみんな濃くてイキイキしていて、 ドラマで見たい!アニメで見たい!メディア化して!!と思っておりました! 勝手にキャスティングしよ……!(やめろ) どのお話も面白かったので、 TO BE CONTINUE?が出たとき画面の前で頭を下げていました。 ぜひ!ぜひ!続きを!!!!お願いします!!!! ほんとにどのお話も好きだったんですが、 あえて選ぶなら花子さんが特にお気に入りです!ギャル!かわいいかよ! 最後の市川先輩のセリフで西村さんのことがとても心配になりました。 大丈夫だろうか…大丈夫であってくれ…! @ネタバレ終了 むちゃくちゃ楽しかったです! プレイさせていただきありがとうございました! 怖くないよ!みんなやろ!
  • 咲みと残り香
    咲みと残り香
    揺れる藤の花、儚げな表情の青年、軽やかだけどどこか切ない和風のBGM……タイトル画面を彩る各要素だけで一気に世界観に引き込まれました。 藤が揺れるのに合わせて香りまでこちらに伝わってきそう……とうっとりした気持ちにもなれました。 以前にも他作品をプレイさせていただきましたが、相変わらずさすがの雰囲気構築スキルをお持ちだな、と思います。 主人公の女性が「添い寝屋」という謎のサービスから派遣される男性と待ち合わせをしてデートをする……という冒頭から物語が始まります。 このサービスのことを、最初は字面だけで「性的なそれだろうか」と想像してしまったことは正直に申告しておきます……。 @ネタバレ開始 しかし序盤で舞台が京都、日にちが8月16日、ねむりんが妙に厚着だということで「あ! もしかしてねむりんは黄泉の国在住で、お盆に乗じて永遠に眠らせてくれる感じの人か!?」というところまで想像しました。 当たらずとも遠からずという感じで嬉しかったのですが、それ以上にねむりんの実態が重くつらくて、思わず作中での彼のかわいらしい笑みを思い浮かべてしまいました。 この状況はねむりん自体も望んでいるのかもしれないけれど、それでも主人公のわがままに付き合ってくれていた時のように、いつまでも無邪気に笑っていてほしいなあ、と願わずにはいられません。 おそらくあのひと時の間だけは、ねむりんも本気で相手の子自身を思いやって、好きでいてくれるのだろうと勝手に思っています。 とは言え実のきょうだいの恋愛ものって個人的に大好物なので、エミリちゃんの執着的な愛情も、合歓くんがいつまでも「妹」にとらわれている様も、それはそれでおいしい……という複雑な心境です。 「幸せ」が永遠に続いてほしいという素朴な感情が、お互いに首を絞め合っている(ように見える)のが、何とも皮肉かつ愛おしいなあと思いました。 重厚なファンタジー・オカルト要素も相まって、実際に夏にプレイしたらより世界観に浸れそうだなあ……! と最後までプレイし終えて感じました。 @ネタバレ終了 ビジュアルからシナリオまで極限まで練られた大変完成度の高い作品で大満足でした! 素敵な作品をありがとうございました。