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12783 のレビュー
  • Just A Moment.
    Just A Moment.
    まだ自分がゲーム制作ほとんど未熟な頃にプレイしたのでフェスの機会に改めてプレイしました。 文章力の高さと展開の上手さから来る序盤の惹きつけ、その後の展開の面白さ、ノベルゲームとしてすごく魅力的な作品だなと改めて感じました。 作者さんのリアルな気持ちが入っている文章は尊いです。 @ネタバレ開始 たったひとつの選択肢がやはり深すぎます。これからこういう選択が実際に起きることはもう確定した未来なので、自分がその時どう選択するのだろうか、と考え込んでしまいます。 @ネタバレ終了
  • こうちゃん愛してるって言わないで
    こうちゃん愛してるって言わないで
    不倫だめ、ゼッタイ。 ということで何がなんでも暴いて、罪を償わせてやると意気込み(笑)進めていきましたが ハッピーエンドを迎えた今は、とても穏やかな気持ちです。 本当に不倫しているのか?! これはやっぱり勘違いパターンか?? と見せかけて、ガッツリしてるやつやんけ!!? などなど、振り回された挙句に初回はBADに直行しました。 @ネタバレ開始 あの女は誰よ!!! ……と、誰もが選ぶだろう選択で。 えっ、皆さん選びますよね!?っていうか、むしろ発見した時点で現行犯逮捕です!!!!(笑) @ネタバレ終了 ただその終わり方がちょっと謎な感じで。 「ん?」と思ったのですが、その理由は別エンドで明らかになりました。 なるほどです。 @ネタバレ開始 不倫女と血みどろのファイティングをしたのかも知れないと一瞬思いましたが……そういうことでしたか。 全てが分かると、序盤からの彼の発言1つ1つが切なくなりますね……。 結婚半年(でしたよね?)で離れ離れなんて、ほんと辛かったと思います。 愛してるって…言わないで っていうのは奥さんの優しさだったんですね。 じーんときました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
  • イケメン彼氏と鼻糞を喰おう!
    イケメン彼氏と鼻糞を喰おう!
    これはもうめちゃくちゃ面白かったです! 正直なところ、下ネタオールOKな自分でもタイトルに対する生理的嫌悪からなんとなくプレイすることにずっと抵抗を感じていましたが、意を決してプレイしたところ、あまりの面白さに感動・感激でした。 冒頭からメッチャ絵上手っ!超凝ってる!演出凄っ!全部スゴっ!となり、一気に期待感が高まりました。そこからの急展開の数々に爆笑の嵐でした。演出もグラフィックも非常にクオリティが高いからこそ、落差?で笑えるめちゃくちゃ良いお手本を見た感じです。クリック待ち画像やらコンフィグ・セーブロード画面やらどこを見てもメッチャ凝ってます。 左から順にプレイしましたが、本当に面白すぎでした。普通はドン引くだけなはずなのに表情の画力やら、急に話しかけられたりやら、突然ミニゲームが始まったりやら、なんなりかんなりでとにかく全ルート笑わされ続けられました。表情が!表情が凄いのよ。テンポもとんでもなく良いです。 隠しルートはこれまたクソ面白いYoutube動画のおかげで珍しくノーヒント?でサクッと到達できましたが、ゲーム終盤となったYoutube動画もゲーム本編の隠し?正規?EDルートも面白過ぎ!エンディングも笑いに笑いました。全力クオリティでふざけるの最高です。 そして、最後に感想を書こうと思ってサムネを見て主人公の名前に笑わされました。3文字だからってそれって小学校低学年か!!
  • 人生にXXは必要なのだろうか?
    人生にXXは必要なのだろうか?
    制作時からずっと楽しみにしていたゲームでしたが、本格的な力作ADVでとても楽しめました。 まず、開始冒頭のOPムービーがメッチャオシャレで素晴らしかったです。 感動して立て続けに3回見てしまいました。冒頭に力のこもったOPが流れたことで本気度が伝わり、没入度がググッと上がったように感じます。 ストーリーは非常に正統派なADVです。恋愛要素ももちろんありますし、ルートによっては主人公の心理的な成長が大きく見られました。往年の名作ADVのような安心感がありました。 グラフィックも非常に綺麗です。特に素晴らしいと感じたのは、ヒロインの新田さんがコテコテの萌えキャラ、現実離れした超美少女でなく実際クラスにいそうな自然に可愛い女の子然としているところです。内面の魅力が滲み出るような雰囲気がありました。サムネでも拝める運動しているシーンや、おでかけでおめかしする新田さんは非常に魅力的で、主人公のドキドキとシンクロするようなグラフィックの数々がとても良かったです。 @ネタバレ開始 大きく分けて新田さんルートとそうでないルートがありますが、真実の判明度や主人公の内面的な成長を考えるとそうでないルートこそが本線なのだと思いました。作者さんとのシンクロ度が高いのか、「他の部屋には行かないでね」的なセリフを見た瞬間に本作の真実をほぼ全て見抜いたのがちょっと自慢だったりします。主人公はどのルートを見ても察しが良くなくて、新田さんの気持ちも分かって!なぜ自分の姿が崩れている不定形がいたかを感じて!お前と同じなんだよ!というのはずっと感じたところですが、TRUEっぽいルートのその後で素を出すようになった新田さんと関係性を築けるものと信じています。 ちなみに、ベッドで向かい合った時の「いいよ」というセリフの破壊力ったらなかったです。もうそんな状況は今世では発生しないので、モニター前で思わずニヤけてながら太ももをバシバシ叩いてしまいました。あと、浅倉南ばりの1人称+フルネームからの告白も堪りませんでした。最後に、新田さんルートでのお泊まり翌日の朝チュンスズメ効果音!これはもうマンガでも古来から伝わる規定演技なので作者さん分かってらっしゃる!と拍手喝采でした。 @ネタバレ終了 OPもEDも非常に高品質でしたが、ゲーム中のいくつかの背景やイベントCGが動いていたのもとてもテンションが上がりました。臨場感がとてもありました! 最後にどうでもいい話ですが、主人公の名前をうっかり「富井サカナ」でプレイしたため、終始「サカナくん!サカナくん!」と呼ばれてギョギョッ!?となりました。蛇足でした。
  • 流星Refrain
    流星Refrain
    とてもかわいい後輩の女の子二人との交流、周りの男の子たちとの交流込みで「学校生活だー! 青春だー!」と学生生活に戻ったような気分で楽しませていただきました。 渥美くんのすべての会話を綺麗に捌いて打ち返す力が、大変ツボでした。 @ネタバレ開始 攻略が意外と難しく、初回はものの見事にバッドエンドでした orz その後も3回くらいバッドエンドを繰り返し、ちょっと心が折れて一度本作から離れて、Ver.2.03→Ver.2.13アプデを経て改めて再プレイとなりました。 無事にバッドエンド祭りからは脱出、それぞれの女の子のエンドへも辿り着くことができました。 舞坂さんルートは男女のお付き合いにつきものな独占欲が鎌首もたげていて、共感は難しくても「分かるよ、友人がそうだった」というくらいの視点では追うことができました。 好きな人を独占したいという気持ちは厄介ですよね…たぶんその独占欲は相手は自分のものだという部分を起点にしていると思うので、そのあたりがやはり若者の特権だなと感じました。 大人になると「相手は相手、自分は自分。思い通りになどできはしない」と割り切って常に接することができるので、精神的にも成熟して自立する前の人を好きになる・愛するという心の発芽期にしか見られないものだと感じて、微笑ましく見守っていました(途中で距離ができましたが、最後は無事に落ち着いたところへ着地してよかったです) 赤羽根さんルートは、幼馴染の渥美くんにアタックする赤羽根さんが少しずつ相談相手である主人公に意識が…というのが大変面白かったです。 個人的には赤羽根さんルートのほうが難しかったです。 「好感度が下がっていくー!! 無事に男たちとのエンド!」が何度繰り返されたか(苦笑) クッキーのときも「マズイならマズイって言えばいいじゃないですか…」と綺麗に地雷を踏みぬいたりして、赤羽根さんの心を掴み切れずに選択肢のたびに「どっち!? どっちが正解なの!? とりあえずセーブするか!」と焦っていました…赤羽根さん、本当にごめんね…。 音楽を聴くために渥美くんに大接近するも綺麗に躱された後、主人公でも同じことをして主人公がパニくる様子など、赤羽根さんは見た目のとても大人しそうな感じからは想像できない大胆さも魅力的でした。 赤羽根さんを怒らせてばかりいたので、デレてくれたときのかわいさが本当に沁みました。 (大変個人的なことですが、髪の毛を下ろした赤羽根さんはロングヘアー好きには一撃ノックアウトのかわいさでした…!) 最後に猫ちゃんに一言…猫ちゃん、ありがとう! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 埖×喋~Trash×TALK~
    埖×喋~Trash×TALK~
    愛を売るという一風変わって斬新な物語、紛うことなき「恋愛ゲーム」でした! 愛を売るために攻略するゲームである痛烈さにマッチする毒っ気が滲むシナリオとキャラクターが非常に刺さります。 いわゆる乙女向け恋愛ゲームのようなふわっとしていてキラキラしたものではなく、人間の内包するドロドロとしたものやもがき苦しむ痛みみたいなものをも軸に築き上げられた愛と「愛を売る」という取り返しのつかないある種の損壊行為の融合が他の作品にはない唯一無二の魅力を作り上げていました。 とにかくボリュームがすごい作品で、すべてをコンプリートしようと思うと数日がかりとなりますが、難易度も高くなくて遊びやすかったです。 @ネタバレ開始 プレイするぞー!とプレイし始めてちょぱつから「ミコトさん、気を強く持つんだ! 流されかけているー!」と、妹背さんにググッと引き寄せられている姿にちょっと心配になりつつ、ユウさんやルナさんなど登場人物が増えていくにつれて「あ…」「あああ…」とおかしな声が出ることが増えました(震え声) ジョウカ様たちから鋏をもらうところでは、ゲームのやりすぎで「選択肢! 選択肢!」と瞬間的に選択肢を選ぶ魔にとり憑かれました…鋏を選ぶんだよ!!と自分で自分を叱咤する事態に。 終わってみると、元々のテーマゆえ理解はしていても全体的に救いがなくてつらみでした…! 情緒が迷子になりました…。 とのあえずヒカルさんが緩衝材というか、清涼剤というか…ヒカルさんのおかげでヘシ折れかけていた心に添え木をして最後まで進めました、ありがとう…! 立ち絵のイラストはコミカルポップな感じでかわいいのですが(特にギャグっぽく表情が大変なことになってガクガク震えているところなどは思わず笑ってしまいました)、シナリオに大変エッジが効いていることもあり、そのギャップが魅力的でした。 一周終えて「ボリュームすごい…!」と感じて一度シナリオのリストを見に行きました…ら、全体ボリュームに驚愕でした! 思わず非常口のコケる姿になりかけました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 二縄村に冬が
    二縄村に冬が
    弟から姉への愛の濃度と量がとにかくすごいと総括したくなる、萩平くんが一番印象的な恋愛ゲームでした。 主人公のためならなんでもやる・できると言っても過言でないくらいの気概を見せてくれる萩平くん、お姉さんを心から愛していることがあらゆるセリフの端々や行動に出ていました。 @ネタバレ開始 「どんな色でも似合うに決まっているだろ」など他の人のルートでも会話の中に的確にお姉さんLOVEを注入することを忘れない萩平くんのルートに真っ先に辿り着き、しかもハッピーエンドに辿り着いたためか、本作ではこのエンドが最も印象的でした。 一緒に一夜を過ごした時の思い溢れた暴走っぷりも見ていて「お姉さんに対するこの愛の量よ!」と感じ入りましたが、いざ姉弟でありながら夫婦の関係にも発展したときは「幸せになってね!」と思いました。 最後の2人で手を繋いでいるスチルはもう本当に素敵だったのですが…エピローグは驚くしかなかったです。 本当に何でもやっておられた…。 藤左さんは、頼りがいのあるお兄さんという感じでしたが…想像以上に肉食系でした。 見ていて「いい…すごくいい…」と呟いてしまうシーンが多かったです。 特にHappyEndは主様のことを考えただけでお布団で寒さ凌ぎをすることになるとは…いや、大好きです!! 大好物です! 白無垢もすごく美しいですし、ウインクは反則すぎてキュン死してしまうところでした。 印象的だったのは萩平くんでしたが、個人的には藤左さんが一番好みでした。 梅太郎さんは、実はとってもかわいい人だったのだなーとルートへ入ってから感じました。 他のルートでは神様だけどよく掴めない御方だな…とも思っていましたが、ご事情が分かってからはむしろとても親近感が湧きました。 なんと言うのでしょう…主人公さんの1000年に一度くらいは喧嘩をするかもしれないけれどまた話し合って~に始まる圧倒的な包容力があればこの2人はずっとずっと幸せにいられると思わせてくれるルートでした。 人の身では到底叶わない長い時間だからこそ、幸せになってもらいたい人でした。 すべてを読み終えた後のタイトルにポンッと推された判子、かわいくてちょっと嬉しくなりました。 @ネタバレ終了 一度見たエンディングは回想からも閲覧可能で、エンディング数も残りいくつあるのか目安にもなって親切でした。 また、章背景やUI、ロゴなどもとてもオシャレでした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • desire&emotion
    desire&emotion
    インジェクシアさんとレジーさん二人のアンドロイドとともに生活するミレーユさんが巻き込まれる事件や二人(+α)との恋、楽しませていただきました。 @ネタバレ開始 シアさんは感情に突き動かされて主様を監禁してしまったりするルートもあって、愛ゆえに暴走しているところがかわいい人でした。 シアさんルートのミレーユさんは他のルートよりも積極的で、二人をスリープモードにサッと落としたところなどは「仕事が出来すぎる…!」と思わず呻きました(笑) レジーさんはとにかくやさしくて、自分のピンチでも相手を傷つけることを拒んでいる姿、自分の力が人一倍強いことに思い悩んで力加減を頑張ろうとしている姿がとても可愛かったです。 恋愛映画でのポップコーンもよいですが、VRでの密着はもっとドキドキしました。 ???さん(あえて名前は伏せ)は、シアさんルートでもレジーさんルートでも一度も名前が出てこなかったので、実はすごくすごく気になっていました。 なので、ルートへ入るための選択肢が出てきた時は「よしっ!」という感じでした。 ギザギザ歯でくひひ笑いは癖になりますね! 服のご趣味があまりにもよろしいので、オマケストーリーでは「二人ともかわいい!」とずっと連呼しました。 一人前になるまではお預けと自分に課していたのもかわいいですし、ミレーユさんが彼チョイスの服を着てかわいいと言われて赤くなっているのもかわいい…! どの子と結末を迎えても、ミレーユさんとその相手のアンドロイドさんには末永く幸せになってほしいです。 @ネタバレ終了 糖分高めでしっかりキスシーン+αまである素敵な恋、キュンしました&面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
  • 私の声が聞こえますか
    私の声が聞こえますか
    ハロー、灯野さん。高峰先輩と黒木くんの心に響くやさしい物語、癒され元気をいただきました。 感想、聞いてくれますか? @ネタバレ開始 皆が想定する「普通」の枠から少しズレていると扱われる二人に大変共感・感情移入して、EXTRAのバッジ獲得までノンストップで読ませていただきました。 「聞こえていますよ」の言葉が自分の世界にもたらされることを高峰先輩がどれほど切望していたかと思うと、先輩の涙には画面の前の私も一緒になって涙が出てきました。 プレイ中、長野くんの存在は物理的以上に精神的に大きいな…と思いました。 誰か一人でも「いや、黒木は黒木だし」という態度で接してくれる人がいるかいないかは、本当に大きいことだと。 クラスメイトや先生が、からかったり、もっと頑張れ=もっと普通になるように努めろと黒木くんを「これが普通だと思いたい側」に合わせるように強要するのと異なり、長野くんは「声が小さいからもっと声を出せ」みたいなことを言わなかったですし、彼自身がそのままの黒木くんと話をしたい・黒木くんが何を言っているか聞きたいと思っていたのかなと感じました(聞くことにだけ意識を向けているわけではなく、黒木くんそのものに意識を向けて話している・聞いている感じでしょうか) 長野くん自身が生きづらさみたいなものを感じていたので、特にそう感じました。 普通ってとても難しい言葉で、「普通はこうでしょう」「普通こうするよ」(+「出る杭は打たれる」≒「出る杭は打たれても仕方ない」)と人生で何度その言葉を叩きつけられたか。 私も普通からズレていると扱われる側だったので、本作はとても心に響きました。 もっとこう…本作から感じ取ったものをたくさん言葉として書きたいのですが、フィーリング的な言葉にできない形で感じるものか多かったので、自分の中でほんわり灯った光のようなこの感情を大切に胸にしまっておきたいと思います。 黒木くんも高峰先輩も「なんでもっと普通にできないの?」みたいな言葉をたくさん叩きつけられる側だったと思うので、エンディング後の二人には苦しんだ以上にたくさん幸せになってほしいです。 これから先の未来にも、二人ともが自分の持つ個性が相手の世界に受け入れられにくいときもあると思いますが、どうか世界が色々な個性を持っていることに今以上に寛容になってくれるように願います。 起ち上げたときの先輩の美しいスチルに始まり、手を差し出したり一緒に花火鑑賞だったり…先輩の数々の美麗スチル、見る度に「う、美しい…! 先輩、素敵!」と心が弾みました。 長野くんとの友情スチルも「こういう友だちがいるっていいよね! サイコー!」と二人の楽し気な様子に自分まで楽しい気持ちになりました。 エンドクレジットの見せ方が素晴らしく、本編で一度見た後で、EXTRAからもう一度見ました。 先輩が口にしていた友人たちとのすれ違いなどがシルエットで効果的に描かれていたのも、黒木くんの受験が厳しいスタート地点から始まって付箋たくさんの赤本で追い込みを頑張る様子も、セリフなどは何もないのにすべてが伝わってくる見せ方、心にストレートに響いてきて大好きです!! @ネタバレ終了 プレイし終えた後、とてもやさしい気持ちになり、そして自分の心まで癒される素晴らしい作品でした。 「私って、なんで皆と同じようにできないんだろう…」 「私って普通と違うのかな…おかしいのかな…」 そんなことを感じている方には、特にプレイしてほしい作品です。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 私の声が聞こえますか
    私の声が聞こえますか
    ドキドキしたりウルウルしたり。恋愛だけでなく悩みやコンプレックスについても描かれており、考えさせられる内容でした。 素敵な作品をありがとうございました(*´ω`*) @ネタバレ開始 人それぞれコンプレックスがあると思いますが、他者から見れば意外と良い部分だったりしますよね。卓也君と箔斗君の「よく喋る」×「聞き役」な部分は身近な話で、ほんとそうだよなって。 私は特別耳が良いわけではないのですが、時計の音などがうるさく感じることがあって、家じゅうの時計の電池外して怒られた過去がありまして(笑) それだけでも気が狂いそうでしたから、もっと色々あった高峰先輩すごく辛かっただろうなって、胸が苦しくなりました。 灯野様といえば素敵な男性キャラのイメージがあるのですが、高峰先輩もめちゃくちゃかわいかったです! 浴衣姿からの値札強がりとか、かわいすぎ! 余談ですが初登場のとき、高峰先輩めっちゃ耳良いから、高性能な補聴器してるのかもという真逆なことを考えてました(笑) そしてさすがのイラストにムービー、ニクイ終わり方、エクストラなども素晴らしかったです! 幸せな気持ちにしていただき、ありがとうございました!
  • 探偵のとある推理は世界の再構築を引き起こすか?
    探偵のとある推理は世界の再構築を引き起こすか?
    ゾクゾクする動画演出から始まる、雰囲気たっぷりの不思議な作品でした。 顔がない「推理ちゃん」とのやりとりで、世界の謎を解き明かしていく物語……ではなく、再構築する物語。 上にも書きましたが、とにかく動画演出のセンスがすごくて、毎回鳥肌ものでした。 特に後半はゾクゾクが止まらず。 なんか、とんでもないことが起きてる!!と目が話せませんでした。独特の雰囲気が物凄い! 水色の文字をクリックするとTIPSが出るというのが1周目は分からず、クリア後にサムネで気づいてもう1周しました。 特にカフェのメニューについての理解がすっごい深まりました!!(笑) 今後、エンド分岐や演出をさらに追加される予定ということで 「一体どうなっちゃうんだろう!?」というワクテカが止まりません。 素敵な作品をありがとうございました。
  • クリムゾンレッドの死神
    クリムゾンレッドの死神
    面白かった! @ネタバレ開始 キャロルとレオが幸せになりそうで本当に良かった。 ハードボイルドというジャンルからエグい展開も覚悟していただけに、余計にラストで胸が震えた! @ネタバレ終了 テンポも良くて、素晴らしい作品をありがとうございます!
  • きみはもうほかの誰かのもの
    きみはもうほかの誰かのもの
    これは神作…!!! 上質な小説を読んでいる気分でした。 文章や絵が美しいのはさることながら、設定や登場人物や展開、何から何までドンピシャにエモすぎて深く深く突き刺さりました。これはすばらしい…。 @ネタバレ開始 「この瞳が好きだったんだなぁ」に首がもげるほどうなずきました。 東くんの嘘のない瞳、言葉。警告はしつつも強く拒絶はしないやわらかさ。その年で背負うにはあまりに重い運命なのに、事実を事実をして受け止め受け入れる道を選んだ彼の、達観した佇まいが好きでした。隣にいるのにとても遠い初恋のお話。 千手様と東くんの関係が垣間見れるエンドもよかったです。エモい……。 @ネタバレ終了 すべてを語らない分、妄想や考察が捗ってプレイ後も楽しい作品でした。 すばらしい時間をどうもありがとうございました…!!
  • きみはもうほかの誰かのもの
    きみはもうほかの誰かのもの
    綺麗なビジュアル、夏を感じさせるサウンドで最後まで惹きつけられました。
  • 魚の心
    魚の心
    変人として噂になっている人物も、接してみれば別にそうでもなくむしろ面白い・深い人物だったということは現実にもありますが、本作も学校で「変人」と噂される少女が実はとてもかわいい天然美少女でした! @ネタバレ開始 初回は図らずもみさきさんルートに進みました。 水族館の幽霊として成仏を手伝ってという彼女のこのルートは、主人公は成仏を手伝うポジションでしたが、とてもいいお話だなーと最後まであたたかい気持ちで読み終えました。 無事に成仏できてよかったです。 パジャマパーティーの楽し気な三人のスチルが可愛くて印象的でした。 次にあこさんルートです。 このルートは先がまったく見えなくて、気になりすぎました。 特に主人公が異性愛者(女性が恋愛対象)のため、男性であるあこさんの気持ちどう受け止めたらいいものかと悩む姿、どのような結末に至るのかが気になりました。 あこさんはあこさんなので、私は「あこさんはいいぞ」と思っていたのですが、恋愛は人それぞれ。 恋愛というものは複雑なもので人の数だけ恋がある、人を好きになるということそのものが素敵なことだということを改めて知るルートでした。 最後はあえて選択肢を回避していた真央さんルートです。 友人から「どこまでいったんだ! A!? C!?」的なことを言われて、意味が分からなくてGoogle先生で調べました…なるほど、そういう意味があるのですね(笑) 最後の海の告白で、真央さんを追って海の中に入った主人公が見た「一緒の世界」のスチルはとても印象的でした。 自らの変化への恐れと不安、自分の中に芽生えた恋心などに戸惑う真央さんを抱きしめた主人公の「息をするのが辛いなら、僕が真央の海になる」は格好良すぎました。 最後の「鱗を描いて」のシーンは二人らしくて、とても好きな終わり方です。 まおまおさんかわいすぎるー!なルートでした。 @ネタバレ終了 海に揺らめく光のあたたかさを感じられるような素敵な作品でした。 ありがとうございました!
  • A BRAVE DAY
    A BRAVE DAY
    開始早々バッドエンドを綺麗に二つ回収するという主人公的には悲しすぎる始まりとなりましたが、三回目の正直で無事に告白させてあげられました。 @ネタバレ開始 初回はエンド5へ到達しました。 廊下で手を振る主人公に振り向く篠田さんがかわいいです。 その後エンド2→1→1…と1が続いたので攻略にお世話になって他エンドと6も到達しました。 攻略がないと奇跡的に自力到達した3つのエンド以外に到達するのはかなり厳しそうだったので助かりました。 特に6には自力では辿り着けなかったと思います…。 横山くんがセッティングした突然の告白Dayではありましたが、一日の行動で気軽に話しかけられるような友人になったり将来的に一緒にお出掛けできる関係になる未来が待っていたり…と、エンドによって関係性もかなり変わるため「彼になるべくよい未来を!」と恋のキューピッドをしている気分でした。 屋上で話していたときの「耳が壊れた!」の会話は特に面白かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 琥珀くんとはじめての記念日。
    琥珀くんとはじめての記念日。
    元気いっぱいな琥珀くんとの1年記念日、楽しませていただきました! ちょっと子どもっぽさが残る琥珀くんのかわいさに元気をもらいつつ、お互いやっぱり1年記念は特別なものだったんだなーと微笑ましいやり取りを見てこちらもニコニコしました。 @ネタバレ開始 指輪は重いかもーと思いながらも、主人公さんのことが頭に浮かんだからと言ってくれる琥珀くんが素敵でした。 いつかその指輪がもっともっと違う意味の指輪として登場するかも…と、思わず期待してしまうぞ琥珀くん。 主人公さんの用意したお揃いのストラップも、思わず麦茶を淹れるのが注意散漫になってしまうくらいアレコレ考えてしまうところが青春!という感じでした。主人公さんもかわいいです。 さらに1年後の琥珀くんがとても大人びていて驚きました。 大人らしさと同居して元気いっぱいの琥珀くんらしさが残っていて、カッコ良さとかわいさで最後は二人がこの先もずっと幸せだといいなーと思いました。 二人のこれからを応援したいので、琥珀くんの大好きなポテチのご当地限定詰め合わせセットを贈りたいと思います。 @ネタバレ終了 一緒にいるだけで元気をもらえる琥珀くんとのはじめての記念日+α、楽しませていただきました! ありがとうございました!
  • ひあしんす
    ひあしんす
    ポコポコポコポコと会話の音が楽しい緋愛さんとの会話、じっくりポコポコ堪能させていただきました。 エンドに到達するごとに少しずつタイトル画面にヒヤシンスが増えていくのと、選択肢がちょっとずつ増えていくのが楽しかったです。 @ネタバレ開始 三日目の亀の中に~のストーリーは「はっ? ええええ!」となったりと、二人のやり取りにちょっとびっくりしたりもしましたが、無事に15個のエンドを集め、いざまた最初からの最後のストーリーは不思議な感じでまた別の味わいがありました。 それにしてもの亀とAIが印象的すぎました…! 三日間の間に「今日が何の日か」というのは把握していたのですが、確かに朝早すぎますね(笑) 二人がリアルタイムにそこでやり取りしているような短めの文章での見せ方は、いつも読んでいるノベルゲームにはないテンポでとても面白かったです。 プレイ後、ヒヤシンスの花言葉を調べて、作品の雰囲気に合っているなとほんわり思いました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • REN-A.I.
    REN-A.I.
    AIとセキュリティについての知識を楽しく得られる面白いゲームでした。 最近あらゆる分野に使われるようになってきたAIですが、細かなところは知らないことも多かったので、とても勉強になりました! @ネタバレ開始 かわいい女の子を庇ったら、実はIT業界TOP会社の社長令嬢さんだった!という展開も面白く、しかも婚約破談にするため優勝しなければと優勝を目指す理由ができてからは一層頑張れました。 パン屋での会話などすごく良い雰囲気だったので、これはもしかして主人公とハッピーエンドもあるかなー?と思っていたら、無事にその展開があって嬉しかったです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 東京オディエットアモ 大篠八雲編
    東京オディエットアモ 大篠八雲編
    実家の没落で貧乏になった主人公。(はかなげなルックスながらバイタリティがカンスト) 飛びついた高額バイト先は華やかで狂騒的な仮面舞踏会。 そこに集うクセと魅力の強い男子との出会い、数日の間に怒涛のように……。 女性向けの王道中の王道を、「このジャンルを永遠に輝きさせ続ける」という気迫で作った印象の力作! 設定・メインキャラのビジュアル・要所で使われるヴォーカル入りのBGMも全て『このジャンル』のケレン味がたっぷりです。 それが高クオリティで、作品に没入度を深めてくれて感動しました。 多くの方が感想で述べられてますが、ヴォーカルBGMの使い方の巧みさは他に例を見ないレベルです。 制作者目線で見ると「はぁー個性が強い要素を使いこなしてすごい!(語彙がない)」という感想を強く持ちました。 柄×柄でおしゃれにトータルコーディネートする、のような凄みです。 (PVもおしゃれだったなぁ) シリーズ全てシナリオの土台にシェイクスピア作品があるのが特徴のシリーズですが、今回の元ネタは『十二夜』。(原作知らずで検索しました。ぐぐれば出てくる有名人で助かる) 今回の攻略対象は弁護士の大篠八雲。タレ目でクセ毛でスーツです。(重要な点だ) 原作は女の子が男装して身分を偽り、ハイスペック男のお付きになり……というお話。 フィクションならではのハッタリ満点の設定が、本編でもしっかり生かされてました。 @ネタバレ開始 男装ジュリちゃん、清潔なのになまめかしい美しさで新鮮でした。とりかへばやは良い…… @ネタバレ終了 女性には損得勘定バチバチでジェントルにふるまう大篠先生が、 主人公を男子と思って雑で無邪気にふるまう展開がユーモアと可愛げにあふれてました。 (くっ、こんなめんどくさい男を『意外と……』なんて……!) と作者様の掌で踊らされる喜びです。 @ネタバレ開始 東京タワーを階段で昇る画像多数、臨場感バツグンでした。 ジュリちゃんの怒りと疲労に共感できて主人公を好きになってしまう楽しいパートです。 @ネタバレ終了 ノベルはきっちりした構成・しつこくない描写(要所でドンと行く!)・テンポを重んじていて、全体に足し算引き算がすごく巧みな作品だなーと思います。 (足し算掛け算ばかりで制作してしまう癖があるので見習いたいと思いました。本当に) そして大事な事! @ネタバレ開始 朴さんルートを正座で待っています。どんな話になるのこの人……。 @ネタバレ終了 平成ゴージャスがキラキラのキラキラ! 堪能しました! ありがとうございました次を待っています!