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35361 のレビュー
  • 運と推理と幼なじみと。
    運と推理と幼なじみと。
    まつぼさんのとてもかわいい絵にまったりほのぼのとしたお話、そして意外と沼るパズルという黄金の組み合わせ、堪能させていただきました! 絵柄を合わせるというシンプルかつ奥深いゲーム、とても面白かったです。 リセット機能が搭載されていたので初手で何枚合っているかというのにこだわりました。 @ネタバレ開始 初手7回クリアでしたので無事にノーマルエンドへ到達して二人のやり取りに思わずニッコリ、その後でエンド条件を確認してバッドエンドを見ないと~と見たところまではよかったのですが…ベストエンドが意外と手こずりました! 初手2枚は合っていないとちょっと難しいかなと1枚のときや正解なしのときは即座にリセットしていたので、リセット機能は本当にありがたかったです! リセット→正解なし→リセット→正解なし→リセッ→1枚正→リセ→なし→リ… 「2枚以上よ、来たれ!」と画面の前で祈った瞬間がありました(笑) 運要素もありますが…奇跡的に一瞬だけ冴えたらしい第六感で3回でクリアできました。 なかなかに胸を張れる回数なのでは~とドヤ顔で「めぐちゃん、どうよ?」とクリックしました。 シュークリームを頬張っているちぃちゃんとめぐちゃんの幸せそうなスチルがすごくかわいいです! 私もシュークリーム食べたくなってきました♪ @ネタバレ終了 コンプまで15分、運が絡んでも30分はかからないかなというバランスも素晴らしく、各種ヒントなどもすべて搭載されていてとてもユーザーフレンドリーでストレスフリーな点も素晴らしいゲームでした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 筋筋肉肉
    筋筋肉肉
    は~~~おもしろかったです!! read meから見てみたんですがまず絵面とBGMのギャップに笑いましたw このBGMはちがくない!? ぜったいちがくない!? と開幕前から笑えるのでread meも必見です!笑 @ネタバレ開始 服が縮んだのか?とか君より強くなってから…と、屈強な見た目に反して謙虚なミチルくんのギャップになんだかちょっとドキドキしてしまいましたw 成長しても純真で優しい性格は変わっていないようで尊いですし、それもカスミちゃんがずっと隣に居てくれたからこそなんだろうな…と思うとこのまま幸せになってほしい良いカップルでした。 @ネタバレ終了 筋肉がメインではあるものの話もシンプルに良いので笑いのあとに余韻が残る感じでとてもよかったです。 サクッと楽しめる明るい作品はありがたいですね。今後の活動も応援しております!
  • きみはもうほかの誰かのもの
    きみはもうほかの誰かのもの
    綺麗なビジュアル、夏を感じさせるサウンドで最後まで惹きつけられました。
  • 泣きべそ*花散る空
    泣きべそ*花散る空
    声で繋がるSNSで交流し始めた主人公がリアルに花火大会でみんなと出会うことになり…と、もうこの流れだけでビビリチキンの私は「ほえー…コトリさんすごい」とすごい・すごいとすごいコールしきりでした。 私はサムネは見ないでササッとDLしてプレイしてオフ会で初めてメンバーの方々を確認したので、本当の意味で「初めまして!」になりとても楽しめました。 これからプレイされる方もできればサムネは見ないでプレイしたほうが楽しめます! @ネタバレ開始 読む速度がかなり速いため、プレイ中はほぼほぼ皆さんの声がすべて混じって聞こえていたので、ゆっくり読む人が一番楽しめるゲームかもしれないな…と思いつつ最後まで遊ばせていただきました。 初めてのオフ会はこのまま最高の楽しい思い出に…と思っていたところでRYOさんがやらかしてからは「そこで黙ってしまってはいけないよ、コトリさんーー!!」と思いながらも、コトリさんのそれまでの性格を見ていればやむなしなところもあり、この辺りのお通夜な流れは見ていて心苦しかったです。 それでも、ぐちゃぐちゃでドロドロとした部分を自らも内包しながらもそれを表に出さないカラスさんの一歩引いた距離感でのやり取りは、見ていて気持ちが良かったです。 カラスさんはもしかしたら本作で一番好きな人かもしれないと思いました。 距離を詰めてこず、一歩引いた距離にいてくれる、それでいて必要な言葉はかけてくれる…彼自身、内面は色々とあるのですが、それをまったく匂わせないところが好きでした。 最後はしっかり彼女の成長を感じるハッピーエンドで、とてもよかったです! おまけから見られるみんなからのバースデーカードの内容も、個人的に気になっていたので拝見できて嬉しかったです。 @ネタバレ終了 それぞれのキャラクターがとても魅力的で、読み応えがあってとても面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
  • 空の鏡
    空の鏡
    タイトルイラストからしてプレイし終えたときに「ああ、読んでよかった」と思わせてくれそうな期待が持てる本作、はじめからを選んだ直後の最初のセリフが最初から最後まで全部アウトな「女のくせにいきがってんじゃねーよ! ブス!」で「ごはっ!!」と変な声が出ました。 @ネタバレ開始 学校生活は度々絡んでくる男子生徒に画面の前でピキピキすることもありましたが、ラシェさんとキッシュさんとのダンスの時間はこちらまで踊りたくなりました。 二人の分身とも言えるあのピアスをして、二人とともに築いてきたダンスを自分のすべてで表現したアンリさんには思わず涙ぐみました。 無音ダンスというのを初めて知り、プレイ後に調べました。 音楽がない分、確かに華やかさという意味ではパッと自分の中に入っては来ないかもしれませんが、その世界に入り始めると、人間そのものに宿る生命力や動き、手足の指の先まで迸る表現に感動しました。 @ネタバレ終了 プレイ後は「ああ、読んでよかった」と思う作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 魚の心
    魚の心
    変人として噂になっている人物も、接してみれば別にそうでもなくむしろ面白い・深い人物だったということは現実にもありますが、本作も学校で「変人」と噂される少女が実はとてもかわいい天然美少女でした! @ネタバレ開始 初回は図らずもみさきさんルートに進みました。 水族館の幽霊として成仏を手伝ってという彼女のこのルートは、主人公は成仏を手伝うポジションでしたが、とてもいいお話だなーと最後まであたたかい気持ちで読み終えました。 無事に成仏できてよかったです。 パジャマパーティーの楽し気な三人のスチルが可愛くて印象的でした。 次にあこさんルートです。 このルートは先がまったく見えなくて、気になりすぎました。 特に主人公が異性愛者(女性が恋愛対象)のため、男性であるあこさんの気持ちどう受け止めたらいいものかと悩む姿、どのような結末に至るのかが気になりました。 あこさんはあこさんなので、私は「あこさんはいいぞ」と思っていたのですが、恋愛は人それぞれ。 恋愛というものは複雑なもので人の数だけ恋がある、人を好きになるということそのものが素敵なことだということを改めて知るルートでした。 最後はあえて選択肢を回避していた真央さんルートです。 友人から「どこまでいったんだ! A!? C!?」的なことを言われて、意味が分からなくてGoogle先生で調べました…なるほど、そういう意味があるのですね(笑) 最後の海の告白で、真央さんを追って海の中に入った主人公が見た「一緒の世界」のスチルはとても印象的でした。 自らの変化への恐れと不安、自分の中に芽生えた恋心などに戸惑う真央さんを抱きしめた主人公の「息をするのが辛いなら、僕が真央の海になる」は格好良すぎました。 最後の「鱗を描いて」のシーンは二人らしくて、とても好きな終わり方です。 まおまおさんかわいすぎるー!なルートでした。 @ネタバレ終了 海に揺らめく光のあたたかさを感じられるような素敵な作品でした。 ありがとうございました!
  • 青柳奇譚
    青柳奇譚
    突如現れた得体の知れない生き物を倒したら、口から女の子が…!という衝撃の展開、しかも「お主たちこそが国を救う英雄じゃ!」と言われて、現世からからかぜ国に転移してしまうという…始まりから既に「どうなっちゃうのー!?」と先が気になる本作、国に合わせた和装にお色直しした皆さんが素敵です! @ネタバレ開始 タイトルの鬼さんたちはいつ出てくるのかなとワクワクしていたら…まさかの敵対する方々だったとは…! そして様々な思惑を孕みながら熱いバトルが何度も入ってきて、どうなるのかと手に汗握る展開が面白かったです。 バトル系のスチルはどれもとても格好よく、カナタ・クイチさんのスチルは美しくも凛々しくて思わず魅入りました。 また、ヒイラギさんの舞のスチルが文章も相まってとくに印象的で美しかったです。 カナタ・クイチさんが死んでしまわれたと思っていたので、和解のシーンで登場して「無事だったんですね、よかった~!」と胸を撫で下ろしました。 とにかく強いキタハルさんが容赦なく斬ってしまわれたのかと…(涙) リエさんはからかぜ国のある世界に残ると言っておられたので、そこはかとなく二人は相思相愛…とまではまだいかないかもしれませんが、二人の間には二人の未来が始まる感じがしたので「幸せになれたらいいな」と思いました。 人も鬼も、今度こそともに幸せになれますように…。 @ネタバレ終了 エンドクレジットで流れる歌声、本編で流れる和なBGMもとても印象的でした。 なにより、皆さんの綺麗な着物姿は、本当に眼福でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • ラストブルー - A adolescence summer -
    ラストブルー - A adolescence summer -
    本来は青色だったキャンバスの上にいつかの日に塗られた黒、その黒の上から再び三人の手で青を塗り直していくような物語でした。 @ネタバレ開始 主人公の理玖さんが思春期だからなのか元々の気質なのか、結構な後ろ向きさでなかなか感情移入が難しかったですが、最後の三人の和解のシーンはわだかまりが解けてよかったねというあたたかな気持ちになりました。 後ろめたいことというのは早く言ってしまえば意外とその時に片が付くことが多いのに、言わなかったがゆえにどんどん重たくなっていずれ咽喉に詰まって、最後には自分を雁字搦めにしてしまうものなんですよね。 理玖さんもご多分に漏れず過去の自分がしたことに囚われて動くに動けず、それが自分の首をどんどん絞めていく様子が人の業であり性でもあるんだよな…と思いました。 碧海&蒼空姉妹も含めて、高校生という子どもから大人へのグラデーション時代にしか見えない甘さや苦しさがギュッと詰まっている物語は、大人になった今だからこそ「ああ、そういう時期なんだよね」と見られることに気付きました。 特に碧海さんの変わりたくない、変わってしまうのが嫌だ、聞きたくない、知りたくないと小さな子どものように先に感情が迸ってしまう部分などは「ああ、人生で一番不安も大きい時期なんだよね」と遠くから見守る気持ちになっていました。 クリア後の数年後のお話は三人の人生が大きく変わってもまだ関わりが途絶えていないこと、また夏が来るたびにこうして会おうと希望を感じるあたたかな終わりで、気持ちよく終われました。 @ネタバレ終了 全体的に彩度の高い青を基調としている本作は、とても夏らしい雰囲気の作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • A BRAVE DAY
    A BRAVE DAY
    開始早々バッドエンドを綺麗に二つ回収するという主人公的には悲しすぎる始まりとなりましたが、三回目の正直で無事に告白させてあげられました。 @ネタバレ開始 初回はエンド5へ到達しました。 廊下で手を振る主人公に振り向く篠田さんがかわいいです。 その後エンド2→1→1…と1が続いたので攻略にお世話になって他エンドと6も到達しました。 攻略がないと奇跡的に自力到達した3つのエンド以外に到達するのはかなり厳しそうだったので助かりました。 特に6には自力では辿り着けなかったと思います…。 横山くんがセッティングした突然の告白Dayではありましたが、一日の行動で気軽に話しかけられるような友人になったり将来的に一緒にお出掛けできる関係になる未来が待っていたり…と、エンドによって関係性もかなり変わるため「彼になるべくよい未来を!」と恋のキューピッドをしている気分でした。 屋上で話していたときの「耳が壊れた!」の会話は特に面白かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 事故ループ
    事故ループ
    クリアしました。昔の主人公の容赦ないクズっぷりにびっくりしました。この主人公でハッピーエンドにどう納得させるのか気になりながらプレイしましたが、ちゃんと納得のいくエンドでした。 @ネタバレ開始 予想外の爽やかなトゥルーエンドでした。 @ネタバレ終了 そして蠟燭の設定がうまくて、これはすごいなと思いました。 面白かったです。ありがとうございました。
  • 無限の月空
    無限の月空
    本作はTLでお見かけしたときからずっと気になっていて、フェス中に絶対にプレイしようと決めていました。 冒頭~OPに入るまでにもう期待度MAX、これは私の大好きなやつだ…!とクリックする手が止まらず、最後まで一気に読了となりました。 作者様の過去作(と某御方の作品)を遊んでいるとちょっと嬉しい展開もあり、頬が緩みました! @ネタバレ開始 映画、さいこぉーーう!!!!という声が出たのは私だけではないはず(笑) いやもうまさかまさかの映画に、テンション上がりっぱなしでした。 もちろん本筋も面白いのは当たり前なのですが、本筋に入ってくる一馬くんたちのお話にはもう頬がこぶとり爺さんのこぶ並みにゆるんゆるんになりました。 「ハッピーエンド最高…尊い…幸せな二人(←ウェイト的には圧倒的に有紀さん偏りですが)尊い…もう一回観ないと…むしろ週替わり特典をすべてゲットする勢いで観ないと」…と頭の中にお花畑が咲くくらいもうサイコーにサイコーでした。 そして、そんな幸せの後のソラさんと桐子さん、新吾さんたちの物語は「なるほどそれで映画館で…!」「それで素晴らしいワンピースの御姿で!」「金属バットの凛さんよき!」「桐子さん怖いよ桐子さん」などなどたくさんのことを感じました。 一つだけもどかしさに悶絶したのは「新吾くんどうしてそうなるのー!」とカフェでの映画制作中止のときでした。 言わないほうがいいとか「言ってもらえないほうが不親切だし不誠実だし!」と、ここはもう「新吾くん! それはだめー!」と画面の前で椅子に座ってくねくねしました(キモイから) 影化したソラさんと対峙したときにきちんとこの辺りの蟠りがとけて本当に良かったです! 影化から元のソラさんに戻った後の『無限の月空』上映は、最初からクライマックス状態で、ここは読んでいてワクワクが止まりませんでした。 四番バッターの凛さんがバット引きずり出した時は「凛様の出陣じゃ!」みたいな声が脳内で響きました(バットを口元に持っていく凛さん大好きです) 麻耶さんがキャットパンチを繰り出した時は、麻耶さんがかわいすぎて笑顔になりました。 何気にお師匠様も可愛かったので、大活躍な展開が嬉しかったです。 最後のエピローグ的なシーンでの凛さんが「一馬くんが気になって~」のときのオーディションの逸話は、さすが有紀さんでした(昇天) もう好き。そんな有紀さんが好き。大好き!です。一馬さんとお幸せに! クリア後のオマケがまた面白く、特にバク宙失敗エピソードはご友人のお話だと聞いて「まさかの実話!」と衝撃を受けました。 いつか作りたいがこうして形となった本作に出会えて一プレイヤーとして本当に幸せでした! 今回、黒幕である桐子さんと決着がつかずに終わってしまったので、いつかコルトパイソンが火を噴く日を楽しみにしています! @ネタバレ終了 今作もとても面白くて夢中になってプレイさせていただきました! 素敵な作品をありがとうございました!
  • 琥珀くんとはじめての記念日。
    琥珀くんとはじめての記念日。
    元気いっぱいな琥珀くんとの1年記念日、楽しませていただきました! ちょっと子どもっぽさが残る琥珀くんのかわいさに元気をもらいつつ、お互いやっぱり1年記念は特別なものだったんだなーと微笑ましいやり取りを見てこちらもニコニコしました。 @ネタバレ開始 指輪は重いかもーと思いながらも、主人公さんのことが頭に浮かんだからと言ってくれる琥珀くんが素敵でした。 いつかその指輪がもっともっと違う意味の指輪として登場するかも…と、思わず期待してしまうぞ琥珀くん。 主人公さんの用意したお揃いのストラップも、思わず麦茶を淹れるのが注意散漫になってしまうくらいアレコレ考えてしまうところが青春!という感じでした。主人公さんもかわいいです。 さらに1年後の琥珀くんがとても大人びていて驚きました。 大人らしさと同居して元気いっぱいの琥珀くんらしさが残っていて、カッコ良さとかわいさで最後は二人がこの先もずっと幸せだといいなーと思いました。 二人のこれからを応援したいので、琥珀くんの大好きなポテチのご当地限定詰め合わせセットを贈りたいと思います。 @ネタバレ終了 一緒にいるだけで元気をもらえる琥珀くんとのはじめての記念日+α、楽しませていただきました! ありがとうございました!
  • 本当のイミテーション<Is sympathy a sin?>
    本当のイミテーション<Is sympathy a sin?>
    両耳が切り取られている遺体が発見された―――という大変ショッキングで連日お茶の間のニュースに上がりそうな事件が起きる本作、急にポンコツ捜査官のスイッチが入り最後までノンストップ読破でした。 一つの事件ではなく複数の事件が複雑に絡み合い、最後には一本に繋がるという読み応えのある作品でした。 あの人物がこっちに関係していると思ったら、あっちにも関係しているのか!と、終盤にいくにつれて加速度的に明らかになっていく真実にワクワクが止まりませんでした。 @ネタバレ開始 犯人の動機に関しては、言語化されて初めて「何を考えていたか」を知ることはできても、根本的な部分への理解は難しかったです。 「そういうことだったのね」と表面上で理解することはできても「なるほど! わかるよ!」と根本的な部分への理解はならず、なぜそんな形に拗らせたのかという視点に落ち着きます。 それが一線を超えた者と超えていない者の見えている世界の違いなのかなと感じました。 彼がいざ春さんを…と当初の通りになった後で、叔父の自首に「彼女と僕の関係性に嫉妬して手柄を奪った」と急に思考回路が「いや、どう考えたらこの一瞬でそうなる?」という方向にシフトしたので、彼自身が元々誰かとの関係性を築くことに対してなにかしらの阻害要因を持っていたのかなと感じました。人格形成においてなにかあったのかなと深読みしました。 犯人に対してはどうしても根源の理解まではいきませんでしたが、話は最初から最後までとても面白く、綺麗にまとめられた終わりかたでしたので読み終わったあとまで余韻がよかったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • Bon appetit
    Bon appetit
    拉致された恋人のために主人公が出される料理を完食する…という見たこともない不思議なストーリーに、初めからワクワクが止まりませんでした! 料理に関しては、食べて大丈夫かしら…と思わず手が止まってしまいました。 @ネタバレ開始 …話の流れ的に、一品目からして人肉を出されているのかと思いました。 しかも、状況的に実はもう自分の恋人は殺されていて、その肉を食べさせられているのかというところまで想像しました(汗) 虐めたほうは「そんなことあったっけ?」と覚えていなくても虐められたほうは一生死ぬまで忘れないんですよね…主人公が虐める側だったこともあり、さまざまなバリエーションで死んでいくのは自業自得の面もあるよな…と納得しながら死に様を見届けたりもしました。 すべてが謎だらけで右も左も分からない状況の中から、断片を通して少しずつ物語の真相が見えてくる趣向、大変素晴らしかったです! イジメ、ダメ、ゼッタイ。という言葉で締めたいと思います。 @ネタバレ終了 異質な状況に目が行きがちですが、物語の根幹にあるテーマに思いを巡らせると色々と考えたくなる作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 海隠し
    海隠し
    タイトルの海とタイトル名から「和風伝奇と銘打たれているし、どんな伝奇ものかな?」とプレイし始め、ネッシーのお話から始まったので、「ほほーう」とどんな物語になるのか興味深く読み進めていたら―――。 @ネタバレ開始 ロボットが!! 出てきました!!(驚愕) 突如として広がる世界観にとても驚きました。 海藤さん、本当にどういうことなの、説明して!でした(笑) そのままイルミナティズというリアル的にも大変有名な某秘密組織に似たお名前の組織が出てきたり、機体が核を原動力にしていたり、終戦とともに大門湖に廃棄されたり…と 情 報 量 が 多 い …!! 主人公と一緒にここは「え!?」「えええ!?」と驚きっぱなしでした。 予測できない展開はとてもスピード感があって、面白かったです! タイトルの意味が明かされる終盤は、もう一クリックずつが激震でした。 方舟はもちろんあの話が一番有名ですが、まさに世界の終わり、すべてが海へ隠され還るというあの最後の終わりはとても印象的でした。 まだ明かされていないこともあるかな?と思いましたので、もし続編などがあれば楽しみにしています。 @ネタバレ終了 中盤からガラリと変わる雰囲気に圧倒されながら最後まで駆け抜けました。 思わず度肝を抜かれる展開、面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
  • ひあしんす
    ひあしんす
    ポコポコポコポコと会話の音が楽しい緋愛さんとの会話、じっくりポコポコ堪能させていただきました。 エンドに到達するごとに少しずつタイトル画面にヒヤシンスが増えていくのと、選択肢がちょっとずつ増えていくのが楽しかったです。 @ネタバレ開始 三日目の亀の中に~のストーリーは「はっ? ええええ!」となったりと、二人のやり取りにちょっとびっくりしたりもしましたが、無事に15個のエンドを集め、いざまた最初からの最後のストーリーは不思議な感じでまた別の味わいがありました。 それにしてもの亀とAIが印象的すぎました…! 三日間の間に「今日が何の日か」というのは把握していたのですが、確かに朝早すぎますね(笑) 二人がリアルタイムにそこでやり取りしているような短めの文章での見せ方は、いつも読んでいるノベルゲームにはないテンポでとても面白かったです。 プレイ後、ヒヤシンスの花言葉を調べて、作品の雰囲気に合っているなとほんわり思いました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • REN-A.I.
    REN-A.I.
    AIとセキュリティについての知識を楽しく得られる面白いゲームでした。 最近あらゆる分野に使われるようになってきたAIですが、細かなところは知らないことも多かったので、とても勉強になりました! @ネタバレ開始 かわいい女の子を庇ったら、実はIT業界TOP会社の社長令嬢さんだった!という展開も面白く、しかも婚約破談にするため優勝しなければと優勝を目指す理由ができてからは一層頑張れました。 パン屋での会話などすごく良い雰囲気だったので、これはもしかして主人公とハッピーエンドもあるかなー?と思っていたら、無事にその展開があって嬉しかったです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 心霊ホラーノベル「怪話」
    心霊ホラーノベル「怪話」
    音響、グラフィック、ストーリー、すべてがハイクオリティのとても怖くて面白いホラーゲームでした。 特に入りとなる一話目の異形グラフィックがインパクトが強すぎて夢に出てくるのではと思うくらい脳裏に焼き付いています。 怪異ボイスと言っていいか分かりませんが、笑い声や異形の声など立体音響がもたらすゾワッと精神的に不安にさせる声が怖さを引き立てていました。 @ネタバレ開始 一話目が一番怖かったです。あまり見ないタイプのホラーでした。 とくにおばあさんとK野さんの顔が引っ張られてミチミチミチッ…!と歪んでいる瞬間のグラフィックがトラウマものでした。 物語の序盤で大家さんが出てきた瞬間に「変な顔の人だなー、具体的に言うと嫌な笑い方してる人だなー」ととても失礼なことを思っていたのですが、間違いではなかったですね(汗) なお、あの暴力夫を倒すこともできず、あの暴力夫が笑われながらミチミチ裂かれる姿も見られず悔しかったです…! どうせならあの暴力夫もろとも道連れエンドがほしかった…! 顔なしこけしはストレートなホラーで、こちらも怖かったです。 いわゆる主人公生存エンドでは、スチルのふんわりした感じが直前の守娘さんの御体やらわらわらと出てきた方々のグラフィックやらの諸々の怖さを忘れさせてくれるほど印象的でした。 ゅべぬろは、これは「あ…」とお察ししたところで大体末路までお察しでした。 元に戻すとか心を入れ替えるとか、なるほどそういう…と妙に納得しました。 ゅべぬろの異形さに持っていかれそうになっていましたが、よくよく考えたらしっかりと「そうなっている」ことが分かる面白いストーリーでした。 最後の新婚旅行はT彦さんのメンタルの強さにただただ脱帽でした。 あのどう考えても「よく君ら祠に収まってたね」と言いたくなるラスボス系の存在を前に恐れらしい恐れもなかったのもすごいのですが、最後まで貫き通す精神力、最後はちょっとほっこりした気持ちになりました。 全話終わった後の????で「そう言えば名前入力したのでしたわ」と、すっかり記憶から忘れ去られていました。 続編があるのでしょうか、とても楽しみです! @ネタバレ終了 上質の恐怖をじっくりと味わい人にオススメしたい、音響をたっぷり味わってほしいハイクオリティーホラーです。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 市立タイマン学園 ~LEGEND OF DELINQUENTS~
    市立タイマン学園 ~LEGEND OF DELINQUENTS~
    廊下を歩けば不良に当たる、マッド博士に改造される、PTAに参加させられる! (これ一番理不尽) 治安悪すぎタイマン学園で並みいる不良をブチのめし不良の頂点に立ちました! 喜びの感想です! タイマンで勝ったら得られる漢ポイントで不良ケンカスキルを伸ばして 「ぼくが考える最強の不良」になるRPG、勝利と敗北の繰り返しが面白くてゲーム遊んだなー!という嬉しさでいっぱいです。 マップは直線のみでダンジョン迷子要素ナシ・スキルを得るためのポイントやお金を貯めるのは比較的容易。 今のゲームはこれくらいのテンポ感が良いと思いました。 ただ、ラクラクとお金やスキルポイントをためるのにはそれに見合った「性格」を手に入れる必要があるのでいたずらにヌルくはなってないです。 DIGITALL様のシステムですっかりおなじみになった性格システムのおかげで ランダムイベント中心の学校内探検も単調になりません。 イベント発生!→ ?なんかサラッと過ぎたorマイナス効果があった →「〇〇の性格ならちがった展開があるかも」とメッセージ という形で、次はどうなるのかな?どうやら良いコトが待っていそうだぞ、 と繰り返しプレイへのモチベーションが切れません。 成功への導線作りや、二度手間を省くためのシステムが丁寧で 学園の空気は昭和ですがプレイアビリティは令和! (二週目のサクサクプレイのための快適ギミックすごい。マルチエンディングゲームならこうしたいものだなぁ…とうなりました) 主人公のバトルを支えるダチ(固有エピソードのあるNPC)や舎弟(モブNPC)は個性豊かでパロディ要素がたくさん。 でも、元ネタがわからなくても治安が悪いのにワチャワチャ明るい楽しい学園のムードは伝わると思います。 パロは東京のかっこいい不良・ファッショナブルなイカ・逃げ上手プリンスのような鮮度高めから インターネット老人(私です)向けまで「ようこんな思いつきましたな」というボリュームです。 各プレイヤーがそれぞれの「こんなの誰がわかるんだ」系パロディに釣られるさまが見える……。 @ネタバレ開始 みんなは何に釣られた? 私はバーフバリとオーマイワカメ! 学校の一室にマ〇チと前〇太尊とガ〇ジーがいる絵を思うとほんと笑いを禁じ得ない。 ド暴力不服従! @ネタバレ終了 仲間が多様なスキルで主人公を支え、敵はだんだんいやらしいスキルでこちらを苦しませます。 中盤以降のバトルは互いの特殊攻撃が乱れ飛ぶにぎやかさで、とにかくバトルが面白い! (もうタイマンじゃないじゃん!というツッコミは歓迎されているはず) @ネタバレ開始 最終盤、こっちの取得した性格を消してくるザコを遭遇したショックはマッカビームクラスでした。 ただし、拠点に戻ればてぢからパワーで性格を復帰させてくれる要素があるのでキーッとなるけどプレイを放棄したくなる理不尽ではない。 このへんが絶妙ですね。 不撓不屈が消えたら拠点に逃げ帰ります…… @ネタバレ終了 ふたりのヒロインはお嬢様とスケバン。 対照的ながら二人とも良い子で終盤のビ〇ンカフ〇ーラが悩ましい。 @ネタバレ開始 ミキちゃんエンドをみました。終盤になるにつれて二人のヒロインが互いを思いやる展開も良かった。 エリちゃんも幸せにしなきゃ! 硬派な不良は一途なものと思いつつ、軟派ハーレムエンドの夢もちょっと見てしまうくらい魅力的… @ネタバレ終了 めちゃくちゃアツく楽しい、ゲームだぜってゲームありがとうございました!
  • おもいをつたえるプログラム
    おもいをつたえるプログラム
    内気な主人公の恋路を応援する可愛い女の子AI! 彼女と一緒にミニイベントをクリアしてリア充を目指す! でもその方法は「イベント内容がわかる前に、行動を選択する」……? これだけで楽しさがモリモリ伝わります。 AIのピアちゃんも憧れの女の子・千風瑠ちゃんもとっても可愛いモデルで、 「主人公の青春華やぎすぎー」と言いながら楽しく遊びました! @ネタバレ開始 ハイスペックヒロイン・千風瑠ちゃんが心根が素朴で良い子なのが令和だなと思いました。 平成初期だと、ハイスペック化した主人公にデレるまでに容赦ないタイプでしたよね。こういう子……。 @ネタバレ終了 シナリオ開始前に選択肢を選ぶということで、 ・選択がうまくいかなかった時の失敗展開が面白いか? ・失敗からのリカバリーが容易か? というのが大事なポイントだと思うのですが、どっちも素晴らしく遊びやすさの点でも大満足でした! @ネタバレ開始 村長と不良がだんだん好きになるのゲーム。 不良と一緒に下校して告白するよね、みんな! @ネタバレ終了 ポップでさわやか可愛い作風がとっても好きです! 楽しいゲームをありがとうございました!