SF・ファンタジー
7024 のレビュー-
臨界天のアズラーイール数日に分けてプレイさせて頂きましたが、物語が動き始めてからは最後まで一気に見てしまいました…。 始めはとても幸せな日々が続き、しかしこの幸せの中に悪夢という暗雲が垂れ込めることによって、やっぱりこの先起こる急転直下を予感して…それが今か今かと胸騒ぎを感じながら読み進めていましたね…。個人的にはこの幸せなパートだけでも充分作品足り得ると思ったのですが、そこからの展開も非常にドラマチックでした。 個人的には稲葉さんが可愛くて好きです!笑 立ち絵のないキャラクターたちも個性があって、ストーリーの立役者であるような人もたくさんいます。お名前は勿論伏せますが少女ちゃんも可愛い… バッジ、かなり捜索したのですがまだ発見出来てません…。バッジの画面と照らし合わせて関係あるかな?というコメントは見付かったのですけれども、まだ辿り着けていない(´;ω;`)ブワッ 今後も時間あるときに探そうと思います… しっかりとした設定と、心動かされる展開のゲームを探している方にお勧め出来ると思います。プレイして損はないと思いますので、是非どうぞ。
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むいむい。最初は「むいむい可愛いなあ」とほんわかプレイしていたのですが、徐々に明かされるむいむいと魔女さんの真実にただただ切なくなるばかりでした。 むいむいは最初の頃こそ「代わり」だったのかもしれないけれど、次第に魔女さんにとって唯一無二の大事な存在になったのだろうということが短いお話の中からでもしっかりと伝わってきました。 むいむいにとってもそれは同じで、魔女さんの思いを胸にこれからの人生を歩んでいくのだろうと思いました。 素敵なゲームをありがとうございました!
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SOUND JOURNEY DREAM SEEKER夢に潜り込み探索するストーリーで、観想的で文学っぽい感じがあり自分には向いていなかった。 ゲームのシステムはアレクサのボイスドラマゲームのようで、興味深い。こうした音声型ゲームはジャンルの進化の一つになりそう。 個人的にゲームブックやTRPGっぽいのがこのシステムで作られてほしいなあと思う。
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超朝が弱い僕を起こしてください朝に誰かが起こしてくれるっていいですよね。そのシチュエーションへの熱意がすごい。キャラのジャンルも狭めてキャラや声優の味わいを比べてくださいという作り。 ヤンデレだけで5人、ヤンデレ好きにはフレンドリーな作品
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ヘブンズ・ロワイヤルプレイ時間が4~5と少し長めで、以前より気にはなっていたのですけど躊躇していました。 時間を作りプレイしてよかったです。実に自分好みの作品でした。こういうバディ的な関係が凄く好きです。 台詞回しが非常に上手く、軽快に読み進められます。また、物語自体のコンセプトが面白く、若干残虐な部分はあれど楽しく読める作品でした。【リオン】
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Eat meとある地下世界にある施設で働くことになった主人公は、NFSという独特な生物の調査を命じられたことにより始まる物語。全4エンド、30分弱で読了しました。 BGM・SEは一切なし。立ち絵や背景は全てシンプルな線で構成されており、登場するNFSたちはみんな可愛らしい姿をしています。紹介画像だけだと緩やかな世界観にも見えますが、ストーリー自体は硬派なSF小説を読んでいるような感じでした。汚染された地上世界。不可解なNFSたちの言動。主人公の所属している組織。具体的な答えが明示されることはありませんが、意味深なタイトルを考えると、自分はどうしても不穏なことしか想像できませんでした。未プレイの方は、ぜひ見た目と大きくギャップのあるSFストーリーを味わってみてはいかがでしょうか。
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臨界天のアズラーイールとにかくアズちゃんが可愛くて癒しでした。すき。 ゆっくり休憩も入れながら読んだのでプレイ時間は大体十時間+バッジ捜索で数時間ほど。でも見付からなかったょ……。 否定ルートの方を否定するという訳ではありませんが、やっぱり僕は肯定ルート! 伏線回収が好きなので作中では解説されてない伏線も含めて色んな伏線が回収されていくのが気持ち良かったです。何より劇的な展開が面白い。 美麗なイラストグラフィックとバリエーション豊かな音楽も非常に素敵でした。様々な楽器を使われており、その幅広さすごいのですが、やはりピアノを用いた楽曲が特に好きです。BGMタイトルが一種のネタバレなので名前を出せませんが(笑)例の名前のシーンでのBGMによる盛り上がりがすごかったです。 全体的に非常にハイクオリティな作品でした。
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あの教室で見た夢、それを見た夢。SF要素のある青春ノベル…一体どんなお話なのだろう?と気になってプレイさせていただきました。ラストの意外な真相に驚き、再度タイトルを見てそういうことか!と感動しました。面白かったです!
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お師匠さまは弟子くんとちょっと強引なお師匠さま(女性)と、ちょっと謙虚な弟子くん(男性)のラブコメ物語。エンドは2つで、約20分程度で読了しました。 お師匠さまと弟子くんの微笑ましいやり取りに、終始ニヤニヤしてしまう内容でした⋯⋯!お師匠さまは弟子くんに対してグイグイと迫りますが、弟子くんの機嫌が悪くなってしまったと思ったら、急にオロオロした感じになるのが本当に可愛かったです。 短い時間ですが、セクシーなスチルも豊富に入っています。その部分が大丈夫という方は、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
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緑のツル、息してる?スクリーンショットのイラストを拝見してポップでコミカルな印象を受けたのでギャグテイストな作品なのかなと思っていましたが、いい意味で予想が裏切られました。 3つのルートはそれぞれ別々の方が書かれたということですが、どれも設定がよく練られたSFという印象を受けました。 それでいてきちんと差別化ができていてどのルートも妙な説得力があり、夢の断片からこんな物語を紡ぎだせるのには驚きです。 ツルとエレナちゃんはずっとおともだち(いろいろな意味で)だといいですね…! 素敵なゲームをありがとうございました!
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拝啓アリア・ユグドリオン様まず「手紙を読んでいくノベルゲーム」というものに出会ったのが初めてで、読み進めていくのが新鮮な感覚でした。画像やBGMが一切出てこないにも関わらず、物語の情景が鮮明に思い浮かんできて感動です!手紙を受け取ったアリアや、手紙を出した主の気持ちが想像でき、しんみりとくる作品でした。
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ウィッチ・イン・ホワイトマクュアスウィちゃんとのゆるゆるとした独特のテンポの会話がとっても素敵なゲームでした。 オープニングではシリアスかな? と思ったのですが本編はすご~くほのぼので、だけど先にオープニングを見ている為に、プレイヤー視点、その背後の謎に興味を持ちながらマクュアスウィちゃんとの時間を楽しめたのが良かったです。 ハイクオリティなイラストに、また選択肢が非常に豊富で(特にニックネームのパターンがすごい)(例のニックネームにしているとおまけでテキストが少し変化する拘り等も嬉しいですね)、それらに対するマクュアスウィちゃんの反応も可愛かったり興味深いものが多くて、本当に色んな選択肢での会話を試せて楽しかったです。 普段は何となく片言っぽい(というより余計な言葉の修飾をしない口調というべきでしょうか)のに人の言葉の暗唱をする時はスルスルと口調もそのままに言うところなどにマクュアスウィちゃんの魅力をとても感じます。その不思議さ故に遠くから見ると触れにくいような印象があるけど、いざ実際に話してみると素直でジョークも好きな良い子という感じで。キュート! 求人広告のセンスがすごく好きです。それからタイトル画面後のシーン選択も便利でありがたい且つ素敵なデザインでとても良きでした。
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かなりあは唄わず挑戦的な作品だと思います。 同時に、この世界観を描けることに羨望も感じました。 デジタルな媒体だからこそできる動く絵本に、 語られる実在の童話も、アナログチックな立ち絵も、 またキラキラと動く演出もたくみにマッチしています。 子供が見たら「悲しいお話」で終わるような物語でも、 大人が見るといろいろ考えさせてしまうような、 とにかく巧い作品だと思いました。 こんなに夜明けが恐ろしいものだなんて。 私が抱いた印象はこうでした。 夜にしか生きられない生き物だって居て、 こんなにも夜が明けないことを望んでいた人たちもいたのだなと。 ゆがんだ笑顔がすごく印象的で、 ああなんというか、感想があふれてうまく言葉にできないです。 キーパーにとってきっとかなりあたちは大切で、逆もまたしかりで、 でもキーパーはそれ以上に抱えられていない重みがあって…… 是非プレイしてほしい作品です。 人によって受け止め方が違うと思います。 私は、気持ちがあふれてしまいました。【セチル】
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メンヘラ赤ずきんと過保護なオオカミ可愛らしいタッチの絵に惹かれてプレイをはじめました。 いきなりネタをぶっこんできたかと思えば選択肢によっては酷い結末を迎えてびっくりした短編でした。ハッピーエンドで癒やされましょう・・・ フェス用の方で投稿してなかったことに気づきましたので再度コメント失礼いたします。【リオン】
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拝啓アリア・ユグドリオン様1枚の手紙を読んでいくお話。5分ほどで読了できました。手紙の内容以外は、何も描写がありません。背景画像も出なければ、音楽もない。しかし、余計なものを全てそぎおとしたからこその味わい深さがあるように思いました。 受け取った側は、どんな気持ちでこの手紙を読むのでしょうか……。「アリア・ユグドリオン」という人物のことを何も知らない僕は、色々と想像してしまいます。しかしそれは、この手紙の書き手であるエルフも一緒なんですよね。エルフは様々な感情を持ちながらこの手紙を書いたのだろうな、なんてことも想像しました。想像の余地が多々ある素敵な作品をありがとうございました。
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魔女は空を飛べないあらすじを拝見してお話の全容が知りたくなり、プレイさせて頂きました。ふたりの少女が出逢い、それぞれ葛藤しながら成長していくような、そんなストーリーです。こう書くと王道のようにも思えますけれども、その心理描写やお話の運び方はとても秀逸だなと感じました。お互いに判らない文化の多いふたりでも、テキストが詳しく教えてくれていたので、固有の設定も非常に判りやすかったと思います。ルチカちゃんからしたら我々の世界の方がお伽話なんですよね…何だか価値観の違いというものを改めて考えました。 クライマックスからエンディング後の展開まで目頭が熱かったです…とても…! ハンナちゃんの不安やルチカちゃんの焦りが手に取るように伝わって来て、いつの間にか彼女たちのハッピーエンドを強く願っていました。
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あの教室で見た夢、それを見た夢。もし、ネタバレございましたら、申し訳ございません。 幸せな夢の話、とでも言えばいいのでしょうか。 作中のトマトジュースも、もしや絡んでるのか? ……っていうのは深読みのしすぎでしょうか。笑 何はともあれ、個人的には意外性があって面白かったです! 登場人物のやりとりも良かったです! ありがとうございました。
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泣けない兎美麗なグラフィックにキャラクターに対する誠実さを感じられるシナリオなど、とにかく全体的に丁寧に作られた印象を思わせる作品でした。 恐らくエンディングには関係しないのだろう選択肢も沢山ありましたが、こちらを見ていくことで初めて知れるような情報もあって選択肢回収が楽しかったです。笛クン(相手は人じゃないけど)人タラシだあ……。あとトイレで笑いました。 バッドエンドだけどBADEND3は色々と優しさが感じられて好きになっちゃいますね。 シーラ様はいわゆる民間信仰の方の神様だったのだろうけど、時系列上、そちらを人間が捨てた後に、恐らく院長先生達が信仰しているだろう創唱宗教の方の神様などが台頭してきたのでしょうか。それとも創唱宗教の台頭による唯一神信仰化の中で、まるで悪魔のように扱われるようになったとかだったりするのでしょうか……。そもそも神様を信じていないという笛くんでは踏み込まなそうな話題ですが、この場にいたのが院長先生など別宗教の人間だった場合どうなっていたのか少し気になったりなどしてしまいました。 閑話休題。最初はどことなくスレているような印象を覚えてしまった笛クンですが、物語を進めていく中で、その優しさや誠実さに触れられて好感を持てる流れになっているのが、きっと多くの神様や精霊達もプレイヤーと同じような流れで笛クンの印象を変えていったんだろうなあ、と思えてニコニコします。 でもやっぱりセツカちゃんとの問答がいちばん人たらし~! 主人公! という感じで好きです。メンタルがイケメン。
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超朝が弱い僕を起こしてくださいシンプルにプレイがしやすいという印象でした。 キャラの多さゆえにルート分岐大変そうだなぁと感じていたのですが、選択できるシステムなので非常にやりやすかったです。 個人的にはまゆちゃんが好き。 毎朝一人を選ぶという遊び方もあるかも、とても楽しめました。
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ANIMALPIA画面構成がお洒落でキャラクターも可愛く、独自の世界観に魅かれました。 各エンドを迎えた時は「ゲームを終えた」というよりも「最後の頁を開いた」という感覚で、 ダークな絵本や童話を読んでいるような気分になりました。 END2のルノの笑顔は勿論、 END3の変化していくハロの表情がとても良かったです!! 彼らの生きてきた背景や世界観や人間模様をもっと見てみたいなあと思いました。 ありがとうございました!