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ゲーム実況OKの作品(実況前に必ず作品の概要や規約を熟読してください)

49687 のレビュー
  • リルミネイト
    リルミネイト
    プレイさせていただきましたー! こういう謎解き系詰まりがちなんですけどサクサクプレイできました! テキストがほぼないにも関わらず、分かりやすく、時に切なく、可愛らしく神秘的な世界を体験させていただきました。 @ネタバレ開始 ギミックも少し難しくなってきた頃、少女一人だけになってしまいああ~!となり、さらに少女が使うには石の力は強すぎたのか段々疲労が隠せなくなる感じがもう~!最後は悪しき謎の闇を振り払って2人が再開できてよかったです。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 片付けられない女
    片付けられない女
    短い時間の中で、いろんな種類のエンディングがあり、 切ない、悲しい、可愛い、おもしろい、いろんな感情になりました! 不穏な演出もありますが、ホラーが苦手な方にもオススメです。 本日YouTubeにて実況動画投稿させていただいたので、 こちらに報告させていただきますね。
  • ことはらのあに
    ことはらのあに
    作者様のXで情報を見かけたときから、公開をとても楽しみにしてました!! 異母兄であるお兄さんがとにかく美しくって、儚くて、とても魅力的でした。 夏の旧家という舞台設定、テンポよく進むストーリー、主人公がお兄さんに惹かれていくのがよくわかる叙情的で美しい文章(滝の傍でデジカメのデータを一緒に見てるときとか…!)、どれもとてもよかったです!! 短編の中に、「これが見たかった!!」という要素がぎゅっと詰め込まれていました。 @ネタバレ開始 お笑いライブに行っちゃうお兄さん、カワイー! ボーッとしてることも多いお兄さん、カワイー! 序盤のお兄さんとの会話にほのぼのして、「もうこのまま何も事件が起こらず、二人の平和な交流見てるだけでもいいかも…」と思いました。 恵まれない環境ながらも、お兄さんが意外に地に足ついて生活してる感じがあって、そこにときめきました。 泥沼エンドがあるということでワクワクしてましたが、いざプレイしてみたら「清流」エンドが一番好きでした。 お兄さんの笑顔を守りたい…!この家に留めて汚したくない…!! お話の最初の方では、お兄さんかわいそ…っていう印象でしたが、本当に可哀想なのは二回り以上年上の男(せめて一回りにしてくれよ)と結婚して家に縛られてる繭ちゃんの方ではないかと思いました。 でも、繭ちゃんにもお兄さんとの交流を光にして、強く生きてってほしいです。 泥沼・湖沼エンドは、繭ちゃん、君、あー。あーって感じで…。 お父さんと同じ…血の業ってこういうことなんですね。 きっとお父さんも昔、こうして文雪くん母に劣情を抱いたんだろうなぁと思いました。 傲慢少女だいすきなので、その点はテンション上がったんですが、やはりお兄さんには清らかに笑っていてほしい…。 滝壺エンド。ひ、ひねのさんおまー!! 二時間サスペンスドラマのプロローグのような展開に…。 このエンドお兄さんが、繭ちゃんを助けようと必死になってくれないのが地味に悲しかったです。 @ネタバレ終了 センスあふれる素敵なゲームをありがとうございました!
  • 公平なるは我がマキナ
    公平なるは我がマキナ
    プレイさせて頂きました。キャラクターがみんな良くて……ストーリーと一枚絵がとても素敵でした。ありがとうございます。開発中の作品も、無事に完成できますよう、応援しています。
  • 押し倒していい?~強い女とヘタレ浪人の恋愛絵巻~
    押し倒していい?~強い女とヘタレ浪人の恋愛絵巻~
    清十郎さんが可愛くて、最後までしっかり見てしましました
  • あなたは世界でいちばん怖い「電話ボックス」を知っていますか
    あなたは世界でいちばん怖い「電話ボックス」を知っていますか
    面白いですね。 ホラーパートも身に迫るものがありました。 お時間が許すようでしたら、そちらに特化したお話も見てみたいです。
  • 椿電鉄
    椿電鉄
    プレイさせていただきましたー! 長髪学生服男子良き…! @ネタバレ開始 ツバキ君そんな根詰めなくていいんだよバームクーヘンでもおたべ……。 でも自分が今まで得意だと思っていたものがそうでもないと思い知らされるのツライよなぁ。 ラスト花だけ残ったとき、あの花だけでも持って帰りたいと思ったけどあの世のモノを食べると戻れないとか言うので触れないほうがいいだろうな~とか考えてたら消えていったので、そこで本当にツバキ君が行ってしまった&彼の優しさが見えた気がして大変良かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 夜半に道連れ
    夜半に道連れ
    制作中から魅力的な設定と仄暗くも美しいイラストを見ていて、絶対にプレイしたいと思っていました! @ネタバレ開始 あらすじからなんとなく察してはいましたが、クズ男を殺してしまった奥さんと、クズ男に騙された浮気相手が、亡くなったクズ男を一緒に埋めに行く。序盤からトップスピードの鬱展開ですが、相手がそうされても仕方ないほどのクズなので、二人の境遇を可哀想だと思いさえすれ、ここまでしなくても…とは一切思わず、奇妙な関係ながらも通じ合うところがある二人のぎこちなくも、お互いを思い合うやり取りに、こんなところで出会わなければ友人になれたのではないかとすら思いました。 二人の関係性は普通に考えたら、会話をすることもしんどくなるようなものなのですが、特異な状況とこれまでの生活環境もあって、互いに互いを「理解できる」と思えるもので。佐枝子さんもあさひさんも、一時の感情で罪を犯したのではなく、溜まりに溜まったものが弾けた結果なのだろうと。 罪を償った先に、今までには無かった幸せがあるかもしれないのに、自死を選んでしまうほどに疲れ切った佐枝子さん。確かにどんな理由があっても人を殺していいことにはならないけど、出口のない迷路の中ひとりでずっと苦しい思いをしてきたであろう彼女を想うと…。そして許してと言う彼女の涙がまた、こちらの涙を誘います。 「一緒に死のう」と言うあさひさん、ここでのタイトル回収がすごく秀逸でした。ずっと愛されたかった、大切にしてほしかった、幸せになりたかった、そう願う二人の女性に胸が苦しくなりました。仄暗い終わりが見えているけれども、つかの間の幸せに浸る二人、この終わりはこれはこれで悪くないと思いました。 後からエンド1を見ましたが、道連れの意味が変わっていて、またまた秀逸! 佐枝子さんのために自分だけが罪を被って死を選ぶ…あさひさん…。それはきっと佐枝子さんを苦しめるだけだよと思いつつ、身も心もぼろぼろになってしまった彼女にできる精一杯だったのだろうなと。でもこれじゃ辛すぎるよ! そう思ったところで選択肢がもう一つある!?  二人が自分の気持ちを隠さずに伝えあって「一人じゃない」と思えるエンドがあって本当に良かった! こんなことを思ったら罰が当たるなんて、確かにそのとおりだし、そう思うことは簡単だけど、こんな形でも二人が出会えて良かった! この言葉に尽きます。 きっとこれも一つの「道連れ」の形なのだろうと思います。それでも、せめて二人にとって幸せな道連れだとは思うので。 ラストの佐枝子さんの笑顔が美しすぎて、朝日が霞む! ダジャレではないです(笑) @ネタバレ終了 紫がイメージカラーなのだと思いますが、怪しくも美しく色づけされた世界が非日常感を演出していて、短編ながらも没入感の高い作品でした。 立ち絵の見せ方もお上手なのと、セリフに合わせて細かく変わる表情がその気持ちを高めてくれました。あさひさんの傷が本当に痛々しくて、佐枝子さんの気だるげな表情と仕草が妖艶で、特に印象に残っています。 シナリオも尖りすぎず、けれども心にずんと響くような言葉のチョイスが素晴らしかったです。ものすごく感情移入して読み込んでしまいました。 色々と暗い要素がある作品ですが、読んでよかったと思います! 素敵な作品をありがとうございました。
  • とらうまごっこ
    とらうまごっこ
    じっとりとまとわりつくような怖さがありました。日常に散りばめられた怖い人の再現のリアルさ、“恐怖”について考えさせられる素敵な作品です。
  • 救済センター
    救済センター
    「救済センター」の文字と眼鏡の男性の笑顔のアンバランス加減が気になりプレイさせていただきました! 救済専門のコールセンター…だけど、掛かってくる電話は答えの見えない攻撃的な問いばかりで…? @ネタバレ開始 プレイ前の6号さんの印象は「仕事とプライベートを完全に切り離せる鋼メンタル眼鏡なのかな…?」と思っていたのですが、みごとに半分当たりで半分外れでしたね…。 ご本人がぽつぽつ零していた内容から、他人を救うことで過去の自分自身も救われることを願っていたように見受けられますが…見送ったエンドがすごく切なかったです。 今までは淡々と仕事をこなすことでギリギリ踏みとどまっていたのに、主人公との対話で良くも悪くもバランスが崩れちゃったのかなと思うと、やるせないです。 6号さんにはこれからも生き続けてほしいと思いつつも、その結果が再び地獄を突き進む結果になると思うと、ある意味「死」も6号さんにとっては「救済」なのかなと…安易に頑張ってほしいと言えないのも辛いところですね。 それでも、ほんの一瞬とは言え主人公との何気ないやり取りで少しでも6号さんに心の休息が訪れたなら良いなと思います。 @ネタバレ終了 考えさせられる、素敵な作品をありがとうございました!
  • 隣の世界の私のクラス
    隣の世界の私のクラス
    知ってる怪談の内容が『自分が知ってる、頭の中の引き出しの中にある話』と違うとき、ワクワクしませんか?そういう物語でした。 ネット怪談好きとしては、最初に選ぶ5つの話、全て知っていましたが、読むと『ほー!こういう変え方するのか!』と、納得のいく、怖さの変え方がすごく良かったです。隙間女の話をはじめ、そう変えてくるのか……。大変興味深く、怖く、面白かったです! 初めてノベルゲームコレクションでコメントさせていただきましたが大丈夫でしょうか……。
  • 探偵助手は恋がしたい
    探偵助手は恋がしたい
    可愛い素敵なイラストと、探偵と助手のラブコメな雰囲気に惹かれてプレイしました。 ほぼ一本道のお話は気軽に読めてとてもよかったです。 @ネタバレ開始 僕っ子男装探偵助手な女の子!素晴らしい!好きです! 冒頭では「あれ?タイトル画面的に女の子かと思ったけど男の子なのかな?」と思っていたら、やっぱり女の子!からの急展開! ま、まさか!?よもや…あわや!!と思いながらハラハラ展開を読み進め、ちゃんと安全に事件解決してほっとしました。 明るく後味も良い爽やかなミステリ風味のラブコメ、とても楽しかったです。 @ネタバレ終了 これからの展開にも期待が膨らむお話で、とっても楽しかったです。 ありがとうございました!
  • たまゆらの夜
    たまゆらの夜
    あとがきまで含めて読了しました。 BGMもあいまって基本的にはゆったり進みますが、 先が気になる描写や物語的な起伏はしっかり存在しています。 一時間ほどですが、最後まで途切れることなく読ませる作品でした。 作品の雰囲気と裏腹に主人公の響は言動にかなり険のある人物です。 これはあとがきで作者さん自身もおっしゃっている通りですが、 まだ響の心情が表面的にしか語られない最序盤では殊更顕著に感じられました。 しかしそんな響がより踏み込んだ自身の内面を語ってからは、 彼に対する印象が大きく変わっていくことになります。 @ネタバレ開始 過剰なまでに他者を拒絶し、人間のことが嫌いだと言い切る理由。 それは他者を見下しているのではなくむしろ劣等感に苛まれるから。 ただ社会に存在しようとするだけで責められているような気さえする。 とても身につまされる思いがする独白で、ここで一気に心が動かされました。 @ネタバレ終了 辛辣どころでなかったタマへの態度もこの前後辺りから軟化するので、 主人公が苦手で離脱しそうになっても、とにかくそこまでは読んで欲しいですね。 対するタマはとにかく人当たりの良い好人物として描かれます。 作中で響が評したように、どんな無礼で理不尽な態度を取られても許容する。 しかし何もかもを肯定してくれるような存在ではなく、 導くことを第一としているというのが本質であり肝心だと感じました。 人間以上に人間的な表情を見せつつも、 超越者然とした能力や精神性をところどころで覗かせてくる。 親しみやすくも人間ならざる存在として、非常に巧みな描かれ方でした。 @ネタバレ開始 切なさを残しつつ前向きな結末は個人的にもとても好みな着地です。 人間時代のタマと現在のタマの容姿の変化――特に目と耳――を踏まえると、 大いに想像の余地と余韻を残すラストとエピローグも印象的でした。 @ネタバレ終了 素敵な時間をありがとうございました!
  • 自分よりも大切な存在完全版
    自分よりも大切な存在完全版
    僕は2時間ほどで2つのルートをクリアすることが出来ました。子供を欲しいと願う人々の切実な葛藤を描いた作品で、大きく心揺さぶられました。この作者さんの作品はほとんど全てプレイしていると思うのですが、本作品は特に好きなものの1つとなりました。なお、僕は通常版の「自分よりも大切な存在」もすでにプレイしていたのですが、完全版ではまた別の視点で「子供を産むこと」が描かれており、楽しむことが出来ました。すでに通常版をプレイした方にもおすすめしたい作品だと感じています。 @ネタバレ開始 本作品は、前半の共通パート、後半の分岐パートで構成されています。 共通パートでは、楓と愛海という2人のヒロインとの学園生活が描かれています。前作の「通常版」では愛海がかわいそうに思えるところがあったのですが、「完全版」では愛海とのドキドキするようなシーンも追加されており、その点も良かったです。分岐へとつながる選択肢では、どちらを選ぶべきかとかなり葛藤しました(笑) ただ、本作品の真骨頂は、分岐をしてからだと思います。楓ルートと愛海ルートは、それぞれで描かれるものが異なっておりますが、それぞれの良さがあったと感じます。 個人的に素晴らしいと感じたのは、どちらのルートに入っても、もうひとりのヒロインが重要な役割をもって再登場することです。学生時代に恋愛関係とはならなかったけど、その後再会して新たな絆が生まれる。このあたりの描写はリアリティもあって、大変良かったです。 個人的に特に好きなのは、楓ルートです。主人公の出生に関する苦悩が物語の上で重要な役割をもっているなど、ストーリーの完成度も高いように感じました。 楓ルートは、楓と2人で不妊症の問題に向き合っていくことから始まります。主人公と楓は家族に対する考え方が大きく違うことが、本ルートにおける大きなポイントだと思います。主人公は「子供はいなくても幸せになれる」と考えるも、楓は「どんなに苦しくても子供が欲しい」と願う。このあたりの2人の葛藤は強く共感できるもので、大変読みごたえがありました。 楓の「結翔君と血のつながった子供を産んであげたいの」という台詞は、本作品の中で僕が一番好きな言葉です。「子供がほしい」という願いは、「親のエゴ」だという見方も確かにできるのだと思います。しかし一方で、深い愛情をもって産みたいと願う人々も沢山いるのだろうとも思いました。 なお、愛海との結婚を決意する時の結翔の気持ちについては、「この部分は、自分と結翔で価値観が違うな」と感じました。ただ、結翔のこれまでを考えると、彼がそんな風に考えるのも無理はないよな、とも思いました。 次に、愛海ルートについて。個人的には、前回でいわゆる負けヒロインであった愛海とカップルになり、仲良さそうにしているところが嬉しかったです。それだけに、愛海が苦悩する様子をみるのは胸が痛くなりました。特に、スマホアプリにて「ママと会えるのが楽しみだよ!」という文章が表示されるという演出は、共感しすぎて苦しくなるほどでした。 愛海ルートでは不育症の問題を扱っており、その点が楓ルートとの大きな違いのひとつです。ただ、愛海ルートではそれに加えて「家族を持つことは本当に良いことなのか?」「子を作ることは、親のエゴではないのか?」という問いについても丁寧に描かれていたと感じました。 完全版での追加要素の中でも大きなものが、門川陸斗の存在だと思います。彼は「家族を持つことは良いことだ」という考えに対するアンチテーゼとして存在しており、本作品のテーマに深みを与えてくれるものであったと感じます。彼の思想は反出生主義的で、実際、そのような思想を持っている人も決して稀ではないと思います。そんな彼の、「親は自分の幸せだけを考えて子どもを作るんだ」、「産むことは親のエゴだ」という発言に対して、結翔はどんな風に考えるのか。それが本ルートの大きな見どころだったと思います。 不育症という問題にぶつかり苦悩する結翔と愛海でしたが、その末に結翔が出した結論は納得感のあるものだったと思います。 「産むことが夫婦にとって、そして子ども自身にとって幸せだと信じているから産むんだ」 「俺にとって、これから生まれてくる子どもは自分よりも大切な存在だ。子どもと一緒に作る幸せを見たいと思っている」 陸斗にむけて語ったこれらの言葉こそが、本作品全体のメインメッセージだったようにも思いました。 正直なところ、ラストは愛海が出産できたかどうかが明らかになるところまで描かれるのだろうと思っていたため、本ルートの終わり方には当初少し驚きがありました。しかし終了後に考えてみると、「不育症であっても子がほしいと願う」という結翔と愛海の姿勢こそが重要なことなので、子を無事に産むことができたかどうかは描かないのも確かにありだなとも思いました。個人的には、タイトル画面のように、愛海が子を抱きしめる未来があってほしいなと思っています。 @ネタバレ終了 不妊症、不育症について多くの学びがあった本作品ですが、それだけでなく、各キャラクターの切実な葛藤が描かれた素晴らしい作品であったと思います。ありがとうございました。
  • いのちバイバイ自販機
    いのちバイバイ自販機
    実況動画の形にてゲームプレイさせていただきました! 不穏な雰囲気の中でかわいい女の子に目をひかれゲームを開始したものの、 最初の戸惑いはどこへやら、、徐々に「バイバイ」を押す手が止まらなくなり彼女とのやり取りを楽しんでいる自分がいました。 @ネタバレ開始 きっと作者様は哲学的思考だったり、言葉遊びがとてもお好きなんだろうなぁ…と考えながら小ネタを自分なりに解釈できると、テーマを何となく知れた気分になってどっぷりと世界観に浸らせていただきました…! マキナちゃんの本名を推測すると自動販売機でバイバイしている事にも納得で、主人公を救う立場にもあるというテーマにも感服です… メタ的に「10種類10通りの…」との発言が出たため、結局ランダムに発生しているイベントなのか、はたまた舞台でシナリオが決まっているような状態なのか、、判別がつかず、結局作者様の掌の上で踊らされているような状況がとっても楽しかったです!!! @ネタバレ終了 ストーリーの展開が素晴らしいのはもちろん、 魅力的なイラストビジュアルが驚くほどたくさん用意されていて 作者さまの世界観を堪能させていただきました!! おそらく2エンド回収できていないプレイヤーな気がしますが、、 素敵なゲーム作品をありがとうございました!!
  • マリオネット・パラシュート
    マリオネット・パラシュート
    作者さんが公開されていた他のゲーム(『初恋焦って砕けたら』)がすごく面白かったので、その流れで本作もプレイしました。結果、こちらもすごく楽しんでプレイさせていただきました。ありがとうございます。 『初恋焦って砕けたら』のときにも思ったのですが、本作の恋愛対象であるところのクドーさんといい、相手を尊重した距離感の取り方がどちらの殿方もかなり良くて、こういう態度もっとちゃんと見習わないとな……としみじみ思ったりもしたりなんだり。 EDも全て回収したのですが、 @ネタバレ開始 一番最初に到達したハッピーエンドと言えるだろう「救済」以外がむしろ本作の要というか、沼みたいな仕掛けになっているとは……でした。というか、他のEDを回ってるからこそ、最初に目にしたときにはえらい大仰なと思った「救済」というタイトルの意味も分かるようになっているのが全てを終えてほんのりぞっとしたというか(一応のハッピーエンドをやっている、SMの萌芽である「開花」もあれはあれで救いがないニュアンスが強そうだなあと全EDを読むとなおさら思ったり)。 追加でプレイできるED4で、アルバイトも現れず孤独に研究を続けているクドーさんが自らの孤独を思い返し、ゴールデンレコードに込められたあの挨拶の言葉を自分にも向けてくれる人が現れてくれたら……と独白するところでめちゃくちゃ切なくなった直後に隕石の如き急転直下でその彼を撃ち抜いていろいろの答え合わせをしていくやりきれなさも、あくまで淡々と描写されているのにすごくて。もはや、恐らくは(恐らくはですが)作中で彼自身が語った『たったひとつの冴えたやりかた』のあらすじにあったようなわずかな間の宇宙人との交流にすら臨めないままにパラサイトされる終わりがそこにあるという報われなさ。多分にゴールデンレコード経由で機械的に模倣しただけだろう挨拶が──確かに自分自身がそう望んだように、なぜだか自分でも強く惹かれていた対象に──冷たく向けられるって、「つらいよ!!!!!」 @ネタバレ終了 って力いっぱい心の中で思いました。 恋愛×SFというより、恋愛とSFが平行して織り込まれている作品でした。概要文にあるように「恋愛も出来るコズミックサイコホラーゲーム」という看板に偽りなしでした。 本作でもすてきな作品をありがとうございます。
  • 生き残れ ゴキンちゃん!
    生き残れ ゴキンちゃん!
    かわいいイラストがたくさん見れて良かったです。明るいBGMで軽快に進んでいった先に!!!住みやすそうな場所があってそれはそれは良かったねで終わるのか終わらないのか、想像するのが楽しいです。 楽しくプレイできました。ありがとうございました。
  • 椿電鉄
    椿電鉄
    素敵なサムネイルに惹かれてプレイさせていただきました! @ネタバレ開始 3駅目あたりから「これ……ツバキ……実は死んどるやつよなぁ……」など思い始め、終点でツバキくんの色が少し薄く見え確信、エンディングで見事にゾッとしました。わかってても怖いもんは怖い。 意味怖系大好きな私にとっては大の満足でした! ……2周目、窓に手形つきまくってる背景で肝を冷やしたのはまた別のお話。 それにしても、唯一の取り柄が崩れるのってほんとキツいもんがありますよね……よく頑張ったよ…… 余談ですが、私自身の校内での成績順位がツバキくんと似た感じで高校でガクッと下がった組……(ツバキくんほど偏差値高いところではないし原因は趣味重視の結果の勉強サボりなので一緒にすんなって感じですが) 何か歯車が違ったらああなっていたかもしれないって人、私以外にもいそうなのが本当の怖いところですね……(小並感) @ネタバレ終了 素敵な作品ありがとうございました!
  • BAD ENDLESS THEATER
    BAD ENDLESS THEATER
    「兎角様のADVだと!?こりゃプレイするっきゃないよなぁ!?」みたいな勢いでプレイさせていただきました! 世界観ほんと好きなんです!! @ネタバレ開始 サムネからそんな気はしていたけどやっぱり劇場の2人だぁぁぁ!! 前に○ixivで見た時、シリーズを勢いのあまり恐らく数日で読破したあのシリーズのあの2人だぁぁぁ!! しかもあの敗北ifイラストからの派生だぁぁぁ!!!(コメ主の感謝の雄叫び) 初見で恐らく確定バッドエンドなの美味しすぎる……(ちなみに様子見√でした、ほんとごめん女神様) そして赤字の呪いも恐らく初見時に確定付与……!?強すぎるってほんと(爆褒め) 実は2周目以降も同一選択肢は同一endだと思ってtrue出すまでになかなか遠回りをした気がする私。後は忍耐必須√のみかな……???(とか言って未回収要素しかない気がして不安な私) @ネタバレ終了 素敵な作品ありがとうございました!!
  • 鬼桜
    鬼桜
    作者様の他作品が好きで、ずっとプレイしたいと思っていた作品、ようやく全エンドコンプすることができました! プレイ前は人と鬼による異種間争いのような、ファンタジー展開を予想していたのですが(人間に隠れて生きる鬼とか、異種族同士の絆とかもろもろ)、どこまでも真っ直ぐにヒューマンドラマな展開で、それゆえ胸が痛くなったり、それぞれのキャラクターが抱えているものに共感したり、とても心動かされる物語でした。 前評判どおり立ち絵もスチルも豊富で、メインではないキャラを含めるとものすごい数のキャラクターがいるにも関わらず、名前のないキャラにすら立ち絵がしっかりあるのに感動しました。 スチルが豊富なことの良さとして、特に殺陣のシーンは大変見ごたえがありました。 まるでアニメーションを見ているような臨場感のある演出、シナリオからイラスト、音楽などあらゆる工程をほぼお一人で作られているからこそできることだと思います。 @ネタバレ開始 お話としては恨み、憎しみが生み出す終わりのない連鎖と、それを断ち切ろうとする人々の強さと優しさが心にしみました。 白兎ちゃんが焔緋さんたちと出会って、悲しげな表情、諦め気味な言動が目立つところから、穏やかな笑顔を見せ、大切な人のために何ができるかを考えるように変わっていく姿が、本当に印象的でした。 「鬼」の定義についても考えさせられました。この物語の中の「鬼」は誰の心の中にでもいて、悲しみや憎しみが溢れることで、自分の中の鬼に飲まれて生まれるものなのだろうと。 誰かの罪を許せないとしても、断罪のために鬼になってしまえば、罪なき人が苦しみ、また新しい鬼が生まれる。その連鎖を断ち切ろうとした焔緋さんは、本当に心の強い人だと思います。 「自分の正しさを守るために戦うけど、それは相手も同じ」「殺して手に入れる理想は虚しい」一度は復讐に手を染めた彼だからこそ言える言葉なのだと感じました。 そのうえで遠州さんの言うことも、痛いほどに分かります。戦わなければ守れないものもあるし、自分が戦いたくないと思ったところで相手が引くとも限らない。 最後まで自分の信念を貫き通そうとする彼の生きざまは、たとえ間違えた道を辿ったとしても、カッコいいと思えました。 夜月さんのイケオジは、本当に刺さる…。 キャラで言えば菫ちゃんが本当に可愛くて、ラストまで見てるとこれは浅葱君と…(にやにや)な感じもまた良かったです! 騒動が終わった後の橡君は、最初の頃の白兎ちゃんを見ているようで、本当に痛々しくて…。同じように苦しんだ焔緋さんの言葉だから響いたのではないかと思えました。 復讐ではなく、人のぬくもりが連鎖していくシーン、大変胸が熱くなりました。 締めくくりは、桜の木の下で。もう一人じゃない、寂しくないという白兎ちゃんの姿に心洗われる思いでした。 キャラクター的にはいつもなら橡君のような、クールな少年キャラが好きなのですが、鬼桜に関しては焔緋さん派ですね。 ただここまで見届けると、これからのみんなが幸せであれば何でもいいやって気持ちが強いです。 エンドは全て見ましたが、エンド3の哀しさが…すべて失った白兎ちゃんの横顔、とても切なかったです。 エンド4はまだ未来があるものの、あまりに多くの希望を失ったエンドでした。 ただ一つ良かったことといえば、大人になった白兎ちゃんが美しいこと。きっと彼女はこれから先も焔緋さんを待ち続けるのだろうと思いました。 エンドコンプをスムーズにするために、トゥルーエンドを途中で見たのですが、この作品に限っては、他のエンドからコンプするのが良いと感じました。多くの人が幸せになれる、未来がある道があると知ってからの切ないエンドは、切なさが増しますね…。 @ネタバレ終了 正しさの意味を問う、暖かな春のような素晴らしい長編作品でした。 桜の季節に、またプレイしたいと思います!