ドラマ
8360 のレビュー-
探しものは、夏ですか。すごくおもしろかったです! カメラワークがすごく匠で、 綺麗な立ち絵、背景の色見もあいまって、 長い映画を見ているような気分になりました。 からくりがなんとなく見えてきた当たりのドキドキ感、 種明かしの後それだけじゃなかったところ、 最後までドキドキしながらプレイしました! また、最初に背景をプリロードする等 プレイ側への配慮もばっちりで、 本当に楽しかったです!ありがとうございました!【セチル】
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巡るランドリーアライグマ怖
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ストーリーテラーを作ろう!登場人物たちがただただ羨ましくて、でもそれは彼らが高校生らしい青春を送っているからというだけでなく、彼等が経たプロセスの途上に過去そして現在の自分自身の姿を見たからなのだと思いました。 夢。過去に自分が追ってそして諦めた夢、他人が追って自分が嫉妬した夢、そのような夢が積み重なって今の自分がここにいる、そんなことを考えながら読んでいました。 文学部の活動自体も発足を目指すところから始まりかなり変化があるのに加え、様々なイベントを挟んだりキャラクター同士の関係性なども変化したりと展開のバランスがとてもよく、すぐに物語に引き込まれてしまいました。 また、会話と会話の間に挟まる何気ない情景描写や動作描写がしっかりしているためすらすらと場面を想像しながら読むことができたのもこの作品の魅力だと思います。 未来に踏み出す勇気を少しもらえるような、そんな作品でした。
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魔女の愛した瞳の中にメモを取りながらでしたが、薬の調合の規則性がわかるまで苦労しました。 ですが、無事に作れた時の喜びもひとしおでした。 恨むなら時代を この言葉は、とてつもなく重いですね。 ラストに救いがあって、よかったと思います。
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雨やどりの妖精 第3話新人営業マンの男性のお話。妖精さんとの絡みかたが変化球で面白いです。1~3話と見てきて、全体的に家族のお話に寄ってる印象です。フリゲではあまり見ないのでうれしい。
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あいからの鎖死にたい子と殺したい子の共依存。出口がなさそうですが、ちゃんと光あるラストを迎えられます。もうずっと奥歯に物がはさまってるような、一筋縄ではいかない物語でした。どうあがいても歪んでいるのだけれど、主人公はどこまでも素直でまっすぐな印象を受けます。それは、その歪みをごまかさずに受け入れて向き合おうとしているからかな。投げ出したくなるような難問をずっと考え続けているんですよね。 色々な人間関係が出てくるのですが、その関係が「もう大丈夫」のように思えても歪んだところは歪んだまま、それに向き合っていこうとする心理描写がよかったです。主人公がした例え話(ふたりの人間が街中ですれ違う)が印象的だったのですが、これはどの関係性にも象徴されているような気がするし、そういう分析ができる主人公ちゃんは本当に強くて賢いです。 グラフィックも暖かみがあっていいですね。個人的には、主人公と友人のスチルがお気に入りです。あとお母さんの、なんともいえない表情が本当に好き。
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白紙の贖罪神話っぽくて、独特なタッチの画面がいい雰囲気です。罪を人に託すとは一体なんなのか、哲学的な側面もあり、いろいろ考えたくなる物語でした。
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purple sky女の子たちみんな胸大きいのにヒロインだけぺたんこなところに業の深さがうかがえました。プロローグが印象的なのですが、またその道を通るというのがいいですね。
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クズカップルとポリアモリーlineでの会話が臨場感ある。ボケたりつっこんだり、いかにも気心の知れた恋人同士のようなやり取りが面白いです。
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向日葵に添えるアイリス花で表現する時間。 国語の教科書のような雰囲気のよいお話でした。
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鉛の心臓かつて神童と謳われた兄を持つごく普通の少女が、決して兄を憎むこともなく、だけど兄と上手く関係を作れずにいる…、そこに、二年ぶりに幼馴染と再会したことで、まるで二人の関係の歯車に油が入ったかのように回り始める…という話です。 ただその油はよくないものかもしれないし、歯車は挟まった異物を磨り潰してしまうかもしれない。 …そんな話でした。 テキストがとにかくうまく、描写が丁寧なのですが、セリフのなまなましさは、青春小説のようでした。 テキスト量が多いのでじっくり腰を据えてのプレイになりましたが、とても素晴らしい作品でした。
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巡るランドリーすごく独特な作品でした。音の演出がツボでした。 現代設定っぽいのでさらに不可解さが増している気がします。 プレイしていくと立ち絵が現れて応答が変わったりと、なかなか飽きない作品でした。
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ある座敷童の一生どことなく遠野物語を想起させる雰囲気で、じっくり何度も読まさせていただきました。 ある伝承を糸口として紐解かれる、ある家族の悲しい歴史… 伝承や昔話ってそうやってできるものなのかも…いや、もしかしたら私たちが知っている昔話も実はそういう意味があったのかも?など、いろいろ想いにふける事ができました。
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幸福のラルカあらゆる点で高品質を実現されていて、驚きの作品でした。 カフェという舞台設定が、一人ひとりのお話を聞くという内容によく合っていますね。 主人公の正体が気になる仕掛けも上手いとおもいました。ただ、お話の上では一点、最初の方でリリィさんがお話をする場面で、主人公の正体はもしかして? と思うところですが、だとすれば、その話を主人公に振るのはどうなのかな、もしかしてリリィさん自身が?……と考えたのですが、最後を見ると最初の予感通りだったので、ちょっと引っかかりを覚えました。 キャラクター一人ひとりの深みの感じられるすばらしい作品でした。
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雨やどりの妖精 第2話第二話は、浮気してる主婦のお話! このシリーズ、ファンシーなタイトルですが今のところシリアスな現代ドラマばかりで読み応えがあります。今回は登場人物全員しっかりして~!とつっこみ入れつつ、固唾を呑んでエンディングまで見守りました。主人公が女の子にした「待つ」アドバイスにじーんときました。
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死神のKISS魔王様のボイスがすごくかっこよくて引きこまれました。だからこそあのラストにやられてしまった。まさかそんな終わりかただとは…! 面白かったです。
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幸福のラルカフェス前に感想を書いたのですが、フェス期間中も応援したいと思いFAを描きました。テーマは「カフェ・エスタシオン」で!えもふりで動き、フルボイスで喋り、素敵なBGMが流れ……と、まさに映画のようなゲームで、実際これを描きながらずっと作業画面の隣でAUTO再生リピートしてました。壮大な冒険ファンタジーでもどきどきの恋愛ゲームではなく、ただひっそりとプレイヤーの心に寄り添う優しいゲームです。疲れた時のAUTO再生、とても癒されるのでおすすめします。
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タマキハル~零章 プロト~「ちょっ!そこで終わるんかーい!」と、思わず深夜にツッコミました。 こちらはプロローグ編ということで、物語は完結しませんが、 すごく続きが気になるところで終わります。 うまいところで終わらせてきたなぁ…と思いました。 これ、プロローグ編を最後までやった人は、 続きが出たらもう必然的に遊んじゃうと思います。 どうなっていくのかホント気になる…。 この作品では途中から「事件」が起き始めたり、 生きてるかどうか存在のちょっと怪しい人が出てきたりもします。 個人的に、ただ男女がキャッキャウフフするものはあまり得意ではないので、 そういった少し特殊な要素も散りばめられているのが良かったです。 登場人物の中では胡桃ちゃんと沖崎さんが印象的でした。 あと学校でのイベントについては、 「そんなのあったあった!」と懐かしい気持ちになりました。 新しいクラスに誰がいるか、好きな子はいるかどうかを見て、一喜一憂したり…。 教室の座席は窓際の一番後ろが良いとかで騒いだり…。 めんどくさい委員会決めがあったり、 自らラクそうな委員会に入って、逆にサボろうとしたり…。 ちゃんと学校を学校らしく再現しようとしていて、 感情移入しやすい舞台としてイイカンジに思いました。 日時が進んだら体育祭、文化祭とかも期待しちゃいますね。 今回のプロローグだけでも1時間以上は遊んでいたと思いますが、 主な日常会話はテンポ良く読めるのも良かったです。 作者さんいわく誤字脱字が多いそうで、確かにいくつかありましたが、 内容が読み取れないようなものはなく、 遊んでいて気にするほどではなかったです(笑 ※ちょっと気になったバグ報告 GoogleChromeのブラウザ起動で確認しています。 タイトル画面の「設定」を押した後にCONFIG画面になりますが、 「BACK」で戻るとなぜかゲームデータのロード画面になります。 それをさらに「BACK」で戻ると、 一瞬CONFIG画面が表示され、タイトル画面になりますが、 どうもCONFIG画面のボタンが表示はされていませんが、判定は残っているらしく、 マウスカーソルを動かすと、見えないボタンが押せてしまいます。 押した場合「ラベル:'auto_speed_change'は存在しません」などのエラーが表示されます。 ゲーム進行に支障はないように見えますが、挙動としてはかなり怪しそうです。 ゲーム開始直後にやらかす可能性が高く、 これでゲームの印象がマイナスになっちゃうのがもったいないので、 ぜひ修正いただけると!
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ある座敷童の一生「座敷童」って幸福を運んでくるはずなのに、悲しい由来の話が多いですよね。子持ちになると、親子関係の話がガンガンに胸をえぐってきて…ああ…と、なりながら読みました。
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ねえ、先生背景と音楽以外、特にお声を一人でやっていらっしゃったとは……。 ハンドメイドの絵本のような、丁寧でかわいらしい作品でした。