サスペンス
2214 のレビュー-
シークレット・ガーデン最初の一文の意味は何だろう?と不思議に思いながら読み進み、最後にぞわぞわっとなった。ゲーム内で詳細は明かされないが、前後にあったであろう事項と人間関係を想像すると切ない。 そして何より自分(主人公)の「特別感」が心地良かった。
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土者の足音思わず全員で生還できるまで何度もプレイしてしまいました! 「もういいよ」からのドキドキがすごくて、結果が出る瞬間まで祈ってしまいます(笑) 完全にホラーだと思っていましたが、完全にそういうわけでもなく良い意味で裏切られました。 短い時間でも楽しめるシナリオで、全員で生還できた時は感動して目頭が熱くなってしまいます;;
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冬咲の花>ァ(lヮl)ラギ2様 DLしてプレイ、ありがとうございます! おまけは、実はボイス撮りの時の音量調整の、 キャストさんのアドリブなんです^^ 最初は普通に喋っていたのですが、演出指導の渡辺さんからの 「それをストーカー男っぽく」というリクエストに応えてくれまして あまりに面白かったので、使わせてもらったのでした! >尾趣味さん様 カトレアルートプレイ、ありがとうございます! 3つのルートの中で、カトレアが一番ボリュームがあります。 シナリオライター、作画担当、キャスト、皆喜ぶと思います! 今後ともよろしくお願い致します^^
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四十九日後の屋上フェンスの穴が空いてるようなスペースに、夕暮れを越えた先にある空の色をした「後」の文字が入るタイトルロゴ、これだからと明文化できる理由がある訳ではないのですが、すごく良いなあとタイトル画面に戻ってくる度に思いました。 選択肢によって真実が変わるシナリオ、結末に至るまでの謎にドキドキする感覚が面白かったです。 夕暮れと屋上の映えるグラフィックと美しいピアノ音楽が、のっぴきならない関係性とノスタルジックな雰囲気を作り出していて素敵でした。 END5の演出も面白くて良かったのですが、個人的にはEND4を初めて見た瞬間に最もブロマンスを感じたのでEND4が好きです。 図書館には全エンディングを見てから改めて聞きに行きましたが、ゲーム内外ともにエンドヒントが用意されているので忙しい方でも即エンディング回収が出来ちゃいますね。ありがたい。 しかしバッジの獲得場所が分からなかったのがくやし~でした……!
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冬咲の花ひとまずカトレアルートを終えて、ストーリーもボイスもよかったです。 そしてスチル画に感動しました。 キャラクターたちの表情が心に刺さりました。 これからも応援しています。
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Last Resort※このレビューにはネタバレを含みます。 暖かさと寂寞が心に残る作品だなと思いました。 イラストの可愛らしさもさることながら、背景も手描きで統一されており、世界観に没頭できます。 シンプルなアドベンチャーなのでゲーム性は高いわけではありませんが、『選択』というテーマがとてもアドベンチャーゲームと親和性があった様に感じました。行動とストーリーの変化の因果関係が実感できるというか、選択肢によって何か出来た、あるいはしてしまったという感覚があって、選択肢ごとに緊張感が楽しめました。EDを回収しようと結局全部の選択肢を試すわけですが! テーマ性は重いものの、EDによっては清々しい気持ちにさえなれましたので、ぜひたくさんの方に遊んでみてほしいと思います。 「○○て生きてくれ」といった彼の気持ちを思うとどうにもやりきれなくて、けれど安心もできて、色々な感情に耐えながら読んだあのシーンが一番心に残っています。複雑な気持ちになるんですけど、何度も読みたくなるくらいすきなシーンでした。 素敵な作品をありがとうございました!
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巡る少女と彼女の望み-読了させて頂きました。「巡る少女と、彼女の望み」タイトル通りの素直な物語でした。ゆっくりと紐解かれていく疑問、謎は、主人公と共に読者と歩んでいるみたいで、穏やかな川の流れの様です。 やがて明かされる望みと、呪いのような因果が、背反するか受け入れるかでタイトル画面の鮮やかな花と、先が見えない花道に表れている気がします。
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横行する饅頭、独白する人鳥。どこまでも青く、ひたすら真っ直ぐなアルビフロワちゃんが尊い作品でした。 救いのない世界を凌いでいくためにそれぞれの形で「やっていく」大人たちと、 「やっていく」を幼少にして受け容れるために鈍麻しようとする主人公がいて、どうにか幸せになってほしいとプレイヤー側が移入させられてしまいました。 ひたすらアルビフロワちゃんが尊いです(大切なことなので2回略)(ふぇのん)
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横行する饅頭、独白する人鳥。どこまでもアンダーグラウンドな世界観に浸れる作品。 音楽がほとんどない所もそんな世界観に合っていました。 数少ない音楽も狂気と美しさに満ちた作品に合った楽曲。 キャラは曼殊沙華ちゃんが好きだけど……!! ……是非プレイして確かめていただきたいです。 エンドは個人的にTRUEENDが好きです。
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Last Resortエンターテイメント性を損なわないようにしつつも、力強いメッセージを感じる文学性の高い作品でした。スキップ・こまめなセーブを駆使しつつ、約3時間程度で全7エンディングを読了しました。エンディングを迎えた後も、作品で提示されたテーマについて考えてしまう──。質の高い一般小説の最終ページを閉じた時のような、ずっしりと残る読後感がありました。 ネタバレにならない程度で内容に触れていきます。 身内の虐殺事件により失意の最中にいた主人公の琴乃は、招待された者しか入ることのできないプライベートアイランドに訪れます。ミステリーでも王道のシチュエーションである、孤島を舞台にしたクローズドサークルものかなと最初は思いましたが、その要素はあまり強くありません。 進行ルートによってはサスペンス色が強くなる時もありますが、基本的には虐殺事件の真相・登場人物のバックグラウンドなどが各ルートに散りばめられ、「死」に関するテーマが作品全体を覆っています。中には「!!?」と感じるような設定もありますが、あとがきによると故意的に行ったものらしいので、「そういう設定なのか」という程度に留めておいた方がいいと思います。 説明文でも明記されていますが、この作品に明確な正解はありません。 リゾートスタッフ達の「死」に対する信念は、人によっては共鳴するかもしれませんし、人によっては拒絶するかもしれません。現実世界でも議論を起こしている内容を、真正面から取り上げています。個人的にすごいと思ったのは、主人公の琴乃はそれぞれのルートで異なる苦悩しつつも、異なる結論を出している所です(一部のエンドはそんな余裕もなく終わってしまいますが)。 正解のない問題だからこそ、それぞれの結論があってもいいんじゃないかと、全てのエンディングを見終わった後に感じました。 ⋯⋯と、まあ、何だか堅苦しい感じになってしまいましたが、普通にエンターテイメント作品として読んでも全く問題ありません。いろんなエンディングを見て分かる物語の全貌。文章もとても読みやすく、柔らかいタッチで描かれたスチル(枚数もすごく多いです)は、重たいテーマの作品をいい感じに取っつきやすくさせています。個人的に琴乃さんと成海さんはすごく好みでした⋯⋯! 気になった方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
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冬咲の花花屋さんで花を選ぶとその花にちなんだ せつないお話が見られます。 個人的にはアロエが好きです。 ヒューマンドラマの当事者には ほかの選択肢あっただろうがなぁと思ってしまいます。 花屋さんが首を突っ込んだ時にはもう時すでに遅しって 場面なのかなぁ。 ボイス付きでロードが重めなのでDLしてプレイしました。 冬の寒さが感じられる本編に対し ストーカーさんのおまけがテンション高めでなにやら ほっこりしました。
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横行する饅頭、独白する人鳥。
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横行する饅頭、独白する人鳥。独特でダークな世界観にどんどん吸い込まれました。 曼殊沙華ちゃんが少しずつ心を開いてくれるのが、嬉しかったけど悲しかったです。 ハッピーエンドがとても好きです。
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四十九日後の屋上「フェンスの向こうにいるのはどちらなのか?」そんな謎にいきなり心奪われながらプレイしました。状況が状況なだけに、「どう終わるんだ?」とハラハラしながら読ませて頂きました。どこか懐かしさを感じるイラストはどれも作風に良く合っていたと思います。
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四十九日後の屋上紹介文と絵柄に惹かれてプレイしました。 ノスタルジックな雰囲気とBGMがとても合っていて良かったです。 分岐によっていろいろ想像できるのがいいと思いました。 事後報告になりますが、実況動画を作成しました。 以下、一応ネタバレ注意 ED3ルートになった時はびっくりしました。 自分は、ED5のルートが正史だと思いました。
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横行する饅頭、独白する人鳥。どうしようもなく行き場もないインモラルでロクデナシな人々に囲まれて生きる地獄でそれでも絶対的な愛に縋っていたい君にオススメ! プレイするまでタイトルの饅頭のこと人間の頭部の暗喩だと思ってました(告白)なんなら中盤までペンギンは幻覚で中に入ってるのは人間の頭部だと思ってました(疑心) めちゃくちゃ不安になるBGMとキメてそうなオープニングがすごい! 中央に配置された縦書きメッセージウインドウなど、独特の雰囲気ある画面レイアウトが素敵でした。 少しずつ感情を見せるようになっていく曼殊沙華が可愛くて、しんどくて、たすけてあげてほしい、と曼殊沙華に寄り添いたくなる気持ちがどんどん強くなっていってからのエンディング。 つらみ。 写真背景が用いられていることで大分前作までとは雰囲気が変わっていて、設定上の世界観的には未来の話ですが、そこはかとなく郷愁の空気が存在するようであったのが退廃的にも美しくて良かったです。そのぶんトゥルーエンドでの変化も大きくて。 ところで先生とロアちゃん、すごく見覚えがあるのだが~? と思っていましたけど、やっぱり、あの。 などと前作との繋がりを匂わせる感想を書きましたが前作未プレイヤーでも問題なく充分に楽しめるので、これからプレイする方は心配しないでね。 それにしても毎回キャラの立ち絵を描き直されているようなのがハ~ッスゴです。 クリア後に手帳を見るとアルビフロラ視点での行動とか感情とか……感情……それと感情も分かって。なんとなく、そこそこ長い付き合いのように錯覚していたのですが一ヶ月も経ってなかったんだなあ。 ところで一瞬だけ見えた殴り書きのようなページを再び見る方法が分からないのですが、と書いてた所で、さてはランダムだな? 思い至りスクショして何とか大部分は解読してきましたが、これを読んだ後に改めてアルビフロラの手記を読むと、なんか、なんというか一種のアンサーそのものじゃないですか……? 例え強すぎる感情で多少なり歪んでいたとしても。かなしい。 黒画面の方の独白はタイトル的にぺんぺんですかね……。はじめは正気だった頃の母親かなと考えたりしたのですが。かなしい。 個性的なキャラクターと世界に満ちる素敵な作品でした。ありがとうございました。
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横行する饅頭、独白する人鳥。レトロな風味と、それを纏いながらナイフの様に鋭い描写と…。 何をもって言い表せば的確なのかわからないほど簡単に感想をまとめられないです。 この香木の様に匂いたつ重たい空気は素晴らしいものでした!
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可惜夜奇譚可愛い雨音ちゃんのサムネイルに引き寄せられてプレイさせて頂きました。彼女は色んな笑顔や表情を見せてくれて、本当に可愛らしい子ですね…!立ち絵の笑顔も可愛いですが、スチルのあらゆる感情を纏った笑顔もなかなか…。 作中に出て来るモチーフに添うような、透明感があるのに怪しく綺麗な文章が印象的でした。特にBAD ENDの、いつまでも心のざわざわが尾を引く雰囲気が好きです。自分で押したにも関わらず「本当になんでこっちにしちゃったんだ…」とお兄様になった気分でめちゃくちゃ落ち込んでしまいました… 「やった~兄妹だ~!性癖~!」と思って軽い気持ちでプレイしましたが、想像以上のクオリティや話の作り込みで、非常に心に残る作品でした。二人に幸あれ…
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夜光物語お調子者な落語家(修行中)の幸次郎さんをはじめとする様々な人が関わる連続不審死事件を追っていくお話です。 登場人物、場面転換が多いですが、どのキャラも特徴的ですしお話のテンポも良かったのですんなりとキャラや状況について理解することができました。 1時間もかからないプレイ時間の中でそれぞれの要素がきちんと描かれていたと思います。 事件の真相についてはラストを見るまでわかりませんでしたが、「幸次郎さんらしいなあ」と笑ってしまいました。 また、クリア後にゲームを再度起動してみたら「あ、そういうことか…!」と理解できました。 幸次郎さんには今後真面目に…と言いたいところですが、軽くて明るいところが彼の良さだと思うので、日頃の行いを反省しつつもそのままでいてほしいですね。 素敵なゲームをありがとうございました!
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四十九日後の屋上どちらがフェンスの向こう側に立っているのか分からないイラストに惹かれプレイしました。話している内容は同じものなのに、選択肢で結末ががらりと変わるので結末がまったく予想できないので読み応えがあります。「どちらがフェンスの向こう側なんだろう…」と話の終盤まで毎回ドキドキ。吸血鬼の話はぞっとしつつも一番好きなお話でした。