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8985 のレビュー
  • 彼女はあなたの帰りを待っている。
    彼女はあなたの帰りを待っている。
    主人公の帰りをひたすらに待ち続けている彼女の心模様を描いたお話です。 優しく温かな色味のイラストと、その雰囲気とリンクするかのような 彼女の主人公への愛情が感じられる、心温まる掌編でした。 @ネタバレ開始 彼女の正体については全く気づきませんでしたが、終えてみてなるほど!と納得。 また、その真相を明らかにする見せ方が巧みで、おおーっうまい!と感動でした。 タイトル画面のイラストも素敵だったのですが、 真相のイラストがめちゃくちゃ可愛かったです。特にCG3…大好きでした! 普段彼らの心の中を窺い知ることはできませんが、 こんな風に思っていてくれたら嬉しいですね。 もし先立つことやその後のことまで心配してくれているとしたら、 そう考えると少しホロリとしてしまいました…。 でも彼らとこのお話のように思い思われる関係が築けたら素敵だなと思います! @ネタバレ終了 こんな風に帰りを待っていてくれる誰かがいるというのは、 幸せなことだな…と改めて感じます。 そしてその存在をしっかり大切にしていきたいと思う、 いいきっかけともなるお話でした。 思わずキュンとなる仕掛けと、とても愛らしい結末が印象的な作品でした。 ありがとうございました!
  • 雨音と自動人形 結(むすび)
    雨音と自動人形 結(むすび)
    雨のバス停、誰かをじっと待つ自動人形。冒頭のつかみからして最高です。メイド人形とタバコという一見不釣り合いな組み合わせや、封じ屋の主人公はなぜ忘れたい記憶を封じたままにしないのかなど、序盤に提示された謎がサイドストーリーとも絡み合いながら明かされていく見事な構成です。音楽の選曲も、それぞれの場面によく合っていたと思います。
  • ラムネ瓶入り夏休み
    ラムネ瓶入り夏休み
    心地よい喉ごしで、あっという間に飲み干してしまうような、それでいてどこか物足りなさが残るような、そんなラムネ瓶入りの夏のお話でした。 絵日記のように語られていく短いエピソードが、いかにも少年らしくそっけなくて、でもそれがいつか大人になって思い出す、夏の思い出になるんだろうなと思いました。 @ネタバレ開始 少年が、おじいさんとお母さんの間にある「なにか」に気づきかけるシーンがとても印象に残りました。わかりそうで、でもよくはわからない。だから語られることもない。 でも、少年はいつまでも少年ではいられない。この当たり前の夏休みもいつかはなくなってしまう。そう思わせるエピソードに感じました。そして、少女との再会の約束や、おじいさんの「ここに居る」という言葉も、その事実を浮き立たせているように感じました。 @ネタバレ終了 いつかは終わってしまう夏。それを懐かしいと思い出す日も来るんだろうな。 読み終えて、そんなことを思いました。 面白かったです。ありがとうございました。
  • メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    まるで終末を思わせるような、割れたガラスが印象的な光景で紡がれる、どこかいびつな会話。目を合せるか合せないかの選択によって変わる最期。 @ネタバレ開始 いきなり愛しいとか言われたのでてっきり恋愛感情でも寄せられているのかと思いましたが、違いましたね。個人的にはこの方が好みです。 しかし人間と一体何があったのやら……詳しく聞きたいです。 最初にトゥルーエンドを見ましたが、なかなか衝撃的で、哀しい終わり方でした。 ハッピーエンドは哀しいけれど穏やかで、きちんと顔を見られて本人達も満足気で。けれど背景の瓦礫の山に、本当に何があったのだろう……と気を取られていました。このエンドが一番幸せに近いのかも知れません。 バッドエンドは視点が変わり、孤独感と後悔が垣間見える最期でした。 そして即死エンドもさくっと回収。本当に一瞬で終わりましたw もう、取り返しがつかない所から始まるような物語ですが、個人的にはやはりハッピーエンドが好みです。 @ネタバレ終了 最初はもっとホラーなのかと思っていましたが、短い会話の中に、様々な背景や感情が詰め込まれた、切なくも優しい物語でした。
  • 星を待つ片月
    星を待つ片月
    みなさんの感想と可愛らしい絵柄に惹かれてプレイしました。二周目で変化するシナリオ、細かい演出など、丁寧に作られた作品です。 一周目は、切ない百合の話だなという感想を持ちました。でもすっきりとしない「もやっとした何か」を感じていて…そのまま二周目にいきました。 @ネタバレ開始 どことなく不穏なものを感じていましたが、そういうことでしたか…。 二周目の選択肢のうち、「体育倉庫」でのセイちゃんの先生への反応に「???」でしたが、最後までプレイして納得しました。 ツキコちゃんの気持ちに応えられず、彼女を失ってしまった。そんなセイちゃんの後悔が痛いほど伝わってきました。 @ネタバレ終了 意外なシナリオにいい意味で驚かされる作品でした。ありがとうございました。
  • タマキハル~石章 山沢損編~
    タマキハル~石章 山沢損編~
    完読致しました~♪ 私は読むのが遅いので、時間にしたら30時間くらいかかったと思います(;'∀') 幾日かかけて、しっかりと堪能させて頂きました! たくさんの出来事があって、時にはニヤニヤしたり(*'▽') 時にはドキドキしたりと楽しめました♪ 色々な恋心が描かれていましたけど、どの恋も応援していました! そして、数々の事件恋愛とサスペンスの両方を楽しむことができました。 その都度コメントしたいことが頭をよぎっていたのですが、1番大好きなシーンは @ネタバレ開始 陽介君と椿姫さんと胡桃ちゃんの3人でのやり取りが面白かったですヾ(≧▽≦)ノ 胡桃ちゃんも可愛いですが椿姫さんも可愛いですね♪ 最後は、胡桃ちゃん.....(T_T) @ネタバレ終了 数日にわたり楽しませて頂きました。 ありがとうございました。
  • メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    タイトル通り、メドゥーサさんと目を合わせると即死しちゃうゲームです。 選択肢はシンプル。目を合わせるのか合わせないのか… ただそれだけで、貴方の生死は決まります。 目を合わせるのを回避することで、お話は続いて行きます。 だけど、意味深なそのメドゥーサさんのセリフに、このまま死んでしまうのもいいのではないかと思わせるものがありました。 最後はとても意外な展開となり、とてもしんみりとさせてくれました。 とても素敵な作品をありがとうございました。
  • 腐った果実 ‐Rotten Fruit-
    腐った果実 ‐Rotten Fruit-
    イラストもストーリーも音楽も素敵な作品でした 最後は切ない気持ちになりました… 素敵な作品をありがとうございました!!
  • 終わりから
    終わりから
    読み進めているうちにタイトルの意味がわかり、構成の巧みさに驚きました。 @ネタバレ開始 改めて「終わりから」を読むと、単なる叙述トリック的な話ではなく、最期を迎えた主人公が幸せだった人生を振り返る追憶としても読めて、涙が出ました
  • 雨の袂
    雨の袂
    若い二人の微妙な距離感が、よくよく伝わってくる文章でした。 登場人物4人のうち、ほぼ2人は出てこないのですが、それなのに4人の関係性が透けて見えるといいますか……実在している人物たちのお話を聞いているようで、すごいなと思いました。 相合傘のシーンが特に素晴らしく……なんか気を使ってしまったり、ドキドキしたり……細かい心理描写が散りばめられていて、読んでいて二人の息遣いまで感じるようでした。 また、2ヶ所のシーンの対比も面白かったです。 エンディングテーマ、素敵でした。 歌詞が読めるようになっている演出が良く、まるでエピローグを読んでいるような感覚で楽しめました。 素敵な作品をありがとうございました。
  • 君を殺す日
    君を殺す日
    途中どうなるのかハラハラしながら読ませていただきました @ネタバレ開始 先輩悪魔が出てきたとき絶対悪い悪魔で裏切る!と思いこんで 最後、任せろと言ってくれた時もラストに絶対裏切りに来る!と思ってしまったました 申し訳ありませんでした @ネタバレ終了 心温まるエンドをありがとうございます!
  • 暗がりビオトープ
    暗がりビオトープ
    一気にプレイしてしまいました…! 家庭環境のあまりよろしくない「ユーキ」くんの、自分の居場所としての「ゲームセンター」。 登場人物一人一人にもドラマがあって読み応えがありました。 @ネタバレ開始 最後は、ユーキがすらっとした女性の立ち絵になっていて感動しました。 (絶対美人だよ、ユーキ!) そして登場人物みんなが良い方向に人生が進んでいそうな終わりでじんときました。 ハッピーエンドとは言わない終わりかもしれないですが、プレイヤーの想像でみんなが幸せになれる、素敵な物語だと思いました! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    タイトル画面の音楽からして切ない……。黄昏時の空に、憂いを帯びた表情が似合います。BGMも素敵です。 ああ……なるほど……と、しんみりと浸らせて頂きました。 @ネタバレ開始 最初のタイトル画面の影絵の様な2人も、クリア後の画面もとても印象的です。 人は……そんなに強くないですよね……。 那由多くんの後ろめたそうな、辛そうなスチルがとても響きます。 気になる終わり方ですが、その分余韻に浸れます。 気づいて欲しくない……。 @ネタバレ終了
  • identity
    identity
    自分は思春期にこんなに悩んだことがないな…という脳天気さんなので「自分らしさ」とは何かをここまで悩める主人公には、まず悩めるのがすごいと思いながらのプレイとなりました。 元アイドルの美音さんに関わることで主人公の内面にも生活環境にも変化が訪れ、時として友人関係にも影響を与えながら、その中で最適解を求め続けようとする主人公がある意味で痛々しくもあり、そしてある意味で変えられるのは自分だけという言葉を想起せずにはいられませんでした。 終盤は自分らしさとはという点で悩める主人公が自分探しをし始めるところで、なんだか嫌な予感がする…と思っていたら、案の定、エンドによって「なぜそうなった」という結末を迎えることもありました。 自分らしさとは何かと、それを考え始めるということ自体が私としては「???」なので、全編を読んでも主人公が自分らしさというもので悩み続ける根本的な部分では理解ができなかったかもしれません(脳天気がすぎる) 自分らしさというものにこだわればこだわるほど、どこかで「いや、自分はこうだ」とか「いや、自分はこうなはずだ」のような逆説的な呪いで自分を縛り付けてしまいそうなので、自分らしさにこだわるのもほどほどが一番なのかなと思いました。 自分らしさにどうすれば正解ということはないと思うのですが、少なくとも主人公にもいずれ自分らしさで思い悩まなくていい日が訪れるといいなと思いました。 (見たエンディングが1-6+BADなのでもし1-7+BADでしたら到達しておらず申し訳ありません) 素敵な作品をありがとうございました!
  • すいれん
    すいれん
    全体的な雰囲気がとてもいいですね。水彩画タッチのイラストと効果音、優しいBGMがマッチしていて心地よく、じんわりと切なくなりました。設定画面やキャラクターの差分も作り込まれていて短い時間で世界に浸れました。
  • This one,(I mean).
    This one,(I mean).
    シンプルイズベスト。視覚情報を小さな四角に委ねているのが斬新&お洒落。プレイ時間にして五分程度でしたが優しい気持ちになれる作品でした。 @ネタバレ開始 安易な理由での髪染めを冷めた気持ちで見ているのかと思いきや、あんちゃんの亜麻色の髪が好きというすみれに心があたたかくなりました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 雨の袂
    雨の袂
    不器用な少年と少女。交わされる会話がとても自然で、彼らなりの精一杯が伝わってくるようです。短編にギュッと詰め込まれた青春の1ページをたっぷりと堪能しました。 とてもいい時間を過ごすことができました。 @ネタバレ開始 思春期らしい少し鬱屈とした少年の語りも、過度にネガティブになることがなく、ほどよい距離感で読むことができました。 また、会話にたくさんの省略がありつつも、物語の流れや演出などからそれが読み取れるようになっていて、夢中で文字を追いかけました。 そして、一気に印象を変えるエンディングテーマ。梅雨開けにふさわしく、それまでの曲調から一気に晴れやかになって、心をぐっとつかまれました。 不器用さは純粋さゆえ。泣くことができたから晴れたのだ。そんな気持ちで読み終えました。 @ネタバレ終了 印象的な背景、落ち着いたBGM。 そして雰囲気にあったフォント、読みやすいレイアウト。 また、システムボタンが隠れる工夫などのおかげで、とても心地よく物語を読み進めることができました。 楽しかったです。ありがとうございました。
  • ラムネ瓶入り夏休み
    ラムネ瓶入り夏休み
    違ったお味の2エンド、堪能させていただきました。どちらも余韻が残る、とても素敵な内容でした! イラストもすっごく美しいです! @ネタバレ開始 京香ちゃんはタイトルがピタッとハマる爽やかさ。特にスチルがめちゃ可愛い! おじいさんは哀愁・物憂げといった感じが残って、私の祖父のことを考えちゃいました。そしてお母さんについても想像したり。 そんな余韻を感じながらファンアートを描かせていただきました。なのでちょっと寂しい背中ですが、お膝のジゲンちゃんが癒しです! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
  • 鬼桜
    鬼桜
    以前から気になっていた作品でしたらようやくプレイできました! そしてまずはびっくり!こちら女性主人公の作品だったのですね。プレイ前は男性向の作品で、白兎のことはメインヒロインだと思っていたのです。 恋愛タグはない作品ですが、女主人公が2人の男性の間で揺れ動くストーリーを楽しめますので女性にオススメしたい作品です♪(ショタもいるよ!!! さて、次に驚かされたのはグラフィック数……!!後書きを呼んでびっくらこきました。 イベントCG200枚超え!! もう一度言います。 200枚超えっすよ!!奥さん! 中でもバトルシーンは全てグラフィックパワーで表現されており、漫画やアニメを見ているようでした。 通常立ち絵もポーズがころころ動くので、「ノベルを読む」というよりは「漫画のページをめくる」ように楽しむことができました。 5時間以上かかる作品ではありますが、グラフィクPOWERがレベル99なので流れるように読むことができます!すごい! シナリオは、ファンタジーものの少女漫画という感じで楽しく読み進めることができました。 前述のとおり、恋愛タグがない作品でイチャイチャラブラブといった展開はあまりないのですが、主人公を挟む「焔緋」と「橡」が超カッコイイ。 @ネタバレ開始 終盤にこの2人がかち合うシーンは特に胸熱で、「私のために争わないで~!」と興奮していました(勘違い @ネタバレ終了 私はツエー男が好きなので、最初から最後まで全力で橡派です……!!!(笑 橡かっこいいよ、橡!!!彼が刀を振るうたび、かっこよすぎて腰が砕けました。 男だけじゃなくて、女性キャラも魅力満点です。特に藤姉さんは大変良いキャラしてまして大好きでした。女は度胸!(!?) キャラ萌えだけでなく、展開も……特に後半の正義と正義のぶつかり合いが熱く、読み進める手が止まりませんでした。 @ネタバレ開始 スマホでプレイしていたのですが、終盤の決戦あたりで残電池が10%を切ってしまい……(笑) 「ああ!ここで止めるなんて無理!でも電池!!嫌だ、諦めたくない!!」というリアルでも壮絶な戦いを繰り広げました。 夢中になりすぎて「充電して後で続きやろ~」とはとても思えませんでした。 電池残量ギリギリで無事にエンディングを見ることができて、しばらく「よかった……」と放心しました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • ~隣のレジの君~HoodMakers_Side_Story
    ~隣のレジの君~HoodMakers_Side_Story
    レジの仕事をしながら、漫画家の夢に向かって頑張っている翠ちゃん素敵ですね!応援してます