ドラマ
7915 のレビュー-
暗がりビオトープゲームセンターを舞台にしたお話。いい意味でノベルゲームっぽくないストーリーと展開で、とても興味深く読みました。というか単純にゲームセンターが好きなので面白かったです!描写が丁寧で、90年代のゲーセンってこんな感じなのか~と空気感が伝わってくるようでした。 読みやすい文章でサクサク進められるのですが、吹き出しでの会話、人物のシルエット、用語説明などのおかげで更に読みやすかったです!
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ウソからはじまる物語3っつの嘘の物語。 偶然が重なり、ムフフとした場面もあり 楽しませていただきました。ありがとうございます!
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世界を破壊する魔法いや~~~~~~~ すごい………… としか言えなくなるほどすっごい作品でした。 キュートなイラスト(140枚以上!?)に反して、もうやめてくれ~!と言いたくなるほどゴリゴリにえぐってくるえげつないストーリーで、読み進める手が止まらなくなります。作品に漂う空気感や登場人物のどうしようもない感情が凄まじい… とにかくダークでドロドロした百合が好きな方はプレイしたほうがいいです。どちらのエンディングもとても好きです!
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タマキハル~石章 山沢損編~序章をプレイしてたので、 そんな気はしてましたけど・・・ やはり、ここで終わるのかーー!!! 今回は重要な言葉も沢山出てくるのでメモも取りつつ 最後まで読みすすめました。 香月さん世界一可愛いと思ってましたが 今回で椿姫ちゃんも世界一可愛いでした。笑 @ネタバレ開始 まさかの香月さんと陽介くん死す・・・の続きからと 思っていたので、「お!?」となりました。 復習も兼ねてプロト版をプレイしてから すぐさまこちらに来たのですが、 あれもこれも既視感がすごくて色々と考えてしまいました。 でも会話も所々違うし、ヒロインも大きく違う・・・。 これは、陽介くん生存ルートまでという事なんでしょうか・・・。 今回は、椿姫ちゃんくるみちゃんがお家に ほとんどいたので、ニヤニヤ要素多めで面白かったです! クールになる時に必ず思い出す「香月さん」に 途中、吹き出しました。好きです。笑 最後の方で明かされる「御送りさん」や「途方人」。 そして、「また間違ってしまったの?」という 香月さんの一言も色々考えてしまって、夜しか眠れません!! そして、次回のタイトル画面をフライングでTwitterで 見てしまったのでセブンちゃんが来るぞ・・・と 勝手に一人でわくわくしとります。 @ネタバレ終了 約一ヶ月を1日ずつ丁寧に触れていく作品なので 続きの制作も大変かとは思いますが・・・ 正直続きがめちゃくちゃ読みたいです・・・!!!! 素敵な作品を有難うございました!
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各務家〜食卓物語〜ボク(睦祈くん)の誕生日を祝う家族の1日を、それぞれの視点から描いたお話でした。 最初は誕生日の主役である睦祈くん視点のお話から始まり、 読み終えると次の家族のお話が読めるようになるシステムです。 一見よくある普通の家族のささやかなお祝い事なのですが、 徐々に解放される家族の視点を読み進める毎にそれぞれが抱える問題が明らかになっていき… そんな一筋縄ではいかない家族というモノが丁寧に描かれていました。 @ネタバレ開始 空気を読む…ということを知らない無垢さが時に爆弾となる睦祈くんや、 家族のためを思う気持ちが強すぎて距離感を見誤りがちなお母さん、 本当はきちんと向き合ってほしいだけなのに悪びれることしかできない祈跡ちゃん、 心が忙殺されて家族を大切にできなくなっているお父さん、 気後れしていまだに本当の家族の一員になれないままでいる歩さん。 いびつな形になってしまっても、本人たちはどこをどう正したらいいのかわからない。 そんなすれ違ってしまった家族の元に舞い降りた笑楽ちゃんは、まさに天使!でした。 祈跡ちゃん編を見た時には笑楽ちゃん怪しい…などと疑ってかかっていたんですが、 のちのち全くの誤解だとわかった時には土下座したくなりました・笑。 (ていうか祈跡ちゃん、なんでそんなに笑楽ちゃんを嫌ってるの…。いつかちゃんとわかりあえるといいなぁと思います。) あくまで自然に、そして優しい心遣いで家族一人一人の心を溶かしていった笑楽ちゃんに感動でした。 歩さんに渡したケーキがまた素敵すぎて泣けます…なんていい子なの。正真正銘の天使でした。 ぜひとも歩さんと幸せになってほしい。そしてこれからも天使のスマイルで各務家を支えていってほしいです。 家族の問題に限らず、往々にして何かあった時に当事者は間違いに気付けないもの。 そういう時一歩引いて見られる第三者の存在やその意見って大切だな…と改めて感じたお話でした。 ストーリーに関係ないことなのですが… 各務の読み方は「かがみ」なんですね。ずっと「かくむ」と読んでました…汗。 ブラウザ版に表示されたスクリプト名が「Kagami」だったのでもしや?と思いググってみたら、 岐阜に各務という地名があったり、各務元正という戦国武将がいたりと「各務=かがみ」という名前は一般的のようですね。 恥ずかしながら知らないことだらけで驚きました。 @ネタバレ終了 家族って本当に難しい、けれど大切で愛おしいものなのだと改めて感じさせてくれるような、温かな結末でした。 読後とても幸せな気持ちになれる素敵な作品をありがとうございました!
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一つ屋根の下なのに一つ屋根の下で暮らす仲良し三姉弟は両親不在の中、三人で力を合わせて毎日を送っていたが……ある日、衝撃の事実が母の手紙で告げられて……から始まる、少年少女たちのホームドラマでした。 一つ屋根の下に住んでいて、自分が最も安心する場所、心身ともに安らげる場所であるはずの家。 その家が急に地盤沈下したような出来事に戸惑う三姉弟たちに、この子たちは大丈夫なのかとハラハラしながら見守りました。 1章と2章でストーリーの軸は同じながらスポットが当たるキャラが変わるので、二度楽しめました。 三姉弟たちのこれからがどうなるのか、特に理人くんがどうなるのかが楽しみな終わり方でした。 支え合う三姉弟たちの今後や日常をもっと見ていたいなと思う、素敵な作品でした。 ありがとうございました!
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コーヒーのくに素敵な表現でつづられた優しさに溢れた作品でした。 気疲れしやすい現代人にそっと寄り添ってくれます。 お話とイラストがとても素晴らしいのですが、 文字表示の演出やシステムを活用したギミックなど、 システム面でも凝った作りでとても楽しめました。 エンディング~あとがきを含むも読後感もとても良かったです。
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暗がりビオトープ90年代のゲームセンターを舞台に紡がれる、懐かしさに満ちたお話でした。私自身はその時代に生まれていたかどうかも定かではなく、ゲームセンターに入り浸った経験も特にないのですが、実際に自分も主人公や登場人物と共にゲームセンターラックに「いる」かのような感覚を覚えました。文章での描写も丁寧で、言葉の解説や時代背景などもすんなり頭に入ってきました。素敵な作品をありがとうございます。
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終わりから詩を読んでいるような気持ちでした。 @ネタバレ開始 終わりからを読んで、病気がよくなって希望に満ち溢れていくのかと思っていたのですが… 終わりの演出で、あっ…と思ったら、なんだかもう切なくなってしまいました。 @ネタバレ終了 とても考え抜かれた文章で、それでいて綺麗な文章で凄いなと思いました。
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雨音と自動人形 結(むすび)(すみません!!編集しようとして間違えて返信をしてしまい、謎のW投稿になってしまったので通常コメントで投稿しなおします><) オープニング・エンディングムービー共に素晴らしい出来の作品でした。 曲も、動画の校正もとても良きと思いました。 OP・EDムービーは+αの演出で「無くても良い」と仰る方もいらっしゃいますが、これほど良い出来のものを見ると、無ければ作品全体の印象が変わってしまうのではないか、とすら思います。 シナリオについては「雨音」とタイトルにもあるように、しっとりと落ち着いたもので 台風のような天地をひっくり返すような事件が起こるわけではありませんが、落ち着いた日々の中に細かい描写を重ね、ラストに向けて徐々にストーリーが広がっていく作りでしたのでガンガン読み進めることができました。 なので体感時間がプレイ時間の半分くらいだったと感じます! しとしとと降り続いていた雨が、パァッと晴れ渡るようなラストの展開はとても綺麗で、そして心地よさがありました。 それにしてもアヤさん可愛いですね……。 話すたびにピョコピョコ、耳の……スイッチ的な何かが動くのがとっても可愛らしい。 @ネタバレ開始 感情のないロボットかと思いきや、回想で何度も涙を流す姿に心を打たれました。 なんて優しい女性なんでしょう。 彼女の心は人よりも人らしいものなのですね。 エピローグの彼女もとても魅力的でした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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2つの心おじさんと若い女性の、恋愛を超えた絆の形といいますか 言葉にすれば歪に思えますが、プラトニックな美しい関係に胸を打たれました。 2人は愛し合っていたのか……それとも依存や慈悲の類なのか…… そこをハッキリさせないさじ加減が絶妙ですね。 @ネタバレ開始 先生の寿命が近づいたとき、紅葉の降る中で常子さんが迎えにくるシーンはとても美しく思えました。 生前は叶いませんでしたが今度こそ、頂上からの眺めを一緒に見れたらいいなあと思いました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。目を合わせようとしてくるメドゥーサの彼女との7日間、どう過ごすのかを選択していくお話でした。 メドゥーサの彼女と相対する自分(主人公)は一体何者なのか、 色々な想像をしながら読み進めていたのですが、 @ネタバレ開始 まさか人間でないとは…!! しかも彼女の子供だったなんて…予想だにしない展開に心底驚きました。 メドゥーサの力を持つ者同士の対峙という設定、 これを予想できる方はなかなかいないのではないかと思います。 素晴らしい発想だと思いました。 また、目を合わせようとしてくる彼女の意図も、 利己的なモノではなく主人公のためだったという思いもよらない展開。 こちらも予想外でした。 そんな驚きの真相がわかってからの結末ですが、 トゥルーエンドはお互いの気持ちがすれ違い、 無理やり…という展開で一番悲しい結末だったように感じます。 母である彼女の、断腸の思いが伝わってくる涙ながらのスチルが泣けました。 そして唯一目を合わせられるハッピーエンドも、ひたすらに涙を誘う展開でした。 最後にしてようやく見つめ合うことができた…だなんて、なんて切ないの! しかも残された時間はもうわずかという、哀しい現実がまた泣けます。 更にその後、二人が穏やかに最期を迎えるシーンがなんとも美しく涙、涙。 切ないけれど、最期は幸せだったのかな…と思える温かな終幕でした。 最後にバッドエンド。 個人的にはこのエンドが一番印象的でした。 彼女も主人公も目を合わせられなかったことで迎えた、切なすぎる別れ。 どうか二人の行きつく先が同じ場所であってほしい、晴れ渡る青空に願わずにはいられない哀しい最期でした。 @ネタバレ終了 驚きと、感動とが押し寄せてくる、切なくも美しい物語でした。 素敵な作品をありがとうございました!
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みまわり学校の先生となって、放課後の見回りをしていくノベルゲーム。 可愛いキャラクターデザインと、やさしい色使いの背景が物語世界に浸らせてくれました。 若干のBL風味はありますが、どちらかというと人間ドラマ寄り。 主人公は見回りをしていくうちに生徒たちの隠された一面を知っていく。 @ネタバレ開始 それを知り、そこから何か介入していく訳でもなく、劇的に生徒達の関係が発展していく訳でもなく、少し見える世界が変わりながらもまた日常が過ぎていくだけというのがリアルだなぁと思いました。 @ネタバレ終了 良い意味での少しモヤッとしたものが残り、彼らの「その後」が知りたくなります。素敵な作品をありがとうございました!
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終わりから短いながらも、いや短いからこそ、すっと入り込める作品でした。"初めから"と"終わりから"の物語の二面性……見方によって少し感じるものが変わるというの演出の妙もきらりと光り、心に響く素敵な作品だと思いました。
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各務家〜食卓物語〜一晩の出来事を様々な人物の目線で楽しめるお話で、「この作りは、最初に見えなかった何かがあるに違いない!」なんて思ってプレイしました。 エピソードが追加されるにつれ、少しずつ見えてくる家庭の事情。 これは最後どうなるんだ!?とハラハラしながら進めていくと…… @ネタバレ開始 途中から「おや?」となりました。 キセキちゃんの言葉で、ニラちゃんは絶対に悪女だと踏んでいたのですが、こ、この子めちゃめちゃええ子やんけ!! ラストエピソードでは、いい人すぎて「結婚はよ!」となりました(笑 いやー……よく知りもしないのに誰かのことを値踏みするのは良くないですね! 楽しめるとともに勉強になりました。 @ネタバレ終了 心温まる素敵なストーリーでした。 ありがとうございました。
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人形のコエを聞いた日色使いがとても世界観とマッチしていました。 なんとか笑顔にできてよかったです。 短編ながらも、深い作品だと感銘を受けました。 とても素敵な作品ありがとうございました。
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タマキハル~序章 艮為山編~『タマキハル』シリーズ最新作~石章 山沢損編~の前に、~零章 プロト~と本作をプレイしましたので、ここで一旦感想を。 大まかな話の流れはプロト版と変わらず、全体的に演出やグラフィック面が強化されてるな、という印象でした。特に登場人物達の立ち絵が動く、動く…!見ていて楽しかったです。 丁寧に描かれた日常の些細な所が「もしやここは…伏線?」と思いながら読み進めていました。 平穏な日常が織りなされる中、後半に近づくにつれ不穏な空気が流れハラハラしながら読み進めました。 プロト版をプレイしてからのプレイなので、日付が進むごとにプロト版で体感したラストシーンが脳裏にちらつきます…… そんな不安感を緩和させてくれたのは主人公・陽介くんを取り巻く多彩な登場人物達とのやり取りと、なんと言っても清楚で可憐な美少女・香月さん! 見た目が可愛いという所だけでなく、周囲に気配りが出来て優しくて……だけど、ちょっと天然っぽいところや、ゲテモノ好きというギャップが魅力的でした! プロト版にはなかった(脳内で補完してました)イベントCGや香月さんのアルバイト先の服装(約束なのでどんな服装かは秘密です!)を見ることが出来て、思わず画面の前でガッツポーズしてました笑 プレイ後はギャラリーでも堪能させて頂きました……! 本当に、ここぞ!という所に見たかったイラストを見ることが出来て良かったです。 そして、プロト版のラストでも驚かされましたが、序章は…… @ネタバレ開始 え!? 香月さん(本作では安否不明ですが…)だけじゃなくて陽介くんも!?と驚きました。 背後から刺されてしまうシーンはホラー要素が強く、ドキッとしました。 そして最後のお父さんの意味深な台詞……これは物語の核心的な何かを知っていますね……この事件はただの通り魔殺人/傷害事件ではなく、深い何かがある……そんな風に思えました。 陽介君のお父さんについて、プロト版では完全にノーマークだったのでこちらにも驚かされました。 冒頭の和歌の意味やタイトル『タマキハル』という言葉が気になったので、調べてみて「あぁ…なるほど」と納得しました。 ラストの背後からの「ソンナニ好キダッタンダネ」と冒頭の和歌は、犯人から陽介くんへの恋焦がれたが故の歪んでしまった想いだったのかな、と。(違ったらごめんなさい!) 犯人は明かされていないので、この人かな?という疑いをもった人物はいるのですが… その人物も詳細な描写がまだなので、違うのかも?と考えが巡ります。 @ネタバレ終了 シリーズもので考察が出来て…というのは次章の公開を待つ間の楽しみになり良いですね! そしてこのまま7時間ボリュームの~石章 山沢損編~へ……! 香月さんも可愛くて本当に天使のようなステキな女性ですが、 椿姫ちゃんが個人的に刺さっているので、次章での掘り下げがとても楽しみです! シリーズ完結まで追っていきたいと思ってますので、 制作応援しています! 最後に『タマキハル~序章 艮為山編~』、面白かったです! ステキな作品を制作・公開して下さりありがとうございました!!
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よあけまえのキミへ全三章の第一章ということですが、結構なボリュームがありました。世は幕末、浪士や新撰組(いずれもイケメン)が闊歩する世で主人公は女将のかすみさんとツケだらけのお客さんを相手になんとか店を切り盛りしていたが、ある事件をきっかけに運命は急転して……と、先がどうなるのか気になって一気に読了しました。 主人公であり元気いっぱいな年頃の娘さんである美湖さんと落ち着いたかすみさんたちの前に次から次に現れるイケメンたち……皆さん色々な立場や考え、癖がある方々で、どの方も魅力的でした。 個人的に笑顔が素敵で頼もしい坂本さんがドストライクでした。 @ネタバレ開始 かすみさんがどうなったのかがとにかく心配で、かすみさんの安否を知りたいがためにどんどん読み進めました。 お願いだから無事でいてくださいという祈るような気持ちでいましたが、結果的に命はあったけれど酷い仕打ちを受けていたので悲しくなりました。 美湖さんにはかすみさんの傍にいてほしかったのですが、敵方から狙われていて傍にいることもできず……と、かすみさんが隠れ攻略対象なのか?と思うほど、かすみさんが遠くてつらみでした……。 第一章の終わりではかすみさんの元気な姿を見ることなく終わってしまったので、今後後悔される残りの2章でかすみさんの元気な御姿が見られることを願います…! 皆さんとの交流がとても丁寧で、濃厚な物語を堪能させていただきました。 @ネタバレ終了 おにぎりは、カッチカチよりふわっと派です。 中岡家のおにぎりはどれだけカッチカチなのか気になった矢先に鉄や岩石なみのガチガチおにぎり話も出てきて、米をどこまで硬くできるのか極める談義面白かったです。 残り2章の制作、頑張ってください! 素敵な作品をありがとうございました!
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終わりから初めまして、プレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 拍手したのはだいぶ前ですが二度目を読んでいなかったので再プレイしました。「終わりから」って、そういうこと・・・!優しさと悲しさのリバーシブル、演出の素晴らしさに脱帽です・・・! @ネタバレ終了 優しいBGMと雰囲気が素敵ですが、どうしてこんな発想ができるのか・・・もうすごい以外に言い表せる言葉がわからないです(語彙力無)「終わりから」の演出の仕組みも知りたいですね・・・短い時間でぞくっとさせられる素晴らしいゲームでした。 素敵なゲームをありがとうございます!
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鬼桜タイトル画面からずっしり重い物語が来る・・・! と身構えておりましたが、 実際プレイしてみるとテンポが良くて、 ギャグも多めなのでとっても面白く読みやすかったです。 キャラ差分、背景、一枚絵などなど・・・ 本当にめっちゃくちゃ多くて、 読んでいて視覚的にも楽しめて最高でした。 バトルシーンなんかは特にアニメに近い気がします。 全部のエンドを見ましたが、切なかったり 嬉しかったりと感想は様々ですが一貫してどれも素敵です。 @ネタバレ開始 赤の懺悔→鬼桜→哀惜の唄→桜の憧景→幻影の桜 の順に読みました。 そのせいか、鬼桜エンド読了後は、 焔緋くんが死ぬ度に、「橡くんの背中を守ってあげられる 人が居ないから、そうなるよね・・・」と 納得しつつも、哀しい気持ちでいっぱいでした。 個人的には鬼桜ENDの遠州さんと蘇芳の最期の 戦いが胸アツで、大興奮&大好きです。 焔緋くんにネックレスを渡すシーンで涙腺崩壊しました。 @ネタバレ終了 「鬼」についても色々考えさせられるお話で とっても面白かったです! 素敵な作品を有難うございました!