ドラマ
8463 のレビュー-
スルトツェ骨董店の手紙語尾にハートをつけて喋る殺人犯の叔父…!? と、秋津さんに惹かれつつプレイしたのですが、 秋津さん、真琴ちゃん、はちすちゃん、皆に ずっしりとした設定があり、短編ながら 響くメッセージ性が込められた作品でした…! 全エンドを拝見したいと思い何週もしまして、 無事にすべてを見る事が出来ました。そして 見られて良かったと思うトゥルーエンドでした! ただトゥルーエンドが大変素敵だっただけに、 ゲーム内又は説明書にエンド到達のヒント等が あったら良いのにな…!と思ってしまいました。 @ネタバレ開始 トゥルーエンドで分かった、 秋津さんの真琴ちゃんへの温かい気持ちに 真琴ちゃんがさくっと返すところなど、 物語のためにキャラ性を損なわせないのが センスがあって素晴らしいなと思いました。 また、秋津さんが処刑されるのにもご都合展開を 排除していて、作者様のこだわりを感じました。 スチルが多く効果的に使われていて、 トゥルーエンドのエンドロールの演出で 女子生徒の気持ちが分かるのも良かったです…。 @ネタバレ終了 別サイトでアップされている宣伝用 4コマ漫画も読ませて頂きました~! キャラ造形に優れた作者様だなと思います。 素敵な作品をありがとうございました…!
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メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。あぁ…そう来たか。固定観念に囚われておりました。怖いけど温かい温かいお話でした。ありがとうございました!
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腐った果実 ‐Rotten Fruit-タイトルの吸い込まれるような瞳と、全ての生き物が起き上がる前の一瞬の静寂を切り取ったような早朝の雰囲気に惹かれてプレイしました。 プレイした最初のBGMと文章で、このゲームのタイトル【腐った果実 ‐Rotten Fruit-】という物語が始まったのが、五感で堪能できたような気がしてとても楽しかったです! 素晴らしいゲームをありがとうございました!
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雨音と自動人形 結(むすび)盲目のアンドロイド、というワードに興味がわいてプレイしました。 彼女は何故盲目なのか。男の言う封じ屋とは何なのか。一見何の繋がりもないように見えるものが、だんだんとひとつの物語になっていって感動しました。 主題歌やピアノのBGMがどれも素敵で、どこか切ない雰囲気。雨の日に聴きたくなるような曲でした。 @ネタバレ開始 私もアヤさんと同じ気持ちで、雪村さんは冷たい人なんじゃないかと思っていました。 けれど彼は優しくて、人間でもなかった。左上の0000、WARNINGの文字……。あれらが雪村さんの状態を表していたとは……。 アヤさんが博士に会った頃の声が随分違っていて、機械的で。けれど確かに彼女は、生まれたときから心を持っていたんだなあと……。 人間も泣いて生まれてくるという博士の言葉が素敵だと思いました。アヤさんの名前の由来も。 雪村さんは博士の外側だけを模した、とおっしゃっていましたが……性格も似ていると私は思います。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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みまわりそれぞれの悩み事や立ちゆかない部分を重々しくなく、さらっと描いた作品でした。絵柄がとてもかわいいし背景も絵柄に合わせていて素敵でした。
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white*out@ネタバレ開始 これはイマジナリーフレンドかなあ……と思いつつ読みましたが、やっぱりそうだったか……。 心の支えだった「幼馴染」の少女を探して探して、だんだんと真実を思い出しながら彼女が何者であったのかを理解していくセッタくんの描写は真に迫っており、見ていられないような苦しさがありましたが、彼を助けてくれる友人がいてよかった。 セッタ君の最後のスチルが吹っ切れたような清々しい顔をしており、地毛がのぞいても染め直していない髪の色をむしろ誇らしそうにしているような、とても印象的な表情でした。どこか人間離れしていた真っ白な髪の青年から、生身の青年にもどる儀式のようにも思えます。彼のこれからの日々が幸せであることを祈っています。 @ネタバレ終了 物静かなピアノ曲のようなお話でした。ありがとうございました。
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各務家〜食卓物語〜優しくて可愛らしいタッチの 家族たちのお話でした。 1章ごとに視点がかわり、 心の中で考えていた事が 分かっていくのが面白かったです。 @ネタバレ開始 ・睦祈くん ぼくくんは、能天気でマイペース。 悪気はないのだけれど、 空気が読めない所が可愛らしいなと 思いました。 ・お母さん 家族の中心となって皆のお世話を している優しいお母さん。 相手の心を理解しようとしないで、 自分の気持を押し付けがち。 ちょっと心配になりました。 でも、こういうお母さんよく見かけます。 ・祈跡ちゃん 良くも悪くも、 今どきの女子高生という感じでした。 子供ならではの「自由」に憧れている感じも、 すごくリアルな子だな。と思いました。 ・パパ ああああ・・・、ママ視点で「香水」と 書いてあったので、もしや・・・?と 思ってたのが的中してしまいました。 パパも、仕事で疲れていて思考が ネガティブになってて心配。 ・歩くん 失楽ちゃんと、ラブラブで 見ていてニヤニヤしちゃいました。 最後の一言で、えっ・・・と時が 止まりました養子・・・? ・笑楽ちゃん めっっっちゃいい子!!! 最後の「ピンポーン」でそれぞれ 終わっていたので、何が来たのかしら? と思っていましたが・・・ まさかのサプライズだーー!! 最後の最後に、ボクくんの声が 入ってて一生懸命話している 感じが可愛らしかったです^^ @ネタバレ終了 素敵な作品を有難うございました!
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ファッションサイコパスの災難サイコパスって一見普通で社交性もあって…あれ?あれあれ?本当のサイコパスって……。物語に飲み込まれて最後まで見守ってしまいました!ありがとうございました!
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けものからるる子守唄魔法少女的なお話かと思ったのですが 違った・・・めっちゃ良いお話でした。 @ネタバレ開始 初音ちゃんの、お願い事を おじいちゃんの手紙を届けるために 使う所に感動&うるっときました。 @ネタバレ終了 素敵な作品を有難うございました!
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ウソからはじまる物語「嘘」と聞いて、私は嫌なイメージばかり 浮かんでしまいましたが、 この作品は「やさしい嘘」をテーマにした 暖かい作品でした。 @ネタバレ開始 ・ウソつきは夢のはじまり 比奈子さんも、しずくちゃんも お互い信頼しているからこそ ついてもいい、優しい嘘。 明るいステージに向けて 一歩踏み出した所で幕切れで とっても素敵な終わり方だな。と 思いました。 ・真っ赤なウソ これは、照れからくる顔面真っ赤・・・ という事だったんですね。 「ちゃんと高校生をやろう」と 少し大人になった七生ちゃんが 一生懸命でうるっときました。 ・ウソから出た誠 嘘の誠さんも全部 愛してくれるこころちゃんの 寛大さに自然と笑顔になりました。 @ネタバレ終了 心を豊かにしてくれる優しい言葉が 散りばめられていて、 とっても素敵な作品でした。 有意義な時間を有難うございました!
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【Valentine's・Loved one】・・・すごい。 これは、1話だけでなく 2話ぜひみてほしい作品ですね。 @ネタバレ開始 1話、1話それぞれ別なお話と 思ったら・・・ 後の方で気持ちの良いくらいに 繋がっていき、時が止まりました。 復讐バレンタイデーだ・・・。 @ネタバレ終了 素敵な作品を有難うございました!
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暗がりビオトープ良い話でした。文字通りほの暗いビオトープに息づく子供「ユーキ」と、「サクラバ」さんの交感の物語。 @ネタバレ開始 サクラバさんが完全無欠の「大人」ではなく、彼もまた彼の人生をどうにかこうにか悩みながら歩いているだけの、ユーキと対等のひとりの人間であるという描かれ方がとても好きでした。決して彼はユーキの導き手や保護者にはなりえず、人生の一時期にたまたま寄り添って一緒に走っただけの二人、という距離感が絶妙で、それでもそこに確かに何らかの絆はあったのだと思わせる最後の手紙がすごく好きでした……。あそこでもまだ言葉選んでるサクラバさん愛しいなあ……。 ユーキが女の子であるというギミックが最高に効いていて良かったです。彼女の家庭環境が少しずつ修復されていくにつれて、サクラバが少しずつ離れていくという構成の対比がこれ以上なく見事でした。 最後、「ラック」は時代の流れに押されて閉店することになりますが、彼らをはぐくんだビオトープの崩壊は寂しさよりも前向きな清々しさが勝ち、美しいカタルシスがありました。サクラバさんが最後まできちんと等身大の大人で本当に格好良かった。 @ネタバレ終了 良い話を読ませて頂きました。ありがとうございました!
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white*out
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ラムネ瓶入り夏休み主人公の男の子(名前変更可)が、田舎にある祖父のもとへ遊びに行ったことから始まる1週間の物語です。20分程度で完走しました。 おじいちゃん・猫・ラムネ・女の子・夏祭り──。ゲーム全体がゆったりとした田舎の夏の雰囲気を出しており、しかも絶妙なテンポで物語が進んでいくので、最後まで楽しく読むことができました。彼女ルートの最後に出てくる一連の文章がとても詩的で美しく、最高の余韻を出していると感じました。 @ネタバレ開始 おじいちゃんルートもすごく良かったですが、京香さんルートも最高でした。彼女の髪飾りを付けた姿が、とても美しかったです。
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Ghost KillerS(ゴースト・キラーズ)個性豊かなゴーストキラーズの面々が どこの子もイケメンすぎる・・・。 その一員として同行できるなんて この上ない幸せです。 @ネタバレ開始 シオンくんを包んだ黒い影・・・ あの正体は何だったのでしょう・・・ 絶対良くないヤツだとは思いますが 気になります・・・。 @ネタバレ終了 彼たちの活躍 まだまだ期待しております!! 素敵な作品を有難うございました!
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雨音と自動人形 結(むすび)予想できない展開に、驚き、泣き、そして感動しました。 イラストがとにかく綺麗で、演出面が巧みです。 メニューボタンひとつにしても、 作者様の細かい心配りを感じる温かい作品でした。 @ネタバレ開始 画面の左上のカウントダウン。 絶対、0になったらヤバい事だけは分かるのに 誰の何のカウントダウンかが分からず ただただ読みすすめることしか出来ませんでした。 何も予想できなかったポンコツ脳が辛い・・・。 まさかの展開、過去を知り切なくなり そして最後のアヤちゃんのシーン・・・ エンディングのクレジットでぶわっと来ました。 仕事を引き継いだアヤちゃんも女性目線から見ても 強くて逞しくてカッコよくて素敵だなと笑顔になれました。 くわえタバコも素敵! バス停で止まっていたアヤちゃんの時間も 進み始めた様で本当に良かったです・・・! @ネタバレ終了 切ないけど、前向きにさせてくれる素敵な作品でした。 有難うございました!!
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お姉ちゃんの定理お姉ちゃんの真っ直ぐな 数学愛と、ちょっぴり 冷めた目で見ている弟くん。 どちらのENDも好きですが、 αENDが私は特に好きです。 @ネタバレ開始 最後の「何気ない時も計算している。」 という弟くんの自覚に お姉ちゃんと血は争えないなと 思って嬉しくなりました。 今後は、数学についてお姉ちゃんと弟くん、 友人も混じえて、3人で 熱く語り合ってそうですね^^ @ネタバレ終了 素敵な作品を有難うございました!
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そして僕らは世界を壊すセーブできないということでしたが、そんなことを気にすることなく一気に読み進めました。文章が美しく、息をのむという表現がピッタリなほど全身に力が入ったまま1周が終わっていました。 @ネタバレ開始 梓の頼られている、自分がいなきゃダメだ、隆之介は小さい子供と一緒なんだからという暗い優越感は隆之介も知っていたのでしょうね。そういう気持ちって誰にでもあると思うのですが高校生の梓はまだ認められなかったのかなーと。子供でいたいという隆之介の気持ちは梓のためでもあり、自分のためでもあり、そして虐待された心の傷からくるものなのでしょう。どうやっても死ぬという運命から助けられない隆之介の心の傷の深さが辛いです。 担任の先生に対する梓の心の声はかなり厳しめですが、若い梓の気持ちを考えると誰かのせいにしたいのもとてもわかりますし、梓ばかり頼ってくる担任を疎ましく思う気持ちもよくわかりますが、彼女の苦しい立場を考えると不憫でした。 邑井さんも担任の先生も、たった一言で全く違う未来が待っていたことを考えると人の運命というのは多くの分岐の上に成り立っているのかと深く考えてしまいます。邑井さんとのハッピーエンドの道もあったんだろうな。 @ネタバレ終了 最後の隆之介の笑顔がどうやっても変化しない未来との対比でとても切なかったです。 素晴らしいゲームをありがとうござました。
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キミに心臓をあげたいこの度実況させて頂きました! 心臓に響く素敵な作品で、ついプレイ中涙を流してしまいました。 深く重たいテーマを上手に描かれていて、とても感動いたしました。 @ネタバレ開始 Uちゃんに軽蔑される側の人間だったので、かなり心苦しかったです。 しかし誰かの分生きている今日を大事にしよう、と考えさせられました。 エンド分岐(BAD)が結構即死系なのでビックリしましたが、 トゥルーエンド後に回収したので『なるほど、そういうことか』と納得しました。 最高でございました、今も心にずっしり来ています(重めのチーズケーキをホールで食べた位ずっしりです)。 @ネタバレ終了
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ラムネ瓶入り夏休みほんの少ししんみりするゲームでした。特にヒロインのビジュアルは綺麗で可愛いです。可能なら是非この作品の次回作が制作される事を期待。