ドラマ
8686 のレビュー-
無限の月空3Dグラフィックがとても綺麗で、OPムービーでワクワクし、軒並み美しい女性キャラにうっとりしました。 ストーリーはまさにジェットコースターのように展開しますが、落ち着く先はいいお話でした。選択肢は結末には関係しないとの事前情報があったため、本能の赴くままに選択肢を選びました。 @ネタバレ開始 ふざけてアイドルソングを選び、見た目で迷いなく麻耶を好みと答えてしまいました。途中からの展開を見ながらものすごい罪悪感に苛まれました。みんな可愛い中から麻耶を選んだのは確実におっPのせいです。どうも失礼しました。すぐ前のみゃあすけさんの感想とシンクロ率100%でビビり散らかしました。 @ネタバレ終了 戦闘時のファイトスタイルが四者四様なのも個性を感じられて良かったです。お気に入りはもちろん日本刀ですね!あのカッコ良さはメインヒロインにふさわしいと思いました! -
Bar Florとってもおしゃれで、来てくれたお客様に癒しや励ましなどを与えてくれる素敵なバーのお話…… @ネタバレ開始 かと思いきや、一度クリアした後のカクテルの裏の意味を見て「ひゅっ」となりました(笑) えっ、確かにマスター意味深な事言ってたけど…!? カクテルを次々解放していったら、「えっ、なんだか裏で凄い心理戦が…!?」みたいになりました。 けれど、最後のカクテルを見た時は「くうっ…!!」となりました。 もう、素敵おしゃれ…!! @ネタバレ終了 カクテルを作っている時の演出もとてもおしゃれで、お話もついつい引き込まれてしまいました! -
猫ノ目のような世界で幻想的な背景と「羽ネコ」というなかなかない組み合わせのキャラクターに惹かれてプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 誰かの精神世界を描いた作品というのは多くあると思うのですが、誰かの負の想いから生まれた人格を持つキャラクターの物語というのは、余り見ない気がします。大抵、生み出した本人=キャラクターで、望むものは同じな気がしています。 「消えたくない」と言う彼らに感情移入をすると、プレイヤーとしては消えてほしくないと思うのですが、彼らを生み出した人からしたら、彼らに消えて欲しいと願っているーー。すごく、切ない気持ちになりました。 自分が消えることが、生み出した人のためになる…なんとも切ない。その気持ちになれると言うのは素晴らしい作品だと思いました。 エンディングで、彼らの元になる人々が紹介されているのも良かったです。彼らの消滅は、良かったことだったんだよね…と。 そして、クジラさんの包容力の大きさがキュンときます。クジラさん…好き…。 @ネタバレ終了 素敵な物語をありがとうございました! -
さよなら 僕よタイトルに惹かれてプレイしました。 明るい音楽から始まり、一人の男性に行動を与えるお話です…が。 @ネタバレ開始 精神を病んでしまうきっかけは本当に様々ですよね。 自分にも少なからず経験があります。私がこうしてコメントできているのは、創作や仲間がいたからなのでしょう。彼には家族や友人が。人生、どこかに救いはあるものですね。生きていてくれてよかったです。 @ネタバレ終了 短編でしたが、中味は大変濃く、考えさせられました。 素敵な作品をありがとうございました! -
親戚の男の子を引き取った話ゲームの画面の作りが独特で、面白い試みだな~と思いながら物語を追わせていただきました。 一つ、また一つと視聴できる動画が増えていくシステムが斬新で、あとがきなど画面の色々なところをクリックする楽しみもありました。 @ネタバレ開始 動画の三本目まではまだ心の距離を表すように机を挟んでいましたが、終わりの4本目は後ろから抱きついてきてくれるなど、縮まった距離までも愛おしいような気持ちになりました。 そう、この時は、違和感をなんとかそう思い込んで消したかった。 @ネタバレ終了 幸太くんが少しずつ見た目の傷が消えて、最後は心の傷も少しは軽くなったようで何よりでした。 日常生活ではまたフラッシュバックなども起きる時があると思いますが、ゆっくりと乗り越えていけるといいなと思いつつ…最後は笑顔が見られてよかったです。 @ネタバレ開始 というのは、私が望んだ幻想でした。 あの終わり方は後味の悪さが…。 自分が抱いていた違和感が、まさかまさかでした。 @ネタバレ終了 ありがとうございました! -
死神と呼ばれた猫猫好きさん必見、猫好きさんじゃない方も必見の心に響くやさしい物語です。 涙腺の弱い私は思わずウルッときてしまいました。 @ネタバレ開始 死神と呼ばれていた猫さんが男性が死ぬまで傍にいたことで人生が逆転、最後はあたたかく迎えられて本当に本当によかったです。 本編では語られていなかったですが、亡くなっている猫さんが見つかった後、スタッフの方々や患者さんも泣いて「お疲れ様だったねぇ」「頑張ったね、ゆっくり休んでね」と頭を撫でたりして丁重に弔ってくださったのではないでしょうか。 そうだったらいいなと思います。 動物の中には死の気配に敏感な子もいるようなので、あながちありえない話ではないのかも…と思いながら最初から最後まで読ませていただきました。 最後に「人間になってもいいかも」とまで言ってくれた猫さんが、来世は人間になるといいなと思いつつ。 @ネタバレ終了 全編猫さんの視点で進む物語、猫さんならではの視点での人間への皮肉などに「仰るとおりです…」と時に申し訳ない気持ちや賛意を示したい気持ちになりつつ、人間への親しみも感じられて心があたたかくなりました。 ありがとうございました! -
悪くない仕事先入観なしに最後までのんびり読んでほしい、心がほっこりする物語でした。 途中に挿し込まれるトラブルもですが、最後の上司からの言葉とそれに反応する姿に特にほっこり癒されました。 @ネタバレ開始 お互いもう少しで定年だから~の上司の言葉に感動する電車の姿に、とてもほんわかした気持ちになりました。 ローカル線かな?と思う感じの風景などで、それが相乗効果となって「このままのどかな日々とともに定年を迎えてほしいなぁ」という気持ちになりました。 上司の気持ちを知った後からは、きっと定年まで気持ち良く車輪を回し続ける日々を送るのかな、そうだといいなと思います。 @ネタバレ終了 隙間時間に読めて心温まる作品でした。 ありがとうございました!
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マキの命の火人類絶滅必至の氷河期で生き残る方法なんてあるのだろうか…と、物語の冒頭からして既に生存フラグが先に死滅しているような状況から始まり、ここからどうなっていくのだろうと興味深く読ませていただきました。 人体切断などがあるので、痛いのは絶対無理!な人はちょっと注意が必要です。 @ネタバレ開始 ロボくんが最後の一瞬までマキさんの命の火を繋いだ終わり、ホロリとしました。 マキさんの命の火は、マキさんが亡くなった瞬間に尽きたのかと言われれば、私はNOと言いたいです。 「マキという人間がここにいた」と生き残った人に託してくれたので、マキさんは自分の人生をまっとうしたのだと誰かに知ってもらえてよかったです。 1%の特別な人生でなくても、誰かの記憶に残れたのならそれだけで素晴らしいことだと思います。 その橋渡しをしたロボくん、本当にお疲れ様でした。ゆっくりおやすみしてください。 @ネタバレ終了 人体切断があるということで、グロ怖いお話なのかと思ったら、最後はほっこりしました。 極限状態でも人間は何かを残せると感じられました。 ありがとうございました! -
『IF』がユメであるように、夢がゆめであるように誰かが作ったノベルゲーム、それを手に取った主人公の物語―――と思っていたのですが、本作はダブル主人公というのが相応しい、受け取り手と作り手側の双方の視点から「ゲームを作ったその後」が描かれておりとても斬新な作品でした。 @ネタバレ開始 ゲームを作ったことがある人なら多くの人が通る「その後」が描かれている作品はこれが初めてでした。 非常に興味深い作品だと感じ、読み進めていたらノンストップで読了していました。 なるほど、ゲーム制作者さんの多くはこういう悩みや苦しみを抱えているんだ…と、私はまだゲームを作るのがとにかく楽しい時期で苦しみらしい苦しみを感じたことがないのですが、こんな感じかなと思いを馳せると少し苦しい気持ちになりました。 ゲームを作る目的は人それぞれで、有名になりたい、賞がほしい、たくさん評価されたい、神ゲーと言ってもらいたい、作り終えたから満足…色々な目的や期待、思いがあると思うのですが、自分の中で昇華して終えられるものであるなら誰もこんなに苦しまないのかな…とも思いました。 買い手や評価してくれる人など受け取り手という自分ではコントロール不可能なものに一喜一憂しなければならない状況というのは、メンタルにすごくくるだろうなと。 その根底に「これだけ頑張ったのだから、報われてくれるはず」という思いがほんの僅かでもあるのなら、おそらくそれが良くも悪くも反応して「なぜ報われないのか」に繋がってしまう瞬間もあるのかな…と。それはある種の承認欲求というものでもあると思いますが。 作品内では、最後に「よし、また作ろう」と過去の苦しみを振り返ってもなお作りたいという気持ちが溢れ、また再起して動き出したところで結ばれていて、そこまで読んでいた者としては「頑張ってください!」と一ファンのように声をかけたかったです。 いつかリリースされるであろう優菜さんが担当された絵のゲーム、プレイしてみたいです。 人生は迷って立ち尽くしていても、前だけを見て愚直に創り続けても、絶対に戻ることなく進み続けて必ず終わるもの。 あの時ああしていればよかったとならないように、自分を偽らずに心の赴くままありたいなと感じました。 本作にたくさんのエールをいただいたと感じます。 @ネタバレ終了 すべてのクリエイターさん(特にゲームを作っている方)へのエールが込められている本作、もっともっともっと多くの方にプレイしてほしいです。 願わくばすべてのゲーム制作者様に。 そんな素敵な作品でした。 ありがとうございました! -
The Box何か注文したかな?と見知らぬ箱が次から次に届いたら…開けるか開けないか、悩ましいところです。 初回は誤配送かもしれないから、全部取っておこうと未開封で行きました。 @ネタバレ開始 何か怖いものが入っているのかなと思っていたら、なるほど、すべてを開けると「そういうことかー」となる物語でした。 これからここにたくさん何か入っていくのですね。 どちらかと言えば物を持つのが苦手な身としては、そういう思い出を取っておくような、日々の積み重ねを少しずつ箱に入れていくのは面白い試みだなと思いました。 4つのうち、喜びが一番多く埋まるといいですね! @ネタバレ終了 シンプルなメッセージに「もし自分だったら…」と考え、それぞれの箱を日々見るのも面白いかもと思いました。 ありがとうございました! -
ユグドラシルPROJECT3シリーズ物との事で、1、2とプレイしてから参りました。 POPなテイストで語られるHSPについて。 知らないことも多かったので 大変勉強になりました。 キャラクターデザインが1からだんだんと 可愛らしく進化しているのも 見ていて楽しかったです。 (特に「のいず」ちゃんの進化が好きです!) 素敵な作品を有難うございました! -
バルバニー家の3きょうだいお屋敷で使用人として3兄妹と過ごす日々。 ・・・何やら彼らの様子がおかしい? 優雅な音楽と、たまに垣間見えるダークな 雰囲気がたまりません。 @ネタバレ開始 ・レネくん 優しそうな雰囲気なのに、たまに見せる悪い顔に ドキドキしました。ヤンデレ・・・!? END1の入れ替わりENDが個人的に好きです。 ・ギルくん お父さんからの暴力をずっと1人で耐えて 辛かったろうな・・・と思いました。なんて健気。 耳の傷をピアスで隠しちゃうお話が印象的でした。 ・リズちゃん あんなに大事にしていた人形を燃やしたら そうなりますよね・・・。という納得ENDでした。 特にEND3の人間を人形にしちゃうENDが好きでした。 発想が恐ろしい・・・! @ネタバレ終了 抱えている闇が深くて面白かったです。 素敵な作品を有難うございました! -
さよなら 僕よとてもコンパクトなお話ですが、メッセージ性が高いお話でした。 最初の選択肢の見せ方などに工夫があり、なぜそうなるのかに関して読み進めていくと「ああ、なるほどー!」と思いました。 @ネタバレ開始 日記に書かれていた言葉の数々、きっとあそこまで追い詰められている人は一歩すれば自死を選んでしまうと思うので、結果的に今は周囲に支えられて生きているへ至ってよかったです。 必要なのは天の声ではなく、親身になって支えてくれる人たちですね。 @ネタバレ終了 自分ももし同じようにどんどん世界が狭められ閉じていくように感じたら、周囲に気兼ねなく頼ろうと思えました。 ありがとうございました! -
廃館の月 ~The Moon over the ××××~腕っぷしの立つ金髪のイケメンと言霊を操りすべてを薙ぎ倒していく美少女がタッグを組んで、鏡の中の様々な世界を攻略しながら進んでいくノリ&ツッコミも面白い物語、面白かったです! @ネタバレ開始 感想の投稿は2022/10/29ですが、2022/09/12に私がダウンロードしてプレイしたバージョンでは、列車内でトドメを刺す選択肢を選ぶと直後の「崩れていく」の地の文を最後に完全停止してしまうようで、そこから先に進めませんでした。そのため、そこまででの感想になっています。 チュートリアルを始めたときは「言霊の効果などを覚えるのが難しいかな?」と思っていたのですが、メッセージウィンドウにきちんと言霊一覧があってすごく親切だ~!と、スルスル進めることができました。 また、間違った言霊を選んでしまってもレイカさんに楽しいツッコミをしてくれるアッシュさんとのやり取りを経てすぐに選択肢に戻れる仕様も嬉しかったです。 私の場合は物語が途中で終わってしまいましたが、二人がこれからどんな冒険を続けるのか、二人とも無事に終わりまで辿り着けるといいなと思いました。 @ネタバレ終了 ありがとうございました! -
最近の日常的不可思議 Monday Loop相変わらずのお洒落BGMと、 横で流れる映像を覗くスタイルの作品。 ずっとカフェでラジオを聞いている様な気分でした。 淡々と語るだけなので、何も考えずに読めて お洒落で・・・もうそれだけで心が満たされます。 瑛ちゃんのサバサバした性格が特に好きでした。 寝る前や、疲れた時にぴったりな作品だと思います。 素敵な作品を有難うございました! -
右と 、左。泣きました。 なんて素敵なお話なんだ・・・。 重たいテーマなのに、重たくなりすぎず とても読みやすかったです。 それぞれの立ち位置も、抱えている物も 全てが計算されていて ENDを重ねて行くと皆が大好きになります。 支えてくれる人が居る事の温かみ、大切さを 強く感じる作品でした。 素敵な作品を有難うございました! -
ルドルフのおくりもの心配になる主人公の物語から始まり、 夢の様な不思議な世界が挟まれる物語。 ちょっぴり悲しいですが、 前向きになれる素敵なお話でした。 @ネタバレ開始 物語には全く関係ありませんが、 おまけの「パセねこ」さんの名前の由来に 失礼ながら笑ってしまいました。 いじめではないんですね!←ここ重要。 @ネタバレ終了 素敵な作品を有難うございました!! -
笑顔を見せて「悪くない仕事」から、やって参りました。 履修済みなので、あれかな、これかな、と 選択肢までの会話中色々想像を膨らませながら読んでおりました。 @ネタバレ開始 正体が分かっていたのにも関わらず 真っ先に猫を肩に乗せてしまいました。笑 自分の正体も難しすぎないところも好きです。 @ネタバレ終了 心温まる物語でした。 素敵な作品を有難うございました! -
真夏の残骸グラシアス様の書く人間のみが持つドロドロとした暗い部分、仄暗いを通り越したもっともっと深くて暗い部分の描写は毎回すごいと思うのですが、今回も「僕」の吐露する劣等感が溢れんばかりに伝わってきました。 @ネタバレ開始 オーバードーズをお酒でキメた「僕」が主人公だと判明し、冒頭から「今回も素晴らしいものが見られそう!」と思いました。 そして、期待通りのドロドロさ。 少年が何度も気持ち悪いと言っていた通り、まさに一人の人間が抱える肥大したエゴの気持ち悪さ(すみません、ここは最大限の賛辞です…!)などが余すところなく綴られていて「僕」の劣等感と少年への憧憬が最後の最後までフルパワーで迫ってきました。 色々さらけ出しながらも途中で「美少年しか勝たん」と言いきるところには笑いました…ごめんね、「僕」にとってはすごく重要なことなのに…! @ネタバレ終了 真夏は光が強く見え、光と影もいつも以上にくっきりとして見えますが、まさにその明暗の強さをなぞったような作品でした。 今回もその独特の空気感を夏の空気をミックスして感じられました。 ありがとうございました! -
海辺のかたらい3つのENDを見ました。 どれも切なさは残しつつ、前に進もうとしたり そのまま底へ落ちていってしまったり・・・ 違うテイストで面白かったです。 メッセージウインドを 海のように表現されているのが 印象的でとっても素敵でした。

富井サカナ/DIGITALL
b-shadow
神崎 ユウ
やまさきこうじ
SHIA
菊島姉子