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9104 のレビュー
  • 椿堂ノ火
    椿堂ノ火
    雰囲気が素敵でずっと気になっていた作品です。 私は30分ほどで読了いたしました。 まるで映画を一本観終わったような充足感がありました。 一人称でつづられたお話で文章の美しさ、 構成力や表現力の高さを感じました。 グラフィックも物語を過不足なくひきたてていて とてもよかったです。 @ネタバレ開始 幼い頃、大好きだった父親との、縁日での思い出。 11年振りの帰省。 まるで別人のように変わり果ててしまった父親。 悲しさと愛しさと後ろめたさ。 そして父親に対するやるせなさ。 読んでいて大変身につまされました。 疎遠になった理由が語られて、腑に落ちるものがありました。 父と子、どちらの気持ちもわかるかもしれません。 誰も悪くないのに……。 和解のためには距離や時間が必要だったのかもしれないと思いました。 そして終盤では涙がとまらなくなりました。 仮面の真実、そして娘に捧げる名前。 いまも余韻が強く残っています。 @ネタバレ終了 主人公のこれまでの人生を追体験するかのような、 濃密なひとときを過ごすことができました。 ありがとうございました。
  • 暗がりビオトープ
    暗がりビオトープ
    プレイ致しました。 昭和の香りが次の年号へ移行されて間もない時代背景。 主人公ユーキと、それを取り巻く環境と登場人物が印象的で『時代だなぁ…』と同世代為か、とても印象的な作品でした。 当時の娯楽が乏しく、両親に連れられた記憶が蘇ります。 人間ドラマや、昭和・平成の頭にお生まれの方に是非読んで頂きたい。 オススメの作品です。
  • 雨の袂
    雨の袂
    プレイ致しました。 しっとりとした青春の物語です。 登場人物が実在して人生を刻んでいるようなリアリティと、切ない感情描写が味わえます。 学生の頃、こんな関係の人がいたら素敵だったろうなぁと思いながら彼らの物語を見届けました。 切ない系青春時代を思い出すのが好きな方に思い出すのが好きな方は是非一読ください。
  • カンナ 可惜夜の星廻り
    カンナ 可惜夜の星廻り
    美しく壮大な宇宙のグラフィックに惹かれてプレイしました。 カンナさんがとある事情から星巡りをしていくこととなり、その過程で自分の心の軸とも向き合いながら成長していくヒューマンドラマでした。 @ネタバレ開始 目の前の一人を助けたい、一人一人の命を大切にしたいと思いながらも現実は見捨てなければならない辛く苦しい時もあり、その辛さを胸にカンナさんが前へと進み続ける姿が、とても胸に響きました。 膨大な知識があったり、特別な能力があるわけではないけれど、それでも自分が歩んできた人生で見てきたもの・触れてきたもの・培ってきたものの中から、譲れないと胸に誓うものがある……そんなカンナさんの意志を貫こうとひた走る姿、あの瞬間の煌めきは星の輝きよりも美しいと感じました。 自分が選んだ行動には必ず結果が待っているのは当たり前のことですが、時として人は自分の行動の結果を「誰かのせい」にしたくなる…けれど、人生とは上手くいかないこともすべて含めて自分が選びだした道なのだと本作を終えたときにしみじみと思いました。 そして、自分自身で選んだからこそどんなに辛くても苦しくても、歯を食いしばってでも進まなければ前へは進めないということも。 アルシャクさんが好きだったので、最後はハティプールさんと言葉を交わすことができてよかったです。 初めは怪しい人だなーとちょっと警戒していたのですが、途中から登場が楽しみでした。 クリア後にすべてのCGが埋まったCG集を見るとまた壮観で、カンナさんとハティさんたちの星巡りを思い出しながら1枚ずつまた眺めさせていただきました。 @ネタバレ終了 星々の大海のグラフィックがとても美しく、深淵にも近いものを秘めた深青のスチルの数々に溜息がもれました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 非実在都市伝説の作法 Imaginary Fakelore
    非実在都市伝説の作法 Imaginary Fakelore
    終始落ち着いた雰囲気で、でもそれはかなり独特で噛み応えがある作品です。 良い意味で生々しいというか、もしかしたら自分達の世界で本当にこんな話があったり…と思えたりもします。 寝る前や落ち着きたい時に、ゆったりとプレイするのが合うかも知れません。 素敵なゲームでした、ありがとうございました!
  • 大掃除
    大掃除
    とっても素敵なゲームを遊ばせていただき、ありがとうございました。 エンドに至るまでの場面も共感する内容が多く、とても感動させていただきました! 全クリエイターに送りたい作品です!! 今後も楽しみにさせていただきます!
  • ふきのとう
    ふきのとう
    単色背景でも情景が目に浮かぶシナリオで、二人とも、季節を感じながら『今』を大切に生きている様子が良かったです。 とても美しいと思える作品でした。 ありがとうございます。
  • white*out
    white*out
    主題歌も流れるOPムービーが印象的な作品でした。 全13章+αに加え後日談やあとがきも盛り沢山ですが、1時間かからず完走しました。 全編を通じて主人公の成長が描かれ、見守っているうちに保護者のような感情が芽生えました。 友人の晃がともかくイイヤツでその一点だけでもセッタは恵まれているよなぁ、と。 何が凄いって本作の制作者さんは 企画、イラスト、シナリオ、スクリプト、主題歌の作詞、ヒロインの声と八面六臂の大活躍。 ここまで色々と自力でできちゃうのは本当に凄いと思いました!
  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    配信でこのゲーム大変楽しく遊ばせていただきました! 個人的にBパートが難しかったですが、全エンド回収できてよかったです!とても素敵なゲームをありがとうございました! @ネタバレ開始 Aパートのにあちゃんのイラストがとても可愛くめちゃくちゃニヤニヤしてました @ネタバレ終了
  • This one,(I mean).
    This one,(I mean).
    最小限の視覚情報の中に多くの意味や感情が込められていて、表現力の可能性を感じる事ができました。 その表現もですが、本文中の二人の会話、感情の揺れ動きも、コンパクトなのに力強く表されていてとても良かったです。 この後、二人の関係や大切なものを想う気持ちがどうなるのか……想像が膨らむ内容でした!
  • 腐った果実 ‐Rotten Fruit-
    腐った果実 ‐Rotten Fruit-
    切ないお話でした。 けれど、これがあのような形でああなるとは… もう一度ストーリーを見ると、別の目線から物事を見れて面白いと思いました。
  • よあけまえのキミへ
    よあけまえのキミへ
    1章目だけでもかなりの長編。 自分は8時間近くかかったので、腰を据えてのプレイ推奨。 主人公が、活発、前向き、一生懸命で好感が持てます。 @ネタバレ開始 いやー、火事になった時の近所の対応は酷かったですね。矛先弱い方にばっか向けるなんて違うんじゃないか? 中岡さんはしっかり者だし、坂本さんは師匠と呼びたい。 かすみさんを助けに行く展開は胸アツで、 「もうこれ乙女ゲーじゃなくて良くね!? 主人公ワンキルやっちゃえ!!」 と手に汗握って(物騒な)応援を、騙した浪士への怒りと共に送っておりました。 マジで「逃げ出した」と侮辱された瞬間ヘッドショット決めたかった!! まあここで全部決着ついたら終わっちゃいそうですが。 敵は捕り逃すし、思考回路がおかしいりくにも因縁つけられるし、かすみさんとはまだきちんと話も出来ない状態で、色々気になる状態ではあります。 @ネタバレ終了 激動の時代にワクワクしつつ、あえて言います。 自分は主人公推しだ!と……!
  • 花枕(第一章~第二章)
    花枕(第一章~第二章)
    三人称視点の冷静な分析やツッコミが楽しかったです^^ 怜人くんと水菜ちゃんの会話は妙にリアルな感じで、実際にいそうだなぁ~ってニコニコと眺めていました♪ 怜人くんを中心としたコミカルな掛け合いがとにかく楽しくて @ネタバレ開始 鍋の具とトイレの神様って!(笑)(*´ω`*)かわいいのぅ。 @ネタバレ終了 主人公のひとクセある感じが、作品を通して特に面白いと思いました。^^ ストーリーも素敵な感じに終わって、読了感はとっても良好☆タイトル画面に戻って・・おおぉぉ・・!!ってなりました(拍手)! @ネタバレ開始 ・・けれど、確かにそうです。冒頭の部分はどうなったのか・・?え、違うの?? 全く先が読めなくて気になります。ドロドロ・・!??(ドキドキ・ワクワク) これは、楽しみに待つしかないようですネ^^ 応援しております♪ @ネタバレ終了
  • 鬼桜
    鬼桜
    主人公である白兎さんの外見が非常に好みで「神秘的なかわいい女の子!」とずっと気になっていた作品です。 プレイしてみたら色々な意味で大ボリュームでした…!! 立ち絵が1100枚over、イベントCGも200枚overという数字だけでも「ん? 私、数字読めなくなった?」と目が誤認したのかと思いましたが、背景まで含めるとざっと全グラフィック作業1500枚近くという驚異の数字にビックリしました。 ビックリしたという言葉以外が出てこないくらいにビックリです。 そんな圧倒的物量で描かれるシナリオもまた大ボリューム・全5ルートと作者様の愛と熱意にただただ圧倒されながら、楽しませいただきました! 展開的にはラブラブな恋愛要素よりも仲間たちとの交流や時代柄か刀を取り出して斬ったり張ったりといったことがメインとなってきますが、白兎さんと縁がある橡さんと白兎さんをあたたかく支える焔緋さんの二人の好青年の間で揺れに揺れました。 また、藤姉さんや藍砥くん、ばば様たち…白兎さんの人生に関わってくるどのキャラクターも魅力的で彼らとの日常は見ていて飽きませんでした。 @ネタバレ開始 最初にトゥルーエンドに辿り着いていたので、周回で他のエンドを見て「死んじゃダメーーー!!!」となり、辛かったです…。 各エンド、いずれもきちんと納得のいくエンドではあるのですが、トゥルーエンドは本当にトゥルーだったんだなとしみじみと感じました。 プレイ前には「鬼」という人間ではない異形が出てきてそれが人に災いをもたらしている物語なのかな…と思っていましたが、全く異なっていました。 本当に怖いのは「鬼」という誰にでも分かる記号を付与して「悪」だと断じている人間と、それをそのまま信じる人間だなと思いました。 人から見て「鬼」と呼びたくなる人は異なっていて、それは自分たちと外見が違う異質な人であったり、自分の目的や欲望の邪魔になる人であったり……白兎さんが「鬼なんて本当はどこにもいない、鬼だと思いたい相手を鬼にしている」という主旨のことを口にしていて、本当にその通りだと思いました。 みんな烏帽子じゃなくても、みんな最高、みんなカッコイイでした! 烏帽子がないと「ちょっ、あいつパンツ履いてないじゃんww」みたいなことに現代ではなるとしても、橡さんも焔緋さんも遠州さんもあの姿が最高です! 個人的に一番好きなキャラは焔緋さんです。 次点、実は最強だと信じて疑わない藤姉さんです。 藤姉さんは白兎ちゃんをとても大切かつ大好きで、焔緋さんにグイグイと「泣かせるんじゃないわよ?」的な感じで押して押して押しまくっていくところが素敵でした。 焔緋さんは普段は完全にゆるり~んとしたほんわりした雰囲気を纏っておられるのに、遠州さんとの戦いやクライマックスの時など「いざ!」という時の剣を振るう姿に感じ入るものがありました。 彼は強いは強いでも、心の込められた祈るような気持ちで振るわれる剣だと感じました。 橡さんが強さゆえに研ぎ澄まされた無の剣だとすると、焔緋さんはその過去からも命の重みを知っているからこそ振るうまでに躊躇し、いざ振るったときも「この一振りが誰かの命を絶つ」ということを覚悟して振るわれる意志の剣だったなと。 白兎さんのとても素敵な笑顔を守り、その笑顔に守られて、幸せになってほしいと思いました。 戦いのシーンは本当に手に汗握る素晴らしい演出とスチルの数々でした。 カッコイイ男性たちが次から次にスチルで魅せてくれるので、クリックする手が止まりませんでした。 一番好きな斬ったり張ったりスチルは何かと聞かれたら……白兎さんが橡さんの刀の軌道に飛び込んできて、橡さんが首の近くで止めるスチルでした(切ったり張ったりしてなくてすみません) このスチルから続く橡さんへの問いかけ「私を鬼と思うの?」「あなたが鬼になってる!」などのやり取りが好きすぎて、このスチルが切ったり張ったり系ではベストになりました。 全プレイ終わってみたら、私の心はやはりトゥルーに落ち着き、白兎さんが泣いていた子どものころから最後のあの幸せそうな笑顔へと至ったのが本当に嬉しく思いました。 「鬼」と呼ばれて石を投げられて苦しい時期もあったけれど、これからは大切な人たちに囲まれて、泣いた以上に笑ってほしい、辛い気持ちになった以上に楽しい気持ちになってほしいと思いました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 玉虫色のIMPRESSION
    玉虫色のIMPRESSION
    隣でプレイされている方に声をかけたら「さっきからこれっぽっちも話が噛み合わないんだが???」という並行世界に迷い込んだ体験ができそうなアイディアが素晴らしかったです! 「そう来るのか!」とその仕掛けに思わず拍手したくなる作品でした。 @ネタバレ開始 私が初めに読んだのはギャグコメでした。 画面の真ん中で繰り広げられるホワイトシャドウ&ブラックシャドウな立ち絵とともに息つく暇もなくハイテンポで繰り広げられるコメディタッチの私の物語から入り、あとがきを経て再び物語たちへリターン。 同梱のテキストに書いてありました通り、人によってプレイ時間が異なる楽しいゲームでした。 「あなたはどの物語から読みましたか?」と聞いて感想を聞きたくなる、素晴らしい作りです! 短編集などで幾つかの選択肢からどれかを選ぶ、1~順番に読んでいくというのはありますが、誰が何を読んだかランダムに変わるというのは本当に面白い試みだと感じました。 こういうどこから齧ろうかな?のような味のあるゲーム大好きです。 あとがきも3話分しっかり読ませていただきました。 物語として一番笑ったのはもちろん主人公がとにかく無敵タフネスな上に近くに雷は落ちるわ頭に糞は落ちるわいきなり出てきた車に轢かれるわと盛りだくさんな『雨の日の邂逅』ですが、カラーが少し異なる感じで一捻りが感じられた『はらからの恋』も印象的でした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 非実在都市伝説の作法 Imaginary Fakelore
    非実在都市伝説の作法 Imaginary Fakelore
    つまらなかった仕事の日常がとある先輩や上司との関わりによってちょっとずつ面白くなったり、日の当たらない、知らなかった真実や過去と少しだけ向き合って成長して行く主人公の話。そこまで劇的ではないけれど、それがかえってリアルで心地良い。日常と都市伝説を巡る仕事と、先輩後輩達の軽快なやり取りが楽しめる一品。豊かな一時をありがとうございました。
  • 各務家〜食卓物語〜
    各務家〜食卓物語〜
    子供の誕生日。 という時間を区切って色々な人の視点で話を読む物語。 どういう話なのかが分かりやすくすんなりと入り込むことができて良かった。 短い話の集まりだけれども、続きが気になると思うような仕掛けがあって一気に読んでしまいました。 プレイ時間も作中の時間経過も短いも短めですが濃ゆいいい物語でした。
  • ファッションサイコパスの災難
    ファッションサイコパスの災難
    主人公のボクこと「速水千夏」くんが自分の手伝いをしてくれそうな「ともだち」を探すお話でした。 凄まじいほどリアルに描かれるグロテスクな表現や、心理描写がなかなかにエグイです。そこが本作の魅力ではありますが、苦手な方は注意が必要かもしれません。 @ネタバレ開始 千夏くんが、自分の真性に気付いていないところがさすが本物!という感じでとても怖かったです。自分主体の考えが過ぎるし、人の話も都合のいい部分しか聞いていないような、どこかふわふわとした会話になっていない会話…などを見て千夏くんへの恐怖が加速していきました。彼の頭の中はもう「手伝い」のことでいっぱいだったんだろうな…。 そんな千夏くんに見初められてしまったことは本当に気の毒でしたが、加藤くんも加藤くん。ファッションとしてサイコパスをまとっている姿は、まさしく「中二病イキり自称サイコパス陰キャ」でとても痛々しかったです。 サイコパスなんて褒め言葉じゃないんだよ、加藤くん!ほら、近くで本物が聞いてるから黙らないと!!!と、できることなら画面の中に入って、武勇伝を意気揚々と続ける口をふさいでしまいたかった…汗。 でも若かりし頃は私も特別な存在に憧れたりしましたし、周りもやはり何か「他者との違い」を見出そうとしているように感じられる部分(AB型を主張したり、霊感アピール、R18指定の残酷映像ビデオをレンタルすると英雄扱い…など)があったので、加藤くんの気持ちもわからないではないんですが。 とはいえ駟不及舌。若さゆえの過ちなどと言い逃れできない状況に陥ってしまった加藤くんには、もうご愁傷さまとしか…。彼が肉塊となる日が訪れないよう願うばかりです。そして自分の発言に責任を持つことの重要さを改めて肝に銘じたいと感じる結末でした。 ただ千夏くんがこうなってしまうまでに、もしも誰かが手を差し伸べていれば…そうすればもっと違う未来があったかもしれないと思うととても切ないです。彼も社会の被害者であったというところに、現代社会の闇を見た気がしました。 @ネタバレ終了 サイコパスの恐ろしさを味わえる真正ホラーでありつつも、ヤングケアラー問題という社会問題にも踏み込んだ、色々な意味で深く考えさせられる作品でした。ありがとうございました!
  • ラムネ瓶入り夏休み
    ラムネ瓶入り夏休み
    風が撫でる風鈴の音色を耳に、あの雄大な積乱雲が世界の中心に座す青空を見つめながら縁側でラムネが飲みたくなる、過ぎ去った夏を懐かしく思う短編でした。 効果音としては鳴っていないのに、どこからかセミの鳴き声が聞こえてきそうな夏独特の彩度の高い透明な空気を感じる色合いの風景イラストが、ラムネ瓶を伝う水滴に映る夏の景色を思い起こさせました。 いつまでも続いてほしいと思いながら、過去になり、思い出になっていく―――そんな時の流れをとてもうまく落とし込んだ京香さんのセリフが胸に残りました。 京香さんもとても魅力的だったのですが、私の中ではおじい様の顔、特に目元から慈しみが感じられて「ああ、とてもしなやかな心をもって人生を歩まれてきた方なのだろうな、そんな御顔をしている」と、おじい様のお人柄が感じられるような立ち絵が好きでした。 とてもやさしいおじい様と京香さんにまた会いに、来年の夏も行きたいなぁ……と思う、ノスタルジックな物語でした。 ありがとうございました!
  • よあけまえのキミへ
    よあけまえのキミへ
    日本史の中でも特に、様々な人の思惑が錯綜する幕末の辺りがとても好きなのでプレイさせて頂くのを楽しみにしていました〜! 主人公の美湖ちゃんがひたむきかつ、行動力のあるヒロインでとても可愛かったです! @ネタバレ開始 主人公が幕末の志士達と関わりを持つ過程が自然で、すんなりと物語に入り込むことができました! 個人的にこの時代特有の駆け引きが好きなので、特に終盤、中岡さんと雨京さんの会話シーンはわくわくしながら読ませていただきました〜! 最推しは陸奥さんです、、! 最初はクールな雰囲気だと思っていたのですが、なかなかねぐせが直せなかったり、美湖ちゃんの言動にちょっと動揺している場面が可愛かったです! 英国の人の元で給仕をしていた頃の陸奥さん、とても気になります、、! @ネタバレ終了 本作は全三章の内の第一章だそうですが、一章だけでも緊迫感のある展開と登場人物の魅力が詰まっていて、充実感がありました、、! 続編も楽しみにしています! 素敵な作品をありがとうございました(*^^*)