チップを送付できる作品
35894 のレビュー-
いつも仲よしボクの家一週目でパパを選び、二週目でママを選びました。 ホラータグ通り、恐怖を感じました。 しかし、それと同時に悲しみも感じました。 子供は無力で親に養われることでしか 生きていくことができません、 だというのに、子供は親を選べません。 この作品はどちらを選んでも、幸せな結末とは言えませんね。 きっと、子供が生まれた当初は幸せな家庭だったのでしょう、 ですが、仕事に忙殺されていくうちに、離婚という 手段を取らざるを得なくなった。 そして、一番大切だったはずの子供に 悲しみや苦しみを背負わせることになった。 さらに悲しいのが、子供の前で両親ががお互いを 罵り合うことです。 人は変わっていく生き物です。 それは、決して良い方向ばかりではありません。 愛も不変のものではありません。 恐怖以上に、様々な悲しみを表現した作品だと思いました。
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くじらの公式嵐の後の海岸に漂流していた記憶喪失の不思議な少女とイカダレースの優勝を目指す話。 主人公以外の台詞はモブも含めてフルボイスで、こちらの作品の為にロケ撮影された背景写真やオリジナル楽曲など全体として高いクオリティの作品となっております。個人的にはタイトルロゴでおおっとなりました。マルチエンド。 某有名アニメのキャラのパロディ(またはオマージュした)登場人物など全体として見れば最初はコメディ色が強く感じられますが、そう明るいだけの話というわけでもなく。ある意味で子供らしい嫉妬から始まる感情の縺れや事件なども時には起こったり。 それでも仲を深めて、少女くじらの謎に迫り、そしてイカダレースに向かっていく、決して一筋縄では行かないけれど真っ直ぐな子供達の感情が眩くも美しい物語でした。 これからプレイする方に向けてとしては入手したTIPSはMENUからも見ることが出来るので基本的には入手直後に見ることをオススメします。別視点で語られる断章など、見なくても進行自体に問題はない物なのですが間違いなく見た方が面白さが増すので……! あと揚げ立てのコロッケが食べたくなるに違いないので空腹時のプレイには気を付けてくれよな! でもスープは飲みたくならないと思います。
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ピーピングプール青春の痛々しさというのでしょうか、青春の先を過ぎた痛々しさというのでしょうか。そんな生々しさが、綺麗なグラフィックとともに描かれているのが鮮烈でした。限定的な時間の、物語としての切り取り方が見事だなあ、と感じ入ります。
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サマー・ロビン・ガールあどけなく純粋に笑う少女と時に戸惑い叛逆し苦悩しながらも生きていく嘗ての少年の夏の奇跡の話。 個人的に絶対に好きなテーマだろうなと前から思っていたのですが案の定でラストには泣きました。 以下、ゲーム本編のテーマに触れるネタバレ注意。 あとがきにあった曲の歌詞が見付からなくて唸っていたのですがカバーされた方の曲で「おとなになんかならないで」というタイトルを見付けたので歌詞をじっと読んでしまったりなど。 だけど彼女は大人にならないでとは願ってないんですよね。素敵な大人になれるよと心から信じられる強さがあるなら、身勝手に願いを叶える前に、周りを巻き込んででも大人になることが苦痛じゃない「今」を掴めたら良かったのにな、なんて。 やがて生きていく為には大人になるしかなくて、だから大人にならない為にはそうするしかない。望んで大人になれる人は、きっと、そこまで多くない。 寧ろ彼女こそ「大人」の元から巣立つという意味では大人になるべき子だったのではないかな、ともプレイ後に色々と考える中では思ったりもしました。その先は決して綺麗な物ばかりではないけど巣を捨て去って自由を得られる未来が駒鳥にもあったんじゃないかなあ。それでも縛られてしまうかな、どうしようもなかったかな……。 ふと目に入る見知らぬ子供達の姿こそ眩しくも羨ましいよね。それでも生きていく。切なくも素敵な物語でした。
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contract of memory幼い頃に「王子様」と結婚の約束をした少女と何も持ってない少年達の話。 ちょいちょい不穏な空気になったり展開になったりバッドエンドがバッドエンドしていますが、良いタイミングでシーンカットが入るので全体として重くはなりすぎず、あと途中アイキャッチで癒されもしてプレイしやすかったです。 アイキャッチほんとすき。 スチルの数もながらLive2Dの動きある立ち絵や衣服差分など、用意されているイラストが多くて視覚的にも楽しかったです。ちらっと出てきた前作ネタや別ルートネタにもふふっとなったり。 ただ動作に関しては他の方のコメントにもあるのと同様に重く感じる箇所があり、また自分の環境だと選択肢を避けたタイミングでセーブしても上手くロードできないことが多々でした。とはいえスキップはスムーズに進むので、エンディングや選択肢回収の為の周回はそこまで苦ではないかなと……? ところでノーマルエンドという名のお兄ちゃんルートは……、いや周囲が愛を拗らせすぎて駄目ですかね……。 バッドエンドでしか知ることのできない事柄もあったりしますが、それを経た後に見たベストエンドは、こう、少し途中不安に感じることもあったけど、もう大丈夫かなという安心感があって良かったです。 それはそれとしてお姉ちゃんが好きですデートして!
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積層のAestivumグラフィックがとても綺麗で、まずそこに惹きつけられます。シナリオにはボリュームがあり、最初はよく分からない状態で追いかける形となりますが、登場人物たちのやり取りが、徐々に物語を浮かび上がらせていきます。冬の世界に浸りながら、さまようキャラクターの物語が紐解かれていくのを見守っていく。そんな時間を味わえるゲームです。全体がもう、とても綺麗でした。
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Want To Kiss Youツン子ちゃんかわいい! 何かにつけてKISSしようとしてしまいました。ちょっとツンツンしつつも許してくれるツン子ちゃんが最高でした。優しいよツン子ちゃん! かわいい女の子との素敵なデート気分を味わえて、楽しかったです。
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おばけアタック!ポップでかわいい!ちょっとレトロな雰囲気とパッとできるゲーム性で楽しいです。背景色を変えるとまたイメージが変わりますね。おばけくんがかわいいです。しかしアタック!ブラウザでも軽快でした。そしてアタック!
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ママよりつよいやつにあいにいくパンダくんの顔が可愛いです!画質もすごくいいし、登場人物がぬるっと移動するのもおおーっ!と思いました!ハンターのおじさんが登場した時ナチュラルに発砲していてちょっと笑いました。 自然界だけの話かと思いきやパンダ君が街をふつうに街をあるいているし、ライオンさんがハンターのおじさんと普通に話しているのをみて優しい良い世界だなと思いました。読後優しい気持ちになりました!
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Want To Kiss Youツン子が愛おしくて愛おしくてかわいい!! キッスしたら終了なのかと思いきやそのままストーリー進んでキッスしまくれて楽しかったです! 場面切り替えがポップで可愛らしく、主人公も男前で楽しく遊べました! 画面内にバッジのポップアップが収まらずバッジ取得できなかったので、ゲットできるようになったらまたチャレンジしてみようかなと思います! ツン子いとしい…素敵なゲームありがとうございます!
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怨あそび背景加工のザラザラ感が雰囲気に合っていて場面切り替えの使い方と、立ち絵の動かし方もすごく上手いと思いました!影絵だからこその恐怖感もあってとっても楽しめました! 背景も使った演出(クリックする場所など)と選択肢をバラバラにだす表現もいいなと思いました! 見逃したと思ったところがあったのでバックログ実装期待してます!
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そうだ、勇者になろう!(Ver.1.0)ロゴと作品の雰囲気があっていました!キャラクターの塗りの感じがすごく好みで、背景も自作されていてすごいと思いました。何気ない小物が可愛くて、特に道具屋さんのカウンターの上に座っているくまさんがたまらなく好きです。キャラクターまわりに縁取りがしてあることで背景とまじわらず見やすいし、背景とキャラクター以外が黒と白のシンプルなデザインなので世界がより鮮やかに見えてとてもいいと思います。マップの▼アイコンがふわふわ動いている細かい演出も丁寧で良いと思いました。何気ない一つ一つが丁寧で見やすいです。システムはキャラクター表示の際にちょっとチカチカするのが気になりました。あとテキストスピードを任意で変えられたら助かります!
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KOKUTOU - 消えた初恋の謎 -黒十さんの骨とう品店の看板がしっかり作ってあって違和感なくすごいなあと思いました。背景と立ち絵、BGMがそれぞれはまっており心地よい気分のままプレイしました!庵ちゃんが若干小柄な事、さゆりちゃんが大き目で包容力ありそうな事、マスターさんがクールビューティーな事、そして主人公コンビの関係も好みでした!
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発情婆2こぼれろ!で笑いました。(笑) 男性英語ボイス、叫び声、爆破音の組み合わせに勢いがあって面白かったです!
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まっしろの城すごく好きな雰囲気でした!細かいところまで描きこまれていて、細かいところまでクリック出来て楽しかったです。言葉ひとつひとつがかわいくて、かわいいちびちゃんたちと△に住むふわふわをずっとクリックしていました。あとポッチも可愛かったです。(怖がる表情と肩車が特に好きでした) テラスへ行くとほかの城と住人たちが見えたり、イラストは遠と近がはっきり描かれていていいなあと思いました。デザインがきになるものばかりで、セーブを駆使しつつついつい全部のバッドエンドも見てしまいました。はなまるさんの作る世界観が好きになりました。続編もまた楽しみにしています。
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スリーシェルゲームぬるぬるサクサクきれいに動く! 高画質と使いやすいUI、ティラノでこんなことができるんだーと驚きました!ずっと遊べます。自分の限界にチャレンジ。
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怨あそびサウンドノベル風の影絵の立ち絵を使っていて、 それがホラーな雰囲気とよく合っています。 ふつうに見ればただの子供の影絵なのに、 それが演出次第ではこうなるんだなあ⋯と思ったものです。 ルート分岐があるようで、いくつか選択肢の組み合わせを試しましたが、 いまいち分岐がわからず、1ルートのみクリアしました。 今後、時間があれば他の組み合わせも試してみたいと思っています。
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十二月のパスカ選択肢の無いタイプのノベルゲームで、1時間強くらいのボリュームでした。個人的に文体が好きで、心地よく最後まで一気にプレイできました。 社会的には許されない「愛」を求めていた少女、どこか危うく、虚ろなのにとても魅力を感じました。誤字も気にならない程度です。終始作品の世界観もシステム面と相まって綺麗にまとめられていました。
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いつも仲よしボクの家ホラーというタグに後から気付いて、ああ、辛いなぁ、と思いました 全ての選択肢を試してみた後で、改めてタイトルを見返して……なんとも複雑な気持ちになりました 初見では見事に右往左往させられた結果、最終的に右を選んだのですが、この方が幸せ……だったのか? いずれにせよ「ホラー」です……
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Doll's機械が人を知る話。そして、それの素晴らしさと恐ろしさを知る話。 GOODEND、BADEND。どれも楽しめました。