ティラノゲームフェス2022参加作品
8819 のレビュー-
柘榴の中身は綿だらけ最高でした…@ネタバレ開始 心中しちゃうところも良いですし、結局なんにも解決出来てないまま死んでしまうってところも最高でした…!@ネタバレ終了前作もやりましたが、今作もめちゃくちゃ良すぎて最高でした!!ありがとうございました!!
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箱庭推理『桃太郎』感想が大変遅くなりましたが配信にてプレイさせていただきました。 誰もが知っている昔話の桃太郎。 それをベースとした推理ゲームという、面白そうな設定に惹かれました。 @ネタバレ開始 箱庭推理というジャンルも初めてだったのですが 今回で言うと探偵ちゃんがGMをしているPLが1人用のTRPG…として推理ゲームをするという事で把握しました。 主人公は物語の後日談に桃太郎の家に来た客人という設定。 まずはおじいさんとおばあさんに挨拶をして、家来たちはどうなっているのだろうと思えば… 「犬です」 どうみても人間ですよね!? 「猿だ」 手品師みたいな衣装だし仮面もつけてるが!? 「キジです。家事を担当してます」 一気に格好が民族衣装っぽい感じというか…ここは日本なのだろうか? ここまででも充分ツッコミどころの連続でしたが 「鬼だ」 お前もおるんかーーーーい!? というか、鬼というよりただの見た目が怖いおっさん…のような。 とついつい芸人魂的にツッコミをせずにはいられない流れでしたが、推理作品において本来は動物である家来たちと鬼を人間にしておいた方が容疑者候補の調整という意味では合理的ですね。 じゃないと、動物がどうやって犯行をやったのか?この痕跡は…どの動物の特徴なのか?という話になってしまいますし。 そして、完全にイメージと違うただの若者である桃太郎も登場。 どうやら物語の後日談としてはすっかり堕落をしたというか、駄目人間っぽい感じになっているようですね…。 まずは舞台の把握も兼ねてでしょう。 犬の案内で舞台となる家を確認し、彼が庭師もしている事や庭から見た時の間取りが見える条件が出ました。 重要な点は文字が強調されているので意識しやすいですね。 そして、人間の姿なのに犬小屋暮らしをしている犬…。 本来なら間違いではないでしょうが、この姿だと人権がないというか違和感がありますね。 さらにもっと酷いと思えるのが、台所に置かれた椅子に座って寝る事になっているキジでしょうか…。 せめて横になろう!? 次は広場へ、先程自己紹介の時に言われた通りにそこでは猿が演技をしているようですね。 確かに当初は3人家族だったと思えば、今の家来+鬼で4人増えた状態は大家族と言えるでしょう。 猿がこうして仕事をして不足分を賄っているというのはわかりましたが、仕事熱心だなぁと感心します。 時間が進み夕飯の時間へ。 どうやらシナリオとしては主人公が自分の事を話題として語りつつ楽しんでいるようですね。 そして現在ここに不在である犬は後から小屋で残り物をいただくようで…。 キジは持ち場である台所で椅子に腰をかけつつ食べているのでしょう。 正直、改心したとはいえ家来でもなかった鬼が部屋をもらっているのにしっかり働いた家来のうち2人がまともな部屋をもらっていないのはどうなのか…。 ここで間取り図が出てきた事で各部屋の繋がりもわかったのでこれが後に推理をする際重要となるのでしょう。 昼の間にわかった情報も含め、その際にはしっかり考えたいですね。 そして、解散から各自は自由行動へ。 鬼が文字の練習本の事を猿に教えてもらい楽しみにしているようですが、やはりこの時代だと識字率が高くないでしょうかね? もしくはそういった事も含め事情に困るような環境にいる者が今回でいう鬼の立ち位置となったのか。 (鬼ヶ島も、実際はそういった人の溜まり場という認識だったのか) この世界の事情等も気になりながら風呂はおじいさんが一番、そこから順番で入っていくという流れへ。 おばあさんは見た感じではまだ若そうにも見えますが腰を悪くしているという事でキジと一緒に入るようですね。 そして時刻は22時となり何事もなく明日になるのかと思えば響き渡る悲鳴。 桃太郎が殺害されており、全員を起こして床の間へ集合といういよいよ本編と言える展開に! 外部からの侵入者に気づけるであろう犬とキジに確認すれば特に不審者はおらず犯人がこの中にいるという状況に。 ここで、アリバイを確認しようとしたところチェックポイントで発生する推理選択肢が発生。 確認したところ、チェックポイントの選択肢は正解かどうかに関わらず物語としては進行するようですね。 単独犯の場合、というのが引っかかりますが犯行可能だったのは犬か鬼の二択。 桃太郎の家来に悪い奴がいるはずがないという発言等もあり疑いの目は鬼へ向かう流れへ…。 本来なら、悪事を犯した者は隣町の役人に引き渡す必要があり殺人鬼と同じ家で眠れるか!論で鬼は物置へ閉じ込められる流れになった時点で何とも嫌な予感はしました。 こういう推理物って、最初に容疑が集まった人が次のターゲットにされる事ってそれなりにあるよね…と。 家来が増えてからはおじいさんとおばあさんの習慣である柴刈りや洗濯に家来も一緒につくようになっていたようで、2人ずつに別れ主人公は犬と一緒に村長の所へ向かうのが決定。 とはいえ、まだ証拠も不十分なので家を出る前に質問をするターンがあるのは助かりました。 やはり堕落していたのもあって桃太郎はそれなりに恨みを買う人物だった事が判明。 この作品では家来が人の姿なので、キジとの縁談を断った際に「人間ではないから」と言っていたというのもそういえばそうだったな…となりましたね。 凶器は鬼退治の時に桃太郎が使っていた刀、そして重要そうな事としてこの家とは別に財宝をしまっている蔵の存在も出てきます。 桃太郎が部屋で眠っている事を知っていて、何かしら人目を回避する手段があれば凶器は予め用意するでも現場調達でも可能ですし犯行そのものは難しくない点が悩ましいですね。 主人公が触れているように、殺される前の桃太郎は特別疲れていた様子でもない以上深い眠りに入っていたとは限らない。 ならば誰かが部屋に入った際に目が覚めてもおかしくないのに、何故暗殺されたようだと思える程あっさりやられてしまったのか。 そして、聞き込みをしていく程鬼がとても悪人ではないだろうと思えるのがこう…余計フラグめいてきたと思いましたね。 桃太郎のせいで一家が村から腫れ物を扱うような対応をされた際、率先して信用回復に動いたのは猿と鬼だった。 鬼が桃太郎の事をよく思ってないという部分も、そもそも桃太郎側の落ち度を人としてどうかと思うという話だと思えば別に筋は通っているでしょう。 鬼なのに…鬼なのに…人の道?という部分に軽い混乱はしつつも。 まとめてみれば家来たちは酷い扱いを受けており、おじいさんとおばあさんは桃太郎の更生を諦めている。 おじいさんのみ鬼が犯人だと言わなかった点を問われたのも重要ポイントとなるのか? とか思っていたら鬼のいる物置から火が!? そんな予感はあったものの、鬼が次の犠牲者となってしまった上にこれは下手をすると犯人が自殺をしたと無理に決着をつけられそうな気がします。 アリバイとしてはおじいさんとおばあさんはそれぞれ目撃情報が足りてない、猿は間の時間で犯行が可能。 しかしその場合、おじいさんと猿orおばあさんとキジのどちらかが共犯であり抜け出していても問題がなかったという前提が必要になってくる…。 気持ちとしては猿が犯人というのはあまり考えたくない部分はありますが…どうなのか? さらにトドメの証拠とばかりに出てきた鬼の遺書ですが、鬼は確か猿から文字の練習本を受け取っていたはずなので『字を読む事はできても書けるのはおかしい』はずなのに何故か鬼の筆跡という証言が? 改めて読むと、遺書に漢字が使われている辺り余計にありえないと思えますね。 そうしてここからはようやく全てが明かされるパートへ。 結論としては一家が全員犯人だったというオチでしたか…。 しかし、鬼が犯人でない場合は自動的に犬が嘘をついている事が確定。 その犬は翌日主人公と行動をするので物置に放火する事はできない。 さらに桃太郎が熟睡する為に薬を飲ませる用意等も含めればこれは全員が共犯だったという方が納得しました。 @ネタバレ終了 真犯人を綺麗に当てる事には失敗しましたが、このような形式で推理を進行するゲームもあるのだなという点でとても楽しめました。 それでは素敵な作品をありがとうございました。
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エッグノックドット絵も雰囲気もとても良かった! 全てのたまごを見ていくのも面白いけど、初めは謎解きに挑戦するのがおすすめ! 一発でてんし族を当てられた時は爽快です
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俺と彼女と誰かと誰かよ、余韻がすごい作品でした。 名前の謎解きが難しくて実況されている方の動画を拝見してやっとすべてクリアできました。 人の名前っていう情報に縛られて、答えを知った時にそういうことかーと納得しました。 だからこそあの寓話が紹介されていたのですね。 すべて知った後のタイトルが沁みます。 @ネタバレ開始 不穏な状況からのスタートで不信感がぬぐえないまま会話するドキドキ感、楽しかったです。 お兄ちゃんのことが大好きだからこそ、まがい物だと悟ってしまう彼女が不憫でした。 二人のどちらも悪者じゃないのに、こんな結末になってしまうのが悲しい…。 でもバッドエンドだからこそこの作品の良さも引き立つんですよね。 最初の妖艶な雰囲気の妹から真相が明らかになるにつれて人間臭くなっていく様は痛々しいような、抱きしめてあげたいような複雑な気持ちで読み進めました。 @ネタバレ終了 終末感漂う雰囲気の中で、これまた退廃的なふたりの物語、最高でした! 素敵な作品ありがとうございました
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聖女の村めちゃくちゃに濃いお話でした。 因習に閉鎖された村、なんかおかしい村人…。 大好物です!!この重たい雰囲気最高でした。 序盤は普通に進んでいくんですが、あれ?これって?ん??が重なって中盤からはゾクゾクしました。 直接的なアダルトな表現がない分、逆に艶めかしくて勝手に濃厚なものを想像してしまう…! 作者様の魅せる文章、すごいです。不穏な感じも小出しながらずっと物語全体に横たわっているので終始気が抜けません。 @ネタバレ開始 主人公の持つ毒が村の毒を凌駕してしまった…! 三者三様のEND、どれもよかったです。まともな人はジェストくらいだったのかしら。 リッタのよどみない笑顔に、恐ろしさを超えて神々しさすら感じました。 @ネタバレ終了 気になっている方はぜひ、プレイをお勧めします!! 楽しい作品をありがとうございました~
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クリムゾンレッドの死神ずっと気になっていてやっとプレイできましたー! 序盤からもう、雰囲気が素晴らしい!音楽カッコいい!! みなさんがおっしゃるように洋画を見た後のような充実感です。 こんなに治安の悪い街が舞台になっているノベルゲーム、なかなかないので新鮮でした。 割と戦闘シーンも多めですがハードボイルドとあって安心して読んでいられますね。 彼に任せておけばキャロルちゃんも大丈夫だーっ! オトナな雰囲気のお店でパンケーキ食べるレオさん、かわいかったです。 素敵な作品ありがとうございました!!
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ウソと宝と姪、探偵!?アガサも乱歩もコナンドイルも大好きですが、推理は全くダメな私…。 帆風ちゃんに滅茶苦茶助けられました。 あいはらさんの文章の柔らかさがそのまま主人公の人の好さになっていて謎解きも楽しかったですがストーリーとしても温かく爽やかな気持ちになれました。 デザインも音楽もおしゃれだし、謎解きも専門的な知識もいらないし、情景が浮かぶような描写も素晴らしいし…と色々な面で楽しかったです!! @ネタバレ開始 お気に入りの場所の”中”という言葉をずっと見落としていて、え?ここじゃないの?と最後の問題に苦戦しましたー! あーーそういうことかと解けてすっきり! 子どもの時はうそつきは泥棒の始まり、だなんて教えられますけど大人になると嘘も方便という言葉の方が身近になって。 身を守るため、傷つけないため、陥れるため…色々ありますけど彼らのように冷静に真実を見つめなくてはいけないなぁと思いました。 @ネタバレ終了 二人の掛け合いと距離感がほほえましくて楽しかったです。 素敵な作品をありがとうございました
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エッグノック卵を選んで何が生まれるかドキドキするゲーム。 選ぶ→結果のテンポがよく1週終わったら次はどの卵を選ぼうとすぐに再開してあっという間にコンプリートしてしまいました。 個性的な生き物たち、インパクトのある店主など世界観が作り込まれていて短いながら強く印象に残るゲームでした。 ほとんどのプレイヤーが全部の卵を試してみると思いますがきちんとどの卵がいいかを真剣に考えて選んでいって欲しいと思える内容でした。
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メモリーガール【12/12更新】夕方の、綺麗なのにどこか不安で物悲しい世界の探索が主人公の不安をより演出してくれて物語に没頭できました。 要所要所の演出も素晴らしいー!! 美麗なスチル、作りこまれたUI、隅々までセンスの塊でした。 @ネタバレ開始 トゥルーエンドの主人公の正体にそういうことかー!と驚きました。あんなに現実逃避をしていたのに最後は自分自身との対話で克服しためもりちゃんならきっともう大丈夫。 おまけのライム君の消失はらいむ君だけが彼女の妄想で、お役目を終えたからもういらなくなったって解釈でよかったのでしょうか? 探索?要素もあって楽しかったです。 電車で移動する二人のドット絵可愛かった~ @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました
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雪解け水人間と雪女という異種族ながらも、すこしずつ仲良くなっていく様子が微笑ましかったです。 いろんなものに興味津々な椿さんも、不慣れながらも誠実な暖くんもかわいかったです。 そのぶん急展開には心底ビックリしました。 @ネタバレ開始 江戸のころの椿さんも苦しくてたまらなかったでしょうが、 暖くんを陥れるときにひどく葛藤したはずですし、 「手紙が涙で濡れていた」ところから、 そのときの彼女を想像してやりきれなかったです……。 でも永遠の別れを退け、手を取り合った二人がまぶしかった。 その後も楽しい思い出をたくさん作ったんだな、とチラ見せがありましたし、 タイガースの応援に熱狂しつつ、 ラストシーンで夫婦になって良かったです。 そしてタイトルの意味が秀逸でした! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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異種間エンパシーお、面白かったー! 今後現実でも、起こり得そうな世界観で没頭して読みました。 こんな優しくて麗しいバイオノイドさんが家に来てくれたら好きになってしまうかも…!! 私たちの脳も電気信号でやり取りしているから、バイオノイドと人間を隔てるものってなんだろうと悶々と考えてしまいました。その差異って明確にできないのではと思いながら読んでいました。 @ネタバレ開始 亜子ちゃんの話を聞きながら喧嘩相手の弟にまで共感してしまう彼はきっと生きにくいだろうなと感じました。 共感してもらう側は救われた気持ちになるけど、本人はきっと苦しいですよね。 弟君の恋人も予想外の人物でした。彼女はアルくんとは逆の立場で刺激的でした。色々な見方ができる世界観…!素晴らしいです。 個人的には重いお話が好きなのでEND2が一番好きでしたー!金髪の闇落ちしたアルくん、邪悪で美しい。亜子ちゃんへの相反する感情、もっと深堀したもの読んでみたいなと思えるくらいぐぐっと来ました。一番人間臭い結末だったかなと感じます。 @ネタバレ終了 素敵なお話、ありがとうございました。
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マジで桐生はイケメンだから!ほんとにてぇてぇ!!!!!! 面白さも含めつつキュンキュンが止まらない作品でした! @ネタバレ開始 ギャグ系だけかと思ったら桐生くんがイジメにあっているなど、意外とシリアスな雰囲気があったんですけど、そこを直接的に表現しないのがまた良かったです! そして最後に戻った時のタイトル画面最高でしたぁ!! @ネタバレ終了 ほんと桐生くんイケメンやし、 主人公くんとかまじで友達に欲しい! ほんと、最高の作品をありがとうございます!!!
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回顧、来ぬ楽しくプレイさせていただきました! 選択肢が本当に国語みがあって新鮮でした。 キャラクターの個性がそれぞれいろんな方向にあるのにそれがすべてまとまっていて、軽快な会話がとても好きでした。 終わったあと言葉には表せない感動と達成感を得られました。ほんとにどうやって言葉に落とし込もうか悩んでいます。 推しはもうみんな好きですが宗方3姉妹でしたね。アキもくにおも力も先生方も紗羅紗ちゃんも賢治郎も黒田もマリガンさんもお母さんもアキラさんも好きです。やっぱりみんな好きです。 特にきりえさんが好きでした。 @ネタバレ開始 彼女は最後の最後で好感度爆上がりになりましたね。 最後まで引っ掻き回されました。好きです。 彼女は本当に大女優でした。 @ネタバレ終了 楽しく切なく、まさに夏にぴったりな作品をどうもありがとうございたした! この時期にこの作品に出会えて、プレイすることができてとても良かったです。 素敵な作品を本当にありがとうございました!!
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おじさんと遊ぼう配信で遊ばせてもらいました とても面白かったです @ネタバレ開始 おじさん猫Vtuberとして、「おじさんなら余裕じゃろう!」って始めたらあのオチだったのでリスナーさんとびっくりしたし、笑いましたww ありがとうございました。@ネタバレ終了
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不幸の味を知ってるか『バレンタインだからチョコをくれ!』の後にプレーしました。 @ネタバレ開始 途中で二人の真相に気付いて心が辛くなりましたが、初めにハピエンルートを選択できる仕様のおかげもあり、最後は「よかった……!(いやよくないよ!)」になれました! バドエンには救われない気持ちになりましたが、特に復讐を心に決めたシーンが印象的でした。 今までずっと弱気で怯えていた様子から一転、もう止められない気持ちや加速する覚悟が目に現れていて忘れられないです。 不幸に陥った人間をただ可哀想がるだけではなく、本人なりの納得や落としどころに向かっていけるストーリーが素敵でした @ネタバレ終了
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オルタナティブ・マスカレード ~槐夏の章~先に花飛の章を遊んでから、こちらを遊ばせていただきました!! @ネタバレ開始 こっちなら主人公ちゃんが(心身ともに)助かるかも!!と思いつつ、本当か…?あの怖そうな人を信じていいのか……?と怯えながら進めていました。 プレイし終えた今は、「良かった!!!!主人公ちゃん幸せになれそう!!!!」です。もうにっこにっこしています。 先に花飛の章からプレイした私、愁にぃが出てくる度に怯えており…その人を!家に!!あげないで!!!となっていました。 怖そうなあの兄ちゃんにも、最初は信じていいのか分からなくて怯えており…ほんと、あの兄ちゃんが優しい方で良かったです!! 願わくば、記憶を消して逆の順番でも遊べたら、なんて思ってしまいます。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!!
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オルタナティブ・マスカレード ~花飛の章~ずっと気になっていたこちらのゲーム、やっとプレイさせていただきました〜! @ネタバレ開始 BAD END2、TRUE ENDの順番でクリアしている最中です。TRUE ENDの衝撃がすごすぎて、一旦この文章をしたためています。 絶対好きでしょ、とろくに概要欄も読まずに遊んだ私、TRUE ENDを迎えた時に叫んでしまいました。最高です。 最初から、愁にぃ、なんか怪しいな…?いやでも信じようよと自分に言い聞かせながらプレイしていました。BAD END2でも、なんか危ない人な気がする!!と思いつつも、いやでも信じたいと葛藤しながら迎えたTRUE END。やっぱり危ない男じゃん!!!! って思ってたんですけど、概要欄には、仮面の下の嘘を見破れってあったし、題名も示唆してたんですよね。私よちゃんと見て〜!?の気持ちもありますが、だからこそ怪しいと疑って楽しめたのかもと考え、ナイス自分とも思っています。 彼の選んだ結末が、心中ではないのがこれまた憎くてですね。いや、最高なんですけど、恨めしくて(?)。 あの男、主人公ちゃんの心に傷を残す為だけにやったわね、の気持ちです。それだけではないかもですが、それもある気がしていて…。 主人公ちゃんは生きている限り、彼のことを忘れられないでしょうし、それをわかった上で全部計算してやってそうなずるい男…。好きですね!! しかしTRUE ENDで1番心に傷を負ったのはエンディングロールでした。あの曲、結婚式でよく聞きそうな曲じゃないですか…? 曲の幸せなイメージと、主人公ちゃんの見ている現実の格差に頭を抱えました。 そして満を持してBAD END1へ。 つ、つ、続き〜!?続きはどこですか、後日談はどこですか!?私の頭の中ですね、わかった!!!!とドッタンバッタンしていました! BAD END1だと、ここから入れる保険もありそうで1番好きかもしれません。……いや、本当に入れる保険あるか?と悩み始めてしまいました。 でも1番好きかもしれません。 @ネタバレ終了 花飛の章も楽しかったので、この勢いのまま槐夏の章も遊んでこようと思います!! 素敵なゲームをありがとうございました!! @ネタバレ開始 書くか悩みましたが、最初「愁」の漢字が分からず…。 この文章のために調べた時に「愁い」と知り、頭を抱えました。君が、主人公ちゃんの愁いのタネや、君のせいやん…!!と。ここにも答えが仕込まれていたのだと手を叩いて喜びました。ありがとうございます。 @ネタバレ終了
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生きるその先に -覚醒編-第一部に続いて、こちらも読了いたしました。 シナリオ、設定、キャラクターとあらゆる要素がドストライクでした。 内容的にも精神的にも間違いなく第一部の続編なんですが、 いい意味で別次元の作品にまで仕上がっていたように思います。 もちろん前作も素晴らしい作品だったのですが、 一年で更にここまでレベルを上げて来るのかと度肝を抜かれました。 第一部は懐かしいADVを思い出すという感想が主になってしまいましたが、 今作は純粋に「生きるその先に」という作品そのものが持つ力を見せつけられた印象です。 システム面も一見して前作と全く同じように見えますが、 より親切かつ没入感を増す細やかな改善が為されていて、制作に対する真摯さが窺えました。 (選択肢の場面でオプションが表示される、好感度が上昇した演出の挿入タイミングなど) まだプレイしていない方はその理由が「長さ」だけなら、絶対にプレイすべきでしょう。 紹介ページを見て「面白そうだけど……」と感じたなら、その予感は間違いなく超えてくるはずです。 以下、ネタバレ感想部分は第一部のネタバレも含みますので未プレイの方はご注意ください。 (なお同時収録されている第三部の体験版部分に関してもがっつり触れています) @ネタバレ開始 ◇詩衣とそのルートについて 年下で辛い境遇にあって、という属性だけでも庇護欲はくすぐられますが、 やはり詩衣がそれをただ嘆いているだけじゃないところが印象的でしたね。 葵紅との微笑ましい交流があったからこそ、 クライマックスでの葛藤がより悲痛に感じられて心を動かされました。 髪飾りについて「稽古中に壊れちゃった」とだけ告げるのも、 さり気なく父のことをまだ庇う彼女らしさが現れていたように感じます。 また葵紅が夏生を庇ってくれるシーンが象徴的だったように、 このルートでは特に夏生の優しさが素直な形で強調されていたと感じましたね。 詩衣もまた自己犠牲的な優しさが強い故に苦しむヒロインだったので、 この二人が一緒にいればきっといいバランスになっていくのではという希望が見えました。 ◇沙姫とそのルートについて 登場時から謎めいていて、つかみどころのないヒロインでしたね。 そして彼女自身の口から過去や素性が明かされてからもずっと、 まだ何かあると思わせる伏線が常に敷かれ、目が離せなくなるシナリオでした。 明確には語られていない過去の境遇も随所の含みで察せられるようになっていて、 一見して唐突に感じられるクライマックスも決して単なる超展開ではないという……。 ネガティブな理由から人魚姫に憧れていた沙姫が、 幸せな人魚姫になれたようなエピローグは感慨深いものがありました。 裏切られたと感じても沙姫の秘密は口外しようとしない、主人公も良かったですね。 個人的な好みの話にもなりますが、自分は誠実な主人公が好きで、 特に男の場合は口が堅いというのがその第一条件だと思っているところもあるので。 ◇鬼晶とそのルートについて 前作では鬼晶の正体と過去が終盤になってようやく明かされ、 それもどこか俯瞰的な描写だったので感情移入し切れないまま終わった印象がありました。 しかし本作ではその真相が美麗なイラストを伴って早々に、 しかもより叙情的な形で明かされるので、彼女への思い入れが俄然一層に強くなりましたね。 またそれによって鬼晶の態度もかなり柔らかくなり、 主人公も主体的に行動するようになったりとすべてが良い方向に作用していたように感じます。 唯一の弊害といえば、心情的に他ヒロインルートに進みづらくなってしまったことでしょうか。 詩衣ルートの導入で夏生が迷いを見せるところでは完全にシンクロした気分になりました(笑)。 メインヒロインだけあって前作同様に本人のルート以外でも満遍なく活躍を見せてくれますが、 沙姫ルートの終盤は本人のルートに負けず劣らずの「おねえちゃん」感で切なさが募りましたね……。 ともあれ二人の絆が明確に描写されている分、 お互いを想い合う気持ちに強い説得感があって終盤が最高潮に盛り上がりました。 ここで流れるBGM(「覚醒した夏生」)が、「夏生のテーマ」のアレンジ(?)なのもいいですね。 この総合芸術感こそ、数ある創作形式の中でも自分がノベルゲームを好きな最たる理由かもしれません。 ◇天城家メンバーについて 「REACT」については未プレイながら気になってはいて、 本作にもそのキャラクターたちが登場するという情報は知っていました しかしゲスト出演程度かと思いきや、まさかここまでがっつり絡んでくるとは。 実は既に「REACT」もダウンロードはしていたのですが、 いずれはプレイしなければ……という思いがより強まりました。 葵紅に関してはもはやサブキャラクターの域を超えた活躍で、 特に詩衣ルートについては彼女なくしてはあり得ないシナリオでしたね。 斗也は一度思いあまって直情的なことをしてしまうものの、 それも彼なりの思いやりからくることでしたし反省もしっかり見せるので 悪印象を抱くということはありませんでした。むしろその誠実さに好感が増したぐらいです。 立ち位置的にシナリオ上ではあまり目立たない実智瑠も、 バランサーとしての役割の他、ナイフというキーアイテムを通しての存在感がありましたね。 すべてのキャラクターを大切にされているのがよく伝わってきました。 ◇第三部の体験版について 既に第三部も本編が公開されていますが、 リリース時の気持ちを味わうべく同時収録の第三部体験版もプレイしました。 しかしここで一旦お預けを食らった方たちには同情をせざるを得ない。 世界がループしていること自体は本編中で夏生が 第一部の場面を回想した時点であっ(察し)だったのですが、更にこんな仕掛けが打たれているとは。 鬼晶グッドエンドがあまりに真っ当なグッドエンドだったので、 ループするにしてもここからの第三部って何をどうするんだろう? 確かに「鬼切」の下りでの陰陽師の件など、気になる謎はまだ残っているけど。 と思っていましたが、なるほどそう来るか……と。 @ネタバレ終了 改めて本当に素晴らしい作品をありがとうございました! 終わってしまうのが惜しい気持ちをぐっと抑えつつ、第三部に向かいます! P.S 第一部での感想コメントに返信を頂きありがとうございます! 作中で語られていなかった補足情報まで教えてもらえて理解が深まりました。
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げきからをつくろう!マジで笑いたい時にオススメです!!!! げきつくシリーズを知ってる人ならより楽しめるよなぁぐらいのゆるさでマジで暇つぶしにもってこいだなぁと! ☆いい所 ・ゆるーく5分ぐらいでできる ・周回があるので割と時間を潰せる ・キャラが可愛い ・ネタが意味わからんくて面白い ・怨屋呪理(げきつくシリーズのキャラクター、私の推し)が出てくる ・怨屋呪理がカレーを食べてくれる ・怨屋呪理の謎情報がゲット出来る ・怨屋呪理を困らせることが出来る って感じです!! え?なんか圧と偏りをを感じる?気のせいじゃないですか???? 怨屋呪理はいいぞ(えんやじゅりって読みますひらがなにすると可愛くない?) ぜひみんなも怨屋呪理を困らせよう!
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ミスト(仮象)オススメに流れてきたため、正直何と考えずプレイ。 そうしたところ、メニュー画面等細かいところまでこだわって統一されたデザインと、一貫した世界観が出てきたものだからビックリ。こんなゲームもあったとは…。素晴らしかったです。 遅ればせながら、(順番が逆になってしまいましたが)ミストにこれから行こうと思います。素敵なゲーム、ありがとうございました。