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ティラノゲームフェス2023参加作品

11039 のレビュー
  • あなたの気持ちに、気付かせるお手伝いを
    あなたの気持ちに、気付かせるお手伝いを
    前作に続き実況させていただきました。 途中から涙なしには読めませんでした。 @ネタバレ開始 大学の友達にももしかしたら何か事情があるのかも…とかいいように考えようとしましたが無理でした。笑 ほとんどの登場人物が言葉だけで受け取るならとてもいい人なのに、考えていることが聞こえてしまうせいでゆうくんはとても苦しんだんだろうなぁと思いました。 前作のご主人とゆうくんが出会うことができて本当によかった…! ゆうくんとの出会いがご主人を救い、ご主人との出会いがゆうくんの背を押した、まさしく運命の出会いだったと思います。 誰かに気を遣って話すこと、生きることはそれはもちろん悪いことではなくて、むしろ褒められることかもしれませんが、自分の人生は自分のものだから、自分にしか生きられないものだから、自分の気持ちに向き合って寄り添ってあげたいと思いました。 @ネタバレ終了 作品内のラテアートはどこで飲めますか!? 明日からも頑張ろうと思えました。 本当に素敵な作品をありがとうございました。
  • 人生、お返しします。
    人生、お返しします。
    ドッペルゲンガーを探しに行く話だと思いきや…? @ネタバレ開始 まさか自分がドッペルゲンガー側だったとは! 成り代われるはずの力で、昏睡状態の間の橋渡しをしてあげる優しさに心を打たれました。 TRUEはもちろんEND3もいい終わり方ですね! @ネタバレ終了 心温まる作品をありがとうございました!
  • ヤンデレ好きが推しに執着される、悪役令嬢に転生できたのに、プログラムに勝てません!!
    ヤンデレ好きが推しに執着される、悪役令嬢に転生できたのに、プログラムに勝てません!!
    社畜OLさん「こんな会社事故物件になってしまえば良いのですわ~、ペンペンおハーブも生えませんコトよ~!(そこまで言ってません)」 との捨て台詞を残して見事、推しの住まうゲームの悪役令嬢として異世界転生を果たします。 しかも推しは悪役令嬢にご執心なイケメン、アルベール様!勝ったな、ガハハ!お花摘んでくる! ……ところでプログラムに勝てないってどういう事? という導入(曲解)から始まる本編、ふぇぇ~私どうなっちゃうのぉぉぉ~(主人公はこんなに情緒不安定じゃありません) @ネタバレ開始 開始直後のブラックな会社シーンとか自室シーンは大分クるものがありますが、主人公の恨み節がキレッキレでかなり好きでした! 悪徳令嬢さんの意識(プログラム)が強すぎて、アルベール様に関する事は基本的に主人公に介入の余地は無いのですが、 謎ミニゲーム(主人公も?ってなってた)の結果で心が動いていくのも良いですね。 成功時も失敗時もアルベール様の反応が二度美味しいです…! ハッピーでもバッドEDでもムービーが用意されているのですが、特にバッドはこの転生の仕組みが理解できる内容で、 一見の価値ありですよ! いや、アルベール様かなりイイ男です! これだけメイリーナさんに罵倒されてもめげずに匿い続ける(もとい監禁し続ける)なんて… メイリーナさんの髪色の薔薇を胸に付けてるのとかベネですね。 しかもこのイケメン、ヤンデレなのに凄い自制出来るタイプなんですよ、、、 好きな人の嫌がる事はしない姿勢、凄く大事なんですよね… 外堀はとっくに埋まってるかもですけど、、、 で、実はアルベール様が好きだったのはメイリーナさんでは無く、いつも画面の向こうに居たキミ(主人公) だったという落ちですが、アルベール様は失敗する度に何度もロードを繰り返していたご様子。 いや、この演出すごく良かったです。繰り返している様子が分かるバッドのendムービーは1週目から飛ばせますが、、、 ……ないで…とばさ…ないで… ところでハッピーで晴れて主導権を勝ち取った主人公ですが、メイリーナさんはどうなったのでしょうね?(ニッコリ 最後に、乙女ゲのヒロインとメイン攻略対象って普通に考えたらヤベー奴らだよな…っていうのが作者様との共通認識 っぽくて笑いました。 @ネタバレ終了 素敵な作品、ありがとうございました!
  • 天使のエゴ
    天使のエゴ
    タイトル・イラストに一目惚れしてプレイしました! これで処女作…すごいです! 立ち絵やスチルもとても可愛くてすごく良い作品でした! @ネタバレ開始 おまけに出てくるお兄さんがイケメンでした! メインキャラだとパーチェくんとシエロさんが推しなので、終盤のパーチェくんの命を賭けても全うするところとシエロさんが大好きと伝えるシーンでは悶絶しました… この先の物語やそれぞれのキャラについて、楽しみに待ってます!
  • I color
    I color
    タイトル画面のバラと全体の色合いがとても好きだなあ、と感じたのがプレイのきっかけでした。 美しいバラの園の中で繰り広げられる花たちの悲劇を描いたダークメルヘンな作品です。 @ネタバレ開始 EDそれぞれで見える視点が違うので、プレイすればするほどこのゲームの物語がより深まっていくのが好きでした。 "花殺しはかつて花殺しの被害者だった者たち"という悲しみの連鎖を知ってしまうと、いつまでも花を○し続けなければならない者たちの姿に哀れみのような感情をもちます。 心のどこか一歩違えるだけで誰もが花殺しになってしまう可能性を秘めている、 そんな薔薇たちの密な思いと色んな意味で強い愛情が見えて面白かったです。 @ネタバレ終了
  • Journal Journey
    Journal Journey
    タイトル画面がwolfエディタな感じだったのでノベコレだとちょっと珍しいと感じ印象に残っていました。 RPGのマップやドットアイコンを活かすことで、一般的なノベル・ADVとは少し勝手が変わり、キャラとその周辺の景色全体をより効果的に見せることができるのか、とプレイ中とても感心しました。 シナリオはしょっぱなから衝撃的な展開で、側面から少しずつ紐解いていくミステリー感が好きでした。 @ネタバレ開始 初見時には御者の言葉遣いが少し引っかかったので気になっていたのですが、物語を進めるにつれなるほどとなりました。 ドット絵がプレイヤーに与える視覚情報の少なさ逆手にとりゲームの中身にうまく反映していたのが素晴らしかったです 散らばっていた点と点が終盤で一気につながっていく瞬間の気分は最高でした。また1から読み返したくなる面白さです。 @ネタバレ終了
  • 人生、お返しします。
    人生、お返しします。
    自分と同じ姿をして歩いていたというドッペルゲンガー?の男を探しに行くという設定が面白かったです。 確かにそういう話を聞いたらちょっと気になるかも、とカイに共感しました。 @ネタバレ開始 でもどうしてそこまで探す必要が?もし相手が本当に怪異のドッペルゲンガーだったら怖くないのかな?と思ったら、どうしても"もう一人の自分"に会わないといけない理由があって・・と怪異系ホラーの予想を良い感じに裏切ってくる展開でシナリオに引き込まれました。 怪異として生きるなら本来消えなくてはいけないのは自分ではなく元の彼。カイだってこの世界でカイをやっていたい。やりなおしたい。 でもそれと同時に、元の彼にも生きていてほしいというカイの優しさもあり、 その2つの感情の中揺れ続けているカイの心境が見える各EDがすごくよかったです。 "4人"の友情が優しい世界で好きです。 @ネタバレ終了 温かさと切なさが混じった儚いゲームでした。
  • いつものバス、いつもと違う君
    いつものバス、いつもと違う君
    ゲームサムネイルのふわふわした男の子に惹かれてプレイさせていただきました! シンプルながら少し難しい雑学的問題があったりして、 「次はどんなクイズが出されるんだろう?」とわくわくしながら回答させていただきました。 @ネタバレ開始 クイズの答えになにか関連性があるのだろうか?と思っていたらまさかの告白! なんだか随分面白くておしゃれな照れ隠しじゃないですか…! バスで話すほんの一瞬を積み重ね、だんだん惹かれていく少年少女…青春ですねぇ 二人の未来に祝福あれ! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 負けヒロインに転生したので勝ちに行くことにした。
    負けヒロインに転生したので勝ちに行くことにした。
    審査員特別賞を受賞していたのでプレイしてみましたが、とても面白かったです。「負けヒロインルートこそ本番」という言葉を受けて遊んでみたら乙女ゲーに異世界展開しちゃうというストーリーです。 てっきり平凡な負けヒロインが努力してヒロインの座を奪い取る!みたいな話を予想していましたが、想像を数段階上回ってくる設定と展開の数々が凄いです。強烈過ぎて口を開けて唖然とするレベルのストーリーで、間違えてBAD分岐につかまった日なんかには卒倒モノですが、その分苦難を乗り越えて良いエンディング&おまけストーリーまで堪能できると確かな感動が味わえました。章区切りでテンポよくプレイできましたし、制作の背景が分かるあとがきもあって大満足です。印象的なグラフィックもたくさんあって、多くのシーンでスチルも表示されるため臨場感もありました。 @ネタバレ開始 いや、ほんとユリの性格の悪さがすさまじくて半端なかったです。テンくんが冒頭から一貫してアミを信じてくれるからそこに救われましたが、これでテンくんまでユリサイドだったらやってらんねぇです。多分モニターの前で泣いてました。どう見てもアミの方が可愛く見えるキャラデザも良かったですし、おまけでテンアミの邂逅と時を同じくして怪物ユリが生まれたシーンを見られるのも良かったです。 @ネタバレ終了 本作をプレイすると、「キミ恋」のユリ視点本編には俄然興味が出てきますね。どんななんだろう。
  • ヤンデレ好きが推しに執着される、悪役令嬢に転生できたのに、プログラムに勝てません!!
    ヤンデレ好きが推しに執着される、悪役令嬢に転生できたのに、プログラムに勝てません!!
    スポンサー賞受賞と聞いて飛んできました。ラノベのような全部説明する系のタイトルですが、全部説明されてもピンとこなかったのが遊ぶ前からツボです。タイトルや概要欄を読むよりもゲームを遊びのが手っ取り早いのでさっさと遊ぶが吉ですよ! こちら、プログラムに逆らって推しとのハッピーエンドを迎えようと奮闘する様がとても面白かったです。サブキャラ視点だとメインキャラの言動って結構アレだなぁ、とも思ったり。シナリオを良い方向に進めるためにはミニゲームをクリアする必要があるのですが、こちら気を抜くと初見はミスってしまうけど2回目はまず成功できるという絶妙な難易度でした。唐突に繰り返されるミニゲームがこちらもなんだかツボでした。なぜこの瞬間にそれが始まるのだ!という。 30分ほどでクリアできますし、コミカルなシナリオ展開がとても面白かったです。
  • 白い世界でキミが願うモノ
    白い世界でキミが願うモノ
    少女が目を覚ます白い世界はどんな世界で、現実世界に戻ることはできるのか?というお話。非常にインパクトの強いお話でした。想像力をかきたてるテキストはもちろんですが、BGMの使い方や白と黒の色彩の用い方が非常に効果的で印象を強めていました。 それほど注意喚起がされていませんが、相当にショッキングなシーンがあるので人によっては要注意かもです。なにはともあれリコちゃんに幸あれと心から思えました。
  • Snow Girl
    Snow Girl
    短編ながら、いや短編だからこそとてもインパクトとキレのある作品でした。 主人公の男性が拾ってきたアンドロイドのユキとともに生活するお話。出会ったその瞬間から愛しあうふたり。 @ネタバレ開始 のはずだったのになぜか雪だるまのように少しずつ溶けていく「アンドロイド」。序盤から存在する違和感が急速に大きくなってきますが、スーパーの店主とのやりとりを通じて主人公の精神状態に対する疑念が確信に変わります。警察が踏み込むと止められた冷蔵庫の中で異臭を放つ「アンドロイド」。無線で事実が明らかになりますが、せめて主人公は拾ってきただけだと信じたいところです。歪んだ認知の表現が秀逸でした。 @ネタバレ終了 なるほどそういうことだったのかというラストの着地も鮮やかでした。多くを語りすぎない表現も素晴らしく、このくらいのさじ加減にはとても憧れます。
  • 白雪とネクロマンス
    白雪とネクロマンス
    耽美で退廃的!これがダークファンタジーってやつか!と思える一作でした。過度とも思えるほどの暴力的なシーンが痛々しいのですが、これもまた愛の形なのね。運命と愛に翻弄されて苛立つ様がよく伝わってきました。 絵柄がとても特徴的で雰囲気が満点でした。また、随所に挿入されるアニメーションのおかげで臨場感が素晴らしいのと、動画付きのゲームにピッタリなEDも印象的でした。
  • くろがねと姫
    くろがねと姫
    戦乱の中世ファンタジー的な世界を舞台にした非常に壮大なストーリーでした。若き姫と従者である騎士の関係性が非常に尊く感動的です。回想シーンや敵とのやり取りを含めて1つ1つのセリフが重い。淡々としたテキストが却って読み手の心を熱くします。シーンシーンに合ったイラストも表示されつつ、短いプレイ時間に反して超濃厚な満足感が得られました。よき物語でした。
  • Die to Live
    Die to Live
    ものすごく、胸にくる素敵なゲームでした…! 読み進めながら、手の届かないところにある真実を手繰り寄せようと必死に頭を回転させながらプレイしたのですが、すごく面白かったです!! @ネタバレ開始 ジョシュとヴァルの二人の関係性が素敵すぎます。ありきたりな言葉しか出てこない私の語彙力が憎いぐらい…! 生者と死神、その線は交わってはいせないものだったのだなぁと感じさせられるラストがすごく切なかったです。 だけど、死後ヴァルに会ってたくさんお話をするためとは言えど、前を見始めたジョシュに安堵しているのも事実です。 ヴァルも言葉選びを間違えなかったし、ジョシュも言葉の受け取り方を間違えなかったんですね。 また、ずっと気になっていたジョシュの赤い魔法についても正体が分かってすっきりしました! ジョシュも死神なのか、いやでもそれだったら本人や周囲の人が分かるはず…と悩んでいたのですが、あの光はジョシュを見守っている彼のものだったとは。イグニスにも幸せになって欲しいよ〜! まぁ、イグニスが幸せを掴むその第1歩は、ヴァルがなんとかしてくれそうなので…。 ジョシュとヴァルがまた会えた時にお話する内容が増えたなと思うと心が暖かくなるのを感じました。 @ネタバレ終了 彼らに出会えて、本当に良かったです。 素敵なゲームをありがとうございます!!
  • 夜梟伝
    夜梟伝
    動画や効果音がうまく絡まってカッコいいゲームでした。 戦いが始まる前に水墨画タッチの背景がちょっとずつ効果音とともに現れる演出がとても好きです。ちょこちょこ挟まる参加型の戦闘や、わくわくできる本格的謎解きパズルには衝撃を受けました。作りこみがとにかくすごい!!!ノベルゲームでこんなことまでできるんだと驚かされました。 プレイ出来てよかったですありがとうございました。
  • 噓つき生者と死者の国
    噓つき生者と死者の国
    こんにちは、SOALのスカと申します。 ツイッター(Xか…)の企画で墓守さんを描かせていただくことになり 気になっていたのもありまして、プレイさせていただきました! @ネタバレ開始 謎解きや頭を使うゲームが好きなので(得意ではないです) すごく楽しめました! 最初何も考えず、素直に若い男の子を選んだら血まみれの彼にめちゃくちゃ怒られて 「ごごごごごめんね…!」となりました笑 素直すぎた…笑 彼じゃなかったら彼女だと思っていたので、 次は無事に生き返りルートに行くことができました笑 多分すべてのルートを回収させていただいたと思うんですが、 個人的には墓守さんの弟子ルートが好きでした!フード可愛いですよね…!(そこ?) 生き返りも希望があって素敵だなと思いました。 カラフルになっているのが、現実に帰ってきた感があって素敵な演出だなと思いました…! コンパクトながらこんなにもEDのバリエーションが作れるんだな…!と感服いたしました…! @ネタバレ終了 素敵なゲームを遊ばせていただき、ありがとうございました!
  • 落とし屋・麒麟 ~薫酒~
    落とし屋・麒麟 ~薫酒~
    もう一度、あの素敵なイケオジに会いに行くぞ〜!とワクワクしながらプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 一緒に飲むでは、なんだかもう記憶がなくなりそうなくらい大人の色気に当てられました。か、顔が良い、表情も良い…遊び慣れてるってこういうことだ…ともはや怯えながら、ゆったりとした時間を楽しませていただきました。 触れられる場所も、あと1つが少し難しく、他の方のコメントを頼りに触れ合ったのですが、頭を殴られたような衝撃に襲われました。イケオジってずるい!! と、おまけの破壊力が凄すぎて、イスミさんにしなだれかかっている記憶しかなかったので、もう一度声をかけるところから始めました…。 いやしかし、どうしてご自身を呪おうとした女性にあんな優しくできるんです!?よ、余裕に溢れている。 でもまぁ、余計な敵を作るよりも後々が楽そうではありますが…。彼なりの処世術だったりして、なんて考えたりしました。 @ネタバレ終了 素敵な雰囲気のゲームをありがとうございました!!
  • くろがねと姫
    くろがねと姫
    絵本のような絵柄やシナリオが良かったです。 逃亡劇の中にも楽しい会話があったり、襲ってくる敵もただ敵なだけじゃなかったりと1つ1つのセリフなどが丁寧に作られているという印象でした。 少し暗い、でも少し明るい。そんな物語が好きな人におすすめです。
  • 博士はすべてを終わらせることにした
    博士はすべてを終わらせることにした
    プレイを終えて、心が震える物語でした。 作品タイトル、あまりにも長い年月を生きて精神が疲弊していく博士、そばにいながら慰めることができない自分を不甲斐なく思うアンドロイド。 そんな中、予想外の事態が起きて――。 @ネタバレ開始 アナザーエンドにもわずかな救いがあった、と感じましたが やはりトゥルーエンドが最高です。 話の途中まで行き詰まっていた二人が救われたのもよかったですし、 暗い印象のタイトルが完全にひっくり返るところが爽快でした。 何より、生きることに不器用な博士が自分の想いをハッキリ自覚できたのが、 ロメイさんの気持ちを考えても幸せな結末でした。 関係が変わってもやり取りが相変わらずなところに、クスッと笑ってしまいます。 再会した二人も、どうか幸せでありますように。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。