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8542 のレビュー
  • 僕の愛する三匹
    僕の愛する三匹
    家にいる三匹の統一感の無さやその強い個性に最初は驚き、「どういう話なんだろう!?」と思いましたが、読んでるうちに「なるほど!」と腹落ちしました。表現の仕方が、とても面白かったです。 @ネタバレ開始 猫の台詞にはドキリとさせられました。でも、最後にはやっぱり好きなんだと、明るい気持ちで締めくくられていたので、良かったです。 @ネタバレ終了 創作に関する描写は、共感できるところが多かったです。 温かい気持ちになれる読後感の素敵な作品でした。ありがとうございました!
  • 最終電車
    最終電車
    タイトル画面から、淋しげで儚げな 雰囲気を感じていましたが、お話は全く悲しくなく 怖いけど面白い。という奴でした。 ホラーという程ホラーでも無いのですが、 じとっと、胸の中に怖い気持ちを残して 行くスタイルが好きです。 @ネタバレ開始 クリア後出てくる物語のタイトル名と 「これぞ女の強さだぞ!」という物語 に抜群にマッチしていて読み終わった後も、 カッコよさに痺れました。 @ネタバレ終了 文字の見せ方にも凝っていて 終始目が離せません。 素敵な作品を有難うございました!
  • ウソからはじまる物語
    ウソからはじまる物語
    ウソをテーマにして、少しづつ関わり合っている3つのお話。 ウソつきは夢のはじまり→真っ赤なウソ→ウソから出た誠の順で読ませて頂きました。 日常の中にいるそれぞれの登場人物達の心情が丁寧に描かれていて、感情移入しやすかったのと主人公達の成長が感じられました。 また、シナリオ全体を通して起承転結がはっきりしていて読みやすく、話がすっと心に入り込んでくるようでした。 場面が多く変わりましたが、日時表示と豊富な背景でわかりやすかったです。 @ネタバレ開始 あとがきにもありましたが、他の作品のキャラ達も関わっていたりするのですね! 機会があれば、そちらの作品もプレイしたいと思いました。 @ネタバレ終了 3つの作品を矛盾なく関わらせるのは難しいと思いましたが、それをやりきっており、文章構成能力がすごいと感じる作品でした。 それぞれのお話の『その後』も気になる作品、ありがとうございます。
  • ウソからはじまる物語
    ウソからはじまる物語
    文字の大きさが少し大きめなので読みやすい!(個人的には結構嬉しかった) 立ち絵は無いけど、背景画像がかなりたくさん使われていて、その場のイメージが分かりやすい! 話の落ち着く結論が分かりやすいのに、そこに至るまでの登場人物の気持ちの動きがドラマチックでいいなあって思う。その分かりやすさと面白さの両立に、筆者の実力を感じる!
  • 風待ち人 夢追い人(iPhone・iPad対応版)
    風待ち人 夢追い人(iPhone・iPad対応版)
    それぞれの人物が自分と向き合って、前に進んでいく物語。 とにかくキャラクター達が魅力的でした。 @ネタバレ開始 金田は豪快そうに見えて、仕事を丁寧にこなしたり人のことをよく見ていたり、彼の人間性が細やかに描かれていたと思います。 やりたいことが分からない、それでも、自分の夢を確かめるために会社を辞めることを決意した金田。夢を追うことの怖さを目にしても、逃げずに夢と向き合った彼はとてもかっこよかったです。 神山は自分のことを弱い人間だと言っていたけれど、彼のとっさに出てくる言葉や行動に優しさが滲み出ているな、と思いました。 友人をこれ以上笑われたくないという理由でやりたくない仕事を続けた神山は強いと思うと同時に、友人という存在がそれほど大きな支えになるのかなぁと考えました。二人のやりとりはとても自然と友情を感じさせる素晴らしいものでした。 また、彼の心の内がストレートな言葉で綴られていることにも感動しました。 そして、二人の心を動かした岬。『よわむしスプートニク』が流れるシーンは彼女の歌に聴き入ってしまいました。 「なんで夢なんて持っちゃったかな…」という彼女の呟きはとても印象的です。夢は捨てることのできない大切なものであり、人生を大きく変えてしまうものであると私は思っていますが、彼女にとっての夢はどのような存在なのだろうと色々想像させられました。 何がなんでもタクシー代を返そうとする岬さん可愛かったな… 3人が居酒屋で飲むシーンは、大変笑わせてもらいました。 英語で歌う金田の立ち絵が薄くなっていったり、視線を送る岬のカットインが入ったり、滅茶苦茶で面白かったです。 それぞれの形で前に進む3人はとてもかっこよかったです。逃げてばかりの自分には、個人的に耳が痛い部分も多かったですが。笑 エンディングが流れた時は、もう終わっちゃうのか…と思いました。3人をもっと見ていたかったです。 @ネタバレ終了 プレイ後、前向きな気持ちになれるゲームでした。 素敵な作品をありがとうございました。
  • RADIANT*SIGN
    RADIANT*SIGN
    実況させていただきました! 努力と根性、友情の揃った王道スポ根とアイドルのお話はなかなか無いのでとても新鮮でいいお話でした。 登場人物みんながキラキラ光っていて、どのキャラクターも魅力的です! 素敵なゲームをありがとうございました。
  • 多知くんは何も知らない
    多知くんは何も知らない
    実況させていただきました。 リアルにありそうなお話で、大変感情移入しました。 ホントウのことはその本人にしかわからないものですね。 素敵なゲームをありがとうございました。
  • ウソからはじまる物語
    ウソからはじまる物語
    ウソつきは夢のはじまり→真っ赤なウソ→ウソから出た誠の順で、50分で読み終わりました。 面白さに関して、ここがこうだから面白かったみたいなのうまく言葉にできね〜〜〜〜と思ったらNaGISAさんが既に言語化してくださっていた。なるほど確かに。 端から見たら誰かの何気ない日常のようで、登場人物にとってはこれからの人生できっと何度も思い出すような人生の分岐点ともいえる一日の出来事でしたね。あいはらさんはそういう「何気ないようで特別な日」みたいなのを書くのがお上手な気がします。 個人的には真っ赤なウソが一番好きでした! 七生のこころに対するちょっと嫉妬の入り混じった感じや、思春期のややひねた感じとか恋心のこじらせた感じが微笑ましかったです。 でも三本ともよかった。一日の中で場所移動が多かったり回想も結構あるんですが、日時が表示されるのでそれぞれの話で時系列が把握しやすいのがありがたかったですね。 画像や音楽のチョイスもよく、爽やかな気持ちで終わることができてとても面白かったです
  • ウソからはじまる物語
    ウソからはじまる物語
    昔からのフリーノベルゲームの愛好家にはお馴染み、あいはらまひろさんの新作です。4月1日の星川市を舞台に描かれる、3本の物語を集めた短編集です。 同じ街の3人の登場人物が主人公で、3本の物語はところどころで交わるのが面白いところです。昔「街」という家庭用のサウンドノベルがありましたが、少しああいう雰囲気です(ザッピングしたり選択肢でロックを外したりはしませんが)。 各々の話は割と淡白な終わり方なのですが、3本の話をひとまとまりとして見れば、お互いの話が影響しあってきちんとハッピーエンドにまとまっているのが、巧妙な作りです(七生の物語だけは純粋なハッピーエンドではないですが、ハッピーエンドの予感を感じさせる終わり方だと思います)。その辺りはエピローグで語られますが、その構成の上手さ、まとめ方の巧みさには感心しました。 何より、物凄く「読みやすい」です。難しい語句を使わず平易な表現で、それでいて時折ハッとするような描写を見せてくれます。また、改行ピッチや文字の大きさ、1行の文字数が非常に適切で、文章を読む上でのストレスが皆無。ノベルゲームは「文章を読ませる」ものですから、このような配慮は特筆されるべきです。 3本のお話はどれから読んでもいいですし、読む順番によっては少し全体の印象が変わるかも知れません。私は3本合わせて42分で読み終えました。普通の速度なら1時間ちょっとだと思います。「物語を読むのが好き」な方には、どなたにもお勧めです。
  • ネームレスな彼女
    ネームレスな彼女
    なんだこのゲームは!?(歓喜) 超かわいいギャルとデートできるってだけでもプレイする価値はあると思います! 軽い気持ちで手を出したら面白くて、ぶっ続けで最後まで遊んでしまいました。 この作品の魅力を高めているのは、細やかなグラフィックや音による演出だと感じました。 数多くの表情とポーズの立ち絵差分、美しいスチル、また効果音やBGMによる臨場感の演出…。そのすべてが心地よかったです。 もちろんシナリオも逸品で、何気ない会話でも本物(この表現で正しいのか?)のギャルと会話しているかのようなリアル感があって飽きることがなかったです。 分岐に関係ないと分かっていてもネームレスちゃんとの会話が楽しくて、ついすべての選択肢を試してしまいました。やだこのゲーム楽しい。 特にプリクラを撮るシーンが好きでした。この、操作に慣れない主人公とそれをリードするネームレスちゃんとのやり取りがいいんだよなぁ…。 @ネタバレ開始 最後の展開には驚きました。確かに最近の小学生って発育いいもんね…。 主人公が名前の付いたものを海に投げ捨てていくシーンは爽快感があって好きでした。ここから新しい人生が始まるんやな…(しみじみ) @ネタバレ終了 一言で言うと「面白い」ですが、一言では決して表せない(というより私の拙い感想では伝えきれない)魅力がぎゅっと詰まった作品でした。 もっとたくさんの方に、この作品をプレイして欲しいです。 ありがとうございました。
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    ピアノのメロディと夕焼けの風景が相まって、切ない印象を受けました。 坂田さんのイラストが個人的に好きなので、スチル絵や立ち絵を堪能させていただきました。 中でもタイトル画面が特に好きで、夕焼けの土手に二人の影を切り取った美しいイラストが目を引きました。 美しくてちょっと悲しい雰囲気を演出した素敵なゲームでした、ありがとうございました。
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    何気ない会話から漂ってくる切なさが魅力的な作品でした。綺麗な空の色と、可愛らしいイラストがマッチして、画面が美しかったです。 @ネタバレ開始 最後の一文に衝撃を受けました。那由多くんも亡くなっていて、由依奈ちゃんはまだそのことに気付いてないのだと解釈しました。スチルで、これまでほとんど表情を変えなかった那由多くんが、少し焦った顔をしているのが印象的でした。 楽しかったこと等をいくつ重ねても、全て悲しみの色に染まってしまっているのに、という文章が、二人の切ない関係性を的確に表していて、心に残りました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    帰りたいのに帰れない、帰りたくない、重い重い家路のお話。 概要に「家に帰るだけ」とありますが、そんなわけない何かあるはずだと身構えて読み進めたにも係わらず、最後の最後で驚かされる内容でした。 @ネタバレ開始 自分なりの解釈で二人とも死んでしまった?と思っていますが、 幽霊になってしまったのだとしても、二人一緒にいられることが救いになるのではないか……そう想う作品でした。 バックログの背景で二人が手を繋いでいるのが良かったです! ギャラリーで、二人の笑顔がアップになるのも良かった……。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます。
  • 初恋の後悔
    初恋の後悔
    「たぶん、こういうのを感動と呼ぶのだろうなぁ」と、読み終えて胸の中で温かさが大きく膨らんでくるような物語でした。 家庭環境ゆえにちょっと歪んでいる少年・玉木悠太が、少しずつ成長し変化していく様を追っていく。それだけのはずなのに不思議と目が離せず、彼はどう変わっていくんだろう、物語はどんな結末を迎えるんだろう、と気になって仕方ありませんでした。 特に大きな事件などが起きるわけでもないのに、意識が引き付けられてしまうのはどうしてだろう、としばらく考えていました。恐らくそれは、玉木悠太という少年が強烈なリアリティを持って目の前にいるからではないか、と思いました。小さな描写の一つ一つ、また時折起こる問題が、過去を振り返ってみれば経験のある内容で、だからこそ彼を身内や友人のように感じて興味を持てたのかもしれません。(あだ名のやり取りなどは特に身に覚えがあります。自分もほとんど原形のないあだ名だったので笑) 特段珍しくもない少年が、出会いと別れを繰り返していく中で、人との距離の測り方を探りながら、最後にずっとあった違和感への小さな気付きに至る。そうした何でもない内容でも、しっかりと丁寧に描いてやれば、ここまで心を動かす物語になるのだな、と感じ入りました。読んでいて、主人公の成長や変化が確かに感じられたのは、本当に巧みな筆致だと思います。 @ネタバレ開始 「反抗するなんて贅沢な行為」という言葉が印象的でした。とても強く納得できる表現ながら、こうした捉え方をされることはあまりないので、確かに玉木くんから紡ぎ出された言葉だなと感じました。生きる上で自我を出す余裕なんてなくて、自分を仕舞うしかないんですよね。 西牧さんにきちんと失恋したのも、すごく好感触でした。一旦なかったことにされる思慮が見え、また振られる理由もしっかりありましたし。でもあだ名は西牧さんこそ「まっきー」じゃないかと思いました(笑) かさから「この関係を作ったのはまこだから」と言われた時、無性にしみじみとしました。きちんと相手に与えてもいたんだな、と自分の影響や存在を確かに感じられる瞬間だったと思います。 @ネタバレ終了 物語を読み進めていく中で、自分も周囲への意識にもっと気を配ろうと思いました。読ませて頂き、ありがとうございます。
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    事故で亡くなったのち、幽霊になった仲の良い幼馴染の女の子と 会話する、という内容です。 会話の内容から、二人が本当に想い合ってるのが 伝わってきて、切なくなりました。 生きづらさについて言及する場面がありましたが 由依奈が生きていれば、その生きづらさも 軽くなったのかな、と考えました。 @ネタバレ開始 クリア後、タイトル画面から二人が消えたのが印象的でした。 気になった点としては3つ 会話だけでも魅力的な作品ですが、 本当に会話するだけなので、何かもう一ひねりか イベントを起こしても良かったかもしれません。 バックログの背景と文字が似たような色なので 若干読みづらいです。 (手を繋いでる絵は可愛い) 5分程度の作品なのでバックログを 使うことはあまりありませんが。 ブラウザ版をプレイしたのですが はじめからをクリックしてから 1分以上待ちました。 那由多は今は一人でお弁当食べてるのかな、 食べながら由依奈のことを思い出したりしてるのかな とかいろいろ考えました。 一ヶ月幻覚として放置されても、諦めない 由依奈はすごいと思いました。 由依奈がはぶられたとき、那由多が 那由多なりの優しさや強さを発揮した話が 印象的で好きです。 二人の話に留まらず、家族にも言及したのが 良かったです。 @ネタバレ終了 短い作品ですが、心に残りました。
  • 最終電車
    最終電車
    ひとまずクリアして「イイ話だな~」と。 凝ったシステム回りに感心しつつ、タイトル画面に戻ると「if」の話が解放されていて、その最後の最後が好み。うどんの七味唐辛子というか、寿司のワサビというか、表の話の「イイ話だな~」があるからこそのピリリと締まった結末になった。これくらいのちょっと後味の悪さというか、ゾワゾワ感が似合うお話だと思った。
  • シトリンちゃんのしあわせごはん
    シトリンちゃんのしあわせごはん
    パンやトーストのイラストが美味しそうなあまり、一気に全種類コンプリートしました! 見やすいUIとEND回収後の演出、パンづくりモードが独立しているのもとっても操作性が高くてよかったです! @ネタバレ開始 ゲーム内の日数を追うにつれ、「栄養足りてなさそうだな、肉や野菜をたっぷり食べてほしいな」とか「今日は特に落ち込んでるからベリーもりもりにしようかな?」とかついつい思ってしまうほど没入感のすごい作品でした。 子は親を選べないし、必要な栄養も愛情も当たり前に得られるとは限らないもの。 それでいて親もうまく生きられないひとりの人間であり、勧善懲悪で上手くいくようなものでもないもの。それを踏まえた上で希望のあるエンドを描いているこの作品は、操作感も内容もとっても素晴らしいと感じました。 シトリンちゃんだけでなく、オトナびた言動をする白猫さんもティーンであること、子猫さんも傷つけられて生きてきた存在であること。無理をこらえて生きてきたシトリンちゃんや彼ら、およびそのような人たちがこれから少しでも笑顔になれて、心から安心して衣食住を全うできるようになれたらいいな、と願わずにはいられない作品でした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • エンドロールの最後まで
    エンドロールの最後まで
    沢山のコメントありがとうございます! このコメントを励みに次回作がんばります!!
  • コーヒーのくに
    コーヒーのくに
    言葉のひとつひとつが温かくて、 心に染み渡りました。 @ネタバレ開始 アレルギーのある人にとっては、 生死に関わる事なのに、軽々しく「飲みなよ」 という「コーヒー」たちが、すごくリアルで 嫌なタイプの「人間」に感じました。 その後に救いのある、展開で良かった! 「牛乳」くんに出会えてよかったね・・・と 心の底から思います。 バッチも無事取得し、そのあとのお話まで 無事、辿り着けました。癒やされる・・・。 @ネタバレ終了 素敵な作品を有難うございました!
  • 僕らのノベルゲーム
    僕らのノベルゲーム
    読了するまでに4時間ほどかかりましたが、全く時間の長さを感じさせない作品でした! @ネタバレ開始 文芸部一人一人が抱える創作の悩みが、本当にリアルに描かれていて、始終私の心に突き刺さっていました。 樋口くんの「自分の趣味を周りに打ち明けたくない」という悩みは、まさに私の悩みそのものです。そうそう! と画面の前で言いたくなるような気持ちにさせられました。 途中で文芸部がバラバラになっていくのを見るのは、これまで上手くいってきただけに、かなり心に来るものがありました。ですがそれがあったからこそ、文芸部のみんなで合作をするという物語により深みが付いたんだと思います。 @ネタバレ終了 創作をしている人なら、共感できる作品だと思います。 このような素晴らしいゲームを作っていただいて、本当にありがとうございました!