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8551 のレビュー-
今宵、忘却列車にて。優しいのに、どうしてだか悲しい気持ちになっていくゲームでした。 綺麗な世界観と統一されたUIが、より一層その気持ちを強くさせます。 タイトル画面の笑顔がもう忘れられないですね……どうして……
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今宵、忘却列車にて。美しい!切ない!泣ける!橘くん!!! 短い時間ですが、読み終わるころにはすっかり橘くん大好きになっていました。 タイトル画面も素敵です。意味が分かってから見るとぐっときました。 途中の駅も不思議で楽しそうな街ばかりで、あちこち旅出来たら楽しいだろうなあと思いました。 @ネタバレ開始 ずっと一緒にいるって言ったのに橘くん…!!降ろすなんて…!! 一緒にいられたらどんなに幸せだったか…でもそれをしないところに 橘くんの愛と覚悟を感じました。 @ネタバレ終了
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白き野に咲く花の名は女子高にいる生徒のどちらが男なのかを調査するという物語に 驚き&惹かれてプレイしました。 百合花ちゃんものばらちゃんも会話していくうちに 少しずつ心の距離が縮まっていき、二人の魅力を感じることができました。 @ネタバレ開始 気になる言動が所々あったのですが、 全ENDを見まして、そういうことね!とすっきりしました。 少し切なさはありますが、希望のある終わり方で良かったです! @ネタバレ終了
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わたしのしたい綺麗な文章を描かれており、雰囲気にあった素敵なストーリーでした。 @ネタバレ開始 朔と愛子の2人のやり取りが、たどたどしいけど優しささがある感じで気に入りました。 印象的なはじまりから、ホラー系かなと思いましたが、最後はじんわりと来ました。こういうお話好きです。エピローグで愛子も優しい老夫婦に引き取られて良かった。これから幸せになって欲しいです。@ネタバレ終了 夜にしっとりとできるいいゲームでした。
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花のかげになくらむ縦書きの文章と水彩風のイラストが特徴的で、小説を読んでいるような感覚でプレイさせていただきました。 文章表現が美しくて、すっかり世界観に没入することができました! 主人公の正体や男の正体が冒頭で詳しく語られなかった分、物語を読み進めていくうちに少しずつ真相が明らかになっていくところに目が離せませんでした。 切なく、美しい世界観が心に響く作品でした。 ありがとうございました!
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ロストフレンド『ダークネス・ボーイフレンド』クリア前のプレイだったので説明文にもあるように「独立した一つの作品」として楽しませていただきました。 まずはタイトル画面の笑顔がいいですね。そして始めた数分後。いきなり心が苦しくなりました。いじめの描写や途中に出てきた悪夢での感情もあまりにキツくて。(タイトル画面の笑顔はなんだったのか……) ですが重いテーマの中にも笑えたりするシーンを交えたり終始シリアスシーンだけで進まなかったのはよかったところだと思います。 一回だけ選択肢が出てきたのですが、この物語で本当に伝えたかったことがその選択肢にあるんだろうなって感じています。この分岐とTRUE ENDの碧人の考え方は刺さる人には刺さるんじゃないでしょうか。 @ネタバレ開始 他の人の感想にもありますが、その分岐で変わる碧人の考え方の違いもまた面白い部分でした。物語的にはNORMAL ENDの考え方が心の成長が見られた部分が出ていいのでしょうが、現実そううまくいかないことも多々ありますでしょうし。 TRUE ENDの考え方は一見弱気なままのようですが、今はまだでもそれが後のより大きな成長に繋がるんでしょうね。 ところで、翠の変装(短髪)があるなら碧人の変装(長髪)もあるのではと勝手に期待してしまったところもあります。ちょっとだけ残念…… (タイトル画面の笑顔、ちゃんとたどり着きましたね。よかったです) @ネタバレ終了
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1MINUTE IRREVERSIBLE(ワンミニッツ・イリバーシブル)最初の万華鏡の演出がとても綺麗で、切ない気持ちになりました。 happyEndがステキですが、もう一つの選択肢も読むとより気持ちを揺さぶられます。こういう色々考えてしまう読後感が好きなので、出会えてよかった作品です。 素敵なゲームでした。ありがとうございました。 go
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14歳からの脱出。なんとなくタイトル絵(というよりサムネ?)が気になって遊んでみましたが、 個人的には大満足の作品でした。 主人公が巨乳のグラビアを眺めるシーンでは最高に興奮しました。 もうこのシーンの臨場感だけでもこのゲームをやる価値がありましたね。 ストーリーの主軸も終始バカバカしくて良い感じです。 散々どうでも良い主人公の心情を読まされるのですが、 短く区切られていて改ページ多めな仕様がとても良かったです。 思春期の葛藤が大胆かつリアルに描かれている! コンビニでペンギンクラブを買っていたあの頃の甘酸っぱい思い出が蘇りました。 かつて少年だった男性、男が内に秘める純粋な欲望を理解したい女性、全人類にお勧めです。 最後ちょっと冗長っぽくラストも唐突でしたが、 私にとっては他では味わえない素晴らしい作品でした。 今更ですが制作・公開ありがとうございます。
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僕らのノベルゲーム(/ω\)ま、まぶしい。青春のきらめきがまぶしい。ああ、遥先輩と谷口さんと美央ちゃんと一緒にノベルゲームが作りたい。 そう願うほど、登場人物の考え方がしっかり描かれていて、いきいきしていたと思います。ラストにかけての新平の踏ん張りもカッコよかったです。 仲間の気持ちをくんだり、自分の意見をぶつけたり、情熱だったり、もどかしさだったり、ひとつのことを成し遂げる仲間たちのドラマが、気持ちよく描かれていたと思います。 いろいろなエピソードが詰め込まれていましたが、一番印象に残ったのは、鬼瓦くんとの交流です。 文芸部の外から、主人公たちの創作に関する良き理解者だったと思います。 読み応えのある爽やかなお話しでした。とても面白かったです。
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僕らのノベルゲームプレイさせていただきました。 ――もうこれで映画作ればいいんじゃないかな? と思うほどシナリオの完成度の高さを感じました。 演出面でも、立ち絵が近づいたり、遠ざかったりする動きが本当に歩いているようで素晴らしかったです。 @ネタバレ開始 前半のキャラクター達のやり取りは見ていて心地よく、合宿に行くまでの流れはグイグイ物語に引き込まれました。 物語の後半は、色恋沙汰で揉めるところがリアルで自然でした。誰も悪くないのに関係が悪化し、プロジェクトの中断寸前まで行くところは見ていて胸に来ましたね。 そこから鬼瓦君のイラストを見て、夜の学校に行く流れは激アツでした。 自分の頭で描いていたキャラクターがイラスト化されると、嬉しくなる気持ちも共感できました。制作者あるあるですね。 新平君が物語後半になかなか筆が進まない中でエゴサをして、酷評を見るところもリアルでとてもよかったです。ゲーム制作をするのはかなり骨が折れます。なのに労力に見合った評価が必ずしも得られる訳ではない。そんな創作の苦しみがしっかりと描かれていました。 そして、キャラクターではタツ君がかなり気に入りました。 好きな子と友人がいい雰囲気になり、執筆作業もできない苦しい中で、その友人から遅い時間に呼び出され、正論と水を浴びせられる。それでも文化祭直前の忙しい中で毎日徹夜でノベルゲームを手伝い完成させる。こんなに頑張ったタツ君に是非MVPをあげたいです。 最後に気になった点が一つだけ。 谷口さんが好きだった相手は誰なんでしょう? 新平君でしょうか? それとも後半に仲が深まった部長でしょうか? 色々と気になってしまって夜も眠れません。 @ネタバレ終了 創作する事の苦しさや楽しさが詰まった素晴らしい作品でした。 良作をありがとうございました。
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僕らのノベルゲーム3時間ほどですべて読み終わりました。 読みやすい文章に親しみやすいキャラクター達。 何よりノベルゲーム制作についてのお話。 面白かったです! @ネタバレ開始 文芸部の皆はどの子も個性的で好感がもてましたが、とくに感情移入したのはやっぱり主人公の新平くんです。 彼のノベルゲームが好きという思いや、文芸部の皆と団結してノベルゲームをつくるわくわくした気持ちがすごく伝わってきました。 新平くんがずっと大切に育ててきたキャラクターのエレナちゃん。 彼女の物語──成長していく過程が、主人公が仲間たちとの絆を深め、成長していくところとシンクロしているように感じられて、胸が熱くなりました。 新平くんが窮地に陥ったところは、いろいろと身につまされました。 精神的に追い詰められていくところなどは、他人事とは思えませんでした。 鬼瓦くんが描いたエレナちゃんを見るシーン、心に響きました。 タツくんとはもう無理なのかとあきらめかけていたので、仲直りできて本当に良かったと思いました。 読後はとてもさわやかな気持ちになりました。 辛いこともあるけど、創作は本当に楽しい。改めてしみじみと感じました。 @ネタバレ終了 次回作も楽しみにしています。 楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます!
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GARAKTA ROCKERS - 1st ALBUM -海外の児童書のようなイラストと雰囲気が魅力的な作品。 押せ押せなくっぴーちゃんにやられ気味な主人公…かと思いきや、案外我の強いタイプだったので二人の掛け合いは見ていて楽しかったです。 バンドを題材にした作品なだけあって、使用されている楽曲もどれも素敵でした。 @ネタバレ開始 クスと実力のある自信家が好きなので推しはノイズになりました。ごめんよロッカーズ…。 くっぴーちゃんに挑発され、生徒達の前でアカペラで歌いだす主人公がかっこよかったです。
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堕獄の花園、嘱目の人鳥。~Sanatorium・Garden~曼殊沙華と、たくさん出てくるペンギンたちがとても可愛かったです。 @ネタバレ開始 可愛かったけれど……全体的にやはり、えげつないというか怖いと言うか、絶望的な世界観でした(そこが良いのですが)。 前作時よりも、曼殊沙華に感情があって、人間らしくなっていたのが感慨深かったです。 人間ではなくなっていたのに人間らしくなったと言うのも皮肉な話ですが、どんな形であれ、二人が幸せになれてよかったなぁと思います。 妄信的に一途なアル君が特に好きです。あそこまで誰かを想い、想われてみたいなと想いました。(だいぶ物騒ですが(笑)) @ネタバレ終了 純愛でした……!
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そして僕らは世界を壊す約3時間で全ルートクリアしました! 端正な文章と美しいグラフィック、洗練されたUIなど魅力が詰まった作品でした。 主人公の梓くんはとてもしっかりしていて、年下の従兄弟、隆之介くんの支えになっています。隆之介くんはつらい子供時代のせいでトラウマを抱えていて… @ネタバレ開始 読み進むうちにふたりの関係が明らかになっていきます。 お互い相手なしではいられないし、お互いをとても大切に思ってるけど、少し息苦しいような、閉塞感を覚えるような関係のように感じられました。 ガラス細工みたいな男の子ですね、隆之介くん。 梓くんの少しシニカルな感じ、とても好きです。 隆之介くんもですけど、梓くんも繊細な子だなと感じました。 もしかしたら梓くんのほうが隆之介くんに依存してるのかも?と想像してしまうシーンもあり、ハラハラしながら読み進めていると、突然一周目の終わりがきてしまいます。 ここから選択肢が出るようになって、何度も世界を変えようとする梓くんにすっかり感情移入してしまいました。 つらい時間と、つかの間の楽しい時間。 そしてタイトル画面が変わったとき、鳥肌が立ちました。 これまでの謎が回収されていき、物語が大きく動き出します。 怒涛の展開でした。いまだに放心状態です…。 様々なシーンが印象に残っていますが、個人的には冷蔵庫から出てきたうさぎのリンゴに胸をうたれました。 隆之介くんを救いたかった梓くんと、梓くんを救いたかった邑井さん。 どちらの気持ちも理解できて、切なかったです…。 @ネタバレ終了 とても面白かったです。次回作も楽しみにしています。
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死ぬよりもつらいこと非常に重いテーマに真正面から向き合った作品です。 ここまでシリアスなゲームは過去にプレイしたことがないかもしれません。 プレイ中はともかく胸がえぐられるような感覚が続きました。 精神的に不安定な方は落ち着いている時にプレイしたほうが良さそうなくらいです。 作品を通じたメッセージはとても深みも納得感もあります。 生きるって本当に時として大変でつらいことがありますので、 簡単に幸せな、前向きな描写をするよりも心に突き刺さりました。 エンディング曲も一言一句しみわたりました。 タイトルは少し納得いかないな、と思っていたのですが、 ラストのシーンでこれ以上ない形で腑に落ちました。 そういう演出だったのですね。素晴らしいと思いました。 たくさん用意された音楽も自作というのは非常に驚きました。 他のゲームでは味わえない体験が得られました。 素晴らしい作品をありがとうございます。
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今宵、忘却列車にて。切ない、やさしい、儚い、そんな言葉が似合う物語です。 柔らかいタッチのイラストにSEやUI、がシナリオに合っていて 世界観に入り込みやすく、丁寧に作られた作品だと思います。 @ネタバレ開始 橘くんから真実を聴いている間、彼の見ている「夢」が タイトル画面のあの情景だと知った時、切なくなりました…。 そしてトゥルーエンドで彼の本音を聞けたとき、やっと 彼が救われるのかな…と期待してからのトゥルーエンド…。 しかし橘の親友を想う気持ちからすると、その選択が 当然なのではないかと思います。 勿論どこまでもやさしい彼のその後を想うと少し悲しいのですが…。 @ネタバレ終了 制作お疲れさまでした。
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東雲に霞む@ネタバレ開始 テーマがテーマだけに明るい雰囲気とは言い難く、そう考えるに至った各自のエピソードを読むのは辛くもありましたが、トゥルーエンドルートでは思わぬ展開がありました。 トゥルーは100%ハッピーな終わりというわけではありませんが、希望を持てるものでもありました。 個人的には、冬馬が最後持っていったような感は受けましたね。 また、DMを送ったのはエンディング後の2人だと思うのですが、そうであれば4人が実行を見送らなかった場合、どのように動くつもりであったのかが気になります。BAD ENDを見る限り、自殺を止めようとしたわけでもなかったので……。 @ネタバレ終了 キャラクターはイラストも含め可愛らしく描き分けられています。 女の子はどの子も可愛いですが特に秋穂が良いと思いました。 制作・公開ありがとうございました。
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お前のスパチャで世界を救えこんにあ~!! 2回の強制労働施設送りを経て無事Aエンドにたどり着きました! @ネタバレ開始 えもふりで動くにあちゃんが実際のVtuberのような振る舞いでとても可愛らしく、ついつい最大金額をスパチャしてしまいました。 @ネタバレ終了 端的に言うと素晴らしく面白かったです。 ……えっ?これが初めてのゲーム製作?嘘でしょ……。 私の最推しはかたラーメンさんです。 最初に主人公とあった時に感じた圧倒的な信頼感がたまりませんでした。
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君と二人で歩くことが優介さんと凛ちゃんがすれ違いながらも、次第に心を通わせていく様子に、心が温かくなりました。特に凛ちゃんの冒頭からの変化がとても感慨深かったです……!! 冒頭、話のテンポがよく、すんなり物語に入れました。二人の心の動きが丁寧に描かれていて、自然と感情移入することが出来ました。ところどころで笑いもあり、シリアスな話の中で良いアクセントになっていました。 また、随所に一枚絵が使われていて、視覚に訴える演出なのも面白かったです。 このゲームの全てから優しさがあふれていて、すごく好きな作品でした。素敵な作品をありがとうございました。
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ネームレスな彼女おっぱいに釣られてプレイを始めました!…何か問題でも? 結果として釣られてよかったです。 可愛いヒロインの立ち絵、スチルを堪能できました。ご馳走様でした。 @ネタバレ開始 冒頭でおっぱいに釣られてプレイを始めたと書きましたが、そのおっぱいも物語のキーになっていたとは…。 私が主人公ならバッドエンド直行間違いなしでした。いや、普通にプレイしても初回はバッドエンドだったんですが。…何か問題でも? シナリオとしては、終盤のふたりだけにできる「もっと特別なこと」のくだりが好きです。 @ネタバレ終了