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7908 のレビュー
  • 暗がりビオトープ
    暗がりビオトープ
    めちゃめちゃめちゃめちゃ、クールでビターで良いストーリーでした! シルエットとシンプルな線と色に絞られた背景、 ほの暗い、信頼できる大人がおらず世界に対して不信感を持つユーキの心情を影のキャラクター配置が暗示しているようでいて、 シルエットとこの年代のゲームセンターという世界観と色合いデザインが マッチしてハードボイルドな空気が漂うすばらしい作品でした! シナリオのテキストもものすごく読みやすく、でも世界観がしっかりと伝わって、 ふき出しのセリフのシーンも2行ずつにまとめられていて! ものすごく練られた読みやすさと没入感が作りこまれた文章だと感じました! autoにして読んでたのですが、autoのスピードも丁度よくて すごく読みやすかったです。随所にちりばめられた切なさとかっこよさ。 夢中で最後まで読んでしまいました。 濃密な時間が過ごせました!ありがとうございました! この空気感たまりません!
  • 鬼桜
    鬼桜
    面白かったです!! プレイする前は、多分このサムネの女の子が鬼?で、和風なファンタジーなんだろうな…暗いお話なのかな…と思っていたらいい意味でだいぶ違いました。 もちろん重く切ない展開もあるのですが、コミカルなシーンも多く、どんどん登場するキャラクターたちの掛け合いが楽しかったです。 そして立ち絵とスチルの量が本当にすさまじい…!圧倒されました。 ほのぼのかわいい白兎ちゃんのイラストやかっこいいアクションシーンなど盛りだくさんで、飽きずに最後までプレイできました。 @ネタバレ開始 鬼の正体とは…?鬼ってなんなんだ…?実は終盤で鬼の姿に変身したりするのかな?と思っていたらそういう方向のファンタジーではなく、復讐の連鎖や人間の愚かさについて描かれた深いお話でした。 @ネタバレ終了 みんなそれぞれ魅力的ですが、個人的に橡くんが好きです。
  • 終わりから
    終わりから
    タイトルの雰囲気に惹かれてプレイさせていただきました。 もの悲しい始まり。進んで行く度にクリックが辛くなっていって…。 @ネタバレ開始 画面が暗くなって、「ああ、終わってしまったんだ」と喪失感に襲われました。が、タイトルに戻ると…おや? 続けて(?)プレイしてみて、切ないと同時に「おもしろい!」と唸ってしまいました! @ネタバレ終了 短いですが、満足感(と言っていいのか迷いますが)が、ぎゅっと詰まった作品でした。ありがとうございました。
  • 2つの心
    2つの心
    音読の声が耳に心地良い作品でした。 30分もかからないで読み終えたと思います。 時代は明治時代、 医師の遠藤三次郎と、定期検診に来ている 重病を患った東常子のお話でした。 医師と患者という立場から静かにゆっくりと 関係が変わっていきますが、 ドロドロしたものではなく とても綺麗で美しい関係に感じました。 @ネタバレ開始 死んだ後も心臓を摘出して並べるだなんて、 普通だったら狂気じみてると感じる所も この作品は全くなく、素敵な幕引きだなと思いました。 @ネタバレ終了 素敵な作品を有難うございました!
  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    あまりVtuberさんに詳しくはなかったのですが、推そうかと思っていたとたん、いろいろあって引退となった方を思い出しながらプレイさせていただきました。 最初の登録者人数がリアル。箱なら箱、個人なら個人で活動されている方それぞれの悩みがあると伺っています。活動とはまた別の、個人の悩みは目に見えないことが多いですものね。後から「こんなことがあった。でも、今は平気! 元気だよ」と笑って報告される方も多い気がします。 エンディングを見てから、改めてタイトルを考えると、にあちゃんだけというわけではなく、『世界を救え』なんだなあ……と感慨深いです。同じくスパチャというフレーズもタイトルとゲーム性を考えて、そう冠したのかなと感じました。 にあちゃんのアクキー可愛いですね。ただ、推しが笑ったり動いたりしているだけで嬉しいという気持ちも、今となってはすごく良くわかります。 それと、ゲーム動画のサムネもリアルでちょっと笑ってしまいました。皿おじ! 簡単に割れちゃいそう。どんなことを語ってくれるのか想像してしまいました。  様々考えたり、笑ったり、とても楽しませていただきました。本当に素敵なゲームをありがとうございます。 おつにあ~です!
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    涼やかでもの悲しいBGMで、 黄昏にふさわしいな、と思いながら 読み進めていたら・・・ ああ・・・、と深いため息が 2度漏れました。 そういうことだったのか、と 途中で気づき、 最後に、ああ・・・ そんなことだったなんて、と。 繰り返す”逢魔時”を これから二人がどれくらい過ごすのかと そのことにも胸が痛みました。 心に響く作品を作ってくださり、 ありがとうございました。
  • 彼女は彼女の糸を切る
    彼女は彼女の糸を切る
    あらゆる媒体を縦断するような 意欲的な作品で、驚きました! フルボイスの、動画付きブックの新しさに 目を見張っていたら、 エンディングはなんと・・・!!! モノローグの、村上春樹的なノベルかと 読み進めていた先の、 更なる発想の飛翔に感動しています。 こういう見せ方(魅せ方)も ノベルゲームにはあったのですね! 素晴らしい! 目の覚めるゲームを作ってくださり、 ありがとうございました。
  • そして僕らは世界を壊す
    そして僕らは世界を壊す
    プレイしました。アンドリュー・ワイルズみたいな論文の出し方しやがって……! BLゲーじゃないのとセーブ不可な情報だけが独り歩きして一体どんな話なのか想像もできませんでしたが、なるほどBLゲーじゃありませんでしたしセーブ不可も頷ける話でした。数字の減っていく演出は真似したいほど憎いです。邑井ちゃん、そんな叶わない恋に焦がれるなら私のところにおいで……
  • メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    こんなタイトルを出されたら全部の選択肢で目を合わせるしかない! といいながら全選択肢回収して遊ばせていただきました。 独特のセリフ回しから成る雰囲気がとても良かったです。じんわり不穏な素敵な作品でした。 @ネタバレ開始 日が経つにつれて少しずつ悪い方に変化していくような画面にじわじわ焦燥感を抱いたりして。 あっここは目を合わせない方がバッドエンドだなと思ったので先にバッドの方から拝見させていただいたのですが、まさか母子とは……! 惚れられて監禁されてる人間? 実は選択肢側の方がメドゥーサだったり? とかふわふわした関係性イメージのまま途中まで進んで、いや違うな……? これはどういう関係なんだ……? と考えながら進めていましたが母子は全く予想していませんでした。 セーブ機能を使わずプレイしていたのでハッピーエンド回収の際に再び最初から読み直させていただきましたが、なるほどなあ。 きのこスープのくだりが悲しくも愛おしくなりました。 @ネタバレ終了
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    心にズシンと来ました。 短い時間なのに、こんなに色々想像させられる作品は初めてです。 特に男の子のセリフには、泣きそうになりました、、。 それにしても夕焼の風景が綺麗で、、。 悲しくも美しい作品でした。
  • みまわり
    みまわり
    絵柄・キャラデザインがかなり可愛くて好みだったのでプレイさせていただきました。 それぞれ少年達が悩みや秘密を抱えていて、心配だったりそれぞれみんな幸せになってほしいという気持ちと同時に、自分だけ秘密を知ってしまったちょっとした背徳感のようなものも感じてしまいました。(アカン先生だ自分) どの子もすごく可愛くて、丁寧に描かれた優しいタッチの手描きの背景も雰囲気に合っていて良かったです。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 雨音と自動人形 結(むすび)
    雨音と自動人形 結(むすび)
    動画をみてから気になっていた作品。素敵な音楽とタイトル画面に期待高まりました。動画格好いい… @ネタバレ開始 アヤちゃん可愛い…! 美月ちゃん可愛い…! どうしてここまでして雪村さんは記憶玉をとどけたいんだろう?そんな風に思いながら、先が気になって物語に没頭しました。 雪村さんもまさかの人でなかった…! そこから博士の悲しいお話。博士が不遇すぎる… 雪村さんはエゴといったけど、結局親を恨みきれない人らしさを感じて、切なくなりました。 エンディングも素敵です! 最後のアヤちゃんも良かった… 弟君というか…博士の格好をしてるアヤちゃんに泣きそうになりました。切ないけど前を向けるような、少し苦くも、心暖まるお話でした。 @ネタバレ終了 面白かったです、素敵な作品をありがとうございます!
  • 椿堂ノ火
    椿堂ノ火
    何と言ったらいいのか、言葉が出て来ません。 ただただ今は涙を拭っています。 親と離れて暮らしているからでしょうか、主人公と年が近いからでしょうか。 家族に対する想いとか、色んな感情がぐちゃぐちゃになって整理がつかないです。が、この作品にはすぐに感想を書きたいと思い、必死に考えています。 @ネタバレ開始 主人公は同性愛者だったため家族と絶縁することを選びました。 人によるでしょうが、親子の間には多かれ少なかれ問題があるものだと思います。その感情や想いを清算できる日は、一生に一度あるかないか、これまたそれぞれだと思います。 主人公は、間に合った、と私は感じました。少なくとも、お父さんの想いに気づけたのですから。 …正直、まだ泣いております。息苦しささえ感じます。ですが、この作品に出会えてよかった、と。心からそう感じています。 @ネタバレ終了 とても感情が揺さぶられました。心から伝えたいです、ありがとうございます。
  • 彼女は彼女の糸を切る
    彼女は彼女の糸を切る
    日向くんとひよりちゃんの物語。 淡々と語られる二人の日常とか、らしさ、とかがとても心地いいです。 大きな事件が起こるわけでもなく、でも確実に大きなきっかけになった夏。 @ネタバレ開始 先ほど、らしさ、と書きましたが、それすらも枷なのかな、とふと。 自由になった二人の未来が明るいものであればいいな、と感じました。 また、ED曲も素晴らしかったです! @ネタバレ終了 Live2Dでキャラが動くのですが、大きな動きは少なく。でもそこがよかったのだと感じました。ひよりちゃんのキャラをよく表しているような気がして。 とても爽やかな作品でした。ありがとうございました。
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    「逢魔時」という魅力的な光と時間、その時間に会話する二人の家路。 虹色の夕焼けと細かい立ち絵の変化、たくさんのスチル、 没入感のある物語でした。 最後のシーンが印象的でした。素敵な作品をありがとうございました!
  • 終わりから
    終わりから
    終わりから始まる、静かなお話。 過去は過去なのですが読まないを選ぶと初めからを知ることができる。 短い中ですが、過去をどちらから辿るかの鋭い構成が効いています。 イラストとレイアウトも丁寧に作られていて、切ない感情が彩られていました。ありがとうございました。
  • identity
    identity
    リアルな少年、少女の心情を描いた物語でした。 タイトル画面のインパクトにやられてプレイしたのですが 想像していたバトル展開とか、グロ要素とかは全く無いです。 プレイ後見たら、多分こういう事なんだろうな・・・という 意味も分かってくると思います。 @ネタバレ開始 「多分これが、正解だろう!」と、 選択肢を押し付けていたので、 正解ばかり探して、美音ちゃんの声を 無視していたな、と怒られてしまい反省しました。 END6個(1~6)と、GAMEOVERは見たのですが 他にEND7があるのでしょうか・・・? 色々選択肢を試したのですが 分からず・・・。 何かヒントがあると助かります・・・!! @ネタバレ終了 「自分らしさ」とはなんだろう、 「正しい」とはなんだろう。 と、色々考えさせられました。 大変、面白かったです。 素敵な作品を有難うございました。
  • 椿堂ノ火
    椿堂ノ火
    花火の綺麗なタイトル画面が気になって遊ばせて頂きました。 @ネタバレ開始 どうして自慢の息子が呪いの言葉なんだろう?とか、会社員じゃないのかな?とか、少しの違和感や疑問を感じながら読み進めました。 息子さんの態度から、花火を見に行かなそうだなと思っていたけれど、 いろんな所から父との思い出を感じ取りながら、花火に連れていく…ここでお父さんは彼の中で大きな存在なのだなぁと思いました。 名前のことや、呪いはそう言うことだったのか…と違和感が紐解けていく中で、涙が止まりませんでした。 名前のことで更に泣きました。 女の子のお面もそういうことか… 助けを呼びに走るシーンも、人間味を強く感じられてとても印象に残りました。 お父さんが大好きで勇気が出なかった寛太さんと、受け入れられなかったお父さんの後悔と…2人の気持ちを考えると、やるせない… でも確かに愛されていたんだなぁと思える…心暖まるお話でした。 @ネタバレ終了 めちゃ泣きました。凄い良かった… 素敵な作品をありがとうございます!
  • タマキハル~序章 艮為山編~
    タマキハル~序章 艮為山編~
    前々から気になっていたのですが、やっとプレイすることができました。 陽介くんはいい子だし、香月さんはマジ天使!!出だしの酢豚マンに笑ってしまい、一気に物語に入っていくことができました!また、二人の関係が徐々に近づいていく過程が自然で心地よかったです。 @ネタバレ開始 なのに…えええ!?まさかの急展開!? 香月さんも陽介くんも、何で!?と、泣きそうになりました…。何とか無事で幸せになってほしい…!!>< @ネタバレ終了 他にも、魅力的なキャラがたくさんで、これは何としても続きをプレイせねば…!!続きが楽しみです!早く次章をプレイしたいと思います! 楽しい日常、そしてハラハラドキドキな物語をありがとうございました!!
  • タイトル未定
    タイトル未定
    彫刻を掘っているかのような文章がとても素敵に感じた作品です。 言い回しが面白くて、時折ふふってなりました。 本当にそこに人がいるかのように会話がリアルに感じられました。 今と昔の対比が、更新されていたり、変わっていたり、変わっていなかったり… 表現のなかに事実があって、それが少しずつ分かっていく様や、感情の判断を委ねてくれるような表現が心地よかったです。 @ネタバレ開始 現実の延長線にあるお話のようで、かと思えば人魚の生まれ方がとってもメルヘンで、海の神様がいたり、物語ならではの良さも感じられて…とにかく、すごかった… 息つく間もなく読み終えました。 俺の弟がどこにもいない…のところから泣きっぱなしでした。 帰ってきた理由も弟の夢も、 手をそえたお母さんの暖かさにも涙が出ました。 本当に兄貴が助けてくれたの?の下りもいい… 人魚も証明したとたん会えなくなってしまうなんて、皮肉な…! あと、タイトルがめっちゃ良い…! 子供の依織君も可愛いかったです。 人魚が聖母みたいな暖かさなのも良かったぁ… やり場のない寂しさとか悔しさで踠き苦しんで、最後にはそれを抱えたままそっと収まるような、希望も感じられるお話でした。 @ネタバレ終了 作者様の他の作品も遊ばせて頂いたのですが、どれも心揺さぶられる文章で、自分にはとても素敵な出会いでした。 感動しました。素敵な作品をありがとうございます!