SF・ファンタジー
7055 のレビュー-
泣けない兎登場人物の丁寧な描き方がとても素敵です。 作品をとても大事にしているというのが伝わってきて、最後まで楽しめました! 伝えたいことはかなりネタバレになるので言えませんが、とても楽しめました!
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臨界天のアズラーイールシナリオ・演出・立ち絵・音楽など全てのクオリティが高く、良質な長編映画を見終わった時のような大きな満足感のある作品でした。プレイ時間は約5時間。2つのルート鑑賞済。 何よりすごいと思ったのは、作中に流れる音楽! どうやら製作者様の自作のようで、彩りのある音楽が登場人物たちの感情や物語の展開を、より強く引き立たせています。 個人的に良いと思ったのは、タイトル画面でも流れている『lilium』。このモチーフとなっている登場人物をまさに象徴している音楽で、これだけでその人物の性格が見えてくるような力強さと美しさを感じました。 次にシナリオについて、ネタバレにならない程度に軽く触れます。 SF・神話の要素が入りながらも、ベースは恋愛・ヒューマンドラマ。あと、ちょっとだけロードムービーが入っているような気がする。 ストーリーは『第1部』と『第2部』に、きっちり分かれます。 『第1部』の序盤は、割と緩やかなペースで物語が進んでいきます。「これがSF?」と疑問に思ってしまうくらいの穏やかな恋愛的展開が続いていきます。しかし、随所にある気になる伏線・加速している悪夢の描写・そして悪夢に反比例するかのように充実していく主人公の境遇。 なんだか喉につっかえるような違和感を抱きつつ、『第1部』の終盤の展開に突入。 そこからは積み上げてきたものを一気にひっくり返すような怒涛の展開が続き、主人公はどん底に落ちた状態で『第2部』に入ります。『第1部』終盤以降の物語の爆発力はとても高く、それを過ぎたら、もうエンディングまで止まることができませんでした。 これ以上は核心に触れないようにしますが、『第1部』で積み上げてきた伏線もしっかりと生かしつつ、『第2部』も展開していきます。 『第2部』終盤の彼女との会話も、『第1部』でしっかりと積み上げてきたからこそ重たく、そして力強く主人公の背中を押してくれたんだなと思いました。(彼女が割とあっさり受け入れたのも、ある意味『あの世界』の彼女だからこその行動なんだとも思いました) 個人的に好きなのはアズ。 最初はいい感じに乾いた感じのキャラクターだったけど、主人公と交流していくうちに、徐々に人間らしい血が入っていき、どこか憎めないキャラクターに変わっていったのが、個人的にとてもツボでした。 ガッツリとした物語を読みたい! 良質の音楽を聞きたい! そんな方は是非、プレイしてみてはいかがでしょうか。序盤の展開に「んっ?」と思っても大丈夫。それを通り抜けた先には、素晴らしい余韻の読後感が待っていると思います。
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むいむい。フェス前に一度プレイさせていただきましたが、紹介も込めて再度コメントを書きたいと思います! 登場人物すべてに切なさと愛おしさが溢れて止まらなくなる作品です。 もう一度プレイした結果、画面の向こうのむいむいを愛でたくなり、ファンアートを描かせていただきました! 素晴らしい作品をありがとうございます!(ふぇのん)
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拝啓アリア・ユグドリオン様本当に、短い物語の中に登場人物の葛藤が描かれ、そして感じられるのはすごいと思いました。 「手紙」と云う性質上、一方的な物語になる。 この手紙を書いている主、読んでいるアリア。 どんな気持ちでこの手紙を書いているの? どんな気持ちでこの手紙を読んでいるの? アリアは返事をするの? 物語の外をたくさん考えられる、素晴らしい作品でした。 あと、当然私たちは人間なので、長寿族のエルフの想いってすごく萌えを感じます!
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運命の選択魚峰さんの作品が好きで今回もプレイさせていただきました! やっていく内にどんどん引き込まれる作品でした。 リドくんかわいいノアさん美人さんです。悪魔さんのお声好きです。 短編なのでサクッとできつつストーリーも楽しめるのでおすすめです。
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ANIMALPIA優しい見た目に反して、厳しい世界観の物語。 ケモミミばんじゃーい!くらいの気持ちで始めたのですが、なんともやりきれないエンドも多く、切なかったです。
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遠い海のアリア綺麗で、とても素敵なお話でした……!
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かなりあは唄わず綺麗な絵本という印象を受けました。 細部までこだわっていて、ずっと留まっていたくなるような世界でした。 素敵な作品をありがとうございます。
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惑星ホテルキーアニメションを使用して、ふわふわ、ゆらゆら、きらきらを表現していたり、BGMと環境音を同時に再生していたり、画作りと音作りへのこだわりが頭ひとつ抜けているゲームです。 ホテルでの過ごし方や結末の選び方など、プレイヤーの意志を反映させるゲーム性の自由度も素敵です。
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致死量の**2回目のプレイをさせていただきました。 ※合わせて前のレビューも参考になさってください。 アニメ版とテロップ版でこんなに印象が変わるのかとびっくりします。 とにかく美しくて、儚いそんな物語です。 3分間と短編でも非常に濃密で、 終焉が少し怖くなる、それでもすべてが終わるわけではないのだなと。 完全に終わる日がいつかやってきたとしても。【セチル】
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運命の選択回数を重ねるほど面白いゲームで、キャラの性格やゲームの設定、在り来りな話ではないのでプレイしてて本当に楽しめました!!ほんの小さな時間帯でもプレイのできるゲームなので私はすっごくハマってます!! あと、キャラの声が皆すごく良きです!!!
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運命の選択短時間でプレイ出来るけれど登場人物1人1人の性格がわかりやすくて、ストーリーも面白かったです! 声優の方々も皆いい声で惚れました!!
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喰らう猫>ibaさん ありがとうございます! そうなんですよ、そこの模様がですね、良い感じに(笑)
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致死量の**アニメーションの技術の高さに驚きました…すごい…… 最初にアニメーションで見て、「どういうことだろう?」と色々と考察した後に、テロップありを見ると2倍楽しめた気がしたので個人的にはアニメーション→テロップあり の順番で見てほしいです。 また、アニメーションとテロップありだと最後の終わり方が違います。 「終わらせてあげる」か否かの2種類。 淡々としているため、誰からの感情を汲み取ることができないので彼女にとって何が最善なんだろう…?と考えさせられる作品でした。
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運命の選択プレイ時間30分。 過去作と繋がっているようですが、未プレイなので ノアくんの最初のスチルが可愛くてとってもお気に入りです。可愛い。 本来は1本道だった、ということで選択肢の時にセーブボタンが消えたのも2週目とあとがきを見ればすれば納得できます。 なんとなく、悪魔は1週目の結末を知ってるんじゃないかなと思いました。だからこそ2週目の展開も見届けようと思ったのかな…なんて。 どちらのエンディングも好みですが、変声した後のノアくんのお声が気になるのでエピローグとしてED2のその後が欲しかった…!!
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オオカミガールと機械人形の嘘つきレクイエムちょっと中二病っぽい恵さんと従順で料理上手だけどどこか抜けている エイミさんのコミカルなやり取りが楽しい作品でした。 3年もの間とある小さくて大きな嘘をつき続けている恵さんですが、 真相を知って「なるほど…」と複雑な気持ちになりました。 限りなく人間に近いけれど人間ではないドロイドという存在には 「機能として感情のようなものが備わっている」と考えるものの、 やはり長い間やり取りをしていくうえで「プログラムではない真の感情」を持っていてほしいと願ってしまうのは人間の性なのでしょう。 実際にこのような存在が感情を持っていたら素敵だなと思います。 ラストは2人の思いが通い合って本当に良かったなと思いました。また、 「人間につくられた存在」の幸せとは一体何なのだろうかと考えさせられました。 願わくばエイミさんのように自分の意志で幸せをつかみ取っていくような存在があれば、とても愛おしく人間にとってより大切な存在となりそうだと感じました。 素敵なゲームをありがとうございました!
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女王陛下と百合の騎士アリジゴクというかユリジゴクというか…。 選択肢で百合が急発生する「かのような」世界で、…女王陛下にとっては結末がちょっと不幸でしたね。 「かのような」については驚きの要素でした。主人公の名が明かされし時、この物語の世界観の在処がわかる、壮大な物語でした。
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むいむい。結末に、心が切なくなるものがあります。 泣くことが人間としての重要なもののひとつならば、何かを失うことでしか泣けないという事実そのものが悲しいです。 むいむいの存在は、…すみません、どんな言葉をもってしても表現しきれません。 目頭の熱くなる物語でした。
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飲み込めないくびながりゅう首長竜の存在理由や顛末が、選択肢によって凄い要素の違いが出てくるという、そしてそのシナリオも読みごたえのある素晴らしいものでした! 個人的にはペットボトルが出てくる結末が好きです。
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拝啓アリア・ユグドリオン様>龍のな様 ゲームをプレイしていただきありがとうございました。 考えさせられる作品になっていたのなら嬉しいです。 >黙っていれば、アリア・ユグドリオンを傷つけることもなかったんじゃないかなとか… なのにあえて告白をしたのは、自分の罪を軽くしたかったからなんじゃないかとか… 罪の告白は自分の為だと私も思います。 詳しくはサイトのほうに小説もありますので良かったら読んでみて下さいね。