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13360 のレビュー-
ちがうひと「ちがうことを受け入れたい」という言葉が気になってプレイしました。どのルートも衝撃的かつハードな内容で、プレイ後は色々なことを考えさせられました。 @ネタバレ開始 テオンくんルートでは、テオンくんが救いを求めるシーンが印象的でした。簡単に与えられるようなものではないことを、テオンくん自身も自覚した上で求めていたような気がします。 あなたは僕の救いではなかったけど、少しの喜びではあったという言葉が印象的でした。最後に、ユユさんがマリアさんに打ち明けられて良かったなと思います。 ルーさんルートの過去の凄惨さに目を覆いたくなりました。復讐心と、これまでの自分を恥ずかしく思う気持ちと、ユユさんたちのような優しい世界に憧れる気持ちが、ないまぜになってるところに、かなり心を揺さぶられました。ここのモノローグがめちゃくちゃ良かったです!ルーさんの、口は悪いけど、根は優しいところが素敵でした。最後は、希望を感じさせる温かい終わり方で良かったです……! 次にモトさんのルートを見たので、衝撃でした。モトさんの大変な過去と、それを少しでも償いたくてユユさんを助けたけど、次第に大切な存在になっていったところに、心温まりました。モトさんが、ユユさんに気持ちを向けられても、冷静な対応をしていたところに好感が持てました。このエンディングが、一番平和でホッコリしました。 @ネタバレ終了 壁にぶつかった時に、周りの人はきっかけを与えることしかできなくて、結局は本人がどうにかするしかないのだな、と改めて思いました。誰かが誰かを完全に理解することはできないし、救うなんて簡単にできるわけないけど、寄り添うことくらいはできるのだな、などと考えていました。 ハードな現実を丁寧に描写しながらも、ご都合主義的にキャラクターを救わず、それでも最後はどこか希望を感じられる終わり方になっていた点が、非常に好みでした。 色々と考えるきっかけになった良い作品でした。ありがとうございました!
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三秒前の恋人謎惑館のようにアニメーションに自分が組み込まれるような居心地の良さがあり楽しかったです。 ドット絵でこの操作性 気持ちいいですね。
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誰そ彼の陽大作恋愛ADVの面白さを凝縮したような、物語の構造に驚かされました。 特に意味のない、あるいは不自然な描写が、真意を知ることでひっくり返るあの感覚… それをコンパクトなボリュームで体験できる、良い作品だと感じます。
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キミのニセモノに恋をする内容がとても丁寧に考えられた気がして泣くはずがないと思っていたのに涙がとまりませんでした(இдஇ`。)
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きみはもうほかの誰かのものプレイさせていただきました シナリオも演出もとてもよかったです! なんだか懐かしくて寂しい気持ちになりました ありがとうございました!
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ふぁいんど・らぶ上は先生、下は中学生までの攻略対象と恋するオムニバス形式の短編乙女ゲーム。一つのルートごとに違う方が担当されているので、それぞれの絵柄とお話を楽しめてよかったです。 @ネタバレ開始 各キャラの感想をサクッと書いておきます。 立花先輩……先輩の更生の仕方が半端ない。根が良い人でないとここまでできないよ!主人公が好きになるのもわかる。目がカッと光った立ち絵に笑った。学校全体を良くしていく意味での美化をしていくお話が好きでした。 相原くん……そっけない彼が徐々に主人公に心開いていき、そんな自分に戸惑い一度突き放す所が良かったです。立入禁止の場所に入れた時の喜びよ。その後のくだりは可愛すぎてニヤニヤしました。赤いチューリップで告白するの可愛い。 清家先生……個人的に一番好きなシナリオでした。最初に告白されて『内緒で付き合おうぜ!』とかでなくきちんと教師と生徒として線引きしてくれたの最高。その後主人公を引き留めて余裕なさそうな感じで気持ちを吐露された時は悶えました。私を殺しに来ている。先生は主人公が卒業するまで色々と内心ハラハラしているんだろうなぁとその後に思いをはせました。山田くんルートも見てみたかった。 直くん……すーなーおーかーわーいーいー。圧倒的頭撫でたくなる少年でした。主人公を好きなのが言葉の端々に伝わってきて微笑ましかったです。弟・庇護対象だった直くんが自分を守ってくれるというシチュエーションが最高でした。告白もストレートで良かった。終わり方が素敵!! @ネタバレ終了 色々な恋模様を見れて楽しかったです。 素敵な作品をありがとうございました!
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これってモテ期ですか!?文章表現がとても良く、テンポよく進めることができました! 行動するシーンとか、え、この文章量でここまで動かせるのか… ってなりました笑 @ネタバレ開始 唯ちゃんの甘々いちゃこらからツバキさんの大人な恋愛まで書き分けれているのがすごいなって思いました。 特に唯ちゃんのシーンでは、声を出して「かわいい…」 ってずっと言ってました。 最後の審判では、そういうことかぁ… となりながら読み進めていって、誰に弁明するかでちょっと変わるのがまた細かくて面白かったです。 先にリスタートを押してしまって、もう一度スキップして見るかぁ…… と思っていたら、急にこっちに語りかけられてびっくりしました笑 (攻略ページをみて、キャラクターが押せることを知って、次は珠莉ちゃん……と思って矢先だったので笑) @ネタバレ終了 終始、ドキドキしていました。 素晴らしい作品をありがとうございます!
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ぱちばれ!White day +本編に当たる『ぱちばれ!Patchwork Valentine』をプレイしたので、こちらもプレイさせていただきました。 本編からさらに踏み込んだショートストーリー集ですが、本作でガラリと印象が変わったキャラもいれば、本編の魅力をさらに大爆発させてきたキャラもいて、今回もとても面白かったです。 @ネタバレ開始 藍川くんとアンソニーさんの印象が本編に比べてガラリと変わりました。 特にアンソニーさんについては、地球ではない別の……という展開、そして主人公さんに届かぬ片思いをしているところが不憫でありながらも健気で「アンソニーさん、いい人…!」となりました。主人公さんと2人だけの秘密である本名のくだりは特に大好きです。 アンソニーさんと仲良く話す主人公さんに嫉妬して「せめて声が女性に変えられたら…」と口にする大地さんが可愛すぎました。年上なのに超かわいいという魅力が大爆発。 このアンソニーさんのお話はワケアリ藍川くんの話を見た後だったので、すごく爽やかに楽しく読ませていただきました(藍川くん、ごめんなさい…! 藍川くんの恋愛観は、彼のお姉さんじゃないけれど「大丈夫かな」とちょっとだけ心配に…でも「今は代わりでもいい、いつか自分を」と待ち続ける男…刺さる人にはトコトン刺さりそうな藍川くんでした…!) 大地さんと主人公さんの話は今回もとても面白く、特にエンド7からの①彼女の楽園と②旦那の昔話の面白さは本編をすべてクリアした後だと尚のこと楽しかったです! 先生方みんなに愛されている主人公さんと、念を送り込む大地さん、そしてそれを見守る安定の瀬川さんの小話にほっこりしました。 昔話は最後の終わり方がもう本当に甘いなぁ!と最後まで糖分たっぷりいただきました。 「(ご褒美)いらない?」→「……いる」のこの流れ、最高でした。 2人にはこれからもずっと転がし転がされてラブラブかついっぱい幸せになってほしいです! 頑張って塗られたフォーマルスーツの大地さん、すごく格好良かったです! 大地さんという素敵なキャラにたくさん詰められた作者様の「好き」が両作品からたくさん伝わってきました。 理性が迷子になるところは子ども相手でも相手は心から好きな人だから仕方ないよーと大地さんをそっとフォローしつつ、私も大人目線で説教したり、西村先生にからかわれつつも精一杯抵抗したりしている姿がかわいいと思いました。 10年越しにこうして形にされた主人公さんや大地さんの物語、とても甘くて素敵で面白かったです。 @ネタバレ終了 本編の魅力を倍増させる素敵な物語たちでした。 素敵なゲームをありがとうございました!
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ぱちばれ!Patchwork Valentine一つ屋根の下で暮らす保護者・お兄ちゃんポジ、しかも昼間は教師と生徒の関係である素敵な眼鏡男子の大地さん(+α)との恋がスイートからビターまで楽しめる、オトメゴコロに刺さるゲームでした。 甘々一辺倒ではなく、シリアスな展開あり、「まさかの!?」な展開ありと、バレンタインのチョコアソートのような様々な味が楽しめる素敵な物語でした。 @ネタバレ開始 大地さんとの二重の意味で禁断の関係という設定だけでとても美味しい本作、大地さんの魅力を全エンドで堪能させていただきました。 一番初めに辿り着いたエンド1の胃薬エンドはもう本当に微笑ましくて「頑張れ大地さん(の胃)!」と応援せずにはいられませんでした。 個人的にはクラスメイト皆にも見守られ祝福されたエンド7が一番好きですが、主人公がきっちり計算して手が届かなかったあの某昼ドラ奈落ダークエンドも大好きです。急に投下された超濃度の昼ドラ成分に度肝を抜かれました。 瀬川さんや藍川くん、アンソニーさんなどのキャラたちも個性的で、特に瀬川さんのクラスメイトたちへの説得力や主人公さんたちに対する見守り力が大好きです。 アンソニーさんは本作プレイ後すぐにプレイさせていただいた後日談で「そういう御方だったのですね!」と急にキャラとしての魅力がぶわっと咲きました。 藍川くんは本作では微糖でしたが、後日談でまたガラリと印象が…良い意味ですごく味があるキャラなので、刺さる人には刺さるキャラとして魅力全開でした。 大地さんが学校などでも自制が利かずにキスしたりするところに「大地さーん! ここ学校です! 死角の問題ではないですよー!」なんて思わずツッコミつつ「いいぞもっとやれ」という思いもあり…初々しい主人公と余裕がありそうであまりない大地さんの甘い部分は糖分たっぷりで心が潤いました。 大地さんがキレて生徒の胸倉を掴んだり、俺の大切な人だと公言したりしたところもギャップ萌えではないですが、普段の温厚な姿からは想像できない姿で、とても魅力的でした。 御隠居と呼ばれているところもとてもかわいかったです。 エンドによっては……な大地さんですが、もう全方向全世界線で主人公さんと幸せになってほしい…! 一つ屋根の下で家族として暮らしてきた上に学校では生徒と教師という立場がありながら、二人がそのラインを飛び越えて互いの思いを交わすところ、お互いの思いを重ねた後で紡ぐ甘い時間が本当に素晴らしかったです。 スチルもどれも素敵で、2人が幸せ全開でハグしているスチルが特にお気に入りです! @ネタバレ終了 これからプレイされる方は同時公開されている『ぱちばれ!White day +』も同時にダウンロードして、こちらをプレイ後にそのままプレイするのもオススメです! 素敵なゲームをありがとうございました!
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キミのニセモノに恋をするプレイさせていただきました! キャラの想いのすれ違いがつらくて、終始これつらい……って呟いてました。最後には泣いた。 @ネタバレ開始 最初の電話がtrueに繋がっていたり、秋文が職業の魅力として語っていた『誰かの門出に立ち会えるところ』が、trueとして出てきたのも面白かったです。(トワは内定が決まってこれから将来の門出になるタイミング) 最後の「抱きしめる」「抱きしめない」でうんうん、と唸ってだいぶ悩みました。どちらの気持ちもわかる文章だったからこそ、すごく悩みました。 タイトルの使い方がうまく、どの3つの主なルートもありえる未来でそう描くかぁ……って声が漏れました。 人の感情が丁寧に描かれていて、深くまで入り込むことができました。 @ネタバレ終了 とても素敵な作品でした!! ありがとうございました!
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ちがうひとスポンサー賞が贈られているのを拝見してプレイしましたが、非常に素晴らしい作品でした。 登場人物がそれぞれ異なる背景を持っており、みな辛い経験を経ています。だからこそ人に優しくなれることもあれば、傷つけてしまうこともある。そういった人と人との関係性を丹念に描写しておりストーリーに引き込まれました。 亜人と人間が暮らす世界では人間社会にもそのまま通じる課題が顕著に表れており、様々なことを考えさせられます。 グラフィックも綺麗ですし、システムも洗練されていてプレイしやすかったです。 また、様々な意味を内包した端的なタイトルが素晴らしいと感じました。 以下プレイ順の個別感想です。 @ネタバレ開始 ・モトさん 本作で最も好感を持てたのが彼です。 見た目のキャラクター造形が素敵過ぎる。。 性格も不器用な優しさというか、 感情を排していることでとにかくフェアというか、 基本ブレない姿勢が素敵だなぁ、と。 ユユの気持ちは受け止めて欲しいですが、 そこは自己肯定感の現れなのかな、と感じました。 血が繋がってないなら100%OK派なので結ばれてほしい! ストーリー展開は痛々しくて心がえぐられる思いでした。 ・テオン 甘えた坊やかと思ったら過酷な運命を背負った少年でした。 このルートは回想シーンの形なので既に結論は出ているのですが、 なるほどそういうストーリーだったのかと深く納得しました。 これではユユが心に長く悲しみを抱くのも当然ですね。 私はこの論点についてはややドライなので、 本人の意思を尊重して見守った上で罪悪感もあまり持たない気がします。 と理想を言っていますが親しい相手ならそんな割り切れないよなぁ。 最後のやりとりのおかげで読後感はだいぶ良かったです。 ・ルー 別ルートを先にプレイしたので好感度最低からのスタートでした。 しかし、彼の育った境遇を考えると暴力衝動は仕方がない。。 絶対許されねえだろ!!ばっきゃろー!!からのスタートだったのに、 最後は仕方がないと思えるだけの境遇は重すぎでした。。。 いくら何でも過酷すぎる。。 差別相手の少年に暴力をふるうシーンではかなりスカッとしました。 暴力では何も解決しない、というのは分かりますが目には目をは気持ちいいです。 ・ユユ 最後に主人公。 スチルで描かれる姿を見てあまりに成熟しているのに驚きました。 育った環境により精神面での発達が遅めなのだと勝手に理解しました。 この外見だと確かに女性一人で治安の悪いところや夜道は危ないです。 もっと警戒心を持ってくれないとモトさんじゃないけど心配だ! モトさんももう少しユユに気を付けろって言ってあげてー!! ・ミツル ちょっと触れないのもかわいそうなのでやっぱりおまけでミツルくん。 序盤のやりとりで話のキーになる悪人だと睨みましたがあまり出番がなかったです。 あのモトさんが快く思っていないので心根が曲がっているかと思いきや、 特にそんな描写はなかったような気がします。(あっても少し微妙くらい) あれはモトさんが自覚していないだけで嫉妬?嫉妬なのかー!? 一方、ミツルルートで前髪ふぁさっからのあら美少年!ということもなく、 立ち絵が用意されているのにあまり見せ場がないので逆に愛着が沸きました。 @ネタバレ終了 非常に面白かったのでお勧めです!
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恋に落ちてはいけない20分ノベコレ歴数ヶ月ですが、初期の頃に「社会人!上司!…き、既婚!」と 主人公の心情を痛いほど加味してプレイさせていただきました。 初回はBAD覚悟で好感度カンスト。 100振り切っても鳴り響く効果音に想いが溢れます。 @ネタバレ開始 部屋に招く理由のネックレスに「そうきたか!」と少しワクワクしながら、 本当に落としていたとは思わなかったので、咄嗟に閃いたんだと感心しました。 罪悪感で閉じこもってしまった彼女が手紙だけでも読んでいたら、 指輪外した丹羽さんとくっついたんじゃないかな?とも感じます。 どちらにしても同僚に見られてますから、 心からの幸せな生活にはならないのでしょうね。 END4の選択肢解放した時は、問答無用で答えを選んで突き進みました。 過去の姿もかなり好みなのですが、ファンアートを描くのに 立ち絵を見直したら、今の姿「三つ揃え」じゃないですか!と ワンランク上の男を演出するのには必須だよねと頷いていました。 お付き合いを始められてよかったね…という、幸せな気持ちで すぐに読んだせいか、私の中ではExtra1が一番印象に残りました。 男女関係において運命が嚙み合わないもどかしさってあるよね…と 丹羽さんの気持ちを想うと切なくてしょんぼりです。 @ネタバレ終了 支店と営業所って遠いのかな?すぐに会えるのかな??という気持ちも ありましたが、ファンアートは「仕事帰りに夜桜を見るふたり」です。 暗いニュースばかりで花見もままなりませんが、 食事をした後、小さな公園の桜が満開でちょっと寄っていこうか… みたいなイメージです。捏造ですみません。 こんなデートを重ねて仲を深めていったらいいなという妄想でした。 素敵な作品をありがとうございました。
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さよならキャットボックスプレイさせていただきました! @ネタバレ開始 1周目は、最後の選択肢の上を選びました。 下は先の先の話になってしまうので、まずは先の話だろう…と。 そしたら、次回のデートの約束をして終わりになってしまったので、 これはどこかで間違えたな……?と思い、選択肢を回収しました。 2週目で、そこかぁ!!!となり、読み進めていきました。 ほんとに人間を書くのうますぎませんか……? もうちょっと後輩含め、恵一くんと深いところまでを話すことができればまた違ったのかなって思いました。ここで、たまにしか会えない設定が効いてきてて、そういう場が続いたときに、そんな重いと思われる話はできないよなあ……っていうもどかしさ……。 でも灯子は『もうこれ以上人に嫌われたくない』っていう気持ちもあっただろうし……。 慕われている後輩にも別れたことを伝えたら恥になるかもって思考も、こう、なんだろうな……心の底から人を信じられなかったゆえに、繋がりが弱くなってしまったんじゃないかなって。どうしても追い込まれている人って、全員に頼れなくて少数の人にしか頼れないんですよね。風船の重石みたいな感じで、それがなくなったら飛んでいってしまうんですよね。 またこの重石が有ってほしいときと、無くなってほしいときがあるので本当に難しいところだと思います。 最期、初瀬ちゃんにコールしたみたいにもうちょっと自分を出してもよかったんだよ灯子ちゃん……。 多様性が唱えられる世の中で、考えさせられる作品でした。 自分らしく生きるって難しいですよね、ほんとに。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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涙恋花2~徒花の恋慕~【完全版】タイトルの通りに涙無しでは見られない恋物語。 悲恋がテーマですが悲しいだけではなく魅力的なキャラクターとの甘くて胸ときめく素敵なシチュエーションが味わえるのも魅力的です! 真白くん→四葉くん→陽太さん→黄希くん&紅希くん→要さん→エデンさん の順でプレイさせていただきました! @ネタバレ開始 真白くん プレイ前から気になっていたキャラです!! 興味のある事になると一直線な変わり者な天才キャラは本当に私に刺さりました…… 頭が良すぎる故に周りと会話が噛み合わなかったり理解されなかったと思うと……! 最初は塩対応ですがその分デレた時の破壊力が半端無く糖度の高いイチャイチャがかなり良かったです♡ ずっとこのまま…とはいかず金の亡者父がやってきて!!この!!ちょっと表出ろ!!となったのは私だけではないはず こんな親でも愛して欲しかったのかなぁと思うと切ない気持ちになるしデレた後の幼さも相まって心臓が痛くなりました…… 四葉くん こんな小さな子に一体どんな事が……、?! とビビりまくりながらプレイ。 身構えていなのにも関わらず復讐の道具にされているなんてそんな…… 四葉くんは無垢で純粋ないい子だからこそ悲惨さが浮き彫りになります。 先生の気持ちはわからないでもないけど関係ない子を巻き込まなかったって……!と思ってしまいますがトゥルーでも語られる先生の葛藤や苦悩をみると何も言えなくなります…… トゥルー→ハッピーの順でクリアしたのですが先生の事情を知った後だとクズな親元に帰って欲しくないなとどうしても思ってしまいますね…… 陽太さん 売れないお笑い芸人!?テーマは紫陽花? 絶対二股するでしょ!!!!!と最悪な先入観のもと始まりました。 騙されない……と疑いながらプレイをしていましたが彼は本当に一生懸命で面倒見の良いお兄さんで本当に申し訳なくなりました…… 人を信じれないと言いつつコンビを組んだ時は本気で夢を2人で追いかけるつもりだったのでしょうし今までもそうやって裏切られてきたのかなと思ったり キエさんはかなり印象的なキャラでしたね!好きと言いつつ相手の気持ちをまっったく考えてない&タガが外れた時の暴走っぷりが…… 陽太さんのヤンキー時代のビジュアルがめちゃくちゃ好みでした! 紅希くん・黄希くん お互いに無い物ねだりな双子でコンプ拗らせてる感じがかなりエモいなー!!、と思いました! 主人公ちゃんは最低と自嘲しつつ双子との関係を変える気はなく……というまあまあな罪深さ! オマケでもふれていましたが確かに女の子に嫌われる女の子感ありますね!でもなんかそういう女の子がモテるんですよね何故か…… 紅希くんなチラチラ独占欲の強さが見えていましたがまさか後半であんな大暴走をするとは……! そしてなんといっても最後まで1番になれない黄希くん…… 選ばれない方をどうしても贔屓したくなってしまいますね! 要さん 戦時中という過酷な環境での出会い。 自分の事に精一杯で他人の事なんてもってのほか、特に女子供には殊更厳しい現実ですね……! そんな中手を差し伸べてくれる要さんの聖人っぷりはすごいのですが助けた理由が「一目惚れ」というのがかなり人間味溢れててバランスがいいなと思いました! 疎開してきた家族も次々に亡くなり残された2人で生きていって欲しかったなぁと思いつつそれをするには要さんの責任感が強すぎる……という切なさ…… お互いの絵を半分ずつ持っているというシチュとても良いです!! 告白シーンで「言わせて」という要さんの男らしさにときめきました! エデンさん 特殊な主人公ちゃんの生い立ちにミステリアスなエデンさん…… 天然気味な紳士かと思いきやまさかの裏の顔を持っています! 私はダリアの髪飾りに発信器か盗聴器が付いていて証拠隠滅の為に取ったのかとめちゃくちゃな邪推をしましたごめんなさいエデンさん…… 主人公ちゃんに出会う前から罪を犯してしまっているのでどうやっても幸せになれなさそう……と思っていたのですが作者様次回作にハピエン後が出る……!とのことでワクワクしています! 作者様の前作キャラもゲストで出ていて前作未プレイの人間はうわーー気になる!となりました!(黒宮さんが好きそう) @ネタバレ終了 声優さんの演技も素晴らしく心に残るシナリオでした! 素敵な作品ありがとうございました!
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玄関前で待ち合わせ「玄関前で待ち合わせ」 イケメンがLive2Dで動いてるぞ! 毎週金曜日に不登校のクラスメイトにプリントを 届けることになった主人公 どこか儚げな色気を漂わせる男の子との 恋愛を描く1on1の乙女ゲーです 一歩ずつ、一歩ずつ、ふたりが距離を詰めていく感じが尊い せっかく美麗な立ち絵をLive2Dまで使って 動かしているのに 顔を見るだけでも一苦労というのが 逆によかったと思います 充分に期待が高まったところで それを超える画力と魅力の詰まったヒーローの登場に ますますきゅんとしてしまいました ところで私がプレイすると なぜか?ENDにばかり到達してしまうのですが…… @ネタバレ開始 おかげで私の中で 隼人くんはすっかり病み系イケメンということになってしまいましたw 全END回収して、ようやくすっきりできました
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睦眼さん - hizumi2 -六つの目を持つ黒猫と、孤独を抱えた少女の話です。 初めて読んだのは随分前なのですが、レビューのために改めてプレイさせていただきました。 決して明るい話ではありませんが、これは「救う」ための物語だと思いました。バッジは三つありますが、エンディングは一つとされているのも、本当の意味で救うための話なのだと感じます。 さちの周りの環境について深くは語られないのも、誰もが「さち」になり得、救われるように感じて好きです。 黒基調の作品が多い中で、本作は白背景なのも、話のテーマに合っていると思います。六種類ある睦眼さんの鮮やかな装飾も、どれも素敵です。 20分程度で読める掌編です。三つ目のバッジは少し迷いましたが、お話を色々読み返せば見つかるはず! ちなみに、作者様の公式HPにさちちゃんの姿や擬人化睦眼さん、こぼれ話までファンサがすごいので、遊んだ方はそちらもオススメです!
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きみはもうほかの誰かのもの美しくも、切ないお話でした。 音と美麗なビジュアル、文体表現で自分もそこに居るかのように錯覚する「夏の空気感」が特に印象的でした。 概要欄にある通り、分岐によってホラー的要素もあります。そちらを選択した時はぞわっとしました。目を覆いたくなるほど怖い…!というわけではないのに、自身が背徳的な事をしてしまったという罪悪感と静かに狂っていくような様が恐怖心を煽られました。 @ネタバレ開始 エンディング後のスタッフロールの演出が非常に良かったです。 雨が降る中、これまで東くんと通った村の光景が流れていく…。 これは勝手な妄想ですが、物語終盤の雨により本殿にいたであろう「神様」と共にいた東くんはこの雨と共に人の世界ではないどこかへ旅立ったのかな、なんて思いました。 もしあの時、東くんの手を握り返して引き留めていたら… だけど不愛想でも聞いたことは返してくれる東君が答えなかったことから、主人公が遠く感じる程、「きみはもうほかの誰かのもの」なのだろうなぁ…とすごくノスタルジックな気持ちになりました。 また、最後にひまわりの花びらが舞うシーンも印象的でした。初恋と、夏が終わった…故郷もダムに沈みなくなった。けれど記憶の中では、いつまでも残っているというラストが切ないのに美しい…!!となりました。 @ネタバレ終了 美しいグラフィックと、音の表現、文体、斬新な画面構成etc…どれもが揃って一つの作品だなと改めて思いました。 とてもステキな時間を頂きました。素晴らしい作品をありがとうございました!
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その恋、暫定につき、バレンタインシチュエーションボイスZホワイトデーなので遊びに来ました。 3人ともめちゃくちゃかわいい!! @ネタバレ開始 直方先生は周りの目を気にするタイプなんですね。かわいい。最初チョコだけ出てきてこれで終わりだったらどうしようと焦りました(大丈夫だった) 翼ちゃんはちょっと不器用だけど旦那はお菓子作れて気遣いもできるっていうところがすごく良かったです。そういうの好きです。ずっと幸せでいてほしい。 和子ちゃんのチョコ、自分だったら食べるの躊躇ってしまうかもしれないですね。値段的な意味で……。 でも一度はそんなすごいチョコが食べてみたい、和子ちゃんみたいなかわいい彼女が欲しい人生でした。 @ネタバレ終了 短い時間でとても楽しめました。素敵な作品をありがとうございました!
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Holy Sonnet ~ホーリー・ソネット~ ローレンス編神に愛されし子でありながら魔女として処刑されたはずのロザリンドさんが意識を取り戻すと、なぜか2年前に戻っていた……今度はあの未来を回避してみせると、誓いを新たに魔法の腕を磨くことに―――から始まる、好きな魔法を磨きながらストーリーが進むとロザリンドさんら登場人物の秘密が紐解かれていく奥深い物語でした。 コーラス系のBGMが効果的に使用されていて、コーラス系BGMが好きな私には耳まで幸せでした。 @ネタバレ開始 1月上旬に一度プレイさせていただいていたのですが、完全版になるまでレビューは待ってほしいとのお言葉が紹介文にあったので、あたためていました。 遅くなりましたが、寄せさせていただきます。 前世から引き継いだものが、それぞれのキャラの根幹にも関わってきている設定が秀逸でした。 途中で見る夢の断片も効果的で「これはいったいどういう物語なのだろう?」と気になって、気がつけば初めから最後までセーブもせずにプレイしていました。 魔法は炎と聖とエーテルの三種類に偏らせて育成していました。 魔法をポチッと選んだ後の習得中画面でそれぞれ演出が細かくて素敵です。 小さなロザリンドさん、かわいかったです。 ロンさんが最初から最後までロザリンドさんのことが本当に好きなんだなと、セリフや態度の端々から伝わってきました。 特に序盤の恋人設定でいこうの件のときの嬉しそうな顔といったら…! ロザリンドさん、罪な女…!と思いました。 ロンさんの満面の笑みと赤くなった頬に可愛いという気持ちと、ロンさんに愛されてるな~という気持ちで心がぽかぽかしました。 最後は二人ともがワルツを踊りながら幸せそうな顔で見つめ合っていて、本当に良かったと思いました。 御二人とも、お幸せに! (クリア後のタイトル画面のスチルも美麗でした!眼福です!) @ネタバレ終了 今回はロザリンドさんとともに歩む未来ではなかったクリストファーさんたちとの未来も気になります。 素敵な作品をありがとうございました!
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イロハニホヘト大正時代のカフェーの女給が主人公の乙女ゲームです。 美麗なグラフィックに攻略対象キャラは全員イケボのフルボイス。 素晴らしいOP・ED動画まで完備された超豪華な逸品でした。 店の推薦を受けて美男子大会に立候補してくれるイケメンを確保する!という冒頭から始まるのですが、協力を依頼する候補者6人はお店の常連さん。既に顔見知り以上の関係にはあるので各ルートともに話が早いです。色んなタイプを取り揃えたメンズたちとの恋愛ワールドが楽しめます。 EDを迎える時点までの糖度はキャラクターによりそれぞれで、これから本格的に付き合う感じのものからもうガッツリ距離が詰まったものまで様々。イチャイチャするシーンは、なるほど淑女の皆さんは身悶えするに違いない!という超胸キュン仕様。後日談では一歩踏み込んだ糖度更に高めのストーリーが楽しめるのも大満足でした。 乙女ゲーの主人公の女の子が可愛いのはやっぱり良いなぁと感じたのと、登場人物全員どこかで見たことがあるような名前なのは雰囲気の醸成に効果的だと思いました!