heart

search

SF・ファンタジー

8127 のレビュー
  • 飛びたいの
    飛びたいの
    多くを語らないからそこ、想像の余地と色々な展開があって、 「自分だったらどうするだろう」と思いつつプレイしておりました。 主人公が子供だからこそ思いつくような選択肢や行動があり、 結果は様々でしたが、夢があって良かったです。 かわいらしいイラストもたくさんあり、 ダークめなエンディングとのギャップも楽しめました。 素敵な作品をありがとうございます!
  • パーソナル・スペース
    パーソナル・スペース
    エンディングの「TYRANO BUILDER」で驚愕させられました。 技術の塊だと思います。 今作は一人の宇宙飛行士が着陸した星に残されたバグったメモリーを読み解いていくという体で時系列がバラバラに紹介されていきます。 現在から過去のバラバラのものを見て現在に戻る、また過去へ…といった造りですね。 これに意味があるのか?はい、意味がありました。 @ネタバレ開始 宇宙飛行士が見ていった順で、シロエがラズリを起動させたときのセリフがあります。 それがゲーム後半でそれより前にクロハがシロエにかけたセリフだったと判明する。 この体験はこの仕組みでないと無理です。特殊な体験ができました。 @ネタバレ終了 メモなしだとよくわからなくなってきた…というときに限って宇宙飛行士がここまでのまとめと考察をするのがすごい助かりました。 それが毎回発生するのでなく、ちょうど私が混乱し始めたところで発生するので、作者はエスパーか何かかな?? 登場人物が色の名前というのは、名前が覚えやすくてありがたかったです。 また、SEが面白いです。 宇宙船が開いたあと足音がする。といった内容のものですが、同じSEなのにそれが不安や期待の気持ちにさせられる。異なる感想を与えられました。 点と線でできた素敵な作品でした。 @ネタバレ開始 複雑な話で集中力が続かないかな?と思っていたんですが、その時に目に飛び込んでくるのが ラズリちゃんの胸のふくらみなんですよね。画面中央でちょうど目線が一番行きやすく、画面内で一番のハイライトが当たる部分だからそら見ちゃうね。 結果からみれば何故シロエはラズリを人間型でしかも女性にしたのかというのが謎で、そのあと物語で利用されてしまうわけですが 私としては人間女性型のおかげで物語に潜り込むことができまして、感謝してます。 あとラズリちゃんのにへら顔大好きです。 @ネタバレ終了 また会おう!
  • ハイ ソーシャルディスタンス サークル ゲート
    ハイ ソーシャルディスタンス サークル ゲート
    「なんだこれは…(困惑)」と言うしかないです。 日本語なのに9割何言ってるのか分からない、でも最高に面白い。好きです。バッドエンドも全部見ちゃいました。 高輪ゲートウェイ駅がこんなに恐ろしい場所だとは知りませんでした。勉強になります……。
  • それからはSFのことばかりを考えていた。
    それからはSFのことばかりを考えていた。
    オムニバスが何本か楽しめる作品でした。 最後に読んだお話が一番読後感は良かったです。 それぞれのお話が独立したものとして読んでしまいましたが、 もし作品間の繋がりがあるなら知りたいです。
  • 怠惰な天使は夢を見る
    怠惰な天使は夢を見る
    モノクロともセピアともつかない淡い色使いがおしゃれで魅力的な作品です。 それぞれ白と黒を基調としつつも真っ白・真っ黒ではない天使と悪魔に表裏一体さを感じるなどしました。 @ネタバレ開始 天使が見た夢とは結局どういう意味だったのか?ということから各ルートの解釈まで、考察の余地の広い作品だと思いました。底なし沼がここにもある…! 私にはモラトリアムと自立の話であるように印象付いています。 どのルートを選んでも天使はこれまで通りではいられない、というところから自立の時が来たのかなあ、と。 そう思うと、終始そばにいてくれた短髪の天使と悪魔はそれぞれ、長髪の天使の内面のイメージであるように見えました。 良くも悪くも自分の進む方向を導くのは自分の心なのだ。 また、ED1については特に印象深かったです。 子供の頃に聞いた、ヒトは生まれる前は天使なのだという話を思い出しました。 天使が神様から「行っておいで」と言われて、羽を置いてやって来るとヒトの赤ちゃんになるという話です。 「生きたい」と願った天使はこれからヒトとして生きるのでしょうか。 女神さまの言葉から、ヒトとしての役目を終えたらまた天使として帰ってくるのだと解釈しています。 @ネタバレ終了 長々と失礼しました。 キャラクターたちのちょっとした表情の変化なども非常にうっとりとさせられるもので、眺めているだけでもとても楽しかったです。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 対象She-11に関する記録
    対象She-11に関する記録
    ロボットアニメ的な世界を舞台としつつ、王道ボーイミーツガール。面白かったです。 @ネタバレ開始 諦観が強く、戦場の同僚にこだわりもなく、結構な重要度と強制の強い任務にも大した感想を抱くこともなく、という主人公に、微妙に納得できないスタートでしたが……見事に全部背景が回収されて、それはもう鮮やかでした。 その主人公を振り回すシェルがまた、健気で感情豊かで、ほんとにあざと可愛いったら! 二人の相思相愛っぷりとラストの展開には胸が苦しくなりました。 でも、「ディストピアとなる」世界観の伏線がきっちりと回収されたので、個人的には(悲しみも含めて)この終わりは好みでした。 @ネタバレ終了 ロボ登場シーンは多くないものの、印象的にはバッチリでした。いいなぁノエーシス。こういうデザインができるのとかほんとにすごい……! 世界観にどっぷり浸かって楽しませてもらいました。面白かったです。 ありがとうございました!
  • 怠惰な天使は夢を見る
    怠惰な天使は夢を見る
    20分程でエンド回収しました。 シックで儚い雰囲気のイラスト、キャラクターデザインがよかったです。 BGMやUIなどのグラフィック面も世界観に合っていました。 ストーリーはエンドによって見方が大きく変わります。 多くは語られないので考察をプレイヤーに委ねる物語だと思います。 自分は悪魔が好きなのでエンド4が好きです。 ありがとうございました!
  • ぼくの葬式にようこそ
    ぼくの葬式にようこそ
    こころの鏡のような世界観。モノクロの画面にあたたかい光が差し込む光景が印象的でした。あとキャラデザが好きです…!
  • 小さなおくりもの
    小さなおくりもの
    絵本や紙芝居のような、心がほんわか温まるお話。 児童書としてあってもおかしくないと感じる絵と内容でした。 ボカロってこんなに流暢に違和感なく話すのですね…… 最近のボカロ事情がわからなかったので、驚きです。 また、文の表示方法が独特で、ティラノでこのような形式もできるんだ!と気付きになりました。 簡易設定……気になります! 見守っていたくなるような優しい作品、ありがとうございます。
  • Eveplus(イヴプラス)
    Eveplus(イヴプラス)
    トップ絵の青い瞳に惹かれてプレイ。 女の子を出産し、幸せの絶頂にいる母に起きたある出来事から、母とメイドロボットとの関係性に変化が…という作品。 序盤から語られる母目線の言葉にちりばめられた時代背景は、わざとらしくなくすんなり設定を飲み込ませてくれました。 エンディングはとても考えさせるもので、果たしてこの家族が手にできる幸せはこれしかなかったのだろうか、と思ってしまいます。でも客観的に言って「正しい」事だけが、人の幸せに必ずしも繋がるわけではないというのも事実なんでしょうね。 短い時間でしたが、集中して楽しめる作品でした。
  • 飛びたいの
    飛びたいの
    一つのゲームなのにふり幅がこんなにもあるゲームは久しぶりに見ました 面白い~~~!!! UIやタイトルのポップさというか無邪気さとは裏腹な展開やシナリオに戦慄しつつも、最後までじっくり楽しませていただきました。 うちわで飛ぶシーンがとても可愛くて好きです…
  • 泣けない兎2
    泣けない兎2
    前作同様、登場人物達の表情が豊かで、BGMや背景、会話等含めすべての雰囲気が素晴らしいです。 どのルートも恐ろしい程にじわっとくる重さがあって、読み応え抜群です。 自分の中ではシーラ様が一番強く印象に残りました……素敵なゲームをありがとうございます。
  • 星を食べる子
    星を食べる子
    キャラクターと絵柄が可愛らしくて好きです! もぐもぐしてる天使かわいい…… HAPPYENDとBADENDで大きく印象が変わり、驚きました。 星ってどんな味がするんだろう、と、食べたことないのに不思議と味を想像してしまいました(笑)美味しそうには見えますよね! ありがとうございました!
  • Eveplus(イヴプラス)
    Eveplus(イヴプラス)
    @ネタバレ開始 両親の愛情の深さと、失った我が子に向けた悲痛が伝わってくる普遍的なテーマに、見た目や性格が同じでも元の我が子ではないという所謂スワンプマンに対する違和感を合わせた斬新な着眼点の作品。面白かった。@ネタバレ終了
  • 精神研究の実験人間
    精神研究の実験人間
    プレイさせて頂きました。 精神研究の実験人間というタイトル名からして、精神的なダメージが来るのかな?と思いました。 高校生が、実験人間の精神体からMCSを採取するというお話・・・。 一見、難しい話に感じてしまいますが、心暖まる内容や人の心理状態に絡んだお話に感じました。 @ネタバレ開始 最後の方で、勝利が敗北に詰め寄るシーンでは、『選択肢よ、出てこい!出てこい!』って、願ってましたが出てこなかったです。 もしも選択肢が表れたら、ミゴコロさんを選んでました! @ネタバレ終了 Coming Soonとありましたので、追加シナリオ楽しみにしています!
  • 小さなおくりもの
    小さなおくりもの
    可愛いお話をありがとうございました! 絵もほんわかしててかわいくてお話にあっていましたし声もすらすら優しい声な感じがしました! 素朴な家族愛が心温まります
  • 星を降りるコカブ
    星を降りるコカブ
    星と人の交流。切ないけどやさしいお話。コカブさんのデザイン好きです!星のことを全然知らなかったので、プレイ後に調べてみるのも楽しかったです
  • しろもちの世界
    しろもちの世界
    謎の生物・しろもちに癒されるのかと思いきや、割と振り回されるゲームでした(笑)。 選択肢が多く、その都度にいろんなしろもちの仲間を見れてかわいかったです(*´ω`*) 一番ツボったのはけんしろうもちですね!!渋い!! もっと色々遊んでみたいと感じました!かわいい作品をありがとうございました~(*´ω`*)
  • おしまい少女
    おしまい少女
    夢でも現実でも、こういった存在がいるかいないかで大きく変わるのでしょうね。 綺麗な言葉で誤魔化すのではなく、きちんとキズと向き合う少女に優しさを感じました。
  • 対象She-11に関する記録
    対象She-11に関する記録
    人類がほとんど滅びかけた世界を舞台とした物語。僕は1時間ほどで読了できました。 @ネタバレ開始 本作品はシナリオの構成が特に良かったと思います。いきなり制作者よりの目線での感想となり恐縮ですが、個人的には緩急がよくきいていた点が素晴らしかったと思いました。死と隣り合わせの戦闘シーンでは緊張の糸がピンと張り、その後のシャルとの微笑ましいやり取りではまた糸が緩んで……、というように、良いテンポで緊張と緩和が繰り返されていました。その巧みな構成のおかげもあって、本作品は読むのが実に楽しかったです。 また、主人公に迫られる選択が大変シビアであったことも印象的でした。こうした問題に彼が悩んでいる様子を通して、彼らの世界で生きる厳しさがひしひしと感じられたようにも思います。本作品の中では、「舞台設定について長々と説明されている」と感じたシーンはありませんでした。にもかかわらず、あの世界をリアルなものとして感じられたのは、主人公の葛藤が真に迫るものであったからかな、と思いました。 厳しい選択を迫られた主人公とシェルでしたが、だからこそ、ひとつを選びとった彼らに強く感情移入できました。ノエーシスが1人で起動するシーンはめっちゃ熱かったです……! その後の展開は、ちょっとウルッときてしまいました。2人で生きて夢をかなえてほしかったという思いはもちろんありますが、あのような形であれ夢が叶ったことに救いを感じました。最後のイベントスチルも印象的で、特に、ノエーシスもそこにいることが素晴らしいと思いました。 @ネタバレ終了 総じて、プレイ時間に比して強い感動と満足感を味わえる作品だったと思います。 素晴らしい作品をありがとうございました!