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8438 のレビュー
  • 凍れる果実
    凍れる果実
    悲劇を観ました。 荘厳な音楽が、なんと残酷な演出となったことでしょう。 不思議な悲しみを、ありがとうございます!
  • 真夏の残骸
    真夏の残骸
    このゲームは、プレイしている人間の心に鋭い闇を差し込んでくる感覚がします。 救いのない最期が美しい。 心理的に響くゲームを、ありがとうございます!
  • 君にあるべきもの
    君にあるべきもの
    無限の宇宙の中の、ほんの小さな、それでいてドラマのある一部を、さっと目の前に指し示された感覚がしました。 教員免許状を得するのは楽なんですが、教員採用試験が大変なんですよね。 味わいのある作品を、ありがとうございます!
  • 燕に餞 -10 minutes to airplane fall-
    燕に餞 -10 minutes to airplane fall-
    モノクロの世界に雰囲気がある作品だなと感じていて、 TLで再び目にしたのでプレイさせていただきました。 全ての答えを求めてはいけないんだろうなと思いつつ、 頭の良い人考察をお願いしますと縋りたくもなってしまう展開でした。 ドラマチックさを優先するとEND1が好みではあります。 でも、真実は……… この何とも言えないもやもやは、生きている自分が死を迎えた時に わかることかもしれませんね。 素敵な作品をありがとうございました。
  • 足の下が透視できる少年加賀地くんと誘拐犯のおじさんの話
    足の下が透視できる少年加賀地くんと誘拐犯のおじさんの話
    タイトル画面の絵が気になってプレイしました。 おじさんのしんどさがこの柔らかい絵柄を貫通してきて…重いけど重くなり過ぎず最後まで惹きつけられました。 @ネタバレ開始 おじさんがポロポロと泣く姿を見るのはつらかった…でもエピソード6の急展開には思わず笑いました。 何事も急には良くならないけど、なんとかやっていこうという気持ちになりました。 @ネタバレ終了
  • 最近の日常的不可思議 Monday Loop
    最近の日常的不可思議 Monday Loop
    音楽とプレイ中の画面、両方の世界観に惹きつけられました。 実際にループ現象に遭遇したらこの主人公みたいな反応になるかもというリアリティがあり、都市伝説ライターの語り手に共感したりしなかったりするところも。 そうした主人公と共感できるところ等の発見を通して、次第に掘り下げられてくる視点の距離感やズレが、ループの時間軸に溶け込んでいき物語全体が霧に覆われていくような世界観が楽しかったです。
  • 燕に餞 -10 minutes to airplane fall-
    燕に餞 -10 minutes to airplane fall-
    差し迫った状況で主人公と隣席の彼女は何を話すのか。 美しいビジュアルと言葉選びで物語が進みます。 @ネタバレ開始 END4の限界にきている主人公の独白があまりにも好きで。 そこに至るまでの言葉選びとなくなった家族への想いが端的ながらしっかりと……からのEND5突入の恐怖。 どういうことなのとすべてのENDを埋めるために駆け出しました。 END6の青い画面で語られた話と、最後の海に潜む影。それは一体何なのかーー探るのは野暮で、人が手を出すべき領域ではないのでしょうね。 @ネタバレ終了 緊迫感と、死へ向かう瞬間に人が何を思うかを考えされられる内容でした。 素敵な作品をありがとうございました。
  • ベンラブ!
    ベンラブ!
    自販機AIちゃんとの会話を楽しむ、まさに自販機愛好家のための物語。 選択肢で出会える自販機(色と商品が異なる)が変わります。 表情豊か(?)な自販機ちゃんとの会話と、その行く末がそれぞれで楽しめる作品でした! @ネタバレ開始 ほうきは痛かったね、ごめんね...。 私のイチオシは青いヒナミちゃんです! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました。
  • A-line
    A-line
    プレイさせていただきました。 これは他の方も仰っていたことですが、とにかく演出とシナリオがエモいです。物語に引き込まれるとはこういうことか……と感じました。 まず背景は全体的に彩度が高くて主張が強くなりやすい色を使っているはずなのに、落ち着いていてまとまっており、とても見やすいです。それからキャラたちの立ち絵もシンプルなのに味があり、作品の雰囲気に合っていて素敵でした。特に主人公くんの容姿が時間を問わず好きすぎる、好みでした。 シナリオはとにかく切ない……。何度心の中で叫んだことか。シナリオ担当の祀木陸さんの心情描写が鮮明すぎて、主人公くんの葛藤・苦悩がビシバシと伝わってきました。切ない……。 演出は、小説にできない聴覚に訴えかけるものが秀逸でした。ゲームにおける音要素の大事さを大変学ばせていただきました。 総括すると、とにかく統一感があり、作り込まれた素敵な作品でした。 ありがとうございました。
  • 足の下が透視できる少年加賀地くんと誘拐犯のおじさんの話
    足の下が透視できる少年加賀地くんと誘拐犯のおじさんの話
    おじさんが道を踏み外しそうになる度になんだかんだ手を差し伸べてあげる加賀地くん…2人の関係性がとても素敵でした 彼に心を開いておじさんが自分の意思で行動し、まさかのアイテムでピンチを乗り切るとは…! クレジットのイラストの対比も胸に突き刺さりました
  • ナニシテモイイコ
    ナニシテモイイコ
    プレイさせていただきました。 手書きで描かれたスチルが色鉛筆ならではの哀愁があり、作品の独特な雰囲気を作りあげているように思います。おそらく作者様はアナログで描かれていると思うのですが、デジタル作品を目にする機会が多くなった現在において、これがこの作品の一つの強みになっているのかな、と思いました。 シナリオについて、プレイヤーの行動で結末が変わるのですが、エンディングをすべて回収してからED1に誘導されることで、結末が暗くも美しい最後だったな、と思うことができました。 個人的に暗くて鬱めの作品が好きなので、とても楽しませていただきました。 素敵な作品をありがとうございました。
  • A-line
    A-line
    デザインも音楽も演出も、何もかもがオシャレでたまりませんでした。とくに冒頭の演出は痺れました! 主人公の想いが情感あふれる文体で綴られていて、読んでいるこちらまで切ない気持ちでいっぱいになりました……… 「僕」が好きな「ミナちゃん」はあくまで「10歳下の幼いいとこと接する、優しいお姉さん」で、それ以外のミナちゃんの顔を「僕」は知らない。そのことを部屋を調べるたび思い知らされ、とても切なかったです。 @ネタバレ開始 全部最高でしたが、特にヒナちゃんとのバージンロードのお話が好きでした。 初恋の終わらせ方も、初恋を抱えたままで生きて行くのも、それぞれの選択なんだなあ…… 完全に終わらせることはできなくとも、環くんなりに初恋に区切りを付けられたのでしょうか……切なくも爽やかな終わり方で、とてもよかったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品、ありがとうございました!
  • バルバニー家の3きょうだい
    バルバニー家の3きょうだい
    三人きょうだいのキャラデザが好みだったのでプレイしました。 きょうだい達の目と髪以外はモノクロで統一され独特の雰囲気があります。 ギルくんがとにかくかわいい! @ネタバレ開始 主人公が大好きなのが初めからひしひしと伝わってきて何ともいじらしいです。 スチル鑑賞でモノクロ以外にカラーも拝見出来るのも良かったです。 基本的にバッドエンドですがそりゃそうだとしか言いようのない家庭なので、ギルエンド主人公は頑張って父を追い出してほしい…! 桜の紅茶を飲んでくれなかったのが心残りなので描きました。 @ネタバレ終了
  • A-line
    A-line
    お洒落なPVに惹かれてプレイしました。キャラと背景、UI周りに統一感があり好きです。 彼が失恋するまでの話し(と、言っても何もしてないので元から何も無かったのかも知れませんが)で重苦しい雰囲気になりそうな所を不思議と爽やかな手触りで楽しめました。 @ネタバレ開始 まさかの数年後…!陰な色気が増してる!? 高濃度BSSを浴びて感情が振り回されました。 お互いにちゃんと終わる事が出来て良かったです。 @ネタバレ終了
  • 未来に舞う蝶の色は
    未来に舞う蝶の色は
    タイトル画面とエンディングムービーの雰囲気が抜群な作品でした。 複数の画像を重ねて配置するのが良い味を出していて、特に立ち絵はどこか不思議な感じを覚える良い雰囲気です。 @ネタバレ開始 『宝の地図』から始まって、物語の展開や込められた意味に思いを馳せると、宝のチョイスがすごく良いなあと物語を振り返ってみてしみじみと思いました。 @ネタバレ終了 おまけシナリオも、兄妹の仲の良さを一層感じさせてくれて暖かな気持ちになりました。ありがとうございます。
  • バッドエンドは君と一緒に
    バッドエンドは君と一緒に
    無料なのが信じられないくらい一章が滅茶苦茶素晴らしかった。力の入った演出や明確でメッセージ性の強いテーマもそうだけど、特に無駄のないシナリオの構成が美しくてどんどん引きこまれました。
  • 『IF』がユメであるように、夢がゆめであるように
    『IF』がユメであるように、夢がゆめであるように
    まず、サウンドの良さ、背景1枚絵のレイアウトの質や細かさ、操作し易いシステム性と短いゲームながら非常にレベルが高く驚いた。(中にはフリー素材のようなものもあるらしい?未確認です。この界隈のことは何も分からないです。市販品はこんなに条件の揃うものはお高い。同人ゲーム凄い。私はただただ無知です。) 優れたBGM、画面の奥に広がる彩られた世界、軽妙なテキスト。ゲームの世界観に入り込むのに苦労することはこれっぽちもなく、違和感なく読み始めることができた。シナリオの導入が興味のある内容だったことも要因かもしれない。 @ネタバレ開始 書店にノベルゲーが置いてあるというシチュエーションが好みでそこからのお仕事ものに繋がる流れやバックヤードの話が面白かった。具体的なエピソードが次々と出てきて、自分のバイト時代も思い出す。(某オタク御用達書店の倉庫) ここから一旦挫折の流れがあり、何度か視点の切り替えがあるのだが、意外性もあり丁寧な描写も良かった。 読み終わっての通しの感想は、作者さんの考えや悩み、思いの丈を知れて良かったなということ。他人の経験や体験を追体験してるような感覚のゲームだった。加えて読み易いテキストや面白いテキスト、場面転換の意外性も諸処で感じ短尺1本のノベルゲーとしての面白さや巧さを堪能することができた。ノベルゲーを作りたいノベルゲーというメタ構造の中で、ノベルゲーの良さは光っていました。 テキストの中でも意外性のある切り返しが面白く、でも雑に感じるところもあった。作者が乗っている感じや苦労してそうな場面、全部含めて楽しむことができた。 同時にもしこのゲームに商業性を加える(余計な妄想ですが、長尺化とかしたら)としたら、もっとキャラクターを安定させて(特性や感情面等々)、キャラ周辺の描写を増やし、言動の一貫性、静から動への流れなど(助走が短いような気がした)もっと劇として膨らませる必要があるのかもしれない。 明らかに余計なテンプレート的指摘で申し訳ありません。商業作を楽しむことに慣れ切った私がプレイしながら思いついたのはそんな些末なことで、作家さんの伝えたい思いの前ではただただ白ける揚げ足とりでしかない。しかし余計であるが言いたくなってしまった。(作者さんが恋愛も盛り込みたそうな色気を出していたのを感じたのもあるかもしれない。) @ネタバレ終了 総じて貴重なノベルゲーム体験だったので作者さんに感謝したい。ノベルゲームのことを色々と考えるきっかけになる1本でもあった。
  • 「どうせ世界は終わるのだから。」
    「どうせ世界は終わるのだから。」
    はじめまして。YouTubeにてゲーム投稿(実況なし)をさせて頂いています。世界が終わるとき、自分自身が終わるとき、、、考えさせられる 深く、良い作品ですね。
  • 猫ノ目のような世界で
    猫ノ目のような世界で
    不思議な世界観でした。 色合いも登場するキャラ、そしてBGMも素晴らしい。 ねこちゃんの表情が変わるのも可愛らしい! とても素敵な作品をありがとうございました♪
  • 椿堂ノ火
    椿堂ノ火
    2021エンディングサイトより来ました。 こちらの作品は良き出来たTVのヒューマンドラマのようでした。 しかしTVドラマでは視覚から情報を得てしまうようなところも、 ノベルの特徴をうまく利用しぼやかしていて巧でした。 絵は背景画像だけですが、文書の描写が丁寧で、情景がありありと目に浮かぶようです。 すっかり魅了されてしまったので、2周しました。 2周目で、この時の言葉はこういう意味だったのかと気づかされることもあり、より深く作品を楽しめました。 素晴らしい作品をありがとうございました。