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7920 のレビュー
  • お嬢様学園のウラテミス
    お嬢様学園のウラテミス
    読み終えました~主人公るりは陰気ではあるものの、好きな事にはとことんのめり込んだり独自の熱いポリシーを持ってたり、欲望混じりの信念が強くて良いキャラだなあと思いました どのキャラクターも立ち絵やイラストが綺麗で素晴らしかったです
  • 【Valentine's・Loved one】
    【Valentine's・Loved one】
    麻薬の売人とValentineがどうやって結びつくのかなぁ?って不思議な気持ちで読み始めてみました。 自分の中で動揺が隠せません(>_<) 良い話と捉えれば良い話なのですが、切なすぎるという思いもします。 @ネタバレ開始 良い話と捉えるのは、あの日たくさんのチョコをもらったおかげて今の自分が存在するというドゥーデ君。 ただ、そのために孤児院にいた子供たちが亡くなってしまったのが辛いです。 しかし、2周目にコクさんの姿を見た時に、本当に優しそうで、心からドゥーデを心配していたことが伝わって来ました。 悪いのは麻薬組織の幹部たちなのに・・・。 だけど、『忘れたい』という意味のマシュマロをコクさんに送ったのは、何故だろう? それは、コクさんを忘れたいのではなくて、そんな組織に自分がいたために孤児院の子供たちの命を奪ってしまったということを忘れたいのかな?って少し思いました。 一つの救いは。ドゥーデ君が、立派なパティシエになったことだと思います。 @ネタバレ終了 素敵なお話を、Valentine dayにプレイさせて頂きました。 ありがとうございました。
  • Re:Bus
    Re:Bus
    人物の内面に共感と親しみを感じるので、ふとしたときに思い出してまたゲーム画面を開いてRe:Busの世界に浸りたいという気持ちになります。 今回は、バレンタインのイラストを描いてみました。 ゲーム画面を開きながら作業していたので、曲が部屋に広がり、自然と手が進みました。 背景にはゲームに関するものから連想してデザインしたチョコ等を描いたので、拡大して何を元にしたお菓子なのか考えてみてくださると嬉しいです。
  • 【Valentine's・Loved one】
    【Valentine's・Loved one】
    バレンタインデーなので再プレイ&再コメント失礼いたします! タイトルからバレンタインデーらしい恋愛のお話かな? と思ったら、麻薬などの注意書きが……。暗く沈んでしまう内容でしたが、そういった方面の良さがある、素敵な作品でした。ありがとうございました(*´ω`*) @ネタバレ開始 マシュマロを贈る意味を検索すると、ホワイトデーに贈るのは「嫌い」という意味があるとかは出てきて、「忘れる」は見つけられなかったのですが、勉強になりました。マシュマロ定番なのに、なんてこった! @ネタバレ終了
  • 鬼桜
    鬼桜
    あらためてプレイさせていただきましたが、本当に細かい演出に感動しました。登場キャラクターがとても多く、モブですら丁寧な立ち絵でコロコロ変わる表情や仕草も物語を彩る要因だと思います。主人公白兎ちゃんの徐々に笑顔と明るさを取り戻す話の流れは何度読み返しても良かったです。それに蘇芳と紫苑の複雑な親子関係も・・・。 二度目の感想となりますが、楽しませていただきました。本当にありがとうございます。
  • 雨音と自動人形 結(むすび)
    雨音と自動人形 結(むすび)
    自律型アンドロイドが好きな人にもそうでない人にも是非オススメしたい作品です。 人類がアンドロイドと共存して生きてゆく近未来的な世界観は色々な作品がありますが、こちらの作品の世界観はキャプションを読んでいただければわかる通り人類が疫病で減少し文明が衰退しているという、個人的には意外性のあった内容で、また大変興味深いテーマでした。 クオリティの高いOPムービー効果もあり導入部分から大変引き付けられ、登場人物それぞれから様々な優しさがいっぱい伝わってきた素敵な作品でした。 (「結」に更新されてからプレイしました) 以下ネタバレにて好きなシーンを書きなぐっています。 @ネタバレ開始 ゆっきー、最後にこれ以上ないくらいいい仕事をしたと思います!もうめちゃくちゃ拍手を送り続けたい。 彼が実は博士が作ったアンドロイドで、アヤちゃんに自分のアイカメラをあげた時はとてもびっくりしました。 封じ屋の仕事をアヤちゃんが引き継いでくれたことで、大人になった美月ちゃんにお母さんと一緒にすごした記憶を返してあげるシーンまで見れてすごい嬉しかったです。 ちょっと大人びてポニテになったアヤちゃん、とっても素敵でした! あと、アヤちゃんが記憶の中の博士の誘いをビンタして断ったシーンもすごく良かったです。 優しかった博士だったけれど心が荒んでしまうような酷い環境にずっといて、でもアヤちゃんのお陰でまた優しい心を取り戻すことが出来た。 生前は博士がアンドロイドのアヤちゃんに人の心や気持ちについて教えてあげていたのが、ここでは逆にアヤちゃんが教え返してあげて目を覚まさせてあげたっていうのが本当にエモくて…! あと細かい部分ですが、名前をつけてもらって嬉しそうにしていたアヤちゃんがすごく可愛かったです! (もうバレてしまったと思いますがそうです私は美少女アンドロイド萌えです。) @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 僕は猫狂いです
    僕は猫狂いです
    アランと申します。youtubeで実況させていただきました。 5分のゲームと書かれていたので、サクッと終わるギャグゲーかな?と思っていましたが、思いのほか深い内容で、笑いながら、考察しながら気が付くと30分以上楽しんでいました。 短い内容ですが、伝えたいことが厳選されていて、プレイ後にいろいろなことを考えるきっかけとなりました。 楽しいゲームをどうもありがとうございました!
  • タイトル未定
    タイトル未定
    物語にどっぷりと浸かり、気が付いたら読み終えていました。最初から最後まで、ずっと気持ちを引っ張られたままで、最後にはしみじみと温かな気持ちになりました。 皆さん「文章が良い、構成が良い」と書かれているので楽しみにしていたのですが、本当に良かったです。直接に文字として書かれていない心情や距離感がふわっと浮かび上がるのが特にすごいなと思います。 また、最初に主人公のやらかしが提示されるのですが、物語はその事実になかなか触れてくれません。こうした構成なら大抵は読んでいてもどかしさを感じるのですが、本作の場合は全く気になりませんでした。人魚の存在や家族との関係など、他に気になる箇所がたくさんあることが寄与しているのかな、と感じました。 @ネタバレ開始 自分の正しさが他の人と違った時にどうするべきか、という問題は現実でもままありますが(往々にして他に合わせるしかないわけですが)、ここが物語の芯に据えられているのは珍しい気がして、興味深く読ませて頂きました。 作中では人魚というファンタジーな題材で包んでありますが、実際には作中で触れられた虐待のような形で、なかったこととして扱われたりするのが辛いところですね。 自分だけが人魚を見たことによる「依織くんの自分を信じられない問題」は最後に解決するわけですが、誰もそこに触れていないのに結果として解決されている、というのが目を瞠りました。押しつけがましさが全然ないんですよね。「兄ちゃんのために」とか言わないし、「人魚が助けたんだ」とか言わない。冴ちゃんもただ自分の夢のために絵を描いただけ。それが巡って依織くんの欲しいところに届く。この辺り、堪らなく好きなポイントです。 最後に人魚ちゃんとは会えなくなってしまいますが、それもファンタジーとの別れが成長のメタファーになっているのかな、と感じました。 @ネタバレ終了 登場人物たちも一度きちんと話し合えばすぐに解決しそうなのに……なんて見ている側としては思うのですが、実際はそれがなかなかできないものですよね。最後には人魚の存在を軸にするっと解決したのが見事で、また全てのわだかまりが解れて良かったなぁと思いました。 素敵な作品をありがとうございました。
  • メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    メドゥーサと目を合わせると死ぬゲーム。
    どうしても目を合わせたくなってしまって、何度か目を合わせてしまいました。 何とか、7日間を過ごさなければと頑張りました。 そして、そこで待っていた出来事は・・・ @ネタバレ開始 切ないけれど、こうなるしか選択肢がなかったのだろうと思いました。 きっと、これは『あの日』だったのだと、私は思うのですが。 なので、2人一緒にいられた事だけでもHAPPY ENDだったと思う事にします。 寄り添って石になった2人。 忘れてはいけない出来事だと思いました。 @ネタバレ終了 とても心打たれる作品でした。 ありがとうございました。
  • タマキハル~石章 山沢損編~
    タマキハル~石章 山沢損編~
    序章から時間が空いてしまいましたが、無事に読了しました。 プレイ目安7時間ですが、その時間のボリュームさを苦に感じさせない前回(序章)同様、登場人物達の丁寧な日常が描かれており、日常・恋愛ものとしても楽しませて頂きました。 合間にアイキャッチ画像が適宜挿入されたり、約1か月の出来事なので良いタイミングで区切りながら読み進めることが出来ました。 アイキャッチの画像がたまに変わる(特に後半辺り)と、楽し気な日常を繰り広げているのに、「あっ、雲行き怪しくなります? ここからですか!?」と勝手に身構えたりしてました(笑) 内容は序章を踏襲しつつ、本作のメインヒロイン“秋本椿姫”ちゃんと主人公陽介君にスポットが当てられ、序章とは所々違った会話や展開を見ることが出来ました。 前作から椿姫ちゃんが気になっており、本作での掘り下げを楽しみにしていたので、沢山椿姫ちゃんとの掛け合い等を堪能させて頂きました! 日常の中に「たまきはる」と題したオカルティズムが強いブログ小説が登場したり、かなり粘着質で危ない人物(登場時の台詞等からこちらもオカルト絡みそう)が出てきたりと、「一筋縄でいかない事件、伝奇」的な顔も見られました。日常シーンも好きなのですが、個人的にオカルト系、伝奇系が好きなので「きたー!!!」とテンションが一気に上がりました! @ネタバレ開始 プロト版、序章で行く事がついぞ叶わなかった香月さんとの「お祭り」へ行く陽介君。この日を迎えた瞬間「良かった…本当に良かった…」とまだフィナーレでもないのに感動してました。 そして香月さんの私服!可愛い!!こんなん、陽介君でなくても惚れる!!しかもイベントスチルがあるだとぉお!!?と喜びました(笑) 香月さんの他にも「お馴染みのメンバー」の私服も見られて眼福でした!私服を着るとその人物の好みやどういった性格なのか改めて見て取れる部分があるので、見られて良かったです。 対して、椿姫ちゃんのミッション系スクールのお嬢様な制服も見られて、何と言ったらいいのか…!美人はどんな服を着ていても可愛いのです…眼福、眼福! 輪投げで白熱するシーンや皆でワイワイしてるシーンも良かったですが、 神楽舞が特に印象的でした。なんだか今後の展開に関わってきそうな・・・ 幻想的でありながら、その配役の人物達にもより一層注目しながら見てました。 そして殺傷事件が起こり、秋本姉妹と同棲生活することになるのですが… 絶対なんかある(恋愛的な意味で)!と、終始ドキドキしながら、そしてほっこりしながら見ておりました。 椿姫ちゃんの怪我の介抱のシーン、陽介君目線ということもありますが非常に艶やかな雰囲気があって、思わずガッツポーズです!周囲に怪我を心配するそれぞれの弟妹がいることもあるでしょうが、よく堪えましたね!(?) 椿姫ちゃんのグラマラスボディ(おみ足含む)を前に理性を抑制する時に「香月さん」を心の中で詠唱する様子が面白かったです。…一途なのも良いけど、素直になっても良いのですよ…と謎目線で微笑ましく眺めておりました。 遊園地に秋本姉妹と兄弟揃って遊びに出かけるシーンも良かったですね。 椿姫ちゃんが絶叫系苦手で、陽介君の服を掴むシーンは微笑ましかったです。 遊園地にて、胡桃ちゃんが好きな残念な少年達を嗜める陽介君と弟くんはしっかりしてますね!人の好さが良く出てる所だと思いました。 作中、椿姫ちゃんがゲーマーということもあり度々出てくる「バケモン」の中に、制作スタッフさんを思わせるキャラや特性が出てくるのはメタっぽさもあり、クスッとしてしまいました。 物語も終盤に差し掛かった頃、まさかの胡桃ちゃん誘拐事件発生…! あの執念深いおばさんといい、助けに行った先にいた人物といい、祭壇のような所といい、単なる宗教的な問題とは違った、オカルト絡みの執念を感じました。 「恩恵」ってなんだ……「お返しさん」一族に深く関係しているとは思いますが、何故一般人っぽい彼らがその事を知っているんだろう?という疑問が浮かびます。 教団のトップ的な人がいて、その人物による工作でしょうか…先が気になります。 皆で力を合わせて窮地を脱する場面も良かったですが、 個人的に神岡さんのカーチェイスシーンが驚きでした。 神岡さんは今までのイメージ的に大和撫子な印象が強かったのですが、 ここのシーンは思わず「お嬢!!!」となりました。カッコイイ…!! これは神岡さんメイン回が一気に楽しみになりました。 そして、例のクライマックス。 告白成立した所で、可愛い椿姫ちゃんのスチルが画面に映っているのに胸騒ぎが止まりませんでした。 「……なんか、嫌なフラグ立ってない? 大丈夫?」と思ってたら、超高速でフラグ回収されました。ああああああ!!!結局こうなるのかぁぁあああ!!!!と。 「お返しさん」としての役目を放棄して、人ならざる者に対峙し陽介君の後を追うように椿姫ちゃんも…… ついさっきようやく自分への好意をはっきりと向けてくれた、愛する人を目の前で亡くした後でお役目なんて果せないよね……許せないと思ってしまう気持ちと陽介君を本当に愛している彼女の気持ちが伝わってきて、非常に辛いシーンでした。 常日頃「嘘はだめ。嘘は返ってくるから」の意味が、 単なるモラル的な戒めではなく、そのままの意味だったとは…それもこの形で判明するのも辛いですね。 @ネタバレ終了 恒例の(3回目)「ここで終わるのーーー!?」で幕を引いた後、間宮のおばあ様や、このタイミングで話せるようになった胡桃ちゃん…に切なさを感じていたら… @ネタバレ開始 まさかの香月さんの「また私、間違えたの…?」の台詞は「え?え?ど、え?どういうこと!?」と混乱しかけました。 物語冒頭や、夢で序章における香月さんの変わり果てた姿を何度も見る陽介君だったり、今作の途中、香月さんが例の大木の近くまで陽介君を連れ「また一緒に来てほしい」発言、図書委員の活動の最中、序章での和やかシーンの一つだった場面での香月さんから告げられる「関わらないでくれ」と言わんばかりの反応(遠ざけたのかも?)等、本作では「香月真夜」という人物が何かを握っており、その基で行動している節があったように思います。 ループ(記憶を保持しての時間の巻き戻り)なのか、 別世界線への平行移動なのか…… もしくは秋本姉妹の母親が亡くなっていること等から(恐らく姉妹の母親もお返しさんだと推測)、過去の過失から「また失敗した」という発言なのか…色々と考えが巡ります。 人知の及ばない超常現象も多分に含まれるとも思われるので、次章が待ち遠しいですね。 @ネタバレ終了 最後に特大の爆弾投下していきました…ですが、まだシリーズは続くので爆弾はこれからもっとあるのでは…と思いを巡らせています。 これはもう最後まで見届けるしかないじゃないですか!!!と、決意(?)を新たに今後も『タマキハル』シリーズを追っていきたいと思います! 謎が謎を呼ぶ序章から、本作で少しずつ謎の一端が判明しましたが、まだまだ序の口と言わんばかりの展開でした。 丁寧な日常と、甘い恋愛模様、「タマキハル」、そしてそれぞれの“家(血筋?)”から各々の思惑が少しずつ垣間見れたと思ってます。 キャラクターの印象も、プロト、序章から少しずつ変わっていきました。 今後の展開も楽しみにしております! 長くなってしまいましたが、『タマキハル ~石章 山沢損編~』とても楽しませて頂きました! 制作、大変かとは思いますが、ご無理等はなさらずに…! 続編の公開、いつまでもお待ちしてます!!
  • 雨音と自動人形 結(むすび)
    雨音と自動人形 結(むすび)
    アップデート前と、アップデート後の2回プレイ致しました。 アップデート前も素晴らしい…とため息が出る程の作品でしたが、アップデート後はあのシーンにあのスチルが…!と一人、画面の前で感動していました。そして新エンディングムービーも大変良かったです。 物語の余韻を忘れさせない、心の底から良かったと思える作品でした。 物語は謎の疫病で人類が衰退しつつあり、代わりにアンドロイドが働く近未来廃退ファンタジー。自分は約1時間は程で読了し、プレイ後は「すごいアニメ映画を観た」という感覚になりました。 それ程、シナリオの引き込み方、美麗なグラフィック、キャラクター、世界観、スクリプト、演出、声優さんの声等……どれを見ても凄まじかったです。制作者様の想いがギュッと込められた悲しくもけれど前向きな美しい物語でした。 悲しいと言っても、気分が沈むという意味ではなく感動が気持ちの大部分を占めていました。読後は心がじぃんと温かくなりました。 @ネタバレ開始 「記憶玉」という本作独自のアイテムが、人間の記憶を抜き取り、中でも「幸せな記憶」は闇市で高く売れるという所に妙なリアリティを感じました。たとえその記憶が他人のものであったとしても、幸せを感じたいと思うのは現実を生きる自分達にも通ずる所があるなと頷きながら読んでおりました。 序盤から画面左上にあった数字、作中のアヤが「結構古いアンドロイド」「10年、生みの親である博士をこのバス停でずっと待っている」というセリフや盲目のアンドロイドである、という所から当初はアヤの活動限界時間のリミットなのでは…と不安に思いながら読んでいました。 ですが、あれは博士が作ったもう一人のアンドロイド・雪村(アンドロイドということにも驚きました)自身の活動限界を表していたんだと分かった時は鳥肌が立ちました。 そこから入る博士の記憶の回想…冒頭の語りかけとも一致し、「ああ、そういうことか」とお話の構成力に息を呑みました。 博士の生み出した二人のアンドロイドは、煙草を吸うシーン、人間にはないコードや耳のピコピコ…などで人間味が薄いのに反比例して、感情の機微などが本当に人間のようで…だけど人間のように打算的でも欲深くもなく、強く優しい心をもっておりそこが本当に読んでいて美しいなと思いました。 人間だから~や、アンドロイドだから~ではなく、それぞれの人物が一人の人物としてしっかりと独立し立っており、個性を持ってプレイ後も思い返せる程、巧みな人物描写に脱帽しました。 また、新スチルの初めて博士からもらった煙草を勢いよく吸い込むアヤは、大変可愛らしかったです。スチルがない状態のバージョンでも可愛いなと思って読んでいましたが、声優さんの演技とイラストも相まって、さらにほっこりするシーンになっていました。 雪村から封じ屋を引き継いだアヤが、数年越しに記憶の欠けた大人の美月ちゃんにアヤが記憶を返しに行くシーンとエンディング後のイラストには思わず涙腺が緩みました。(二人目の母親とも看病虚しく、死別するという子どもでなくとも辛すぎる出来事。幼い美月ちゃんが向き合う現実としてはより残酷だったと思います。でも、大切な人と過ごした大切な記憶は思い出さないといけないですよね。悲しい思い出も楽しい思い出も、全部ひっくるめて大切な何ものにも代えがたい思い出です) 博士を待っていた彼女が装いを変え、“自立”して煙草を噴かせながら雨のあがった、美しい夕焼けの中を歩く様にとても勇気づけられました。 彼女はきっと物語が終わった後も、待つだけだったアンドロイドではなく、立ち上がって歩いて、彼女にしか紡げない人生を歩んでいくんだろうなと思わされました。 @ネタバレ終了 随所に感じられる制作者様の拘りと、優しさが詰まったハイクオリティ作品。 世界には悲しい事があってもそれだけじゃない、ぬくもりをもった優しさがあるのだと改めて感じられました。 本当に素敵な作品をありがとうございました!
  • winding road
    winding road
    全体を通した感想が「???」でした。 ルートによって関係性や主人公の性格などが変わるということなんですかね… 全エンドを見たのですが、特に繋がりはなかったので。 @ネタバレ開始 最初の印象はシンプルなタイトル画面と可愛いクマがいるなという感じでした。 このクマ、意外にも渋い感じで喋ります。 このクマに言われてボタンを選んだらまさかのバッドエンド。爆発。 続いてこのクマにどんな道を歩みたいか時からまさかのバッドエンド。2連チャンバッドエンド。ここまでくると強靭な精神を持てる気がする。 そして最後にグッドエンドを見る。まさかの主人公がDV野郎。奥さん、こんなやつ許したらあかん。絶対またやるぞ。最悪、バッドエンドと同じく柩行きやぞ。 そして 私「姉はどこ行った」クマ「勘のいいガキは嫌いだよ」 @ネタバレ終了 エンドのイラストがものすごく素敵でした。特にグッドエンドのイラストが好きです。
  • ファッションサイコパスの災難
    ファッションサイコパスの災難
    こういうイキリ野郎います!!知ってます!!(大声)自称サイコパス(笑)くんがひどい目に遭う物語です。 サイコパス(笑)が真のサイコパスに勝てないの知ってました!!(大声) にしても千夏くん怖すぎない…???友達を何かと勘違いしてない???_:(´ཀ`」 ∠):
  • コーヒーのくに
    コーヒーのくに
    真剣な悩みのお話なのですが、優しいふんわりタッチのイラストと音楽でつい和みながらプレイしてしまいました…申し訳ございません。 不思議な世界観に誘われました。
  • winding road
    winding road
    とても短いながらもよく出来ているお話でした。 語られていませんが、何があったのか想像を膨らませるのも楽しいですね。
  • 終わりから
    終わりから
    息抜き作なんて言わずに。 心がギュッと締め付けられる短編ながらも素敵なお話でした。 イラストにもぬくもりを感じられました。
  • ファッションサイコパスの災難
    ファッションサイコパスの災難
    加藤くんがめちゃくちゃかわいい………… お風呂場を見せられるまでの流れが美しすぎてワクワクが止まりませんでした。 @ネタバレ開始 あまり長生きできる気がしないですが、 可能な限りトラウマを引きずって生きてほしいです。 千夏くんにも生粋のサイコパスで片付けられない背景があり、 友達ができた!と喜んでいる所は純粋に良かった…と思いました。 2人の友情はこれからだ…(?) @ネタバレ終了 ダークな雰囲気のイラストも性癖に刺さりました。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 暗がりビオトープ
    暗がりビオトープ
    90年代のゲームセンターが舞台の、ノスタルジックな人間ドラマでした。1時間ほどで読了しました! 子どもの視点だからこそ感じられる、大人たちの優しさや不可解さが印象的で、ほろ苦くも優しいお話でした。 @ネタバレ開始 小学生のユーキが、ゲームセンターで過ごす日々の中で成長し、将来を見詰める姿にじんわりと胸が温かくなりました。 サクラバさんが本当に素敵な大人でした…!ちゃんと叱り、見守り、寄り添ってくれる存在は、ラックという居場所と同じくらい、ユーキに必要なものだったんだろうなと感じます。 出会いがあり、別れがあり…色々なことを経験して、ユーキも素敵な大人になったんだろうなと感じられる、心温まるエンディングでした。 @ネタバレ終了 90年代のことはあまり詳しくないのですが、デザイン全体を通じてレトロ感があり、当時のゲームセンターの空気を感じられた気がします。 独特な色味のグラフィックも、シルエットのキャラクターも、お話の雰囲気に合っていてとても素敵でした! 立ち位置や動きなどが細かく演出されていて、画面が細かく変化するのが見ていてとても楽しかったです。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    美しい夕暮れの中、幼馴染みと家に帰るまでのお話。5分ほどで読了しました! 単なる日常の風景ではないことが序盤で明らかになるのですが、それでも「この2人はいつもこんな風に話していたんだろうな」と想像できて、より一層切ない気持ちになりました。 @ネタバレ開始 プレイした時は気付けなかったのですが、他の方のコメントを見てやっと気が付きました…!まさか那由多くんも…? (プレイ時は「由依奈ちゃんのことで、那由多くんのご両親も泣いてるのかな」「それを見せたくないけど、うまく言えなかったのかな」と受取っていました…!) でも改めて読み返してみると、確かにそう受け取れる台詞がありました…とても切ないです。 那由多くんは「強い」というよりは、まだちゃんと受け止め切れていないようにも感じられました。 自分の気持ちを受け止めて、言葉にできている由依奈ちゃんの方が強いのかもしれない… 2人が持つ強さと弱さを思うと、より切ない気持ちになりました。 @ネタバレ終了 夕暮れって、個人的に「終わりの時間」という印象が強いので、夕陽を見ると切なさを感じます。 そんな夕暮れの雰囲気が詰まった作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 各務家〜食卓物語〜
    各務家〜食卓物語〜
    海外絵本のような温かくハイセンスなビジュアルと 気になるあらすじに惹かれてプレイしましたが、 周回するごとにそれぞれの人物の心情が分かり、 少しずつ抜け落ちた何かを知っていく物語でした! 視点が変わると背景色も変わる演出が素敵です。 @ネタバレ開始 歩お兄ちゃんのお話が始まってから 家族の全容が分かり「なるほど…!」となりました。 皆何かを抱えていたり、善意が伝わらなかったり すれ違ってしまっていて不穏さを感じたのですが、 笑楽さん……! たった1人の思いやりがきっかけに好転する事って あるよなぁ…と。ハッピーエンドで良かったです! @ネタバレ終了