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8454 のレビュー
  • 雨音と自動人形 結(むすび)
    雨音と自動人形 結(むすび)
    プレイさせていただきました。常に雨音のような切ないピアノの音楽が後ろで鳴っていて、暗めの画面構成と相まって、ゲームの雰囲気を感じることができました。 @ネタバレ開始 左上の数字が気になっていましたが、雪村さんがアンドロイドだったとは…!最後に姉弟として交わされる会話も感動的でしたし、死を恐れる雪村さんの発言が前のアヤさんの発言との対比になっているのも素敵でした。 最後に美月ちゃんの記憶を届けられたのもよかったです…!伏線回収もきれいで、切ない雰囲気と合わさってとても感動的でした。 なお、これは私の好みですが、(かつ博士に怒られてしまいそうですが、)煙草をくわえるアンドロイドメイドさんの絵面がとても良かったです。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました。
  • 忘れ傘の矜持
    忘れ傘の矜持
    2本(2人?)の傘がとっても可愛いのはもちろんですが、プレイ中にその立ち絵が動いたり、目がウルウルするようなアニメーションがあったりするので、よりその可愛さが引き立っていて魅力的なキャラクターでした! グラフィックがちょいちょい動きますので、プレイしていて飽きることがありませんでした! 内容に関しては、ちょいちょい拡大表示される言葉や言い回しにクスッと笑ってしまうことも多々ありました。 特に巫女さまがいいキャラをしていて「今キミを責め立てたところでキミが悦ぶだけ」というのは名ゼリフだと思います(笑) 2本の傘のお話ということで、似たような感じなのかな~と思ったのですが、全く違う色のストーリーになっていて驚きました。 自分はペチュのお話が好きです♪強がっちゃうペチュちゃん可愛すぎました~! 今後、忘れ傘を見たら色々想像してしまいそうです。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • This one,(I mean).
    This one,(I mean).
    「遊ぶかどうか悩んでる時間で遊べる」という説明文に惹かれてプレイさせていただきました。3~5分程度で読めるシンプルさでありながら、世界観にすっと入り込める作品です。 @ネタバレ開始 2人の髪の色である黒と亜麻色が正方形のみで表現されている点にセンスを感じました。 また、すみれの伝えたかった言葉を聞いて、深く考えさせられました。周りからは「羨ましい」と軽く言われることでも、すみれは流行などに関係なく大切にしていたんだなあと思いました。 @ネタバレ終了
  • 人形のコエを聞いた日
    人形のコエを聞いた日
    女の子の人形を笑顔にするお話。短いながらも、その背景に深いストーリーが隠されていそうな作品でした! @ネタバレ開始 2つのエンドを回収しましたが、撫で続けて笑顔にするルートが特に好きです。笑えなかった理由が分かるルートは予想外でした! チェックボックス!? @ネタバレ終了 ありがとうございました!
  • スルトツェ骨董店の手紙
    スルトツェ骨董店の手紙
    独特の雰囲気と魅力にあふれる秋津おじさんと、とある秘密を込めたボトルメッセージの魅力にグッと引かれて結末が気になって一気読みの短編でした。 @ネタバレ開始 複数のエンドを見ることで秋津おじさんの印象がガラリと変わる、読むことで味わい深くなる物語でした。 秋津おじさんを理解しようと歩み寄る姿勢から見られる地獄まで諸共なエンドは、なぜ連続無差別殺人犯になってしまったのかも明かされ、秋津おじさんへの見方が変わりました。 ある意味で救いでもありますが、終わり方としては悲しくもあるエンドでした。 救いの手エンドだと秋津おじさんは何も理解されないただの無差別殺人犯のままになってしまうので、ちょっと寂しいエンドでした。 トゥルーエンドを見たいと思い、何周かしましたが見つからず…! ヒントがあると助かります……! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    目を合わせると石化して死んでしまう……と聞くと、メドゥーサが思い浮かぶ人も多いはず。本作もそんな目が合えば即死な強力な眼を持つメドゥーサさんといかに目を合わせずにいられるか耐久心を試される……のと同時に、話の結末にとても切なくなるゲームでした。 @ネタバレ開始 絶対に見ない!!の心で最後の赤い選択肢まで行き、ようやく目を合わせる解禁。初めて顔を見られました。 メドゥーサさんの目自体が衰えてきていたので、目を合わせても即死しないハッピーエンドへ辿り着けました。 思い込みから誤解していたのですが、メドゥーサさんの対面にいる方はてっきり恋人だと思っていたところ、お子さんだったのですね! これはもうお互いに顔を見たいのに見られないという……いえ、メドゥーサさんからはお子さんが俯き気味にしている顔は見えているでしょうから、お子さんにとって大切な母の顔を見たいと思うのに見られないというところでしょうか。 メドゥーサさん側からしても、自分の子どもを殺してしまうかもしれないという状況であれば毎朝生きていることを喜んでいた姿にも納得がいきました。 トゥルーエンドでは子の行く末を嘆いて、自ら石化させてしまいましたが……結末が同じでも個人的にはハッピーエンドが穏やかで好きです。 どちらも母の愛を感じるエンドでした。 こうなるとバッドエンドも気になり、周回してみました。 ご尊顔拝みたさに一日目で即死するとか馬鹿なの?と言われそうですが、気になったので目を合わせたら、本当に瞬く間にも即死しました……そしてご尊顔は拝めませんでした(これこそ真なる無駄死にエンド) @ネタバレ終了 目を合わせてはいけないと言われると合わせたくなってしまい、何日も「目を合わせない」を選び続けるのがもどかしい、けれど最後のエンディングまでいくと目を合わせなくてよかったと思える素敵なゲームでした。 ありがとうございました!
  • 雨音と自動人形 結(むすび)
    雨音と自動人形 結(むすび)
    datchiさんの新作をめっちゃ楽しみにしていました! 素晴らしすぎました! ポストアポカリプスとSFな世界観ですが… datchiさんらしい人間ドラマが表現されていて素晴らしかった! 歌だけで無くムービーやボイス、イラストなどがどれも綺麗すぎる出来でした。 感動をありがとうございます!
  • cafe de plume
    cafe de plume
    引っ越した先に見つけた、雰囲気の良いカフェで 不思議なお仕事をしました。 街の中で「コトノハ」を組み合わせて見つけ、 それを紅茶にして飲む。 ヒントが見えるのでそれを頼りに 「ナヤミノタネ」を持っている人にカフェのチラシを配る。 発想が面白く、なんとも楽しいお仕事で、 気がつけば2時間ぐらいあっという間に過ぎておりました。 紅茶の組み合わせも自分で探して見つけられる辺り 本当にワクワク要素が多くて、ずっと楽しめます。 @ネタバレ開始 「ナヤミノタネ」が残り4箇所になったのですが・・・ 港の「浮気~」、遊園地の「漫画~」、お寺の「妻は辛く当たる~」 ショッピングセンターの「一位~」、の4箇所で 「他のナヤミノタネを解決してから」と言われてしまい、 これ以上進めなくなってしまいました。 決まった紅茶を提供しなければいけないなど、 特定の方法があるのでしょうか・・・?気になります・・・! @ネタバレ終了 素敵な作品を有難うございました!
  • すいれん
    すいれん
    シンプルなタイトルとイラストに惹かれてプレイしました。やわらかいタッチのイラストがとても温かくて素敵でした。 少年少女の思い出話かと思いきや…彼女の立ち絵を見て、少し動揺してしまいました。最後までプレイした後、状況を理解するためにもう一周プレイしました。 @ネタバレ開始 病弱そうなエリちゃんの描写から、なんとなく状況を察することが出来ました。幼いままの彼女と再会したレンくんが冷静だったので、エリちゃんのことを察していたのかもしれないと思いました。 洋館が取り壊された後、彼女は変わらずそこにいるのかいないのか…。最後まで読み終わった後もいろいろと考えてしまいました。 @ネタバレ終了 心がじんわりと温かくなるような優しいお話でした。ありがとうございました。
  • 星を待つ片月
    星を待つ片月
    思い出の場所を巡る百合ノベルゲーム。 すっと読めるシンプル&切ないお話で、イラストや演出が丁寧なのも良かったです。これは絶対2周しないとダメなやつ! @ネタバレ開始 学校だという前提で読んでいたので「先生」という表示をそのまま信じ込んでいました。なるほど~。 @ネタバレ終了
  • 人形のコエを聞いた日
    人形のコエを聞いた日
    人形の女の子を笑わせるだけのゲーム……ではありますが、何か色々と奥深い設定がありそうで、それらも気になる物語でした。クマゴロウのどこかちょっとイッちゃってるような、どこか別の世界を見ていそうな表情がとてもいいです。ツボです。 選択肢の「酒だ酒だ!」がどうしても気になって真っ先に選んでしまいました(笑) エンディング2種類はどちらも女の子の笑顔がとてもかわいくて、ほっこりしました。 どのシーンも女の子が可愛い、とても素敵なゲームをありがとうございました!
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    この逢魔時にしか見られぬ切なさを噛み締めるために、再度プレイしました。 一番初めにプレイしたときに抱いていた気持ちがまだ残っている状態ではありますが、やはりとても切ない物語でした。 @ネタバレ開始 夕陽の時刻ともなれば、仕事や学業を終えて家路へ早足で歩く人たちがおり、父や母のいるあたたかな家へ向けて走っていく子どもたちがおり、早く家に帰らねばと自転車に夕飯の食材を乗せて急いでいる人がおり……と、一日の終わりへと向かって誰もが自分の帰るべき場所を目指す時間。 そんな時間に、もう二度とそちら側へは帰れない2人がいる。 世界の片隅、その小さな小さな環の中で、2人は多くの人が家路を目指すのを眺めているだけ……。 その世界との乖離した距離、2人の環の中でしか流れぬ時間、すべての時間が夜の帳へ向けて凪いでいく刹那に交わされた想いと言葉に、やはりとても切なく悲しい気持ちになりました。 既に一度プレイ済みなので2人がどういう関係で、どういう状況なのかは分かっているにもかかわらず、それでも胸に迫るもどかしさがありました。 本当なら2人とも、この道を笑顔で歩きながらそれぞれの家路に向かって「じゃあまた明日」と手を振って別れるであろうはずなのに、それがもう永遠にないなんて……と。 物語の中では語られなかった余白の部分に思いを馳せると、本当にやり切れないです。 @ネタバレ終了 とても力を入れたと当時語っておられたイラストも、やはり何度見ても美しく繊細で心に響きます。 とても素敵な作品を、ありがとうございました!!
  • 各務家〜食卓物語〜
    各務家〜食卓物語〜
    ボクの誕生日を多角的な視点からとらえたホームコメディー作品です。ボクは知らないけど、大人のみんなそれぞれに歩んできた人生や悩みやとらえ方の違いがあるわけです。ほんのちょっとのすれ違いや、日々の疲れから、誰も悪くないのにも関わらず、家族関係がギクシャクしてしまう。それはどんな家庭にでも起こりえることです。 そんな各務家に新しい家族の笑楽さんが来たことで新しい風が吹いた。今までかみ合わなかった家族関係の歯車がかみ合い出した。 ハートフルで共感のある素晴らしい作品でした。素敵な家族をありがとうございました。
  • 彼女は彼女の糸を切る
    彼女は彼女の糸を切る
    プレイ時間15分とのことですが、ボイスあり+立ち絵が動く!+個性が光るUI+エンディングムービーありと、とても気合いが入った作品だと思いました! 本を読みすすめていくようなデザインが可愛く、しかも絵が動くので魔法の本みたい!とワクワクしちゃいました。 さて、内容ですが僕と彼女の甘々な物語……ではないものの、お互いを信頼し、大切に思う感じが伝わってきて、読んでいて心地よかったです。 あえて歩数を合わせず、先を行く彼女の姿が眩しくて 自分にもあんな存在が居れば人生違ったかもしれないな、なんて少し思いました。 ラストも素敵な終わり方で、良い読後感です。 タイトルで曲が流れる演出がとても良く、しばらーく曲を聞きながら余韻に浸ってました! 素敵な作品をありがとうございました。
  • 堕ちた恒星、朽ちた嶺岸
    堕ちた恒星、朽ちた嶺岸
    自分にとっては難しい物語でした。100%理解しきれたかは分かりませんが、今の自分で感じたことを書いていこうと思います。 自分をエンターテイメント化すること、それは時に自分にとってツライこともありますね。 本当の自分はこう思うのに、他の人が求めている自分はそれを表現してはいけない。 表現者として、そのジレンマに苦しむことは少なかれあります。 とはいえそれが悲劇なのか、喜劇なのか 判断するのもやはり自分自身にしかできないことなのではと思いましたね。 他人から決めつけられることそれこそが悲劇なのでは、と。 という観点で、最後の選択は非常に迷いました。 どちらともいえない があれば即選択していたと思います(苦笑 考え抜いて、私は彼自身が選択したことならばと喜劇を選びましたが うーん、どうなんでしょうね。選んだところで、こちらがより良いはずだという自信は全く無いです。 最後まで考えさせられる物語でした。 ありがとうございました。
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    穏やかできれいで切ないお話でした。 空の美しさと夕日に映える二人の描写はBGMとあいまってもう格別で、しばしば手を止めて画面に見入ってしまいました。 @ネタバレ開始 黄昏にふさわしいきれいだけど切ない話が、最後つるべ落としのようにがらりと様相を変えたのがすごかったです。完全に意表をつかれました。 二周目で那由他くんの表情や台詞をよくみると、ヒントは隠されてましたね…。 @ネタバレ終了 すてきなゲームをどうもありがとうございました。 FAは寝過ごさずにちゃんと起きた那由多くんはえらいな~と思ったら描いてました。すみません。
  • 忘れ傘の矜持
    忘れ傘の矜持
    ほのぼの楽しい傘の擬人化コメディでした! ペチュちゃんもニュンちゃんもかわいい~!2本の傘、それぞれ違った感じのお話で面白かったです。とにかく「かわいい」が摂取したい方におすすめです!
  • みまわり
    みまわり
    絵柄に一目惚れしてプレイさせて頂きました!センスの高さを隠せないゆるいタッチがとても素敵で、(少し大人な)絵本のような雰囲気でした。それぞれ違う眼の形や配色、ポーズも本当にキャラの個性を多く語ってくれていて素敵だし、背景とUIも可愛い上に見やすくて好きです。キャラそれぞれの意外な一面が見れて、全員よしよししたいと思いました。
  • ここスタ - KOKOKARA STARTLINE -
    ここスタ - KOKOKARA STARTLINE -
    アイドルのお話なのですが、制作者としての自分にもビシバシ刺さるセリフが詰まった作品でした。 思い描いた夢、それが崩れ去り、そこから再び原点回帰していく様はとてもドラマチックで胸うたれるシーンもたくさんありました。 桃華さんが仰った言葉 「見せてやりたかったの。アイドルとしての誇り、底力をね」 というセリフは本当にかっこよくて、これがトップを走り続ける器……!と感動しました。 私も見せてやりたいです。制作者としての誇り、底力を……! @ネタバレ開始 自分がどこを目指せば良いのか分からなくなった時、思い出すべきは「どうしてそこを目指そうと思ったのか」という原点と そしてそんな自分のことを見守り続けてくれた人の声……というのもかなり刺さりましたね~。 自分がゲ制を始めた時のことを思い出しました(笑) そういえばあの頃の気持ち、忘れていたなあ……あの頃みたいな純粋な気持ちで頑張れているかなあ……なんて そこから緋月ちゃんの明るく頑張る姿を見て、私も勇気をもらいました。 緋月ちゃんが実在していたら、間違いなくファンレター送っているところです! @ネタバレ終了 そしてエンディング……!最高でした。 アイドルとして可愛い&歌が上手いのはもちろんですが、歌詞がとても良かったです……! 素敵な作品をありがとうございました。
  • 雨音と自動人形 結(むすび)
    雨音と自動人形 結(むすび)
    表情豊かで心優しいアンドロイドのアヤちゃんの物語です。 演出のひとつひとつが美しく、シナリオにも大掛かりな仕掛けがあります。 画面左上の数字にも大きな意味があり、 その正体を知った後でもう一度読み返すと、また新たな発見があります。 ノスタルジックな舞台設定の中で、人間の本質に迫るような、心に染みるノベル作品です。