ミステリー・謎解き
3465 のレビュー-
ひまわりの迷宮美術館で絵画を鑑賞中、謎の迷宮に閉じ込められた「ぼく」とウィルラ。 右か左か、直進か…多数の選択肢を選びながら脱出を目指す探索ゲームです。こまめなセーブがおすすめ。 様々な絵画について学べるアート・ミステリーで、とても勉強になりました。 勿論それだけではないので気になる方はとりあえず一周プレイしてみるのがおすすめです。 エンディングは3つ確認しましたが16種類もあるのですね…!迷宮についてもウィルラについても、まだまだ謎だらけなので頑張ります。
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KOKUTOU - 鐘塔の幽霊 -プレイしました。しょ、しょうとう……? とても静謐な作品でした。美麗なグラフィックや静かだけれどもどこか情感のあるBGMが、特に何か大きな事件が起きるというわけではないシナリオを、不思議と非常に満足感を得ることのできるものに仕上げていたように感じました。ラストのクラブサンドの美しさよ! (勝手に設けている)レビューの字数制限をここまで恨めしく思う日が来るとは思いませんでした。 -
トワイライト・ダーク -救われない世界-赤・白・赤エンドでした。 前作はプレイしていないのですが、BGMや選択肢を巧みに使った緊張感のあるサスペンスで面白かったです。探索パートでの判断がなかなか難しく、どこで間違ったんだろう??と思いながらエンディングを迎えました。選択肢が本当に多いので、バッドでもそのまま進むことができるのはありがたいです。 人間や社会の闇を描いたドラマのようなストーリーなので、UIデザイン・背景の雰囲気を合わせて、出てくる人物は少年以外はシルエットのほうが更にドラマ的になるかも?と少し思いました。 謎の石や少年、組織について気になるので白エンドを目指しつつ前作もやってみます。 -
メモリ - 迷い犬 -順番が逆になってしまいましたけれども、「学校の怪談」プレイ後に拝見させて頂きました! そちらから見ても特に問題ありませんでしたが、こちらでは世界観をより深く知ることが出来ました。 以下内容を含む感想。 @ネタバレ開始 とてつもなく当たり前なことなのですが、二作目だけをプレイするよりも、ものすごく色々な情報があって楽しくてしょうがなかったです…。 百合子ちゃんから見た他のキャラクター評も、何だか連なる言葉からものすごく納得する場面が多かったように思います。特に先生に対するコメントが、読めば読むほど彼女をミステリアスに思わせてくれるのです…。説得力のある画力、技量を持ちながら、何処か飄々としてクールで(熱量が感じられないというのも振る舞いから見て言い得て妙だと思いました)、だけど150年も存在していなかった美術部を復活させて…と、想像するだけでキャラクターをより知りたいと思うような文章がたくさんありました。 百合子ちゃんと松村くんの掛け合いは本当に好きです…好きですとても。何だか口の達者な二人が言い合いをしているところを近くで眺めたくなってしまいます。 二作目と通して思ったことですが、油断していると物語の盛り上がる部分が突然やって来てハッと驚いたり、さらに続きのアクションがあったり、まったく飽きずに読み進められるお話だなあと毎度ながら感動しました… そして基本的には静かな物語なので、効果音やBGMにとても意味を考えさせられます。 あの青い花にはどんな意味があるのだろう…と、三作目をとても心待ちにしております…。 確か喪家の犬、真相とエピローグだったかと思いますが、ルビのタグが一部左側のカッコが外れて、数か所誤表示になっておりましたので、一応報告させて頂きます。(アップデートされたとのことで、行き違いで修正済みでしたら申し訳御座いません…!) @ネタバレ終了 -
graduation「結局いつも通り」はめちゃめちゃ良いなと思いました。 横長画面と文字表示とボイスとが噛み合ってて、すごい良い雰囲気でした。
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押入れタイトル画面の雰囲気からなんとなくホラーっぽさを感じますが、ビックリ要素などはありません。 押し入れの中に何やら怪しい光があり、その正体は選んだ選択肢によって変わってきます。 現実でも似たような経験はしそうだなあ、とプレイ中に思いました。実際、押し入れの中で何かが光って、何か怖くなってその正体を確かめたことはありますし…!(笑) ありがとうございました! -
囚人たちの爆弾処理(´∀`)友情と裏切りの爆弾処理、とても面白かったです。 目的がしっかりしててシンプルなため、失敗すると、悔しくて何回も挑戦したくなりますね。 何度も挑戦して、選択肢の組み合わせも意識してたつもりなのですが、ポンコツな私だとエンドAには到達できず・・・無念。 でもすごく気になります・・・クリア後の数字とかも何だろう・・・気になります。もうちょっとがんばってみます。 -
ミカヅキノヒトミ監禁されている主人公が、男から逃げるお話。 最初からホラー感たっぷりだったのでドキドキしながらプレイしました。 捕まったらどんなひどい目に遭うんだろう…? やっぱり怪しい場所に連れて行かれて実験されてしまうのかな、と思っていたら…。 なんと…! @ネタバレ開始 猫ちゃんだったのですね! まさかのオチに思わず笑顔になってしまいました! @ネタバレ終了 面白かったです! ありがとうございました! -
graduation各短編を読み進めることで、徐々に明らかになっていく先生の過去……。先が気になって次々読み進めました。 @ネタバレ開始 『卒業』というテーマですが、それぞれ『卒業』という言葉の捉え方が違っていて面白いです。単純に『学校を卒業する』だけが卒業ではないのだと思いました。 また、全てのお話で形態が全然違って(メッセージウィンドウやフォント、テキストの表示や演出)、それもとても興味深かったです。私もシナリオで参加させていただきましたが、他の方々のお話は初めて読んだので、楽しむとともに、一制作者として、勉強もさせていただきました。それぞれの作者さんの個性と独創性が光る演出でしたね。 それぞれの話は1000文字縛りのため、やはり少し物足りなさがありますが、日常の何気ない一コマや、映画のワンシーンを切り取ったようなお話で、とても楽しませていただきました。 一つ気になったのは、『昔の作品』という設定なのに、SNSが出てくる点でしょうか……(外でもない私の書いたやつですが……)。 (私を含め、製作陣はシナリオが別個に提出されたものだと知っているので気になりませんが、初見さんは戸惑うかもしれません) 先生の言葉に何度も共感したし、最後、感動しました。 無事に本にできたし、止まっていた先生の時間も動き出し、編集くんも前に進めるようになって本当に良かった……! @ネタバレ終了 あと、OPがとてもかっこよくて好きです。何回も聴いちゃいます。 制作お疲れ様でした!
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ひまわりの迷宮プレイしました。 探索とは全然関係ないですが、序盤の絵画講座が勉強になりました。登場した絵画がクレジットで所蔵美術館と一緒に明記されているので、気になった絵はすぐに調べることが出来ます。生前は売れなかったゴッホのモチーフがああいった形で回収されるとは思いませんでした。ヒロイン(ピンク髪!)のイラストとタイトル画面で流れるBGMがお気に入りです。
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セリカ・リドル失われし文明の謎を追い求める古の魔導士セリカ。 これは、彼女の旅の記録を辿る壮大な叙事詩である…… という重厚なファンタジーになるはずの設定や素材が揃ってるのに、展開されるのは、しょーもない下ネタやパロネタのオンパレード!! ○ん○んとか、ムー○ンとか、う○こブリブリとか……オイオイオイオイ! も〜〜〜…… こんなの…… こんなの…… 大好き!! 爆裂級におもしろいので全部オッケー!!(笑) 登場する幻獣と、彼女らが問いかける謎(リドル)は有名なものばかり。 プレイヤーは、案内役のななみさんと最初にリドルの答え合わせをした上で、「さあ、セリカはどう切り抜ける??」と記録を辿る物語構成になっており、ストーリーの先に興味をそそられ、読むのがやめられません。 ……まあ、全然切り抜けられてないんですが。 シナリオのレベルがほんとに高いです。 一話ごとの序・破・急が美しいほどにスムーズ。 キャラも個性があふれまくってインパクトがすごい。 しかも揃いも揃って巨乳だと!? ハレンチな!けしからん!ありがとうございます!! ヨグさんとは、良いお友達になれそうだ……。 「イービルウィッチ」シリーズの世界線上の物語なので、最後までワクワクしながら楽しめました! あかねちゃんの活躍もお待ちしてます!!! おいらもドリームランドに行きてえなあ…… -
かみかくしの夜小説1冊読み切ったような充実感でした。面白かったです。 展開や描写に無駄がなくて、エンドを迎える度に読み返してて「あっここはそういう…!」みたいな発見がたくさんあって飽きなかったです。 事件の真相が気になって気になって攻略サイトにも助けていただきながら(ほんとに助かりました)一気に読んでしまいました。 全編を通してキャラがシルエットなのですが、登場人物の性格や関係性も読んでいくうちに自然と掴めます。 男女複数名が雪山で遭難、そして惨劇が…という王道に真正面から挑んで、しかもちゃんと面白いというのはすごいなと思いました。 骨太な作品をありがとうございました。 @ネタバレ開始 イラスト担当の方のあとがきで見られる、ヒロインのお顔がとても可愛かったです。他のキャラクターも是非観たい! @ネタバレ終了 -
メモリ - 学校の怪談 -『迷い犬』読了しこちらもプレイさせていただきました。前回は日常ミステリの色合いが濃く感じられましたが今回は学園ミステリと個人的に感じました。事の発端から予想外の展開に発展し何処に導かれるのだろうかと一気に読み進めました。ミチヲ先生がとかくツボを押されてお気に入りです。 次回も楽しみにしています。 -
メモリ - 迷い犬 -忘れることを失ってしまった世界を舞台にした上質な日常ミステリを堪能させていただきました。続きが気になり最後まで止まらず読み進め終え、エピローグに目を通したことで続きがとても気になりました。 先生のサバサバした口調がとても似合っていて素敵だと感じました。続きも読ませていただきます。 -
ひまわりの迷宮短い時間でクリアできるので気軽に楽しめます。気になる要素が詰め込められていて何周も遊びたくなりました。
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KOKUTOU - 消えた初恋の謎 -二作目の-招かれざる常連客-から初めてこちらのシリーズに出会い、今回一作目にも触れさせていただきました。 なるほど、そういうことだったのか…と思わされる展開で、ED後はすっきりとした気持ちになります。次回作への伏線もあったりして、シリーズで遊ぶとより面白いのではと思いました。 個人的には黒十さんと柚葉ちゃんの凸凹コンビ感といいますか、二人の関係がとても好きです。とても微笑ましいです。イラストも綺麗で、雰囲気があり素敵です。 続編も投稿されているのでぜひプレイしてみたいと思います! -
灰神楽(はいかぐら)恥ずかしながら江戸川乱歩はこれまで全く読んだことがないのですが、 せっかくの機会ですので楽しんでプレイさせて頂きました。 そういう層は確実にいると思いますので、素晴らしい取り組みだと思います! 近年のミステリばかり読んでいる身からすると時代背景やトリック? などはとても新鮮なものでした。 思ったよりも文体は読みやすく、 ピッタリな背景素材と丁寧な演出のおかげで楽しくプレイできました。 他のシリーズもフェスが終わったらいつか遊びたいと思いました。 素敵な作品をありがとうございます!
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メモリ - 学校の怪談 -印象的なモノクロの世界と、個性的なキャラクターが織り成すしっとりした素敵なお話でした。 ミステリノベルと銘打たれたこの物語、読んでいるうちに「これかな?」と幾つも仮説を立てて読み進めるのですが、どれもこれも当たらず「じゃあこうだ!」もすぐに引っ繰り返って、なかなかに面白かったです。 前作未読でプレイしてしまったことが悔やまれる…いずれそちらも拝見させて頂きます…(単体でもいっぱい楽しめる作品です!) 以下ネタバレ込みの感想。 @ネタバレ開始 読んでいて、ここの文好きだなあと思う場面がいくつもありました。 「問題を解くのは本来ならば学生の領分」という言葉、めちゃくちゃお洒落だなと…(語彙力) 松村くんが口にした「虚勢」という言葉も何だかそういう言い方をしたくなるというのは物凄い頷けるというか…なんでしょう、性格を表現したような台詞で好きでした…おめめの一枚絵がとても印象的でしたね彼は… ビジュアル面では山田さんがドストライクでした。キャラクターひとりひとりに魅力があるのもとても良いですね…続きもとっても気になります… @ネタバレ終了 -
ミカヅキノヒトミプレイし終わってタイトルに納得。思わず「なるほどー!」と言ってしまいました。 -
かみかくしの夜某夜なサウンドノベルへの愛が感じられる雪山のクローズド・サークルミステリー、コンプリートまで大変楽しませて頂きました! ・親切! ゲームのシステム解説が丁寧で、サウンドノベルゲームを初めてプレイされる方にも優しいと思いました。 セーブを気にせず物語に熱中できるオートセーブや、各章から続けられるのもコンプリートを目指す上で有難かったです。 ・しっかり推理! (本編は)何か不思議な力が……とかではない、不思議な事にもしっかり理由がある現代ミステリーです。 初めはワイワイ楽しんでいた仲間達が、次々に起こる事件によって次第に疑心暗鬼になっていく展開や 雪山に閉じ込められ救助が来ない閉塞感など『これだよ、これこそ求めていたミステリー小説だよ!』とワクワクします! バッドエンドはいくつかありますが、解放のオマケとしてヒロインの小話が追加されるのも嬉しかったです。 作者様は同時に他のゲームも制作されていたとのことで、これは中編くらいかな?と思っていたのですが 市販ソフトと同等のようなボリュームがあり、こちらも嬉しい驚きでした。 あとがきを拝見して、とても大変だったこと、それ以上にゲームへの情熱をお持ちになられて制作されていたのだなと感じました。 制作、本当にお疲れさまでした。素晴らしいゲームをありがとうございました!

みそ(misosio)
ハルノサクラ
丹綿樫
しろっく
みづしき
ハコノネコ
冬紀
T. Johnny T.
渡辺葉
蒼猫
マッキー
望田しらす
富井サカナ/DIGITALL
夢観士あさき