ドラマ
8401 のレビュー-
玉虫色のIMPRESSION面白かったです!思春期の少年少女の弱さや複雑な心が丁寧に描かれていて引き込まれました。文章も大変読みやすく、語り手が交代したあとの心理描写の書き分けも見事でした。 また、主人公のグラフィックがイケメンでテンション上がりました笑 @ネタバレ開始 『玉虫色』の仕掛けにはビックリしました!そんな発想があったとは!! ぜんぶ面白かったです(о´∀`о) でも、初めに遭遇したものが一番印象に残っているので、ゲームにとっても第一印象が重要ってことなのかなぁ?なんて思いました。 @ネタバレ終了 BGMも作者さんが作られているとのこと、上手に作品を引き立てる曲ばかりで感心しました。 とても素敵な作品をありがとうございました!
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キミに心臓をあげたいトゥルーエンドが美しいですね。 BGMの優しいピアノ曲の意味も胸に沁みました。 ホラーかと思っていましたが、全然違いました。 可愛い "U" と 背景画(特に商店街)のタッチの違いが 温かい味わいを醸し出すと同時に、 "U" の存在の不思議さを際立たせていました。 素敵なゲームを作ってくださり、 ありがとうございました。
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すいれん切なくも優しい世界観がとても素敵です。ゲームを「はじめから」プレイするのではなく、「思い出す」事で物語が紡がれる流れ、とても好きです。スイレンの気持ちも想像してしまいたくなるような、雰囲気作りが大変素晴らしいです。ありがとうございました。
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お前のスパチャで世界を救え全END回収しました、とても面白かったです! @ネタバレ開始 VEND、隣に立つってどういう事何だろうと思ったら、まさかのバ美肉でつい笑ってしまいました。 バ美肉してまで推しの隣に立とうとする主人公は格好良かったです! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
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椿堂ノ火親の心子知らずという言葉があります。 そして毒親、親ガチャという言葉が流行っていますね。 親子というのは子供にとって、 産まれて初めてできる人間関係です。 子供は親を選べません。 ですが、親は子供を作るか作らないかという選択が出来ます。 @ネタバレ開始 身も心も男性だと思って育てていた子供が トランスジェンダーで、性的指向も男性に向いている。 そうわかったとき、父親はどんな気持ちだったのでしょうか。 時代の違いもあり、簡単には受け入れられなかったでしょう。 ですが、「帰ってこい」と連絡しずっと待っていた。 最期まで子供を愛していた。 この父親は自分で選んで生み出した命に対して、 真摯に責任を持っていたのだと思いました。 毒親、親ガチャという言葉が流行るこの時代。 直接会わなくても、スマホなどで意思の疎通ができるからこそ 直接会って対話し、後悔のない親子関係を築くことが大切だと思いました。 @ネタバレ終了 文章が綺麗で、BGMの使い方も良かったです。 素敵な作品でした。
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堕ちた恒星、朽ちた嶺岸とても考えさせられる内容で、考えれば考えるほど言葉に詰まってしまいます。今のところ喜劇であり悲劇であるという、ニ択から外れてしまった返ししか出来ず。いや、それも何かしっくり来ないのですが……。 上手く伝えることが出来ずもどかしいですが、心の深いところに踏み込んでくる物凄い作品でした! ありがとうございました!
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人形サマー「人形サマー」 根底にある設定がしっかりしていて とても面白かったです 小学生の男の子が人形の女の子と親しくなってしまう 不思議な夏の体験を描いた作品 まるで絵日記のようなグラフィックが ノスタルジーを掻き立てます 子供同士の他愛のない遊びの最中にも なにか恐ろしいことが起きるのではないかという 想像が物語の中に緊張感を漂わせ、 飽きることなく読み進めることができました 全体としてのどかで牧歌的な雰囲気のお話なのですが しっかり伏線が忍ばされていたり 骨太で芯のある作品だったと思います 素晴らしい作品ありがとうございました!
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雨音と自動人形 結(むすび)プレイさせていただきました。常に雨音のような切ないピアノの音楽が後ろで鳴っていて、暗めの画面構成と相まって、ゲームの雰囲気を感じることができました。 @ネタバレ開始 左上の数字が気になっていましたが、雪村さんがアンドロイドだったとは…!最後に姉弟として交わされる会話も感動的でしたし、死を恐れる雪村さんの発言が前のアヤさんの発言との対比になっているのも素敵でした。 最後に美月ちゃんの記憶を届けられたのもよかったです…!伏線回収もきれいで、切ない雰囲気と合わさってとても感動的でした。 なお、これは私の好みですが、(かつ博士に怒られてしまいそうですが、)煙草をくわえるアンドロイドメイドさんの絵面がとても良かったです。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました。
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忘れ傘の矜持2本(2人?)の傘がとっても可愛いのはもちろんですが、プレイ中にその立ち絵が動いたり、目がウルウルするようなアニメーションがあったりするので、よりその可愛さが引き立っていて魅力的なキャラクターでした! グラフィックがちょいちょい動きますので、プレイしていて飽きることがありませんでした! 内容に関しては、ちょいちょい拡大表示される言葉や言い回しにクスッと笑ってしまうことも多々ありました。 特に巫女さまがいいキャラをしていて「今キミを責め立てたところでキミが悦ぶだけ」というのは名ゼリフだと思います(笑) 2本の傘のお話ということで、似たような感じなのかな~と思ったのですが、全く違う色のストーリーになっていて驚きました。 自分はペチュのお話が好きです♪強がっちゃうペチュちゃん可愛すぎました~! 今後、忘れ傘を見たら色々想像してしまいそうです。 素敵なゲームをありがとうございました!
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This one,(I mean).「遊ぶかどうか悩んでる時間で遊べる」という説明文に惹かれてプレイさせていただきました。3~5分程度で読めるシンプルさでありながら、世界観にすっと入り込める作品です。 @ネタバレ開始 2人の髪の色である黒と亜麻色が正方形のみで表現されている点にセンスを感じました。 また、すみれの伝えたかった言葉を聞いて、深く考えさせられました。周りからは「羨ましい」と軽く言われることでも、すみれは流行などに関係なく大切にしていたんだなあと思いました。 @ネタバレ終了
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人形のコエを聞いた日女の子の人形を笑顔にするお話。短いながらも、その背景に深いストーリーが隠されていそうな作品でした! @ネタバレ開始 2つのエンドを回収しましたが、撫で続けて笑顔にするルートが特に好きです。笑えなかった理由が分かるルートは予想外でした! チェックボックス!? @ネタバレ終了 ありがとうございました!
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スルトツェ骨董店の手紙独特の雰囲気と魅力にあふれる秋津おじさんと、とある秘密を込めたボトルメッセージの魅力にグッと引かれて結末が気になって一気読みの短編でした。 @ネタバレ開始 複数のエンドを見ることで秋津おじさんの印象がガラリと変わる、読むことで味わい深くなる物語でした。 秋津おじさんを理解しようと歩み寄る姿勢から見られる地獄まで諸共なエンドは、なぜ連続無差別殺人犯になってしまったのかも明かされ、秋津おじさんへの見方が変わりました。 ある意味で救いでもありますが、終わり方としては悲しくもあるエンドでした。 救いの手エンドだと秋津おじさんは何も理解されないただの無差別殺人犯のままになってしまうので、ちょっと寂しいエンドでした。 トゥルーエンドを見たいと思い、何周かしましたが見つからず…! ヒントがあると助かります……! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
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メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。目を合わせると石化して死んでしまう……と聞くと、メドゥーサが思い浮かぶ人も多いはず。本作もそんな目が合えば即死な強力な眼を持つメドゥーサさんといかに目を合わせずにいられるか耐久心を試される……のと同時に、話の結末にとても切なくなるゲームでした。 @ネタバレ開始 絶対に見ない!!の心で最後の赤い選択肢まで行き、ようやく目を合わせる解禁。初めて顔を見られました。 メドゥーサさんの目自体が衰えてきていたので、目を合わせても即死しないハッピーエンドへ辿り着けました。 思い込みから誤解していたのですが、メドゥーサさんの対面にいる方はてっきり恋人だと思っていたところ、お子さんだったのですね! これはもうお互いに顔を見たいのに見られないという……いえ、メドゥーサさんからはお子さんが俯き気味にしている顔は見えているでしょうから、お子さんにとって大切な母の顔を見たいと思うのに見られないというところでしょうか。 メドゥーサさん側からしても、自分の子どもを殺してしまうかもしれないという状況であれば毎朝生きていることを喜んでいた姿にも納得がいきました。 トゥルーエンドでは子の行く末を嘆いて、自ら石化させてしまいましたが……結末が同じでも個人的にはハッピーエンドが穏やかで好きです。 どちらも母の愛を感じるエンドでした。 こうなるとバッドエンドも気になり、周回してみました。 ご尊顔拝みたさに一日目で即死するとか馬鹿なの?と言われそうですが、気になったので目を合わせたら、本当に瞬く間にも即死しました……そしてご尊顔は拝めませんでした(これこそ真なる無駄死にエンド) @ネタバレ終了 目を合わせてはいけないと言われると合わせたくなってしまい、何日も「目を合わせない」を選び続けるのがもどかしい、けれど最後のエンディングまでいくと目を合わせなくてよかったと思える素敵なゲームでした。 ありがとうございました!
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雨音と自動人形 結(むすび)datchiさんの新作をめっちゃ楽しみにしていました! 素晴らしすぎました! ポストアポカリプスとSFな世界観ですが… datchiさんらしい人間ドラマが表現されていて素晴らしかった! 歌だけで無くムービーやボイス、イラストなどがどれも綺麗すぎる出来でした。 感動をありがとうございます!
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cafe de plume引っ越した先に見つけた、雰囲気の良いカフェで 不思議なお仕事をしました。 街の中で「コトノハ」を組み合わせて見つけ、 それを紅茶にして飲む。 ヒントが見えるのでそれを頼りに 「ナヤミノタネ」を持っている人にカフェのチラシを配る。 発想が面白く、なんとも楽しいお仕事で、 気がつけば2時間ぐらいあっという間に過ぎておりました。 紅茶の組み合わせも自分で探して見つけられる辺り 本当にワクワク要素が多くて、ずっと楽しめます。 @ネタバレ開始 「ナヤミノタネ」が残り4箇所になったのですが・・・ 港の「浮気~」、遊園地の「漫画~」、お寺の「妻は辛く当たる~」 ショッピングセンターの「一位~」、の4箇所で 「他のナヤミノタネを解決してから」と言われてしまい、 これ以上進めなくなってしまいました。 決まった紅茶を提供しなければいけないなど、 特定の方法があるのでしょうか・・・?気になります・・・! @ネタバレ終了 素敵な作品を有難うございました!
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すいれんシンプルなタイトルとイラストに惹かれてプレイしました。やわらかいタッチのイラストがとても温かくて素敵でした。 少年少女の思い出話かと思いきや…彼女の立ち絵を見て、少し動揺してしまいました。最後までプレイした後、状況を理解するためにもう一周プレイしました。 @ネタバレ開始 病弱そうなエリちゃんの描写から、なんとなく状況を察することが出来ました。幼いままの彼女と再会したレンくんが冷静だったので、エリちゃんのことを察していたのかもしれないと思いました。 洋館が取り壊された後、彼女は変わらずそこにいるのかいないのか…。最後まで読み終わった後もいろいろと考えてしまいました。 @ネタバレ終了 心がじんわりと温かくなるような優しいお話でした。ありがとうございました。
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星を待つ片月思い出の場所を巡る百合ノベルゲーム。 すっと読めるシンプル&切ないお話で、イラストや演出が丁寧なのも良かったです。これは絶対2周しないとダメなやつ! @ネタバレ開始 学校だという前提で読んでいたので「先生」という表示をそのまま信じ込んでいました。なるほど~。 @ネタバレ終了
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人形のコエを聞いた日人形の女の子を笑わせるだけのゲーム……ではありますが、何か色々と奥深い設定がありそうで、それらも気になる物語でした。クマゴロウのどこかちょっとイッちゃってるような、どこか別の世界を見ていそうな表情がとてもいいです。ツボです。 選択肢の「酒だ酒だ!」がどうしても気になって真っ先に選んでしまいました(笑) エンディング2種類はどちらも女の子の笑顔がとてもかわいくて、ほっこりしました。 どのシーンも女の子が可愛い、とても素敵なゲームをありがとうございました!
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逢魔時の家路(リメイク版)この逢魔時にしか見られぬ切なさを噛み締めるために、再度プレイしました。 一番初めにプレイしたときに抱いていた気持ちがまだ残っている状態ではありますが、やはりとても切ない物語でした。 @ネタバレ開始 夕陽の時刻ともなれば、仕事や学業を終えて家路へ早足で歩く人たちがおり、父や母のいるあたたかな家へ向けて走っていく子どもたちがおり、早く家に帰らねばと自転車に夕飯の食材を乗せて急いでいる人がおり……と、一日の終わりへと向かって誰もが自分の帰るべき場所を目指す時間。 そんな時間に、もう二度とそちら側へは帰れない2人がいる。 世界の片隅、その小さな小さな環の中で、2人は多くの人が家路を目指すのを眺めているだけ……。 その世界との乖離した距離、2人の環の中でしか流れぬ時間、すべての時間が夜の帳へ向けて凪いでいく刹那に交わされた想いと言葉に、やはりとても切なく悲しい気持ちになりました。 既に一度プレイ済みなので2人がどういう関係で、どういう状況なのかは分かっているにもかかわらず、それでも胸に迫るもどかしさがありました。 本当なら2人とも、この道を笑顔で歩きながらそれぞれの家路に向かって「じゃあまた明日」と手を振って別れるであろうはずなのに、それがもう永遠にないなんて……と。 物語の中では語られなかった余白の部分に思いを馳せると、本当にやり切れないです。 @ネタバレ終了 とても力を入れたと当時語っておられたイラストも、やはり何度見ても美しく繊細で心に響きます。 とても素敵な作品を、ありがとうございました!!
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各務家〜食卓物語〜ボクの誕生日を多角的な視点からとらえたホームコメディー作品です。ボクは知らないけど、大人のみんなそれぞれに歩んできた人生や悩みやとらえ方の違いがあるわけです。ほんのちょっとのすれ違いや、日々の疲れから、誰も悪くないのにも関わらず、家族関係がギクシャクしてしまう。それはどんな家庭にでも起こりえることです。 そんな各務家に新しい家族の笑楽さんが来たことで新しい風が吹いた。今までかみ合わなかった家族関係の歯車がかみ合い出した。 ハートフルで共感のある素晴らしい作品でした。素敵な家族をありがとうございました。