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35414 のレビュー-
この部活に入れてください(第一話~最終話)廃れてしまい部員は主人公一人となってしまった部活「弁論部」に巨大パッケージのお菓子を抱えた女の子がやって来た!から始まるハートフルな学園ラブコメでした。 優明さんがビジュアル・声ともにとても可愛らしく、こんなかわいい後輩が存在する世界なんてある?と思うほどかわいい後輩さんでした。 優明さんのSNSの無防備さに主人公と一緒になって「なんてメディアリテラシーのなさ!」と心配になったり、毎日のゲーム対戦で実はかなりの負けず嫌いなところもあったり……最初から最後まで次から次に溢れ出す彼女の魅力に一気読みでした。 「最初から」が終わった後のその2、その3やオマケなどもボリュームたっぷりで、話の途中から気分はすっかり部員3人目として2人のやり取りを見ているような、そこにいるような気分になりました。 それくらい物語に入っていました。 @ネタバレ開始 テストの赤点=二人とも活動停止確定のくだりで「先輩が赤点だと自分も活動停止に…」と心配する優明さんに盛大に笑いました。 心配するところは自分の点数ではなく、そっちなんだ!と(笑) 主人公と一緒になって思わずツッコミをせずにはいられませんでした……。 主人公は、誤解から生じたものがいつの間にか話が尾ひれをつけて広がり、まったく異なる話が形成されて伝わっているのが不憫でした。特別高圧的だとか暴力的だとかそういうところもなく、むしろ天使のような無垢で純粋な優明さんを心配してアレコレ構ってあげるとてもやさしい人だと感じ、やっぱり百聞は一見に如かずだなと痛感しました。 おまけのサイドストーリーに至るまでに既にお腹いっぱい、それでもまだデザートは別腹で、優明さんの魅力がどんどん伝わってきました。 やっぱり「こんなかわいい後輩が存在する世界なんてある?」でした! @ネタバレ終了 とてもかわいい後輩の優明さんとたっぷり過ごせる部活動(活動実態はまあ置いておくとして)、毎日楽しく活動させていただきました! 素敵な作品をありがとうございました!!
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white*out今の季節に読むのにちょうどいい、しんしんと雪降る光景にしか見られない静寂の空気に似た雰囲気と、ひとのぬくもりに似た熱を持つ物語でした。 @ネタバレ開始 途中からイマジナリーフレンドの話なのかな?と思っていたら、そのようだったので、セッタさんが彼女との別れを受け入れて明日へと目を向けている終わり方がとても胸に響きました。 真白さんに支えられるところまでは必要なことだったと思い、けれども真白さんだけでいいと思ってしまったところは逆にセッタさんの未来の幅を奪ってしまう要因になってしまっているので、物語がどう転ぶのかハラハラしていました。 物語の中でセッタさんの苦しみと同時に晃さんの苦しみも描かれていたのが、とても良かったです。 セッタさんだけが苦しんでいるのではなく周囲の人もセッタさんを支えたいと思いながらも、真白さんの存在が分からずにどうすれば一番いいのかが分からないでいる。 その部分が描かれていたことで、多角的な視点から物語を見つめることができました。 自分と違う異質なものを排除しがちな日本において、晃さんがセッタさんを絶対に見捨てなかったところに「セッタさん、晃さんみたいな人を大事にしてね!」と思います。 「そのあと」の物語で「母に愛されたかった」と吐露していた部分へのお返事のようにお手紙で母の想いに触れて、また一つ過去の枷を失ったセッタさんが見られて良かったです。 @ネタバレ終了 周囲から見ると、セッタさんの言動は確かに理解しづらかったかもしれない。 けれど、セッタさんがこの人間社会を生きるために幼少期からずっと頑張ってきたこと、今まさに未来への一歩を踏み出したことに、私からもスケッチブックを贈りたい気持ちになりました。 素敵な作品をありがとうございました!
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Nuishika-ヌイシカ-3日目Aエンドが超えられず、どうしても血まみれAエンドに行ってしまい「これエンド6個って本当に…? そもそも永遠に3日目(Aエンドに辿り着く)を繰り返しているんだけど…。」となりましたが、なんとか試行錯誤の繰り返しで魔の3日目を超えられました。 好きなキャラに猪のように猪突猛進にアタックしていればいいかと思いましたが、そうじゃなかった(笑) 魔の3日目を超えるためにいなくなってしまうあのキャラにガンガンアタックしていけばきっと無事に超えられるとか、そういうのでもなかった(白目) @ネタバレ開始 この屋敷の謎が明かされたときは衝撃でした。 あの目はパパさんで、ユーリさんも元々ペットで、そこから溺愛される娘化し、屋敷で飼われる皆は人間にしてもらった元動物……そして、ユーリさんと仲が悪くなったりするとパパ判定によって抹消。 みんなが朝の集合で顔を揃えたときに「安心した顔をしている」ということの意味は薄々感づいていましたが、消してる方そっちだったのかと。 @ネタバレ終了 3日目を超えるのがかなりシビアで、ライトユーザーさんだと「Aエンドしか行けない…!」と諦めてしまう人もいそうなので、3日目を超えるヒントや完全攻略記事などがあると親切かなと思いました。 素敵な作品をありがとうございました!
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Judasplus(ユダプラス)フルボイスとライブ2Dが素晴らしく、 エンディング・テーマも作品によく合っていました。 外国のアニメーションを見たような、 同時に、フィリップ・K・ディックをもっとロマンティックにしたSF小説を読んだような 多層的な印象を抱かせる読後感が胸に沁みました。 線描のイラストもアンドロイドのシャープさと儚さを表していて 素敵でした。 素晴らしい作品を作ってくださり、 ありがとうございました。
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修学旅行 ~性格不安定なまみちゃんと僕の物語~圧倒的な作り込み、ファミコン風のグラフィック、気づけば数時間遊んでしまうゲーム性、と何から何まで高水準なゲームでした。 性格不安定なまみちゃんというタイトルも、プレイしてなるほどとクスリとさせられました。 ティラノビルダ―、ティラノスクリプトの可能性というものを、本作で垣間見た気がします。 まだまだ、フルコンプまで遠いのでもう少し粘って頑張ってみようと思います。 素晴らしいゲームをありがとうございました!
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欠損少年と月夜の闇の海辺~浪川仁とはらわたゲーム~素敵な雰囲気でしたのでプレイさせて頂きました。 かなり物騒なタイトルですが、過激さよりも仄暗い美しさを感じるような内容でした。 月明かりに照らされた海で倫理観が狂ってしまっている美男美女が静かに語り合い、そして……と個人的にかなり好みの雰囲気でときめきました……。 立ち絵での出血描写はありますがスチル三種も過激なものではなく、気軽に短時間で背徳的なドキドキを得たい方におすすめかなと思います。 魅力的なゲームありがとうございました!
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暗がりビオトープゲームセンターを舞台にした心温まる人間ドラマでした。 荒んだ子供がゲームセンターに居場所を求める姿は心に刺さるものがありました。 とても素晴らしい物語をありがとうございました。 またシステム面も非常に凝っており、428を彷彿とさせるようなTIPSなどもありきっとテキスト量が膨大で大変だったろうなと勝手に関心してました。
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ヤドカリ1.5二人の人物のお話がそれぞれ見ることができて、 ヤドカリ1の内容がうろ覚えだったので、ヤドカリ1の方を見直すと 伊澤さんとえみちゃんのその後と過去話とつながってより楽しめました! 羽鳥さんとおおぐいかわいい。 @ネタバレ開始 そして、まって!!まって!お、おまけコーナー タピ爺がすべてを持っていく!!まさかのタピタピエンディング!! そして視線がぶつかってバトルするリバイバル感!! あまりにもおまけがすべてを持っていきましたが! 顔色豊かなタピ爺をみることができてよかったです。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!
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混同仮面タイトル画面・OPから勢いが凄い!! まるでアニメを見ているようなコミカルな動きと展開が最高です! こういうギャグが沢山ある作品、大好き! 正義とは何なのか…深い…! ミニゲームの最後は背景に惑わされて何度もリトライしましたが無事に助けられましたー! とても面白いゲームをありがとうございました!
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日陰の日葵 - sun in the shade大人になるためのお話で、ほろ苦くて、同時に暖かく見守るような作品で 穏やかにゆっくりと流れるような雰囲気が、夕暮れとピアノとすごい合ってて、気持ち良かったです。 とても優しい世界でした。読めて本当に良かったと思います。
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残業深夜 -ザンギョウシンヤ-短編ホラー作品としてとても作り込まれた作品だと思いました。深夜に残業をするサラリーマンという冒頭から、物語が幾重にも分岐していく様はプレイしていてとても楽しく、どのエンドも名状しがたい不気味さと怖い雰囲気が漂っていました。トゥルーエンドへの分岐も単に怖いだけでなく、心に残るものがありました。素敵な作品をありがとうございます。
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Rose Magicドット絵で描かれる可愛らしい世界観ながら、クリックゲーとしてかなり歯ごたえのある難易度でした。初心者なりに奮闘しましたが途中までしかENDが見られなかったので、後日再挑戦してみたいと思います。おうじさまの台詞が可愛いです。
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可惜夜のあかすぐりシリーズ通して全部遊びました~。 今作は今までよりもさらに探索範囲が広がり難しかったです。けれどもそこが良い!!事件の謎も探索が進んでいくにつれ見えてきて本当に面白かったです!! このシリーズ大好きなので続編も待ってます!! そして南風原さんいいですよね~カッコいい!
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かげろうのおとめ五分ほどで読了しました。読みやすい文章と独特の世界観に束の間の夏の日の白昼夢を見たかのような感覚を覚えました。不思議な手触りの物語で、独創性がある作品だと思いました。文字のフォントも作品に合っていて好きです。
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暗がりに咲く花全編を通して静かで優しい物語でした。 短いのですが文章の運びが綺麗で満足感がありました。 恋の結末は書かれておらず、ぞの先は読者に委ねられるような終わりでしたがそこも良かったです。 素敵な作品をありがとうございました!
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故郷からの便りプレイさせて頂きました。 故郷からの便り…両親が子供に宛てた便りかな? どんな内容なんだろう? 3通の便りを読む事で、色々なことがわかって行くお話です。 その後、少しだけ項目が増えます。 全てを見てみると色んな事がわかってきました! @ネタバレ開始 家系図で吉井家側をクリックしたあとと アスワ王国側をクリックしたあとと、それぞれタイトル画面に戻ると 吉井家としての槙志君とアスワ王国としてのマキシ君が表れるのが楽しくて、何度もやってしまいました(*'▽') @ネタバレ終了 久しぶりに直筆の手紙が書きたくなってしまいました♪
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マッチングアプリで出会い厨してみた月ノ委員長の実況で拝見させていただきました。 正直タイトルのスタイルとは一変し、シリアスというかリアルを反映させられる作品。短いし、一気にBEを全部クリアしてTEに向かうとこができる(default順番がおすすめです)。この場合、とてもリズム感があって、ゲーム体験の一体感が凄まじいです。 素人とは思えないシナリオの出来
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インビジブルなかなかお目にかかれないレベルで力のこもった力作でした。 終盤のどんでん返し的な展開や綺麗な結末が楽しめる高品質な長編作品で、 キャラクターたちの成長が感じ取れるため読後感も良いゲームでした! プレイ時間は8時間以上はあったかと思いますが、各話完結方式の全6章という構成もあってそれほど長さを感じることはありませんでしたし、一方で長編ならではの満足感も得られました。ストーリーは様々なスパイスやひねりが効いていますが、クリア後に振り返ると本質的にはジュベナイルものだと感じました。なので、オカルトやファンタジーのような非現実的な要素が苦手な方であっても、青春モノが好きならプレイして損はないかと思います。 グラフィックはご覧の通り綺麗なだけでなく数も豊富に用意されており、立ち絵やイベントCGの数は膨大と言って良い量だったように感じました。OP動画も高品質で声優さんもいずれもお上手なので全方位的にクオリティがとても高いです。 物語を楽しむタイプのADVが好きなら満足できるはず! 長時間作品に抵抗がなければ是非プレイをおススメしたいです。
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【謎解き】ゾンビキャンパスからの脱出脱出ゲームいいですよね! リアル脱出ゲームだと成功する回数の方が低いor最後の最後まで辿り着くも時間切れになってしまうことが多いのですが、本作は時間切れもなくゆっくりと謎解きを楽しむことができました! もし分からない場合もヒントがあったので、とても親切設計でした。 @ネタバレ開始 冒頭から頭がぼんやり&腐敗臭がする&閉じ込められているという部分で「これって私たちがゾンビで腐ってて監禁されてるのでは…」と直感的に思いつつ、外を見たらゾンビがいるということで「私たちがゾンビじゃなかったかー」と思い直してプレイ→直感って大事ね!と後々になることに。 シャープペンシルを図形の相似だとずっと勘違いして「なんだこれは~!」と頭を悩ませて、よし一度離れようと他の謎から解いて後で再度挑戦するという変則スタイルを取りました。 室内の10問目は見た瞬間に色の並びと列数で「一週間!!」と5秒くらいで正解までの閃きが降りてきたのですが、サクッといけるところはサクッといけつつ、悩むところはトコトン悩みました。 相似だと思っていた図の端に「なんか先端出てる?」と気づくまでがとてつもなく長かったです…(観察力のなさよ) 無事に廊下へと出た後、なぜか分からないけれど放し飼いの御犬様と対面、次なる謎解きをと思いましたが、次が一番大変でした。 「ばくやく」かなと思ったのですが「確か誰も傷つけるなとかメモにあったなー…攻撃物じゃないってこと?」とウンウン悩んで、悩んで……全ヒントを頼ってもヒントの内容がまた理解できずやっぱりウンウン、ウンウン悩むこと昼ごはんの中断を挟んで、再開するもウンウン、もう一度ヒントを読み返し、そして何故か唐突にピンときました。 「やっぱり直感大事かー!!」と悟り、そこからはトントンと進み、無事に正しいエンドまで辿り着けました。 最後の問題が一番難しかったです。 見たことのある矢印を再度使うなど、脱出ゲームらしいこれまでの謎解きを利用してさらに最後の謎を解く仕様になっていて舌を巻きました。 悩んでいる時間が多かったので、最後の問題は結構な時間がかかりましたが、解けたときは爽快感がすごかったです! ウンウン悩み抜いてクリアした後で気づきましたが攻略記事(解説)があったのですね…一時はもう駄目だ詰んだと思っていたので頼ればよかった…! 一応自力クリアはできたので結果オーライ!(苦笑) @ネタバレ終了 大変面白い脱出ゲームでした。 素敵な作品をありがとうございました!
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cafe de plumeふと立ち寄ったカフェが思いの外雰囲気のよいカフェだとテンションも上がるものですが、この物語のカフェは特別な紅茶をお出しするお店でした。 カフェのお手伝いをすることになった主人公は、街中に散らばる「コトノハ」を組み合わせて、紅茶にして飲むことに。 慣れるまでは少し戸惑うかもしれませんが、慣れてくると組み合わせを見つけることが面白くなるので、時間があっという間に過ぎます。 「コトノハ」集めが上手くいくとスマートフォンなどの映像などが浮かび、チラシを配布に行こう!となるのですが、「これかな?」と選んだ組み合わせが上手くいかないこともあったりで、攻略という意味でも歯ごたえがありました。 @ネタバレ開始 攻略記事があると助かるかなと思いました。 色々と試したのですが、途中から進めなくなってしまいました。 最後まで進めたかっただけに残念です…! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!