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32315 のレビュー-
黒き竜と黄昏の書[Failed]とても素敵な物語でした……! タイトルに一目惚れしてプレイしてみたら、こんなにも残酷で優しい物語が待っていたなんて…… 本当に素敵な物語をありがとうございました! @ネタバレ開始 実はこのゲーム一度最後までクリアすると[fin]になってセーブデータからしかプレイできなくなるので、最初から最後まで遊べるのは一度きりになります。 一度しか遊べないのは惜しい! エンディングの「ルーナの歌」が好きな感じの曲で惚れ込みました。 boothで買って聴けるみたいなので、今度買おうと思います。 @ネタバレ終了 個人的には黒炎竜クロイツが最推しです。ルーナと一緒だともっと良いです! きっと異種族間での争いは絶えないのだろうけれど、一つの「可能性」の中で二人が末長く幸せに暮らすしていける事を祈っています。 最後にもう一度、素敵な物語を本当にありがとうございました! これからも応援しています!
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あなたは世界でいちばん怖い「電話ボックス」を知っていますか面白いですね。 ホラーパートも身に迫るものがありました。 お時間が許すようでしたら、そちらに特化したお話も見てみたいです。
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とらうまごっこじっとりとまとわりつくような怖さがありました。日常に散りばめられた怖い人の再現のリアルさ、“恐怖”について考えさせられる素敵な作品です。
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隣の世界の私のクラス知ってる怪談の内容が『自分が知ってる、頭の中の引き出しの中にある話』と違うとき、ワクワクしませんか?そういう物語でした。 ネット怪談好きとしては、最初に選ぶ5つの話、全て知っていましたが、読むと『ほー!こういう変え方するのか!』と、納得のいく、怖さの変え方がすごく良かったです。隙間女の話をはじめ、そう変えてくるのか……。大変興味深く、怖く、面白かったです! 初めてノベルゲームコレクションでコメントさせていただきましたが大丈夫でしょうか……。
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たまゆらの夜あとがきまで含めて読了しました。 BGMもあいまって基本的にはゆったり進みますが、 先が気になる描写や物語的な起伏はしっかり存在しています。 一時間ほどですが、最後まで途切れることなく読ませる作品でした。 作品の雰囲気と裏腹に主人公の響は言動にかなり険のある人物です。 これはあとがきで作者さん自身もおっしゃっている通りですが、 まだ響の心情が表面的にしか語られない最序盤では殊更顕著に感じられました。 しかしそんな響がより踏み込んだ自身の内面を語ってからは、 彼に対する印象が大きく変わっていくことになります。 @ネタバレ開始 過剰なまでに他者を拒絶し、人間のことが嫌いだと言い切る理由。 それは他者を見下しているのではなくむしろ劣等感に苛まれるから。 ただ社会に存在しようとするだけで責められているような気さえする。 とても身につまされる思いがする独白で、ここで一気に心が動かされました。 @ネタバレ終了 辛辣どころでなかったタマへの態度もこの前後辺りから軟化するので、 主人公が苦手で離脱しそうになっても、とにかくそこまでは読んで欲しいですね。 対するタマはとにかく人当たりの良い好人物として描かれます。 作中で響が評したように、どんな無礼で理不尽な態度を取られても許容する。 しかし何もかもを肯定してくれるような存在ではなく、 導くことを第一としているというのが本質であり肝心だと感じました。 人間以上に人間的な表情を見せつつも、 超越者然とした能力や精神性をところどころで覗かせてくる。 親しみやすくも人間ならざる存在として、非常に巧みな描かれ方でした。 @ネタバレ開始 切なさを残しつつ前向きな結末は個人的にもとても好みな着地です。 人間時代のタマと現在のタマの容姿の変化――特に目と耳――を踏まえると、 大いに想像の余地と余韻を残すラストとエピローグも印象的でした。 @ネタバレ終了 素敵な時間をありがとうございました!
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自分よりも大切な存在完全版僕は2時間ほどで2つのルートをクリアすることが出来ました。子供を欲しいと願う人々の切実な葛藤を描いた作品で、大きく心揺さぶられました。この作者さんの作品はほとんど全てプレイしていると思うのですが、本作品は特に好きなものの1つとなりました。なお、僕は通常版の「自分よりも大切な存在」もすでにプレイしていたのですが、完全版ではまた別の視点で「子供を産むこと」が描かれており、楽しむことが出来ました。すでに通常版をプレイした方にもおすすめしたい作品だと感じています。 @ネタバレ開始 本作品は、前半の共通パート、後半の分岐パートで構成されています。 共通パートでは、楓と愛海という2人のヒロインとの学園生活が描かれています。前作の「通常版」では愛海がかわいそうに思えるところがあったのですが、「完全版」では愛海とのドキドキするようなシーンも追加されており、その点も良かったです。分岐へとつながる選択肢では、どちらを選ぶべきかとかなり葛藤しました(笑) ただ、本作品の真骨頂は、分岐をしてからだと思います。楓ルートと愛海ルートは、それぞれで描かれるものが異なっておりますが、それぞれの良さがあったと感じます。 個人的に素晴らしいと感じたのは、どちらのルートに入っても、もうひとりのヒロインが重要な役割をもって再登場することです。学生時代に恋愛関係とはならなかったけど、その後再会して新たな絆が生まれる。このあたりの描写はリアリティもあって、大変良かったです。 個人的に特に好きなのは、楓ルートです。主人公の出生に関する苦悩が物語の上で重要な役割をもっているなど、ストーリーの完成度も高いように感じました。 楓ルートは、楓と2人で不妊症の問題に向き合っていくことから始まります。主人公と楓は家族に対する考え方が大きく違うことが、本ルートにおける大きなポイントだと思います。主人公は「子供はいなくても幸せになれる」と考えるも、楓は「どんなに苦しくても子供が欲しい」と願う。このあたりの2人の葛藤は強く共感できるもので、大変読みごたえがありました。 楓の「結翔君と血のつながった子供を産んであげたいの」という台詞は、本作品の中で僕が一番好きな言葉です。「子供がほしい」という願いは、「親のエゴ」だという見方も確かにできるのだと思います。しかし一方で、深い愛情をもって産みたいと願う人々も沢山いるのだろうとも思いました。 なお、愛海との結婚を決意する時の結翔の気持ちについては、「この部分は、自分と結翔で価値観が違うな」と感じました。ただ、結翔のこれまでを考えると、彼がそんな風に考えるのも無理はないよな、とも思いました。 次に、愛海ルートについて。個人的には、前回でいわゆる負けヒロインであった愛海とカップルになり、仲良さそうにしているところが嬉しかったです。それだけに、愛海が苦悩する様子をみるのは胸が痛くなりました。特に、スマホアプリにて「ママと会えるのが楽しみだよ!」という文章が表示されるという演出は、共感しすぎて苦しくなるほどでした。 愛海ルートでは不育症の問題を扱っており、その点が楓ルートとの大きな違いのひとつです。ただ、愛海ルートではそれに加えて「家族を持つことは本当に良いことなのか?」「子を作ることは、親のエゴではないのか?」という問いについても丁寧に描かれていたと感じました。 完全版での追加要素の中でも大きなものが、門川陸斗の存在だと思います。彼は「家族を持つことは良いことだ」という考えに対するアンチテーゼとして存在しており、本作品のテーマに深みを与えてくれるものであったと感じます。彼の思想は反出生主義的で、実際、そのような思想を持っている人も決して稀ではないと思います。そんな彼の、「親は自分の幸せだけを考えて子どもを作るんだ」、「産むことは親のエゴだ」という発言に対して、結翔はどんな風に考えるのか。それが本ルートの大きな見どころだったと思います。 不育症という問題にぶつかり苦悩する結翔と愛海でしたが、その末に結翔が出した結論は納得感のあるものだったと思います。 「産むことが夫婦にとって、そして子ども自身にとって幸せだと信じているから産むんだ」 「俺にとって、これから生まれてくる子どもは自分よりも大切な存在だ。子どもと一緒に作る幸せを見たいと思っている」 陸斗にむけて語ったこれらの言葉こそが、本作品全体のメインメッセージだったようにも思いました。 正直なところ、ラストは愛海が出産できたかどうかが明らかになるところまで描かれるのだろうと思っていたため、本ルートの終わり方には当初少し驚きがありました。しかし終了後に考えてみると、「不育症であっても子がほしいと願う」という結翔と愛海の姿勢こそが重要なことなので、子を無事に産むことができたかどうかは描かないのも確かにありだなとも思いました。個人的には、タイトル画面のように、愛海が子を抱きしめる未来があってほしいなと思っています。 @ネタバレ終了 不妊症、不育症について多くの学びがあった本作品ですが、それだけでなく、各キャラクターの切実な葛藤が描かれた素晴らしい作品であったと思います。ありがとうございました。
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SO SAD悲しすぎました… 主人公の警察官がずっと優しくて、自分の用事は後回しでも困ってる人に手を差し伸べる好青年で… 最後の署長との会話でやり場のない怒りにも似た感情を覚えたのは、プレイヤーである自分自身が主人公の心ある行動を目の当りにしていた反動なのかなと思いました。演出素晴らしかったです。 また他作品での出来事も含めて心がギュッと締め付けられました… これからプレイする方々には是非他作品もプレイしてほしいなと思いました!! 素敵な作品あるがとうございました!!
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LAST.「よく みて えらんで」 この言葉が意味するところを理解した瞬間心がぐにゃぁっとなりました。 よく見て選んだはずだったんだよな… re.から続けてのプレイでしたが、こちらも段々と自分の立場や何をしてしまったかがわかっていくので終始何とも言えない気持ちに襲われてました。 警察官の方が結構癒しだったなって思っています! 素敵な作品ありがとうございました!!
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re.***を入力するだけの簡単なお仕事なのに、 段々と自分が何の仕事をしているか理解してしまって… 二週目はとにかく指が入力を拒否ってました… @ネタバレ開始 ロボットだけど人間のように記憶があって、忘れたくないという思いがあまりにも心苦しかったです。 特に二週目で忘れたくないという悲痛な思いやどんな気持ちを忘れたくなかったかを聴かされさらにぐぎぎってなりました… 最後は自身もリサイクルされてしまう… 処理音が危うくトラウマになるところでしたw @ネタバレ終了 短くシンプルなんですがかなり考えさせられる深いお話でした! 素敵な作品あるがとうございました!!
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BAD ENDLESS THEATER「兎角様のADVだと!?こりゃプレイするっきゃないよなぁ!?」みたいな勢いでプレイさせていただきました! 世界観ほんと好きなんです!! @ネタバレ開始 サムネからそんな気はしていたけどやっぱり劇場の2人だぁぁぁ!! 前に○ixivで見た時、シリーズを勢いのあまり恐らく数日で読破したあのシリーズのあの2人だぁぁぁ!! しかもあの敗北ifイラストからの派生だぁぁぁ!!!(コメ主の感謝の雄叫び) 初見で恐らく確定バッドエンドなの美味しすぎる……(ちなみに様子見√でした、ほんとごめん女神様) そして赤字の呪いも恐らく初見時に確定付与……!?強すぎるってほんと(爆褒め) 実は2周目以降も同一選択肢は同一endだと思ってtrue出すまでになかなか遠回りをした気がする私。後は忍耐必須√のみかな……???(とか言って未回収要素しかない気がして不安な私) @ネタバレ終了 素敵な作品ありがとうございました!!
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鬼桜作者様の他作品が好きで、ずっとプレイしたいと思っていた作品、ようやく全エンドコンプすることができました! プレイ前は人と鬼による異種間争いのような、ファンタジー展開を予想していたのですが(人間に隠れて生きる鬼とか、異種族同士の絆とかもろもろ)、どこまでも真っ直ぐにヒューマンドラマな展開で、それゆえ胸が痛くなったり、それぞれのキャラクターが抱えているものに共感したり、とても心動かされる物語でした。 前評判どおり立ち絵もスチルも豊富で、メインではないキャラを含めるとものすごい数のキャラクターがいるにも関わらず、名前のないキャラにすら立ち絵がしっかりあるのに感動しました。 スチルが豊富なことの良さとして、特に殺陣のシーンは大変見ごたえがありました。 まるでアニメーションを見ているような臨場感のある演出、シナリオからイラスト、音楽などあらゆる工程をほぼお一人で作られているからこそできることだと思います。 @ネタバレ開始 お話としては恨み、憎しみが生み出す終わりのない連鎖と、それを断ち切ろうとする人々の強さと優しさが心にしみました。 白兎ちゃんが焔緋さんたちと出会って、悲しげな表情、諦め気味な言動が目立つところから、穏やかな笑顔を見せ、大切な人のために何ができるかを考えるように変わっていく姿が、本当に印象的でした。 「鬼」の定義についても考えさせられました。この物語の中の「鬼」は誰の心の中にでもいて、悲しみや憎しみが溢れることで、自分の中の鬼に飲まれて生まれるものなのだろうと。 誰かの罪を許せないとしても、断罪のために鬼になってしまえば、罪なき人が苦しみ、また新しい鬼が生まれる。その連鎖を断ち切ろうとした焔緋さんは、本当に心の強い人だと思います。 「自分の正しさを守るために戦うけど、それは相手も同じ」「殺して手に入れる理想は虚しい」一度は復讐に手を染めた彼だからこそ言える言葉なのだと感じました。 そのうえで遠州さんの言うことも、痛いほどに分かります。戦わなければ守れないものもあるし、自分が戦いたくないと思ったところで相手が引くとも限らない。 最後まで自分の信念を貫き通そうとする彼の生きざまは、たとえ間違えた道を辿ったとしても、カッコいいと思えました。 夜月さんのイケオジは、本当に刺さる…。 キャラで言えば菫ちゃんが本当に可愛くて、ラストまで見てるとこれは浅葱君と…(にやにや)な感じもまた良かったです! 騒動が終わった後の橡君は、最初の頃の白兎ちゃんを見ているようで、本当に痛々しくて…。同じように苦しんだ焔緋さんの言葉だから響いたのではないかと思えました。 復讐ではなく、人のぬくもりが連鎖していくシーン、大変胸が熱くなりました。 締めくくりは、桜の木の下で。もう一人じゃない、寂しくないという白兎ちゃんの姿に心洗われる思いでした。 キャラクター的にはいつもなら橡君のような、クールな少年キャラが好きなのですが、鬼桜に関しては焔緋さん派ですね。 ただここまで見届けると、これからのみんなが幸せであれば何でもいいやって気持ちが強いです。 エンドは全て見ましたが、エンド3の哀しさが…すべて失った白兎ちゃんの横顔、とても切なかったです。 エンド4はまだ未来があるものの、あまりに多くの希望を失ったエンドでした。 ただ一つ良かったことといえば、大人になった白兎ちゃんが美しいこと。きっと彼女はこれから先も焔緋さんを待ち続けるのだろうと思いました。 エンドコンプをスムーズにするために、トゥルーエンドを途中で見たのですが、この作品に限っては、他のエンドからコンプするのが良いと感じました。多くの人が幸せになれる、未来がある道があると知ってからの切ないエンドは、切なさが増しますね…。 @ネタバレ終了 正しさの意味を問う、暖かな春のような素晴らしい長編作品でした。 桜の季節に、またプレイしたいと思います!
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髪デス!-髪は女の運命(デスティニー)-タイトル画面の可愛い子に惹かれてプレイさせていただきました!! どの髪型も可愛さと魅力があって最高でした✨ @ネタバレ開始 選んだ選択肢によって思った以上に斜め上のもっと斜め上みたいな展開が続いて、ツッコミが止まりませんでしたw 宇宙行ったり宗教開いたりなんて全然想像つかなかったです。 自分は特に未亡人の大正キリノさんがあまりにも清楚おしとやか旦那思いで好きです! クリア後のボーナスコンテンツも楽しませていただきました~!! @ネタバレ終了 とても楽しんでプレイできました!!! 素敵な作品ありがとうございました~~!!!
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テスト返しタイトル画面のカエルさんに興味をそそられプレイさせていただきました!! まさかの最後に胸打たれ、感動せざるを得ませんでした!! @ネタバレ開始 最初にEND3にたどり着いたので他の1と2も集めながら選択肢を変えながらプレイしていたんですが、行く先は一緒でも少し会話が変化していて、そういう部分もとてもよかったです! TRUE END後の会話で何故カエルなのかというところも知れてより泣きそうでした。 恐らくあれが実際にあった彼らの会話なのかなと思いました。 その思い出があったからより主人公は佐倉さんに対しての後悔が強かったのかなとも思いました。 @ネタバレ終了 素敵な作品ありがとうございました!!
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BAD ENDLESS THEATERとても興味深く、期待できそうです。続けます。褒め言葉!!
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ワンバウone今作も細やかなドット絵。特に怖がってる姿勢の犬がとても可愛くて好きでした! 続きも楽しみにしています!
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ニヴルヘイム前作をプレイしてからこちらも続けてプレイしました。ドット絵とBGMに想像力を掻き立てられて前へ前へと読み進めるうちにあっという間にラストでした。神、天使、悪魔の残酷さがあっさりと描かれていて、人間も恐怖からくる行動ではあってもそこそこ残酷で、それらの出来事が淡々と進むのがとても気持ち良かったです。おまけを読んで少し泣けました。 ストーリーとても良かったです。素敵なゲームを作っていただきありがとうございました。
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BINARY HEARTS面白かった…社会の闇が垣間見えましたね()スチルも良かったので、バッジが欲しいところでした笑
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神様たちの庵灯屋ゲームプレイさせてもらいました!! 完成度やストーリーの進みがとても良く不自由なく楽しめました!! まだ全てのENDは見れていないので攻略出来るよう頑張りたいと思います!!✨ とても楽しみです!!
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猿の夢
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雪消え気づいたら記憶を失い山小屋にいた主人公。 目の前には見知らぬ女の子がいて、3つの条件を突き付けてくる。 外の世界はいったいどうなっているのか。 サスペンスな雰囲気がありつつも、切ない恋愛ものでした。 女の子が突きつけた3つの条件は、 自分を信じること・3日までは外に出てはいけないこと・ 自分がおかしくなったら殺してほしいこと。 徐々に意味がわかると、相手への想いから出たものだとわかり、 二人の関係や想いが純粋すぎてグッときました。 身分差恋愛、絶望的な状況、切ない葛藤が好きな人なら、ぜひ。 あまりにも純粋な愛に、泣けてきます。