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SF・ファンタジー

6295 のレビュー
  • ただ淡々と、故に徒然と。 ~あたしは、きみと、はじめまして地球~
    ただ淡々と、故に徒然と。 ~あたしは、きみと、はじめまして地球~
    以前からシンプルながらも素敵な2人の女の子が大変気になっており、プレイさせて頂きました! 小学四年生になって転校生がやってくる所から始まる、のんびりふんわり、あったかくてどこか不思議なお話… 自身が小学生だった頃はどんなだったかな?と少しだけ過去を思い出そうとしながら、この素敵な物語に足を踏み入れました。 @ネタバレ開始 すばるちゃんが可愛すぎて…!!!! この、地球人として生活するのに明らかに不慣れな感じが堪らなく愛おしいです…!終始まちるちゃんと同じ心境でした! まちるちゃんがはぶかれ者として学校生活を送っていた所、転校生としてやってきたすばるちゃん。不思議で変な子でしたが、そこがまちるちゃんにとって大切で失いたくない要素なのが堪らなかったです…! 自分と同じはぶかれ者、変な子…。だからこそ話しかけやすいし、変同士だから気を遣って話す必要もない。だからより仲良くなれた、帰り道だって寄り道よりも一緒に帰る方が楽しくなった… そこから、徐々に普通に近付いて人気者になったすばるちゃん。以前よりも遠くへ行ったような気がして、不安になって…。「変な子」路線を決して変えようとしなかったまちるちゃんが、すばるちゃんを追いかけて苦手意識を感じていた「普通」に近付こうとするのが、悲しみや成長を感じられて大好きです。「普通」に近付く一歩目が「お友達になってください」から始まったのも好きなんですよね…! まちるちゃんが事あるごとにすばるちゃんに教えていましたが、「友達」に関してはすばるちゃんがまちるちゃんに教えてあげようとする所も凄く素敵でした…! すばるちゃんの、本人はボケてるつもりは無いのにまちるちゃんやトウセ様にツッコまれまくるのも楽しかったです!すばるちゃんの独特な字や語録大好きで!また、トウセ様に対して頑固で少し強引な所・若干辛辣な所も、お兄様に似て堪らないですね~~~! スチル、最初の、下から窓を見上げるようなブワッとカーテンが広がって綺麗な青空が見えるスチルが一番好きです!!綺麗でした!! おまけの充実具合や、コンフィグや説明書の丁寧な手書き文字も、タイトル画面が2回変化するのも素敵です! トウセ様のネーミングセンスやツッコミ、苦労性な所も好きです!これからもすばるちゃんやお兄様に振り回されまくって欲しいですね!(ぇ) @ネタバレ終了 等身大の小学生らしい言い回しや言葉遣い、小四になったばかりで習っていないであろう難しい漢字を使わない文章に拘りを感じられて大変良きでした!イラストも文才もセンスの塊で、ただただ羨ましいです…! 素敵な心温まるゲームを有難う御座いました!これからもまちるちゃんとさんかいさんが楽しく過ごされますように…!
  • ケートス号にまつわる記録
    ケートス号にまつわる記録
    ゲームボーイのような色調のタイトル画面に惹かれてプレイしました。プレイ冒頭から縦画面に最適化されたグラフィックと文字の調和が素晴らしい画面レイアウトと、興味が止まらないシチュエーションスリラーのような状況のシナリオに惹きこまれました。 周回を重ねることで徐々にゲーム内の世界が理解できる構成も秀逸で、全エピソード&EDを見るまでずっと楽しめました。全体的に作者様のセンスをひしひしと感じる作品でした。
  • IZ EP:CORNEA
    IZ EP:CORNEA
    ストーリーが美しいし、何より絵が本当に最高ですね 素晴らしい世界観を浴びれて幸せですわ(´-`).。oO
  • チョコサンデーへの約2時間
    チョコサンデーへの約2時間
    @ネタバレ開始 短いお話でどちらも普通のよくある休日の風景なのに、癒され救われ泣かされたりで抱えていたモヤモヤが軽くなりました。 あと無表情半眼の人と一見何を考えているのか分かりやすい組み合わせですが背景の色とかキラキラとか表現が上手くて表情を見せる人以上に感情が伝わりました。 @ネタバレ終了 夜にプレイして程よく疲れを癒される作品でした。 ありがとうございました!
  • ステラ・ミア
    ステラ・ミア
    終末世界が舞台で、登場する二人のキャラクターの美しく切ない関係性が印象的な作品でした。 @ネタバレ開始 ミアちゃんがフレルくんに冷たく接するも、フレルくんは全然気にしないみたいな関係性も好きだったんですけど、ちゃんと理由があったんですね...(T_T) フレルくんは終始読めない感じだったけど、ミアちゃんの気持ちにも多分気づいていたのではと思ってしまいます。 叶わないと分かっていても、二人の関係性をずっと見ていたいと思ってしまいます。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • チョコサンデーへの約2時間
    チョコサンデーへの約2時間
    同じ物でも違う見え方するよねって現象がさんろっくさんのフィルターを通すとこんな素敵な表現になるのですね。さんろっくさんの描く世界大好きです。とてもたのしくプレイできました。ありがとうございました。 byウニクリのketata
  • チョコサンデーへの約2時間
    チョコサンデーへの約2時間
    以前から気になっていたので、公開と聞いてすっ飛んできました! @ネタバレ開始 まずは表シナリオを通しプレイ、そして裏シナリオを通しプレイで遊びました! 普段の日常の中で考えていること、感じている感覚が、ここまで細かくファンタジックに描写されているところに圧倒されました!!もう「こんな表現方法があったのか!!」と、脳に衝撃が走っております!!! そして、同じ情景であるのに、表シナリオと裏シナリオで見えている世界が全く違うところに驚いて、 比べながら読んでみるとさらにそのコントラストにハッとしました! さんろっくさんの作品でしか味わえないこの世界観・言葉たちが大好きです!! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!
  • IZ EP:CORNEA
    IZ EP:CORNEA
    前作に引き続き退廃的な世界観の中で確かにある暖かい空気と友情の話がとても面白かったです。 また映像が世界観を作り上げて演出しているのがとても良かったです。 楽しませていただきました。
  • kara no utsuwa
    kara no utsuwa
    優しい絵柄の中で描かれる宇宙、漂流したそこで出会う人々、誰もが癖があり、でもどことなく愛おしい、そんな物語です。 やりとりはどこかちょっとずれながらも、でも人間ってそういうものだよね?と、本当に人間らしさを感じさせてくれますし、二人の何かが通じたような一枚絵を見た時は胸がきゅんとする嬉しさを覚えました。そこで生まれる優しさや嬉しさの「意味」も含めて、遊んでよかった作品です。あとメニュー画面めっちゃ好きです。 @ネタバレ開始 出会う人々が最初のメールで出てきた自分の弱点に近いな、と思っていたのですがメタファーではなく実際に自分との対話だったのは非常に印象的でした。私事ですが最近自分自身の心理と向き合うこともあり、他者以上に自分を抱きしめることの難しさを感じることが結構あり、私自身の現状に刺さったところもありました。物語が進むごとに自分のセリフがちょっとずつ増えてくるのが非常に印象的で、それが自分を受け入れる過程になっていて、私自身もいいものを持ち帰ることができたような気がします。 思い出深い作品をありがとうございます。 @ネタバレ終了
  • Mileden vol.1
    Mileden vol.1
    バディ系のストーリが好きなので、楽しんでプレイさせていただきました! まず、起動してソシャゲ風な画面が出てきてビックリ! とても洗礼されたデザインで、いきなり楽しさが爆発しました! ストーリーの方も世界観がしっかりと構築されていて、とてもワクワクしながら遊んでいました♪ 心理描写がとても丁寧にわかりやすく描いてくださっているので、すっと頭に入っては彼らに共感できました。 戦闘シーンも迫力満点で、かっこよかったです! 現在はvol.1とのことですが、こちらの作品だけできれいに区切りの完結ができ、かつ続きが気になる流れになっているので、「惹きつける導入部分がうまいなぁ~!」と勉強になりました…! @ネタバレ開始 シンディア先輩が離脱した真意が、とても気になります! ちなみに私の推しキャラは、シュヴァイツ一家の家長・ゼヴラさん。 ミーデンキャラたちが魅力的なのはもちろんなのですが、たった3人で団体勢力と戦える知恵と技術を持ち、オセロくんの行動を一方的に咎めず、次の改善案へとつなげる会話がすごくツボりました。これぞ家長の器…!!! シュヴァイツ一家の行動も、気になります!! @ネタバレ終了 とても丁寧で、情熱を感じられる楽しい作品でした! 現代ファンタジーの戦い・葛藤系が好きな方には、きっとハマります! 完結まで、応援しております♪
  • サイコロナイト
    サイコロナイト
    ミステリアス&スタイリッシュ異形頭なキャラデザに惹かれ、さらに悪魔と人間の関係と交流!! 幻想的なダークファンタジーの世界観がとっても魅力的です!! @ネタバレ開始 クロサイさんとシロサイさんのデザイン、そして性格のコントラストがめちゃくちゃグッときました…!! ミレアちゃんを巡って、距離が近づいたり、互いを意識したり、ほっこりもドキドキも緊張感も詰まっていて、 3人の会話シーンが大好きです!! そして、ストーリーの「悪魔と人間の交流の描写」にとても胸を打たれました…! 互いに違うからこそ、わからないからこそ、気になるし惹かれあっていくと同時に、逃れられない運命もあって… 出会ったばかりの人間との少しずつ育まれていく愛情と、過去の人間との忘れられない別れの対比、 悪魔と人間との特別な関係が深く心に沁みました! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 異種間エンパシー
    異種間エンパシー
    近未来の舞台で、しかも麗しいバイオノイドとの物語…好きにならないはずがない! @ネタバレ開始 アルのビジュアルから既にタイプなんですが、共感して涙を流せるところや不器用なところなど、一般的なバイオノイドらしくない彼の個性を見てからもっと好きになりました。 お迎えする選択肢以外(私の目には)見えなかったので、まずはEND3へ。 心温まったところで他のエンドも拝見しましたが、悲しすぎて結局もうEND3を見に行くことに笑 そして圧巻のアフターストーリー、どれも面白かったです。 分岐後にこれだけしっかりとしたお話が続くなんて、一度で三度おいしい構成ですね! END1の思い出がよみがえるシーンや、亜子ちゃんを守って壊れていくシーン、すごく引き込まれました。 END2は金髪アルにテンション上がりつつ、結末が悲しい…! END3は伊集院さんに不安を覚えるところが印象的でした。 未知への恐怖というか。理解しているつもりだけど、心の底ではすぐに受け入れられないところがリアルな描写だな…と感心させられました。 自分でも絶対、亜子ちゃんと同じこと考えちゃうと思います。 それに種族が違う以上、未来にもたくさんの問題が起こるんでしょうね。寿命も… けれどそんな不安も、ゆびきりで吹き飛んでしまいました。 誕生日のお祝いをねだるアルが可愛すぎます。お幸せに! @ネタバレ終了 大変好みな作品をありがとうございました。 楽しかったです!
  • IZ EP:SCLERA
    IZ EP:SCLERA
    良…切なくて儚くて最高でした。 @ネタバレ開始 あすてろidさんの細かくて優しくて触ったとこから崩れてしまいそうな絵と文で描写される人類の終焉とも呼べる絶望感を、悲壮的な感情を織り込まないで心の奥底まで染み込ませていくのすっごく良かったです。イリスがどうしても助けたいたった一人の家族を自らの手で殺す以外の選択肢がなくなっていく感覚が生温い湯船に浸かってのぼせていくあの吐き気と気持ちよさが混濁するようで最高でした!@ネタバレ終了
  • さまよひあけめぐり
    さまよひあけめぐり
    楽しかったよ。絵は可愛いし、音楽もよく使った。感動されたことがあった。陽先ちゃんの気持ちによく心が通じられた。、
  • IZ EP:CORNEA
    IZ EP:CORNEA
    前作と今作。続けてプレイさせていただきました。感想は『最高に刺さる』に尽きます。本当に面白かった。きっとこの作品を作るのにとても長い時間かかっているはずなのに一時間程度で終わってしまいなんだか複雑な気持ちです。 エンターキーを押していただけのものが言うのも差し出がましいですが、次回の作品もとっても楽しみに待っています。スパゲッティでも食べながら。
  • はじめての!デスゲーム・マスター
    はじめての!デスゲーム・マスター
    配信にてプレイさせていただきました。 とうとう公務員がデスゲームを運営する時代…時はまさに世紀末なのか!? と思いつつもデスゲームのGM側をする内容は珍しい事とかなりワクワクする物があった為楽しくプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 とりあえずゲームでは定番の名前入力から始まるのかと思いきや、実は面接からというスタートは意外性があって良かったですね。 ゲームページの概要だけ見るとすでに就職後という事ですぐに本編と思っていたので導入としてもここからやるのか~! と、まさにこれから自分がデスゲーム課に配属されるまでを含めての流れとして良いチュートリアルだったと思います。 志望動機を語る部分は初見だと流してしまいましたが、明言されていないからこそアドリブで好きな動機を即興で語れるという意味で実況としてはおいしかったです。 周回した際にはこれは遊べる要素だ!とばかりにこの場面で早口にそれっぽく語ったりしました。 そして、簡単な質問という事で出される二択の質問。 犯罪行為の経験を問う内容という事で、初見では素直に答えましたがこれによってもしやそもそも就職できないバッドエンドがあるとか…? と初見では首を傾げましたが、純粋に主人公の累計犯罪ポイントというプロフィールが決まるお遊び要素として後程連動している事に気づきました。 いざ合格し、配属先にいけばいかにもデスゲームのGMをつけた上司マスさんの登場。 入ってきた人がことごとく辞めてしまうというので、これってもしや結構ブラックな職場なのかな…?と雲行きの怪しさも察知しつつ。 名前を聞かれた際に素直に答えるかどうか。 答えない場合不名誉な呼び名をつけられる事にどう対応するかで分岐するお遊び要素とデスゲームという重たい題材ながらゲーム全体の流れは割とコミカルでしたね。 デスゲームそのものは知っているので初回は説明を聞きませんでしたが、ここで説明をしてもらうと世界観の仕組みも含め深掘りをされるので後から把握し納得しました。 殺人でも1回なら280ptなのでギリギリデスゲーム行にはならないんだな?というのは少々意外でしたね。 そして書類が見つかり主人公のポイントが判明する際 ポイントがやたらに高いと「経験者でしたかァ~~~!!!」と言われ、少なければ「清廉潔白な身の上ですね!ペッッ!!!」 と、少ない分には何の文句があるんだ!?となるのも細かい。 いざ、ゲーム会場…へ向かう前にデスゲームのGMと言えばお約束のお面も支給され。 やはりこれって、公務員がやる場合でも必須だし支給品なんだ?と思いましたが、顔が割れる事で関係者遺族に逆恨みをされないようにというちゃんとした理由があるのになるほど? 本来なら正体不明のGMという怪しい雰囲気の演出がメインでしょうが、公務員がやるとはいえ確かにそういう点ではリスキーですものね…。 デスゲームの内容時代はマスさんの出題する問題に対し自分がAとBどちらだと思うか? その答えと違う人に加点されていき、3点になったら脱落とやる事自体はとても簡単な内容。 …ですが、その割には操作できそうなボタンが多いような?関係ないと言われてますけど。 初回は一応言う事を聞いておこうと余計なボタンは触らず、手紙も勝手に読まず、規定人数が脱落でゲームは終わる。 という無難なプレイをすればエンド1を回収。 とりあえず、前回と違う事をすればまず別エンドを回収できるだろうという事でここからフリーダムプレイに走らせていただきました。 家の形をしているボタンを押すと一気にキル数が100人単位で増えた!? セキュリティシステムの作動により100人が一気に死んでしまったというとんでもないボタンをこんな所に何故設置したのだろう…と疑問に思うも1回押したらもうそのゲーム内では操作できないように取り外されてしまい。 星のボタンはムーディーなライトの演出、水滴のボタンは感想を書く上で連打して気づきましたがスライム?のようなものが出現する謎のボタンだった…!? ハートのボタンはおみくじと確かにゲームには関係ないというか、何故つけたのか…この設備を作った人への疑問が尽きません。 でも、コーヒーとバーガーの注文ボタンは長丁場となった際のブレイクタイムとして便利ですね。 人の生死を握りながら飲むコーヒーは美味いか…?という演出的にも好きです。 ゲームの合間にされるマスさんからの質問も、倫理観がバグってる物から一般的な反応とその時の自分のロールプレイや気分によって選べて良かったです。 個人的に、デスゲームの運営側をする物をプレイする時点で率先して倫理観をバグらせて楽しみたかったのでそういう突き抜けた反応ができるのはなかなかでした。 あくまでゲーム等の架空の世界でのみ満たせる欲でもありますし。 お昼休みという事で手紙の配達がてら監房棟へ。 ラテ君は初見だとどうして自分を殺して欲しいとお願いをしてきたのか。 家に帰りたくないとしか理由を話してくれませんでしたが、それだけで死を選ぶのか…?と疑問を抱え。 破天荒フリーダム方針にしてからは率先して手紙は開封する方向だったのでマスさんから預かった手紙ももちろん開封。 ミドリさん当人も口頭で説明していましたが、フィールドワークの一環として収容されているだけでマスさんも協力者としてデータを手紙という形で横流ししているようでしたね。 話に嘘がなかったという点で補強はされたというべきか。 どのみちフィールドワークという目的の為に、手段として被検体の尊い犠牲はあったようですが…。 官営プラントは何かを製造している?らしいけれど主人公では入る事もできないので謎のまま。 裁判所も用事がないという事で敷地に存在はするけれど行けない場所の扱い。 欲を言えば中が気になるところですが、1つの敷地で裁判→監房棟→デスゲーム会場→プラント、という必要な物が完結しているというのは合理的ですね。 (見たい気持ちはありますが…プラントの中は、エンド5を考えると入れたら駄目としても) それと、チュートリアルの際にバーガーを注文しているとお昼休みパートでマスさんが摂取している物がコーヒーからバーガーになるのも後から気づきましたが細かい! ミドリさんからもらったキャンディを試してみるとそれぞれの参加者がどの選択肢を選ぶのかがわかるという仕組みのようで。 確かに不明のままでは狙った人物の生死を操作できないのでこれは必須アイテムでしょう。 逆に、これを渡すという事でミドリさんはこれまでイカサマで生存してる訳でしょうし。 という事で、もう一回家のボタンをドーーーン!!! 信じられない…という反応をするマスさんですが、こちらは一度やらかしているのに何故再びボタンを戻しておいたのか…。 2回目の時点ではまだ呆れつつもそこまで厳しく注意される事もないまま。 ネームド参加者はラテ・ミドリ・バロウの3人。 興味深いのは、問題に対する解答は毎回参加者により固定っぽいので=その人の信念や通したい物 という事と言える点ですね。 タイムマシンで過去と未来のどちらへ行きたいか? ラテ→過去/ミドリ→未来 と、ラテ君は今の環境を思えば過去にやり直したいとかこうすれば良かったがありそうだしミドリさんは今をエンジョイしてるし先の技術の発展等を見たいのだろうなと納得。 恋人の携帯を見るか? ラテ→見ない/ミドリ→見る という部分も性格が出てるな~?とその参加者がどんな価値観なのかを観測するというのもなかなか面白い部分です。 質問そのものも、正直この明確に正解がない…ボタンを押す人の性格で左右をされる問題ばかりという理不尽さ。 なのに、目玉焼きの味付けの問に対し(ソース派は改心せよ)といった事が書かれていたりとやはりコミカルというかノリは軽い。 後にマスさんがこんな制度間違っているとの発言をしていましたがそれ以前にこんな質問で生死が分岐するのも相当アレでしょうね。 おやつの時間という休憩タイムへ。 昼にデスゲーム会場へ行ってどんな観客が来るのかを知っているかどうかで実際に賑わう様を見た際の反応も違うのがやはり細かい。 富裕層の娯楽としてデスゲームを観戦するというのも、実際デスゲーム物における目的としてありそうなのでそれが個人規模か国営の設定なのか…ですねぇ。 しかも、国が胴元で生死予想の賭けもされているという命の価値の軽さ。 人口管理や治安問題といった建て前があれど、軽視されているのは否定ができないでしょう。 ルノさんからの要望については正直拒否する理由がないというのが私の見解でした。 服装から喪服であろう事、実際に夫を殺された被害者遺族という立場。 大事な人の命を奪った相手が憎いというのは当然の心理でしょうし、バロウ自身も犯罪常習者という真っ黒に焦げたエビフライの色。 今回で5回も入っているのによくこれまで生き延びてきたな?というのも驚きですが…ミドリさんのように八百長を持ちかけたのか余程運が強いのか。 (しかも、当人と会話した際も罪の意識がないので更生もしないだろうなと) 「こんな人間が、短い収監やチンケなゲームへの参加だけで赦されていいはずがないんです!!!」 人の命の扱いが大概軽い(ゲーム内容の運要素の強さ等) しかも、裁くという観点でも機能が怪しい(殺人でも1回なら280ptで入れないのに4回も入っている常習犯な時点で) と考えれば、ルノさんの言い分は何も間違っていないよなと。 そして、彼女が去ると死んだ旦那の霊が!? こちらもお願いがあるようなので聞いて見れば、妻とは反対にバロウは殺さないで欲しいという要望。 殺すのではバロウにとっても反省の時間や更生の機会を奪う事になる、という真っ当な言い分ではあります。 何より、妻にとっての救いを考えた際にそれが復讐の達成であって欲しくないというのは…死んでしまった側なら思うのかもしれませんね。 死後も妻をずっと見守っている中で彼女の様子が変わった事が痛ましくてしかたないのもある。 死因について聞いた際も、妻のブローチが盗まれたらと焦って声をかけたら運悪く…という内容。 ルノさんが言っていた証言から、本来なら厄介事に首を突っ込まない性格の夫ならありえないというのにも説明はつきました。 ここでも、もっと話せる相手だと思った。 でも彼だって、環境や境遇のせいであんなことをせざるを得ないのかもしれない。 赦してやってもいいのではないか。 という、死んでしまえば皆仏(のような心になるというのか…)確かに、環境等はあれど限度はあるかなぁというのが難しい所。 アッシュさんが善良で人をあまり疑わないしそんないい人だからルノさんも惚れたんだろうなという事は読めましたが…。 悩むところでありますが…アッシュさんの気持ちはわかるとはいえ、復讐は生者にとってこれからを生きる為に必要な清算でもある。 なので、キル数を抑える理由がないと思った際は遠慮なく殺害を選びました。 監房棟へも顔を出し。 ここで受け取れる手紙も、内容を読めば背景が知れるという点では必須なのだろうなと思える内容でしたね。 (勝手に開封して読むのは駄目ですが) ラテ君が何故収容されているのか。 貧しい家庭だからこそ、下の弟たちにひもじい思いをさせない為に盗みを繰り返していたという理由だった事。 母親はそのことを今まで知らずに仕事にかまけていた事。 だから、家には帰りたくないとラテ君は死にたいと言ったのだと。 これも、基本は当人の希望通り死なせた方がいいのか?→手紙の内容を知ってからため息しか出ない という流れになったので、もっと早くに知っていれば…となる良い演出でしたね。 ラテ君当人に、生き延びた事へ文句を言われた際に再度理由を聞けば 自分がいなくなればその分食料を下の子にあげる事ができるから。 捕まってしまった自分を、もう母親は嫌いになったはずだという思い込みがあったから。 それは違うよと、手紙で母親の気持ちを知れた際は生かして良かったと思えましたね…。 本日最後のデスゲームへ。 という事で最後の100キルボタンをぽちっとな!! マスさんもさすがに3回目となると切れるようで、罵られた後にボタンを回収されました。 だから…2回やった時点でもう外しておけとあれ程……。 生死が重要なのは今回バロウのみなので、ここは行きたいエンドに合わせて調整を。 ようやく業務も終了という事で、タイムカードを押す前にゲーム会場へ行ってみればルノさんが。 彼女の要望を叶えればこれで気が済んだとばかりの様子。 そして、意図的に人を殺すという行為をしたこちらを気遣ってくださいましたが基本は頭のネジが飛んでいるモードだったのでそんな心配いらなかったよ…というのは胸にしまいつつ。 後は、アッシュさんの伝言としてブローチの事を教えればきっとそれが後の心の支えになるのかな…と。 バロウ殺害の際、アッシュさんがまだいるかの質問にはどちらでも都合よく解釈しているようなのでまぁ見えないならここは好きに思わせていいのかもと見送り。 山のようにある規則を全て破るのには長い時間が要るであろうという内容の文面。 収監者の誰よりもアウトローな精神を胸に宿した新人と表現される主人公。 クソヤバサイコパス(お前) というエンド名もそのまんますぎるド直球でエンド3は好きです。 1が殺害数が少ない場合。 3が破天荒まっしぐらルートであろう事。 となるとまだ回収できていない2はその中間であろうと予想はできました。 純粋な殺害数が多いのみのエンド…とまで考える事はできましたが チュートリアル含め参加者全員キルはなかなか難易度が高く運も絡む以上難しい。 試してみるもエンド1に行ってしまったので、どこかを間違えている?と悩み。 そういえば、エンド3ってやるなと言われた事をコンプしてるっぽい表現だったな? と気づいて1回だけ100キルボタンを押す事でエンド2は回収できました。 そしてなんちゃって善人プレイな会話をしてる最中に隠しであろうエンド6も回収。 回収難易度からてっきり6がエンド5なのか?と思いきや思わぬ収穫でしたね。 ◆独自の世界観 チュートリアル段階でマスさんから聞けるこの世界における情勢。 ミドリさんを生かした場合に判明する研究についてのデータ。 確かにこのゲームにおける参加者はみんな人外っぽい姿はしていると思っていましたが、元々は現実のように概ね同じ姿であった事。 それが環境由来の理由で突然変異を遂げた結果様々な姿になり、元の人間からの変異幅が大きい人程犯罪をしやすい事。 特に顕著な例として語れる人種の特徴は、どう考えてもバロウと一致したので彼がやけに収容されている事やそういう性格である事の裏が取れましたね。 ついでに、配信内では回収できなかったのでバロウ生存時に可能な質問も全て確認いたしました。 結論だけ言えば…やはりこいつ、処した方が良かったのでは?と。 確かにパンを食べる際に使われている麦がどの粒だったかを覚えている人はいないでしょう。 自分が今回、どこで犯罪を行った結果収容されたのか?その点から店の事は覚えている。 だけど、その理由が理由なのがあまりにも被害者が報われないと言える内容過ぎる…。 ラテ君のように貧困から犯罪に走る事はあるでしょうし、一家を養う大黒柱と言っていた点から家族の為…ならまだ多少の少々は境遇という観点を考慮できたかもしれない。 けど、仕事のできる環境がありながら楽だからという理由で犯罪に走るのは間違いだよなと。 (同時に、何故彼の服装が農夫っぽいかもここで理解しました) 収容され、デスゲームに参加した時点で罰は受けた。 だから反省をする必要はない こんな事を平然と言える時点でアッシュさんの考える更生のチャンスなんて与えても無駄だし、一応生存させた方がブローチの事を伝えるのとセットでルノさんの今後を考えると良さそうなのにはまた複雑な気持ちとなります。 やはり、変異幅の大きさは傾向として人の倫理観すら狂わせるのか? と思うも、それに関係なく現実にもそういった人間が存在していると思うとそれだけがまた全てではない。 人が不完全な存在で善悪どちらにも転べるからこそ永遠の課題である。 確かにこのゲームにおける世界観や設定は現実とかけ離れた架空の物でありながら、根底にある人間の描かれ方はどこかリアルという印象でしたね。 エンド4に行く際語られる、マスさんとしても現在あるデスゲームの仕組みに否定的である事。 加害者は罪と向き合う事にはならない…という言葉も今ならその実例を見てしまったので肯定する要素しかない。 それに、被害者遺族の声としてルノさんの訴えを聞いた以上そちら側の救済や犯罪抑止という面でも問題があるのは痛い程にわかります。 先述した『人が不完全な存在で善悪どちらにも転べる』というのも、だからこそ善でいられるように犯罪を犯す必要がない社会保障や教育があればある程度は防げるのではないか? 根底にある問題を解決しない限り、その末に生まれた犯罪者をただ見せしめとしてデスゲームにかけても意味はない。 祈っている。被害者に等しく救いが訪れ、加害者が加害者とならず生きられる人生を。 祈っている。誰しもが当たり前に生き続けることができ、幸せを追い求められる世界を。 善性スイッチというか、頭のネジを普段の調子にするのなら一番好きなのはこのエンドですね。 新しい天秤というエンド名も、これからに必要な物だなぁという点でワード選びが良いです。 しかし…このエンドを見ると、そう思いつつも国でなく実は世界規模で問題を動かさないといけないという事実に直面するエンド5で背筋がひやっとしますね。 エンド5は条件がわからなかったのでヒントに頼らせていただきました。 そこからあのエネルギーバーが重要アイテムという時点で、味の感想にあった鉄というワードから嫌な予感はしておりました。 とりあえず、あれを食べた状態で探索をすれば血まみれなコシュミエさんとエンカウント。 もうこの時点で嫌な予感しかない、選択肢にも逃げようとする内容が混入するのも納得の流れ。 デスゲーム会場の片付けの話は以前にも聞いていたので、彼女の姿が血に汚れていても死体処理のせいと思えば理解はできます。 問題は、死体をプラントの方で二次使用するという点にあって…。 詳細を聞けば、チュートリアルの時点でも言われていた現在世界規模で人口を制御せざるを得ない理由が再び出てきます。 だからこそ、ラテ君のように貧困層による犯罪も多そうだと思ってはいましたが…。 「培養しやすい適性がある奴はそういう風に使って、そうじゃないのはハムかミンチが多いかな」 ここで再び思い出される、ミドリさんが話してくれたこの世界にいる人類の説明。 突然変異としてこの世界の人間は様々な姿になっている事。 それが犯罪率にも関わるという事は、脳の構造にも影響を与えており…他にも肉体の構成だって多様な姿がある以上まぁ色々とあるのでしょうね…? そう、培養しやすいかどうか…という話においても。 一番衝撃だったのは、デスゲーム反対と思っているマスさんもこの食料の正体を知った上で平気で食べている事。 確かにいつも空腹というか、必要な栄養が摂取できなければ人は生きていけない。 このエンドにおける一枚絵扱いの、人肉加工所を見ているコシュミエさんがとても印象的でした。 我々の血肉となる罪人達。 デスゲームは単なる裁きの場でなく、食料を作る上でも欠かせない仕組みだった…? 主人公がそこにショックを受けるのは当然として、マスさんはデスゲームそのものに反対であり犯罪抑止をしたいと思っている事。 だけど世界規模で起きている食糧難の解決には規定人数を越えた場合、人間を罪人という名目で裁き食料にしなければならないという問題もある事。 もしこの主人公の住んでいる国がデスゲームをしなくなったとしても、世界のどこかでは罪人が食肉になっている。 そう考えた時、天秤の持つ役割とは何なのか…? 知らない方が良い事がある。 だけど、根底の問題としてこの食料問題もどうにかしなければ都合上デスゲームがなくなる事もありえない。 …こうなると、この時点で手遅れだった!! ◆Npと個人としての識別 最初に気づいたのは破天荒にしていた際にミドリさんに色がついている?となった際。 どうやら収容されている人の名前なり境遇を知る事で初めて相手を一人の人間として識別する事になるようですね。 デスゲームの最中、参加者は全員一律でモノクロ表現だった事。 本来は番号で管理されており、管理の上で識別するだけなら名前は不要であるという事実。 だけど、このゲームに参加させられているのだってみんな人間でありそれぞれの生きてきた人生が背景にある。 それがどんな人物であれ、ただの作業として処理をする対象から名を持った人間であると認識が変わった際に色がつく演出はなかなかでした。 思えば、他の色がある登場人物はネームドキャラのみでしたからね。 収容されている人もそういった人たちのように人として見ている…その為には手紙を開封等しなければならないのであれですが、この表現はとても好きです。 同時に、世界のヒミツという食肉の事を思えばあまり個人に肩入れするというのは心が死んでいく自殺行為なのでしょうが。 マスさんはその点だと、加害者であれ渡せる遺品は遺族に返したいと動いているあたりこの世界を生きるには向いてないだろう人でしょうね。 (スイッチ3回で怒らせたのは本当に申し訳ございませんでした。でも反応は楽しかったです) @ネタバレ終了 お手軽操作な軽いノリで進行されるデスゲーム。 久々に倫理観ぶっ壊しモードで楽しめる点でも名作でした。 だけど、この世界の情報を知る事でプレイヤーはどうこの職務に向き合いたいと思うのか? さくっとお手軽に遊ぶも良し。 考察好きならそういった部分に踏み込んでも良し。 という事でたっぷり堪能させていただきました。 今回は素敵な作品をありがとうございました。
  • イモータル・ブレイブ
    イモータル・ブレイブ
    剣と魔法のファンタジーのゲームを探してて、気になったプレイしました。 とても面白かったです。 動画もとても凝って作られているなと思いました。 @ネタバレ開始 まさか、主人公がイモータルになるとは思わなかった。熱い展開でした。 @ネタバレ終了 ティア、バットエンドもなかなか良かったです。
  • がんばれ!ミトラ神
    がんばれ!ミトラ神
    かわいい絵に癒され、諸行無常のストーリーに涙させられました。
  • 宇宙をゆく僕と猫
    宇宙をゆく僕と猫
    ほのぼのと、ディストピア。 他の方の感想やXでの情報から気になりプレイ……開始数分で日常がガラリと変わってしまう展開に目を奪われ、あっという間に全エンド回収しました! 可愛らしい絵柄からは想像もしていなかった展開と、主人公くんと猫ちゃんの行く末にじとりと緊張しながら、物語の行く末を見守らせていただきました。 @ネタバレ開始 はじめ凡ゆる日常ものかと思いきや、事件が起こり危機に見舞われ。 しだいに選択を迫られる主人公くんの追い詰められた心情がありありと伝わってきました。 その緊張感と絶望感は、凝った世界設定があるからこそできあがっていくもので。進んだ科学技術の中で管理された世界。人間のランク付けが当たり前で、限られた資源を有効に活用していくためのシステム。 それがシスターでありマザーであり、選民思想であり……そんな中で評価が高いとは言えない主人公くんが「ネコチャンのために」と行動を起こしていく姿が真に迫ります。 NORMALエンドでは知らずにいるからこそ、このまま幸せな日常に戻れる不穏さがあり……その後に辿り着くTRUEエンドで主人公くんの強さが見られて、ホッと胸をなでおろしました。 そんな不穏&緊張感のある物語ですが、確実に!ネコチャンのお声がプレイヤーを癒してエンドまで導いてくれました……! 「にゃーん」のみならず「ごろごろごろ……」まで聴けるゲームは他に見たことがありません笑 @ネタバレ終了 素敵な物語&ネコチャンボイスを、ありがとうございました!
  • Choice&Roll ~冒険者の選択~
    Choice&Roll ~冒険者の選択~
    プレイしました。 冒険者が、主人公の話面白かったです。 選択肢が色々あって話が変わるのでいいですね 1周目をプレイしましたが、、ノーマルでした。