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8400 のレビュー
  • 宝石と夜食
    宝石と夜食
    戦うために宝石の力を手に入れた人たちが、「それから」を過ごしている小さな輝きの物語。 選択肢3つをクリアすると主人公の物語が自動で流れて、語られなかった主人公の過去が語られる演出がとても良かったです。 彼らに何があったのか、なぜそのような力が生まれたのかなどの背景事情の多くは本作では語られませんが、戦うことを目的として構成された宝石の力を持つメンバーたちの、本来多くの人が辿るであろう戦いのない人生を享受している姿にほっこりしました。 強くてクール、ルビーのように美しい朱音さんがサクッと乗せられてケーキを作る姿がたいへん可愛らしいです。 それぞれの宝石を背景にしたスチルがとてもきれいでした。 ありがとうございました!
  • ひとつだけ願いが叶うなら。
    ひとつだけ願いが叶うなら。
    いじめられている主人公がどうするか選んでいくお話。最初に思い切った行動をとったら一瞬で終わってしまい驚きました。楽してハッピーにはなれないのですね… とてもシンプルなお話で読みやすかったです!
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    プレイ時間は短いのに、とても胸が苦しくなりました。 幼馴染みの二人が川辺でありふれた会話をする中で、ある事実が判明して、ここからどんなふうに終わるのだろうと気になって読み進めていました。 @ネタバレ開始 そうしたら、最後の2文の破壊力が強すぎて、読後しばらく動けませんでした。 そういう話だったのか、と改めて初めから読み直してみれば、那由多くんはずっと自分のことを言っていたのですね。全く気付きませんでした。 由依奈ちゃんを守れなかったことを悔いて、恐らくは自ら命を絶ったことも悔いて、これから家に着いた後どうなるのだろうかと、思いを巡らせてしまいました。 目覚めた場所が土手だったことは、きっと2人にとって大事な思い出の場所だったのでしょうね。 @ネタバレ終了 読み終えて、タイトルの意味も深く納得がいきました。 短いながらも綺麗なイラストで彩られていて、とても鮮やかな作品でした。
  • 玉虫色のIMPRESSION
    玉虫色のIMPRESSION
    プレイさせて頂きました! カラフルで印象的なタイトル画面からは想像出来ないギャグシーンの数々で、キャラの一つ一つの動きが面白くて笑えました。 @ネタバレ開始 あとがきを読んでビックリしました! まさか最初から分岐があったなんて...。 なんで玉虫色なんだろうと思ってたら、見方や立場によって解釈が変わるって意味があるんですね。タイトル画面も光線の具合で様々な色に変わるという意味合いで、カラフルな感じだったのかなと思いました。 クリック待ちのアイコンも玉虫色ですごくこだわりを感じました。 3つの物語はホントに同じ作者?と思うぐらい表現の幅が広くて、様々なテイストの作品が楽しめて面白かったです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • みまわり
    みまわり
    おしゃれな絵や背景もさることながら、登場人物の秘められた一面を目の当たりにする背徳感が素晴らしいゲームでした! @ネタバレ開始 個人的には転堂くんが性癖に刺さりすぎて抜けなくなりました。どうにか幸せになってほしいという気持ちとかわいそかわいい目にあってほしいという気持ちの板挟みになってしまいます…三白眼眼鏡なのも最高です!! 素敵な作品をありがとうございました!
  • すいれん
    すいれん
    水彩の淡いタッチで描かれた美しい背景に惚れ惚れとしました。立ち絵キャラクターの二人も可愛く、表情と共に動く様子も息づいているようで見ていて癒されました。 そして作品全体のゆったりとした、どこか懐かしく優しく穏やかな雰囲気が印象的でした。 @ネタバレ開始 昔の姿のままの彼女と再会した場面で少し驚きました。 なぜ彼女がその姿なのかという説明はされていませんが、彼女の「(ずっとここに居るけど)別に未練があるわけじゃない」、幼い頃に彼女自身の母親から「また熱が出るからお家に入りなさい」といったセリフから体調を崩して…というような想像をしました。 ただ、そうであったとしてもまた少年・レンくん(もしかして漢字だと蓮だったり…?)と会って、嬉しそうに話すエリちゃんが微笑ましかったです。 彼が持って行ってしまった池のスイレンを「自分のことは忘れてもいいから、持っていてほしい」と話す二人を見て切なさも感じつつも、心が温かくなりました。 @ネタバレ終了 素敵な作品と時間をありがとうございました!
  • Ghost KillerS(ゴースト・キラーズ)
    Ghost KillerS(ゴースト・キラーズ)
    とにかく絵がお上手です。立ち絵差分もスチルも豊富で美しかったです。お話は平和な感じでした。
  • ルナティックシンドローム
    ルナティックシンドローム
    絵柄が好きなのでプレイしました。 良くも悪くも出会いによって変わっていく感じが良かったです。 変わった哲学も持つキャラ、ちょっと不安定な雰囲気。 そういうのが好きな人は好きになると思います。 欲をいえばもっとこのキャラ達で長い話を読んでみたかったです。 それぐらい雰囲気の良さを感じれるノベルゲームでした。
  • すいれん
    すいれん
    睡蓮が咲く洋館の池を舞台にした、少年と少女の物語です。10分も経たずに完走することができました。 読み終わった後、一抹の切なさを感じつつも温かい気持ちになれる素晴らしい作品でした。立ち絵キャラクターの綺麗さはもちろん、丁寧に彩られた手書きの背景が作品の優しさをより引き出していると感じました。 これをきっかけに睡蓮の花言葉も調べてみましたが、意味深な内容も入っており、あえて「ニンファエア」と説明文に表記している部分も含めて、いろいろと考えてしまいました。
  • 彼女は彼女の糸を切る
    彼女は彼女の糸を切る
    小説とLive2dの融合が新しさを感じました。 動くひよりさんがキュートでした。とくに目に涙をためている姿をLive2dで表現されててここまでできるんだと驚きでした。 静かな語り口と主人公の性質がハマっていてよかったです。 素敵なお話をありがとうございます。
  • みまわり
    みまわり
    可愛らしく優し気な雰囲気の絵柄に惹かれてプレイしました。 各キャラの個性、そして悩みやどうしていいのかわからないもどかしさ、幸せを感じることが出来ました。 先生がみんなに寄り添う姿も印象的です!
  • 鬼桜
    鬼桜
    多数の登場人物が織りなす、ボリュームたっぷりの和風ファンタジー作品でした。面白かったです! 具体的なプレイ時間は分かりませんが、攻略を見つつプレイして5、6時間はかかったと思います。 数日に分けてプレイしていたのですが、後半は引き込まれて一気に読みました。 あとがきでも触れられている通り、立ち絵とスチルの数がとんでもなく多いです。 スチルはどれも美麗なので、実装が大変そうですがギャラリーが欲しくなりました(笑) @ネタバレ開始 タイトルからも最初は本当に鬼が登場するのだと思っていましたが、途中で違うことに気づき、人間の業についても考えさせられる作品だと思いました。 演出も凝っていて、日常シーンはコミカルでとても賑やかでした。 戦闘シーンは漫画やアニメを見ているようで迫力があり、かっこよかったです。 好きなキャラは橡くんと遠州さんです。 どちらも戦闘シーンのスチルがとてもかっこいいです。 あと斬髪シーンが気に入っています。 エンドは最初から1に行ってしまいましたが、2とトゥルーが好きです。 BGMも印象的で、特にタイトルが印象に残っています。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!
  • 非実在都市伝説の作法 Imaginary Fakelore
    非実在都市伝説の作法 Imaginary Fakelore
    お洒落なカフェで流れていそうなBGMと、路地裏にまつわる都市伝説を追う記者たちの他愛もない会話……独特な世界観に今作も夢中になりました。 ドット調のグラフィックで表現された、いかにも怪しい雰囲気の路地裏がめちゃくちゃ好きです。おふたりが取材を進めていく姿に、何が起こるんだろう、何か起こしてくれるんじゃないかとわくわくが止まらなかったです! @ネタバレ開始 マエさんの謎BGMのセンスが良すぎて笑いました。何を食べて生きていたらそんな混ぜ方が思いつくんでしょうか。 サイトウちゃんがドジ踏んで札束出てきちゃったときは思わず拍手してしまいました。その後も怒涛の展開の連続で、脳みその処理が追いつかず何度も何度も読み返した挙句、サイトウちゃんの丸襟のお洋服が似合っていて可愛いということがわかりました。 改めてキャラクターのデザインの良さを実感しています。 サムネイルの女の子、ずっと気になっていたのですがもしかして黒マスクの……!? 感想書きに戻ってきて「ウワーーーー!!!!」となりました。 @ネタバレ終了 なんとサントラがフリーで配信されているとのことなので、これから聴いて余韻に浸りたいと思います。 素敵な作品をありがとうございました!
  • お姉ちゃんの定理
    お姉ちゃんの定理
    数学の研究に打ち込んでいるお姉ちゃんと、その弟の物語です。20分程度で完走することができました。 とても面白かったです!数学を題材にしているので、それに関する説明も入っていますが、分かりやすい文章で書かれているので、最後まで楽しく読むことができました。お姉ちゃんと弟のキャラクターも魅力的でした。「弟も絶対に数学の天才だよな」という部分を、お姉ちゃんとはまた違ったアプローチで描写しているのが個人的に秀逸だと感じました。 @ネタバレ開始 エンドはアルファが好きです。まさか友人も数学ガチ勢だったとは・・・! 序盤で「絶対にお姉ちゃん狙いだよな」と思っていたので、この展開には驚きましたし、これからの未来も絶対に良くなるだろうと感じさせる終わり方だったので、短編としてこれ以上のないエンドだと思いました。面白かったです。素敵な作品をありがとうございました!
  • 暗がりビオトープ
    暗がりビオトープ
    色味を抑えたシンプルなデザインがレトロっぽさを強調してるような感じで凄く良いなとおもいました。 90年代ってもうレトロなの??と思わないでもないけどもう30年前か…(汗) 丁度同じ頃にゲーセンに入り浸ってたので、なんだか臭いまでしてきそうな空気感でとても懐かしかったです。 TIPSで語られるゲーセン知識も興味深く楽しかったです。 TIPSの背景が基盤デザインなの良いですね!! ネグレクトっぽいお話は、なんだか終始ハラハラしながら読んでしまうのですが、想像するような事にはならず(何を心配してたんだろう)良かったです。 最後は、立派になって…という謎の親目線で涙腺崩壊しそうでした。 あと、個人的にヒジリサワさんがとても印象深かったです!
  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    タイトルの通り、スパチャを介して推しのVtuverを救う物語です。 設定が斬新なのはもちろんですが、内容も本当に自分がVtuberを応援してる感じがして感激しました。 実は自分はVtuber関連の知識はほとんどなかったのですが、このゲームをプレイすると世間でVtuverが流行ってる理由がわかりました。 もしにあちゃんみたいなVtuberがいたら、自分もスパチャを投げて支援してしまうかもしれません。 それくらいにあちゃんは可愛かったです。 @ネタバレ開始 しかし、だからこそ最後の結末はちょっとショックが大きかった……。 なぜにあちゃんは男なんだー!と、あるルートの主人公と同じ気持ちになりました(笑) でも、たしかにこういうことはリアルのVtuberでもあるかもしれないな、と思い、 これもVtuberを応援する醍醐味の一つなのかなって考え直しました。 @ネタバレ終了 ちなみに分岐はやや難し目なのでで、トゥルーENDを見るためには作品概要のヒントを参考にした方が良いです。
  • 雨音と自動人形 結(むすび)
    雨音と自動人形 結(むすび)
    プレイさせて頂きました。 どういった言葉で感想を伝えたら良いのかわからないですが 感動・達成感・勇敢・微笑ましい・純粋さ・・・等々次から次へと思い浮かびます。 そして、タイトル画面からして、全ての演出が素敵です。 movieにも魅了されました(*'▽') @ネタバレ開始 そして、『雪村の本当にあった怖い話』とかちょっと笑ってしまう、タイトルが出てきたり。 その時の、美月ちゃんの様子もとても可愛らしく、美月ちゃんについても色々知りたくなったり。 そして、左上の数字 嫌な予感がしていました。WARNINGとか、悲しい結末は嫌~(>_<)って思いながらもプレイし続けました。 途中では、博士との約束の為にずっとバス停で待っているアヤちゃんが、とてつもなく謙虚で一途で、切なかったです。 だけど、最後はほんとに素敵なENDでした! @ネタバレ終了 素晴らしいお話を拝見させて頂きました。 ありがとうございました。
  • 雨音と自動人形 結(むすび)
    雨音と自動人形 結(むすび)
    「雨音と自動人形」 あまりにも美しい物語、 グラフィックを含めた演出面も素敵なものばかりで 切なく胸を打たれます 壊れゆく世界、壊れゆく人間たちのなかで アンドロイドだけが変わらずにいる 王道ですが この時代だからこそ考えさせられる部分もあったりして 記憶に残る一作でした 素晴らしい作品ありがとうございます
  • すいれん
    すいれん
    背景の水彩画が美しい作品ですね。 お庭の画像も綺麗ですが、タイトル画面も魅力的です。 そしてその画像と同じように、優しい物語でした。 **ちゃんに関して「どうして?」「なぜ……」疑問は浮かびますが、読み手によって自由に考察できるのもこの作品の魅力と思います。 素敵な作品をありがとうございます。
  • 彼女は彼女の糸を切る
    彼女は彼女の糸を切る
    公開の時から、本を読んでいるように見えるグラフィックと、中身が気になるタイトルで非常に気になっていた作品です。 紙媒体の小説を読んでいる感覚にさせてくれる、そんな表現方法が本当に素晴らしいです! 見た目だけでなく、読みやすさもしっかり考えられていて、文章を読む楽しさを損なわないのに、読んでいて疲れることがなかったです。 @ネタバレ開始 立ち絵がぬるっと動いた瞬間、ドキッとしました! ひよりさんとても綺麗なのに愛嬌があって、それが文章と立ち絵でダイレクトに伝わってきます。それにしても、素敵な髪だなぁ。 クラスで気になる女の子が『はよー』なんて話しかけて来た日には、そりゃあ恋に落ちますよね。 一枚絵が出てきたシーンは、ひよりさんの凛とした表情とシナリオに、さらにドキドキさせられました。 ひよりさんの言わんとしてることは、よくわかりますね。外見だけでなく、自分という本質を見てほしいのだという気持ち、綺麗な彼女だからこそ人より強くそう思うのでしょう。 お互いがお互いを好ましいと感じても、進む道が違うと離れ離れになってしまう現実。なんとも寂しいなと思います。 自分で自分にまとわりつく『糸』を断ち切ろうとする彼女の背を押した彼、その決断に涙する彼女、文学小説を読んでいるようで、そのシーンが印象的でした。 向日君は、自分の世界を大事にしていて、人の目よりも自分の気持ちを大切にしてるのだな、と思いつつもそれはなかなか生きにくいだろうと感じました。 ひよりさんと向日君、どこか似ている2人が互いに干渉することで、それぞれ変化していく姿が文学的に描かれていて、心地よかったです。 その後の葵君が、ひよりさんとの心の交流を続け『らしさ』から一歩踏み出し、エンドロールに入る演出に、小説と映画の融合を感じました! @ネタバレ終了 イラスト効果、洗練されたUIデザインがシナリオと見事に調和していて、短いながらにとても満足度の高い作品でした。 また、タイトル回収が大変上手いです!  ひよりさんと向日君の関係性が丁寧な文体で描かれた、ありし日の青春と呼ぶにふさわしい作品です…!