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9144 のレビュー-
This one,(I mean).極限まで要素を削りつつ、文字表示や効果音はきちんと作り込んでいるゲームです。 色んな要素を削ったからこそ表現できるものがあるなぁとひしひし感じました。 髪の毛をテーマにした2人の会話だけで様々な示唆が得られる奥深い作品でした。 -
脱衣花札 花王伝伝説の始まりを感じました。 -
タイトル未定読みました! 人魚ちゃんの存在と依織君の不思議な光景。この事については自分もに多様な経験があるので共感してしまいました。 タイトルや、はじめるボタンの名前などこだわられてて凄いと思いました。
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メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。ホラー系のゲームかと思っていましたが、全然違いました! 1日、1日と時間が過ぎていくなかメドゥーサとの会話で徐々に世界観がわかっていくのが面白かったです。 エンディングがどれも本当に切なかったですね。 素敵な作品ありがとうございました! -
ベストフレンド~本当の友達~本当の友情と信頼が描かれた作品でした! (動画でも感想を述べましたが、こちらにも残させていただきます☆) 「いじめ」はキーワードとして存在していますが、いじめがメインの物語ではなく その後遺症から立ち直る過程を描いた、優しくて温かい物語です。 傷ついて誰も信じられなくなった桜ちゃんが、友達との関係を通して立ち直っていく様が丁寧に描かれているなと思いました。 前半暗かった主人公が、後半明るくなって、ハッピーエンドという作品は『よくある展開』だと思うのですが そこで終わらないのが、この作品の面白い所だと思います。 @ネタバレ開始 中盤からは展開が変わり、テーマが主人公の心の問題から、友人である友里ちゃんの心の問題に移っていきます。 主人公が立ち直って終了!だと思っていたので、この展開には驚きました。 ですが全く話が切り替わるわけではなく、友里ちゃんの更生を描くとともに、それを支える主人公の成長も描いているのが上手いなあと思いました! 真の友情とは片方の信頼だけでは成り立たない、という強いメッセージを感じます。 自分が友達に同じことをされたらどうかな……、自分は弱い人間なので縁をきっちゃうかも知れません。 だからこそ、桜ちゃんの強さが素敵だなと思います。 なんてエエ子なんや。。。ワイも友達になりたい。 @ネタバレ終了 みんながこの先も仲良しでありますように……♪ 素敵な作品をありがとうございました。 -
忘れ傘の矜持よかった。悩みを持った声はいなくなったんだね! 演出面の細かい調整がよかったです。 何よりキャラ絵を一番重要視していて、ビジュアルの魅せたい部分を中心としてメッセージレイヤーや背景ズーム、メッセージ自体の変形や移動など「ただ読むだけ」から脱却した印象を持ちました。 スパンというかマスクというか、それがバックログ1回分にまとめられてるのも面白いなと思いました。 -
タイトル未定夢中になって読んでしまう、素晴らしい作品でした! スッと入り込める文章、とてもリアリティを感じる内容に非現実的な存在。ちゃんと居ると思って読んでいるのに、異質さをキープしている感じ。私では言葉にするのが難しいのですが、この感覚凄いなと。 嫌な予感にハラハラしたり、可愛い人魚ちゃんに癒されたり、依織君の性格や言葉遣いも好きです! 素敵な作品をありがとうございました(*´ω`*)
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逢魔時の家路(リメイク版)オープニング、劇中のピアノ曲と美しくも物悲しい色の夕焼け、優しい色使いのイラスト、すべてが作品の色を形作る、とても切ない帰り道の物語でした。 セリフと言葉、その一つ一つを噛み締めるように読みました。 @ネタバレ開始 大人に近づくにつれて、生きるのが下手になってる気がする。 この言葉に、ハッとしました。 子どもの頃はなんでもないことで笑って怒って、自由だったのが、だんだんと不自由になっていくと感じます。 特に、女の子と男の子だと、その辺が難しい。 ーーいつから視えていたの? 突然告げられたその言葉に、またどきりとしました。 彼女が死んでしまったというのに、どこかカラリとした二人の会話は、妙にリアルに感じました。 帰ろう、そういった由依奈さんの表情が、とても綺麗で、だからこそもう彼女はいないのだなと訴えかけるものがありました。 そして、最後の那由多君の……ここで一気に落とされました。 二人ぼっちの帰り道、ひとりぼっちの帰り道、それを思うと色んな感情が込み上げます。 それでも、また二人が言葉を交わせたのは、隣を歩く人がいるのは、せめてのも救いなのでしょう。 いつか来る別れまで、二人が一緒にいられますように。 @ネタバレ終了 -
みまわり凄く良い。起承転結、全てのシナリオを読み終わえ、ふと呟いてしまいました。 ふんわりしたキャラクター達とのゆるやかなBLライフ。 それぞれ葛藤する想い、歪んでいく気持ち、テキストから十分な程伝わってくるのは作者の力量からくるものでしょう。 色々と想像が捗ること間違いないお話でした。 私的に好きだったのは、転堂君、承君です。 転堂君は言わずもがな、その歪んでいる気持ち。行き場のない想いを他人にぶつけ擦れていく様が見ていて素晴らしかったです。 承君もまた、自分の想いを発散させられず悶々としている少年。 両者とも違うベクトルではあったものの、悩みながら生きている姿が心にきました。 素晴らしい作品をありがとうございました! -
ふきのとうプレイして、作者名見て、作品一覧を見て、あの変態のおじいさまの作者さんだと、半ば興奮しました。 変態のおじいさまからのここまで綺麗な作品の温度差がハンパないです(笑) ラストにふきのとうというタイトル回収されて、しんみりしました。来世では平和な世界で友達になって欲しいです。 -
ここスタ - KOKOKARA STARTLINE -念願のアイドルデビューから一転、挫折を味わった主人公が再び光を取り戻すまでの、成長物語でした。 所謂サクセスストーリーではありますが、感情表現が巧みなシナリオや贅沢な演出と後半の怒涛の展開など、王道すぎない「独自の面白味」がありました。 とりわけ演出面は目を見張る素晴らしさ…!グラフィックは丁寧かつ美しいし、メインキャラはフルボイスで主人公によるオリジナルソングもあり、UI周りのデザインも凝っていてクオリティ高く、とても魅せられました。 特にYeaTubeの画面は再現度が高いだけでなく、セーブなどのアイコンがお洒落に組み込まれてて感動!そもそもこのアイコンの形にしたのには意味があったのね…と納得でした。 オリジナルソングも流行りのアイドルゲームと遜色のない出来栄えで、フリーゲームなのにすごい…!充実具合に驚くばかりでした。 また主人公の心の機微が丁寧に描かれたストーリーも魅力があり… @ネタバレ開始 中でもファンレターを読むシーンはとても良かったです!まさかマネージャーさんや桃華さんからの手紙まであるなんて、ニクイ演出!しかもどちらも心のこもった内容でじーんときました。 特に桃華さんの言葉は、手紙の中でも会話の中でも重みがあって、さすがは百戦錬磨のトップアイドル…と感心。「あなたの笑顔は(中略)あなた自身にも勇気を与える素敵な力を持っている」は名言だと思いました! そしてそこからの耐久配信への流れは胸アツ!その配信の中でどんどん緋月ちゃんが本物のアイドルへと成長していく様は、見ていて爽快感がありました。 ただ、あの緋月ちゃんが女王様キャラ?になるとは…人生どう転ぶかわからないものですね。私もなじられたいぞ!笑 @ネタバレ終了 とても読後感の良いお話でした。 個人的には(素の)桃華ちゃん推しです…!辛口なところ、好き! ストーリーも、グラフィックや声での演出なども充実の、総じて完成度の高い作品でした。ありがとうございました! -
あなたの命の価値リメイクver2アニメや漫画ではよく見る設定の一つではあるけれど、それを真正面からテーマとして書く数少ない作品だと思います。 ボイスが付き、スチルや立ち絵、一部シナリオがリメイクされましたが、根底にある浦田さんらしさにブレはなく、こうでなくては…と思ったり。 多くを語るよりも、是非ご自分の目で見て欲しいとなる作品でした。 素敵なゲームをありがとうございました! -
鬼桜作品プレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 序盤にある戦闘シーンでキャラクターたちの一動作に一枚あるレベルのスチルの連続に驚き、一気に引き込まれていきました。その後も次々登場するキャラクターたちそれぞれに立ち絵がちゃんとあったり、ちょっとした場面でもスチルがあったりと、プレイ中ずっとグラフィック関係に圧倒されていたような気がします。テキスト等で一切語ることなく、絵だけで表現される関係性などがふんだんに盛り込まれているのも特徴でした。楽屋裏で実際の枚数が明らかになった時、思わず吹き出しました。制作お疲れさまでした。 戦闘がちょこちょこ出てきたり、悲しい歴史があったり、暗躍する人がいたりとしますが、自分は日常の時間の積み重ねが好きでした。今の自分達から見たら当たり前のようにある優しさに囲まれた時間。筍を煮るだけで騒いだり、花見をワイワイしたり、いい時間を過ごせたんだと。白兎が自らの思いを言葉にできるようになり、焔緋も生き続けたことで未来を見れるようになったのは胸が暖かくなりました。 白兎のビジュアルが大変好みで、作中でいくつもの表情を魅せてくれるおかげでより愛着がわきました。白兎は今は可愛いと思えるけれど、絶対可愛さが抜ける数年後には美人になっているという確信がありましたが、一部のエンディングで想像どおり美人に成長した姿見れて良かったです。 メインキャラ以外でも好きなキャラが2人いて、ばば様と藤姉さんです。 ばば様は登場人物の中でも年上ということで、いろいろなものを見て、経験して歳を重ねてきたということが動作の節々に感じられるところが好きです。相手の考えを察したり、どんなときでも冷静に周りを見た上で判断を下したり、自分の意見はあれどちゃんと相手の意思を認めた上で話しをしたり、いい場面がいっぱいです。 藤姉さんは最初に登場していた時から好きだったので、後半で再登場して場を明るく引っ張ってくれるところで更に好きになりました。天真爛漫でありつつも、年上である部分を感じさせてくれます。ラストでいい護衛君が見つかってくれたのも良かったですし、藤姉さんだったら橡をいい方向に引っ張ってくれる信頼があるので、橡にとっても良かったんじゃないかと。 他のキャラクターたちも、信念を持っていたり、大切なものを抱えていたり、それぞれの人生を歩んでいる感じが良かったです。柑子あたりは顕著ですね。鬼相手にしか抜かないと決めた刀という、信念、魂が物語に関わるアイテムとなるのは当然の話でした。 @ネタバレ終了 力が入りまくった作品ありがとうございました。最初から最後まで面白かったです! -
お姉ちゃんの定理数学のロマンを感じさせる話でした! 正直なところ、数学は難しくてそこまで好きではないのですが、「永遠の一部になりたい」という台詞に込められた壮大さ、途方もなさはグッとくるものがありました。 @ネタバレ開始 ラストで数学の道に進みそうな主人公でしたが、作中語られる通り数学は茨の道、むしろここからが本番なのだと考えると、ぜひ続きを読んでみたいと思いました! 余談ですが、一スプラ好きとしては、実際のゲーム音源を使ってることに拘りを感じざるを得ないです! @ネタバレ終了 ありがとうございました~ -
暗がりビオトープ色合いがすごい味わい深い。。。センス。。。 オシャレな空気感に包まれながらも、少しずつ変わっていく環境と、自己の成長の書き方がとてもスムーズで素敵でした。 ゲーセンって特殊な場所なんですよね。。。感慨深くなりました。 面白かったです。ありがとうございました~ -
ウソからはじまる物語作品プレイさせていただきました。 展開的に目立ったフックになるような部分が見当たらないのに、いつの間にか物語にスッと入り込めるのは不思議です。文章のリズムがいいのか、登場人物の体験や思考に共感できるところがあるからなのか。物語に入り込めた後は緩やかな起伏に身を任せ、最後にはホット一息ついたような気持ちになれました。 @ネタバレ開始 1つの物語をクリアした後、タイトル画面が舞台の市民公園だったことに気がつき、なんてことはない要素なのに「いいな」と思わせてくれるところがこの作品が魅力的であった証拠。似たようなところでクリア後にタイトルの一つ『真っ赤な嘘』がなんで真っ赤と一瞬首を傾げたあと、ウソをついて赤くなった顔のことを言っているんじゃないかと気がつきほっこりしました。 物語の場面裏を別の物語で見ることが出来たり、ただの芸能人という認識だった人が別の物語では悩みを持った1人の人間であったり、物語がほんの少し重なっていることで短編集ではあれど広がりを感じさせる部分が生まれていたように思えます。3編の主人公たちの年齢が少し離れているのも現在の環境や目線の違いに繋がっていていいですね。3編それぞれが、それぞれの捉え方で未来に向かう姿が素敵でした。 私は上から順にプレイしたのですが、別の順番でプレイしていたら一体どう感じたのかと想像して、結局想像しきれず歯噛みします。やはり自由に自分の記憶をコントロール出来る技術が欲しい……。 @ネタバレ終了 思わず砂糖を吐くような甘さではなく、飴をなめているような舌の上で転がすような優しい甘み。冬に暖かな飲み物を飲んだような安心できる暖かさ。そんなものに例えられるような物語をありがとうございました。 -
逢魔時の家路(リメイク版)一周で終わる短いお話なのにどうしても二周目の存在を探してしまう儚ない夕暮れでした……!! @ネタバレ開始 つら……と他の方のコメントを読んでいたら、会話ができるようになったのが一か月経った今日だったという、一か月絶望し続けて今日同じ世界に来てしまったという事実にトドメを刺されました…… @ネタバレ終了 -
日陰の日葵 - sun in the shadeトップの絵に惹かれプレイさせていただきました。ゆったりとした時間の流れを感じ取れるような、とても雰囲気がいい作品。BGMがピアノでまとまっている点も雰囲気が良さを加速させていました。 絵に惹かれてプレイし始めたこともあり、出てくる一枚一枚の絵がとても魅力的でした。特に光の表現が美しく、夕暮れの光を閉じ込めるような、溢れるような、そんな絵が好きです。 @ネタバレ開始 こういった落ち着いた雰囲気をまとった派手な展開のない作品はどうしても序盤が退屈になりがちで脱落してしまうことが多いというのが個人の体感です。しかし、こちらの作品では主人公がテストで姑息に無駄に努力しているカンニングという導入のおかげで、ツッコミを入れながらプレイできることでキャッチーな始まり方になっていたのが良かったと思います。導入でプレイする気持ちを盛り上げてくれたおかげで、その後の展開もすんなり読み込むことが出来ました。 @ネタバレ終了 私の趣味の話ですが、登場人物の制服が膝下までのロングだったのが最高でした! スカートが長めでも、胴長に見えないような絵が素敵です! キレイな作品をありがとうございました。 -
雨音と自動人形 結(むすび)雨。しとしとと… なんだかんだ優しい人々(?)をみられました。 OP.EDが凄かったです(語彙力) とても素敵な作品をありがとうございました -
逢魔時の家路(リメイク版)プレイしたら、背景がとても綺麗でした。短い中でも沢山の一枚絵があり、しんみりした綺麗な作品です。

富井サカナ/DIGITALL
(ニーサン)
しおみず
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ききよ
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水原梓@ルピナスパレット
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弐藤(ニトー)