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サスペンス

2220 のレビュー
  • トワイライト・ダーク -ヴィーナスの金曜日 -
    トワイライト・ダーク -ヴィーナスの金曜日 -
    「これぞノベルゲーム!」と嬉々としてプレイ。最初こそ背景画像に統一感が無いな~などと氣になったが些末な事項。そんなの氣にならなくなるくらい、問題を抱えるキャラたちの人間模様が興味深く、群像劇として単純に面白い。ノベルゲームならではの選択肢も充実しており、ルート分岐も細かく、自分にとっての「ノベルゲーム」はまさしくこれである。読んでいて苦しくなる話の展開も自分好み。成功ルートがいいところで終わっているので、早く続編をプレイしたい!
  • シークレット・ガーデン
    シークレット・ガーデン
    この花園で、「先生」達はなぜ・何をしようとしていたのか。 全貌がわかりそうでわからないところが、より一層想像力を沸かせてくれました。 全エンド見て、それでもなおハッピーエンドを迎えて欲しいと思えた作品です。 タイトル画面の演出も素晴らしかったです。
  • シークレット・ガーデン
    シークレット・ガーデン
    プレイさせて頂きました 人間関係を想像すると切なくなる作品です
  • 可惜夜奇譚
    可惜夜奇譚
    兄妹好きにはたまらない作品でした。短い中に濃縮された兄妹性癖が詰まってるし絵は愛らしく華やかだしスチルは多いし大満足です。読み進めるほどに雨音ちゃんに魅入られます。BADとTRUEのエンドも、もしかしたら逆なのでは?と思わせるエピソードも秀逸でした。タイトルの「あたらよ」という言葉、初めて知りました。綺麗ですね。
  • 横行する饅頭、独白する人鳥。
    横行する饅頭、独白する人鳥。
    生命町という世間から隔絶されたような町で饅頭を運ぶ仕事をする曼殊沙華と後輩のアルビフロラ(とペンギン)のお話です。 全体を通して「純粋すぎるがゆえの毒」という印象を受けました。「自分の欲望に正直」と言うべきかもしれません。 かわいらしく個性的なキャラクターデザインがその「無邪気さ」を際立てていたように感じました。 いわゆる「普通」を教えられることも与えられることもなく、だんだんと何も感じられなくなった曼殊沙華にとってアルビフロラは「感じる」という感覚を思い出させてくれた大事な存在で、2人の中が深まっていくのを見守るのはとても心温まるものでした。 しかしあの立場でいる以上、あの町にいる以上、これまでに構築された思考がある以上、あのトゥルー・ハッピーエンドへ向かってしまうのは仕方のないことかもしれないとやりきれない思いを感じました。 「本当にそれで良かったのか」と考えもしましたが、曼殊沙華がそれで幸せだというならそれが幸せなのでしょう。外野の私が口をはさむべきではないですね。 また、「可哀想な人」とみなされてしまう人に同情であれ愛情であれ安易に手を差し伸べるのは、実はとても残酷なことなのではないかと考えさせられました。 その時は助けられても、一生その人の安心と幸せを保てるという保証はおそらく誰にもないので、非常に危険な行為なのかもしれません。 ショッキングな演出が随所にありますし、精神が健康でないと読み進めるのは難しいかもしれませんが、キャラクターそれぞれの心情の変化が丁寧に描かれており物語に没頭できる作品でした。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 可惜夜奇譚
    可惜夜奇譚
    こちらにまで色香が漂ってくるように錯覚するほど雨音ちゃんが官能的でした。うひゃあ。 無垢を感じるような笑顔の立ち絵がすごく好きです。狂気は一種の無垢。 お兄様のグラフィックも確かな血の繋がりを感じさせるキャラデザで素敵でした。 先にBADを見てからTRUEを拝見させていただきましたが、思わず唸ってしまうような過去あっての激情。大変に耽美なヤンデレ狂気でございました。
  • ナオンちぇんじ
    ナオンちぇんじ
    ナオンちゃん第一印象は「いや苗字すごいな?」でした。いや苗字すごいな? 序盤、言うて……そこまで……ではないのでは……? と思っていたのに、すごい! クズ! マジでドクズ! でも顔が可愛いので許しそうになる! けど許したら何も反省しないんだろうな……? 思ってた以上にバイオレンスな展開で吃驚して、戻ってきたタイトル画面でヒエッとなりました。 もはや死んでも治らなそうなナオンちゃんのクズっぷりが三周くらい回って可愛かったです。何より顔が本当に可愛い。
  • 横行する饅頭、独白する人鳥。
    横行する饅頭、独白する人鳥。
    遅れながらクリアいたしました。 感想が下手くそなので落ち着いたらまた語りたいと思います。 曼珠沙華可愛い。
  • シークレット・ガーデン
    シークレット・ガーデン
     最初の一文の意味は何だろう?と不思議に思いながら読み進み、最後にぞわぞわっとなった。ゲーム内で詳細は明かされないが、前後にあったであろう事項と人間関係を想像すると切ない。  そして何より自分(主人公)の「特別感」が心地良かった。
  • 土者の足音
    土者の足音
    思わず全員で生還できるまで何度もプレイしてしまいました! 「もういいよ」からのドキドキがすごくて、結果が出る瞬間まで祈ってしまいます(笑) 完全にホラーだと思っていましたが、完全にそういうわけでもなく良い意味で裏切られました。 短い時間でも楽しめるシナリオで、全員で生還できた時は感動して目頭が熱くなってしまいます;;
  • 冬咲の花
    冬咲の花
    >ァ(lヮl)ラギ2様 DLしてプレイ、ありがとうございます! おまけは、実はボイス撮りの時の音量調整の、 キャストさんのアドリブなんです^^ 最初は普通に喋っていたのですが、演出指導の渡辺さんからの 「それをストーカー男っぽく」というリクエストに応えてくれまして あまりに面白かったので、使わせてもらったのでした! >尾趣味さん様 カトレアルートプレイ、ありがとうございます! 3つのルートの中で、カトレアが一番ボリュームがあります。 シナリオライター、作画担当、キャスト、皆喜ぶと思います! 今後ともよろしくお願い致します^^
  • 四十九日後の屋上
    四十九日後の屋上
    フェンスの穴が空いてるようなスペースに、夕暮れを越えた先にある空の色をした「後」の文字が入るタイトルロゴ、これだからと明文化できる理由がある訳ではないのですが、すごく良いなあとタイトル画面に戻ってくる度に思いました。 選択肢によって真実が変わるシナリオ、結末に至るまでの謎にドキドキする感覚が面白かったです。 夕暮れと屋上の映えるグラフィックと美しいピアノ音楽が、のっぴきならない関係性とノスタルジックな雰囲気を作り出していて素敵でした。 END5の演出も面白くて良かったのですが、個人的にはEND4を初めて見た瞬間に最もブロマンスを感じたのでEND4が好きです。 図書館には全エンディングを見てから改めて聞きに行きましたが、ゲーム内外ともにエンドヒントが用意されているので忙しい方でも即エンディング回収が出来ちゃいますね。ありがたい。 しかしバッジの獲得場所が分からなかったのがくやし~でした……!
  • 冬咲の花
    冬咲の花
    ひとまずカトレアルートを終えて、ストーリーもボイスもよかったです。 そしてスチル画に感動しました。 キャラクターたちの表情が心に刺さりました。 これからも応援しています。
  • Last Resort
    Last Resort
    ※このレビューにはネタバレを含みます。 暖かさと寂寞が心に残る作品だなと思いました。 イラストの可愛らしさもさることながら、背景も手描きで統一されており、世界観に没頭できます。 シンプルなアドベンチャーなのでゲーム性は高いわけではありませんが、『選択』というテーマがとてもアドベンチャーゲームと親和性があった様に感じました。行動とストーリーの変化の因果関係が実感できるというか、選択肢によって何か出来た、あるいはしてしまったという感覚があって、選択肢ごとに緊張感が楽しめました。EDを回収しようと結局全部の選択肢を試すわけですが! テーマ性は重いものの、EDによっては清々しい気持ちにさえなれましたので、ぜひたくさんの方に遊んでみてほしいと思います。 「○○て生きてくれ」といった彼の気持ちを思うとどうにもやりきれなくて、けれど安心もできて、色々な感情に耐えながら読んだあのシーンが一番心に残っています。複雑な気持ちになるんですけど、何度も読みたくなるくらいすきなシーンでした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 巡る少女と彼女の望み-
    巡る少女と彼女の望み-
    読了させて頂きました。「巡る少女と、彼女の望み」タイトル通りの素直な物語でした。ゆっくりと紐解かれていく疑問、謎は、主人公と共に読者と歩んでいるみたいで、穏やかな川の流れの様です。 やがて明かされる望みと、呪いのような因果が、背反するか受け入れるかでタイトル画面の鮮やかな花と、先が見えない花道に表れている気がします。
  • 横行する饅頭、独白する人鳥。
    横行する饅頭、独白する人鳥。
    どこまでも青く、ひたすら真っ直ぐなアルビフロワちゃんが尊い作品でした。 救いのない世界を凌いでいくためにそれぞれの形で「やっていく」大人たちと、 「やっていく」を幼少にして受け容れるために鈍麻しようとする主人公がいて、どうにか幸せになってほしいとプレイヤー側が移入させられてしまいました。 ひたすらアルビフロワちゃんが尊いです(大切なことなので2回略)(ふぇのん)
  • 横行する饅頭、独白する人鳥。
    横行する饅頭、独白する人鳥。
    どこまでもアンダーグラウンドな世界観に浸れる作品。 音楽がほとんどない所もそんな世界観に合っていました。 数少ない音楽も狂気と美しさに満ちた作品に合った楽曲。 キャラは曼殊沙華ちゃんが好きだけど……!! ……是非プレイして確かめていただきたいです。 エンドは個人的にTRUEENDが好きです。
  • Last Resort
    Last Resort
    エンターテイメント性を損なわないようにしつつも、力強いメッセージを感じる文学性の高い作品でした。スキップ・こまめなセーブを駆使しつつ、約3時間程度で全7エンディングを読了しました。エンディングを迎えた後も、作品で提示されたテーマについて考えてしまう──。質の高い一般小説の最終ページを閉じた時のような、ずっしりと残る読後感がありました。 ネタバレにならない程度で内容に触れていきます。 身内の虐殺事件により失意の最中にいた主人公の琴乃は、招待された者しか入ることのできないプライベートアイランドに訪れます。ミステリーでも王道のシチュエーションである、孤島を舞台にしたクローズドサークルものかなと最初は思いましたが、その要素はあまり強くありません。 進行ルートによってはサスペンス色が強くなる時もありますが、基本的には虐殺事件の真相・登場人物のバックグラウンドなどが各ルートに散りばめられ、「死」に関するテーマが作品全体を覆っています。中には「!!?」と感じるような設定もありますが、あとがきによると故意的に行ったものらしいので、「そういう設定なのか」という程度に留めておいた方がいいと思います。 説明文でも明記されていますが、この作品に明確な正解はありません。 リゾートスタッフ達の「死」に対する信念は、人によっては共鳴するかもしれませんし、人によっては拒絶するかもしれません。現実世界でも議論を起こしている内容を、真正面から取り上げています。個人的にすごいと思ったのは、主人公の琴乃はそれぞれのルートで異なる苦悩しつつも、異なる結論を出している所です(一部のエンドはそんな余裕もなく終わってしまいますが)。 正解のない問題だからこそ、それぞれの結論があってもいいんじゃないかと、全てのエンディングを見終わった後に感じました。 ⋯⋯と、まあ、何だか堅苦しい感じになってしまいましたが、普通にエンターテイメント作品として読んでも全く問題ありません。いろんなエンディングを見て分かる物語の全貌。文章もとても読みやすく、柔らかいタッチで描かれたスチル(枚数もすごく多いです)は、重たいテーマの作品をいい感じに取っつきやすくさせています。個人的に琴乃さんと成海さんはすごく好みでした⋯⋯! 気になった方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
  • 冬咲の花
    冬咲の花
    花屋さんで花を選ぶとその花にちなんだ せつないお話が見られます。 個人的にはアロエが好きです。 ヒューマンドラマの当事者には ほかの選択肢あっただろうがなぁと思ってしまいます。 花屋さんが首を突っ込んだ時にはもう時すでに遅しって 場面なのかなぁ。 ボイス付きでロードが重めなのでDLしてプレイしました。 冬の寒さが感じられる本編に対し ストーカーさんのおまけがテンション高めでなにやら ほっこりしました。
  • 横行する饅頭、独白する人鳥。
    横行する饅頭、独白する人鳥。
    300DLや推薦、拍手等々皆様本当にありがとうございます! Ver1.07に更新と共に、TrueEND後のタイトル画面に隠し要素を少し追加しました。 今後もよろしくお願いします。