SF・ファンタジー
7020 のレビュー-
オオカミガールと機械人形の嘘つきレクイエムちょっと中二病っぽい恵さんと従順で料理上手だけどどこか抜けている エイミさんのコミカルなやり取りが楽しい作品でした。 3年もの間とある小さくて大きな嘘をつき続けている恵さんですが、 真相を知って「なるほど…」と複雑な気持ちになりました。 限りなく人間に近いけれど人間ではないドロイドという存在には 「機能として感情のようなものが備わっている」と考えるものの、 やはり長い間やり取りをしていくうえで「プログラムではない真の感情」を持っていてほしいと願ってしまうのは人間の性なのでしょう。 実際にこのような存在が感情を持っていたら素敵だなと思います。 ラストは2人の思いが通い合って本当に良かったなと思いました。また、 「人間につくられた存在」の幸せとは一体何なのだろうかと考えさせられました。 願わくばエイミさんのように自分の意志で幸せをつかみ取っていくような存在があれば、とても愛おしく人間にとってより大切な存在となりそうだと感じました。 素敵なゲームをありがとうございました!
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女王陛下と百合の騎士アリジゴクというかユリジゴクというか…。 選択肢で百合が急発生する「かのような」世界で、…女王陛下にとっては結末がちょっと不幸でしたね。 「かのような」については驚きの要素でした。主人公の名が明かされし時、この物語の世界観の在処がわかる、壮大な物語でした。
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むいむい。結末に、心が切なくなるものがあります。 泣くことが人間としての重要なもののひとつならば、何かを失うことでしか泣けないという事実そのものが悲しいです。 むいむいの存在は、…すみません、どんな言葉をもってしても表現しきれません。 目頭の熱くなる物語でした。
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飲み込めないくびながりゅう首長竜の存在理由や顛末が、選択肢によって凄い要素の違いが出てくるという、そしてそのシナリオも読みごたえのある素晴らしいものでした! 個人的にはペットボトルが出てくる結末が好きです。
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拝啓アリア・ユグドリオン様>龍のな様 ゲームをプレイしていただきありがとうございました。 考えさせられる作品になっていたのなら嬉しいです。 >黙っていれば、アリア・ユグドリオンを傷つけることもなかったんじゃないかなとか… なのにあえて告白をしたのは、自分の罪を軽くしたかったからなんじゃないかとか… 罪の告白は自分の為だと私も思います。 詳しくはサイトのほうに小説もありますので良かったら読んでみて下さいね。
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泣けない兎正直に言うとまず主人公の性別にびっくりしました。しかしゲームを進めていくうちに「かっこよさとかわいさを兼ね備えた素敵な女の子だな」と 愛着がわきました。 目的のためにひたむきに努力する心持ちや他を思いやれる優しい心情など、とても魅力的です。彼らが笛ちゃんを認めたのも頷けます。それと照れ顔が可愛いです。 他の登場キャラクターもみんな個性的かつ魅力的でキャラが 立っているので、たくさんキャラクターがいてもそれぞれが 生き生きしている印象を受けました。 特にイリスさんの設定が独特で面白いなと感じました。 ストーリーについては穏やかだけど息苦しい日常から非日常へ、 そこから目的のために奮闘するという、徐々に盛り上がっていく構成が 良かったです。 特に終盤のセツカちゃんとの対峙は手に汗を握りながら顛末を見届け、 結果に心から「ああ、良かった」と思いました。 続編も公開予定とのことで彼らが今後どうなっていくのかが楽しみです。 素敵なゲームをありがとうございました!
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ガラクタの森のエデンにて可愛らしい絵柄に惹かれてプレイしました。 BGMや背景がゲームの雰囲気にあっていてシチュエーションを盛り上げてくれます。 見た目に反して内容は結構濃い印象で個人的には好感触でした! 続きが気になるゲームです!
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臨界天のアズラーイールプレイ時間約6時間。作りが丁寧で、本当に面白い作品でした。 BGMもムービー演出も全てが素敵でした。 長くなってしまったので、詳しくは http://blog.livedoor.jp/riyu_aktk/archives/19547378.html こちらに書かせていただいております。 是非とも皆さんにプレイしてほしい大作です。
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ヘブンズ・ロワイヤル一度死んでしまった悪人たちが、『天国』という舞台で殺し合うという魅力的な設定のサバイバルファンタジー。5時間程度で読了。 生前の一部の記憶が失ってしまった主人公のルーシー。 どこか淡々として、明らかに腹に一物を抱えた男ナルガ。 それ以外にも個性的な天使や、悪人たちが登場していき、序盤から今後の展開が気になる部分が多く出つつ、ついにベブンズロワイヤルという殺し合いが始まります。 個性的なキャラクターが脱落するごとに、ルーシーの記憶もどんどん取り戻していき、終盤も「そうきたか!」という意外な展開で最終決戦を迎えます。 戦闘の合間にも、ルーシーとナルガの間で繰り広げられるクールな会話に「こういう感じのコンビっていいなぁ⋯⋯」って思いました。 立ち絵・スチルも非常に綺麗で、特に女性キャラクターは惹きつけられるものがありました。個人的な好みはエリス。シビアな世界観の中にいるにも関わらず、ちょっと抜けた部分があり、そこらへんに愛着が湧いてしまいました。 個性的な世界観・魅力的なキャラクター・伏線の回収・ラストに向けての意外な展開もしっかりと行われており、最後まで物語を楽しむことができました。 未プレイの方は、ぜひ奇妙な死後の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
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臨界天のアズラーイール長編ですが、全く飽きることなく最後まで読み進められる魅力的な作品でした。 前半の麗美との日常生活も良かったですし、後半の理人の行動も素敵でした。 中でも印象に残っているのは、理人が少女の名前を思い出すシーンです。あのムービーが流れた瞬間、鳥肌が止まりませんでした。他の方が仰るように、BGMがいい味出してますね…。 あと、すごくマニアックかもしれませんが、タイトル画面の演出(ロゴやイラストの表示など)が好きです。クリアしてから、何度もタイトル画面見たさにゲームを起動させてしまいました。 この作品には、選択肢が一つだけ出てきます。 「ここでしかありえない」という箇所で出現するので、シナリオを盛り上げるという点でとても効果的に働いていたように思います。 ちなみに私は「夢の中の少女」が一番好きです。あのちょっと気が強そうな性格がかわいく思えたり。
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ゴブガリ独特のゲームを作られる方なんですが、例に漏れず。 レベル100の勇者に、レベル1ゴブリンが立ち向かってゆく物語なのですが、「勝てるわけねぇー!!」から、「お、おお!?もしやいけるかも…」となるあの感じ、メチャクチャよかったですね!! 集落の周辺でアイテムを拾ってそれで薬を使ったり、敵を倒すことに利用したり…と、いろいろと出来ることが多くて楽しかったです。 レベル=HPとイコールになっているので、戦闘で苦戦したりすると、大きくレベルが下がってしまうと危険だったり、罠を利用することで敵にダメージを与えて弱体化させたりといろいろできるので、積極的に活用していきましょう。 比較的いいエンドが見られたようなので満足です!
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あの教室で見た夢、それを見た夢。>笹笠さん 再プレイありがとうございます!! 結局のところ最小化するとああなるんですけど、そこで記憶をもとに作られた幸福は本当の幸福なんでしょうか…。 自分でもいろいろ考えながら作っていました。
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遠い海のアリアイベントスチルがとても効果的に使われていて、非常に感情移入できました。 特に、2人で海に向かうシーンはセリフと演出が相まって泣きそうでした……。 そこからのTrue endラストが自分の好みド直球です。 BGMもシーンに合っていて素晴らしかった……。 美しくも儚い、極上の世界観に浸れる作品。
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10月32日のハロウィン>笹笠さん、ありがとうございます…! そうなんですよ。この二人、お互いにお互いの望みを、こうあって欲しいという当たり前の願いを「こうあるべきだ」とお互いに押し付けるばかりで、ちゃんと口に出して伝えて無かったのです。 立場が変わっても、本人が変わらなければどうしようもないのに、環境や立ち位置が変われば、勝手にそうなるだろうと決め付けてしまったのですね。 このお話は二人が理解を放棄して、幸せな絵本の結末ばかりを求めた結果の、悲劇なのです。……だって、何もしなくても王子様もお姫様も、其れだけで幸せになれる筈でしょう? と。
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10月32日のハロウィン>わがさん、ありがとうございますー! うぉお! 可愛い……! お目目のキラキラっぷりが キュルビスの純粋さを表しているようですね……! 全く画面が動かないと、ノベルゲームは飽きられてしまいそうなイメージなので、頑張りました…! 謎に関しては「これでちゃんと説明出来てる?」かと不安だったんですが、よ、良かった…! この話にはインモラル成分が無いと文字通りお話にならないのですが そっちがメインになるとジャンルが変わってしまうので、 そこを回避する為にあぁなったのですが、加減が調度いいと言って貰えて有難いです…!
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10月32日のハロウィン>三條さん、有難うございます~! やったぜファンアートだ! にこにこの笑顔が可愛い! このままアクリルキーホルダーに出来るレベル……! 保存しました!(いらねぇ報告) 本編がアレなのでEDでほのぼのさせて更に欝にしてやるぜ、へっへっ…。 みたいな思考であぁいう使用にしました…えへ!(えへじゃない) モヤモヤが残ると「アレは何だったんじゃい!」「説明せんかい!」 になってしまうタイプなので、謎には答えが必要だよなぁ! という考えで大体答えをがっつりと用意してしまい 「考えさせる」シナリオが作れないのはどうなの~? と実はちょっと悩んでたんですが、そう言って貰えてやる気が出ました! これからもガンガン「これはこういう事だったんだよ!」してやります! ふふふ…お気付きになられましたか…ふふふ。そうです。 正に「うわー!」を狙ったのでとても嬉しいです……うふふふふ!
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拝啓アリア・ユグドリオン様実にシンプルに、余分な部分をそぎ落とした作品でした。 本当に手紙を読んでいるかのような気分になれました。 それにしても、頼まれていたからとは言え、罪の告白をしたのはどういう気持ちがあったのでしょうね… 黙っていれば、アリア・ユグドリオンを傷つけることもなかったんじゃないかなとか… なのにあえて告白をしたのは、自分の罪を軽くしたかったからなんじゃないかとか… 色々考えてしまいました。
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もんすちゃっと ~人魚姫の場合~>笹笠さん 当然このままずっと幸せに逢瀬を繰り返して、リエッタちゃんがたまごを産んでラブラブ家族になるのです!!!
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10月32日のハロウィン>ひぐさん、ありがとうございます! 可愛くてちょっと不穏で不気味で、それでいて悲しいお話にしたかったので有ります…! そう、其れが私のハロウィンのイメージです…!(聞いてない) 描写が有り過ぎるとアレさが薄れるよね! 想像して貰おう! という事で…はい…! でも罪の無い子供が最後まで不幸なのは流石に嫌だったのであぁなりました。 二人は仕方ない。弱かっただけで、仕方ないのだけれど 其れでもやった事は消えないので、消しては、いけないので……! 明確な悪人が居ない話って、悲惨ですよね。 でも罪が償われないのはもっとアレなので。 地獄で千回腹パンされてると思います。 吐く物が無かったら、内臓を吐けばいいじゃない……!
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10月32日のハロウィン>お茶漬けソフトさん、今更ながら有難うございます! 短い時間で鬱を摂取させてやるぜ! みたいな気持ちで書きました(動機が不純!)。 これからも短編をどんどん作っていこうと思ってます! ありがとうございますー!