ホラー・オカルト
8291 のレビュー-
黒い獣と契約の夜ゲームの説明文通り『一歩進めば、バッドエンドにあたる』作品です。 概要にエンド数24と書かれたのを見て、この中の一体いくつがバッドエンドで、私はこれからいくつのバッドエンドを乗り越えていくのかーーと思いを馳せながらのスタートでした。 @ネタバレ開始 何せ、開幕からバッドエンドなんですもの! 理不尽バッドエンドは見てきましたが、ものの数秒でバッドエンドに行き当たる作品はこちらがはじめてーーああ、胸が高鳴ります。 すべて、乗り越えていこうではありませんか! 数多のバッドエンドの先にあるからこそ、真のエンディングは尊いのです。 リアさんの火傷の痕に婚約者が放った言葉が酷すぎる。 家族を失い、婚約者とも離れ、それはもう生きる気力もなくなるというものです。 されども、バッドエンドに屈してはいられない。幸せを、幸せを見つけるんですよ! 選択肢は赤くなっているとより危ういのかな、と思うのですが、全て踏み抜く所存なので、お構いなしにバッドエンドをさらっていきます。 なかなかに雰囲気のある画面に、唸り声、美しいけれど不気味なテイストの、謎の怪物……? 突然現れたそれによって迎えるバッドエンドは、かなりドキッとしました。しかも、要所要所に現れます。怖すぎるし理不尽。 外に出るとバッドエンド? と思いましたら、なんと美しい黒い羽を持ったクロキュラさんに出会いました。 さっきは問答無用のバッドエンドに襲われたのですが、今回はどこを探索しても襲われない。守られているのは本当らしいです。 しかし、彼からもらうキャンディ、食べすぎるととんでもないことに。ホラー演出が、秀逸ですごくおどろおどろしいわけでもないのに、こんなに美しいのに、怖い。 ここまではバッドエンドをひたすら狩り続け、そして正しいルートを探します。 クロキュラと、何者かが色々と話しているのを聞きます。どうやらリアさんを食べる話? スライムのことも話してますね。謎が深まる。 人から離れたいのに、それでもひとりでいると寂しさに襲われる、二人の会話を聞いて少し安堵している自分がいるのにリアさんは気付きます。 持ってきてしまったビンを返しに行き、シロさんに出会いーー彼はなぜ、この綺麗な色を黒で隠そうとするんでしょうか。とても美しいのに。 クロキュラは黒い天使、シロさんは白い悪魔、お互いに異端ではあるけど、虐げられている彼を見てクロキュラは自尊心を保っていました。けど、シロさんは何か希望を見つけていたようです。 倒れてしまったリアさんをなんとかしようとするシロさん、それを見てやれやれといった様子のクロキュラことクロちゃん、3人のやりとりが増えるにつれ、変わっていくものがある。 けど、それが良い方向への変化だけではないのがわかります。 クロちゃんはーーリアさんが、本当に好きになって、独り占めしたくなってきたのか、シロさんの話をするとムッとして、ついに彼が火事を起こしたと言い始めました。 シロさんが火事を起こしたのは…リアさんの願いのせいでしょうか、だから彼女だけが生き延びた。きっと、透明人間のリアさんは、消えたい、死にたいとシロさんに願ったのではないか…。 そう思ったら『自由になりたい』そうかぁ…二人が向き合う姿に、涙が止まりませんでした。 シロさんとリアさんのこれからが、明るいものであるようにーー二人がお互いを理解して、歩いていけるようにと願うエンディングでした。 そして、トゥルーを読んで、なぜシロが火傷の痕をシワだと言ったのか、記憶が曖昧だったのか、無気力だったのか、その意味を知り、とても胸が痛くなりました。 どちらの選択肢も、あり得る話だと思うのと同時に、残酷であれど、幸せな世界ではあるんじゃないかと思います。 彼女の心に、可愛い黒の天使と、美しい白の悪魔がずっと寄り添ってくれれば、それで。 リア、シロ、クロ、それぞれに違う痛みを抱え、生きにくさを感じながら、けれども少しずつ関係が変わっていくのが、とても愛おしくてたまりませんでした。それだけに、それぞれの価値観が違うことですれ違ってしまうことが辛かったです。 けど、違う相手を理解し、信じたいと願う気持ちが切実に伝わってきました。 美しいイラストと動画が世界への没入感を高め、グイグイ物語に引き込んでくれるのを感じながら読み進めました。 膨大なバッドエンドがあるからこそ、それを乗り越えて生きていく強さを持てる、そんなストーリーでした。 3人が一緒にいられるなら、それが一番素敵だと思いますが、なんというか…クロちゃんがだんだんリアさんに心惹かれる様子にグッときてしまいまして。 クロちゃん、なんだかんだいい子だから…彼がヤキモチばっかり妬かないように、見てあげてねリアさん!! @ネタバレ終了 終わって、作品の本質を理解するとすごく心を揺さぶるストーリーであったな、と感じました。 シロさんもクロちゃんも、それからリアさんも大好きです。
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エキカクイーンズアイランド作者様の作品は、前作も2作プレイさせて頂きましたが、今作もやはり!やはり!センスが輝いています♪ たぶん凡人には思い浮かばない発想があります! そして、小さな世界ではなくて"宇宙"という壮大なスケールもまた魅力的です(*'▽') @ネタバレ開始 何と言っても、ネーミングセンスが抜群ですよね♪ レン・チンシタイとか(>_<)ス・プリンターとか(;'∀') そして、その人達の容姿がたまりませんヾ(≧▽≦)ノ そして、ドナさんがイカれちゃってる姿とか。 たくさん興奮させて頂きました! 最終的には皆を救えて良かったです。 @ネタバレ終了 楽しい時間をありがとうございました。
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母標一度クリアしていますが、音楽が入ると一気にホラーレベルが上がるため、テキストのみを読んだのもあり、あらためて音楽アリでプレイしました。 感想欄で書かれた『社会派ホラー』というジャンルがものすごくピッタリはまり、恐怖表現は控えめかつ、ホラーの王道を突き進んだ作品です。 脅かし要素などはほとんどないので、プレイ前の注意事項を読んで、大丈夫という方はホラーが苦手でも、問題なく読めると思います。 @ネタバレ開始 赤ちゃんの泣き声で、胸が潰れそうになりながら彼女の独白を読みました。 彼女ももちろん責任があると思うけど、彼女が思うように果たしてこれは彼女だけの責任なのでしょうか。 なぜ苦しんで助けを求める彼女に、彼氏も見知らぬ他人も冷たい言葉を投げかけるのか。それも彼女が死してなお。 二人が、苦労しながらも明るい未来を目指していける道はなかったのかと、思わずにいられませんでした。 ホラーにも色々種類があり、最終的にある程度ハッピーエンドを迎えるものもあれば、どこまで行っても怪異からは逃れられないエンドもあると思っています。 どちらかというと、この作品は後者だな、と。社会的問題を扱いつつ、ホラーらしい後味の悪さが感じられる、ホラー好きには堪らない内容になっています。 怪異にも人の心はあったと思うけど、それは人の姿であるから…命を失った彼女に残されたのは、行き場のない愛憎のみ。 彼女に誰も手を差し伸べなかったように、彼女もまた、自分と我が子以外の何もかもを恨んでいたのだろうと思うと、やはり理不尽の言葉で片付けられないものがあると感じました。 誰しもが無関係、無関心でいられない、きっと彼女はそういう人間こそ、強く憎んでいるのでしょうから。 やるせなさが残る、深い作品でした。 @ネタバレ終了
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非公開中超おどろおどろしいタイトル画面を見て嫌な予感がしたのですが、 道中様々な修羅場やホラー的表現がありつつも最後はウルトラCで感動の着地を見せました。 感動して泣いたというコメントを見て???となりましたが、 確かにそれも頷けるくらい色んな感情を揺さぶるシーンの数々でした。 本編3分半のおまけが30分って何言ってんだろうと思いましたがプレイして納得です。 本編は序章のような内容で、プレイすると嫌な予感はマシマシになります。 おまけの方では少女の正体に関する真相が見られるとともに、新たな事件の詳細が描かれます。 ももかちゃん大迫力のシーンと、すっぴんももかちゃんのシーンが印象的でした。 グラフィックを印象的に用いた表現力が凄くて、ぐいぐいと読ませるテキストも魅力です。 タイトル画面でビビっときた人は直感を信じて遊ぶが吉と思いました!
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狐ノ嫁入ル庭こわ~い和風の絵本を読んでいるような印象を受けた作品でしたが、 選択肢分岐が非常に多く、ルートの分岐が簡単に分からない奥深さがありました。 立ち絵・背景・イベント絵などのグラフィックが非常に綺麗で、 登場する多くのあやかしたちのデザインもそれぞれとても魅力的でした。 音楽のクオリティもこれまでの作品同様にメチャクチャ高いです。 全9種のEDがあるとのことでしたが、 何度かに分けてプレイしたこととうっかりメモを取り忘れてしまった失敗により、 全EDをちゃんとコンプできたかは微妙なところです。できたっぽいかも。 このような状況もあってチャートや攻略やEDリストが欲しくなってしまいますが、 主人公のように迷子になっちゃう現在の仕様のほうが雰囲気がピッタリだとも感じました。 和風なあやかしたちがお好きな方には特にとてもお勧めできる逸品でした。
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雨にして人を外れモロクロームがにじむ雨の中、ミステリアスな先輩との相合傘ーー肩が濡れているのは、一体どちらでしょう。 雰囲気作りが、まず抜群にうまいです。世界への引き込み方が尋常ではない。そして雨の音のように心地よい会話とテキスト、しっとりとしていて、ゆっくり染み込んでくる感覚がとても良かったです。 白黒の世界に立ち尽くす主人公のイラストで前のめりになったところで、ムービーの美しさに目を奪われます。先輩の動きがとても軽やかで、アニメを見ているかと思いました。 @ネタバレ開始 雨に濡れるというのも、濡れる側は悪くなかったりしますが、それを見ている方は気になるもの。先輩とのなんともいえない会話にうんざりしつつも、彼女を案じる春也君。 その背中にーー迫る不気味な影。 翌日、何気ない会話から、あじさいを見に二人で出かけることになりました。青春の1ページ、そこに挟まれる『殺人事件』という不穏なワード。 なかなかに物騒な話です。 それでも先輩と出かけることになりーーふと、彼女との出会いを思い出すのですが、ここの会話はすごく印象的でした。先輩の不思議な人柄が表れていて、きっとお互いがお互いにとっての『風』だったんだろうな、と思える、絶妙なやりとりですね。 あじさいを見てはしゃぐ先輩の姿に、素敵なものを見ているなーーそう思いかけた瞬間、彼女が転んでしまうのです。手首がない……結局、消えたわけではなかったけど、強烈な違和感に襲われました。 もちろん、先輩のいたずらと言えなくもないのですが、なんとなく彼女はこういうことはしなさそうだな、と…。 それに、春也君が彼女に感じた怖さ、それが何なのか、気になります。 謎の怪異に目をつけられてしまい、呼び出され、恐ろしいサメのような怪物が目の前に現れます。 一気に、非日常が侵食してくる、その恐怖が画面越しに伝わってきました。 雨妖から、先輩が人ならざるもので、彼女がここに留まるために、人を喰らっているという恐ろしい事実が明かされ……。 どうするべきか悩んで、先輩の書いた文章にこの人はどんな気持ちでこの文章を書いたのか、彼女は窓を眺めているだけではいられなくなったのではないか…そんな気持ちになりました。 先輩も、別れを悟っている、けど…。 一度知ってしまった気持ちは、感覚は、そう簡単にさようならにはならないんですよね。 『死んでも』なんて、言えちゃうのは、きっと今がとても大切で、手放したくないからでしょう。 二人だけにわかる言葉で事情を伝え、先輩は陰鬱な雨を晴らします。 そして、とても美しい姿で、本当の彼女で会いに来てくれました。きっと彼女は、春也君にだけは嫌われたくなかったんでしょう。 二人で文芸室で交わす想いが合わさって、溶け合って、混じって…これは終わりだけど、ちっともバッドエンドではないな、そう思いました。それもきっと、二人のたどり着いた場所だから。 それでも生きていくと答えた先、それは先輩を信じているという意味なのだなと感じました。 けれど、雨妖は先輩を見逃しはしません。 人質に取られた春也君を前に冷静でいられない先輩、それを見て『生きてほしい』といった春也君に、ただただ涙が流れました。 そして、タイトルの意味を、ここにきて理解しました。 最後の帰り道、最後の相合傘、最後の会話、そう思うと何気ないものでも全てが特別で。 彼を生かしている人のこと、それが全て無くならなくて良かったと、思えました。 鮮やかさを取り戻した世界で、彼はこれからも歩いていけるのだと…確信しながら、雨の日に、また二人が会えれば良いと、ひたすらに願います。 @ネタバレ終了 自分の語彙力のなさに悲しくなるのですが、『雨』がこんなにも似合う作品はなかなかないな、そう感じました。 先輩と春也君の関係性がとても良かったです。 素敵な作品をありがとうございます。
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残業深夜 -ザンギョウシンヤ-前作に引き続きスマホ画面を直視するのが大変な良ホラー作品でした。実写×オフィスはシチュエーションがリアルすぎて恐怖倍増です。 ほぼバッドエンドが約束された選択肢を選びながら、先の展開は気になるけど夢なら早く覚めてくれ~!という気持ちでいっぱいになります。 @ネタバレ開始 Yさんの表情変化に毎回ヒエッとなり、トイレの選択肢を選ぶ場面では「絶対どっち選んでもダメなやつ…!」とめちゃくちゃ焦ったことが印象に残っています笑 @ネタバレ終了 ひとつの事象を多角的に展開するマルチ(バッド)エンディングの良さをたっぷり味わえました。怖かったです!!
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じごくのインターネッツ比較的ホラー要素強め(?)なfile1とAエンドが好きです。奇妙で明るくてちょっと切ない、良い短編でした 奈落ちゃんの絵のタッチが丸っこくてゆる~い感じなのも好きです 癒し
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蛇憑き巳緒美しくてナイスバディ、しかもミステリアスな女子高生ーーこれは、拝むしかない。 タイトル画面からも分かる通り、グラフィックが大変美しいです。サブキャラと思われるキャラクターにも立ち絵があるのもポイントですし、立ち絵だけでなくスチルも豊富で、とにかく『うな重』のように贅沢の言葉に尽きます! また、意味深なタイトルも気になるところですが、要所要所に挟み込まれた、ツッコミ不可避ワードの数々がすごくツボでした。 @ネタバレ開始 この世界の男子たち、女子に性感帯聞きすぎ!(笑) 巳緒さんは蛇ではなく、変な男子に憑かれている疑惑浮上ですよ、これは。 とにかくそれぞれのキャラクターが立っていて、会話が面白いですし、ツッコミが追いつかないです。 巳緒さん、顔と胸も、もちろん素晴らしくて釘付けになるんですけど…お声もいいです。クールボイスに、メロメロなんだぜ。 そのナイスバディを、ユサユサしながらそんな顔をするのは、おやめなさい。男子が、召されてしまう。 それから、初夏ちゃんめちゃくちゃ可愛い、薮原君、こんな可愛い女の子が近くにいるのに、見向きもしないなんてもったいない。 ロア君は、変態だな。見た目はすごくイケメンで金持ちなのに…。そこは放課後に愛を育む場所では、ないっ!! 初夏ちゃん!! いくら意中の男の子が振り向いてくれないからって、トイレ探してる男性にそんなことをしては……哀れ。 しかも、こんなに騒動を起こしておいて、転校したらアッサリ薮原君を忘れてしまわれて。付録を見て、幼馴染というものでなんとなく盲目になっていただけなんだなぁと思うと、これでよかったのかもと思いました。 でも、いついかなる時も巳緒さんしか見えていない薮原君が優勝、ということで! 巳緒さんが折れる日も近い…(といいね) @ネタバレ終了 アニメーションの迫力がすさまじいですね。 私、アニメ見ていたっけ!? と二度見してしまいました。 とにかくぬるぬる動く! 蛇だけに! それから、うなぎ、うなぎが食べたい。 うな重を、お腹いっぱい食べたくなる! そんな色んな意味で美味しい作品でした!
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鬼語「結局一番怖いのは人間」を地で行くおどろおどろしいお話でした。 閉鎖的なムラ社会の因習やら人間と人外との交流やら設定からして興味深いのですが、 テキストが非常に素晴らしくてプレイして間もなくグイグイと引き込まれました。 ヒロイン?である『ざくろ』が両性具有と言う設定を上手く活かし、 主人公が男にも女にもどちらにでも終始解釈できるのもテクニック的にお上手だな、と。 終盤の選択肢で結末が分岐しますがどのエンドもなかなか味があって良かったです。 特に最後に到達できるようになるエンドはざくろの本心が垣間見えて感慨深かったです! テキスト以外にも雰囲気のあるグラフィック、 BGM表示や二週目以降のプレイを快適にするシステム、 非常にゲームにぴったりな素晴らしいエンディング曲など、完成度の高い作品でした。 あとがきを拝見して、このような形でのゲーム制作も夢があって良いなぁとしみじみしました!
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残業深夜 -ザンギョウシンヤ-とても親切なシステムでなんのストレスも無く進めましたし、ホラーは結構平気なのですが、久しぶりにゾワゾワしました!楽しかったです。これからも応援しています、ありがとうございました。 ※スマホでも何度かフリーズしたので注意です。
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よぉ!今からお前んち遊びに行ってもいいか?映画公開初日のフェスでフィーバーする主人公家周り。 超人気でジョニー○デップか何かかなと思いました。 視点を変えると見えてくる真実っていうのはやはり面白いですね。 お邪魔しました。
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籠中話シリーズ①『トリカゴさま』めちゃくちゃ乙女ゲームの気持ちでプレイしてみたら、雰囲気満点のお話で、個人的には最高でした…こういうのやりたいけどなかなか見付からないので、とてつもなく需要のある作品なのではないかと思います。 演出や細かな動きが豊富で視覚・聴覚的にも非常に楽しい…! 序盤から散りばめられた要素に、続きが気になる展開になっています。勿論一枚絵もたくさんあってビジュアル面も良き! トリカゴさま美し過ぎる…情緒おかしなる… 続きものとのことで、かなり気になる場面でお話が途切れたこともあり、次回も楽しみです。
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トキゴエ列車からの脱出毛布を頭から被ってプレイしました~!! 怖い部分は怖い・・かな。と思いましたが、それ以上にストーリーが面白いのでラストまでは特急運行でした!^^ @ネタバレ開始 探索パートでは自分の行動を決められるところが没入感を高めていて、慎重に・・恐る恐る選択していました。 2両目に入ったところで、時子ちゃんと同じ表情に・・。 あえてホラー要素を回避しない!!と意を決して始めたのですが、心配になってきました。(基本的に、怖いのは苦手ですw) でも怖いもの見たさなのでしょうか・・確実にバッド(死亡)エンドに行くであろう選択肢を選んでいく私。その都度 忠告してくれる仕様に、ぁ、これが優しさか・・と感じたり^^; (この時のバッドの演出が・・めっちゃ怖かったです・・(T_T)画面から目を逸らしてしまった・・orz) ↑大体この辺りを境に、毛布を頭から被りプレイする。 とりあえず、ゲームオーバーの場面は全て見た気がします・・。 でもなんとも不思議なもので、イケメン&かわいい子と出会ってからは俄然 力が湧いてきて・・^^;自分って単純だなって思いました(笑) 聡志くん、かわいいですネ~(*´ω`*)見た目も中身も全部カワイイじゃないですか~///こんな弟がいたら、ずっと眺めていますよ・・(´ρ`)←ヤバイ 大介さんは意外と面白い人でした!でも優しいし、正義感もあるし、男らしさも兼ね備えているやっぱりイケメンさんでした!焦ったときの顔が好き。 あと、彼の「すまーとふぉん?」には地味に笑ってしまった( *´艸`) 三人で会話しているひと時の ほのぼのとした空間に、プレイ中何度も癒されました。 そんな彼らを飛び越えて私のハートに矢を刺したのは、恵お姉様なのですけれどもネ・・( *´艸`) (素敵すぎて!それは言わずもがな^^;) キャラクター・演出の良さも然ることながら、とにかくストーリーが面白かったです。 車両ごとにある個別のストーリや回想、徐々に明かされる時子ちゃんの記憶。目が離せませんでした。 登場人物の心情が響いて切なくなることも多かったです。 特にイラストを描くことについての描写が刺さりました。 仕事じゃない限り、描くことが〝好き〟なだけで続けていたいですよね・・うん。(個人の感想です。) 何かと比べだしたとき、純粋な気持ちが薄れてしまうのはホントに勿体ないことだと思います。 (比較は一概に悪いことではなく、受け止め方の問題なのかもしれませんが・・これが結構難しいのもまた事実。) ・・とはいえ、目標がありその為に一心不乱で努力していたら、否定はできない。寧ろ応援したくなる・・けれど限度は・・考えたい、ね(T_T) お話もSNSを絡めていて、現代社会の良い部分・悪い部分をリアルに感じました。 (私も・・恵お姉様と、お知り合いになりたひ。( ;∀;)) 再乗車してからの熱い展開には涙しました。 そんなボロ泣きの状態でラストスチルを見て、お二人の笑顔と胸元の開き具合に思わず敬礼してしまいました。 (もう一度言いますネ。胸元の開き具合!!です!!!(/ω\)サーーービス・カッットォーーーーーー!!!!!) そして、後輩組二人の仲が変わったこと。 「東武さーーーーん!!ありがとう!!」聡志くんと大介さんを救ってくれたこと。(T_T) 本当に良かったです。 ラスト聡志くんの台詞で場が締まった後、思わず拍手していました。 @ネタバレ終了 いや~・・素晴らしい。この度は自分も乗車できたことを嬉しく思いました。 ありがとうございました!!!
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寺帰りのKさんと犠牲になった僕のスマホオカルト&ミステリーが題材の作品です。 頻繁に用いられるアニメーション演出は豪華でしたし、 マップ移動や推理選択肢などは丁寧な作りとなっていました。 選択肢の正誤判定が効果音で分かるのも親切でした! どこかで見たような服を着たラウソンとどこかで見たような服を着たサカワが印象的です。 @ネタバレ開始 ピンチで助けに来るKさんがカッコ良かったです。 @ネタバレ終了
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じごくのインターネッツなんだかんだで、主人公とっても優秀なのでは……&奈落ちゃんが不思議可愛い作品でした! どのお話も怖さと面白さが良い具合に入り混じっていて、ゾッとしたり笑ったりさせてもらいました。 3章が個人的にツボですw @ネタバレ開始 アス比クイズが難しかったです……親切設計にして頂けたので読み進められましたが、もしもあれば作品のエンド分岐だったらと思うと、違う意味でゾッとしますw 3エンド見させて頂き、どれも良くて、自分ならどの世界を選ぶのだろうかと悩みました。 @ネタバレ終了 面白い作品、ありがとうございます!
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トキゴエ列車からの脱出じっとりとした素敵なホラー作品、あっという間に楽しむことが出来ました。 @ネタバレ開始 それぞれのストーリーが切符を持って断片的につながっていくという筋書きが大変に面白く、まるで映画を見ているような気分でプレイが出来ました。 そして、それぞれの持つ感情の嫉妬のリアリティが心に訴えかけてくるものがあり、その気持ちをどう乗り越えていくのか、というテーマがとても心に響きました… @ネタバレ終了 ストーリーもさることながら、ストーリーで大事な部分の色や、MAPが最初に提示されるので2Dの画面でも3Dできちんと移動できるような安心感があったり 戻る部分は黄色で分かりやすく表示されていたりととてもスムーズな作品作りに感服いたしました。 これからも楽しみにしております。
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籠中話シリーズ①『トリカゴさま』じっとりとしたホラーがとても素敵な作品でした。 「乙女ゲー」とはありますが、トリカゴさまの中性的な瞳に見つめられてついついドキドキしてしまいました・・・! 和ホラーの理不尽さがこれでもかというほど詰め込まれていてよかったです。 カラスのSEも非常に効果的で素敵な作品でした。
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残業深夜 -ザンギョウシンヤ-凄く怖くて面白かった!音楽、シナリオ全て極上!!こういうノベルゲーム大好き!素晴らしいゲームありがとうございました!
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四次元堂奇譚 二冊目 時戻りの時計~愛と執着不思議な道具を扱う不思議なお店の物語です。 今回のアイテムは1度だけ過去に戻れる時計というまさに王道のアイテム。 年上の女性に恋焦がれる男性を主人公にしたとても良いお話でした! そのまま世にも〇妙な物語のシナリオになりそうな綺麗な短編だと感じました。 ED2種はそれぞれ趣がありました。 通常では良いほうのEDが好きなことが多いのですが、 スケールの大きな悪いほうのEDの展開も印象的でした。