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8542 のレビュー
  • コーヒーのくに
    コーヒーのくに
    心温まる優しいお話でした。 @ネタバレ開始 似たような苦しみを味わった事がある人にとってはカノンの最後の本当の言葉は何にも代えがたい救いの言葉だったと思います。まさか最後の言葉だけでなく幽霊とまで設定があったとは…。きっとカノンも似た苦しんだ経験があったからこそ言えた言葉なのかなって。千世には幸せに生きてほしいなと思わせてくれるいい作品でした。ありがとうございました。 @ネタバレ終了 何か悩みがある人がプレイすると、気持ちを落ち着かせてくれる友人のような素敵な物語です。
  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    こんにあ~! ゲーム画面や配信風の画面作りが丁寧で、 自分の行動でにあちゃんが笑ってくれたり反応してくれたりするのが嬉しくて Vtuberにハマるってこんな感じなのか……!!と追体験することが出来ました。 最後に真相が判明するストーリーも面白かったです。 ポップな音楽選びもゲームの雰囲気によく合っていてUIも可愛く、ストレスがありませんでした。 おつにあ!ありがとうございました!
  • 死ぬよりもつらいこと
    死ぬよりもつらいこと
    前作をプレイしたことがあったのと、前評判から「これは泣くのを覚悟してプレイせねば…!!」と感じておりました。 キャラクターが抱える事情は様々で…。 @ネタバレ開始 ranくんの話は、構成がお上手なのだろうなあ、と。重い始まり方ですが、すぐに物語に引き込まれ、自分がゲーム作りを始めたころを思い出すわくわく感がありました!短い中で丁寧にその様が描かれており、「すごいなあ~」とため息がこぼれました。 ヨウさんのお話は…いやあ、辛かったです。どこか自分に似ているところがあり、一番共感できました。 ザクロさんのお話。個人的にはこのエピソードが一番好きです。『初恋に蓋をした』というフレーズが胸に刺さります。そして、ラストのスチルが忘れられません。幸せだと思うし、もっともっと幸せになってほしいな、と、心から願わずにはいられませんでした。 また、全体の構成も素敵で。ザクロさんのお話がranくんのお話に繋がるのが凄いな、と感じました。そしてそのきっかけを作ってくれたのはヨウさん。 覚悟はしていたのですが、EDロールと、その後のお話で涙腺は決壊してしまいました…。 @ネタバレ終了 色々と、考えさせられる…多くの方にプレイしていただきたい作品だと感じました。 また、音楽も制作されていると知り、びっくりです!!プレイ後、全曲を改めて拝聴したのですが、「花開く」が個人的にお気に入りです。 とても心に残る作品でした。ありがとうございました!
  • 小坂さん。 - Remaster
    小坂さん。 - Remaster
    落ちてくる隕石の前に「前向きに死ぬ」方法を探す二人。シンプルなボーイミーツガールで、こういうの好き~~~という要素が詰まっていて楽しかったです!小坂さんかわいい。 立ち絵がなくスチルがメインで進むのですが、どのイラストもとにかく綺麗ですごい…!背景もカレンダーも星空もすごい…!構図がとても好きです。 @ネタバレ開始 終わり方はここに書くのもためらわれるので、ぜひその目で確かめてほしいです。 @ネタバレ終了
  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    こんにあ~! プレイヤーになりきって感情移入しながらゲームにのめりこんじゃいました!特にラストが最高..........!あと伏線がきれいに回収されていくのも気持ちいい!面白かったです、ありがとうございました。
  • わたしのおしごと
    わたしのおしごと
    むむ……悔しいですが、ちょっと泣いちゃいました。 とても短いのであえて多くは語りませんが、素敵な作品をありがとうございました!
  • 今宵、忘却列車にて。
    今宵、忘却列車にて。
    切なくも幻想的で美しい作品でした。 ひとつひとつの駅の設定など、言葉の選び方がとても好きです。 男の子の優しい微笑みやぽろぽろ涙をこぼす表情には、 胸がギュッと締め付けられました。 柔らかなイラストのタッチや演出も印象的で美しかったです。
  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    こんにあです~!(この時点ですき) 全ENDコンプしました! にあちゃんはもちろんのこと、日数カウントのデザインやちびキャラのにあちゃん、UIにまでこだわりが感じられた、つくりが丁寧な良ゲーでした。 BGMのセレクトと使いどころも良かったです。あと、やっぱりE-moteは良い...! 日数カウント部分は、効果音も相まって「未来ラ○オと人○鳩」を参考にされたのかな?良き。 みそさんとにあちゃん、ありがとう!!
  • 願い星は少年の形をしている
    願い星は少年の形をしている
    タイトルも含めてゲーム内に出てくるイラストがとてもレベルが高ったです。 タイトル画面の幻想的な雰囲気、とても素敵でした。 @ネタバレ開始 個人的には流血ものはちょっと苦手ですが、それを超えるシナリオの良さがありました。 重めの話でしたが、イオリの優しさの裏に抱えた闇や風子が自分を傷つけてでも求める純粋な気持ちは、グイグイ物語へ引き込まれまれる要因になりました。 ラストの身体に帰る選択肢は、風子が迷いの中でイオリに向かって話していることが伝わり胸が熱くなりました。エピローグの風子がみんなの前で自己紹介する所も成長している所が伝わってゲキアツでした。 @ネタバレ終了 心を揺さぶられる良作でした。
  • Paint Over
    Paint Over
    圧倒的な描写力。 絵が描けなくなって悩む少年のお話。友人や先生から話を聞きながら物語が進んでいき、「なるほど、こういう話か」と分かっていたはずなのに、その美しさにぶん殴られてしまいました。グラフィックはもちろんですが、その場面での情景描写が本当に美しくて圧巻です。 何かに行き詰まっている時に、ふと視野を広げると映る、それまで見えていなかったもの・気付かなかったものの美しさ。それを再発見した気持ちになりました。 素晴らしい作品をありがとうございます。
  • 魔女の愛した瞳の中に
    魔女の愛した瞳の中に
    薬の小瓶のバッジに惹かれ、プレイさせていただきました! いつの世もひとを救うのは知恵と力と勇気が揃ってこそなのだな、と考えさせられます。 @ネタバレ開始 2018年に公開された作品ですが、2021年現在の視点でプレイして様々なことを思いました。 姿の見えない病原体に対し、無知であればあるほど「かわってみえるもの」を攻撃することが「わかりやすい正義」になってしまう。識字率が高く、望めばあらゆる情報を手に入れられる現代でさえもそのような風潮があるのですから、教育の十分でなかった世界ではルパートのように振る舞うのが「大衆の正義」なのでしょう。なにより、ヒューにとっては「看板の文字」は当然のように意味を持つが、その他大勢にとっては理解も見向きもされないもの。そこに悲しいほどの分断を感じました。文字が読める人々もまた、読めない人々のことを「分からない」のだなあ、と。 ひとつの時代背景ではあるのですが、こうした描写が物語にリアリティを与えていてすごいと感じました。 無知であることそれ自体に責はないのに、どこかを捌け口にしてしまう人々の性が理不尽を生んでしまう。ヒューの父親のように、知識は優れているのに力や勇気なくしてはそれに十分に抗いきれなかった人々もいる。 そんな「にんげんの習性」を局所からでもひっくり返すほどの力をもつ「魔女」に憧れもするし、同時に「ほんとはどれだけ泣きたいことがあったのだろうな」と感じます。@ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 異界の小料理屋
    異界の小料理屋
    食事の表現が豊かで、どんなものなのかもわからないのにとても美味しそうでした!! 「小料理屋 幸」行ってみたい!
  • 夕凪のハイビスカス
    夕凪のハイビスカス
    沖縄への一人旅で現地の姉弟と交流するお話。ほっこりです。 普段無口な凪君がいきなり饒舌になるところが微笑ましかったです~。 作曲も演奏もご自身という事なにでしょうか?凄いです!!
  • 僕らのノベルゲーム
    僕らのノベルゲーム
     谷口さんにガチ恋ヲタクの「劇団くじら座」座付き作家、東雲です。  フェスが終了しようとしている今になって、ようやくこの物語に触れることができました。今この瞬間、こうしてプレイすることができたことが感慨深いです。はじめに自分語りをしてしまい本当に申し訳ないのですが、感想を述べさせていただきます。  この作品のことが心の片隅にありつつも、数ヶ月もの間ずっとプレイすることができませんでした。  それは、ひとえにこの作品が「ノベルゲームの集団制作」を題材としていたから。  主人公・樋口くんの痛みは、ゲームを制作していた頃の私自身の痛みでした。  それでも、創作を捨てることなんてできない。その光を手放すことなんて、できるわけがないんです。圧倒的な孤独の中でしか創作は生まれない。そして、そんな孤独を共有し、一緒に作り上げていくからこそ、集団制作は他の何物にも代えがたい幸せなんだと思いました。樋口くんも、僕も、集団制作を経験した多くの方々にとってもそうであってほしいなと思います。  「ノベルゲームの集団制作」という主題から逃げることなくストーリーを描ききった本作は、同人ゲーム制作者の交流の場という側面もあるティラノゲームフェスにまさにふさわしい力作だと思いました。素晴らしい熱量の作品でした。同人ゲーム制作者ほど刺さる内容だと思いますし、そうでない人にもリーチしてほしいなと思える作品です。  本作の魅力は、先述した集団制作を描ききったことに加え、キャラクターの解像度の高さにあると感じます。特に谷口香織というキャラの解像度はすさまじく、タツくんへのリアルな詰め方は見ていて本当に怖すぎました。リアルすぎる……こういう気が強い子、中高の部活に複数人いましたよね……。そしてちょーちっちゃくてかわいい。つまりはそういうことです。谷口さんとのシーンで話題に出たキャラ付けのメソッドは本当に勉強になりました。おそらく、作者さまご自身が本作において実践しているからこその登場人物の解像度の高さなのだと推察します。  それから、これはプレイする上で非常に重要なことだと思うのですが、とにかくストレスフリーに読み進められます。文章も、演出も。とりわけ演出については細部まで調整が施され、UIもとてもユーザーフレンドリーだなぁと感じました。キャラの絶妙な表情差分がまたいいのです。とにかく谷口さんがリアルすぎていいのです。あ、美央も好きですよ!  気になった点としては、谷口さんのごたる鋭く冷たい視線を内面化させて見てみますと、いくつかあるように思います。ですが、物語の熱量の前ではさほど気になるほどでもありませんでした。二点だけ挙げますと、まず前半のフックが弱いように感じました。それから、作中作の扱いは非常に難しいところなのですが、個人的な意見としては、作中作それ自体が読み手のイメージを喚起し、また本編に伏流するイメージの媒体であると望ましいと思うのです。もちろん本編のすべての要素に繋がる必要などなく、そんな意味づけを行う理由もありません。だけど、それは本編のテーマを示唆する比喩であったり、主人公たちにパワーを与え行動の動機づけとなるような内容であったり、そしてメタ層に位置する読み手そのものにリーチする物語であったりしてほしいのです。本作の場合、作中作はあくまで作り上げられる目的、達成されるべきゴール、世に放たれるべき対象であって、作中作の物語、「世界」そのものがイメージの源泉となることは少なかったのではないかと個人的に思いました。  とはいえ、個人の意見なので聞き流していただいて構いません。むしろ、作者さまご自身の表現したいことを追及してほしいと切に思います。  つらつらと書き連ねてしまい本当に失礼いたしました。忘れられない気持ちを、それでも忘れてしまおうとした気持ちを思い出させてくれる作品でした。素晴らしい作品をありがとうございました!
  • タマキハル~序章 艮為山編~
    タマキハル~序章 艮為山編~
    平穏でキラキラしていて、少しドキドキして嬉しくなる。 そしてたまにはちょっとした問題もあったり。 そんな、何気ない、だけど大切な学校生活の日常が丁寧に大切に描かれている印象を受けました。 個性的なキャラクター達との学園内(学園外)でのやり取りが軽快で、個々に大きな魅力を感じます。 @ネタバレ開始 だからこそ、最後の展開が重くのしかかって来ますね……。 この状態で待機となると、勿論続きはとても気になってしまうのですが、あまりにも……あまりにもっ! @ネタバレ終了 立ち絵の表情が豊富で、くるくると表情が変わったりして可愛らしかったです。 スチルもとても効果的で、よりエピソードが印象に残りました。 本作品単体としても魅力がありますが、 本当の意味で物語が完結する時にどう言った物語が紡がれるのかが楽しみです。
  • 花のかげになくらむ
    花のかげになくらむ
    本編終了後に表示されるサブシナリオも、愛しくて切ない話です。 たましいのなりそこないで、まがいものの白娘子が愛したものを喪い、その悲しみに心を浸し、やせ細りながら死ぬ男を見守る姿が堪りません。 …それにしても魚住冬さまの日本語の文章が美しい!プロの作家さんが覆面で参加しているのでは?と思えるほど、絵画的で練りこまれた言葉の選択が秀逸です。作品の冒頭から物語の世界に引き込まれてしまい、とっても素敵でした!!!
  • ホントウの僕
    ホントウの僕
    選択肢によって大きくストーリー展開が変わるゲームでした。面白かったです。 エンディングのイラストや本筋と思われるルート⇒タイトル画面はインパクトがありました。 また、「HAPPY END」や「BAD END」でジワる印象を与えるのが上手いと感じました。
  • 深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    歩行と会話の心地よいリズムが織り成す、メロウで気怠い音楽のような、とても素敵な作品。 ノベルゲー制作の参考に…と思い、軽い気持ちで始めたが最後。インディゴブルーな深夜の空気感がめちゃくちゃ好みで、ラストまでクリックする手が止まりませんでした。 「選択肢なし」の作り、ゆるやかに絶え間なく続く兄妹2人の会話、古き良きADVを思わせるUI、メロウなループトラックが見事に融け合っていると感じました。キャラクター2人の優しさが自然に滲み出るようなテキストも沁みました。 小説好き、映画好き、深夜のファミレス好きの方にも、ぜひプレイしてほしいです。
  • シトリンちゃんのしあわせごはん
    シトリンちゃんのしあわせごはん
    出来上がるパンの種類が豊富で、 「この組み合わせは、どうだろう・・・?」と リアルにパン作りしてる気分で楽しかったです! ストーリーも重たくなりすぎず、 少しほっこりする感じが絶妙でした! 素敵な作品を有難うございました!
  • ようこそ。この美しき世界へ
    ようこそ。この美しき世界へ
    ゲームが終わった後の世界の広がりを感じさせられる、心温まる掌編でした。 実写背景や白や黒を用いた画面演習が秀逸で雰囲気がとても良かったです。 個人的には、今後もちょっとふしぎな状態が続くことを祈らざるをえないです。