SF・ファンタジー
8610 のレビュー-
Shiny night Drop作者様らしい幻想的で素敵な作品でした。 ジャンルがゆめかわ系周回ノベル、あらすじとタグ通りの単語通りの可愛らしいゲームです。 2周目くらいからどんどん可愛らしさが増していき、 ラストに至る頃にはとっても胸にこみ上げるものがあります。 あとがきで言及されている通り、色々と想像の余地もある作品でした。 @ネタバレ開始 グレうさぎさんと同じく、流れ星とお花の演出が好きです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます。 -
Seek a country ~彼の地を夢見て~驚きのフルボイス! どのボイスもキャラクターに合っていて熱量が伝わってきました。 OPムービーやタイトル画面、セーブ画面やマップ等も作りこまれていて、 制作はメチャクチャ大変だったろうなと思います。 これを完成させたのは意思の力でしょうか。 魔法のエフェクトがまたカッコよかったです。 主人公ゼノは最初ちょっと傾いてる感じだったけど、終盤はより主人公っぽくなってきましたね。 声もキャラに合っていて良かったです。 @ネタバレ開始 あと、使える魔法のチョイスが、ほぼ『強化』だけに特化しているという設定が面白いと思いました。 一見派手さはないけど使い方と工夫次第で様々なことが出来る。十分戦える。 好きなシーンは、海のクラーケンとの遭遇ですね。 大物と戦っている雰囲気と緊張感が出ていてよかったです。 そしてその回避の方法も良かった。 あと、ヒロイン勢ではソフィアさんが好きだけど、 他に気に入ったキャラを挙げるとすると、ダイクさんかな。自分に自信がなくて客にあたっちゃうところとか、憎めないなーと思います。 最後はきっちり新武器も仕上げてきてくれるし。 最終的にはゼノ達も居場所を見つけることが出来て、良かったです。 @ネタバレ終了 渾身の作品をプレイさせていただきました。 ありがとうございました! -
泣けない兎プレイさせていただきました。とにかくどの登場人物も魅力的で引き込まれるお話でした。暗い過去も可愛い面も持ちあわせる、人間くさいけど長寿らしく達観した顔も持つ……精霊たちや神さまたちの姿がとても好きです。クリア後、ギャラリーをしみじみと読みました……。 アンゼ大好きです。純粋で優しい性別なしキャラ、いとおしいです。 そして笛が大好きです。かっこよくまっすぐで、可愛くて、みんな笛を好きになってしまう。頷けます。 魅力的なキャラクターが集まっているからこそ、その裏に示唆される暗い背景にどきりとさせられます。 この先どうなるのか気になり、本作クリア後すぐ続編をDLしました。最後に番外編をプレイして救われる予定です。少しずつですがプレイさせていただきます! 素敵なゲームをありがとうございます。 -
おしまい少女透明感のある音楽とビジュアルが作品にとても合っていて素晴らしい。 言葉が溢れてくる表現をあのように演出されるなんて、あまりに美しくて溜息がでました。傷ついた人の背中を優しく前へ押してあげる、温かな物語でした。 素敵な作品をありがとうございました! -
Seek a country ~彼の地を夢見て~これはまさしく「読むRPG」というべき作品ですね。 さまざまな町やダンジョンが存在する広大な世界を テキストとイラスト、そしてボイスで描いている作品です。 特に戦闘シーンの演出には、力が入っています。 仲間が増える中盤以降は、一気にストーリーが盛り上がってきます。 冒険ものが好きな方には、特にオススメな作品です。 -
怠惰な天使は夢を見るとっても儚く繊細なんだけどユーモアのある世界観が素敵でした。 画面の色合いを初め、UIのデザインなどもこの世界観を構成する要因になっているかと思います。 多くは語られないですが、色の情報や画から様々なことが考察出来ます。 個人的にエンド4がイチオシです。音楽の入が素敵です。 -
星を降りるコカブ幻想的な世界観で、切なくて美しいお話。 音楽も相まってクライマックスには 胸がキュッと締め付けられました。 情勢が落ち着いたら、 外に出てこの物語を思い出しながら星空を眺めたいです。 素敵な作品を有難うございました。 -
ハイ ソーシャルディスタンス サークル ゲートちょっと感想がうまく言えんのですが、これ好きだなあ……w、めっちゃ好き。 こんなの見たことないけどどこか懐かしく、90年代のカッ飛ばしてた奇ゲーの雰囲気と00年代のギャグバカゲーが見事に融合している感じがして、僕にはどストレートでした。 マルチバッドエンディング方式ですが直前の選択肢に戻れるシステムが搭載されているので気持ちよく遊べていいですね。めっちゃゲートオーバーしました。 あと高輪ゲートウェイ駅の明朝体看板は個人的に好きです。 -
Shiny night Dropゆめかわ~☆なタイトル画面にホイホイされてプレイしました! 以下ネタバレ感想です! @ネタバレ開始 やっぱり冬紀さんのゲームはサイコ~~ですね! ずっと楽しかったです! ストーリーも演出も好きでした。 特に、流れ星の演出が好きです。 きらきら綺麗な流れ星が、何かが落下する姿に変化した時は「冬紀さん流石!!!」と、思わず拍手してしまいました!!笑 あと、クマさんがプレゼントしてくれるお花が枯れた花になったりウサギさんの首になったりしていくのがとってもとっても良きでした。 ほのぼの⇒サイコホラーのギャップが楽しめる作品が大好きなので、冬紀さんのゲームには絶大の信頼を置いています。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました! -
クローネとはぐるまのしま圧倒的な量のイラスト素材とクリッカブルマップで構築された緻密な世界観はまさに圧巻。 緻密なイラストをこれだけ準備されたというのがもう凄すぎです! 優しい絵本のような文章と詩的な会話、 オルゴールのような音色の音楽により幻想的な雰囲気を作り出していました。 基本的にグラフィックは単色で描かれていますが、 ちょっとした動きで温かみを感じますし、その分カラーの部分がより鮮やかに見られました。 あまり多くの情報が与えられない中でストーリーが進んでいきますので、 設定などに思いを巡らすことで想像力が掻き立てられます。 のんびりと雰囲気を味わいながらプレイさせて頂きましたが、 10話からEDではぐるまのしまの真実が明らかになってきて、 キャラクターたちの背景などが見えてきて驚きました。 シンプルな文章ながら、複雑で深い設定を持った作品ですので、 自分の読解力が十分に足りていたのかは少し心配になりました。 だからこそ、サイトで公開されている作者様自身の裏設定記事は とても興味深く何度も読ませて頂きました。 興味がある方は作品概要欄のヒントページから参照できます! ゲーム画面に興味を抱いた方には是非プレイをお勧めいたします。 ゆっくりとプレイして作品世界に浸ることができるゲームとなっています。 とっても素敵な作品をありがとうございます。
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巻き込まれたキアラの冒険テンポが良くサクサク遊べるラノベ風の異世界転生モノでした。 ファンタジー風世界観で織り成されるコミカルなシナリオが面白かったです。 笑いどころが多く冒頭から綺麗にまとまったオチまで一気に楽しめました。 味方キャラの数だけキャラクターグラフィックがたくさん用意され、 終盤に続々と現れるモンスターともどもビジュアル面もとても力が入っていました。 シーンが次々に進むのですが、何度も行動を選択できるので遊んでる感が強いです。 また、味方キャラが次々と現れ続々と仲間になっていくのでRPG感を味わえました。 無事に2度目のプレイでクリアすることができました! とても面白い作品をありがとうございます。
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アンドロイドは小説家になる夢を見るか?心温まるトゥルーエンドはもちろん素晴らしいですが、もう一つのエンドは主人公の気持ちがわかる気がして、何とも言えない気持ちになりますね。楽しみであるような、寂しいような、複雑な感じです。 ちなみに序盤のエンドを入れれば3種類でコンプでしょうか? あちらのエンドは予想した方向でありながら、さらに上を行っていて笑ってしまいました。 いろんな方向に楽しめる作品をありがとうございました! -
ティアマトの星影壮大なファンタジー作品です。 星空を見上げるとなんだか寂しい気持ちになるとき、ありますよね? この作品は、その気持ちの正体をプレイした人に教えてくれる作品だと思います。 入念に作りこまれた日常パート、個性的な登場人物たち……いつまでも作品の中の空気に浸っていたくなる壮大さです。 -
蝶塚 -昆虫標本慕情-蟲の生態が知れてとても勉強になるし、命とは、生きるとは……なんて色々と考えさせられました! 和の雰囲気やストーリーも大好きですし「グロテスクで美しい」という言葉がめっちゃ刺さる! 素晴らしい作品をありがとうございました!
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ハイ ソーシャルディスタンス サークル ゲートこれは確かに高次元。ちょっと言葉で表現するのが難しいので皆さんやってみてください。 こんなにカオスなのに、ゲームオーバーしたあとすぐ直前の選択肢に戻れたり、サークル名鑑の演出が凝ってたり、システム面や技術のレベルが高くていらっしゃるのがまた名状しがたく不思議な魅力です。 プラネットメガミがめちゃめちゃ好きです。 そして高輪ゲートウェイ駅には微妙に行きたくはならない。 -
夢喰姫 夢見る君と呪われた国おとぎ話のような世界観がとっても素敵でした!選択肢がいくつもあり、さまざまなエンディングへと進んでいくので繰り返し読みながら物語に浸ることができました。 本編もさることながら、おまけもとってもボリューミー!こちらを後に読んだので、最初は「あれ?」となりましたが、キャラクターたちをそれぞれ照らし合わせながら読んでいくのが楽しかったです。 携帯端末からでは、選択肢が表示される画面でメニューが開きませんでしたので、周回プレイ時には注意が必要かと思います。 @ネタバレ開始 おそらくタグについている「女性向け」というのは、おまけのストーリーの部分を指しています。こちらが物語上の本編であって、この作品自体はエイプリルフールネタで性別を入れ替えたもの……と認識しています。 主人公もお姫様ではなく王子様になっています。 きちんと物語を理解したい方は前作からプレイされるのが良いかもしれません。 @ネタバレ終了 この作品単体でも楽しめましたが、近いうちに前作もプレイしてみようと思います。 素敵な作品をありがとうございました! -
天海のメッセージボトルうう、感動しちゃいました(ノД`)・゜・。 眠る前にゆったり味わうのが良いかもですね~。 美しいストーリーに素敵なフルボイス。ごちそうさまでした! -
対象She-11に関する記録序盤はロボット&戦争の「カッコイイ」ってのが強かったのですが、そんな時代だからこその諸々が描かれていて感動しました。 その生き様、美しさ、尊さ、愛の深さ……言葉にするには難しいたくさんのものが押し寄せてきました。終盤が特にもう……! 心に響く素晴らしい作品をありがとうございました! -
パーソナル・スペースゲーム本編を楽しみ、読後に皆様の感想や考察を楽しみ、ファンアートによるイラストも楽しめるという楽しみ方がひとつでは収まりきらない作品です。 読了後、チャプター1から順番に再読させて頂いたのですが、謎が作品の魅力になるよう時系列を操作するのとしないのとでは読み手の感情的にここまで印象が変わるのも驚きでした。 本編に関しての感想や考察は他のレビュアー様の方々がもう溢れる知性と情熱で書いてくださっているので『自分もそう思います!』としか言えなくて大変恐縮ですが…… @ネタバレ開始 自分が一番強く印象に残ったのはプラネタリウムを観た後のシロエの疑問に対するクロハの『意味はないけど、それでいい』言葉で、 現実には目に見えず触れられもしないけれど確かに存在して、時間の檻に囚われず永遠にして不変ともいえる『人間の感情』を大切にしていきたいなと思いました。@ネタバレ終了 心に響く作品をありがとうございました! -
パーソナル・スペース点と点を繋げる物語。初回は3時間ほどで読了しました。 そう、初回は、なんです。この感想を書くためにもう一度読み直しました。 初回読了時点で作品から受けた感銘を文章で表現することが出来ずに諦めてしまったからです。 ノベルゲームという媒体でのシナリオの魅せ方を考え抜いた作品です。 作品のコンセプトとシナリオとシステムが綺麗にひとつに結ばれています。 ちょっとここに関してはお見事!としか言えないですね……。 @ネタバレ開始 あとがきも読んでからこの感想を書いているのですが、シナリオの原材料が10年以上前からあったにせよ、当初はノベルゲームとして作ろうとした訳ではないものを数か月の短期間でここまで昇華させた手腕は流石としか……。 シナリオに関してはやはり読み返しても感想を書くのが難しいですね。 このシナリオの面白さを表せる文章を私が持っていない。笑 ですので、特に印象深かったシーンを連ねていきます。 Chapter8。初めてラズリを起動するところですね。 ここでシロエがラズリに向けて自分は「人間」だと伝えるシーン。 やけに強く主張しているなと思っていたんですが、それがクロハから受けた言葉だと後で知ったときの納得感。 この辺り、Chapterが前後する構成が効いてきている場面でした。 Chapter15。天体観測。このChapter15で「15年」を合わせてくるあたりも憎いかったですね。(あとがきを読んだ限り、このシーンを書くときに聴いていた楽曲はやっぱりアレなんでしょうかね) 私はこのシーンとChapter33のスチルで涙腺が緩みました。 Chapter33。前述の通りなのですが、完全にやられました。 いや、展開的にはそうなるだろうとわかるところなのですが、予測可能回避不能ってやつです。 これまでの物語の積み重ねと、イラストの破壊力がなせる業でした。 Chapter34。 お話自体は悲恋なのですが、Chapter33のスチルのシーンや、この34の最期に希望を紡ぐ展開のおかげで前のめりな印象を受けます。 この雰囲気を支えているのはやはりラズリの性格あってのものだと思いました。個人的にこの作品のMVPはラズリですね……。 欲を言えば、初回プレイ中もREPORT画面のようにChapterの一覧を表示して、そこから既読と未読で色分けするなどして物語の全体をどこまで読めたか把握できるような作りだと嬉しかったかもしれません。 ただ、その場合は初回クリアまでは見れない14、15、21が歯抜けになってプレイヤーが「全部見てないけど本当にエンディング?」と余計な心配をしてしまう可能性もあるので難しいところですが……。 余談ですが、クロハがシロエに対して友好的だったのは、きっとベニカのことが好きだったからだろうなと思っていたので、あとがき読んで「やっぱりそうですよね!」って呟きました。 クロハとベニカの前日譚、「パーソナル・スペース・ゼロ」お待ちしております。 冗談です。響きがいいから言ってみたかっただけです。でも属性的に私の大好物なのは間違いないです。 @ネタバレ終了 UIの配置自体は前作と変わらずなのですが、より作品の雰囲気にマッチしたデザインに仕上がっています。 各メニューのボタンがスマホ操作でもしやすそうな大きさと間隔に配置されていて良いなと思いました。 ですので、まずはスマホからでも気軽に読み始めてもらいたい作品です。章区切りで読めるので最初のChapterだけでも!お勧めです。

富井サカナ/DIGITALL
CIL(しる)
kiji
糸尾かしか
向風鈴g
夜は行く
菊島姉子
藤本カンナ
グレうさぎ
雨宿りん
渡辺葉
さむいそら
夢観士あさき
ねこの/milkcat