ドラマ
7834 のレビュー-
ある座敷童の一生愛を飲み込んでしまおうとする悲しみと、悲しみに埋もれまいとする愛。 それを「座敷童」という存在に負わせた、深い深い物語です。 人はここまで非情になれるのか。 人はここまで愛情を持てるのか。 この深い思惟を与えて頂き、ありがとうございます!
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幸福のラルカ少しずつ、…少しずつは気が付いていたのですが…。 登場人物が物語を話していくうちに、心とは何か、を考えさせられる構成が良かったです。 キャラクターも美麗で、えもふりが効果的です。ボイスも本当に適役だなあ、と思いました。 カフェ・エスタシオンの「特別さ」が「当り前」を教えてくれる、素敵な世界観でした! 素晴らしい「心」のカタチを感じさせてくれる物語をありがとうございます!
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ちょっと気になる販売機江戸川乱歩の短編に「算盤が恋を語る話」というものがあります。物言わぬ計算の為に使われる算盤に示された数値に起こる偶然。私がその小説を読んだ頃には、すでにポケットベルの数字の語呂合わせなんてものは過去の遺物になっていました。 向こう側に人間か存在する算盤とは違い、この作品に出てくるのは自動的に言葉が選択され放送される自動販売機なのですが、ただの機械が少年の心に起こした奇跡は、言葉にできないほどの大きさがあると思います。 自己を認識し、世界を認識し、そして人間を認識する、…いえ、し直すきっかけとなったこの存在に、早く再会できるといいな、と思いました。 心豊かになる作品をありがとうございました!
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ねえ、先生誰しも「あの時に戻りたい」という心は持っているものです。 まれに「過去には戻りたくない」ということを思う人もいます。 どちらも「今に至る過去」に大なり小なり不満を持っているからなのです。 主人公の佐野ありすさんは不満ともいえる「心残り」があり、それが「時を戻る」選択にいざなったのでしょう。 トキウサギの力を借りたことが最後まで幸福につながってほしいと思います。 素直に言いますと、 ゲーム全体の雰囲気と、ボイスの可愛らしさが光っていて、素晴らしかったと思います! 心地の良いひと時をありがとうございました!
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ヤミクイウサギ&×2奇病と、特別な能力を持つ少女。 人間というものがどれほど悲しい存在かを思い知らされる作品でした。 作者様の、そしてこの作品の、意図するものではない、あるいは全く意図しないことかもしれませんが、ある登場人物の、最も輝いている存在は…、という言葉に凄まじい衝撃を受けました。 どこをとっても人間そのものを追及している素晴らしい作品でした。 ありがとうございました!
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うぇーい!予言週間本当に冒頭しかできませんけど、なんだかアトラスの真・女神転生のような展開があるのかな、と凄く期待しております!
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綾さんのお役に立たせて下さい!霊能者・綾さんとその守護霊の弓子さん、そして新米守護霊となった主人公・舞の3人が、 霊に関わる問題を解決していくストーリーで、 他の方の感想にもある通りプレイ後はアニメを1シーズン見通したような贅沢な爽快感がありました。 真くんと砂倉くんのエピソードが特に好きです。 霊とのバトルの描写が印象的で、 霊能者やその守護霊たちのコミュニティが独特の世界観で面白かったです! 弓子さんと綾さんの信頼関係や、 だんだんと絆を深めていく3人の会話が微笑ましかったです。 ラストは予想外の展開で驚かされました! ネタバレになるので多くは語れませんが弓子さんも綾さんも別ベクトルで良いキャラですね…。 幽霊になってからも役割を得たいと願う舞の心情に共感をもち、それだけに真ENDがじーんと来ました。 立ち絵も全てのキャラに用意されていて丁寧に感じました。 素敵な作品をありがとうございました!
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雨やどりの妖精 第1話女子高生の親や友人との悩みが描かれた現代ドラマ。第1話とありますが、この主人公の物語はこの1作で完結しているようです。受験生というだけで大変なのに!両親!しっかりして!と思わずにはいられずw 学校も家庭も息詰まる中、雨宿りは唯一素直になれる場所だったんですね。妖精さんとのやり取りがかわいい。どのエンディングも好きですが私はやっぱりDかな。
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ヴァンプ・ザ・プレイ・ヴェルヴェット【前〜中編】中編も面白かったです~!! 刀を抜いたスチルがすっごく格好よかったです! えんとももがラスボスと戦う日を楽しみにしてます!
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幸福のラルカ柔らかな季節を感じるビジュアルノベル。 いえ、もうビジュアルノベルの域を超え、映画のようなカメラワークと、生き生きと動き回るキャラクター達。 ノベルとして楽しむだけではなく、ビジュアル面でとても楽しませていただきました。 とてもやさしいお話でした。
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最終電車うう、これは、基本的に生きる気力を失っている人間には「刺さる」お話でした… 導入としてはばっちり心を掴まれるお話ですが… なんとか毎日元気に生きられたらいいですけど、難しいよね。 でも、うっかり彼女に「奪われない」よう、しっかり生きていけたらいいな、と思います。 クリア時にエラーメッセージが出て、内容的に、タグの指定ミスかプラグインの設定ミスで、バッジが取得できないようです…修正していただけたら嬉しいです。バッジかっこいい、欲しい。
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ヴァンプ・ザ・プレイ・ヴェルヴェット【前〜中編】テンポが良くてとても読みやすい。出てくる女の子がみんな可愛い。ギャルカワイイ。続きが待ち遠しいです!
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ホントウの僕彼にとっての「ホントウ」とはなんだったのでしょうか。 どのエンディングもどこか、「ホントウ」の幸せではないように感じて… 一番のバッドエンドに思えるものが、きっと真実のエンド、という意味でトゥルーだったのでしょう。 あの選択肢を押すのは…プレイヤーにも、彼の末路の責任を少し感じさせる、考えさせられるエンドでした。
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ちょっと気になる販売機もともと無機物などの命無きものに命を見出だすのが好きな私にとって、最高の物語でした。 ヒロインの自販機が、高度な人工知能が搭載されているわけでは無さそうな、あくまで「物」の範疇から出ない存在であるのが、この作品の素晴らしさの一つだと思います。 きっとこの「物」に命なんてない、でも、確かに心が通いあったと思える瞬間が訪れた。 「物」と「人」、そして「心」が優しく繋がった、とてもあたたかい作品でした。
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真説安達ケ原初っ端から赤頭巾がヤル気満々です。 プレイすると、サムネのお二人がコミカルな意味合いで用いられたのだなと理解できます。 いろいろな話やらネタやらが混じっていますので、フルに楽しむには少し教養が……。つまり、これが面白かったそこのあなた、あなたはとっても教養人(笑)。
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最終電車本編とifストーリーを読みました。どちらも暗い穴の底を這っていった先に、一点の光があるようなお話でした。突き抜けて明るすぎる話だと逆に辛くなるときにプレイするのが良いかもです。 画面のデザインが面白くて、こういう構成もありなのだなと勉強になりました。
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最終電車面白かったです! 文章も読みやすく、ストーリーも凄くいいです。 ifストーリーで元彼女の心情が描写されていたのも良かったです。
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探しものは、夏ですか。クリアまで読み終わった時の満足度が高く、 遊んでよかったなぁと幸せな気分になれるゲームでした。 数分で終わる短編ノベルゲームも多い中、 クリアまでは約2時間ほどのボリューム。 時間をかけた分だけじっくりと夏を堪能できますし、 ひと夏で成長していく主人公の姿が丁寧に描かれています。 水彩タッチの絵柄が、 鮮やかな田舎の夏、夏の暑さ、 夏に時折感じられる木陰の涼しさとか、 そういった空気感や雰囲気を感じさせてくれます。 晴れた夏の日にプレイしたくなりますねー。 BGMや効果音も雰囲気とマッチしていて、 遊んでいて不快感とかはなく、とても心地よい時間でした。 そういった点から、マイナスに思う点がなく、 遊び終わるときには心地良さと多幸感が残るゲームでした! サムネイルを見て、 「良い感じのグラフィックだ」「女の子が可愛いな」と思った人には、 ほぼ間違いないゲームだと思いますね。 序盤のやり取りがやや長く感じるかもしれませんが、好みならイケる…! 自分もヒロインみたいな子と、ひと夏を過ごしてみたかった…! ちなみに作中のキーパーソンの一人である、 直田のおばあさんですが、この人の正体ってもしかして…とか 勝手に深読みしてワクワクしていました。 良い意味で、謎が少し残ってる気がするところも好きでした。 考察サイトとかあればぜひ読みたいですね。 ※ラストでバッジが獲得できないバグがあるっぽいです タグ:[give_emblem]は存在しません というエラーが表示されました 良いゲームのラストだっただけに惜しいので、修正希望です!
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ちょっと気になる販売機少し不思議な短編。面白かったです。
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巡るランドリー独特の世界観をお持ちなようで、作られたこのゲームはかなり独特。 洗濯機の中身が回転するアニメーションには爆笑しました。 アライグマとの会話がなんだかすごく自然なやり取りで、それが面白かったです。アライグマなのに… でも隠しシナリオがほぼ見れてないです。ちょっとだけ見れたのですが、サムネイルに出てくる方全員と会えてない。 見れたものも、発生条件もわからなかったし…何がトリガーになってるのかしらん?